JP2000134453A - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体

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JP2000134453A
JP2000134453A JP10304314A JP30431498A JP2000134453A JP 2000134453 A JP2000134453 A JP 2000134453A JP 10304314 A JP10304314 A JP 10304314A JP 30431498 A JP30431498 A JP 30431498A JP 2000134453 A JP2000134453 A JP 2000134453A
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Tsutomu Sakagami
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙幣や有価証券等の特定の紙媒体の違法な複
製を確実に防ぐことが可能な画像処理システムを提供す
る。 【解決手段】 画像取得装置110により得られたディ
ジタル的な画像情報を、端末装置120を介して画像出
力装置130に与え、この画像出力装置130にて出力
する際、端末装置120又は画像出力装置130内にお
いて、画像取得装置110にて得られた画像情報に対し
て、特定情報(紙幣や有価証券等の複製が禁止されてい
る紙媒体の画像情報であることを示す情報)の検出を行
う。この検出の結果に基づいて、画像出力装置130で
の出力動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、原稿上の
画像情報をディジタル的に読み取り、それを出力する画
像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及びそ
れを実施するための処理ステップをコンピュータが読出
可能に格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、自動原稿給送機能を
有する画像処理装置として、図11に示すような装置7
00がある。この画像処理装置700は、リーダ部50
0とプリンタ部600からなり、リーダ500の原稿給
送部501にセットされた原稿上の画像情報をディジタ
ル的に読み取って、それをプリンタ部600にてプリン
ト出力(原稿の複写)するようになされている。
【0003】具体的には、先ず、リーダ部500におい
て、原稿給送部501は、セットされた原稿を最終ぺ一
ジから順に1枚ずつプラテンガラス502上へ給送す
る。ある1枚の原稿がプラテンガラス502上に搬送さ
れると、ランプ503が点灯し、スキャナユニット50
4の移動が開始する。これにより、原稿が露光走査され
る。これによる原稿の反射光は、ミラー505,50
6,507、及びレンズ508によって、CCD(Char
ge Coupled Device )イメージセンサ(以下、単に「C
CD」と言う)509へ導かれる。そして、CCD50
9へ導かれた光は、ここでの光電変換により電気的な画
像信号として読み取られ、所定の処理が施された後、画
像データとしてプリンタ部600へ転送される。このよ
うな、原稿に対する読取動作終了後、プラテンガラス5
02上の該原稿は、原稿給送部501により排出され、
次の原稿に対する読取動作が開始される。
【0004】一方、プリンタ部600においては、リー
ダ部500(CCD509)から出力される画像データ
に応じて、レーザドライバ621が動作する。すなわ
ち、レーザドライバ621は、CCD509から出力さ
れる画像データに応じたレーザ光を発光するように、レ
ーザ発光部601を駆動する。レーザ発光部601から
発光されたレーザ光は、感光ドラム602に照射され、
感光ドラム602には、該レーザ光に応じた潜像が形成
される。そして、感光ドラム602の潜像の部分には、
現像器603によって現像剤が付着される。また、レー
ザ発光部601でのレーザ光の発光開始と同期したタイ
ミングで、カセット604及びカセット605の何れか
から、そこにセットされている記録紙が転写部606へ
搬送される。これにより、感光ドラム602に付着され
た現像剤が記録紙に転写されることになる。このように
して、現像剤が転写された記録紙は、定着部607に搬
送され、定着部607の熱と圧力により、現像剤が記録
紙に定着される。定着部607を通過した記録紙は、排
出ローラ608によって排出される。ソータ620は、
その排出された記録紙を各々のビンに収納して、記録紙
の仕分けを行う。
【0005】尚、ソータ620に対して、上述のような
仕分け機能が設定されていない場合は、最上ビンに記録
紙が収納される。
【0006】また、プリンタ部600に対して両面記録
が設定されている場合、上述のようにして記録紙の片面
記録終了後、該記録紙は、排出ローラ608のところま
で搬送される。そして、排出ローラ608の回転方向が
逆転されることで、片面記録された記録紙は、フラッパ
609によって再給紙搬送路へ導かれる。一方、プリン
タ部600に対して多重記録が設定されている場合、記
録紙は、フラッパ209によって直接再給紙搬送路へ導
かれる。すなわち、この場合には、記録紙は排出ローラ
608まで搬送されない。その後、再給紙搬送路へ導か
