JP2000134735A - ガス回収装置 - Google Patents

ガス回収装置

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JP2000134735A
JP2000134735A JP10301106A JP30110698A JP2000134735A JP 2000134735 A JP2000134735 A JP 2000134735A JP 10301106 A JP10301106 A JP 10301106A JP 30110698 A JP30110698 A JP 30110698A JP 2000134735 A JP2000134735 A JP 2000134735A
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gas
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JP10301106A
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Yutaka Kawasaki
裕 川崎
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Toshiba Corp
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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ガス回収を安定して行うことができ
るとともに、ガス回収時間を短縮でき、使用電力の低減
をも図ることができるガス回収装置を提供する。 【解決手段】ガス被回収容器11と隣接回線容器22と
の間にガス回収手段を構成する真空ポンプ16および圧
縮機17を設けるとともに、ガス被回収容器11と隣接
回線容器22側それぞれにダスト・オイルミストフィル
タ14、14’を有する回収フィルタユニット15およ
びダスト・オイルミストフィルタ19、19’を有する
回収フィルタユニット20を配置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばSF6ガス
などを使用したガス絶縁開閉装置(以下、GISと略称
する。)などの点検、修理などの際に内部ガスを回収す
るガス回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】発電所などに設けられるGISは、密閉
した容器内にSF6ガスを封入した構造体からなるた
め、GISの修理、点検作業を行う場合、内部のSF6
ガスを回収する作業が必要となっている。
【0003】従来、GIS内部のSF6ガスを回収する
ガス回収装置として、図5に示すように、GISなどの
ガス被回収容器1にガス止め弁5を有するガス配管2を
介して真空ポンプVP、ガス圧縮機CPおよび冷凍機C
Uを有する液化回収装置3を接続するとともに、この液
化回収装置3の冷凍機CUに液化保管タンク4を接続し
ていて、GIS内部を点検修理する場合、ガス止め弁5
を開いてガス被回収容器1内部のSF6ガスをガス配管
2より真空ポンプVPを介して液化回収装置3内に引き
込み、ガス圧縮機CPおよび冷凍機CUにより液化しな
がら液化保管タンク4に回収するようにしたものがあ
る。つまり、このような液化回収装置3では、ガス被回
収容器1より液化回収装置3内部に引き込んだSF6ガ
スをガス圧縮機CPで加圧してガス温度を上昇させ、こ
の温度上昇した高圧ガスを冷凍機CUで冷却し液化高圧
SF6ガスに変えて液化保管タンク4に回収するように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
液化回収装置3では、その冷却能力によりガス回収能力
が決定されるため、回収時間は、比較的長時間を要し、
GISの修理、点検作業の工程に占める比率が大きくな
る。また、このガス冷却に要する電力量も大きく、変電
所内の分電盤の電源容量のみでは対応できないことが多
いことから、別途発電機を準備するなど、付帯する大掛
かりな器材を必要とし、特に、都市部に多い地下発電所
では、マシンハッチを開閉するなどの大掛かりな作業を
必要とする。さらに、これらのことから作業日程が長く
かかると、送電、配電の器機の停止時間が長いことを意
