JP2000135565A - 溶接用トーチ - Google Patents

溶接用トーチ

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JP2000135565A
JP2000135565A JP10310022A JP31002298A JP2000135565A JP 2000135565 A JP2000135565 A JP 2000135565A JP 10310022 A JP10310022 A JP 10310022A JP 31002298 A JP31002298 A JP 31002298A JP 2000135565 A JP2000135565 A JP 2000135565A
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克巳 半田
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三▲徳▼ 赤石
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仁志 西村
Satoru Saito
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はノズルを取り外してもノズル内面に
冷却水が付着しないようにし、ノズル取り外し後に送水
が行われてもトーチ先端より水が漏れない構造とし、水
による溶接欠陥の発生、母材の汚損、および溶接用のト
ーチの焼損を防止する溶接用トーチを提供することを目
的とする。 【解決手段】 ノズル2に冷却水9を循環させるノズル
給水管8とノズル排水管10を同心上に配置しプラグ3
としてノズル2の外側にノズル2の軸線と平行に設け、
ノズル2の根元側に設けた水筒金具4には、プラグ3と
同軸上のソケット5が装備され、ソケット5内部にはノ
ズル2の着脱に連動し、ばね12に押圧された弁11を
設け、ノズル2を水筒金具4より脱却するとばね12の
押圧により弁11がソケット5の先端部を塞ぎ、冷却水
9はソケット5内を循環して水筒金具4に排出される溶
接用トーチ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接作業に使用さ
れる溶接用トーチで、特にトーチ先端部に冷却水を循環
させる水冷式の溶接用トーチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9および図10を用いて、従来の溶接
用トーチを説明する。
【0003】51はトーチボディで溶接電流を供給する
金属部材52とシールドガスの供給通路53及び冷却水
の給排水通路を備えている。54は溶接部分にシールド
ガスを供給するためのノズルで溶接部に近く高温となる
ため冷却水を循環し水冷を行っている。55はノズル5
4に溶接電圧が印加されないように絶縁物からなるイン
シュレータでトーチボディ51とノズル54の間に介在
している。
【0004】次に冷却水の流れを説明すると、冷却水装
置(図示せず)などから送水された冷却水はトーチボデ
ィ51内の給水通路、インシュレータ55内の給水通路
56を通りノズル54内の給水通路57へ送られる。送
られた冷却水は溶接により高温となったノズル先端の吸
熱を行い、ノズル54内の排水通路58、インシュレー
タ55内の排水通路59、トーチボディ51内の排水通
路を経て冷却水装置に戻される。60はOリングで各部
品からの水漏れを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成の溶接用トーチでは、トーチ先端の消耗
部品を交換するためノズル54を取り外すと、構造上ノ
ズル54内面に冷却水が付着し、消耗部品交換後ノズル
54を装着して溶接を行うと、水分が溶着金属内に混入
しブロホールなどの溶接欠陥が発生するという問題があ
った。
【0006】また、ノズル54を取り外すときに冷却水
装置内のポンプの電源を切らずに送水のままの状態にし
ていると、インシュレータ55内の給水通路56より冷
却水があふれ出て、母材(ワーク)に冷却水が付着しブ
ロホールなどの溶接欠陥が発生したり、冷却水装置内の
冷却水量が減ることにより冷却能力が衰え溶接用トーチ
が焼損するという問題もあった。
【0007】したがって本発明の目的は、ノズルを取り
外してもノズル内面に冷却水が付着しないようにし、ノ
