JP2000136758A - 過給ディーゼルエンジンの排気再循環システム - Google Patents
過給ディーゼルエンジンの排気再循環システムInfo
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- F02M26/04—EGR systems specially adapted for supercharged engines with a single turbocharger
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- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】2004年エミッション規制に合格可能な、高
いEGR率が可能で高い熱効率を維持し得るEGRシス
テムを提供する。 【解決手段】ターボ過給機13を備えた主動力用ディー
ゼルエンジン11と、これに連結して排気再循環ガスを
供給する副動力用エンジン18を設け、ディーゼルエン
ジン11の負荷と吸気量に応じて副動力用エンジン18
の排出ガス量を調整し排気再循環率を制御する。また、
エンジンの最高トルク回転速度より高い速度において最
大能力となるターボ過給機を備えた主動力用ディーゼル
エンジン11と、これに連結して排気再循環ガスを供給
する副動力用エンジン18を設け、該副動力用エンジン
によりターボ過給機と直列に設置した容積型過給機を駆
動するとともに、前記ディーゼルエンジンの負荷に応じ
て、またそのときの吸気量に応じて前記副動力用エンジ
ンの排出ガス量を調整し排気再循環率を制御する。
いEGR率が可能で高い熱効率を維持し得るEGRシス
テムを提供する。 【解決手段】ターボ過給機13を備えた主動力用ディー
ゼルエンジン11と、これに連結して排気再循環ガスを
供給する副動力用エンジン18を設け、ディーゼルエン
ジン11の負荷と吸気量に応じて副動力用エンジン18
の排出ガス量を調整し排気再循環率を制御する。また、
エンジンの最高トルク回転速度より高い速度において最
大能力となるターボ過給機を備えた主動力用ディーゼル
エンジン11と、これに連結して排気再循環ガスを供給
する副動力用エンジン18を設け、該副動力用エンジン
によりターボ過給機と直列に設置した容積型過給機を駆
動するとともに、前記ディーゼルエンジンの負荷に応じ
て、またそのときの吸気量に応じて前記副動力用エンジ
ンの排出ガス量を調整し排気再循環率を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、殊に過給機を備え
たディーゼルエンジンにおける排気再循環(以下EGR
と称す)システムに関するものである。
たディーゼルエンジンにおける排気再循環(以下EGR
と称す)システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】過給ディーゼルエンジンのエミッショ
ン、殊にNOXの低減の目的でEGRすることは現在も
普及しているが、西暦2004年以降に実施されようと
しているいわゆる「2004年エミッション規制」に適
合する技術の開発は、現時点では多くの進展は見られて
いない。即ち、前記2004年規制の内容は国により異
なるが、少なくとも80%負荷ないし全負荷において、
NOX及び固形排出物(以下PMと称す)の排出即エミ
ッションは現状以下に規制されることが予測されるが、
目下のところ実現可能な対応技術は、EGRしかないの
が実状である。
ン、殊にNOXの低減の目的でEGRすることは現在も
普及しているが、西暦2004年以降に実施されようと
しているいわゆる「2004年エミッション規制」に適
合する技術の開発は、現時点では多くの進展は見られて
いない。即ち、前記2004年規制の内容は国により異
なるが、少なくとも80%負荷ないし全負荷において、
NOX及び固形排出物(以下PMと称す)の排出即エミ
ッションは現状以下に規制されることが予測されるが、
目下のところ実現可能な対応技術は、EGRしかないの
が実状である。
【0003】図5に示すターボ過給機(以下TCと称
す)を備えた過給ディーゼルエンジン(以下ターボ過給
DEと称す)1においてEGRする場合、排気路2に設
けたTCのタービンTの下流の排気を、EGR通路3に
よって吸気路4に設けた圧縮機Cの上流(大気側)に流
すことは容易であるが、EGR通路3内を流れる排出ガ
スには、周知の如くNOX、SOX等の腐蝕成分を含み、
このため圧縮機Cや給気冷却器5を腐蝕させるばかりで
なく、PMが圧縮機Cや給気冷却器5内に付着して給気
の流れの抵抗となるおそれがある。前記弊害を避けるた
めには、図5のEGR通路3’の如く、排気路2におけ
るタービンTの上流と、吸気路4における給気冷却器5
の下流間をバイパスするように連結することが考えられ
る。
す)を備えた過給ディーゼルエンジン(以下ターボ過給
DEと称す)1においてEGRする場合、排気路2に設
けたTCのタービンTの下流の排気を、EGR通路3に
よって吸気路4に設けた圧縮機Cの上流(大気側)に流
すことは容易であるが、EGR通路3内を流れる排出ガ
スには、周知の如くNOX、SOX等の腐蝕成分を含み、
このため圧縮機Cや給気冷却器5を腐蝕させるばかりで
なく、PMが圧縮機Cや給気冷却器5内に付着して給気
の流れの抵抗となるおそれがある。前記弊害を避けるた
めには、図5のEGR通路3’の如く、排気路2におけ
るタービンTの上流と、吸気路4における給気冷却器5
の下流間をバイパスするように連結することが考えられ
る。
【0004】しかしながら、ターボ過給DEの全負荷近
くにおいてTCが発生する給気圧力は、図6の線1−2
で示すように、線3−4で表わされるタービンTの上流
の圧力よりも高く、点aから点bへとEGRすることは
不可能である。また、ディーゼルエンジンによって、そ
のクランク軸から機械駆動される過給機(以下SCと称
す)による過給の場合は、排気圧力は図6における線5
−6で表わされる変化、即ちほぼ大気圧に近い圧力を保
