JP2000132762A - 受光量表示ユニット付き光電式分離型感知器及び波形確認端子ユニット付き光電式分離型感知器 - Google Patents

受光量表示ユニット付き光電式分離型感知器及び波形確認端子ユニット付き光電式分離型感知器

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JP2000132762A
JP2000132762A JP32282498A JP32282498A JP2000132762A JP 2000132762 A JP2000132762 A JP 2000132762A JP 32282498 A JP32282498 A JP 32282498A JP 32282498 A JP32282498 A JP 32282498A JP 2000132762 A JP2000132762 A JP 2000132762A
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light
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JP32282498A
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English (en)
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Itsuki Koyaizu
厳 小柳津
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光電式分離型感知器の施工時やトラブル等が発
生した場合にも、光電式分離型感知器が取り付けられて
いる天井等の高所に保守・点検者が登らずとも、受光量
の調整や、トラブル等の原因を簡単に調べることができ
るようにした、受光量表示ユニット付き光電式分離型感
知器を提供する。 【解決手段】光電式分離型感知器2、3に、更に、信号
線W1を介して、受光素子3aの受光レベルを表示させ
る受光量表示ユニット11を接続し、受光量表示ユニッ
ト11で、受光素子3aの受光量レベルを確認できるよ
うにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光電式分離型感知
器に関し、光電式分離型感知器の施工時やトラブル等が
発生した場合に、光電式分離型感知器が取り付けられて
いる天井等の高所に保守・点検者が登らずとも、そのト
ラブル等の原因を簡単に調べることができるようにし
た、受光量表示ユニット付き光電式分離型感知器及び波
形確認端子ユニット付き光電式分離型感知器に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、集合住宅やビル等の建物には、光
電式分離型感知器が設置されている。図11は、従来の
光電式分離型感知器を概略的に示す構成図である。光電
式分離型感知器101は、図11に示すように、発光素
子を有する送光器102と、受光素子を有する受光器1
03とを光軸が一致するように分離して対向配置されて
おり、送光器102から間欠的にパルス光を発射して受
光器103で受光するようにされている。受光器103
は、信号線W101を介して、火災受信機106に接続
されている。
【0003】光電式分離型感知器101は、火災が発生
した場合には、送光器102と受光器103との間に流
入した煙により、受光器103で受光する受光レベルが
減衰するという原理を利用して、火災の有無を判別する
ものである。図12(a)に示す光電式分離型感知器1
01は、受光器103自体で、火災の判別を行うように
した、P型用の光電式分離型感知器を示している。
【0004】また、図12(b)に示す光電式分離型感
知器101aは、感知器101aに接続されている火災
受信機106で、火災の判別を行うようにした、R型用
の光電式分離型感知器を示している。P型用の光電式分
離型感知器101は、受光器103内に、マイクロコン
ピュータ(一般には、マイコンと称される、機器組込み
用としてCPU機能だけでなくメモリーやインターフェ
ース回路等の周辺チップも含めて1ボード内に納めたも
の)104と、電源・発報回路105とを備え、マイコ
ン104に、受光器103の受光レベルとして予めしき
い値Lthを記憶させておき、受光器103が受光した
受光レベルLが、しきい値Lth以下になると(L≦L
th)、火災と判断して、電源・発報回路105を駆動
して、火災受信機106に、火災警報を発報するように
されている。
【0005】また、別のR型用の光電式分離型感知器1
01aでは、受光器103内に、マイクロコンピュータ
104が内蔵されており、マイクロコンピュータ104
から火災受信機106又は中継器(図示せず。)に、受
光器103が受光したアナログ値を常時出力し、火災受
信機106に、受光器103の受光レベルとして予めし
きい値Lthを記憶させておき、受光器103が受光し
た受光レベルLが、しきい値Lth以下になると(L≦
Lth)、火災受信機106で、火災警報を発報するよ
うにされている。
【0006】尚、図12(a)及び図12(b)中、1
08で示す部材装置は、受光器103の受光素子103
aが受光した受光量を増幅するアンプ回路を示してい
る。従来の光電式分離型感知器101、101aは、天
井等に光電式分離型感知器101、101aを取り付け
た後、ホコリが付着する等が原因して、受光器103の
感度が変化するという経年変化があるので、保守・点検
者が、適宜、光電式分離型感知器101、101aの清
掃・検査・調整を行う必要がある。
【0007】また、受光レベル自動補正機能が付いてい
るものにあっては、受光レベルの自動補正できなくなる
と、アラームを出力するので、保守・点検者は、アラー
ムを出力した光電式分離型感知器101、101aを清
掃した後、検査・調整を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光電
式分離型感知器101、101aでは、経年変化に伴う
調整や、トラブルや誤報が発生した場合に、その原因を
見つけるために、受光器103の側面に、受光量調整切
換スイッチ(図11に示す受光量調整切換スイッチ11
1)を設けており、受光量調整切換スイッチ111を切
り換えて、受光器103の受光量が、不足しているか、
適正であるか、過大であるかの確認をしている。
【0009】また、受光器103の側面に、アンプ回路
108の出力端子から導出され、アンプ回路108から
出力される電圧レベル(波形)を検出するための出力端
子(図示せず。)を設け、出力端子(図示せず。)にオ
シロスコープ等の波形計測装置(図示せず。)を接続す
れば、波形計測装置により、受光器103の受光素子1
03aが受光し、アンプ回路108で増幅した、受光素
子103aの受光レベルが適正であるか否かを調べるこ
とができるようにしているものもある。
【0010】しかしながら、受光器103は、一般に、
建物の天井等の高所に取り付けられているため、光電式
分離型感知器101、101aの施工時や経年変化に伴
う調整やトラブルが発生した場合には、光電式分離型感
知器101、101aが天井等の高所に取り付けられて
いるため、保守・点検者は、図11に示すように、光電
式分離型感知器101、101aの調整や、トラブルや
誤報の原因を調べるためには、脚立やはしご等の足場を
必要とし、しかも、脚立やはしごの上に登って、そのよ
うな足場の悪い状態で、保守・点検作業を行わなければ
ならない、といった問題があった。
【0011】本発明は、以上のような問題を解決するた
めになされたものであって、光電式分離型感知器を施工
する際や、トラブルが発生した場合に、保守・点検者
は、脚立やはしご等に登ることなく、低所で、容易且つ
簡単に、受光器103の受光量が、適正であるか否かを
確認でき、更には、受光器103の受光量を低所で、容
易且つ簡単に、適正値に修正できるようにした、受光量
表示ユニット付き光電式分離型感知器及び波形確認端子
ユニット付き光電式分離型感知器を提供することを目的
としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の受光量
表示ユニット付き光電式分離型感知器は、発光素子を有
する送光器と、受光素子を有する受光器とが分離して配
置され、送光器と受光器との間の煙により、受光素子が
受光する、発光素子から照射される光の減衰を検知する
ことで、火災の有無を判別し、火災受信機へ火災警報を
発報する光電式分離型感知器に、更に、受光器に、信号
線を介して、受光素子の受光レベルを表示させる受光量
表示ユニットを接続し、受光量表示ユニットで、受光素
子の受光量レベルを確認できるようにした。
【0013】この受光量表示ユニット付き光電式分離型
感知器では、受光量表示ユニットを新たに設け、光電式
分離型感知器にトラブルや誤報が発生した場合に、保守
・点検者が、その原因を調べるために、わざわざ、感知
器の取り付けられている所まで登っていかずとも、受光