ズル取り外し後に送水が行われてもトーチ先端より水が
漏れない構造とし、水による溶接欠陥の発生、母材の汚
損、および溶接用トーチの焼損を防止する溶接用トーチ
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の第1手段は、トーチ本体と着脱自在に設け
たノズルと、前記トーチ本体から前記ノズルに冷却水を
供給する通路と、前記トーチ本体から前記ノズルにシー
ルドガスを供給する通路とを設け、前記トーチ本体と前
記ノズルの着脱部には、前記冷却水と前記シールドガス
の一方を通すバイパス部を、前記トーチ本体と前記ノズ
ルとは別体に設けるものである。
【0009】また、本発明の第2手段は、第1の手段に
おいてバイパス部には冷却水を通すものである。
【0010】また、本発明の第3手段は、第2の手段に
おいてトーチ本体のバイパス部に止水手段を設けたもの
である。
【0011】また、本発明の第4の手段は、ノズルに冷
却水を循環させるノズル給水管とノズル排水管を同心上
に配置しプラグとして構成し、プラグはノズルの根元部
の外側にノズルの軸線と平行に設け、ノズルの根元側に
設けた水筒金具には、プラグと同軸上のソケットが装備
され、水筒金具から供給される冷却水はソケットを介し
てノズル給水管に送水され、ソケット内部にはノズルの
着脱に連動し、ばねに押圧された弁を設け、ノズルを水
筒金具より脱却するとばねの押圧により弁がソケットの
先端部を塞ぎ、水筒金具から供給される冷却水はソケッ
ト内を循環して水筒金具に排水されるものである。
【0012】また、本発明の第5手段は、第4の手段に
おいてソケット内部に断面形状がほぼT字状で根元側大
径部はばねにより押圧され先端小径部は冷却水の通路と
なる中空部を備えた第1の弁と、第1の弁の先端小径部
の外径よりやや大となる内径を有するほぼ円筒状で外面
に冷却水の通路を備えた第2の弁を備え、プラグの先端
に当たるソケット側の外径は第1の弁の先端小径部の外
径とほぼ同一で、プラグの根元部の外径はソケットの先
端口の内径よりやや小となり、ノズルの着脱により第1
の弁の先端小径部とプラグの先端部が第2の弁の内面を
摺動するものである。
【0013】また、本発明の第6手段は、第5の手段に
おいてソケットと第2の弁の隙間から冷却水が漏れるの
を防止するOリングと、第1の弁と第2の弁の隙間から
冷却水が漏れるのを防止するOリングが、水筒金具とソ
ケットの間に設けた冷却水の循環口に接触しない構造と
するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1および第2の手段に
よれば、ノズル着脱によりシールドガスの通路に冷却水
が付着することを防ぐ作用を有する。
【0015】本発明の第3の手段によれば、トーチ本体
のバイパス部で止水する作用を有する。
【0016】本発明の第4の手段によれば、ノズルの着
脱によりノズル内面に冷却水が付着することはなく、ノ
ズル取り外し後の送水によってもソケット内部の弁がば
ねにより押圧されソケット先端部を塞ぎ、水筒金具から
供給される冷却水はソケット内を循環して水筒金具に排
水されるためトーチ先端より水が漏れない作用を有す
る。
【0017】本発明の第5の手段によれば、弁を2重構
造にしているためノズル脱却時におけるフランジ長が短
くなりソケットの軸方向長が短くする作用を有する。
【0018】本発明の第6の手段によれば、Oリングが
冷却水の循環口に接触しないことで摩耗が少なく冷却水
の漏れを防ぐ作用を有する。
【0019】(実施の形態1)本発明の実施の形態1に
つき、図1ないし図6に沿って説明する。
【0020】まず、図2ないし図4で溶接用トーチの概
略を説明する。1はトーチボディで溶接電流を供給する
金属部材とシールドガスの供給通路及び冷却水の給排水
通路を備えている。2は溶接部分にシールドガスを供給
するためのノズルで溶接部に近く高温となるため冷却水
を循環し水冷を行い、機械的強度、耐熱性及びアーク熱
を吸熱し冷却水への熱伝導などを考慮し金属製となるこ
とが多い。3はノズル2の本体に冷却水を循環させるノ
ズル給水管とノズル排水管を同心上に配置したプラグ
で、プラグ3はノズル2の根元部の外側にノズル2の軸
線と平行となる位置に設けてある。4はノズル2の根元
側の同軸上に設けた水筒金具で、プラグ3と同軸上のソ
ケット5が装備され、水筒金具4から供給される冷却水
はソケット5を介してノズル給水管に送水される。6は
