JPH05254173A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05254173A
JPH05254173A JP68693A JP68693A JPH05254173A JP H05254173 A JPH05254173 A JP H05254173A JP 68693 A JP68693 A JP 68693A JP 68693 A JP68693 A JP 68693A JP H05254173 A JPH05254173 A JP H05254173A
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Eiji Shibata
英治 柴田
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナーによる絶縁破壊で、アパチャ電極体が
破損することの無い画像形成装置を提供すること。 【構成】 トナー22は、体積抵抗の高い絶縁性トナー
であるため、アパチャ6内をかなりの量のトナー22が
通過しても、制御電極4と基準電極3との絶縁性が保た
れ、アパチャ6が絶縁破壊することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、プ
ロッタ、ファクシミリなどに利用し得る画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アパチャを有した電極に画像信号
を印加することによりトナー粒子のアパチャ通過を制御
して支持体上に画像を得る画像記録装置は、米国特許第
3689935号明細書で提案されている。この提案で
は、絶縁体の層を挟んで片面に連続した基準電極ともう
一方の面に互いに絶縁された複数の制御電極から構成さ
れ、各絶縁された複数の制御電極毎に3層を貫いて少な
くも1列のアパチャを有しているトナー流制御手段とし
てのアパチャ電極体と、制御電極に基準電極との間に選
択的に電位を与える手段と、印加された電位によってア
パチャを通るトナー粒子の流れを変調されるよう帯電し
た粒子を投射する手段と、支持体とアパチャ電極体が相
対的に移動し支持体を粒子流路中に位置決めする手段か
ら構成されている。この方式において帯電したトナー粒
子をアパチャ近傍に供給する手段として帯電トナーを振
動子によりクラウド状にして搬送する方式が特願平2ー
294587号の願書に添付した明細書及び図面で提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の画像形成装置に用いられる黒のトナー
は、一般にカーボンを含んでいるため、体積抵抗が交流
10ボルト、1キロヘルツで10ー11オーム・センチメ
ートルと低かった。よって、アパチャにわずかに付着し
たトナーや、印字中にアパチャを通過するトナーにより
制御電極と基準電極との間の絶縁抵抗が下がり、アパチ
ャ内で放電が起こって、アパチャ電極体を破壊してしま
う問題があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、トナーによる絶縁破壊で、トナ
ー流制御手段が破損することの無い画像形成装置を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の画像形成装置は、印加される画像信号に基
いて、飛翔する帯電したトナーの流れを制御するトナー
流制御手段を用いて、支持体上に画像を形成するもので
あり、更には前記トナーが絶縁性トナーである。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置によ
れば、絶縁性トナーによりトナー流制御手段における絶
縁破壊を防ぐ。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0008】図1は本発明を具体化した一実施例の画像
形成装置100の断面図である。アパチャ電極体1は、
図2に詳細に示すように絶縁層2のトナー供給源側に基
準電極3、支持体側に制御電極4を有し、基準電極3、
絶縁層2及び制御電極4を貫くアパチャ6が多数一列に
支持体の幅分形成されている。図1において、画像形成
装置100の左方には、支持体10を収納するカセット
50と、支持体10を一枚づつ供給する半月ローラ51
と、下流部に支持体10を送り出す支持体供給ローラ5
2とシュート53が配設されている。
【0009】下流では、アパチャ電極体1の制御電極側
には、支持体搬送ローラ14、センサー57、及び支持
体10の背面に接して背面電極11が配設され、各制御
電極4は画像信号によって電圧を発生する制御電圧駆動
回路8にそれぞれ繋がれている。背面電極11は負の高
圧電源12に繋がれている。