量表示ユニットで、受光素子の受光量レベルを確認でき
るようにしたので、容易且つ簡単に、光電式分離型感知
器のトラブルや誤報の原因を知ることができる。
【0014】請求項2に記載の受光量表示ユニット付き
光電式分離型感知器は、発光素子を有する送光器と、受
光素子を有する受光器とが分離して配置され、受光素子
が受光する、発光素子から照射された光の受光量を火災
受信機へ出力し、火災受信機側で、受光素子が受光した
受光量に基づいて、火災警報を発報するようにされてい
る光電式分離型感知器に、更に、信号線を介して、受光
素子の受光レベルを表示させる受光量表示ユニットを接
続し、受光量表示ユニットで、受光素子の受光量レベル
を確認できるようにした。
【0015】この受光量表示ユニット付き光電式分離型
感知器でも、受光量表示ユニットを新たに設け、光電式
分離型感知器にトラブルや誤報が発生した場合に、保守
・点検者が、その原因を調べるために、わざわざ、感知
器の取り付けられている所まで登っていかずとも、受光
量表示ユニットで、受光素子の受光量レベルを確認でき
るようにしているので、容易且つ簡単に、光電式分離型
感知器のトラブルや誤報の原因を知ることができる。
【0016】請求項3に記載の受光量表示ユニット付き
光電式分離型感知器は、請求項1又は請求項2に記載の
受光量表示ユニット付き光電式分離型感知器の受光量表
示ユニットは、火災監視モードと、受光素子の受光量調
整モードと、受光素子の受光量の受光量レベル表示手段
と、受光素子の受光量を調整する受光量調整手段とを備
え、受光素子の受光量調整モードを選択操作すれば、受
光量調整モードが選択された時点における、受光素子の
受光量が、受光量レベル表示手段に表示され、受光量レ
ベル表示手段に表示されている受光素子の受光量が適正
値になるように、受光量調整手段を調整すれば、受光素
子の受光量が適正になるようにされている。
【0017】この受光量表示ユニット付き光電式分離型
感知器では、受光量表示ユニットに、受光量調整モード
と、受光量調整手段とを設けているので、保守・点検者
は、光電式分離型感知器の受光素子の受光量レベルを調
整する際に、わざわざ、感知器の取り付けられている所
まで登っていかずとも、受光量表示ユニットで、容易且
つ簡単に、受光素子の受光量レベルを調整できる。
【0018】請求項4に記載の受光量表示ユニット付き
光電式分離型感知器は、請求項3に記載の受光量表示ユ
ニット付き光電式分離型感知器の受光量レベル表示手段
が、LEDなどの複数のランプ、レベルメータ、CRT
及び液晶等の表示手段のいずれかである。受光量表示ユ
ニットとしては、保守・点検者に、受光素子の受光量レ
ベルが容易に判る表示手段であれば、何でも使用でき
る。
【0019】したがって、受光素子の受光量レベルを表
示する受光量レベル表示手段として、複数のランプ、レ
ベルメータ、CRT及び液晶等を用いることで、商品の
バリエーションを広げることができ、これにより、多様
化した顧客のニーズにあった商品を市場に供給できるよ
うになる。請求項5に記載の受光量表示ユニット付き光
電式分離型感知器は、請求項3に記載の受光量表示ユニ
ット付き光電式分離型感知器の、受光量表示ユニットの
受光量レベル表示手段が、受光素子の受光量レベルが不
足している場合に点灯するランプと、受光素子の受光量
レベルが適正の場合に点灯するランプと、受光素子の受
光量レベルが過大の場合に点灯するランプとを備える。
【0020】この受光量表示ユニット付き光電式分離型
感知器では、受光量調整モードが選択された場合に限
り、複数のランプのいずれかが点灯するようにし、火災
監視モードが選択されている場合には、複数のランプの
いずれもが点灯しないようにしている。これにより、火
災監視モードが選択されている場合の消費電流を低く抑
えることができ、一つの供給電源に対し、沢山の受光量
表示ユニット付き光電式分離型感知器を接続することも
可能になる。
【0021】また、この受光量表示ユニット付き光電式
分離型感知器では、受光素子の受光量レベルを表示する
表示手段として、ランプを選択しているので、受光素子
の受光量レベルが視覚的に判りやすい。しかも、ランプ
は、LEDを使用すれば安価であるので、安価な、受光
量表示ユニット付き光電式分離型感知器を市場に供給で
きる。
【0022】請求項6に記載の受光量表示ユニット付き
光電式分離型感知器は、請求項5に記載の受光量表示ユ
ニット付き光電式分離型感知器の、受光素子の受光量調
整モードを選択操作すれば、受光量調整モードが選択さ
れた時点における、受光素子の受光量に基づいて、受光
素子の受光量レベルが不足している場合に点灯するラン
プ、受光素子の受光量レベルが適正の場合に点灯するラ
ンプ及び、受光素子の受光量レベルが過大の場合に点灯
するランプのいずれかが点灯し、受光量調整手段を調整
することにより、これらのランプのいずれかが点灯する
ようにされている。
【0023】これにより、保守・点検者は、受光量調整
モードを選択すれば、これらのランプの点灯状態を見な
がら、受光素子の受光量レベルが適正の場合に点灯する
ランプが点灯するように、受光量調整手段を調整すると
いう簡単な操作で、受光器の受光素子の受光量レベルを
適正値に調整することができる。請求項7に記載の受光
量表示ユニット付き光電式分離型感知器は、請求項1〜
6のいずれかに記載の受光量表示ユニット付き光電式分
離型感知器の受光量表示ユニットに、更に、受光素子が
受光した受光量に基づく電圧変動を検出する波形確認端
子を設けた。
【0024】この受光量表示ユニット付き光電式分離型
感知器では、受光量表示ユニットに、受光素子が受光し
た受光量に基づく電圧変動を検出する波形確認端子を設
けたので、保守・点検者は、わざわざ、感知器の取り付
けられている所まで登っていかずとも、受光量表示ユニ
ットに設けられた、波形確認端子に、オシロスコープ等
の波形表示装置を接続するだけで、受光素子の受光量の
正確な波形(電圧波形等)を、容易且つ簡単に、知るこ
とができる。
【0025】請求項8に記載の受光量表示ユニット付き
光電式分離型感知器は、請求項3〜7のいずれかに記載
の受光量表示ユニット付き光電式分離型感知器におい
て、受光素子の受光量調整モードにおける受光量レベル
の計測の時間的な割合が、火災監視モードにおける受光
量レベルの計測の時間的な割合よりも短く設定されてい
る。望ましい例では、受光量調整モードでは、受光素子
が、1秒に1回の割合で、受光量レベルが計測され、火
災監視モードでは、受光素子が、5秒に1回の割合で、
受光量レベルを計測される。
【0026】この受光量表示ユニット付き光電式分離型
感知器では、受光量調整モードが選択操作されると、受
光素子が、監視モードの場合よりも短い時間割合で受光
量レベルが計測されるようにしているので、短時間に沢
山の情報に基づいて、受光素子の受光量レベルを知るこ
とができる。また、火災監視モードが選択されている場
合には、火災を確実に検出できる最小限の割合、即ち、
1秒に1回の割合で、受光量レベルを計測することがで
き、火災監視モードが選択されている場合の消費電流を
低く抑えることができる。これにより、一つの供給電源
に対し、沢山の受光量表示ユニット付き光電式分離型感
知器を接続することも可能になる。
【0027】請求項9に記載の受光量表示ユニット付き
光電式分離型感知器は、請求項1〜8のいずれかに記載
の受光量表示ユニット付き光電式分離型感知器の、送光
器と、受光器とは、高所に設置され、受光量表示ユニッ
トは、低所に設置されている。ここに、本明細書で用い
る用語、「低所」とは、脚立やはしご等の足場に登らず
とも、人が普通に立った状態で、容易に、目で見たり、
手指で作業が行えるような、通常の生活空間を意味す
る。
【0028】この受光量表示ユニット付き光電式分離型
感知器では、受光量表示ユニットは、低所に設置してい
るので、光電式分離型感知器にトラブルや誤報が発生し
た場合に、保守・点検者が、その原因を調べるために、
わざわざ、感知器の取り付けられている所まで登ってい
かずとも、受光量表示ユニットで、受光素子の受光量レ
ベルを確認できるので、容易且つ簡単に、光電式分離型
感知器のトラブルや誤報の原因を知ることができる。
【0029】請求項10に記載の受光量表示ユニット付
き光電式分離型感知器は、請求項1〜9のいずれかに記
載の受光量表示ユニット付き光電式分離型感知器の、受
光量表示ユニットに、キーにより開け閉めが可能な蓋体
を設けた。受光量表示ユニットを低所に設けた場合に
は、保守・点検者等以外の一般人が、受光量表示ユニッ
ト内に設けられたスイッチ手段等に触れてしまうという
虞れがあるが、この受光量表示ユニット付き光電式分離
型感知器では、受光量表示ユニットに、キーにより開け
閉めが可能な蓋体を設けているので、キーを持っていな
い一般人は、蓋体を開けることができない。これによ
り、一般人が、受光量表示ユニット内に設けられたスイ
ッチ手段等に触れてしまうという事故が生じない。
【0030】請求項11に記載の受光量表示ユニット付
き光電式分離型感知器は、発光素子を有する送光器と、
