JP2000136044A - 静電搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

静電搬送装置及び画像形成装置

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JP2000136044A
JP2000136044A JP10324530A JP32453098A JP2000136044A JP 2000136044 A JP2000136044 A JP 2000136044A JP 10324530 A JP10324530 A JP 10324530A JP 32453098 A JP32453098 A JP 32453098A JP 2000136044 A JP2000136044 A JP 2000136044A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被搬送体を静電吸着する移動体に設けられた
電極群と電極群に接触して電圧を印加する給電手段との
接触時の放電を防止し、ノイズの発生および接触部の損
傷を低減する。 【解決手段】 搬送ベルト(移動体)2の内周面に回転
方向に細かく分割された複数の電極からなる電極群が配
置されている。電極群に摺接する給電ブラシ13が植え
られた基材12は比抵抗の高い材料からなり、接続端子
A,D,Gを接地し、B,C,E,Fを電源20に接続
することにより、回転方向に勾配を有する電位を給電ブ
ラシ13を介して電極群に誘起する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電力を用いて搬
送する静電搬送装置及びこの静電搬送装置を備えた画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、移動体である搬送ベルト上に
たとえば図4に示すような短冊状に電極群を形成し搬送
ベルトの両端に導電ブラシを設け一方をアース電位に接
続し、もう一方に所定の電圧を印加して電位差を生じせ
しめ静電力を得て被搬送体を吸着する方式がある。図4
(イ),(ロ)に平面図と側面図を示すように搬送ベル
トのベースとなる誘電体フィルム層9の搬送面と反対の
面に櫛歯状に、例えば厚み35μm、幅8mmの電極を
表面に8mmの隙間をおいて配置した電極群10を設け
る。電極群10には給電部4a,4bが交互の電極10
a,10bの端部に接触するように置かれる。図3は搬
送ベルト及び給電部の断面図である。13は導電性ブラ
シである。12は給電部4の搬送ベルトの電極群に接触
して給電する該導電性ブラシを植える基材である。図2
は給電部である給電ブラシの概略図である。なおこの例
では給電部4bを接地して使用することとする。静電力
を得るためには給電部4aに1〜2KV程度の電圧が印
加される。搬送ベルトが回転すると搬送ベルト上の電極
群はブラシと摺動接触し給電を受け静電力を発生する。
被搬送体は静電力により搬送ベルトに密着され搬送され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の被搬送
体を静電力により吸着保持する搬送装置では、電圧が印
加されていない電位が低い電極群が搬送ベルト移動方向
の上流側から搬送ベルトの移動にしたがって給電部であ
る導電ブラシに近づき接触するとき、いきなり高電圧を
給電されるため、該ブラシと該電極群の電圧差が大きく
放電が生じることがある。放電がおきると電磁波を放射
しノイズ源となるばかりでなく、誤動作の原因ともなっ
ていた。また火花を生じ搬送ベルト上の電極群とブラシ
の接触部を傷め寿命を著しく縮める原因となるおそれが
あった。さらに、従来の被搬送体を静電力により吸着保
持する搬送装置では、搬送ベルトに接近して配置される
例えば記録ヘッドやセンサ等に、吸着のための電界が悪
影響を及ぼす恐れがあった。
【0004】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、被搬送
体を静電吸着して移動する移動体に設けられた電極群
と、電極群に接触して電圧を印加する給電手段とが移動
体の移動にともない接触するときの放電を防止し、ひい
てはノイズの発生および接触部の損傷を低減する静電搬
送装置を提供することにある。
【0005】また、静電吸着力をあまり落とすことな
く、吸着のための電界が影響を及ぼす部位の近傍のみの
電界を減じることができる静電搬送装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、被搬送体の搬送方向に移動する移動体
と、前記移動体に前記搬送方向に複数設けられた電極か
らなる第1電極群と、前記移動体に前記搬送方向に複数
設けられ、前記第1電極群との間に電位差を有する他の
電極群と、を備え、前記第1電極群と前記他の電極群と