つから、これはまったくEGRを不可能としている。
くにおいてTCが発生する給気圧力は、図6の線1−2
で示すように、線3−4で表わされるタービンTの上流
の圧力よりも高く、点aから点bへとEGRすることは
不可能である。また、ディーゼルエンジンによって、そ
のクランク軸から機械駆動される過給機(以下SCと称
す)による過給の場合は、排気圧力は図6における線5
−6で表わされる変化、即ちほぼ大気圧に近い圧力を保
つから、これはまったくEGRを不可能としている。
【0005】そこで、本発明者は特願平5−20888
9号において、図5における圧縮機Cの大気側からのE
GRを可能にするため、前記DEに火花点火式エンジン
(以下SIEと称す)を併設し、腐食性ガス及び汚染物
質を殆ど含まないSIEの排出ガスを、更に三元触媒に
よりNOXを除去した後にDEにEGRするシステム
(ハイブリッドEGRシステム;以下H−EGRと称
す)を提案した。しかしその後検討の結果、前記H−E
GRでは、前記SIEの負荷としてSC及びDEの補機
を駆動するのみであり、このためSIEの負荷が少な
く、したがってSIEの吸気量や排出ガス量がこの負荷
によって限定されてEGR率(エンジンの吸気量とEG
Rガス量の割合)が低く、このままでは到底前記200
4年の規制値に合格できないことが判明した。
9号において、図5における圧縮機Cの大気側からのE
GRを可能にするため、前記DEに火花点火式エンジン
(以下SIEと称す)を併設し、腐食性ガス及び汚染物
質を殆ど含まないSIEの排出ガスを、更に三元触媒に
よりNOXを除去した後にDEにEGRするシステム
(ハイブリッドEGRシステム;以下H−EGRと称
す)を提案した。しかしその後検討の結果、前記H−E
GRでは、前記SIEの負荷としてSC及びDEの補機
を駆動するのみであり、このためSIEの負荷が少な
く、したがってSIEの吸気量や排出ガス量がこの負荷
によって限定されてEGR率(エンジンの吸気量とEG
Rガス量の割合)が低く、このままでは到底前記200
4年の規制値に合格できないことが判明した。
【0006】2004年規制値に合格させるためには、
図7即ち本発明者が研究成果を発表した論文、SAE
PAPER 960842 「An Elegant Solution fo
rVehicle Diesel's Emission and Economy - Hybrid EG
R System」 に掲載されたハイブリッドEGRと通常の
EGRとのNOX 濃度の比較図によれば、少なくともデ
ィーゼルエンジンの吸気量の10%を前記SIEの排出
ガスによってEGRすることが必要であるが、従来は前
記目的でNOX を200PPM以下になるよう排出ガス
量即ちEGR率を制御するシステムがなかったのが現状
である。要するに現状では、過給給気を冷却し、更にE
GRするしかないのであるが、この方法では、車両の急
加速時、エンジンは全負荷状態で加速されても、TCに
は加速遅れがあるためエンジンの吸入空気量が不足し、
不完全燃焼によるエミッションの増加は避けられないの
である。
図7即ち本発明者が研究成果を発表した論文、SAE
PAPER 960842 「An Elegant Solution fo
rVehicle Diesel's Emission and Economy - Hybrid EG
R System」 に掲載されたハイブリッドEGRと通常の
EGRとのNOX 濃度の比較図によれば、少なくともデ
ィーゼルエンジンの吸気量の10%を前記SIEの排出
ガスによってEGRすることが必要であるが、従来は前
記目的でNOX を200PPM以下になるよう排出ガス
量即ちEGR率を制御するシステムがなかったのが現状
である。要するに現状では、過給給気を冷却し、更にE
GRするしかないのであるが、この方法では、車両の急
加速時、エンジンは全負荷状態で加速されても、TCに
は加速遅れがあるためエンジンの吸入空気量が不足し、
不完全燃焼によるエミッションの増加は避けられないの
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明が解決
しようとする課題は、前記2004年エミッション規制
に合格可能で、高いEGR率を可能とするとともに、高
い熱効率を維持し得るEGRシステムを提供するにあ
る。
しようとする課題は、前記2004年エミッション規制
に合格可能で、高いEGR率を可能とするとともに、高
い熱効率を維持し得るEGRシステムを提供するにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明過給ディーゼルエンジンの排気再循環システム
は、ターボ過給機を備えた主動力用ディーゼルエンジン
と、これに連結して排気再循環ガスを供給しうる副動力
用エンジンを設け、前記ディーゼルエンジンの負荷に応
じて、またそのときの吸気量に応じて前記副動力用エン
ジンの排出ガス量を調整し、排気再循環率を制御するこ
とを特徴とする第1の発明と、エンジンの最高トルク回
転速度より高い速度において最大能力となるターボ過給
機を備えた主動力用ディーゼルエンジンと、これに連結
して排気再循環ガスを供給しうる副動力用エンジンを設
け、該副動力用エンジンによりターボ過給機と直列に設
置された容積型過給機を駆動せしめるとともに、前記デ
ィーゼルエンジンの負荷に応じて、またそのときの吸気
量に応じて前記副動力用エンジンの排出ガス量を調整
し、排気再循環率を制御することを特徴とする第2の発
明とからなる。
の本発明過給ディーゼルエンジンの排気再循環システム
は、ターボ過給機を備えた主動力用ディーゼルエンジン
と、これに連結して排気再循環ガスを供給しうる副動力
用エンジンを設け、前記ディーゼルエンジンの負荷に応
じて、またそのときの吸気量に応じて前記副動力用エン
ジンの排出ガス量を調整し、排気再循環率を制御するこ
とを特徴とする第1の発明と、エンジンの最高トルク回
転速度より高い速度において最大能力となるターボ過給
機を備えた主動力用ディーゼルエンジンと、これに連結