受光素子を有する受光器とが分離して配置され、送光器
と受光器との間の煙により、受光素子が受光する、発光
素子から照射される光の減衰を検知することで、火災の
有無を判別し、火災受信機へ火災警報を発報する光電式
分離型感知器に、更に、火災受信機に、信号線を介し
て、受光素子の受光レベルを表示させる受光量表示ユニ
ットを接続し、受光量表示ユニットで、受光素子の受光
量レベルを確認できるようにした。
【0031】この受光量表示ユニット付き光電式分離型
感知器では、火災受信機に受光量表示ユニットを設けて
いるので、保守・点検者は、光電式分離型感知器が設置
されている現場にいかずとも、火災受信機が設置されて
いる、例えば、管理人室等にいながら、受光素子の受光
量レベルを確認できる。請求項12に記載のに記載の受
光量表示ユニット付き光電式分離型感知器は、発光素子
を有する送光器と、受光素子を有する受光器とが分離し
て配置され、受光素子が受光する、発光素子から照射さ
れた光の受光量を火災受信機へ出力し、火災受信機側
で、受光素子が受光した受光量に基づいて、火災警報を
発報するようにされている光電式分離型感知器に、更
に、火災受信機に、信号線を介して、受光素子の受光レ
ベルを表示させる受光量表示ユニットを接続し、受光量
表示ユニットで、受光素子の受光量レベルを確認できる
ようにした。
【0032】この受光量表示ユニット付き光電式分離型
感知器でも、火災受信機に受光量表示ユニットを設けて
いるので、保守・点検者は、光電式分離型感知器が設置
されている現場にいかずとも、火災受信機が設置されて
いる、例えば、管理人室等にいながら、受光素子の受光
量レベルを確認できる。請求項13に記載の波形確認端
子ユニット付き光電式分離型感知器は、発光素子を有す
る送光器と、受光素子を有する受光器とが分離して配置
され、送光器と受光器との間の煙により、受光素子が受
光する、発光素子から照射される光の減衰を検知するこ
とで、火災の有無を判別し、火災受信機へ火災警報を発
報する光電式分離型感知器に、更に、信号線を介して、
受光素子が受光した受光量に基づく電圧変動を検出する
波形確認端子を有する波形確認端子ユニットを設けた。
【0033】この波形確認端子ユニット付き光電式分離
型感知器では、波形確認端子ユニットに、受光素子が受
光した受光量に基づく電圧変動を検出する波形確認端子
を設けたので、保守・点検者は、わざわざ、感知器の取
り付けられている所まで登っていかずとも、波形確認端
子ユニットに設けられた、波形確認端子に、オシロスコ
ープ等の波形計測装置を接続するだけで、受光素子の受
光量の正確な波形(電圧波形等)を、容易且つ簡単に、
知ることができる。
【0034】請求項14に記載の波形確認端子ユニット
付き光電式分離型感知器は、発光素子を有する送光器
と、受光素子を有する受光器とが分離して配置され、受
光素子が受光する、発光素子から照射された光の受光量
を火災受信機へ出力し、火災受信機側で、受光素子が受
光した受光量に基づいて、火災警報を発報するようにさ
れている光電式分離型感知器に、更に、信号線を介し
て、受光素子が受光した受光量に基づく電圧変動を検出
する波形確認端子を有する波形確認端子ユニットを設け
た。
【0035】この波形確認端子ユニット付き光電式分離
型感知器でも、波形確認端子ユニットに、受光素子が受
光した受光量に基づく電圧変動を検出する波形確認端子
を設けたので、保守・点検者は、わざわざ、感知器の取
り付けられている所まで登っていかずとも、受光量表示
ユニットに設けられた、波形確認端子に、オシロスコー
プ等の波形表示装置を接続するだけで、受光素子の受光
量の正確な波形(電圧波形等)を、容易且つ簡単に、知
ることができる。
【0036】請求項15に記載の波形確認端子ユニット
付き光電式分離型感知器は、請求項13又は請求項14
に記載の波形確認端子ユニット付き光電式分離型感知器
の、送光器と、受光器とは、高所に設置され、波形確認
端子ユニットは、低所に設置されている。この波形確認
端子ユニット付き光電式分離型感知器では、受光量表示
ユニットは、低所に設置しているので、光電式分離型感
知器にトラブルや誤報が発生した場合に、保守・点検者
が、その原因を調べるために、わざわざ、感知器の取り
付けられている所まで登っていかずとも、受光量表示ユ
ニットで、受光素子の受光量レベルを確認できるので、
容易且つ簡単に、光電式分離型感知器のトラブルや誤報
の原因を知ることができる。
【0037】請求項16に記載の波形確認端子ユニット
付き光電式分離型感知器は、請求項13〜15のいずれ
かに記載の波形確認端子ユニット付き光電式分離型感知
器の、受光量表示ユニットに、キーにより開け閉めが可
能な蓋体を設けた。波形確認端子ユニットを低所に設け
た場合には、保守・点検者等以外の一般人が、波形確認
端子ユニット内に設けられた波形確認端子に、何等かの
電気製品を接続するという虞れがあるが、この波形確認
端子ユニット付き光電式分離型感知器では、波形確認端
子ユニットに、キーにより開け閉めが可能な蓋体を設け
ているので、キーを持っていない一般人は、蓋体を開け
ることができない。これにより、一般人が、波形確認端
子ユニット内に設けられた波形確認端子に、何等かの電
気製品を接続してしまうという事故が生じない。
【0038】請求項17に記載の波形確認端子付き光電
式分離型感知器は、発光素子を有する送光器と、受光素
子を有する受光器とが分離して配置され、送光器と受光
器との間の煙により、受光素子が受光する、発光素子か
ら照射される光の減衰を検知することで、火災の有無を
判別し、火災受信機へ火災警報を発報する光電式分離型
感知器に、更に、火災受信機に、信号線を介して、受光
素子が受光した受光量に基づく電圧変動を検出する波形
確認端子を有する波形確認端子ユニットを設けた。
【0039】この波形確認端子ユニット付き光電式分離
型感知器では、火災受信機に波形確認端子ユニットを設
けているので、保守・点検者は、光電式分離型感知器が
設置されている現場にいかずとも、火災受信機が設置さ
れている、例えば、管理人室等にいながら、波形確認端
子ユニットの波形確認端子に、オシロスコープ等の波形
表示装置を接続するだけで、受光素子の受光量の正確な
波形(電圧波形等)を、容易且つ簡単に、知ることがで
きる。
【0040】請求項18に記載の波形確認端子付き光電
式分離型感知器は、発光素子を有する送光器と、受光素
子を有する受光器とが分離して配置され、受光素子が受
光する、発光素子から照射された光の受光量を火災受信
機へ出力し、火災受信機側で、受光素子が受光した受光
量に基づいて、火災警報を発報するようにされている光
電式分離型感知器に、更に、火災受信機に、信号線を介
して、受光素子が受光した受光量に基づく電圧変動を検
出する波形確認端子を有する波形確認端子ユニットを設
けた。
【0041】この波形確認端子ユニット付き光電式分離
型感知器でも、火災受信機に波形確認端子ユニットを設
けているので、保守・点検者は、光電式分離型感知器が
設置されている現場にいかずとも、火災受信機が設置さ
れている、例えば、管理人室等にいながら、波形確認端
子ユニットの波形確認端子に、オシロスコープ等の波形
表示装置を接続するだけで、受光素子の受光量の正確な
波形(電圧波形等)を、容易且つ簡単に、知ることがで
きる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る受光量表示ユ
ニット付き光電式分離型感知器と、本発明に係る波形確
認端子ユニット付き光電式分離型感知器について、図面
を参照しながら、更に詳しく説明する。 (発明の実施の形態1)発明の実施の形態1では、本発
明に係る受光量表示ユニット付き光電式分離型感知器に
ついて説明する。
【0043】図1は、本発明に係る受光量表示ユニット
付き光電式分離型感知器の一例を概略的に示す構成図で
ある。まず、光電式分離型感知器として、P型用の光電
式分離型感知器を用いた場合を例にして説明する。この
感知器1は、図1に示すように、発光素子を有する送光
器2と、受光素子3aを有する受光器3とを光軸が一致
するように分離して対向配置されており、送光器2から
間欠的にパルス光を発射して受光器3で受光するように
されている。受光器3は、信号線W1を介して、火災受
信機6に接続されている。
【0044】以上の構成は、図11に示す、従来の光電
式分離型感知器101と同様であるが、この感知器1に
は、新たに、信号線W2を介して、受光量表示ユニット
11が設けられている。受光量表示ユニット11は、床
面から人が作業するのに適した高さ(低所)に設けられ
ている。
【0045】この例では、信号線W2は、マイクロコン
ピュータ4の出力端子に接続されており、受光量表示ユ
ニット11には、マイクロコンピュータ4により、所定
の処理方法によりデジタル化された、受光素子3aの受
光量が出力されるようになっている。図2(a)は、本
発明に係る受光量表示ユニット付き光電式分離型感知器
の概略的なブロック図である。
【0046】この受光量表示ユニット付き光電式分離型
