JP2000132126A - 複数装飾発光装置 - Google Patents
複数装飾発光装置Info
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- JP2000132126A JP2000132126A JP10302145A JP30214598A JP2000132126A JP 2000132126 A JP2000132126 A JP 2000132126A JP 10302145 A JP10302145 A JP 10302145A JP 30214598 A JP30214598 A JP 30214598A JP 2000132126 A JP2000132126 A JP 2000132126A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 意匠面側が平滑面であっても、外光及び内部
光源によって複数の装飾が可能なこと。 【解決手段】 一方の面を意匠面11aとする透明な合
成樹脂層からなる透明部材11の裏面に、透明部材11
の意匠面11a側からみたとき、その反射光によって装
飾面を得る透過性の装飾面部材12を形成し、その装飾
面部材12の裏面に装飾面部材12から透明部材11に
光の透過を阻止すると共に、部分的に光の透過を許容す
る透孔部13aからなる光遮蔽透過部材13を形成し、
更に、光遮蔽透過部材13の意匠面11aの反対側に白
色ランプ15A,15Bからなる光源を配設したもので
ある。
光源によって複数の装飾が可能なこと。 【解決手段】 一方の面を意匠面11aとする透明な合
成樹脂層からなる透明部材11の裏面に、透明部材11
の意匠面11a側からみたとき、その反射光によって装
飾面を得る透過性の装飾面部材12を形成し、その装飾
面部材12の裏面に装飾面部材12から透明部材11に
光の透過を阻止すると共に、部分的に光の透過を許容す
る透孔部13aからなる光遮蔽透過部材13を形成し、
更に、光遮蔽透過部材13の意匠面11aの反対側に白
色ランプ15A,15Bからなる光源を配設したもので
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部光による装飾
面と内部に持つ光源による装飾面を同一意匠面上に形成
することができる複数装飾発光装置に関するものであ
る。なお、ここで、外部光として自然光、内部に持つ光
源として発光ダイオード(以下、単に『LED』とい
う)、白熱ランプ、放電燈等の光源が使用されるもので
ある。
面と内部に持つ光源による装飾面を同一意匠面上に形成
することができる複数装飾発光装置に関するものであ
る。なお、ここで、外部光として自然光、内部に持つ光
源として発光ダイオード(以下、単に『LED』とい
う)、白熱ランプ、放電燈等の光源が使用されるもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として特開昭61−7788
7号公報に掲載の技術を挙げることができる。
7号公報に掲載の技術を挙げることができる。
【0003】この技術は、透過照明がなされる透明板に
文字等の模様が形成された表示装置において、略50オ
ングストロームから300オングストローム程度の厚さ
の金属薄膜を前記模様と対応するように前記透明板に形
成した表示装置が開示されている。
文字等の模様が形成された表示装置において、略50オ
ングストロームから300オングストローム程度の厚さ
の金属薄膜を前記模様と対応するように前記透明板に形
成した表示装置が開示されている。
【0004】これによって、透過照明を行った場合と行
わない場合とでは、金属薄膜による模様が見えたり、見
えなくなったりするため、乗用車の大型コンビネーショ
ンランプレンズに応用した場合には、意匠上の特異な効
果とランプレンズ本来の機能とを同時に見ることが可能
となり、特殊な効果とランプレンズ本来の機能とを同時
に満たすことが可能となる。
わない場合とでは、金属薄膜による模様が見えたり、見
えなくなったりするため、乗用車の大型コンビネーショ
ンランプレンズに応用した場合には、意匠上の特異な効
果とランプレンズ本来の機能とを同時に見ることが可能
となり、特殊な効果とランプレンズ本来の機能とを同時