味し、経済的な面のみならず、緊急時の対応か低下し、
系統全体の信頼性を損なうおそれもあった。
【0005】そこで、従来、特開昭54−111643
号公報に開示されるように、被点検容器内のガスをコン
プレッサにより圧縮してゴミなどの不純物を除去するフ
ィルタを介して他の容器内に回収し、その後、この被点
検容器内の点検を終了したところで、他の容器内の回収
ガスを被点検容器内に再充填させるものが考えられてい
る。
【0006】ところが、このように構成したものでは、
被点検容器と他の容器とを接続する接続管の途中にフィ
ルタを挿入しているものの、このフィルタは、コンプレ
ッサと他の容器との間にのみに介在され、しかも被点検
容器や他の容器より離れて配置されるため、ガス回収時
には、被点検容器内の不純物が、フィルタまでのバルブ
や接続管中に侵入し、また、ガス再充填時には、他の容
器からの不純物がフィルタまでのバルブや接続管中に侵
入し、これら、不純物は、ガス回収およびガス再充填の
たびに被点検容器や他の容器に再侵入するようになるた
め、一連のガス回収のための動作が不安定になるという
問題があり、特に、ガスの回収時については、被点検容
器内の不純物が、そのままコンプレッサに侵入するた
め、コンプレッサ能力を短時間で低下させてしまうとい
う問題もあった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、ガス回収を安定して行うことができるとともに、ガ
ス回収時間を短縮でき、使用電力の低減をも図ることが
できるガス回収装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ガス被回収容器に収容されたガスを、該ガス被回収容器
に連通された回収容器に回収するとともに、該回収容器
に回収されたガスを、前記ガス被回収容器に再充填する
ガス回収装置において、前記ガス被回収容器と回収容器
との間に設けられ前記ガス被回収容器からのガスを前記
回収容器に回収させるガス回収手段と、前記ガス被回収
容器および回収容器のそれぞれのガス給排口側に設けら
れた異物除去用のフィルタを有する回収フィルタユニッ
トとを具備している。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記回収フィルタユニットは、並列接続さ
れた2個のフィルタを有し、一方のフィルタは、前記回
収容器へのガス回収時、他方のフィルタは、前記ガス被
回収容器へのガス再充填時に用いられることを特徴とし
ている。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ガス回収手段は、液化回収手段を有
し、前記ガス被回収容器内の圧力が所定値以下になる
と、前記液化回収手段による液化回収に移行することを
特徴としている。
【0011】この結果、請求項1記載の発明によれば、
ガス回収の際、ガス被回収容器からのゴミや油蒸気など
の異物がガス回収手段に侵入するのを防止でき、また、
ガス回収手段からの異物が回収容器に侵入するのを防止
できる。さらに、ガス回収のみが行われるので、従来の
液化回収のものと比べ、ガス回収時間を大幅に短縮でき
るとともに、ガス回収に要する電力量も大幅に小さくで
きる。
【0012】請求項2記載の発明によれば、回収時と再
充填時で、各回収フィルタユニットのフィルタを使い分
け、ガスの流れ方向を常に一定にできるので、フィルタ
にトラップされた異物の逆流を確実に防止することがで
きる。請求項3記載の発明によれば、ガス回収と液化回
収を組み合わせることにより、従来の100%液化回収
に比べて回収時間の大幅な短縮を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明が適用されるガス
回収装置の概略構成を示している。図において、11
は、GISなどのガス被回収容器で、このガス被回収容
器11のガス給排口には、止め弁12を介して止め弁1
3とダスト・オイルミストフィルタ14の直列回路と止
め弁13’とダスト・オイルミストフィルタ14’の直
列回路を並列に接続してなる回収フィルタユニット15
を接続している。ここで、ダスト・オイルミストフィル
タ14、14’は、ゴミや油蒸気などの異物を除去する
ものである。
【0014】また、回収フィルタユニット15には、ガ
ス回収手段を構成する真空ポンプ16および圧縮機17
を介して止め弁18とダスト・オイルミストフィルタ1