の間の電位差によって生じる静電力で前記被搬送体を前
記移動体に吸着して搬送する静電搬送装置において、前
記移動体の移動経路上の一部において前記第1電極群に
接触して電圧を印加する第1電極群給電手段を備え、前
記第1電極群給電手段は前記移動体の移動方向の電位勾
配を有し、前記第1電極群に対して前記移動方向に勾配
を有する電位を誘起することを特徴とする。
【0007】このようにすれば、移動体に設けられた第
1電極群が移動し第1電極群給電手段に接触するときの
電位差を減少させることができるので、第1電極群と第
1電極群給電手段との接触時の突入電流や放電の発生を
防止し、ひいてはノイズの発生および接触部の損傷を低
減することができる。また、第1電極群が第1電極群給
電手段から離脱するときに徐々に除電することもできる
ので、別に除電する手段を設ける必要がなくなる。ま
た、静電吸着力をあまり落とすことなく、吸着のための
電界が影響を及ぼす部位の近傍のみ電界を減じることも
できる。
【0008】電位勾配は、第1電極給電手段の最上流
端,最下流端や電界の影響を避けたい部位の近傍等に設
ければよい。
【0009】また、前記第1電極群は前記移動方向に互
いに近接して設けられた複数の電極からなる電極小群を
含むようにしてもよい。
【0010】このようにすれば、電極小群は互いに移動
方向に近接しているので、第1電極群給電手段の移動体
方向の電位勾配が第1電極群の電位勾配により忠実に反
映される。
【0011】また、前記第1電極群給電手段は、前記移
動方向の一箇所又は複数箇所に前記移動方向の電位勾配
を有するようにしてもよい。
【0012】このように第1電極群給電手段の電位勾配
は移動方向の一箇所に設けてもよいし、移動体の移動経
路上にある電界の影響を受け易い部位の近傍で電界が小
さくなるように複数箇所に設けても同様の効果が得られ
る。
【0013】また、前記第1電極群給電手段は、前記第
1電極群に接触する複数の導電性の接触給電部材と、前
記移動方向の延長を有し、該接触給電部材に電圧を印加
するとともにこれを保持する保持基材と、前記保持基材
に所定の電圧を供給するための複数の接続端子と、を備
え、前記複数の接続端子から異なる電圧を印加し、前記
保持基材のうち少なくとも前記移動方向の電位勾配を生
じる部位を比抵抗の大きい材料にて形成してもよい。
【0014】このようにすれば、複数の接続端子によっ
て電圧を供給される保持基材自体の電圧降下によって移
動方向の電位勾配を生じさせることができる。
【0015】また、前記複数の接続端子に複数の電源を
接続するようにしてもよい。
【0016】また、前記接続端子のいずれかを抵抗を介
して接地してもよい。
【0017】このようにすれば、電源を接続端子に接続
することなく所定電圧を供給することができる。
【0018】また、前記他の電極群は、前記移動体の移
動経路上の一部において前記第1電極給電手段と異なる
第2電極群給電手段に接触し、該第2電極群給電手段を
介して接地される複数の電極からなる第2電極群を含む
ようにしてもよい。
【0019】また、前記他の電極群は、前記移動体の移
動経路上の一部において前記第1電極群給電手段と異な
る第2電極群給電手段に接触し、該第2電極群給電手段
によって所定の電圧を印加される第2電極群を含むよう
にしてもよい。
【0020】また、前記他の電極群は、前記移動体の移
動経路上の一部において前記第1電極群給電手段と異な
る第2電極群給電手段に接触し、該第2電極群給電手段
によって電圧を印加される第2電極群を含み、前記第2
電極群給電手段は前記移動体の移動方向の電位勾配を有
し、前記第2電極群に対して前記移動方向に勾配を有す
る電位を誘起するようにしてもよい。
【0021】このようにすれば、移動体に設けられた第
2電極群が移動し第2電極群給電手段に接触するときの
電位差を減少させることができるので、第2電極群と第
2電極群給電手段との接触時の突入電流や放電の発生を
防止し、ひいてはノイズの発生および接触部の損傷を低
減することができる。また、第2電極群が第2電極群給
電手段から離脱するときに徐々に除電することもできる
ので、別に除電する手段を設ける必要がなくなる。ま
た、静電吸着力をあまり落とすことなく、吸着のための
電界が影響を及ぼす部位の近傍のみ電界を減じることも
できる。
【0022】電位勾配は、第2電極給電手段の最上流
端,最下流端や電界の影響を避けたい部位の近傍等に設
ければよい。
【0023】このような第2電極群や第2電極群給電手
段を本発明に係る第1電極群や第1電極群給電手段と同
様に構成してもよいことは当然である。また、他の電極
群に第2電極群とは異なる電極群を設けてもよい。
【0024】また、記録媒体に画像を形成する画像形成
手段と、前記画像形成手段を搬送路上に有する前記記録
媒体の搬送手段と、を有する画像形成装置において、前