に満たすことが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭61−
77887号公報に掲載の技術は、文字等の模様を形成
された金属薄膜が透明板に形成されており、昼間時に
は、透明板を通して金属薄膜で形成された文字等の模様
が見えてしまうから、透明板の外表面にプリズム処理を
施すことが前提になる。
77887号公報に掲載の技術は、文字等の模様を形成
された金属薄膜が透明板に形成されており、昼間時に
は、透明板を通して金属薄膜で形成された文字等の模様
が見えてしまうから、透明板の外表面にプリズム処理を
施すことが前提になる。
【0006】しかし、透明板の外表面にプリズム処理を
施すことは、喩え、乗用車の大型コンビネーションラン
プレンズに応用した場合であっても、外表面にプリズム
処理を施すとゴミ、砂埃り等の付着により、見栄えが悪
くなる可能性が高い。
施すことは、喩え、乗用車の大型コンビネーションラン
プレンズに応用した場合であっても、外表面にプリズム
処理を施すとゴミ、砂埃り等の付着により、見栄えが悪
くなる可能性が高い。
【0007】また、意匠面側の外表面にプリズム処理を
施すことになるから、その用途が限られており、上記公
報の実施例に示されているように、乗用車の大型コンビ
ネーションランプ以外の用途には不向きである。
施すことになるから、その用途が限られており、上記公
報の実施例に示されているように、乗用車の大型コンビ
ネーションランプ以外の用途には不向きである。
【0008】そこで、本発明は意匠面側が平滑面であっ
ても、外光及び内部光源によって複数の装飾が可能な複
数装飾発光装置の提供を課題とするものである。
ても、外光及び内部光源によって複数の装飾が可能な複
数装飾発光装置の提供を課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる複数装
飾発光装置は、透明な合成樹脂層からなり、面状に形成
した透明部材と、前記透明部材の一面に形成され、前記
透明部材の意匠面側からみたとき、その反射光によって
装飾面を得る透過性の装飾面部材と、前記装飾面部材の
他面に形成され、部分的に光の透過を阻止すると共に部
分的に光の透過を許容する光遮蔽透過部材と、前記光遮
蔽透過部材の反意匠面側に配設された光源とを具備する
ものである。
飾発光装置は、透明な合成樹脂層からなり、面状に形成
した透明部材と、前記透明部材の一面に形成され、前記
透明部材の意匠面側からみたとき、その反射光によって
装飾面を得る透過性の装飾面部材と、前記装飾面部材の
他面に形成され、部分的に光の透過を阻止すると共に部
分的に光の透過を許容する光遮蔽透過部材と、前記光遮
蔽透過部材の反意匠面側に配設された光源とを具備する
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
する。
【0011】図1は本発明の実施の形態1における複数
装飾発光装置として内装品のガーニッシュ或いは外装品
のサイドモールとして使用した全体の構造を示す正面図
で、(a)は昼間の意匠を、(b)は夜間の意匠を示す
ものである。また、図2は本発明の実施の形態1におけ
る複数装飾発光装置の切断線X−Xによる断面構造を示
す断面図である。
装飾発光装置として内装品のガーニッシュ或いは外装品
のサイドモールとして使用した全体の構造を示す正面図
で、(a)は昼間の意匠を、(b)は夜間の意匠を示す
ものである。また、図2は本発明の実施の形態1におけ
る複数装飾発光装置の切断線X−Xによる断面構造を示
す断面図である。
【0012】図1において、透光性材料からなる透明部
材11は、板状に形成された熱可塑性樹脂であり、アク
リル樹脂、ポリスチレン、AS樹脂、ポリカーボネー
ト、アクリル−スチレンモノマー共重合樹脂等の樹脂の
使用が可能である。なお、この透明な熱可塑性樹脂は、
熱硬化性樹脂とし、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等の樹
脂としての使用も可能である。内装品のガーニッシュ1
0、コントロールパネル30或いは外装品のサイドモー
ルとして成形される。
材11は、板状に形成された熱可塑性樹脂であり、アク
リル樹脂、ポリスチレン、AS樹脂、ポリカーボネー
ト、アクリル−スチレンモノマー共重合樹脂等の樹脂の