れた記録紙は、上述したタイミングで転写部606へ搬
送される。
【0007】上述のような画像処理装置700は、通
常、偽造防止の観点から、原稿上の画像情報を読み取る
際に、該画像情報が紙幣や有価証券等の画像情報(特定
の紙媒体の画像情報)であるかを識別する機能を有して
いる。そして、その機能による識別の結果を基に、強制
的に装置の動作を停止したり、プリント出力する画像中
に目に見える別の情報を付加することで、紙幣や有価証
券等を偽造できない構成となっている。或いは、プリン
ト出力する画像中に特定の情報を付加する(目に見えな
い情報を埋め込む)構成とすることで、紙幣や有価証券
等の偽造時の追跡調査の手助けとなるようになってい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では、
上記図11に示したような、原稿上の画像情報を読み取
るリーダ部500と、リーダ部500にて読み取られた
画像情報を出力するプリンタ部600とが一体化した画
像処理装置700に対して、図12に示すように、リー
ダ部500に対応した機能(スキャナ801)と、プリ
ンタ部600に対応した機能(プリンタ803)とを分
離して各々独立した状態で、一般的なコンピュータ80
2を介して接続する構成も多く用いられるようになって
きている。このような構成では、スキャナ801にて原
稿上の画像情報がディジタル的に読み取られ、そのディ
ジタル的な画像情報が、コンピュータ802を介してプ
リンタ803にてプリント出力されることになる。ま
た、図13に示すように、上述したようなスキャナ80
1a,801b、コンピュータ802a,802b,8
02c、プリンタ803a,803bをネットワーク9
01を介して互いに通信可能なように接続する構成をと
る場合もある。このような構成においても、スキャナ8
01aや801bにて読み取られた画像情報を、コンピ
ュータ802a,802b,802cを介して、プリン
タ803aや803bにてプリント出力することができ
る。
【0009】しかしながら、上記図12や上記図13の
何れの構成のシステムにおいても、従来では、スキャナ
にて読み取られた画像情報が紙幣や有価証券等の特定の
紙媒体であるかを識別し、特定の紙媒体の場合には、強
制的に装置の動作を停止する、或いは、プリンタにて出
力する画像中に目に見える別の情報を付加する、という
ような機能を備えていなかった。このため、紙幣や有価
証券等の複写されるべきでない媒体(複写が禁止されて
いる媒体)の情報が安易に読み取られ、複製される恐れ
が生じていた。
【0010】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、紙幣や有価証券等の特定の紙媒
体の違法な複製を確実に防ぐことが可能な画像処理装
置、画像処理システム、画像処理方法、及びそれを実施
するための処理ステップをコンピュータが読出可能に格
納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、少なくとも画像を識別するための所定情
報が含まれる画像情報を出力する画像処理装置であっ
て、上記画像情報から所定情報を検出する検出手段と、
上記検出手段の検出結果に基づいて、上記画像情報の出
力を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0012】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記制御手段は、上記検出手段により上記所定情報が検
出された場合に、上記画像情報の出力を禁止する制御を
行うことを特徴とする。
【0013】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記制御手段は、上記検出手段により上記所定情報が検
出された場合に、該所定情報に基づいた情報を上記出力
する画像情報に付加する制御を行うことを特徴とする。
【0014】第4の発明は、少なくとも画像を識別する
ための所定情報が含まれる画像情報をディジタル的に出
力する画像処理装置であって、上記画像情報から所定情
報を読み取る読取手段を備えることを特徴とする。
【0015】第5の発明は、少なくとも画像を識別する
ための所定情報が含まれる画像情報をディジタル的に出
力する画像処理装置であって、上記画像情報から所定情
報を読み取る読取手段と、上記読取手段により読み取ら
れた所定情報を上記出力する画像情報に付加する付加手
段とを備えることを特徴とする。
【0016】第6の発明は、少なくとも画像を識別する
ための所定情報が含まれる画像情報をディジタル的に出
力する画像処理装置であって、上記画像情報から所定情
報を読み取る読取手段と、上記読取手段により読み取ら
れた所定情報を判別する判別手段と、上記判別手段の判
別結果に基づいて、上記画像情報の出力を制御する制御
手段とを備えることを特徴とする。
【0017】第7の発明は、上記第1、4〜6の何れか
の発明において、上記画像情報は、紙媒体上の画像情報
であり、上記画像情報に含まれる所定情報は、複製が禁
止された紙媒体の画像情報であることを示す情報である
ことを特徴とする。
【0018】第8の発明は、少なくとも画像を識別する
ための所定情報が含まれる画像情報を取得する画像取得
装置と、上記画像取得装置にて得られた画像情報を出力
する画像出力装置と、上記画像取得装置にて得られた画
像情報を上記画像出力装置へ与える端末装置とが接続可