記被搬送体として前記記録媒体を搬送する前記搬送手段
として請求項1乃至8のいずれかに係る静電搬送装置を
備えるようにしてもよい。
【0025】このようにすれば、搬送手段の吸着力を保
ちつつ、搬送手段における突入電流や放電による不要放
射,誤動作や接点の破壊を低減するとともに、電界によ
り影響を受ける恐れのある部位に対する悪影響を防止す
ることができるので、信頼性が高く、高品位の画像形成
が可能な画像形成装置を提供することができる。
【0026】また、前記第1電極群の電位勾配は前記画
像形成手段の近傍において前記第1電極群による電界が
小さくなるように変化することが望ましい。
【0027】このようにすれば、搬送手段の吸着力と保
ちつつ、搬送手段の電界による画像形成への悪影響を防
止できるので、高品位の画像形成が可能である。
【0028】また、記録媒体に画像を形成する画像形成
手段と、前記画像形成手段を搬送路上に有する前記記録
媒体の搬送手段と、を有する画像形成装置において、前
記被搬送体として前記記録媒体を搬送する前記搬送手段
として請求項9に係る静電搬送装置を備えるようにして
もよい。
【0029】このようにすれば、搬送手段の吸着力を保
ちつつ、搬送手段における突入電流や放電による不要放
射,誤動作や接点の破壊を低減するとともに、電界によ
り影響を受ける恐れのある部位に対する悪影響を防止す
ることができるので、信頼性が高く、高品位の画像形成
が可能な画像形成装置を提供することができる。
【0030】また、前記第1電極群及び第2電極群の少
なくともいずれか一方の電位勾配は前記画像形成手段の
近傍において前記第1電極群及び第2電極群の少なくと
もいずれか一方による電界が小さくなるように変化する
ことが望ましい。
【0031】このようにすれば、搬送手段の吸着力と保
ちつつ、搬送手段の電界による画像形成への悪影響を防
止できるので、高品位の画像形成が可能である。
【0032】
【発明の実施形態】(第1の実施形態)以下、本発明を
図面を参照しながら、第1の実施形態に基づいて詳細に
説明する。
【0033】図1は、本発明の好適な一実施形態とし
て、画像形成装置である所謂インクジェット記録装置に
応用した構成例の一例である。
【0034】移動体としての搬送ベルト2は駆動ローラ
5によって駆動され、支持ローラ6,7,8によって支
持され回転移動する。
【0035】3は画像形成手段としてのインクジェット
記録ヘッドであり、図示しない制御部により駆動されイ
ンク滴を吐出し記録を行う。用紙またはプラスチックシ
ートなどの記録媒体である被搬送体1は、図示しない給
紙部から給紙され、搬送ベルト2に静電吸着されて移動
して行きインクジェット記録ヘッド3の下を通過すると
き記録が行われる。
【0036】本発明は吸着電極に電圧勾配(電位勾配)
を持たせるため搬送ベルト2は前述従来例の図4中の各
電極をさらに細かく独立した電極群に分割することを特
徴にしている。すなわち図5に示すように従来一つであ
った各電極10a,10bを細かい短冊状に分割する。
図5(イ)はこの様子を示す搬送ベルト2の平面図であ
り、11a,11bは細かく分割された電極からなる電
極小群を含む電極群である。図5(ロ)は該搬送ベルト
2の側面を拡大した図である。なお本実施形態では給電
部4b側を接地することとする。搬送ベルト2および給
電部4a,4bの断面図は上述図3と同様である。本実
施形態では、搬送ベルト2,駆動ローラ5,支持ローラ
6,7,8,給電部4a,4bにより静電搬送装置及び
搬送手段が構成される。
【0037】図6(イ)は上記分割した電極に電圧勾配
を持って給電することを可能にする給電部(第1電極群
給電手段)4aの概念図である。図中12は給電ブラシ
(接触給電部材)13を植える基材(保持基材)であ
り、高い比抵抗値を有する材料を用いる。かかる給電部
の接続端子A,D,Gを接地し、接続端子B,C,E,
Fに電源を接続すると、A−B間、C−D間、D−E
間、およびF−G間に電圧勾配が生じる。図6(ロ)は
給電位置と給電電圧の関係を示すグラフである。この電
圧は給電部の給電ブラシ13から搬送ベルト2の電極群
(第1電極群)11aに伝えられる。電極群11aは細
かい短冊状に分割されているので給電部4aの電圧がそ
のまま反映して現れる。図中の記号A〜Gは図1のA〜
Gの位置に対応する。なお給電部4aの基材12はB−
C間、E−F間は金属等の低い比抵抗値の材料を用いて
もよい。
【0038】本実施形態では給電部(第2電極群給電手
段)4bは接地されているので電極群(第2電極群,他
の電極群)11bは接地されることとなり従来の電極構
造でもよい。給電部4bは接地して使うならば、従来と
同様の給電ブラシを使用できる。一方給電部4bを接地
せず別の所定電圧を印加したり、給電部4aと同様に勾
配を有する電圧を印加する場合にも本発明が適用できる
のは当然である。
【0039】また、本実施形態では電極群および給電部