【0010】アパチャ電極体1の基準電極側には、トナ
ー搬送ベルト26が駆動ローラ20とバックアップロー
ラ24間に巻装されており、その搬送ベルト26のアパ
チャ電極体対向面の裏側には、楕円断面のカムローラ2
7が、その上流側に除電ブラシ37がそれぞれ配置され
ている。これらは供給ローラ23付近に蓄えられたトナ
ー22、及び供給ローラ23に接し、且つトナー搬送ベ
ルト26とすきまが0.1〜0.4ミリメートルを有す
る担持ローラ30とともにトナーケース21内に納めら
れている。供給ローラ23はスポンジ等、担持ローラ3
0は樹脂で表面が形成されている。
【0011】トナー22は下記の表1に示す組成を用
い、先ず、スチレンアクリル樹脂とオイルブラックを混
練粉砕し、しかる後、疎水性シリカを加えて数十度の温
度下で攪はんして製造した。
【0012】 スチレンアクリル樹脂 100 重量部 オイルブラック 10 重量部 疎水性シリカ 0.5 wf% このトナー22の体積抵抗は、交流10ボルト、1キロ
ヘルツで10ー14オーム・センチメートルである。
【0013】更に下流には、定着装置13、シュート5
4、排出ローラ55、トレイ56が配設されている。
【0014】次に、上述のように構成される画像形成装
置の動作を詳述する。
【0015】カセット50に収納された支持体10は、
半月ローラ51により一枚づつ繰り出され、シュート5
3にガイドされ、支持体供給ローラ52により支持体搬
送ローラ14に搬送される。センサー57により支持体
10の先端が検知されると、駆動ローラ20の矢印方向
の回転によりトナー搬送ベルト26は、バックアップロ
ーラ24及び駆動ローラ20の間を廻り、供給ローラ2
3の矢印方向の回転によりトナー22は担持ローラ30
に擦られて正に摩擦帯電させられたのち、トナー搬送ベ
ルト26に高圧電源による静電塗布によって担持され
る。
【0016】担持されたトナーはアパチャ電極対向面に
向かって搬送されるがこの位置の上流側で搬送ベルト2
6の裏側より除電ブラシ37により搬送ベルト26が除
電される。アパチャ電極対向面位置でカムローラ27が
回転しているので、搬送ベルト26の表面は振動する。
よって搬送ベルト26に担持されたトナーは搬送ベルト
26の振動加速度により力を受けファンデルワールス
力、及び搬送ベルト26との静電気力等の付着力から解
放される。
【0017】一方このとき記憶手段(図示せず)からの
画像信号に応じて制御電極4に負の電圧を印加すると、
印加された制御電極4のもつアパチャ6にはアパチャ6
の裏面から表面に向かう電気力線が形成され、正に帯電
しているトナー22はアパチャ6の裏面からおもて面に
引き出され、さらには背面電極11によって形成されて
いる飛翔電界によって支持体上に飛翔し、保持され画像
部を形成する。
【0018】この時、トナー22は、先述のように体積
抵抗の高い絶縁性トナーであるため、アパチャ6内をか
なりの量のトナー22が通過しても、制御電極4と基準
電極3との絶縁性が保たれ、アパチャ6が絶縁破壊する
ことはない。
【0019】非画像部に対応するアパチャ6の制御電極
4には、基準電極3と同電位か正電圧を印加することに
より、背面電極11による飛しょう電界をシールドする
かもしくはアパチャ6内におもて面から裏面の基準電極
3に向かう電気力線を形成することによりトナー22の
アパチャ6通過を抑える。このプロセスを支持体10を
搬送させながら繰り返すことにより支持体10全面にト
ナー像が形成される。
【0020】トナー像の形成された支持体は定着装置1
3を通過し、像は支持体10に定着される。さらに、シ
ュート54にガイドされ、排出ローラ55によりトレイ
56に排出される。
【0021】次に、本発明の第2の実施例を図面を参照
しながら説明する。
【0022】図3において、アパチャ電極体61の上側
には、1mmの間隙を有して背面電極ローラ82が支持
体81を搬送すべく匡体(図示せず)に回動可能に配設
されている。前記アパチャ電極体61の下側には、トナ
ー供給装置70が配設されており、前記支持体81の進
行先には定着装置85が配設されている。
【0023】また、前記トナー供給装置70は、トナー
ケース71と、その中に収納されたトナー76と供給ロ
ーラ73とアルミニウム製のトナー担持ローラ74とト
ナー層規制ブレード77とから構成されている。そし
て、前記供給ローラ73とトナー担持ローラ74はとも
に図示する矢印方向に回転可能にトナーケース71に支
持されており、両者は僅かな隙間をもって平行に配設さ
れている。また、前記トナー層規制ブレード77はトナ
ー担持ローラ74に圧接されている。
【0024】前記アパチャ電極体61は、25μm厚の
ポリイミド製の絶縁シート62に直径100μmのアパ
チャが1列形成され、各アパチャ毎に、その上側に制御