して排気再循環ガスを供給しうる副動力用エンジンを設
け、該副動力用エンジンによりターボ過給機と直列に設
置された容積型過給機を駆動せしめるとともに、前記デ
ィーゼルエンジンの負荷に応じて、またそのときの吸気
量に応じて前記副動力用エンジンの排出ガス量を調整
し、排気再循環率を制御することを特徴とする第2の発
明とからなる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
4により詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施形
態を表すもので、11は主動力を発生するディーゼルエ
ンジン(以下DEと称す)で、その排気管12はターボ
過給機13のタービン13aに連通し、排気管12内の
高圧の排気はタービン13a内で断熱膨張して、排気管
14より大気に放出される。一方、前記タービン13a
により駆動される圧縮機13bは大気を吸入管15より
吸入し、断熱圧縮して給気管16内に圧送され、ここに
配設された給気冷却器17により冷却された後、DE1
1に供給される。
4により詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施形
態を表すもので、11は主動力を発生するディーゼルエ
ンジン(以下DEと称す)で、その排気管12はターボ
過給機13のタービン13aに連通し、排気管12内の
高圧の排気はタービン13a内で断熱膨張して、排気管
14より大気に放出される。一方、前記タービン13a
により駆動される圧縮機13bは大気を吸入管15より
吸入し、断熱圧縮して給気管16内に圧送され、ここに
配設された給気冷却器17により冷却された後、DE1
1に供給される。
【0010】18は火花点火式エンジン(SIE)で、
前記DE11に併設され、その動力は、一定回転比の動
力伝達機構の一種、即ち動力をクランク軸18aより取
り出し、小プーリ19及びベルト20によってDE11
のクランク軸11aに取り付けた大プーリ21に伝達さ
れ、DE11にトルクを付加している。前記SIE18
は、アクチュエータ22によりレバー23で回動するス
ロットルバルブ24を備えた吸気管25から吸気し、排
気はEGR管26により、該管26中に配設した三元触
媒27及びEGR用クーラ28を経て前記吸入管15の
側口15aに導かれる。29は電子制御器で、それぞれ
DE11の燃料噴射ポンプ30と、吸入管15及び吸気
管25に設けた流量計31、32と、前記アクチュエー
タ22に接続されている。
前記DE11に併設され、その動力は、一定回転比の動
力伝達機構の一種、即ち動力をクランク軸18aより取
り出し、小プーリ19及びベルト20によってDE11
のクランク軸11aに取り付けた大プーリ21に伝達さ
れ、DE11にトルクを付加している。前記SIE18
は、アクチュエータ22によりレバー23で回動するス
ロットルバルブ24を備えた吸気管25から吸気し、排
気はEGR管26により、該管26中に配設した三元触
媒27及びEGR用クーラ28を経て前記吸入管15の
側口15aに導かれる。29は電子制御器で、それぞれ
DE11の燃料噴射ポンプ30と、吸入管15及び吸気
管25に設けた流量計31、32と、前記アクチュエー
タ22に接続されている。
【0011】前記構成により、DE11及びSIE18
を駆動するときは、前記のようにDE11の排気は排気
管12を経てターボ過給機13のタービン13aを駆動
した後、排気管14より大気に放出されるが、このとき
タービン13aが圧縮機13bを駆動し、圧縮機13b
は吸入管15より大気を吸入して圧縮し、給気管16に
圧入して給気冷却器17で冷却した後、DE11に給気
される。一方、SIE18は、DE11にトルクを提供
するほか、大気を吸気管25から吸入してストイキメト
リー(Stoichiometry)な混合気を燃焼した後、排気をE
GR管26に排出し、三元触媒27により酸素、NOX
及びPMを含有しない排出ガスとした上、EGR用クー
ラ28を経て吸入管15に合流させ、EGRさせるので
ある。
を駆動するときは、前記のようにDE11の排気は排気
管12を経てターボ過給機13のタービン13aを駆動
した後、排気管14より大気に放出されるが、このとき
タービン13aが圧縮機13bを駆動し、圧縮機13b
は吸入管15より大気を吸入して圧縮し、給気管16に
圧入して給気冷却器17で冷却した後、DE11に給気
される。一方、SIE18は、DE11にトルクを提供
するほか、大気を吸気管25から吸入してストイキメト
リー(Stoichiometry)な混合気を燃焼した後、排気をE
GR管26に排出し、三元触媒27により酸素、NOX
及びPMを含有しない排出ガスとした上、EGR用クー
ラ28を経て吸入管15に合流させ、EGRさせるので
ある。
【0012】前記作用の際、燃料噴射ポンプ30に設け
た燃料センサ及び前記流量計31、32により、DE1
1のその時時の燃料噴射量即ち平均有効圧力(以下BM
EPと称す)及びDE11、SIE18における吸入空
気量が計測され、これが電子制御器29に送られ、予め
記憶させた吸入空気量、燃料噴射量に対する最適EGR
マップと比較・演算されて、前記アクチュエータ22に
信号が発せられる。これによりレバー23を介してスロ
ットルバルブ24の開度が調節され、SIE18の吸入
空気量が調整されるのである。
た燃料センサ及び前記流量計31、32により、DE1
1のその時時の燃料噴射量即ち平均有効圧力(以下BM
EPと称す)及びDE11、SIE18における吸入空
気量が計測され、これが電子制御器29に送られ、予め
記憶させた吸入空気量、燃料噴射量に対する最適EGR
マップと比較・演算されて、前記アクチュエータ22に
信号が発せられる。これによりレバー23を介してスロ
ットルバルブ24の開度が調節され、SIE18の吸入
空気量が調整されるのである。
【0013】例えば前記2004年規制において、NO
X の規制値が200PPMであるとすると、図7から、
BMEPが0.4MPaのときは、H−EGRの場合約