感知器1は、受光器3内には、受光素子3aの他に、マ
イクロコンピュータ4と、電源・発報回路5とを備え
る。マイクロコンピュータ4には、受光器3の受光レベ
ルとして予めしきい値Lthが記憶されている。そし
て、受光器3の受光素子3aが受光した受光レベルL
が、しきい値Lth以下になると(L≦Lth)、火災
と判断して、電源・発報回路5を駆動して、火災受信機
6に、火災警報を発報するようにされている。
【0047】尚、図2(a)中、8で示す部材装置は、
受光器3の受光素子が受光した受光量を増幅するアンプ
回路を示しており、このアンプ回路8は、後述する受光
量調整手段(図3に示す受光量調整手段14)により、
その利得が変えられるようになっている。次に、受光量
表示ユニット11の構成について説明する。
【0048】図3は、受光量表示ユニット11を概略的
に示す構成図である。受光量表示ユニット11は、キー
(図示せず。)により開け閉めが可能な蓋体11aと、
ユニット本体11bとを備える。尚、図3中、11cで
示す部材は、鍵穴を、また、11dで示す部材は、キー
(図示せず。)の操作により、鍵穴11cに施解錠する
ようになっている鍵部材を示している。
【0049】ユニット本体11bには、受光量レベル表
示手段12と、この光電式分離型感知器1aを、火災監
視モードと、受光素子の受光量調整モードとに切り換え
る、モード切換スイッチ13と、受光量調整手段14と
を備える。この例では、受光量レベル表示手段12とし
て、複数(この例では、3個)のLED12a、12
b、12cを用いている。
【0050】複数のLED12a、12b、12cは、
モード切換スイッチ13が、火災監視モード側に設定さ
れている時には、いずれもが点灯しないようにされてい
る。尚、この例では、モード切換スイッチ13が、火災
監視モード側に設定されている時には、送光器2の発光
素子が、5秒に1回の割合で、間欠的にパルス光が発射
され、受光器3の受光素子が、5秒に1回の割合で、受
光量レベルを計測するようにされている。
【0051】一方、モード切換スイッチ13が、受光素
子の受光量調整モード側に設定される時には、受光量調
整モードが選択された時点における、前記受光素子の受
光量に基づいて、複数のLED12a、12b、12c
のいずれかが点灯するようにされている。この例では、
LED12aは、受光器3の受光素子の受光量レベルが
不足している場合に点灯するようにされている。
【0052】LED12bは、受光器3の受光素子の受
光量レベルが適正の場合に点灯するようにされている。
また、LED12cは、受光器3の受光素子の受光量レ
ベルが過大の場合に点灯するようにされている。より詳
しく説明すると、この光電式分離型感知器1aでは、マ
イコン4に、しきい値Lthより大きい値の2つの受光
量レベル判別用しきい値Ldth、Lbthが予め記憶
されている。
【0053】この感知器1では、受光器3の受光素子の
受光量レベルのアナログ値Laが、受光量レベル判別用
しきい値Ldthと受光量レベル判別用しきい値Lbt
hとの間(Ldth≦La≦Lbth)にあれば、受光
器3の受光素子の受光量レベルが適正とされ、この場合
には、LED12bのみが点灯するようにされている。
【0054】また、例えば、送光器2のレンズ部分(図
示せず。)や、受光器3の光透過窓(図示せず。)等の
汚れが原因して、受光器3の受光素子3aの受光量が経
年的に低下してくる。そして、受光器3の受光素子3a
の受光量のアナログ値Laが、受光量レベル判別用しき
い値Ldth未満(La<Ldth)になると、LED
12aのみが点灯するようにされている。
【0055】また、送光器2と受光器3との間の間隔が
短い場合のように、受光器3の受光素子3aの受光量の
アナログ値Laが、明るくて、火災が発生して、送光器
2と受光器3との間に煙が流入しても、受光器3の受光
素子3aの受光量レベルが、しきい値Lthにならない
ような、受光量レベル判別用しきい値Lbthを超えた
場合(La>Lbth)には、LED12cのみが点灯
するようにされている。
【0056】尚、この例では、モード切換スイッチ13
が、受光量調整モード側に設定されている時には、送光
器2の発光素子が、1秒に1回の割合で、間欠的にパル
ス光が発射され、受光器3の受光素子3aが、1秒に1
回の割合で、受光量レベルを計測するようにされてい
る。更に、この感知器1aでは、受光量調整手段14
が、スライド式又はダイアル式等の無段階調整スイッチ
で構成されており、受光量調整手段14を調整すること
で、受光器3の受光素子3aの受光量レベルのアナログ
値Laが、受光量レベル判別用しきい値Ldthと受光
量レベル判別用しきい値Lbthとの間(Ldth≦L
a≦Lbth)になれば、LED12bが点灯し、受光
器3の受光素子の受光量レベルのアナログ値Laが、受
光量レベル判別用しきい値Ldth未満(La<Ldt
h)になると、LED12aが点灯するようにされてお
り、また、受光量レベル判別用しきい値Lbthを超え
た場合(La>Lbth)には、LED12cが点灯す
るようにされている。
【0057】これにより、保守・点検者は、モード切換
スイッチ13を受光量調整モード側にすれば、複数のL
ED12a、12b、12cの点灯状態を見ながら、L
ED12bが点灯するように、受光量調整手段14を調
整するだけで、受光器3の受光素子3aの受光量レベル
を適正値(Ldth≦La≦Lbth)に調整すること
ができる。
【0058】尚、この感知器1では、受光量調整手段1
4を調整すれば、アンプ回路8の利得を変えることがで
きるようになっている。次に、この受光量表示ユニット
付き光電式分離型感知器1が施工時に実施される初期設
定作業や、メンテナンス作業について説明する。 初期設定作業 まず、天井に、送光器2と受光器3とを所定の間隔を隔
てて取り付ける。
【0059】また、受光量表示ユニット11は、床面か
ら人が作業するのに適した高さ(低所)に取り付ける。
次に、受光量表示ユニット11の蓋体11aをキーを用
いて開き、モード切換スイッチ13を、受光量調整モー
ド側に設定する。すると、受光量表示ユニット本体11
bに設けられた複数のLED12a、12b、12cの
いずれかが点灯するので、送光器2と受光器3との間
に、煙が介在していないことを確認した上で、必要によ
り、受光量調整手段14を調整操作して、LED12b
が点灯するようにする。
【0060】LED12bが点灯したら、モード切換ス
イッチ13を監視モードに切り換える。その後、蓋体1
1aを閉じる。 メンテナンス作業 以下、感知器1に、受光レベル補正機能が付いていない
場合には、保守・点検者が、適宜、受光量表示ユニット
11の蓋体11aをキーを用いて開き、モード切換スイ
ッチ13を、受光量調整モード側に設定し、送光器2と
受光器3との間に、煙が介在していないことを確認した
上で、必要により、受光量調整手段14を調整操作し
て、LED12bが点灯するようにし、LED12bが
点灯したら、モード切換スイッチ13を監視モードに切
り換えた後、蓋体11aを閉じるという点検作業を行
う。
【0061】また、感知器1に、受光レベル自動補正機
能が付いている場合には、光電式分離型感知器1aが、
受光レベルの自動補正できなくなると、アラームを出力
するので、保守・点検者は、アラームを出力した光電式
分離型感知器1aを清掃した後、受光量表示ユニット1
1の蓋体11aをキーを用いて開き、モード切換スイッ
チ13を、受光量調整モード側に設定し、送光器2と受
光器3との間に、煙が介在していないことを確認した上
で、必要により、受光量調整手段14を調整操作して、
LED12bが点灯するようにし、LED12bが点灯
したら、モード切換スイッチ13を監視モードに切り換
えた後、蓋体11aを閉じるという点検作業を行う。
【0062】次に、本発明に係る受光量表示ユニット付
き光電式分離型感知器の他の一例について、R型用の光
電式分離型感知器を用いた場合を例にして説明する。図
2(b)に示す受光量表示ユニット付き光電式分離型感
知器1aは、感知器1aに接続されている火災受信機6
で、火災の判別を行うようにしている。この感知器1a
は、感知器1とは、以下の構成を除けば、感知器1と同
様の構成であるので、相当する部材装置には相当する参
照符号を付して、その説明を省略する。
【0063】この感知器1aは、受光器3内に、電源・
発報回路5を有しておらず、また、マイクロコンピュー
タ4には、火災か否かを判断するしきい値Lthが記憶
されておらず、マイクロコンピュータ4からは、火災受
信機6又は中継器(図示せず。)に、受光器3が受光し
たアナログ値が常時出力されるようになっており、火災
受信機6に、受光器3の受光レベルとして予めしきい値
Lthを記憶させておき、受光器3が受光した受光レベ
ルLが、しきい値Lth以下になると(L≦Lth)、
火災受信機6で、火災警報を発報するようにされてい
る。
【0064】尚、この感知器1aの初期設定作業やメン
テナンス作業は、感知器1と同様であるので、ここでの