使用が可能である。なお、この透明な熱可塑性樹脂は、
熱硬化性樹脂とし、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等の樹
脂としての使用も可能である。内装品のガーニッシュ1
0、コントロールパネル30或いは外装品のサイドモー
ルとして成形される。
【0013】なお、この実施の形態では、ガーニッシュ
10について説明するが、基本的に車両の内装品、外装
品、家電製品についても同一である。
10について説明するが、基本的に車両の内装品、外装
品、家電製品についても同一である。
【0014】この透明部材11は、光散乱材を含まない
透光性材料のみ、または意匠性によっては光散乱材を含
む透光性材料とすることができる。この透明部材11
は、一方の面を人に認識される意匠面11aとし、その
反対側の面は滑面11bとなっている。透明部材11の
滑面11bには、単色、木目調、スモーク調、模様、文
字等の加飾を付したフィルムからなる透過性の装飾面部
材12が接合されている。透過性の装飾面部材12とし
ては、直接、透明部材11の滑面11bに印刷または蒸
着してもよい。
透光性材料のみ、または意匠性によっては光散乱材を含
む透光性材料とすることができる。この透明部材11
は、一方の面を人に認識される意匠面11aとし、その
反対側の面は滑面11bとなっている。透明部材11の
滑面11bには、単色、木目調、スモーク調、模様、文
字等の加飾を付したフィルムからなる透過性の装飾面部
材12が接合されている。透過性の装飾面部材12とし
ては、直接、透明部材11の滑面11bに印刷または蒸
着してもよい。
【0015】また、装飾面部材12の透明部材11の反
対側の面には、フィルムからなる一部遮光性及び一部透
過性を有する光遮蔽透過部材13が接合されている。こ
の光遮蔽透過部材13は黒色フィルムまたは金属蒸着膜
とすることができる。この光遮蔽透過部材13には、部
分的な透孔部13aを有していて、その透孔部13aに
よって装飾面部材12と異なる木目調、スモーク調、模
様、文字等の加飾表現を行っている。図2においては、
文字を打抜き形成してなる透孔部13aを有している。
しかし、透孔部13aは文字の打抜き等のように光遮蔽
透過部材13の打ち抜きに限定されるものではなく、凸
版式印刷、凹版式印刷、平版式印刷、孔版式印刷等の印
刷の技術を使用してもよい。即ち、光が透過するか否か
及びその透過量を変化させることによって、加飾表現で
きればよい。
対側の面には、フィルムからなる一部遮光性及び一部透
過性を有する光遮蔽透過部材13が接合されている。こ
の光遮蔽透過部材13は黒色フィルムまたは金属蒸着膜
とすることができる。この光遮蔽透過部材13には、部
分的な透孔部13aを有していて、その透孔部13aに
よって装飾面部材12と異なる木目調、スモーク調、模
様、文字等の加飾表現を行っている。図2においては、
文字を打抜き形成してなる透孔部13aを有している。
しかし、透孔部13aは文字の打抜き等のように光遮蔽
透過部材13の打ち抜きに限定されるものではなく、凸
版式印刷、凹版式印刷、平版式印刷、孔版式印刷等の印
刷の技術を使用してもよい。即ち、光が透過するか否か
及びその透過量を変化させることによって、加飾表現で
きればよい。
【0016】なお、透孔部13aに対応する透過性の装
飾面部材12の対抗位置12aには、喩え、模様の箇所
であっても、光が透過できるように小透孔を穿設した
り、薄色部としておく必要がある。通常、透過性の装飾
面部材12の単色、木目調、スモーク調、模様、文字等
と、光遮蔽透過部材13の透孔部13aの単色、木目
調、スモーク調、模様、文字等が、互いに干渉しないよ
うに、互いの図柄、文字、色彩等を選択設定している。
ここにも、凸版式印刷、凹版式印刷、平版式印刷、孔版
式印刷等の印刷の技術が使用できる。
飾面部材12の対抗位置12aには、喩え、模様の箇所
であっても、光が透過できるように小透孔を穿設した
り、薄色部としておく必要がある。通常、透過性の装飾
面部材12の単色、木目調、スモーク調、模様、文字等
と、光遮蔽透過部材13の透孔部13aの単色、木目
調、スモーク調、模様、文字等が、互いに干渉しないよ
うに、互いの図柄、文字、色彩等を選択設定している。
ここにも、凸版式印刷、凹版式印刷、平版式印刷、孔版
式印刷等の印刷の技術が使用できる。