能に設けられてなる画像処理システムであって、上記画
像出力装置及び上記端末装置の何れか一方は、請求項1
〜7の何れかに記載の画像処理装置の機能を有すること
を特徴とする。
【0019】第9の発明は、上記第8の発明において、
上記画像取得装置は、スキャナを含み、上記画像出力装
置は、プリンタを含むことを特徴とする。
【0020】第10の発明は、少なくとも画像を識別す
るための所定情報が含まれる画像情報を外部出力するた
めの処理ステップをコンピュータが読出可能に格納した
記憶媒体であって、上記処理ステップは、上記画像情報
から所定情報を読み取る読取ステップと、上記読取ステ
ップにより読み取られた所定情報を判別する判別ステッ
プと、上記判別ステップでの判別結果に基づいて、上記
画像情報の外部出力を制御する制御ステップとを含むこ
とを特徴とする。
【0021】第11の発明は、上記第10の発明におい
て、上記画像情報は、紙媒体上の画像情報であり、上記
画像情報に含まれる所定情報は、複製が禁止された紙媒
体の画像情報であることを示す情報であることを特徴と
する。
【0022】第12の発明は、上記第10の発明におい
て、上記制御ステップは、上記判別ステップにより、上
記画像情報に上記所定情報が含まれると判別された場合
に、上記画像情報の外部出力を禁止するためのステップ
を含むことを特徴とする。
【0023】第13の発明は、上記第10の発明におい
て、上記制御ステップは、上記判別ステップにより、上
記画像情報に上記所定情報が含まれると判別された場合
に、該所定情報に基づいた情報を上記外部出力する画像
情報に付加するステップを含むことを特徴とする。
【0024】第14の発明は、外部から画像データを入
力し、上記画像データに含まれる特定情報を識別し、上
記画像データを所定フォーマットの画像データとして外
部装置へ出力する際に、上記画像データが特定情報を有
する画像であることを示すデータを上記所定フォーマッ
トの画像データに付加する処理ステップを含むことを特
徴とする。
【0025】第15の発明は、上記第14の発明におい
て、上記所定フォーマットの画像データは、複数の解像
度の上記画像データを含むことを特徴とする。
【0026】第16の発明は、上記第14の発明におい
て、上記特定情報を有する画像は、有価証券を示す画像
を含むことを特徴とする。
【0027】第17の発明は、上記第14の発明におい
て、上記付加データは、上記外部装置において、上記画
像データに応じた忠実な画像形成が行われることを防止
するためのデータを含むことを特徴とする。
【0028】第18の発明は、上記第14の発明におい
て、上記付加データは、上記外部装置において、上記画
像データに応じた画像を形成する際に暗号情報を付加し
た画像形成を行わせるためのデータを含むことを特徴と
する。
【0029】第19の発明は、上記第14の発明におい
て、上記付加とは、上記所定フォーマットのヘッダ部に
対して施される処理を含むことを特徴とする。
【0030】第20の発明は、上記第19の発明におい
て、上記ヘッダ部は、著作権に関する情報と、上記画像
データを入力した装置に関する情報との少なくとも何れ
かを含む情報部分であることを特徴とする。
【0031】第21の発明は、上記第14の発明におい
て、上記所定フォーマットは、ファイルフォーマットを
含むことを特徴とする。
【0032】第22の発明は、請求項14〜21の何れ
かに記載の画像処理方法の処理ステップをコンピュータ
が読出可能に格納した記憶媒体であることを特徴とす
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0034】(第1の実施の形態)本発明は、例えば、
図1に示すようなシステム100に適用される。このシ
ステム100は、上記図1に示すように、画像入力部1
10にて得られた画像情報を、コンピュータ120を介
して出力装置130にて出力するようになされている。
尚、画像入力部110、コンピュータ120、及び出力
装置130の接続を、例えば、上記図13に示したよう
なネットワークを介しての接続としてもよい。
【0035】画像入力部110は、画像情報が記憶され
るハードディスク111、メモリ112、及び電子ファ
イル115と、上記図11に示したようなリーダ部50
0と同様の機能を有するスキャナ113及び複写機11
4を含んでなり、ディジタル的な画像情報をコンピュー
タ120へ与えるようになされている。コンピュータ1
20は、画像入力部110からの画像情報を表示部(図
示せず)にて画面表示したり、画像入力部110での画
像読取動作等を制御するようになされている。また、コ
ンピュータ120は、詳細は後述する付加情報検出器1
21を備えている。出力装置130は、上記図11に示
したようなプリンタ部600と同様の機能を有し、コン
ピュータ120から出力される画像情報を可視化するこ
とが可能なようになされている(記録紙へのプリント出
力等)。
【0036】上述のようなシステム100の最も特徴と
する構成は、コンピュータ120の付加情報検出器12
1にある。すなわち、コンピュータ120において、例
えば、ハードディスク111やメモリ112から画像情
報を読み込み、付加情報検出器121により該画像情報
に含まれる付加情報(紙幣や有価証券等の特定の紙媒体
を識別するための情報等、ここでは「特定情報」とも言
う)を検出し、その結果を出力装置130に送る。これ
を受けた出力装置130は、強制的に動作が停止する、