10%のEGR率が要求され、更にBMEPが増大する
と最大約15%のEGR率が要求される。従って、DE
11の負荷率即ち燃料噴射量とそのときの吸入空気量に
応じてH−EGR量を調節することが必要である。本願
発明の前記実施形態のものでは、前記の如く電子制御器
29は燃料噴射ポンプからの燃料噴射量の情報と、その
ときのDE11及びSIE18の流量計31、32から
の吸入空気量の情報を得てEGR率を決定し、前記のよ
うにアクチュエータ22に命じてスロットルバルブ24
の開度を調節する。之によって、EGRガス量が調節さ
れ、所望のH−EGR率としつつ所望のNOX 値とする
ことができるのである。
X の規制値が200PPMであるとすると、図7から、
BMEPが0.4MPaのときは、H−EGRの場合約
10%のEGR率が要求され、更にBMEPが増大する
と最大約15%のEGR率が要求される。従って、DE
11の負荷率即ち燃料噴射量とそのときの吸入空気量に
応じてH−EGR量を調節することが必要である。本願
発明の前記実施形態のものでは、前記の如く電子制御器
29は燃料噴射ポンプからの燃料噴射量の情報と、その
ときのDE11及びSIE18の流量計31、32から
の吸入空気量の情報を得てEGR率を決定し、前記のよ
うにアクチュエータ22に命じてスロットルバルブ24
の開度を調節する。之によって、EGRガス量が調節さ
れ、所望のH−EGR率としつつ所望のNOX 値とする
ことができるのである。
【0014】図2に示す実施形態のものは、まず、SI
E18の発生する動力を図1のもののように、トルクの
形でDE11に回収するのではなく、DE11と動力吸
収部即ち商業車の場合は変速機及びタイヤ(いれも図示
せず)との間に遊星歯車装置33を設け、SIE18の
動力によって駆動軸44の速度をDE11のクランク軸
11aの回転速度よりも増速させてSIE18の動力を
回収するものである。また、SIE18によってSC3
4を駆動し、ターボ過給機13とともに2段過給とする
ことを特徴とするものであって、本願発明者の発明に係
る特願平8−358847号の改良に係る。
E18の発生する動力を図1のもののように、トルクの
形でDE11に回収するのではなく、DE11と動力吸
収部即ち商業車の場合は変速機及びタイヤ(いれも図示
せず)との間に遊星歯車装置33を設け、SIE18の
動力によって駆動軸44の速度をDE11のクランク軸
11aの回転速度よりも増速させてSIE18の動力を
回収するものである。また、SIE18によってSC3
4を駆動し、ターボ過給機13とともに2段過給とする
ことを特徴とするものであって、本願発明者の発明に係
る特願平8−358847号の改良に係る。
【0015】図2に示すものでは、主動力を発生するD
E11の排気管12はターボ過給機13のタービン13
aに連通し、排気管12内の高圧の排気はタービン13
a内で断熱膨張して、排気管14より大気に放出され
る。一方前記タービン13aにより駆動される圧縮機1
3bは大気を吸入管15より吸入し、断熱圧縮して給気
管16内に圧送するが、給気は給気管16に介装した給
気冷却器17を経てSIE18により駆動されるSC3
4に導かれ、更に圧縮されて給気管16’に配設された
給気冷却器17’により冷却された後、DE11に供給
される。
E11の排気管12はターボ過給機13のタービン13
aに連通し、排気管12内の高圧の排気はタービン13
a内で断熱膨張して、排気管14より大気に放出され
る。一方前記タービン13aにより駆動される圧縮機1
3bは大気を吸入管15より吸入し、断熱圧縮して給気
管16内に圧送するが、給気は給気管16に介装した給
気冷却器17を経てSIE18により駆動されるSC3
4に導かれ、更に圧縮されて給気管16’に配設された
給気冷却器17’により冷却された後、DE11に供給
される。
【0016】前記SIE18は前記DE11に併設さ
れ、その動力はクランク軸18aより取り出されて後記
遊星歯車装置33を介してDE11のクランク軸11a
と連結されている。SIE18は、アクチュエータ22
によりレバー23で回動するスロットルバルブ24を備
えた吸気管25から吸気し、排気はEGR管26によ
り、該管26中に配設した三元触媒27及びEGR用ク
ーラ28を経て前記吸入管15の側口15aに導かれ
る。電子制御器29は、前記同様それぞれDE11の燃
料噴射ポンプ30と、吸入管15及び吸気管25に設け
た流量計31、32と、前記アクチュエータ22都、D
E11及びSIE18の各クランク軸11a、18aに
配設した回転速度計35、36に接続されている。
れ、その動力はクランク軸18aより取り出されて後記
遊星歯車装置33を介してDE11のクランク軸11a
と連結されている。SIE18は、アクチュエータ22
によりレバー23で回動するスロットルバルブ24を備
えた吸気管25から吸気し、排気はEGR管26によ
り、該管26中に配設した三元触媒27及びEGR用ク
ーラ28を経て前記吸入管15の側口15aに導かれ
る。電子制御器29は、前記同様それぞれDE11の燃
料噴射ポンプ30と、吸入管15及び吸気管25に設け
た流量計31、32と、前記アクチュエータ22都、D
E11及びSIE18の各クランク軸11a、18aに
配設した回転速度計35、36に接続されている。
【0017】前記遊星歯車装置33は、DE11のクラ
ンク軸(出力軸)11aの一端に固定され、内側に多数
のピン37aを備えた円板37と、該ピン37aに回転
自在に支持された遊星歯車(群)38と、該遊星歯車
(群)38の内側で噛み合うサンギヤ39と、該サンギ
ヤ39と一体で前記クランク軸11aに嵌装した支持盤
40と、該支持盤40の他端外周に設けた大歯車41
と、前記SIE18のクランク軸18a端部に取り付け
られ、前記大歯車41と噛み合うピニオンギヤ42と、
前記遊星歯車(群)38の外側において噛み合う内歯歯
車43とからなり、該内歯歯車43は前記変速機に連結
する駆動軸44に固定されている。
ンク軸(出力軸)11aの一端に固定され、内側に多数