説明は省略する。受光量表示ユニット付き光電式分離型
感知器1、1aでは、受光量表示ユニット11を新たに
設け、光電式分離型感知器1、1aの経年変化に伴う調
整が必要な場合や、光電式分離型感知器1、1aにトラ
ブルや誤報が発生した場合に、保守・点検者が、その原
因を調べるために、わざわざ、従来のように感知器10
1、101aが取り付けられている所まで登っていかず
とも、図1に示すように、床に立った状態で、受光量表
示ユニット11側で、受光素子3aの受光量レベルを確
認できるようにしたので、容易且つ簡単に、光電式分離
型感知器1、1aのトラブルや誤報の原因を知ることが
できる。
【0065】また、受光量表示ユニット11に、受光量
調整モードと、受光量調整手段14とを設けている。こ
れにより、保守・点検者は、光電式分離型感知器1の受
光素子3aの受光量レベルを調整する際に、わざわざ、
従来の感知器101のように、感知器101、101a
が取り付けられている高所まで登っていかずとも、受光
量表示ユニット11で、容易且つ簡単に、受光素子3a
の受光量レベルを調整できる。
【0066】更に、モード切換スイッチ13により、受
光量調整モードが選択された場合に限り、複数のLED
12a、12b、12cのいずれかが点灯するように
し、火災監視モードが選択されている場合には、複数の
LED12a、12b、12cのいずれもが点灯しない
ようにしている。これにより、火災監視モードが選択さ
れている場合の消費電流を低く抑えることができ、一つ
の供給電源に対し、沢山の受光量表示ユニット付き光電
式分離型感知器1、1aを接続することも可能になる。
【0067】また、モード切換スイッチ13により、受
光量調整モードを選択操作すれば、受光量調整モードが
選択された時点における、受光素子3aの受光量に基づ
いて、受光素子3aの受光量レベルが不足している場合
に点灯するLED12a、受光素子3aの受光量レベル
が適正の場合に点灯するLED12b、及び、受光素子
3aの受光量レベルが過大の場合に点灯するLED12
cのいずれかが点灯し、受光量調整手段14を調整すれ
ば、アンプ回路8の利得が変わり、受光量調整手段14
の調整状態に応じて、受光素子3aの受光量レベルが不
足している場合に点灯するLED12a、受光素子3a
の受光量レベルが適正の場合に点灯するLED12b、
及び、受光素子3aの受光量レベルが過大の場合に点灯
するLED12cのいずれかが点灯するようにされてい
る。
【0068】これにより、保守・点検者は、受光量調整
モードを選択すれば、これらのLED12a、12b、
12cの点灯状態を見ながら、受光素子3aの受光量レ
ベルが適正の場合に点灯するLED12bが点灯するよ
うに、受光量調整手段14を調整するという簡単な操作
で、受光器3の受光素子3aの受光量レベルを適正値に
調整することができる。
【0069】また、この受光量表示ユニット付き光電式
分離型感知器1、1aでは、受光素子3aの受光量レベ
ルを表示する表示手段として、LED12a、12b、
12cを選択しているので、受光素子3aの受光量レベ
ルが視覚的に判りやすい。しかも、LED12a、12
b、12cは、安価であるので、安価な、受光量表示ユ
ニット付き光電式分離型感知器1を市場に供給できる。 (発明の実施の形態2)発明の実施の形態2では、本発
明に係る波形確認端子ユニット付き光電式分離型感知器
について説明する。
【0070】図4(a)は、本発明に係る波形確認端子
ユニット付き光電式分離型感知器を概略的に示すブロッ
ク図である。この感知器1cは、図4(a)に示すよう
に、発光素子を有する送光器2と、受光素子3aを有す
る受光器3とを光軸が一致するように分離して対向配置
されており、送光器2から間欠的にパルス光を発射して
受光器3で受光するようにされている。受光器3は、信
号線W1を介して、火災受信機6に接続されている。
【0071】受光素子3aには、アンプ回路8が接続さ
れ、受光素子3aが受光した受光量は、アンプ回路8に
より増幅されて、マイクロコンピュータ4に入力するよ
うになっている。マイクロコンピュータ4には、電源・
発報回路5が接続されている。また、マイクロコンピュ
ータ4には、受光器3の受光レベルとして予めしきい値
Lthが記憶されている。そして、受光器3の受光素子
3aが受光した受光レベルLが、しきい値Lth以下に
なると(L≦Lth)、火災と判断して、電源・発報回
路5を駆動して、火災受信機6に、火災警報を発報する
ようにされている。
【0072】以上の構成は、図1に示す、感知器1と同
様であるが、この感知器1cには、信号線W3、W4を
介して、波形確認端子ユニット21が設けられている。
波形確認端子ユニット21は、受光量表示ユニット付き
光電式分離型感知器1の受光量表示ユニット11と同
様、低所に設けられている。また、マイクロコンピュー
タ4には、受光レベル自動補正プログラムが記憶されて
おり、この感知器1cは、受光レベルの自動補正できな
くなると、アラームを出力するようになっている。
【0073】次に、波形確認端子ユニット21の構成に
ついて説明する。図5は、波形確認端子ユニット21を
概略的に示す構成図である。波形確認端子ユニット21
は、キー(図示せず。)によりにより開け閉めが可能な
蓋体21aと、ユニット本体21bとを備える。尚、図
5中、21cで示す部材は、鍵穴を、また、21dで示
す部材は、キー(図示せず。)の差し込み口を示してい
る。
【0074】ユニット本体21bには、オシロスコープ
等の波形計測装置(図示せず。)を接続するための出力
端子22、23と、グランド線接続用端子24とが設け
られている。出力端子22は、アンプ回路8の出力端子
から導出された信号線W3に接続され、受光素子3aが
受光し、アンプ回路8により増幅された受光素子3aの
受光量がアナログ値として、そのまま出力されるように
なっている。
【0075】従って、出力端子22に、オシロスコープ
等の波形計測装置(図示せず。)を接続すれば、受光レ
ベル自動補正プログラムで処理される前の、汚れ補正が
されていない、受光素子3aの受光量の電圧レベル(波
形)を検出することができるようになっている。一方、
出力端子23は、マイクロコンピュータ4の出力端子か
ら導出された信号線W4に接続され、受光素子3aが受
光し、アンプ回路8により増幅され、マイクロコンピュ
ータ4に記憶された受光レベル自動補正プログラムで処
理された後の、汚れ補正がされたデジタル量が、出力さ
れるようになっている。
【0076】従って、出力端子23に、オシロスコープ
等の波形計測装置(図示せず。)を接続すれば、受光レ
ベル自動補正プログラムで処理された後の、汚れ補正が
された、受光素子3aの補正受光量を検出することがで
きるようになっている。尚、この例では、マイクロコン
ピュータ4には、受光レベル自動補正プログラムとし
て、3秒間隔で、投光器2の発光素子を発光し、3秒毎
にサンプリングした受光器3の受光素子3aの受光量を
1日分蓄積し、その平均値をゼロレベルに順次補正する
というプログラムが記憶されている。
【0077】次に、本発明に係る波形確認端子ユニット
付き光電式分離型感知器の他の一例について、R型用の
光電式分離型感知器を用いた場合を例にして説明する。
図4(b)に示す波形確認端子ユニット付き光電式分離
型感知器1dは、感知器1dに接続されている火災受信
機6で、火災の判別を行うようにしている。この感知器
1dは、感知器1cとは、以下の構成を除けば、感知器
1cと同様の構成であるので、相当する部材装置には相
当する参照符号を付して、その説明を省略する。
【0078】この感知器1dは、受光器3内に、電源・
発報回路5を有しておらず、また、マイクロコンピュー
タ4には、火災か否かを判断するしきい値Lthが記憶
されておらず、マイクロコンピュータ4からは、火災受
信機6又は中継器(図示せず。)に、受光器3が受光し
たアナログ値が常時出力されるようになっており、火災
受信機6に、受光器3の受光レベルとして予めしきい値
Lthを記憶させておき、受光器3が受光した受光レベ
ルLが、しきい値Lth以下になると(L≦Lth)、
火災受信機6で、火災警報を発報するようにされてい
る。
【0079】波形確認端子ユニット付き光電式分離型感
知器1c、1dでは、波形確認端子ユニット21に、受
光素子3aが受光した受光量に基づく電圧変動を検出す
る波形確認端子22、23を設けたので、保守・点検者
は、従来の感知器101のように、わざわざ、感知器1
01の取り付けられている所まで登っていかずとも、受
光量表示ユニット21に設けられた、波形確認端子2
2、23に、オシロスコープ等の波形表示装置(図示せ
ず。)を接続するだけで、受光素子3aの受光量の正確
な波形(電圧波形等)を、容易且つ簡単に、知ることが
できる。
【0080】より詳しく説明すると、保守・点検者は、
波形確認端子22とグランド線接続用端子24とに、オ
シロスコープ等の波形表示装置(図示せず。)を接続す
るだけで、従来の感知器101のように、わざわざ、感
知器101の取り付けられている所まで登っていかずと