或いは、上記の検出結果に基づいた情報(偽造追跡用の
情報等)を出力する画像情報に埋め込む、というような
動作が制御される。
【0037】さらに具体的に説明すると、まず、付加情
報検出器121は、画像入力部110からの画像情報中
に付加情報が存在するときのみ機能する。この”付加情
報”は、所定の画像フォーマットに従って、実際の画像
情報(原稿上の画像等)と共に設定されるものである。
【0038】ここで、一般的な画像フォーマットは、図
2に示すように、画像ヘッダ部210と画像データ部2
20で構成される。画像ヘッダ部210には、画像フォ
ーマット識別子、ファイルサイズ、X方向ピクセル数
(幅)、Y方向ピクセル数(高さ)、深さ方向サイズ、
圧縮の有無、解像度、ビットマップへのオフセット、カ
ラーパレットサイズ、及びカラーパレットデータ等、そ
の画像ファイルからデータを読み取るときに必要な情報
や、画像の内容を説明する付帯的な情報が格納される。
画像データ部220には、画像データが順次格納されて
いる。
【0039】上記図2に示した画像フォーマット200
の代表的なものとして、例えば、Microsoft社
のBMPフォーマットやCompuserve杜のGI
Fフォーマット等が広く普及している。
【0040】また、上記の画像フォーマット以外にも、
種々の新たな画像フォーマットが提案されている。例え
ば、F1ashPixTM(F1ashPixは米国Ea
stmanKodak杜の登録商標)ファイルフォーマ
ットでは、上記図2に示した画像ヘッダ部に格納されて
いた画像属性情報及び画像データをさらに構造化してフ
ァイル内に格納するようになされている。この構造化し
た画像ファイルは、図3及び図4に示すようになる。以
下、上記図3及び図4において、主なファイル構成部に
ついて説明する。
【0041】まず、ファイル内の各プロパティやデータ
には、MS−DOSのディレクトリとファイルに相当す
る、ストレージ(図中の影付き部分)とストリーム(図
中の影なし部分)によってアクセスする。画像データや
画像属性情報は、ストリーム部分に格納される。画像デ
ータは、異なる解像度で階層化されており、各々の解像
度の画像を”Subimage”と呼び、”Resolution 0,1, ・
・・,n”で示している。各解像度画像(”Resolution
0,1, ・・・,n”)に対して、その画像を読み出すため
に必要な情報が”Subimage Header ”(画像ヘッダ部)
に格納され、画像データが”Subimage data ”(画像デ
ータ部)に格納される。
【0042】”Property set”(プロパティセット)と
は、属性情報をその使用目的、内容に応じて分類して定
義したもので、”Summary Info.Property set ”、”Im
ageInfo.Property set ”、”Image Contents .Propert
y set”、”Extension list.Property set ”がある。
【0043】”Summary Info.Property set ”は、F1
ashPix特有のものではないが、Microsof
t社のストラクチャードストレージでは、必須のもので
ある。このプロパティセットには、そのファイルのタイ
トル、題名、著者、サムネール画像等が格納される。
【0044】”Image Contents .Property set”は、画
像データの格納方法を格納する属性である。この属性に
は、画像データの階層数、最大解像度の画像の幅、高さ
や、各々の解像度画像についての幅、高さ、色の構成、
或いは、JPEG圧縮方式を用いる際の量子化テーブ
ル、ハフマンテーブルの定義等が格納される。
【0045】”Image Info.Property set ”は、画像を
使用する際に利用できる様々な情報、例えば、その画像
がどのようにして取り込まれ、どのように利用可能であ
るか等の情報が格納される。具体的には、次のような情
報が格納される。・ディジタルデータの取り込み方法/
生成方法に関する情報(File Source ) ・著作権に関する情報(Intellectual Property ) ・画像の内容(画像中の人物や場所等)に関する情報
(Content description ) ・撮影に使用されたカメラに関する情報(Camera infor
mation) ・撮影時のカメラのセッティング(露出、シャッタース
ピード、焦点距離、フラッシュ使用の有無等)の情報
(Per Picture camera settings ) ・ディジタルカメラ特有解像度やモザイクフィルタに関
する情報(Digital camera characterization ) ・フィルムのメーカ名、製品名、種類(ネガ/ポジ、カ
ラー/白黒)等の情報(Film description) ・オリジナルが書物や印刷物である場合の種類やサイズ
に関する情報(Original document scan description) ・スキャン画像の場合、使用したスキャナやソフト、操
作した人に関する情報(Scan device )
【0046】”Extension list.Property set ”は、上
記のFlashPixの基本仕様に含まれない情報を追
加する際に使用される領域である。
【0047】そこで、上記図1のシステム100におい
て、上記図3及び図4に示したような画像フォーマット
に従った画像情報を取り扱う場合の本システムの動作に