9の直列回路と止め弁18’とダスト・オイルミストフ
ィルタ19’の直列回路を並列に接続してなる回収フィ
ルタユニット20を接続し、この回収フィルタユニット
20にガス配管21を介して隣接回線容器22のガス給
排口を接続している。ここでのダスト・オイルミストフ
ィルタ19、19’についても、上述したダスト・オイ
ルミストフィルタ14、14’と同様なものである。
【0015】そして、回収フィルタユニット15は、絶
縁性ガスであるSF6ガスの回収と再充填時に応じた止
め弁13、13’の開閉操作によりダスト・オイルミス
トフィルタ14、14’を使い分け可能にしていて、そ
れぞれのダスト・オイルミストフィルタ14、14’で
のガスの流れ方向を一定にし、トラップしたダスト・オ
イルミストを逆流させないようになっている。回収フィ
ルタユニット20についても、回収フィルタユニット1
5と同様である。また、圧縮機17は、ガス被回収容器
11内のガス圧力が0気圧以上の場合、ガス被回収容器
11からのガスを圧縮し、隣接回線容器22に昇圧封入
するためのものである。真空ポンプ16は、ガス被回収
容器11内のガス圧力が0気圧を下回った場合、ガス被
回収容器11内のガスを強制的に取り出すためのもので
ある。そして、止め弁12は、ガス被回収容器11内の
圧力が例えば10Torr程度の負圧力に達した場合、
閉操作され、図示しない止め弁によりガス被回収容器1
1内に大気を流入させるためのものである。
【0016】次に、以上のように構成した実施の形態の
動作を説明する。いま、ガス被回収容器11を修理・点
検するため、内部のガス回収を行う場合、止め弁12を
開操作するとともに、回収フィルタユニット15、20
のそれぞれ一方の止め弁、例えば、止め弁13、18を
開操作し、ガス被回収容器11をガス回収先の隣接回線
容器22に接続する。
【0017】この状態で、ガス被回収容器11内のガス
圧力が0気圧以上にあると、ガス被回収容器11内のガ
スは、そのままダスト・オイルミストフィルタ14を通
して圧縮機17に取り込まれ、ここで圧縮され、ダスト
・オイルミストフィルタ19を通して隣接回線容器22
に昇圧封入される。
【0018】その後、隣接回線容器22へのガス回収が
進んで、ガス被回収容器11内のガス圧力が0気圧を下
回るようになると、この時点で、真空ポンプ16を駆動
する。すると、ガス被回収容器11内のガスは、強制的
に引き出され、圧縮機17で圧縮され、ダスト・オイル
ミストフィルタ19を通して隣接回線容器22へ昇圧封
入される。
【0019】そして、ガス被回収容器11内のガス圧力
が、例えば10Torr程度の負圧力までなると、止め
弁12を閉操作する。これにより、真空ポンプ16側へ
のガスの排出が停止されるとともに、図示しない止め弁
によりガス被回収容器11内に大気が流入され、ガス被
回収容器11内は大気圧に置換され、この状態で、ガス
被回収容器11の図示しない点検マンホールを開放する
ことで、内部の修理、点検が実行される。
【0020】その後、ガス被回収容器11内部の修理・
点検が終了して、隣接回線容器22に回収したガスをガ
ス被回収容器11に再充填させるには、止め弁12を開
操作するとともに、今度は、回収フィルタユニット1
5、20のそれぞれ他方の止め弁、例えば、止め弁1
3’、18’を開操し、隣接回線容器22をガス再充填
先のガス被回収容器11に接続させる。これにより、隣
接回線容器22に回収されているガスは、回収フィルタ
ユニット20、15のそれぞれのダスト・オイルミスト
フィルタ19’14’を通してガス被回収容器11に還
元され、再充填される。
【0021】従って、このようにすれば、ガス回収時、
ガス被回収容器11に隣接回線容器22を接続した状態
で、ガス被回収容器11内のガスを、ガス被回収容器1
1のガス給排口側の回収フィルタユニット15のダスト
・オイルミストフィルタ14を通して真空ポンプ16お
よび圧縮機17に取り出し、隣接回線容器22のガス給
排口側の回収フィルタユニット20のダスト・オイルミ
ストフィルタ19を通して隣接回線容器22へ昇圧封入
させるようにしたので、ガス被回収容器11からのゴミ
や油蒸気などの異物が、真空ポンプ16や圧縮機17ま
での管路は勿論、これら真空ポンプ16や圧縮機17に
侵入するのを防止でき、また、これら真空ポンプ16や
圧縮機17からの異物が隣接回線容器22に侵入するの