のピン37aを備えた円板37と、該ピン37aに回転
自在に支持された遊星歯車(群)38と、該遊星歯車
(群)38の内側で噛み合うサンギヤ39と、該サンギ
ヤ39と一体で前記クランク軸11aに嵌装した支持盤
40と、該支持盤40の他端外周に設けた大歯車41
と、前記SIE18のクランク軸18a端部に取り付け
られ、前記大歯車41と噛み合うピニオンギヤ42と、
前記遊星歯車(群)38の外側において噛み合う内歯歯
車43とからなり、該内歯歯車43は前記変速機に連結
する駆動軸44に固定されている。
【0018】前記構成により、DE11及びSIE18
を駆動するときは、前記のようにDE11の排気は排気
管12を経てターボ過給機13のタービン13aを駆動
した後、排気管14より大気に放出されるが、このとき
タービン13aが圧縮機13bを駆動し、圧縮機13b
は吸入管15より大気を吸入して圧縮し、給気管16に
圧入して給気冷却器17で冷却した後、更にSIE18
により駆動されるSC34に導かれ、更に圧縮されて給
気管16’に配設された給気冷却器17’により冷却さ
れた後、DE11に供給される。
を駆動するときは、前記のようにDE11の排気は排気
管12を経てターボ過給機13のタービン13aを駆動
した後、排気管14より大気に放出されるが、このとき
タービン13aが圧縮機13bを駆動し、圧縮機13b
は吸入管15より大気を吸入して圧縮し、給気管16に
圧入して給気冷却器17で冷却した後、更にSIE18
により駆動されるSC34に導かれ、更に圧縮されて給
気管16’に配設された給気冷却器17’により冷却さ
れた後、DE11に供給される。
【0019】一方、SIE18は、クランク軸18a端
に動力を発生するほか、大気を吸気管25から吸入して
前記同様ストイキメトリー(Stoichiometry)な混合気を
燃焼した後、排気をEGR管26に排出し、三元触媒2
7、EGR用クーラ28を経て吸入管15に合流させ、
EGRさせるのである。クランク軸18a端に発生した
SIE18の動力は、前記ピニオンギヤ42より大歯車
41、支持盤40を経、サンギヤ39を介して遊星歯車
(群)38を回転せしめ、増速して内歯歯車43を回転
して駆動軸44に動力を伝達し、動力を回収する。
に動力を発生するほか、大気を吸気管25から吸入して
前記同様ストイキメトリー(Stoichiometry)な混合気を
燃焼した後、排気をEGR管26に排出し、三元触媒2
7、EGR用クーラ28を経て吸入管15に合流させ、
EGRさせるのである。クランク軸18a端に発生した
SIE18の動力は、前記ピニオンギヤ42より大歯車
41、支持盤40を経、サンギヤ39を介して遊星歯車
(群)38を回転せしめ、増速して内歯歯車43を回転
して駆動軸44に動力を伝達し、動力を回収する。
【0020】前記作用の際、前記同様燃料噴射ポンプ3
0に設けた燃料センサ及び前記流量計31、32によ
り、DE11のその時時の燃料噴射量即ちBMEPとD
E11、SIE18における吸入空気量が計測され、こ
れが電子制御器29に送られ、予め記憶させた吸入空気
量、燃料噴射量に対する最適EGRマップと比較・演算
されて、前記アクチュエータ22に信号が発せられる。
これによりレバー23を介してスロットルバルブ24の
開度が調節され、SIE18の吸入空気量が調整され
る。
0に設けた燃料センサ及び前記流量計31、32によ
り、DE11のその時時の燃料噴射量即ちBMEPとD
E11、SIE18における吸入空気量が計測され、こ
れが電子制御器29に送られ、予め記憶させた吸入空気
量、燃料噴射量に対する最適EGRマップと比較・演算
されて、前記アクチュエータ22に信号が発せられる。
これによりレバー23を介してスロットルバルブ24の
開度が調節され、SIE18の吸入空気量が調整され
る。
【0021】ここで、上述の如き構成の特願平8−35
8847号に係るハイブリッド過給エンジンの基本的作
用を図3により詳細に説明すれば、先ず、図3の点1は
ターボ過給機の実用化し得る最高能力点を示すが、ハイ
ブリッド過給エンジンでは、点1に相当するBMEPを
得てもSC34による2段過給によって更にDE11の
BMEPを高めようとするものである。即ち、図3の点
1から更にエンジン速度を高める場合は、線1−4の方
向にターボ過給機の作動点が動き、線2−3で示される
ターボ過給機13の速度限界を超え、更にターボ過給機
13とSC34との2段過給によって給気圧力を高めB
MEPを高めようとすると、線1−6とターボ過給機は
線3−5で示されるサージ限界を超えて作動することに
なり、運転不能となる。
8847号に係るハイブリッド過給エンジンの基本的作
用を図3により詳細に説明すれば、先ず、図3の点1は
ターボ過給機の実用化し得る最高能力点を示すが、ハイ
ブリッド過給エンジンでは、点1に相当するBMEPを
得てもSC34による2段過給によって更にDE11の
BMEPを高めようとするものである。即ち、図3の点
1から更にエンジン速度を高める場合は、線1−4の方
向にターボ過給機の作動点が動き、線2−3で示される
ターボ過給機13の速度限界を超え、更にターボ過給機
13とSC34との2段過給によって給気圧力を高めB
MEPを高めようとすると、線1−6とターボ過給機は
線3−5で示されるサージ限界を超えて作動することに
なり、運転不能となる。
【0022】そこでターボ過給機13の最高効率を示す
作動線、線0−1の点1の圧力、及び流量を変化させな
いように、例えばエンジン速度を1.5倍に高めるなら
ば、DE11の点7のサイクル当たりの流量を1/1.
5とすれば、点7の流量は点1と同じとなる。従って、
ターボ過給機13が発生する給気管16への給気圧力及
び流量は変化せず、給気管16’の圧力及び流量はSC
34によって膨張させられ、点7と圧力を下げ、容積を
増やしたことになるのである。同様操作によって線1−
7の流量は一定となる。
作動線、線0−1の点1の圧力、及び流量を変化させな
いように、例えばエンジン速度を1.5倍に高めるなら
ば、DE11の点7のサイクル当たりの流量を1/1.