は搬送面と逆の面に設置したが、電極群、給電部ともど
ちらの面にあっても本発明は適用できる。さらに本実施
形態では給電部はブラシとしたが、たとえばローラなど
のほかの給電方式であっても本発明の趣旨を逸脱するこ
とはない。
【0040】また、本実施形態では、記録媒体を搬送し
て画像を記録するインクジェット記録装置について説明
したが、これに限られるものではなく、公知の画像形成
手段を有する画像形成装置や被搬送体を静電吸着力によ
り搬送する静電搬送装置に適用することができる。
【0041】(第2の実施形態)図7(イ)は第2の実
施形態を示す給電部4aの構成図である。給電部の構成
を除いて第1の実施形態と同様の構成を有するので同様
の符号を用いて説明を省略する。
【0042】図6の接続端子の接地個所A,D,Gを接
地しないで第2の給電電源を接続する方式である。この
ときの給電位置と給電電圧の様子を図7(ロ)に示す。
【0043】(第3の実施形態)図8(イ)は第3の実
施形態を示す給電部の構成図である。給電部の構成を除
いて第1の実施形態と同様の構成を有するので同様の符
号を用いて説明を省略する。
【0044】図6の接続端子の接地個所A,D,Gを抵
抗を介して接地するように構成している。このときの給
電位置と給電電圧の様子は図7(ロ)と同様である。ま
た、A,D,Gをまとめて一つの抵抗を介することをせ
ず、それぞれ別々に抵抗を介して接地すれば、複数の電
源を用意しなくても別々に所望の電圧を得るように構成
できる。
【0045】
【発明の効果】以上、図面に示した実施形態に基づいて
詳細に説明したように、本発明によれば、第1電極群給
電手段が移動体の移動方向に電位勾配を持つため移動体
に設けられた第1電極群が移動し第1電極群給電手段に
接するときの突入電流や放電を大幅に減少させることが
でき不要放射や誤動作、接点の破壊の低減におおいに寄
与する。
【0046】また、第1電極群給電手段から離脱すると
き除電がなされるため別に除電する手段を設ける必要が
なくなる。
【0047】さらに、第1電極群に含まれる移動方向に
互いに近接する複数の電極からなる電極小群をによって
第1電極群給電手段の電位勾配に準じた電位が誘起され
る。また、被搬送体の搬送途中にある所望の部位の近傍
のみ電界が低減されるので、吸着力を保ちつつ電界を減
ずることができインクジェット印刷ヘッド等に電界によ
り悪影響を与える恐れを回避でき画像形成装置の性能お
よび信頼性をおおいに向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施形態にかかるインクジェ
ット記録装置への応用の概略図である。
【図2】図2は従来例の給電部である給電ブラシの概略
図である。
【図3】図3は本発明の実施形態にかかる搬送ベルトと
給電部の模式的断面図である。
【図4】図4は従来例の搬送ベルトの平面図(イ)と、
側面図(ロ)である。
【図5】図5は本発明の第1の実施形態にかかる搬送ベ
ルトの平面図(イ)と、側面図(ロ)である。
【図6】図6は本発明の第1の実施形態にかかる給電部
の概略図(イ)と、給電電圧と給電位置の関係を示すグ
ラフ(ロ)である。
【図7】図7は本発明の第2の実施形態にかかる給電部
の概略図(イ)と、給電電圧と給電位置の関係を示すグ
ラフ(ロ)である。
【図8】図8は本発明の第3実施形態にかかる給電部の
概略図である。
【符号の説明】
1 被搬送体 2 搬送ベルト 3 記録ヘッド 4a,4b 給電部 5 駆動ローラ 6,7,8 支持ローラ 9 搬送ベルトのベースフィルム 10a,10b 従来例の搬送ベルト上の電極群 11a,11b 本発明の搬送ベルト上の電極群 12 導電性ブラシ 13 給電部基材 A,B,C,D,E,F,G 接続端子

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送体の搬送方向に移動する移動体
    と、 前記移動体に前記搬送方向に複数設けられた電極からな
    る第1電極群と、 前記移動体に前記搬送方向に複数設けられ、前記第1電
    極群との間に電位差を有する他の電極群と、を備え、 前記第1電極群と前記他の電極群との間の電位差によっ
    て生じる静電力で前記被搬送体を前記移動体に吸着して
    搬送する静電搬送装置において、 前記移動体の移動経路上の一部において前記第1電極群
    に接触して電圧を印加する第1電極群給電手段を備え、 前記第1電極群給電手段は前記移動体の移動方向の電位
    勾配を有し、前記第1電極群に対して前記移動方向に勾
    配を有する電位を誘起することを特徴とする静電搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1電極群は前記移動方向に互いに