も防止でき、これにより、異物侵入により、真空ポンプ
16や圧縮機17での性能劣化を未然に防止できるとと
もに、隣接回線容器22でのガス性能の劣化も防止で
き、ガス被回収容器11から隣接回線容器22へのガス
回収を安定して行うことができる。また、このことは、
隣接回線容器22の回収ガスをガス被回収容器11に再
充填する場合も同様である。
【0022】また、各回収フィルタユニット15、20
は、それぞれダスト・オイルミストフィルタ14、1
4’および19、19’を有し、回収時と再充填時で、
各ダスト・オイルミストフィルタ14、14’および1
9、19’を使い分け、ガスの流れ方向を常に一定にす
るようにしているので、トラップしたゴミや油蒸気など
の異物の逆流を確実に防止することができ、これらがガ
ス被回収容器11や隣接回線容器22に侵入するのを防
止できる。
【0023】さらに、ガス被回収容器11から隣接回線
容器22へは、ガス回収のみが行われるので、従来のガ
スを冷却液化するものと比べ、作業工程に大きな比重を
占めているガス回収時間を大幅に短縮でき、その分工期
の短縮を実現でき、また、ガス冷却に要する電力量に比
べ、電力量も小さくできるので、別電源として発電機な
どを準備するのを無くすことができ、発電所のマシンハ
ッチ開閉などの大規模な付帯作業も無くすことができ
る。
【0024】さらにまた、隣接回線容器22が活線状態
にあっても、隣接回線容器22へのガス回収により封入
ガスが既定値より高くなるだけなので、運転への影響を
皆無にできる。 (第2の実施の形態)図2は、本発明の第2の実施の形
態の概略構成を示すもので、図1と同一部分には、同符
号を付している。
【0025】この場合、圧縮機17と回収フィルタユニ
ット20との接続点に、さらに止め弁23とダスト・オ
イルミストフィルタ24の直列回路と止め弁23’とダ
スト・オイルミストフィルタ24’の直列回路を並列に
接続してなる回収フィルタユニット25を接続し、この
回収フィルタユニット25に、他の隣接回線容器26を
接続している。
【0026】従って、このようにすれば、ガス被回収容
器11に対して2回線分の隣接回線容器22、26が接
続可能になるので、例えば隣接回線容器22のガス収容
のための容積が小さく、隣接回線容器22のみでは、ガ
ス被回収容器11のガスを回収しきれないような場合、
回収フィルタユニット25の止め弁23を開操作してガ
ス被回収容器11に対して隣接回線容器22の他に、隣
接回線容器26も接続させることにより、ガス被回収容
器11内の全てのガスを回収できるようになり、上述し
たと同様にしてガス被回収容器11内部の修理・点検を
実施することができる。また、複数の隣接回線容器2
2、26へガス回収することで、圧力の上昇低減および
ガス回収時間のさらなる短縮も実現できる。 (第3の実施の形態)図3は、本発明の第3の実施の形
態の概略構成を示すもので、図1と同一部分には、同符
号を付している。
【0027】この場合、圧縮機17と回収フィルタユニ
ット20との接続点、つまり圧縮機17の吐出口側に止
め弁27、冷凍機28を介して液化保管タンク29を接
続し、圧縮機17で圧縮されたガスを冷凍機28で液化
しながら液化保管タンク29に回収可能にしている。
【0028】このような構成において、ガス被回収容器
11内のガス圧力が所定値より高い状態では、ガス被回
収容器11内のガスは、ダスト・オイルミストフィルタ
14を通して圧縮機17に取り込まれ、圧縮された後、
ダスト・オイルミストフィルタ19を通して隣接回線容
器22に昇圧封入される。
【0029】その後、ガス被回収容器11内のガス圧力
が所定値より低下したところで、止め弁27を開操作す
ると、圧縮機17で圧縮されたガスは、冷凍機28で冷
却され、液化された状態で液化保管タンク29に回収さ
れる。
【0030】従って、このようにすれば、ガス回収と液
化回収を組み合わせることにより、例えば隣接回線容器
22のガス収容のための容積が小さく、隣接回線容器2
2のみではガス被回収容器11のガスを回収しきれない
ような場合も、ガス被回収容器11内の全てのガスを回
収することができる。また、ガス回収と液化回収を組み
合わせると、例えば、図4(a)に示すように、100
%ガス回収の場合の回収時間に比べて、同図(b)に示
すように100%液化回収の場合の回収時間が大幅にか
かっていたものが、同図(c)に示すように中間の回収
時間が得られ、100%液化回収に比べて回収時間の大