5とすれば、点7の流量は点1と同じとなる。従って、
ターボ過給機13が発生する給気管16への給気圧力及
び流量は変化せず、給気管16’の圧力及び流量はSC
34によって膨張させられ、点7と圧力を下げ、容積を
増やしたことになるのである。同様操作によって線1−
7の流量は一定となる。
【0023】同様に点1から8にBMEPを高めるに
は、例えばエンジン速度を1/1.5に下げた場合に
は、SC34によって圧力を1.5倍に高めることによ
って線1−8は一定の時間当たり流量とすることができ
る。即ち、エンジン回転速度と流量が比例するSC34
やSIE18の回転速度は一定であることを意味する。
よって、DE11のエンジン速度が変化してもその給気
量は一定している。図3の点8以上に給気圧力を高める
と、DE11の許容最高圧力を超えるので、給気管1
6’に付設された圧力計45の信号を電子制御器29に
伝え、電子制御器29はアクチュエータ22に命じてス
ロットルバルブ24を閉じる方向へ作動させる。これに
よって、SIE18の回転速度を下げ、SC34の回転
速度を下げて点8の給気圧力を維持せしめるのである。
は、例えばエンジン速度を1/1.5に下げた場合に
は、SC34によって圧力を1.5倍に高めることによ
って線1−8は一定の時間当たり流量とすることができ
る。即ち、エンジン回転速度と流量が比例するSC34
やSIE18の回転速度は一定であることを意味する。
よって、DE11のエンジン速度が変化してもその給気
量は一定している。図3の点8以上に給気圧力を高める
と、DE11の許容最高圧力を超えるので、給気管1
6’に付設された圧力計45の信号を電子制御器29に
伝え、電子制御器29はアクチュエータ22に命じてス
ロットルバルブ24を閉じる方向へ作動させる。これに
よって、SIE18の回転速度を下げ、SC34の回転
速度を下げて点8の給気圧力を維持せしめるのである。
【0024】主題であるH−EGRに関して、DE11
が図3の線8−1−7上において空気過剰率(以下λと
称す)2で300PSを発生しているとすると、線8−
1−7は等出力線であるから、10%のEGRをするに
はSIE18が常時30PS×2=60PS相当の仕事
をして排出ガスを吸入管15に流入させることが必要と
なる。点1においては、SC34は給気管16に供給さ
れる給気の圧力及び流量を変えることなく給気管16’
に給気することが本発明の前提であり、従ってSC34
は仕事を全くせず、SIE18の動力は全て、前記遊星
歯車装置33により駆動軸44の速度をDE11のクラ
ンク軸11aの速度より20%高めることによって吸収
される。従って、300PSのDE11に本願発明のE
GRシステムを採用すると、駆動軸44の出力は300
PS+60PS=360PSとなる。
が図3の線8−1−7上において空気過剰率(以下λと
称す)2で300PSを発生しているとすると、線8−
1−7は等出力線であるから、10%のEGRをするに
はSIE18が常時30PS×2=60PS相当の仕事
をして排出ガスを吸入管15に流入させることが必要と
なる。点1においては、SC34は給気管16に供給さ
れる給気の圧力及び流量を変えることなく給気管16’
に給気することが本発明の前提であり、従ってSC34
は仕事を全くせず、SIE18の動力は全て、前記遊星
歯車装置33により駆動軸44の速度をDE11のクラ
ンク軸11aの速度より20%高めることによって吸収
される。従って、300PSのDE11に本願発明のE
GRシステムを採用すると、駆動軸44の出力は300
PS+60PS=360PSとなる。
【0025】また、DE11の軸燃料消費率(以下BS
FCと称す)が150g/ps−hr、SIE18のそ
れが180g/ps−hr(ミラーサイクル採用時)と
すると、燃料消費量は 300PS×150g/ps−
hr+60PS×180g/ps−hr となり、これ
を360PSで割ると、155g/ps−hrのBSF
Cとなり、H−EGRによるBSFCの増加率は3.3
%と2004年におけるエミッション対策による5%以
下のBSFC増加率目標に合格することを示している。
FCと称す)が150g/ps−hr、SIE18のそ
れが180g/ps−hr(ミラーサイクル採用時)と
すると、燃料消費量は 300PS×150g/ps−
hr+60PS×180g/ps−hr となり、これ
を360PSで割ると、155g/ps−hrのBSF
Cとなり、H−EGRによるBSFCの増加率は3.3
%と2004年におけるエミッション対策による5%以
下のBSFC増加率目標に合格することを示している。
【0026】次に、図3の点7について述べると、前提
として線1−7間はDE11は一定の空気量で運転さ
れ、SIE18及びSC34の回転速度及び出力も一定
であるが、SC34は「膨張機」として作用し、いくら
かの動力と給気管16内の圧縮空気から回収しつつ、点
1と同一のEGR率でDE11は運転し続けることにな
る。但し、本発明システムの運転制御の精度を高める目
的で、点7におけるエンジン速度、点10をクランク軸
11aに付設した速度計35により、またSIE18の
クランク軸18aの回転速度とSC34の送風量とを回
転計36により各々測定し、その情報を電子制御器29
に伝えるとともに、DE11の発生するBMEPを、燃
料噴射ポンプ30の燃料噴射量をもって代用特性として
電子制御器29に伝え、該制御器29が前記アクチュエ
ータ22を制御する情報量を増加せしめ、またその精度
を高めるのである。
として線1−7間はDE11は一定の空気量で運転さ
れ、SIE18及びSC34の回転速度及び出力も一定
であるが、SC34は「膨張機」として作用し、いくら
かの動力と給気管16内の圧縮空気から回収しつつ、点
1と同一のEGR率でDE11は運転し続けることにな
る。但し、本発明システムの運転制御の精度を高める目
的で、点7におけるエンジン速度、点10をクランク軸
11aに付設した速度計35により、またSIE18の
クランク軸18aの回転速度とSC34の送風量とを回
転計36により各々測定し、その情報を電子制御器29
に伝えるとともに、DE11の発生するBMEPを、燃
料噴射ポンプ30の燃料噴射量をもって代用特性として
電子制御器29に伝え、該制御器29が前記アクチュエ
ータ22を制御する情報量を増加せしめ、またその精度
を高めるのである。
【0027】ターボ過給機13の最高能力以上のBME
Pを発生する線1−8間も、DE11の吸気量及びSI
E18によるEGR量は一定である。但し、この作動域
においては、SC34は圧縮仕事をして、点1の圧力を
点8にまで高める仕事をすることになる。前記遊星歯車
装置33を通じて駆動軸44に回収される動力を一定に
保つには、SC34の圧縮仕事分だけSIE18の動
力、即ち排出ガス量は増加し、DE11に対するEGR
