JP2000132223A - 電力系統事故再生装置 - Google Patents

電力系統事故再生装置

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JP2000132223A
JP2000132223A JP30667098A JP30667098A JP2000132223A JP 2000132223 A JP2000132223 A JP 2000132223A JP 30667098 A JP30667098 A JP 30667098A JP 30667098 A JP30667098 A JP 30667098A JP 2000132223 A JP2000132223 A JP 2000132223A
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JP
Japan
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difference
time
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saving
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Pending
Application number
JP30667098A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Nakagi
康幸 中木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Information and Control Systems Inc filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JP2000132223A publication Critical patent/JP2000132223A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、監視状態を長時間に渡り記録
し、目的とする時刻の系統状態を短時間で再生表示する
ことにある。 【解決手段】上記目的は、定期的に現在状態全てを退避
しそれ以外は差分のみ記録するデータ記録機構と、目的
時刻に一番近い退避状態から差分を加減算し系統状態を
再生するデータ再生機構により、状態保存用記憶領域の
低減と、検索の高速化,状態再現のための演算の高速化
が図れ、応答性を大幅に改善できる効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力系統などの系
統監視システムにおいて、複数のセンサ信号を記録して
おき、事故の復旧や原因の解明を行う為に、過去の系統
状態を再生する監視状態再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の監視状態再生装置はVTRによる
記録や、VTRと事故発生時に記録を停止する装置(保
存する為)の組み合わせで行われていた。また、単純な
差分のみを記録しておき現在状態からの差分により目的
の時刻の状態を再生する装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
VTRによる記録では、複数の同時事故発生時や、長時
間に渡る記録には対応できない場合があった。また、単
純な差分のみを記録しておく場合では、目的である事故
時の状態を再生する為に、現状状態から目的時刻まで差
分を使って状態を再生しなければならず長い時間を要す
る。
【0004】本発明の目的は、監視状態を長時間に渡り
記録することを実現し、目的とする時刻の系統状態を短
時間で再生表示することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、定期的に現
在状態全てを退避し、それ以外は差分のみ記録するデー
タ記録機構と、目的時刻に一番近い退避状態から差分を
加減算し系統状態を再生するデータ再生機構により実現
する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面により説
明する。図1は本発明のシステム構成を示すシステム構
成図である。系統事故再生装置は電力系統の制御対象3
に電力を供給する変電所2,前記制御対象3の状態を検
出するセンサ21,前記センサ21からの情報を入力す
るI/F16,前記I/F16からの情報を表示する監
視画面、前記I/F16からのデータを収集記録するデ
ータ記録機構12,前記データ記録機構12からのデー
タを記憶するログデータ13,前記ログデータ13から
指定の時刻のデータを検索再生するデータ再生機構1
4,前記データ再生機構14からの再生結果を表示する
再生画面15から構成される。
【0007】前記データ記録機構12は前記I/F16
からの系統状態情報を受信しデータ保存方法を判断する
データ収集機能121,前記データ収集機能121から
データを受け取り、それをもとに差分データを作成する
データ差分機能123,前記データ収集機能121と前
記データ差分機能123からデータを受け取りログデー
タに記録するデータ管理機能123、また数日間経過し
たデータをログデータ内にて間引く処理を行うデータ保
守機能124から構成される。
【0008】前記データ再生機構14は再生するデータ
を前記ログデータ13から検索再生する検索・再生機能
141から構成される。
【0009】図5に前記ログデータ13の一例を示す。
差分データを記録する差分データベース131、およ
び、全データの退避情報を記録する全退避データベース
132から構成される。前記全退避データベース132
は、短期間の全データを記録する1次記憶1321,時
間が経過した情報の中で事故に関連がない全退避データ
を間引いた2次記憶1322から構成される。
【0010】図2に前記データ記録機構12(前記デー
タ収集機能121,前記データ管理機能122,前記デ
ータ差分機能123)の処理フローを示す。前記I/F
16から情報を受け取ることにより起動され、状態情報
入力1202にて情報を取り込み、退避条件判定120
3にて差分のみ保存するか、または、全データを退避す
るかを判定する。全データを退避する場合の全退避判定
条件は、取り込んだ情報と現在時刻が指定された定期的
な時間(通電開始,停止など)であった場合、または、
指定された回数もしくは指定された変化分(積分値な
ど)の差分を前回までに保存していた場合、または、指
定されたイベンド(ラッシュアワー,繁忙期(夏季,冬
季),人の集まるイベントなど)に該当する場合、また
は、取り込んだ情報が状態変化ではなく事故の発生を知
らすセンサの場合、または、警戒中(台風の接近,設備
の保守中など)に該当する場合である。
【0011】前記全退避条件に該当しない情報は全て差
分保存と判定する。前記退避条件判定1203にて差分
保存と判定された場合は、既に保存されている差分デー
タとの差分(1〜n回差分)を取得しデータを圧縮する
差分データ間の圧縮1204処理を行い、差分データ記
録1205にて圧縮した差分データを記録する。また、
前記退避条件判定1203にて全退避と判定された場合
は、既に保存されている全退避データとの差分(1〜n