ノズル2に溶接電圧が印加されないように絶縁物からな
るインシュレータでトーチボディ1とノズル2間に介在
している。トーチボディ1と水筒金具4とインシュレー
タ6でトーチ本体を構成している。7はノズル2と水筒
金具4を接続固定するねじなどの接合方法を備えたリン
グである。このリング7を解除することにより一体にな
ったノズル2とプラグ3とをトーチボディ1より脱却す
ることができる。
【0021】次に、バイパス部となるプラグ3とソケッ
ト5の構成を図1、図5、図6に沿って説明する。
【0022】図1はリング7により水筒金具4にノズル
2が装着された状態を示し、8は冷却水9をノズル2に
導くノズル給水管、10は冷却水9をノズル2から水筒
金具4側への排水通路となるノズル排水管、11はソケ
ット5内部に設けられノズル2の着脱に連動し、ばね1
2に押圧された弁、13はソケット5とノズル排水管1
0の隙間から冷却水9が漏れるのを防止するOリングで
ある。
【0023】上記構成にて冷却水9の流れを説明する
と、冷却水装置(図示せず)などから送水された冷却水
9は水筒金具4の給水側通路14を通り、弁11の孔1
5、弁11の内部通路16、ノズル給水管8を経て、ノ
ズル2の給水側通路17へ送られる。送られた冷却水9
は溶接により高温となったノズル2先端の吸熱を行い、
ノズル2の排水通路18、ノズル排水管10、ノズル排
水管10の孔19、ソケット5の先端通路20、弁11
の外部通路21、ソケット5の根元通路22、水筒金具
4の排水側通路23を経て冷却水装置に戻される。ここ
で、冷却水9の流水方向は上記経路に対して逆方向にな
っても機能上は何ら問題なく給水と排水の名称が異なる
のみである。
【0024】図5は弁11の断面図を示し、外部通路2
1の数量及び形状は本図と異なってよいことは言うまで
もない。
【0025】図6はリング7を解除し水筒金具4よりノ
ズル2を脱却した状態を示し、プラグ3がソケット5よ
り離れると同時にばね12の押圧により弁11がソケッ
ト5の先端部24を塞ぎ、冷却水装置(図示せず)など
から送水された冷却水9は水筒金具4の給水側通路14
を通り、ソケット5の根元通路22を循環して水筒金具
4の排水側通路23を経て冷却水装置に戻される。これ
により、ノズル2脱却後に送水が行われていてもソケッ
ト5より冷却水9が漏れることはない。25はソケット
5と弁11の隙間から冷却水9が漏れるのを防止するO
リングである。
【0026】この実施の形態1によれば、ノズル給水管
8とノズル排水管10をノズル2の根元部の外側に設け
ることにより、ノズル2の着脱によりノズル2内面に冷
却水9は付着しないので水分に起因するブローホールな
どの溶接欠陥は発生せず、溶接品質の向上を図ることが
できる。
【0027】また、ノズル給水管8とノズル排水管10
を同心上に配置することにより、給水と排水のジョイン
ト部であるプラグ3とソケット5が1カ所で済み、ノズ
ル給水管8とノズル排水管10の2重パイプ構造により
ジョイント部を小形にすることができ、ノズル2の着脱
による操作性が向上している。
【0028】更に、ばね12に押圧された弁11の動作
により、水筒金具4からノズル2を脱却した状態で冷却
水装置(図示せず)などからの送水が行われてもソケッ
ト5より冷却水9が漏れることはないので、母材(ワー
ク)に冷却水9が付着することによるブローホールなど
の溶接欠陥の発生、母材の汚損、及び冷却水装置内の冷
却水量不足による溶接用トーチの焼損を防止することも
できる。
【0029】(実施の形態2)次に、実施の形態2の溶
接用トーチを図7ないし図8に沿って説明する。この実
施の形態2は実施の形態1に対して弁が2個となりプラ
グの形状が異なり、その他の構成は実施の形態1と同様
であるので、説明を省略する。
【0030】図7はリング7により水筒金具4にノズル
2が装着された状態を示し、26は断面形状がほぼT字
状で根元側大径部27はばね12により押圧され先端小
径部28は冷却水9の通路となる中空部29を備えた第
1の弁、30は第1の弁26の先端小径部28の外径よ
りやや大となる内径を有するほぼ円筒状で外面に冷却水
9の通路31を備えた第2の弁、32はプラグ33の先
端に当たるソケット34側の外径が第1の弁26の先端
小径部28の外径とほぼ同一であるノズル給水管、35
はプラグ33の根元部外径がソケット34の先端口36
の内径よりやや小となるノズル排水管である。37は第