電極63が1μm厚で形成されている。アパチャ電極体
61は、図3に示すように支持体81側に制御電極63
を対向させ、絶縁シート62がアパチャ位置でトナー担
持ローラ上のトナーと接するように配設されている。
【0025】制御電極63とトナー担持ローラ74の間
には、制御電圧印加回路68が接続されている。制御電
圧印加回路68は画像信号によって制御電極63に0も
しくは+50Vを出力するように構成されている。背面
電極ローラ82とトナー担持ローラ74間には直流電源
83が接続され、背面電極ローラに+1kVを印加して
いる。
【0026】次に、上述のように構成される画像形成装
置の動作を説明する。
【0027】トナー担持ローラ74と供給ローラ73の
図3における矢印方向の回転により、トナー76は供給
ローラ73からトナー担持ローラ74に擦りつけられ、
マイナスに帯電させられトナー担持ローラ上に担持され
る。担持されたトナー76は層規制ブレード77によっ
て薄層化され、トナー担持ローラ74の回転によってア
パチャ電極体付近に向かって搬送される。そして、トナ
ー担持ローラ74上のトナーはアパチャ電極体61の絶
縁シート62に擦られつつアパチャ下に供給される。
【0028】ここで、画像信号に応じ画像部に対応する
制御電極63には、制御電圧印加回路68から+50V
が印加される。その結果、画像部に対応するアパチャ近
傍には、制御電極63とトナー担持ローラ74の間の電
位差により、制御電極63よりトナー担持ローラ74に
向かう電気力線が形成される。マイナスに帯電されたト
ナーは電位の高い方向に静電力を受け、トナー担持ロー
ラ74上からアパチャ66を通過して制御電極63側に
引き出される。引き出されたトナーは、さらに背面電極
82に印加されている電圧で支持体81とアパチャ電極
間61に形成される電界により、支持体に向かって飛翔
し、支持体上に堆積して画素を形成する。
【0029】非画像部に対応する制御電極には、制御電
圧印加回路68から0Vが印加される。その結果、トナ
ー担持ローラ74と制御電極間には電界は形成されず、
トナー担持ローラ74上のトナーは静電力を受けずアパ
チャ66を通過しない。
【0030】支持体は、1列の画素形成時間の間に、ア
パチャ列と垂直方向に1画素分送られる。支持体をその
長さ分搬送する間、上記のプロセスを繰り返すことによ
り支持体全面にトナー像が形成される。形成されたトナ
ー像は、定着装置85によって支持体上に定着される。
【0031】上記のように構成される画像形成装置にお
いて、絶縁性トナーを用いれば、トナー担持ローラ74
と制御電極63の間の絶縁性が保たれ、アパチャ66が
絶縁破壊することがない。
【0032】尚、本発明は、以上詳述した実施例に限定
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。
【0033】例えば、上記実施例では非画像部に対応す
るアパチャの制御電圧を0Vとしたが、これは負の電圧
を印加しても良い。この場合、よりかぶりの少ない画像
を得ることができる。また、実施例においては、トナー
流制御手段としてアパチャ電極体を用いたが、例えば、
特表平1ー503221号公報に記載されるような編目
状に形成される電極体を用いることも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかなように、
本発明の画像形成装置によれば、トナーは体積抵抗の高
い絶縁性トナーであるため、アパチャ内をかなりの量の
トナーが通過しても絶縁性が保たれ、アパチャが絶縁破
壊することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の構成を具体化した一実
施例を示す断面図である。
【図2】本発明の画像形成装置に用いられるアパチャ電
極体の詳細を示す斜視図である。
【図3】本発明の画像形成装置の他の実施例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 アパチャ電極体 2 絶縁層 3 基準電極 4 制御電極 6 アパチャ 8 制御電圧駆動回路 10 支持体 11 背面電極 22 トナー 23 供給ローラ 24 バックアップローラ 26 トナー搬送ベルト 27 カムローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印加される画像信号に基いて、飛翔する
    帯電したトナーの流れを制御するトナー流制御手段を用
    いて、支持体上に画像を形成する画像形成装置におい
    て、 前記トナーが絶縁性トナーであることを特徴とする画像
    形成装置。
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