も、受光素子3aが受光し、アンプ回路8により増幅さ
れた受光素子3aの受光量を、アナログ値として、正確
な波形(電圧波形等)を、容易且つ簡単に、知ることが
できる。また、波形確認端子23とグランド線接続用端
子24とに、オシロスコープ等の波形表示装置(図示せ
ず。)を接続するだけで、受光レベル自動補正プログラ
ムで処理された後の、汚れ補正がされた、受光素子3a
の補正受光量(デジタル量)を、容易且つ簡単に、知る
ことができる。
【0081】尚、この例では、出力端子22が、アンプ
回路8の出力端子から導出された信号線W3に接続さ
れ、出力端子23が、マイクロコンピュータ4の出力端
子から導出された信号線W4に接続された例について説
明したが、マイクロコンピュータ4の出力端子に、信号
線W3、W4を接続し、マイクロコンピュータ4内で、
信号線W3よりアナログ値が、信号線W4より補正受光
量(デジタル量)が出力されるようにしてもよい。
【0082】以上、発明の実施の形態1では、本発明に
係る受光量表示ユニット付き光電式分離型感知器の例に
ついて説明し、また、発明の実施の形態2では、本発明
に係る波形確認端子ユニット付き光電式分離型感知器の
例について説明したが、種々の変形例がある。図6及び
図7に示す受光量表示ユニット付き光電式分離型感知器
1eは、受光量表示ユニット31に、受光量レベル表示
手段12、モード切換スイッチ13と、受光量調整手段
14、波形確認端子22、23及びグランド線接続用端
子24を設けている。
【0083】受光量表示ユニット付き光電式分離型感知
器1eのように、受光量表示ユニット31に、受光量レ
ベル表示手段12、モード切換スイッチ13と、受光量
調整手段14、波形確認端子22、23及びグランド線
接続用端子24を設けた場合には、保守・点検者は、光
電式分離型感知器の受光器3に設けられた受光素子3a
の受光量レベルを調整する際に、わざわざ、受光器3の
取り付けられている所まで登っていかずとも、受光量表
示ユニット31で、容易且つ簡単に、受光素子3aの受
光量レベルを確認したり、調整したり、更には、波形確
認端子22、23に、オシロスコープ等の波形計測装置
を接続するだけで、受光素子3aの受光量の正確な波形
(電圧波形等)を、容易且つ簡単に、知ることができ
る。
【0084】また、図8(a)及び図8(b)の各々に
示す受光量表示ユニット付き光電式分離型感知器1f、
1gは、受光量表示ユニット11を、火災受信機6に設
けた例を示している。受光量表示ユニット付き光電式分
離型感知器1f、1gのように、火災受信機6に受光量
表示ユニット11を設けた場合には、保守・点検者は、
光電式分離型感知器が設置されている現場にいかずと
も、火災受信機6が設置されている、例えば、管理人室
等にいながら、受光素子3aの受光量レベルを確認した
り、調整したりすることができる。
【0085】また、図9(a)及び図9(b)の各々に
示す波形確認端子ユニット付き光電式分離型感知器1
h、1iは、波形確認端子ユニット21を、火災受信機
6に設けた例を示している。波形確認端子ユニット付き
光電式分離型感知器1h、1iのように、火災受信機6
に波形確認端子ユニット21を設けた場合には、保守・
点検者は、光電式分離型感知器の投光器2及び受光器3
が設置されている現場にいかずとも、火災受信機6が設
置されている、例えば、管理人室等にいながら、波形確
認端子22、23に、オシロスコープ等の波形計測装置
を接続するだけで、受光素子3aの受光量の正確な波形
(電圧波形等)を、容易且つ簡単に、知ることができ
る。
【0086】更にまた、図10(a)及び図10(b)
の各々に示す波形確認端子ユニット付き光電式分離型感
知器1j、1kは、受光量表示ユニット31を、火災受
信機6に設けた例を示している。波形確認端子ユニット
付き光電式分離型感知器1j、1kのように、火災受信
機6に受光量表示ユニット31を設けた場合には、保守
・点検者は、光電式分離型感知器2、3が設置されてい
る現場にいかずとも、火災受信機6が設置されている、
例えば、管理人室等にいながら、受光素子3aの受光量
レベルを確認したり、調整したりすることができ、且
つ、波形確認端子22、23に、オシロスコープ等の波
形計測装置を接続するだけで、受光素子3aの受光量の
正確な波形(電圧波形等)を、容易且つ簡単に、知るこ
とができる。
【0087】更にまた、この発明の実施の形態では、受
光量表示ユニット付き光電式分離型感知器1、1a、1
e、1f、1g、1j、1kとして、受光量表示ユニッ
ト11、21、31の受光量レベル表示手段12とし
て、複数のLED12a、12b、12cを設けた例に
ついて説明したが、これは、単に好ましい例を説明した
に過ぎず、受光量レベル表示手段12は、視認性に優れ
ている限り、種々の表示手段を用いることができ、その
ような受光量レベル表示手段12としては、例えば、レ
ベルメータ、CRT及び液晶等を用いることもできる。
そして、受光素子3aの受光量レベルを表示する受光量
レベル表示手段12として、複数のLED、レベルメー
タ、CRT及び液晶等を用いれば、商品のバリエーショ
ンを広げることができ、これにより、多様化した顧客の
ニーズにあった商品を市場に供給できるようになる。
【0088】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項
1、2に記載の受光量表示ユニット付き光電式分離型感
知器では、受光量表示ユニットを新たに設けているの
で、光電式分離型感知器を施工した際やトラブル発生し
た場合に、保守・点検者が、その原因を調べるために、
わざわざ、感知器の取り付けられている所まで登ってい
かずとも、受光量表示ユニットで、受光素子の受光量レ
ベルを確認できる。したがって、容易且つ簡単に、光電
式分離型感知器のトラブルや誤報の原因を知ることがで
きる。
【0089】請求項3に記載の受光量表示ユニット付き
光電式分離型感知器では、受光量表示ユニットに、受光
量調整モードと、受光量調整手段とを設けている。した
がって、保守・点検者は、光電式分離型感知器の受光素
子の受光量レベルを調整する際に、わざわざ、感知器の
取り付けられている所まで登っていかずとも、受光量表
示ユニットで、容易且つ簡単に、受光素子の受光量レベ
ルを調整できる。
【0090】請求項4に記載の受光量表示ユニット付き
光電式分離型感知器では、受光量レベル表示手段とし
て、種々表示手段を用いることができるので、受光素子
の受光量レベルを表示する受光量レベ表示手段として、
複数のランプ、レベルメータ、CRT及び液晶等を用い
ることで、商品のバリエーションを広げることができ、
これにより、多様化した顧客のニーズにあった商品を市
場に供給できるようになる。
【0091】請求項5に記載の受光量表示ユニット付き
光電式分離型感知器では、受光量調整モードが選択され
た場合に限り、複数のランプのいずれかが点灯するよう
にし、火災監視モードが選択されている場合には、複数
のランプのいずれもが点灯しないようにしている。これ
により、火災監視モードが選択されている場合の消費電
流を低く抑えることができ、一つの供給電源に対し、沢
山の受光量表示ユニット付き光電式分離型感知器を接続
することも可能になる。
【0092】また、この受光量表示ユニット付き光電式
分離型感知器では、受光素子の受光量レベルを表示する
表示手段として、ランプを選択しているので、受光素子
の受光量レベルが視覚的に判りやすい。特にLEDを選
択する場合には、安価であるので、安価な、受光量表示
ユニット付き光電式分離型感知器を市場に供給できる。
【0093】請求項6に記載の受光量表示ユニット付き
光電式分離型感知器では、保守・点検者は、受光量調整
モードを選択すれば、これらのランプの点灯状態を見な
がら、受光素子の受光量レベルが適正の場合に点灯する
ランプが点灯するように、受光量調整手段を調整するこ
とができるので、受光器の受光素子の受光量レベルを適
正値に容易且つ簡単に調整することができる。
【0094】請求項7に記載の受光量表示ユニット付き
光電式分離型感知器では、受光量表示ユニットに、受光
素子が受光した受光量に基づく電圧変動を検出する波形
確認端子を設けたので、保守・点検者は、わざわざ、感
知器の取り付けられている所まで登っていかずとも、受
光量表示ユニットに設けられた、波形確認端子に、オシ
ロスコープ等の波形表示装置を接続するだけで、受光素
子の受光量の正確な波形(電圧波形等)を、容易且つ簡
単に、知ることができる。
【0095】請求項8に記載の受光量表示ユニット付き
光電式分離型感知器では、受光量調整モードにおける受
光素子の受光量レベルの計測に対する時間割合を、火災
監視モードにおける受光素子の受光量レベルの計測に対
する時間割合よりも短く設定しているので、受光量調整
モードでは、火災監視モードよりも短時間に沢山の情報
に基づいて、受光素子の受光量レベルを知ることができ
る。
【0096】また、火災監視モードが選択されている場
合には、火災を確実に検出できる最小限の割合で、受光
量レベルが計測すれば、消費電流を低く抑えることがで