1の弁26がソケット34内を移動するときにソケット
34根元部38内の非圧縮性流体である冷却水9が自由
に移動できるようにした孔で、溝であってもよい。
【0031】上記構成にて冷却水9の流れは実施の形態
1と同様になる。図8はリング7を解除し水筒金具4よ
りノズル2を脱却した状態を示し、プラグ33がソケッ
ト34より離れると同時にばね12の押圧により第1の
弁26の先端小径部28とプラグ33の先端部が第2の
弁30の内面を摺動し、第1の弁26と第2の弁30が
ソケット34の先端部39を塞ぎ、冷却水9はソケット
34内を循環して冷却水装置に戻される。40はソケッ
ト34と第2の弁30の隙間から冷却水9が漏れるのを
防止するOリング、41は第1の弁26と第2の弁30
の隙間から冷却水9が漏れるのを防止するOリングで、
これらのOリングはソケット34に設けられた冷却水9
の循環口42には接触しない構造になっている。
【0032】この実施の形態2によれば、弁を2重構造
にしているため図8のL1が実施の形態1に対して短く
なりソケット34の軸方向長を短くすることができるの
で、更にジョイント部を小形化にすることが可能とな
る。
【0033】また、水漏れ防止のOリングはゴム製であ
るため、第1の弁26と第2の弁30がソケット34内
を摺動時に循環口42に接触すると循環口42のエッジ
によりOリングが削れ、そこより水漏れが発生すること
があり、Oリング40、41が前記動作において循環口
42には接触しない構造になっている本実施の形態によ
ればOリングの水漏れに対する信頼性の向上を図ること
もできる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の手段によ
れば、冷却水とシールドガスの一方を通すバイパス部を
トーチ本体とノズルと別体に設けることにより、ノズル
の着脱によりシールドガスの通路に冷却水は付着しない
ので水分に起因するブローホールなどの溶接欠陥は発生
せず、溶接品質の向上を図ることができる。
【0035】また、本発明の第2の手段によれば、バイ
パス部に冷却水を通し、ノズル着脱によりシールドガス
の通路に冷却水が付着しないので水分に起因するブロー
ホールなどの溶接欠陥は発生せず、溶接品質の向上を図
ることができる。
【0036】また、本発明の第3の手段によれば、トー
チ本体のバイパス部に止水手段を設け、冷却水を止水す
ることにより、トーチ本体からノズルを脱却した状態で
送水が行われてもソケットより冷却水が漏れることはな
いので、母材(ワーク)に冷却水が付着することによる
ブローホールなどの溶接欠陥の発生、母材の汚損、及び
冷却水装置内の冷却水量不足による溶接用トーチの焼損
を防止することができる。
【0037】また、本発明の第4の手段によれば、ノズ
ル本体への冷却水の給水を行うノズル給水管とノズル本
体からの冷却水の排水を行うノズル排水管をノズルの根
元部の外側に設けることにより、ノズルの着脱によりノ
ズル内面に冷却水は付着しないので水分に起因するブロ
ーホールなどの溶接欠陥は発生せず、溶接品質の向上を
図ることができることや、ノズル給水管とノズル排水管
を同心上に配置することにより、給水と排水のジョイン
ト部であるプラグとソケットが1カ所で済み、ノズル給
水管とノズル排水管の2重パイプ構造によりジョイント
部を小形にすることができ、ノズルの着脱による操作性
を向上させることや、ばねに押圧された弁の動作によ
り、水筒金具からノズルを脱却した状態で送水が行われ
てもソケットより冷却水が漏れることはないので、母材
(ワーク)に冷却水が付着することによるブローホール
などの溶接欠陥の発生、母材の汚損、及び冷却水装置内
の冷却水量不足による溶接用トーチの焼損を防止するこ
とができる。
【0038】また、本発明の第5の手段によれば、弁を
2重構造にしているためノズル脱却時における弁のフラ
ンジ長が短くなりこれに伴いソケットの軸方向が短くな
って、ジョイント部を一段と小形化にすることができ
る。
【0039】また、本発明の第6の手段によれば、水漏
れ防止のOリング付きの第1の弁と第2の弁がソケット
内を摺動時にOリングと循環口が接触しない構造になっ
ているため、Oリングの水漏れに対する信頼性の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の溶接用トーチにおける
ノズル装着時の要部拡大断面図
【図2】同溶接用トーチの概略構成図