回差分)を取得しデータを圧縮する全退避データ間の圧
縮1206処理を行い、全退避データ記録1207にて
圧縮した全退避データを記録する。
【0012】図3に前記データ保守機能124の処理フ
ローを示す。日に一度起動され、前記ログデータ内の1
次記憶1321の中から参照される可能性が低くなった
数日経過したデータを検索する退避データの圧縮判定1
241,前記退避データの圧縮判定1241にて圧縮が
必要と判定された場合に対象データが事故の要因による
ものかを判定する対象データ事故要因判定1242を行
う。前記対象データ事故要因判定1242にて事故要因
以外と判定された全退避データはデータ間引き処理12
43によりデータを間引き(削除)される、それ以外で
前記退避データの圧縮判定にて検索された数日間経過し
た全退避データは1次記憶から2次記憶への移動124
4にて1次記憶1321から2次記憶1322に移動さ
れる。
【0013】図4に前記検索・再生機能141の処理フ
ローを示す。ユーザからの再生要求により起動され、再
生日時指定1402にて目的の再生日時を指定する。前
記再生日時指定1402にて指定された日時に一番近い
データを、一番近い全データ検索1403処理が前記ロ
グデータ13内の全退避データベース132から検索を
行う。前記一番近い全データ検索1403にて検索され
た全退避データの退避時刻と前記再生指定時刻とを、退
避データと指定時刻の比較1404処理により比較し、
時刻の前後関係を明らかにする。前記退避データと指定
時刻の比較1404にて指定時刻が前を指している場合は、
その時間分を前記差分データベース131より読み込み、
退避データに差分を加算1406処理により全退避デー
タに加算して指定時刻の状態の作成を行う。また、前記
退避データと指定時刻の比較1404にて指定時刻が後を指
している場合は、その時間分を前記差分データベース13
1より読み込み、退避データに差分を減算1405処理
により全退避データに減算して指定時刻の状態の作成を
行う。
【0014】図6に前記データ記録機構12(前記デー
タ収集機能121,前記データ管理機能122,前記デ
ータ差分機能123)の動作の一例を説明する。前記差
分データ間の圧縮1204では差分データを圧縮する為
に前記差分データベース131から既に記録されている差
分データを読み出し、同じ情報があれば省略することで
データを圧縮する。その圧縮された差分データを前記差
分データ記録1205にて前記差分データベース131
に記録する。前記全退避データ間の圧縮1206では全退避
データを圧縮する為に前記全退避データベース132か
ら既に記録されている全退避データを読み出し、同じ情
報があれば省略することでデータを圧縮する。その圧縮
された全退避データを前記全退避データ記録1207に
て前記全退避データベース132に記録する。
【0015】図7に前記データ保守機能124の動作の
一例を説明する。前記データ間引き処理1243では前
記全退避データベース内の前記1次記憶1321内にて
保存されているデータを参照し、数日間経過しかつ事故
の要因に関連していない全退避データは参照される可能
性が低くなっているので、データを間引き(削除)し、前
記2次記憶1322に移動させることにて長時間のデー
タ記録を可能とする。図8に前記検索・再生機能141
の動作の一例を説明する。前記全データ検索1403に
て前記全退避データベース132内を検索し、指定され
た再生時刻に一番近い全退避データを抽出する。抽出さ
れた全退避データの退避時刻と指定の再生時刻を比較
し、指定時刻の状態になるよう全退避データを前記退避
データ差分減算1405,前記退避データ差分加算14
06が前記差分データベース131を参照して差分を補正
する。指定された時刻の状態を再生したものを前記再生
時刻表示1407にてユーザに表示する。
【0016】以上、本実施例によれば、事故が起きた最
も直近の1組の全データを検索し、その全データを基
に、差分データを加減算することで、事故の前後の状況
が把握できる。その結果、単純に差分データだけ持った
場合は、開始時からの状態に、差分データを加算する方
式に比べ、演算時間が大幅に短縮できる効果がある。
【0017】
【発明の効果】以上本発明によれば、事象の保存用記憶
領域の低減できる効果と、検索の高速化,事象再現のた
めの演算の高速化が図れ、応答性を大幅に改善できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図を示すシステム概要図
である。
【図2】本発明のデータ記録機構の処理フローの一例を
示すフローチャート。
【図3】本発明のデータ保守機能の処理フローの一例を
示すフローチャート。
【図4】本発明の検索・再生機能の処理フローの一例を
示すフローチャート。
【図5】本発明のログデータの一例を示すフローチャー
ト。
【図6】本発明の前記データ記録機構の動作の一例を示
す構成図。
【図7】本発明の前記データ保守機能の動作の一例を示
す構成図。
【図8】本発明の前記検索・再生機能の動作の一例を示
す構成図。
【符号の説明】
2…変電所、3…制御対象、12…データ記録機構、1
3…ログデータ、14…データ再生機構、15…再生画
面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力を供給される複数の電力系統、前記電
    力系統に電力を供給する複数の変電所、前記変電所内に
    て現在状態を検出するセンサ、前記センサより情報を取
    得するI/F機構、前記I/F機構より現在状態を表示
    する監視画面、前記I/F機構よりデータを収集記録す
    るデータ記録機構、前記データ記録機構により収集され
    たデータを記録するログデータ、前記ログデータより必
    要なデータを検索し再生するデータ再生機構、および前
    記データ再生機構により再生された系統を表示する画面
    を設けたことを特徴とする電力系統事故再生装置。
JP30667098A 1998-10-28 1998-10-28 電力系統事故再生装置 Pending JP2000132223A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293694A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Mitsubishi Electric Corp データ収集装置
JP2014092953A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Mitsubishi Electric Corp 監視サーバ及びこれを用いた監視制御システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293694A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Mitsubishi Electric Corp データ収集装置
JP4632996B2 (ja) * 2006-04-26 2011-02-16 三菱電機株式会社 データ収集装置
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