きる。これにより、一つの供給電源に対し、沢山の受光
量表示ユニット付き光電式分離型感知器を接続すること
も可能になる。請求項9に記載の受光量表示ユニット付
き光電式分離型感知器では、受光量表示ユニットは、低
所に設置しているので、光電式分離型感知器の施工時
や、トラブルが発生した場合に、保守・点検者が、その
原因を調べるために、わざわざ、感知器の取り付けられ
ている所まで登っていかずとも、受光量表示ユニット
で、受光素子の受光量レベルを確認できるので、容易且
つ簡単に、光電式分離型感知器のトラブルや誤報の原因
を知ることができる。
【0097】請求項10に記載の受光量表示ユニット付
き光電式分離型感知器では、受光量表示ユニットに、キ
ーにより開け閉めが可能な蓋体を設けているので、キー
を持っていない一般人は、蓋体を開けることができな
い。これにより、一般人が、受光量表示ユニット内に設
けられたスイッチ手段等に触れてしまうという事故が生
じない。
【0098】請求項11に記載の受光量表示ユニット付
き光電式分離型感知器では、火災受信機に受光量表示ユ
ニットを設けているので、保守・点検者は、光電式分離
型感知器が設置されている現場にいかずとも、火災受信
機が設置されている、例えば、管理人室等にいながら、
受光素子の受光量レベルを確認できる。請求項12に記
載の受光量表示ユニット付き光電式分離型感知器でも、
火災受信機に受光量表示ユニットを設けているので、保
守・点検者は、光電式分離型感知器が設置されている現
場にいかずとも、火災受信機が設置されている、例え
ば、管理人室等にいながら、受光素子の受光量レベルを
確認できる。
【0099】請求項13に記載の波形確認端子ユニット
付き光電式分離型感知器では、波形確認端子ユニット
に、受光素子が受光した受光量に基づく電圧変動を検出
する波形確認端子を設けたので、保守・点検者は、わざ
わざ、感知器の取り付けられている所まで登っていかず
とも、波形確認端子ユニットに設けられた、波形確認端
子に、オシロスコープ等の波形計測装置を接続するだけ
で、受光素子の受光量の正確な波形(電圧波形等)を、
容易且つ簡単に、知ることができる。
【0100】請求項14に記載の波形確認端子ユニット
付き光電式分離型感知器でも、波形確認端子ユニット
に、受光素子が受光した受光量に基づく電圧変動を検出
する波形確認端子を設けたので、保守・点検者は、わざ
わざ、感知器の取り付けられている所まで登っていかず
とも、受光量表示ユニットに設けられた、波形確認端子
に、オシロスコープ等の波形表示装置を接続するだけ
で、受光素子の受光量の正確な波形(電圧波形等)を、
容易且つ簡単に、知ることができる。
【0101】請求項15に記載の波形確認端子ユニット
付き光電式分離型感知器では、受光量表示ユニットは、
低所に設置しているので、光電式分離型感知器の施工時
やトラブルが発生した場合に、保守・点検者が、その原
因を調べるために、わざわざ、感知器の取り付けられて
いる所まで登っていかずとも、受光量表示ユニットで、
受光素子の受光量レベルを確認できるので、容易且つ簡
単に、光電式分離型感知器のトラブルや誤報の原因を知
ることができる。
【0102】請求項16に記載の波形確認端子ユニット
付き光電式分離型感知器では、波形確認端子ユニット
に、キーにより開け閉めが可能な蓋体を設けているの
で、キーを持っていない一般人は、蓋体を開けることが
できない。これにより、一般人が、波形確認端子ユニッ
ト内に設けられた波形確認端子に、何等かの電気製品を
接続してしまうという事故が生じない。
【0103】請求項17に記載の波形確認端子ユニット
付き光電式分離型感知器では、火災受信機に波形確認端
子ユニットを設けているので、保守・点検者は、光電式
分離型感知器が設置されている現場にいかずとも、火災
受信機が設置されている、例えば、管理人室等にいなが
ら、波形確認端子ユニットの波形確認端子に、オシロス
コープ等の波形表示装置を接続するだけで、受光素子の
受光量の正確な波形(電圧波形等)を、容易且つ簡単
に、知ることができる。
【0104】請求項18に記載の波形確認端子ユニット
付き光電式分離型感知器でも、火災受信機に波形確認端
子ユニットを設けているので、保守・点検者は、光電式
分離型感知器が設置されている現場にいかずとも、火災
受信機が設置されている、例えば、管理人室等にいなが
ら、波形確認端子ユニットの波形確認端子に、オシロス
コープ等の波形表示装置を接続するだけで、受光素子の
受光量の正確な波形(電圧波形等)を、容易且つ簡単
に、知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る受光量表示ユニット付き光電式分
離型感知器の一例を概略的に示す構成図である。
【図2】本発明に係る受光量表示ユニット付き光電式分
離型感知器を概略的に示すブロック図であり、図2
(a)は、P型用の光電式分離型感知器が用いられた、
本発明に係る受光量表示ユニット付き光電式分離型感知
器の概略的なブロック図を、また、図2(b)は、R型
用の光電式分離型感知器が用いられた、本発明に係る受
光量表示ユニット付き光電式分離型感知器の概略的なブ
ロック図を、各々、示している。
【図3】本発明に係る受光量表示ユニット付き光電式分
離型感知器で用いる受光量表示ユニットを概略的に示す
構成図である。
【図4】本発明に係る波形確認端子ユニット付き光電式
分離型感知器を概略的に示すブロック図であり、図4
(a)は、P型用の光電式分離型感知器が用いられた、
本発明に係る波形確認端子ユニット付き光電式分離型感
知器の概略的なブロック図を、また、図4(b)は、R
型用の光電式分離型感知器が用いられた、本発明に係る
波形確認端子ユニット付き光電式分離型感知器の概略的
なブロック図を、各々、示している。
【図5】本発明に係る波形確認端子ユニット付き光電式
分離型感知器で用いる波形確認端子ユニットを概略的に
示す構成図である。
【図6】本発明に係る受光量表示ユニット付き光電式分
離型感知器の他の例を概略的に示す構成図である。
【図7】図6に示す受光量表示ユニット付き光電式分離
型感知器で用いる受光量表示ユニットを概略的に示す構
成図である。
【図8】本発明に係る受光量表示ユニット付き光電式分
離型感知器を概略的に示すブロック図であり、図8
(a)は、P型用の光電式分離型感知器が用いられた、
本発明に係る受光量表示ユニット付き光電式分離型感知
器の概略的なブロック図を、また、図8(b)は、R型
用の光電式分離型感知器が用いられた、本発明に係る受
光量表示ユニット付き光電式分離型感知器の概略的なブ
ロック図を、各々、示している。
【図9】本発明に係る波形確認端子ユニット付き光電式
分離型感知器を概略的に示すブロック図であり、図9
(a)は、P型用の光電式分離型感知器が用いられた、
本発明に係る波形確認端子ユニット付き光電式分離型感
知器の概略的なブロック図を、また、図9(b)は、R
型用の光電式分離型感知器が用いられた、本発明に係る
波形確認端子ユニット付き光電式分離型感知器を概略的
に示すブロック図を、各々、示している。
【図10】本発明に係図10(a)は、P型用の光電式
分離型感知器が用いられた、本発明に係る受光量表示ユ
ニット付き光電式分離型感知器の概略的なブロック図
を、また、図10(b)は、R型用の光電式分離型感知
器が用いられた、本発明に係る受光量表示ユニット付き
光電式分離型感知器の概略的なブロック図を、各々、示
している。
【図11】従来の光電式分離型感知器を概略的に示す構
成図である。
【図12】従来の光電式分離型感知器を概略的に示すブ
ロック図であり、図12(a)は、感知器自体で、火災
の判別を行うようにした、従来のP型用の光電式分離型
感知器を示しており、また、図12(b)は、火災受信
機で、火災の判別を行うようにした、従来のR型用の光
電式分離型感知器を示している。
【符号の説明】 1、1a、1e、1f、1g 受光量表示ユニット付き
光電式分離型感知器 1c、1d、1h、1i 波形確認端子ユニット付き光
電式分離型感知器 2 投光器 3 受光器 3a 受光素子 4 マイクロコンピュータ 5 電源・発報回路 6 火災受信機 8 アンプ回路 11、31 受光量表示ユニット 11a 蓋体 11b 受光量表示ユニット本体 11c 鍵穴 11d 鍵部材 12 受光量レベル表示手段 12a、12b、12c LED 13 モード切換スイッチ 14 受光量調整手段 21 波形確認端子ユニット 22、23 出力端子 24 グランド線接続用端子 W1、W2、W3、W4 信号線
フロントページの続き Fターム(参考) 2G059 AA05 BB01 CC19 EE01 FF06 GG02 GG08 KK01 MM03 MM05 MM09 MM10 NN07 PP06 5C085 AA03 AB03 BA32 CA12 CA15 DA07 DA08 DA16 FA23 5G405 AA01 AB02 CA13 CA16 CA21 CA51 DA07 DA08 DA21 DA22 FA03 FA16