幅な短縮を図ることができる。
【0031】この結果、隣接回線容器22の回収容積が
小さい場合でも、修理・点検作業が可能となり、また、
ガス回収のための電源容量を比較的小さくできるので、
工事用発電機などの持ち込みを無くすことができ、発電
所のマシンハッチ開閉などの大規模な付帯作業も無くす
ことができる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ガ
ス回収の際、ガス被回収容器からのゴミや油蒸気などの
異物が管路やガス回収手段に侵入するのを防止でき、ま
た、ガス回収手段からの異物が回収容器側に侵入するの
を防止できるので、ガス回収手段での性能劣化を未然に
防止できるとともに、回収容器内でのガス性能の劣化も
防止でき、ガス被回収容器から回収容器へのガス回収を
安定して行うことができる。しかも、ガス回収のみが行
われるので、従来の液化回収のものと比べ、ガス回収時
間を大幅に短縮できるとともに、ガス回収に要する電力
量も大幅に小さくできる。
【0033】また、回収時と再充填時で、各回収フィル
タユニットのフィルタを使い分け、ガスの流れ方向を常
に一定にできるので、フィルタにトラップされた異物の
逆流を確実に防止することができ、これら異物がガス被
回収容器や回収容器に侵入するのを防止できる。さら
に、ガス回収と液化回収を組み合わせることにより、従
来の100%液化回収に比べて回収時間の大幅な短縮を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図2】本発明の第2の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図3】本発明の第3の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図4】第3の実施の形態を説明するための図。
【図5】従来のガス回収装置の一例の概略構成を示す
図。
【符号の説明】
11…ガス被回収容器 12.13.13’18.18’…止め弁 14.14’.19.19’…ダスト・オイルミストフ
ィルタ 15…回収フィルタユニット 15.20…回収フィルタユニット 16…真空ポンプ 17…圧縮機 21…ガス配管 22.26…隣接回線容器 23.23’…止め弁 24.24’…ダスト・オイルミストフィルタ 25…回収フィルタユニット 27…止め弁 28…冷凍機 29…液化保管タンク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス被回収容器に収容されたガスを、該
    ガス被回収容器に連通された回収容器に回収するととも
    に、該回収容器に回収されたガスを、前記ガス被回収容
    器に再充填するガス回収装置において、 前記ガス被回収容器と回収容器との間に設けられ前記ガ
    ス被回収容器からのガスを前記回収容器に回収させるガ
    ス回収手段と、 前記ガス被回収容器および回収容器のそれぞれのガス給
    排口側に設けられた異物除去用のフィルタを有する回収
    フィルタユニットとを具備したことを特徴とするガス回
    収装置。
  2. 【請求項2】 前記回収フィルタユニットは、並列接続
    された2個のフィルタを有し、一方のフィルタは、前記
    回収容器へのガス回収時、他方のフィルタは、前記ガス
    被回収容器へのガス再充填時に用いられることを特徴と
    する請求項1記載のガス回収装置。
  3. 【請求項3】 前記ガス回収手段は、液化回収手段を有
    し、前記ガス被回収容器内の圧力が所定値以下になる
    と、前記液化回収手段による液化回収に移行することを
    特徴とする請求項1記載のガス回収装置。
JP10301106A 1998-10-22 1998-10-22 ガス回収装置 Pending JP2000134735A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110624321A (zh) * 2019-10-28 2019-12-31 苏州朗道节能技术有限公司 一种用于废气回收净化的前处理装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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