率を高める。一方、システムとしての燃料消費率は増大
する。
Pを発生する線1−8間も、DE11の吸気量及びSI
E18によるEGR量は一定である。但し、この作動域
においては、SC34は圧縮仕事をして、点1の圧力を
点8にまで高める仕事をすることになる。前記遊星歯車
装置33を通じて駆動軸44に回収される動力を一定に
保つには、SC34の圧縮仕事分だけSIE18の動
力、即ち排出ガス量は増加し、DE11に対するEGR
率を高める。一方、システムとしての燃料消費率は増大
する。
【0028】また、エミッション規制が緩やかな舶用エ
ンジン等においては、ディーゼルエンジンの排出ガスに
よるEGRによっても規制値に合格することは可能であ
り、図2のSIE18の代わりに、副動力としてディー
ゼルエンジンを使用することはSC34の制御を容易に
するばかりでなく、副動力の出力を出力当たりのコスト
として評価することが可能で、システム全体として副動
力そのものはコストを高めないという利点を有してい
る。
ンジン等においては、ディーゼルエンジンの排出ガスに
よるEGRによっても規制値に合格することは可能であ
り、図2のSIE18の代わりに、副動力としてディー
ゼルエンジンを使用することはSC34の制御を容易に
するばかりでなく、副動力の出力を出力当たりのコスト
として評価することが可能で、システム全体として副動
力そのものはコストを高めないという利点を有してい
る。
【0029】図4に示す実施形態のものは、SIE18
からDE11への動力伝達は、図2に示す遊星歯車装置
33に代えて無段変速機(以下CVTと称す)46を使
用するもので、クランク軸11aのトルクを高めること
によってSIE18の動力を回収するものである。上記
以外、システムの基本的な作動、作用は図2に示すもの
と同一である。SIE18のクランク軸18aの一端に
固定された歯車47はCVT46の軸46aの前端に固
定された歯車48と噛み合い、また前記軸46aの後端
に固定された小歯車49は、DE11のクランク軸11
a後端に固定された大歯車50と噛み合うよう構成され
ている。従って、SIE18の動力がDE11のクラン
ク軸11aにトルクを高めるように伝達されるのであ
る。
からDE11への動力伝達は、図2に示す遊星歯車装置
33に代えて無段変速機(以下CVTと称す)46を使
用するもので、クランク軸11aのトルクを高めること
によってSIE18の動力を回収するものである。上記
以外、システムの基本的な作動、作用は図2に示すもの
と同一である。SIE18のクランク軸18aの一端に
固定された歯車47はCVT46の軸46aの前端に固
定された歯車48と噛み合い、また前記軸46aの後端
に固定された小歯車49は、DE11のクランク軸11
a後端に固定された大歯車50と噛み合うよう構成され
ている。従って、SIE18の動力がDE11のクラン
ク軸11aにトルクを高めるように伝達されるのであ
る。
【0030】前記と同様の理由によって、例えば図7の
線8−1−7とDE11のクランク軸11aの一端の回
転速度が変化しても、SIE18及びSC34の回転速
度は一定であることが要求されるから、DE11とSI
E18の速度比を、電子制御器29に伝えられた前記情
報に応じてアクチュエータ51に命じてCVT46の速
度比を変更することにより変更し、これによってDE1
1とSIE18の速度を一定とするのである。
線8−1−7とDE11のクランク軸11aの一端の回
転速度が変化しても、SIE18及びSC34の回転速
度は一定であることが要求されるから、DE11とSI
E18の速度比を、電子制御器29に伝えられた前記情
報に応じてアクチュエータ51に命じてCVT46の速
度比を変更することにより変更し、これによってDE1
1とSIE18の速度を一定とするのである。
【0031】
【発明の効果】本発明の過給ディーゼルエンジンの排気
再循環システムは、ターボ過給機を備えた主動力用ディ
ーゼルエンジンと、これに連結して排気再循環ガスを供
給しうる副動力用エンジンを設け、前記ディーゼルエン
ジンの負荷に応じて、またそのときの吸気量に応じて前
記副動力用エンジンの排出ガス量を調整し、排気再循環
率を制御することを特徴とする第1の発明と、エンジン
の最高トルク回転速度より高い速度において最大能力と
なるターボ過給機を備えた主動力用ディーゼルエンジン
と、これに連結して排気再循環ガスを供給しうる副動力
用エンジンを設け、該副動力用エンジンによりターボ過
給機と直列に設置された容積型過給機を駆動せしめると
ともに、前記ディーゼルエンジンの負荷に応じて、また
そのときの吸気量に応じて前記副動力用エンジンの排出
ガス量を調整し、排気再循環率を制御することを特徴と
する第2の発明とからなるので、第1の発明によれば、
2004年エミッション規制に合格可能な、高いEGR
率を可能とするEGRシステムを提供することができ
る。
再循環システムは、ターボ過給機を備えた主動力用ディ
ーゼルエンジンと、これに連結して排気再循環ガスを供
給しうる副動力用エンジンを設け、前記ディーゼルエン
ジンの負荷に応じて、またそのときの吸気量に応じて前
記副動力用エンジンの排出ガス量を調整し、排気再循環
率を制御することを特徴とする第1の発明と、エンジン
の最高トルク回転速度より高い速度において最大能力と
なるターボ過給機を備えた主動力用ディーゼルエンジン
と、これに連結して排気再循環ガスを供給しうる副動力
用エンジンを設け、該副動力用エンジンによりターボ過
給機と直列に設置された容積型過給機を駆動せしめると
ともに、前記ディーゼルエンジンの負荷に応じて、また
そのときの吸気量に応じて前記副動力用エンジンの排出
ガス量を調整し、排気再循環率を制御することを特徴と
する第2の発明とからなるので、第1の発明によれば、
2004年エミッション規制に合格可能な、高いEGR
率を可能とするEGRシステムを提供することができ
る。
【0032】また、前記第2の発明によれば、2004
年エミッション規制に合格可能な、高いEGR率を可能
とするEGRシステムを提供することができるほか、低
燃費化と、高出力化が可能となり、また、低速時には主
として機械駆動過給によりエンジンへの給気量を増大
し、ターボ過給機を加速するので、ターボラグを発生す
ることなく、急加速時においても定常運転時の性能を発
揮しうるとともに、始動時も機械駆動過給により、エン
ジンの圧縮圧力と温度を高め、低圧縮比とせざるを得な
い高比出力エンジンの始動を容易にする。従ってエンジ
ンを小型、軽量、安価とすることが可能であり、エンジ
ンの信頼性を犠牲とすることなく、NOX の排出をも低
減する効果を有する。
年エミッション規制に合格可能な、高いEGR率を可能
とするEGRシステムを提供することができるほか、低
燃費化と、高出力化が可能となり、また、低速時には主
として機械駆動過給によりエンジンへの給気量を増大