    近接して設けられた複数の電極からなる電極小群を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の静電搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記第1電極群給電手段は、前記移動方
    向の一箇所又は複数箇所に前記移動方向の電位勾配を有
    することを特徴とする請求項1又は2記載の静電搬送装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1電極群給電手段は、前記第1電
    極群に接触する複数の導電性の接触給電部材と、前記移
    動方向の延長を有し、該接触給電部材に電圧を印加する
    とともにこれを保持する保持基材と、前記保持基材に所
    定の電圧を供給するための複数の接続端子と、を備え、 前記複数の接続端子から異なる電圧を印加し、 前記保持基材のうち少なくとも前記移動方向の電位勾配
    を生じる部位を比抵抗の大きい材料にて形成したことを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の静電搬送
    装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の接続端子に複数の電源を接続
    することを特徴とする請求項4記載の静電搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記接続端子のいずれかを抵抗を介して
    接地したことを特徴とする請求項4記載の静電搬送装
    置。
  7. 【請求項7】 前記他の電極群は、前記移動体の移動経
    路上の一部において前記第1電極給電手段と異なる第2
    電極群給電手段に接触し、該第2電極群給電手段を介し
    て接地される複数の電極からなる第2電極群を含むこと
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の静電搬
    送装置。
  8. 【請求項8】 前記他の電極群は、前記移動体の移動経
    路上の一部において前記第1電極群給電手段と異なる第
    2電極群給電手段に接触し、該第2電極群給電手段によ
    って所定の電圧を印加される第2電極群を含むことを特
    徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の静電搬送装
    置。
  9. 【請求項9】 前記他の電極群は、前記移動体の移動経
    路上の一部において前記第1電極群給電手段と異なる第
    2電極群給電手段に接触し、該第2電極群給電手段によ
    って電圧を印加される第2電極群を含み、 前記第2電極群給電手段は前記移動体の移動方向の電位
    勾配を有し、前記第2電極群に対して前記移動方向に勾
    配を有する電位を誘起することを特徴とする請求項1乃
    至6のいずれかに記載の静電搬送装置。
  10. 【請求項10】 記録媒体に画像を形成する画像形成手
    段と、 前記画像形成手段を搬送路上に有する前記記録媒体の搬
    送手段と、を有する画像形成装置において、 前記被搬送体として前記記録媒体を搬送する前記搬送手
    段として請求項1乃至8のいずれかに記載の静電搬送装
    置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記第1電極群の電位勾配は前記画像
    形成手段の近傍において前記第1電極群による電界が小
    さくなるように変化することを特徴とする請求項10記
    載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 記録媒体に画像を形成する画像形成手
    段と、 前記画像形成手段を搬送路上に有する前記記録媒体の搬
    送手段と、を有する画像形成装置において、 前記被搬送体として前記記録媒体を搬送する前記搬送手
    段として請求項9記載の静電搬送装置を備えたことを特
    徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記第1電極群及び第2電極群の少な
    くともいずれか一方の電位勾配は前記画像形成手段の近
    傍において前記第1電極群及び第2電極群の少なくとも
    いずれか一方による電界が小さくなるように変化するこ
    とを特徴とする請求項12記載の画像形成装置。
JP32453098A 1998-10-29 1998-10-29 静電搬送装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP3679633B2 (ja)

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