【0017】反射板14は、白色ランプ15A及び15
Bから、所定の色彩または模様に合致した反射光を得る
ものである。図2の実施の形態では、青色艶消面とし、
意匠面11aの外部から透孔部13aを介して確認され
る範囲においては、反射板14の表面に色斑がないよう
にしている。白色ランプ15A及び15Bは、同一色の
ものでもよいし、複数色を用いてもよい。
Bから、所定の色彩または模様に合致した反射光を得る
ものである。図2の実施の形態では、青色艶消面とし、
意匠面11aの外部から透孔部13aを介して確認され
る範囲においては、反射板14の表面に色斑がないよう
にしている。白色ランプ15A及び15Bは、同一色の
ものでもよいし、複数色を用いてもよい。
【0018】このように、実施の形態1の複数装飾発光
装置は、透明な合成樹脂層からなり、一方の面を意匠面
11aとする透明部材11と、透明部材11の裏面に形
成され、透明部材11の意匠面11a側からみたとき、
その反射光によって装飾面を得る透過性の装飾面部材1
2と、装飾面部材12の裏面に形成した装飾面部材12
から透明部材11に光の透過を阻止すると共に、部分的
に光の透過を許容する透孔部13aからなる光遮蔽透過
部材13と、光遮蔽透過部材13の意匠面11aの反対
側に配設された白色ランプ15A,15Bからなる光源
とを具備するものである。
装置は、透明な合成樹脂層からなり、一方の面を意匠面
11aとする透明部材11と、透明部材11の裏面に形
成され、透明部材11の意匠面11a側からみたとき、
その反射光によって装飾面を得る透過性の装飾面部材1
2と、装飾面部材12の裏面に形成した装飾面部材12
から透明部材11に光の透過を阻止すると共に、部分的
に光の透過を許容する透孔部13aからなる光遮蔽透過
部材13と、光遮蔽透過部材13の意匠面11aの反対
側に配設された白色ランプ15A,15Bからなる光源
とを具備するものである。
【0019】したがって、意匠面11a側が明るいと
き、例えば、昼間の場合で白色ランプ15A,15Bか
らなる光源が点灯していないとき、図1(a)のよう
に、透明部材11の裏面に形成された装飾面部材12の
木目調等の装飾面が表出される。このとき、光遮蔽透過
部材13によって、その内部に光が入り難く、かつ、入
射した光の反射板14の表面からの反射光は、光遮蔽透
過部材13によって遮断され、殆ど外部に出ることが不
可能であるから、光遮蔽透過部材13の透孔部13aの
影響によって装飾面部材12の木目調等の装飾面が見難
くなることがない。
き、例えば、昼間の場合で白色ランプ15A,15Bか
らなる光源が点灯していないとき、図1(a)のよう
に、透明部材11の裏面に形成された装飾面部材12の
木目調等の装飾面が表出される。このとき、光遮蔽透過
部材13によって、その内部に光が入り難く、かつ、入
射した光の反射板14の表面からの反射光は、光遮蔽透
過部材13によって遮断され、殆ど外部に出ることが不
可能であるから、光遮蔽透過部材13の透孔部13aの
影響によって装飾面部材12の木目調等の装飾面が見難
くなることがない。
【0020】また、意匠面11a側が暗いとき、例え
ば、夜間の場合で、かつ、白色ランプ15A,15Bか
らなる光源の点灯により、光遮蔽透過部材13の内側が
明るくなっているとき、図1(b)のように、透明部材
11の裏面に形成された装飾面部材12の木目調等の装
飾面が表出されなくなり、白色ランプ15A,15Bか
らなる光源の点灯により、光遮蔽透過部材13の内側、
即ち、反射板14の表面が明るくなり、特に、本実施の
形態においては、青色で明るくなる。
ば、夜間の場合で、かつ、白色ランプ15A,15Bか
らなる光源の点灯により、光遮蔽透過部材13の内側が
明るくなっているとき、図1(b)のように、透明部材
11の裏面に形成された装飾面部材12の木目調等の装
飾面が表出されなくなり、白色ランプ15A,15Bか
らなる光源の点灯により、光遮蔽透過部材13の内側、
即ち、反射板14の表面が明るくなり、特に、本実施の
形態においては、青色で明るくなる。
【0021】故に、反射板14の表面の反射光は、光遮
蔽透過部材13の透孔部13aから装飾面部材12を介
して、単色、木目調、スモーク調、模様、文字等が表出
される。結果、意匠面11aには、光遮蔽透過部材13
の透孔部13aから、装飾面部材12を介して単色、木