し、ターボ過給機を加速するので、ターボラグを発生す
ることなく、急加速時においても定常運転時の性能を発
揮しうるとともに、始動時も機械駆動過給により、エン
ジンの圧縮圧力と温度を高め、低圧縮比とせざるを得な
い高比出力エンジンの始動を容易にする。従ってエンジ
ンを小型、軽量、安価とすることが可能であり、エンジ
ンの信頼性を犠牲とすることなく、NOX の排出をも低
減する効果を有する。
【図1】本発明過給ディーゼルエンジンの排気再循環シ
ステムの一実施例を示す概略構成図
ステムの一実施例を示す概略構成図
【図2】本発明過給ディーゼルエンジンの排気再循環シ
ステムの他の実施例を示す概略構成図
ステムの他の実施例を示す概略構成図
【図3】本発明過給ディーゼルエンジンの排気再循環シ
ステムを備えたエンジンの作動を説明するエンジン速度
−圧力比線図
ステムを備えたエンジンの作動を説明するエンジン速度
−圧力比線図
【図4】本発明過給ディーゼルエンジンの排気再循環シ
ステムの更に他の実施例を示す概略構成図
ステムの更に他の実施例を示す概略構成図
【図5】過給ディーゼルエンジンにおける従来のEGR
の考え方を示す概略説明図
の考え方を示す概略説明図
【図6】過給圧力と給気圧力の関係を示すエンジン速度
−圧力線図
−圧力線図
【図7】ハイブリッドEGRと通常のEGRとのNOX
濃度の比較図。
濃度の比較図。
11 ディーゼルエンジン 11a、18a クラン
ク軸 12、14 排気管 13 ターボ過給機 13a
タービン 13b 圧縮機 15 吸入管 16、16’ 給
気管 17、17’ 給気冷却器 18 火花点火式エンジ
ン 18a クランク軸 19 小プーリ 20 ベル
ト 21 大プーリ 22、51 アクチュエータ 23 レバー 24
スロットルバルブ 25 吸気管 26 EGR管 27 三元触媒 28 EGR用クーラ 29 電子制御器 30
燃料噴射ポンプ 31 、32 流量計 33 遊星歯車装置 34
容積型過給機 35、36 回転速度計 37 円板 38 遊星
歯車 39 サンギヤ 40 支持盤 41、50 大歯
車 42 ピニオンギヤ 43 内歯歯車 44 駆動
軸 45 圧力計 46 無段変速機 47、48 歯車 49 小歯
車。
ク軸 12、14 排気管 13 ターボ過給機 13a
タービン 13b 圧縮機 15 吸入管 16、16’ 給
気管 17、17’ 給気冷却器 18 火花点火式エンジ
ン 18a クランク軸 19 小プーリ 20 ベル
ト 21 大プーリ 22、51 アクチュエータ 23 レバー 24
スロットルバルブ 25 吸気管 26 EGR管 27 三元触媒 28 EGR用クーラ 29 電子制御器 30
燃料噴射ポンプ 31 、32 流量計 33 遊星歯車装置 34
容積型過給機 35、36 回転速度計 37 円板 38 遊星
歯車 39 サンギヤ 40 支持盤 41、50 大歯
車 42 ピニオンギヤ 43 内歯歯車 44 駆動
軸 45 圧力計 46 無段変速機 47、48 歯車 49 小歯
車。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02B 37/04 F02B 61/00 G 61/00 61/06 J 61/06 F02D 9/02 S F02D 9/02 21/08 301B 21/08 301 23/00 J 23/00 41/18 Z 41/18 F02B 37/00 301B Fターム(参考) 3G005 DA00 DA02 EA04 EA05 EA16 EA19 FA35 GD11 GD16 HA12 JA03 JA23 JA28 JA30 JA39 3G062 AA00 AA01 AA05 CA06 GA05 GA06 GA14 GA21 GA23 3G065 AA00 AA01 AA03 EA07 GA04 GA06 GA10 GA14 3G092 AA00 AA01 AA02 AA17 AA18 AA20 AB02 AB03 CA10 DB02 DB03 DC09 DC10 EC09 FA17 FA18 GA03 HA05X HA11X HA16X HD07X HE01X HE06X 3G301 HA00 HA01 HA02 HA11 HA13 JA24 JA25 KA06 KA23 NC02 PA07A PA16A PA17A PD14A PD15A PE01A PE06A
Claims (7)
- 【請求項1】ターボ過給機を備えた主動力用ディーゼル
エンジンと、これに連結して排気再循環ガスを供給しう
る副動力用エンジンを設け、前記ディーゼルエンジンの
負荷に応じて、またそのときの吸気量に応じて前記副動
力用エンジンの排出ガス量を調整し、排気再循環率を制
御することを特徴とする過給ディーゼルエンジンの排気
再循環システム。 - 【請求項2】エンジンの最高トルク回転速度より高い速
度において最大能力となるターボ過給機を備えた主動力
用ディーゼルエンジンと、これに連結して排気再循環ガ
スを供給しうる副動力用エンジンを設け、該副動力用エ
ンジンによりターボ過給機と直列に設置された容積型過
給機を駆動せしめるとともに、前記ディーゼルエンジン
の負荷に応じて、またそのときの吸気量に応じて前記副
動力用エンジンの排出ガス量を調整し、排気再循環率を
制御することを特徴とする過給ディーゼルエンジンの排
気再循環システム。 - 【請求項3】前記副動力用エンジンを火花点火式エンジ
ンとしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載
の過給ディーゼルエンジンの排気再循環システム。 - 【請求項4】前記副動力用エンジンをディーゼルエンジ
ンとしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載
の過給ディーゼルエンジンの排気再循環システム。 - 【請求項5】前記主動力用ディーゼルエンジンと副動力
用エンジンの前記連結を、一定回転比の動力の伝達機構
を介して行うことを特徴とする請求項1または請求項2
または請求項3または請求項4記載の過給ディーゼルエ
ンジンの排気再循環システム。 - 【請求項6】前記主動力用ディーゼルエンジンと副動力
用エンジンの前記連結を、遊星歯車装置を介して行うこ
とを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3
または請求項4記載の過給ディーゼルエンジンの排気再
循環システム。 - 【請求項7】前記主動力用ディーゼルエンジンと副動力
用エンジンの前記連結を、無段変速機を介して行うこと
を特徴とする請求項1または請求項2または請求項3ま
たは請求項4記載の過給ディーゼルエンジンの排気再循
環システム。
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