ついて、図5のフローチャートを用いて説明する。尚、
以下の説明では、本システムの動作の一例として、スキ
ャナ113にて任意の原稿上の画像情報をディジタル的
に読み取り、これをコンピュータ120を介して出力装
置130にてプリント出力するものとする。
【0048】ステップS301:スキャナ113は、セ
ットされた原稿上の画像情報をディジタル的に読み取
る。
【0049】ステップS302:スキャナ113は、ス
テップS301にて読み取った画像情報から、出力用の
画像データ(コンピュータ120を介して出力装置13
0へ与える画像データ)を、上記図3及び図4の画像フ
ォーマットに従って作成する。これにより、ステップS
301にて読み取った画像情報が、紙幣や有価証券等の
特定の紙媒体の画像情報である場合には、その情報(付
加情報)が上述した”Image Info.Property set ”に格
納されることになる。そして、スキャナ113は、生成
した画像データをコンピュータ120に対して送信す
る。
【0050】ステップS303:スキャナ113からの
画像データを受けたコンピュータ120において、付加
情報検出器121は、該画像データの”Image Info.Pro
perty set ”から付加情報を検出する。
【0051】ステップS304:ステップS304での
検出結果は、上記の画像データと共に出力装置130に
対して送信される。
【0052】ステップS305:出力装置130は、コ
ンピュータ120から画像データと共に送信されてきた
検出結果により、付加情報有りか無しかを判別する。
【0053】ステップS306:ステップS305の判
別の結果、付加情報有りであった場合、出力装置130
は、画像データのプリント出力動作を行わないようにす
る。これにより、スキャナ113にて読み取られた画像
情報が、紙幣や有価証券等の特定の紙媒体であった場合
には、そのプリント出力動作が行われない。
【0054】ステップS307:一方、ステップS30
5の判別の結果、付加情報無しであった場合、出力装置
130は、画像データをプリント出力する。
【0055】上述のように、本実施の形態では、コンピ
ュータ120内に付加情報検出器121を設け、この付
加情報検出121により、画像入力部110(ここでは
スキャナ113)にて得られた画像情報中の付加情報
(紙幣や有価証券の画像情報であることを示す情報)の
検出処理を行い、この検出結果によって出力装置130
の動作を制御するようにした(ここでは出力動作の停
止)。このように構成したことにより、紙幣や有価証券
等の複写されるべきでない媒体(複写が禁止されている
媒体)が複製されることを確実に防ぐことができる。
【0056】(第2の実施の形態)上述した第1の実施
の形態では、画像入力部110にて得られた画像データ
に含まれる付加情報を利用して、出力装置130での出
力動作の停止、出力装置130にて出力する画像データ
に暗号化した付加情報を埋め込む、或いは、異なる画像
データを重ね合わせる等、出力装置130の動作を制御
するようにした。本実施の形態では、画像入力部110
にて得られた画像データに含まれる付加情報ではなく、
画像データ自体(原稿等の画像事態)に含まれる特定の
方法で生成られた暗号情報をもとに、出力装置130の
動作を制御するようにする。
【0057】まず、ある規則に従って、下位ビットに暗
号情報が含まれている画像情報がある。具体的には例え
ば、ある画像情報(原稿上の画像情報等)の一部を取り
出したものが、図6に示すような画像信号であるとす
る。この図6では、縦2画素(1,2)、横8画素
(A,B,・・・,H)の画像信号を、10進数で表し
ている。そこで、このような画像信号に対して、次のよ
うにして暗号情報(暗号信号)が埋め込まれる。
【0058】先ず、上記図6の画像信号を2進数で表
し、その下位1ビットを”0”に初期化する。これを再
度10進数で表すと、図7に示すようになる。上記図7
の画像信号に対して、例えば、”5”、”9”、”
6”、”3”という暗号信号を割り振る。すなわち、上
記の暗号信号を各々2進数4ビットで表すと、”010
1”、”1001”、”0110”、”0011”とな
り、したがって、これらの2進数4ビットの暗号情報
を、上記図7の画像信号に対して、図8に示すように割
り振る。そして、上記図8の暗号信号を、上記図7の画
像信号に足しあわせる。これを10進数で表すと、図9
に示すようになる。
【0059】そこで、上記図1のシステム100におい
て、上記図6〜図9にて説明したような所定の規則に従
って所定の暗号情報が埋め込まれた画像情報を取り扱う
場合の本システムの動作を、図10のフローチャートを
用いて説明する。尚、上記図10のフローチャートにお
いて、上記図5のフローチャートと同様に処理実行する
ステップには同じ符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0060】ステップS301:スキャナ113は、セ
ットされた原稿上の画像情報をディジタル的に読み取
る。
【0061】ステップS302’:スキャナ113は、
ステップS301にて読み取った画像情報から、出力用
の画像データ(コンピュータ120を介して出力装置1
30へ与える画像データ)を生成する。このとき、ステ
ップS301にて読み取った画像情報が、紙幣や有価証
券等の特定の紙媒体の画像情報である場合は、上記図6
〜図9にて説明した規則に従って所定の暗号情報が埋め