【図3】同溶接用トーチにおけるノズル装着時の説明図
【図4】同溶接用トーチにおけるノズル脱却時の説明図
【図5】同溶接用トーチにおける弁の断面図
【図6】同溶接用トーチにおけるノズル脱却時の要部拡
大断面図
【図7】本発明の実施の形態2の溶接用トーチにおける
ノズル装着時の要部拡大断面図
【図8】同溶接用トーチにおけるノズル脱却時の要部拡
大断面図
【図9】従来の溶接用トーチにおけるノズル装着時の説
明図
【図10】同溶接用トーチにおけるノズル脱却時の説明
【符号の説明】
1 トーチボディ 2 ノズル 3、33 プラグ 4 水筒金具 5、34 ソケット 8、32 ノズル給水管 9 冷却水 10、35 ノズル排水管 11 弁 12 ばね 26 第1の弁 30 第2の弁 40、41 Oリング
フロントページの続き (72)発明者 西村 仁志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 齊藤 哲 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K017 DF02 DF06 DF08 4E001 LD02 LH02 LH08 MB03 MD10 NA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トーチ本体と着脱自在に設けたノズル
    と、前記トーチ本体から前記ノズルに冷却水を供給する
    通路と、前記トーチ本体から前記ノズルにシールドガス
    を供給する通路とを設け、前記トーチ本体と前記ノズル
    の着脱部には、前記冷却水と前記シールドガスの一方を
    通すバイパス部を、前記トーチ本体と前記ノズルとは別
    体に設けた溶接用トーチ。
  2. 【請求項2】 バイパス部には冷却水を通す請求項1記
    載の溶接用トーチ。
  3. 【請求項3】 トーチ本体のバイパス部に止水手段を設
    けた請求項2記載の溶接用トーチ。
  4. 【請求項4】 トーチボディ先端部の筒状のノズルに冷
    却水を循環させる溶接用トーチであって、前記ノズルの
    本体に前記冷却水を循環させるノズル給水管とノズル排
    水管を同心上に配置しプラグとして構成し、前記プラグ
    は前記ノズルの根元部の外側に前記ノズルの軸線と平行
    となる軸線上に設け、前記ノズルの根元側同軸上に設け
    た水筒金具には、前記プラグと同軸上のソケットが装備
    され、前記水筒金具から供給される前記冷却水は前記ソ
    ケットを介して前記ノズル給水管に送水され、前記ソケ
    ット内部には前記ノズルの着脱に連動し、ばねに押圧さ
    れた弁を設け、前記ノズルを前記水筒金具より脱却する
    と前記ばねの押圧により前記弁が前記ソケットの先端部
    を塞ぎ、前記水筒金具から供給される前記冷却水は前記
    ソケット内を循環して前記水筒金具に排水されることを
    特徴とする溶接用トーチ。
  5. 【請求項5】 ソケット内部に断面形状がほぼT字状で
    根元側大径部はばねにより押圧され先端小径部は冷却水
    の通路となる中空部を備えた第1の弁と、前記第1の弁
    の先端小径部の外径よりやや大となる内径を有するほぼ
    円筒状で外面に前記冷却水の通路を備えた第2の弁を備
    え、プラグの先端に当たる前記ソケット側の外径は前記
    第1の弁の先端小径部の外径とほぼ同一で、前記プラグ
    の根元部の外径は前記ソケットの先端口の内径よりやや
    小となり、ノズルの着脱により前記第1の弁の先端小径
    部と前記プラグの先端部が前記第2の弁の内面を摺動す
    る請求項4記載の溶接用トーチ。
  6. 【請求項6】 ソケットと第2の弁の隙間から冷却水が
    漏れるのを防止するOリングと、第1の弁と第2の弁の
    隙間から冷却水が漏れるのを防止するOリングが、水筒
    金具とソケットの間に設けた冷却水の循環口に接触しな
    い構造とする請求項5記載の溶接用トーチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018230209A1 (ja) * 2017-06-15 2018-12-20 株式会社ダイヘン 溶接トーチ、および溶接トーチ冷却システム

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