目調、スモーク調、模様、文字等が表出される。
蔽透過部材13の透孔部13aから装飾面部材12を介
して、単色、木目調、スモーク調、模様、文字等が表出
される。結果、意匠面11aには、光遮蔽透過部材13
の透孔部13aから、装飾面部材12を介して単色、木
目調、スモーク調、模様、文字等が表出される。
【0022】このとき、通常、透過性の装飾面部材12
の対向部分12aの単色、木目調、スモーク調、模様、
文字等と、光遮蔽透過部材13の透孔部13aの単色、
木目調、スモーク調、模様、文字等が、互いに干渉しな
いように、互いの図柄、文字、色彩等を選択設定してい
るから、両者を明瞭に区別することができる。
の対向部分12aの単色、木目調、スモーク調、模様、
文字等と、光遮蔽透過部材13の透孔部13aの単色、
木目調、スモーク調、模様、文字等が、互いに干渉しな
いように、互いの図柄、文字、色彩等を選択設定してい
るから、両者を明瞭に区別することができる。
【0023】なお、白色ランプ15A,15Bからなる
光源は、白熱灯に限定されるものではなく、発光ダイオ
ード(LED)ランプまたは放電燈(蛍光灯)とするこ
とができる。また、反射板14を面光源とすることもで
きる。
光源は、白熱灯に限定されるものではなく、発光ダイオ
ード(LED)ランプまたは放電燈(蛍光灯)とするこ
とができる。また、反射板14を面光源とすることもで
きる。
【0024】次に、他の実施の形態について説明する。
【0025】図3は本発明の実施の形態2における複数
装飾発光装置の断面構造を示す断面図である。なお、本
実施の形態では、実施の形態1との相違点のみ説明す
る。
装飾発光装置の断面構造を示す断面図である。なお、本
実施の形態では、実施の形態1との相違点のみ説明す
る。
【0026】図3において、発光板24は、近紫外線に
よって所定の色に発光する蛍光顔料または蛍光塗料を合
成樹脂に混入してなる合成樹脂板である。近紫外線を発
光するLEDランプ25A,25Bは、近紫外線を蛍光
顔料または蛍光塗料を混入した発光板24に照射し、発
光板24を所定の光源とするものである。
よって所定の色に発光する蛍光顔料または蛍光塗料を合
成樹脂に混入してなる合成樹脂板である。近紫外線を発
光するLEDランプ25A,25Bは、近紫外線を蛍光
顔料または蛍光塗料を混入した発光板24に照射し、発
光板24を所定の光源とするものである。
【0027】したがって、意匠面11a側が明るいと
き、例えば、昼間の場合でLEDランプ25A,25B
から近紫外線が照射されていないとき、図1(a)のよ
うに、透明部材11の裏面に形成された装飾面部材12
の木目調等の装飾面が表出される。このとき、光遮蔽透
過部材13によって、その内部に光が入り難く、かつ、
入射した光の発光板24の表面からの反射光は、光遮蔽
透過部材13によって遮断され、殆ど外部に出ることが
不可能であるから、光遮蔽透過部材13の透孔部13a
の影響によって装飾面部材12の木目調等の装飾面が見
難くなることがない。
き、例えば、昼間の場合でLEDランプ25A,25B
から近紫外線が照射されていないとき、図1(a)のよ
うに、透明部材11の裏面に形成された装飾面部材12
の木目調等の装飾面が表出される。このとき、光遮蔽透
過部材13によって、その内部に光が入り難く、かつ、
入射した光の発光板24の表面からの反射光は、光遮蔽
透過部材13によって遮断され、殆ど外部に出ることが
不可能であるから、光遮蔽透過部材13の透孔部13a
の影響によって装飾面部材12の木目調等の装飾面が見
難くなることがない。
【0028】意匠面11a側が暗いとき、例えば、夜間
の場合で、かつ、LEDランプ25A,25Bの点灯に
より、近紫外線が発光板24に照射されると、発光板2
4の発光により光遮蔽透過部材13の内側が明るくな
り、図1(b)のように、透明部材11の裏面に形成さ
れた装飾面部材12の木目調等の装飾面が表出されなく
なり、発光板24の発光によって光遮蔽透過部材13の
内側、即ち、発光板24の表面が、その全面を均一に面
発光されて明るくなり、実質的に発光板24が光源とな
る。
の場合で、かつ、LEDランプ25A,25Bの点灯に
より、近紫外線が発光板24に照射されると、発光板2
4の発光により光遮蔽透過部材13の内側が明るくな