込まれる。そして、スキャナ113は、生成した画像デ
ータをコンピュータ120に対して送信する。
【0062】ステップS303’:スキャナ113から
の画像データを受けたコンピュータ120において、付
加情報検出器121は、該画像データ中の下位1ビット
データを読み取り、暗号情報を復号する。
【0063】ステップS304:ステップS304での
復号結果は、上記の画像データと共に出力装置130に
対して送信される。
【0064】ステップS305’:出力装置130は、
コンピュータ120から画像データと共に送信されてき
た復号結果により、所定の暗号情報(紙幣や有価証券等
であることを示す情報)有りか無しかを判別する。
【0065】ステップS306:ステップS305の判
別の結果、暗号情報有りであった場合、出力装置130
は、画像データのプリント出力動作を行わないようにす
る。これにより、スキャナ113にて読み取られた画像
情報が、紙幣や有価証券等の特定の紙媒体であった場合
には、そのプリント出力動作が行われない。
【0066】ステップS307:一方、ステップS30
5の判別の結果、暗号情報無しであった場合、出力装置
130は、画像データをプリント出力する。
【0067】上述のことにより、本システム100は、
所定の暗号情報が所定の規則に従って埋め込まれた画像
データであっても、上述した第1の実施の形態と同様
に、紙幣や有価証券等の複写されるべきでない媒体(複
写が禁止されている媒体)が複製されることを確実に防
ぐことができる。
【0068】尚、上述した第1及び第2の実施の形態に
おいて、次のような構成としても、紙幣や有価証券等の
違法な複製を抑制することができる。 (1)ステップS305(又はS305’)の判別処理
にて、付加情報(又は暗号情報)有りと判別された場
合、出力装置130の出力動作を停止させると共に、コ
ンピュータ120又は出力装置130、或いはそれらの
両装置にて、表示部(図示せず)による警告表示を行
う。 (2)ステップS305(又はS305’)の判別処理
にて、付加情報(又は暗号情報)有りと判別された場
合、出力装置130は、”Image Info.Property set ”
中の付加情報(又は復号された暗号情報)を暗号化し、
それをコンピュータ120からの画像データに付加して
出力する。これは、万一偽造が行われた場合、追跡調査
に有効である。 (3)上記(2)において、暗号化した付加情報(又は
暗号情報)の代わりに、コンピュータ120からの画像
データに異なる画像データを重ねて出力する。 (4)コンピュータ120内に設けた付加情報検出器1
21を、コンピュータ120ではなく出力装置130内
に設け、出力装置130において、上述したようにし
て、画像入力部110にて得られたコンピュータ120
を介して送信されてきた画像データの”Image Info.Pro
perty set ”中の付加情報(又は暗号情報)の検出を行
い、その検出結果に基づいた動作を行う。
【0069】また、上述した第1及び第2の実施の形態
では、スキャナ113により読み取られた画像情報を、
出力装置130にて出力するようにしたが、これに限ら
ず、例えば、画像入力部110に含まれる、画像情報が
記憶されたハードディスク111やメモリ112、或い
はスキャナ113と同様にして画像情報を読み取る複写
機114、或いは画像情報が電子的に保存された電子フ
ァイル115から出力される画像情報を、出力装置13
0にて出力する場合にも、紙幣や有価証券等の複写され
るべきでない媒体(複写が禁止されている媒体)が複製
されることを確実に防ぐことができる。
【0070】また、本発明の目的は、上述した各実施の
形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアの
プログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或い
は装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュー
タ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読みだして実行することによっても、達
成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体か
ら読み出されたプログラムコード自体が各実施の形態の
機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することとなる。プログ
ラムコードを供給するための記憶媒体としては、RO
M、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テ
ープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができ
る。また、コンピュータが読みだしたプログラムコード
を実行することにより、各実施の形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一
部又は全部を行い、その処理によって各実施の形態の機
能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコード
が、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピ
ュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに
書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づ
き、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるC
PUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理
によって各実施の形態の機能が実現される場合も含まれ
ることは言うまでもない。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、予め画
像情報に埋め込まれた所定情報(特定情報)の検出結果
に基づいて、該画像情報を出力する際の動作を制御す
る。具体的には例えば、スキャナ(画像取得装置)によ
り得られたディジタル的な画像情報を、コンピュータ
(端末装置)を介してプリンタ(画像出力装置)に与
え、このプリンタにてプリント出力する場合、コンピュ
ータ又はプリンタ内において、スキャナにて得られた画
像情報(対象画像情報)に対して、特定情報(紙幣や有
価証券等の複製が禁止されている紙媒体の画像情報であ
ることを示す情報)の検出を行う。この検出の結果、対
象画像情報が、特定情報が含まれる画像情報であった場
合、プリンタにおいて、そのプリント出力動作を強制的
に停止する。これにより、紙幣や有価証券等の違法な複
製を抑制することができる。また、付加情報の検出結果
を可視化して出力する(異なる画像を重ねる等してプリ
ント出力する)ようにすれば、紙幣や有価証券等の偽造
の追跡調査が容易になる。よって、本発明によれば、紙
幣や有価証券等の特定の紙媒体の違法な複製を確実に防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用した
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記システムで扱う一般的な画像フォーマット
を説明するための図である。
【図3】上記画像フォーマットとしてのFlashPi
TMフォーマット(FlashPix image object )を説明す
るための図である。
【図4】上記画像フォーマットとしてのFlashPi
TMフォーマット(FlashPix image view object root
)を説明するための図である。
【図5】上記システム動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図6】第2の実施の形態での上記システムにおいて、
取り扱う画像データの一般的な暗号情報の埋込処理(暗
号情報埋め込み前)を説明するための図である。
【図7】上記暗号情報の埋込処理(2進数での下位1ビ
ットを”0”に初期化)を説明するための図である。
【図8】上記暗号情報の埋込処理(暗号情報の2進数4
ビット表示)を説明するための図である。
【図9】上記暗号情報の埋込処理(暗号情報埋め込み
後)を説明するための図である。
【図10】上記システム動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図11】リーダ部とプリンタ部から構成される従来の
画像処理装置を説明するための図である。
【図12】リーダ部とプリンタ部を分離して、コンピュ
ータを介して接続した従来のシステムを説明するための
図である。
【図13】リーダ部とプリンタ部を分離して、コンピュ
ータを介してネットワークにより接続した従来のシステ
ムを説明するための図である。
【符号の説明】
100 システム 110 画像入力部 111 ハードディスク 112 メモリ 113 スキャナ 114 複写機 115 電子ファイル

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも画像を識別するための所定情
    報が含まれる画像情報を出力する画像処理装置であっ
    て、 上記画像情報から所定情報を検出する検出手段と、 上記検出手段の検出結果に基づいて、上記画像情報の出
    力を制御する制御手段とを備えることを特徴とする画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記検出手段により上
    記所定情報が検出された場合に、上記画像情報の出力を
    禁止する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記検出手段により上
    記所定情報が検出された場合に、該所定情報に基づいた
    情報を上記出力する画像情報に付加する制御を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも画像を識別するための所定情
    報が含まれる画像情報をディジタル的に出力する画像処
    理装置であって、 上記画像情報から所定情報を読み取る読取手段を備える
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも画像を識別するための所定情
    報が含まれる画像情報をディジタル的に出力する画像処
    理装置であって、 上記画像情報から所定情報を読み取る読取手段と、 上記読取手段により読み取られた所定情報を上記出力す
    る画像情報に付加する付加手段とを備えることを特徴と