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光素子を有する送光器と、受光素子を有
    する受光器とが分離して配置され、前記送光器と前記受
    光器との間の煙により、前記受光素子が受光する光の減
    衰を検知することで、火災の有無を判別し、火災受信機
    へ火災警報を発報する光電式分離型感知器において、 上記受光器には、信号線を介して、前記受光素子の受光
    レベルを表示させる受光量表示ユニットを接続し、 前記受光量表示ユニットで、前記受光素子の受光量レベ
    ルを確認できるようにした、受光量表示ユニット付き光
    電式分離型感知器。
  2. 【請求項2】発光素子を有する送光器と、受光素子を有
    する受光器とが分離して配置され、前記受光素子が受光
    する光の受光量を火災受信機へ出力し、前記火災受信機
    側で、前記受光素子が受光した受光量に基づいて、火災
    警報を発報するようにされている光電式分離型感知器に
    おいて、 上記受光器には、信号線を介して、前記受光素子の受光
    レベルを表示させる受光量表示ユニットを接続し、 前記受光量表示ユニットで、前記受光素子の受光量レベ
    ルを確認できるようにした、受光量表示ユニット付き光
    電式分離型感知器。
  3. 【請求項3】前記受光量表示ユニットは、 火災監視モードと、受光素子の受光量調整モードとを切
    り換えるモード切り換えスイッチと、 前記受光素子の受光量の受光量レベル表示手段と、 前記受光素子の受光量を調整する受光量調整手段とを備
    え、 前記受光素子の受光量調整モードを選択操作すれば、前
    記受光量調整モードが選択された時点における、前記受
    光素子の受光量が、前記受光量レベル表示手段に表示さ
    れ、 前記受光量レベル表示手段に表示されている前記受光素
    子の受光量が適正値になるように、前記受光量調整手段
    を調整すれば、前記受光素子の受光量が適正になるよう
    にされている、請求項1又は請求項2に記載の受光量表
    示ユニット付き光電式分離型感知器。
  4. 【請求項4】受光量レベル表示手段が、複数のランプ、
    レベルメータ、CRT及び液晶等の表示手段のいずれか
    である、請求項3に記載の受光量表示ユニット付き光電
    式分離型感知器。
  5. 【請求項5】前記受光量表示ユニットの受光量レベル表
    示手段が、 前記受光素子の受光量レベルが不足している場合に点灯
    するランプと、 前記受光素子の受光量レベルが適正の場合に点灯するラ
    ンプと、 前記受光素子の受光量レベルが過大の場合に点灯するラ
    ンプとを備える、請求項3に記載の受光量表示ユニット
    付き光電式分離型感知器。
  6. 【請求項6】前記受光素子の受光量調整モードを選択操
    作すれば、前記受光量調整モードが選択された時点にお
    ける、前記受光素子の受光量に基づいて、 前記受光素子の受光量レベルが不足している場合に点灯
    するランプ、前記受光素子の受光量レベルが適正の場合
    に点灯するランプ、及び、前記受光素子の受光量レベル
    が過大の場合に点灯するランプのいずれかが点灯し、 前記受光量調整手段を調整することにより、前記ランプ
    のいずれかが点灯するようにされている、請求項5に記
    載の受光量表示ユニット付き光電式分離型感知器。
  7. 【請求項7】前記受光量表示ユニットに、更に、 前記受光素子が受光した受光量に基づく電圧変動を検出
    する波形確認端子を設けた、請求項1〜6のいずれかに
    記載の受光量表示ユニット付き光電式分離型感知器。
  8. 【請求項8】前記受光素子の受光量調整モードが選択操
    作されると、前記受光素子が、所定の時間割合で受光量
    レベルを計測し、 前記火災監視モードが選択操作されると、前記受光素子
    が、上記受光量レベルの計測よりも長い時間間隔で受光
    量レベルを計測するようにされている、請求項3〜7の
    いずれかに記載の受光量表示ユニット付き光電式分離型
    感知器。
  9. 【請求項9】前記送光器と、前記受光器とは、高所に設
    置され、 前記受光量表示ユニットは、低所に設置されている、請
    求項1〜8のいずれかに記載の受光量表示ユニット付き
    光電式分離型感知器。
  10. 【請求項10】前記受光量表示ユニットに、キーにより
    開け閉めが可能な蓋体を設けた、請求項1〜9のいずれ
    かに記載の受光量表示ユニット付き光電式分離型感知
    器。
  11. 【請求項11】発光素子を有する送光器と、受光素子を
    有する受光器とが分離して配置され、前記送光器と前記
    受光器との間の煙により、前記受光素子が受光する光の
    減衰を検知することで、火災の有無を判別し、火災受信
    機へ火災警報を発報する光電式分離型感知器に、更に、
    前記火災受信機に、信号線を介して、受光素子の受光レ
    ベルを表示させる受光量表示ユニットを接続し、受光量
    表示ユニットで、受光素子の受光量レベルを確認できる
    ようにした、受光量表示ユニット付き光電式分離型感知
    器。
  12. 【請求項12】発光素子を有する送光器と、受光素子を
    有する受光器とが分離して配置され、前記受光素子が受
    光する、前記発光素子から照射された光の受光量を火災
    受信機へ出力し、前記火災受信機側で、前記受光素子が
    受光した受光量に基づいて、火災警報を発報するように
    されている光電式分離型感知器において、 前記火災受信機に、信号線を介して、前記受光素子の受
    光レベルを表示させる受光量表示ユニットを接続し、受
    光量表示ユニットで、受光素子の受光量レベルを確認で
    きるようにした、受光量表示ユニット付き光電式分離型
    感知器。
  13. 【請求項13】発光素子を有する送光器と、受光素子を
    有する受光器とが分離して配置され、前記送光器と前記
    受光器との間の煙により、前記受光素子が受光する光の
    減衰を検知することで、火災の有無を判別し、火災受信
    機へ火災警報を発報する光電式分離型感知器において、 上記受光器には、信号線を介して、前記受光素子が受光
    した受光量に基づく電圧変動を検出する波形確認端子を
    有する波形確認端子ユニットを設けた、波形確認端子ユ
    ニット付き光電式分離型感知器。
  14. 【請求項14】発光素子を有する送光器と、受光素子を
    有する受光器とが分離して配置され、前記受光素子が受
    光する、前記発光素子から照射された光の受光量を火災
    受信機へ出力し、前記火災受信機側で、前記受光素子が
    受光した受光量に基づいて、火災警報を発報するように
    されている光電式分離型感知器において、 上記受光器には、信号線を介して、前記受光素子が受光
    した受光量に基づく電圧変動を検出する波形確認端子を
    有する波形確認端子ユニットを設けた、波形確認端子ユ
    ニット付き光電式分離型感知器。
  15. 【請求項15】前記送光器と、前記受光器とは、高所に
    設置され、 前記波形確認端子ユニットは、低所に設置されている、
    請求項13又は請求項14に記載の波形確認端子ユニッ
    ト付き光電式分離型感知器。
  16. 【請求項16】前記波形確認端子ユニットに、キーによ
    り開け閉めが可能な蓋体を設けた、請求項13〜15の
    いずれかに記載の波形確認端子ユニット付き光電式分離
    型感知器。
  17. 【請求項17】発光素子を有する送光器と、受光素子を
    有する受光器とが分離して配置され、前記送光器と前記
    受光器との間の煙により、前記受光素子が受光する、前
    記発光素子から照射される光の減衰を検知することで、
    火災の有無を判別し、火災受信機へ火災警報を発報する
    光電式分離型感知器において、 前記火災受信機に、前記受光素子が受光した受光量に基
    づく電圧変動を検出する波形確認端子を有する波形確認
    端子ユニットを設けた、波形確認端子ユニット付き光電
    式分離型感知器。
  18. 【請求項18】発光素子を有する送光器と、受光素子を
    有する受光器とが分離して配置され、前記受光素子が受
    光する、前記発光素子から照射された光の受光量を火災
    受信機へ出力し、前記火災受信機側で、前記受光素子が
    受光した受光量に基づいて、火災警報を発報するように
    されている光電式分離型感知器において、 前記火災受信機に、信号線を介して、前記受光素子が受
    光した受光量に基づく電圧変動を検出する波形確認端子
    を有する波形確認端子ユニットを設けた、波形確認端子
    ユニット付き光電式分離型感知器。
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