り、図1(b)のように、透明部材11の裏面に形成さ
れた装飾面部材12の木目調等の装飾面が表出されなく
なり、発光板24の発光によって光遮蔽透過部材13の
内側、即ち、発光板24の表面が、その全面を均一に面
発光されて明るくなり、実質的に発光板24が光源とな
る。
【0029】したがって、発光板24の表面からの発光
光は、光遮蔽透過部材13の透孔部13aから、装飾面
部材12を介して、単色、木目調、スモーク調、模様、
文字等が表出される。結果、意匠面11aには、光遮蔽
透過部材13の透孔部13aから、装飾面部材12を介
して単色、木目調、スモーク調、模様、文字等が表出さ
れる。
光は、光遮蔽透過部材13の透孔部13aから、装飾面
部材12を介して、単色、木目調、スモーク調、模様、
文字等が表出される。結果、意匠面11aには、光遮蔽
透過部材13の透孔部13aから、装飾面部材12を介
して単色、木目調、スモーク調、模様、文字等が表出さ
れる。
【0030】なお、図3の実施の形態では、発光板24
を光遮蔽透過部材13から離反させたものであるが、発
光板24を光遮蔽透過部材13に面接触させるように、
積層することもできる。
を光遮蔽透過部材13から離反させたものであるが、発
光板24を光遮蔽透過部材13に面接触させるように、
積層することもできる。
【0031】図4は本発明の実施の形態3における複数
装飾発光装置の断面構造を示す断面図である。なお、本
実施の形態では、実施の形態1との相違点のみ説明す
る。
装飾発光装置の断面構造を示す断面図である。なお、本
実施の形態では、実施の形態1との相違点のみ説明す
る。
【0032】図4において、導光板34は光源としての
放電燈35からの光を意匠面11a側に平行光として出
力するプリズムとして形成したものである。本発明を実
施する場合の導光板34としては、放電燈35からの光
を意匠面11a側に平行光として出力するプリズムに限
定されるものではなく、シボのように乱反射によって光
の濃淡ができないようにするものであればよい。勿論、
導光板34に形成した透明板の厚みの違いにより光の濃
淡を意匠面11aに導きだす場合には、これに限定され
たものではない。
放電燈35からの光を意匠面11a側に平行光として出
力するプリズムとして形成したものである。本発明を実
施する場合の導光板34としては、放電燈35からの光
を意匠面11a側に平行光として出力するプリズムに限
定されるものではなく、シボのように乱反射によって光
の濃淡ができないようにするものであればよい。勿論、
導光板34に形成した透明板の厚みの違いにより光の濃
淡を意匠面11aに導きだす場合には、これに限定され
たものではない。
【0033】したがって、意匠面11a側が明るいと
き、例えば、昼間の場合で放電燈35からなる光源が点
灯していないとき、図1(a)のように、透明部材11
の裏面に形成された装飾面部材12の木目調等の装飾面
が表出される。このとき、光遮蔽透過部材13によっ
て、その内部に光が入り難く、かつ、入射した光の反射
板14の表面からの反射光は、光遮蔽透過部材13によ
って遮断され、殆ど外部に出ることが不可能であるか
ら、光遮蔽透過部材13の透孔部13aの影響によって
装飾面部材12の木目調等の装飾面が見難くなることが
ない。
き、例えば、昼間の場合で放電燈35からなる光源が点
灯していないとき、図1(a)のように、透明部材11
の裏面に形成された装飾面部材12の木目調等の装飾面
が表出される。このとき、光遮蔽透過部材13によっ
て、その内部に光が入り難く、かつ、入射した光の反射
板14の表面からの反射光は、光遮蔽透過部材13によ
って遮断され、殆ど外部に出ることが不可能であるか
ら、光遮蔽透過部材13の透孔部13aの影響によって
装飾面部材12の木目調等の装飾面が見難くなることが
ない。
【0034】意匠面11a側が暗いとき、例えば、夜間
の場合で、かつ、放電燈35の点灯によって光遮蔽透過
部材13の内側が明るくなると、図1(b)のように、
透明部材11の裏面に形成された装飾面部材12の木目
調等の装飾面が表出されなくなり、導光板34の導光に
よって光遮蔽透過部材13の内側が、その全面を均一に
明るくなり、実質的に導光板34が光源となる。
の場合で、かつ、放電燈35の点灯によって光遮蔽透過
部材13の内側が明るくなると、図1(b)のように、