    する画像処理装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも画像を識別するための所定情
    報が含まれる画像情報をディジタル的に出力する画像処
    理装置であって、 上記画像情報から所定情報を読み取る読取手段と、 上記読取手段により読み取られた所定情報を判別する判
    別手段と、 上記判別手段の判別結果に基づいて、上記画像情報の出
    力を制御する制御手段とを備えることを特徴とする画像
    処理装置。
  7. 【請求項7】 上記画像情報は、紙媒体上の画像情報で
    あり、 上記画像情報に含まれる所定情報は、複製が禁止された
    紙媒体の画像情報であることを示す情報であることを特
    徴とする請求項1、4〜6の何れかに記載の画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 少なくとも画像を識別するための所定情
    報が含まれる画像情報を取得する画像取得装置と、 上記画像取得装置にて得られた画像情報を出力する画像
    出力装置と、 上記画像取得装置にて得られた画像情報を上記画像出力
    装置へ与える端末装置とが接続可能に設けられてなる画
    像処理システムであって、 上記画像出力装置及び上記端末装置の何れか一方は、請
    求項1〜7の何れかに記載の画像処理装置の機能を有す
    ることを特徴とする画像処理システム。
  9. 【請求項9】 上記画像取得装置は、スキャナを含み、 上記画像出力装置は、プリンタを含むことを特徴とする
    請求項8記載の画像処理システム。
  10. 【請求項10】 少なくとも画像を識別するための所定
    情報が含まれる画像情報を外部出力するための処理ステ
    ップをコンピュータが読出可能に格納した記憶媒体であ
    って、 上記処理ステップは、 上記画像情報から所定情報を読み取る読取ステップと、 上記読取ステップにより読み取られた所定情報を判別す
    る判別ステップと、 上記判別ステップでの判別結果に基づいて、上記画像情
    報の外部出力を制御する制御ステップとを含むことを特
    徴とする記憶媒体。
  11. 【請求項11】 上記画像情報は、紙媒体上の画像情報
    であり、 上記画像情報に含まれる所定情報は、複製が禁止された
    紙媒体の画像情報であることを示す情報であることを特
    徴とする請求項10記載の記憶媒体。
  12. 【請求項12】 上記制御ステップは、上記判別ステッ
    プにより、上記画像情報に上記所定情報が含まれると判
    別された場合に、上記画像情報の外部出力を禁止するた
    めのステップを含むことを特徴とする請求項10記載の
    記憶媒体。
  13. 【請求項13】 上記制御ステップは、上記判別ステッ
    プにより、上記画像情報に上記所定情報が含まれると判
    別された場合に、該所定情報に基づいた情報を上記外部
    出力する画像情報に付加するステップを含むことを特徴
    とする請求項10記載の記憶媒体。
  14. 【請求項14】 外部から画像データを入力し、 上記画像データに含まれる特定情報を識別し、 上記画像データを所定フォーマットの画像データとして
    外部装置へ出力する際に、上記画像データが特定情報を
    有する画像であることを示すデータを上記所定フォーマ
    ットの画像データに付加する処理ステップを含むことを
    特徴とする画像処理方法。
  15. 【請求項15】 上記所定フォーマットの画像データ
    は、複数の解像度の上記画像データを含むことを特徴と
    する請求項14記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 上記特定情報を有する画像は、有価証
    券を示す画像を含むことを特徴とする請求項14記載の
    画像処理方法。
  17. 【請求項17】 上記付加データは、上記外部装置にお
    いて、上記画像データに応じた忠実な画像形成が行われ
    ることを防止するためのデータを含むことを特徴とする
    請求項14記載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 上記付加データは、上記外部装置にお
    いて、上記画像データに応じた画像を形成する際に暗号
    情報を付加した画像形成を行わせるためのデータを含む
    ことを特徴とする請求項14記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 上記付加とは、上記所定フォーマット
    のヘッダ部に対して施される処理を含むことを特徴とす
    る請求項14記載の画像処理方法。
  20. 【請求項20】 上記ヘッダ部は、著作権に関する情報
    と、上記画像データを入力した装置に関する情報との少
    なくとも何れかを含む情報部分であることを特徴とする
    請求項19記載の画像処理方法。
  21. 【請求項21】 上記所定フォーマットは、ファイルフ
    ォーマットを含むことを特徴とする請求項14記載の画
    像処理方法。
  22. 【請求項22】 請求項14〜21の何れかに記載の画
    像処理方法の処理ステップをコンピュータが読出可能に
    格納したことを特徴とする記憶媒体。
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