透明部材11の裏面に形成された装飾面部材12の木目
調等の装飾面が表出されなくなり、導光板34の導光に
よって光遮蔽透過部材13の内側が、その全面を均一に
明るくなり、実質的に導光板34が光源となる。
【0035】したがって、導光板34の表面からの発光
光は、光遮蔽透過部材13の透孔部13aから、装飾面
部材12を介して、単色、木目調、スモーク調、模様、
文字等が表出される。結果、意匠面11aには、光遮蔽
透過部材13の透孔部13aから、装飾面部材12を介
して単色、木目調、スモーク調、模様、文字等が表出さ
れる。
光は、光遮蔽透過部材13の透孔部13aから、装飾面
部材12を介して、単色、木目調、スモーク調、模様、
文字等が表出される。結果、意匠面11aには、光遮蔽
透過部材13の透孔部13aから、装飾面部材12を介
して単色、木目調、スモーク調、模様、文字等が表出さ
れる。
【0036】図5は本発明の実施の形態4における複数
装飾発光装置としてコントロールパネルとして使用した
全体の構造を示す正面図で、(a)は不使用時の意匠
を、(b)は使用時の意匠を示すものである。また、図
6は本発明の実施の形態3における複数装飾発光装置の
断面構造を示す断面図である。なお、本実施の形態で
は、実施の形態1との相違点のみ説明する。
装飾発光装置としてコントロールパネルとして使用した
全体の構造を示す正面図で、(a)は不使用時の意匠
を、(b)は使用時の意匠を示すものである。また、図
6は本発明の実施の形態3における複数装飾発光装置の
断面構造を示す断面図である。なお、本実施の形態で
は、実施の形態1との相違点のみ説明する。
【0037】図5において、透光性材料からなる透明部
材11は、コントロールパネル30として成形される。
材11は、コントロールパネル30として成形される。
【0038】この透明部材11の滑面11bには、接合
面を全面を暗い色としたフィルムからなる装飾面部材1
2が接合されている。この装飾面部材12は、直接、透
明部材11の滑面11bに印刷または蒸着したものでも
よい。透過性の装飾面部材12とした場合には、単色、
木目調、スモーク調、模様、文字等を形成することがで
きる。この実施の形態では単一色として説明する。装飾
面部材12の反接合面側には、枠32b及び文字を透過
性、即ち、透孔部13aとし、かつ、枠内37a,37
b,・・・,37eを印刷または金属蒸着によって導電
性を持たせ、各枠内37a,37b,・・・,37eは
独立させた状態で、その端部をフレキシブル基板36に
電気的に接続している。各枠内37a,37b,・・
・,37eは静電電極と機能し、指を接近させたとき、
人体を介しての静電容量の変化によってオン・オフする
近接スイッチとして機能するものである。なお、近接ス
イッチについては、公知であるのでその説明を省略す
る。
面を全面を暗い色としたフィルムからなる装飾面部材1
2が接合されている。この装飾面部材12は、直接、透
明部材11の滑面11bに印刷または蒸着したものでも
よい。透過性の装飾面部材12とした場合には、単色、
木目調、スモーク調、模様、文字等を形成することがで
きる。この実施の形態では単一色として説明する。装飾
面部材12の反接合面側には、枠32b及び文字を透過
性、即ち、透孔部13aとし、かつ、枠内37a,37
b,・・・,37eを印刷または金属蒸着によって導電
性を持たせ、各枠内37a,37b,・・・,37eは
独立させた状態で、その端部をフレキシブル基板36に
電気的に接続している。各枠内37a,37b,・・
・,37eは静電電極と機能し、指を接近させたとき、
人体を介しての静電容量の変化によってオン・オフする
近接スイッチとして機能するものである。なお、近接ス
イッチについては、公知であるのでその説明を省略す
る。
【0039】なお、装飾面部材12の透明部材11の反
対側の面に形成した枠32b及び文字を透過性とし、か
つ、枠内37a,37b,・・・,37eを印刷または
金属蒸着によって導電性を持たせて独立させた構成は、
一部遮光性及び一部透過性を有する光遮蔽透過部材13
を構成している。
対側の面に形成した枠32b及び文字を透過性とし、か
つ、枠内37a,37b,・・・,37eを印刷または
金属蒸着によって導電性を持たせて独立させた構成は、
一部遮光性及び一部透過性を有する光遮蔽透過部材13
を構成している。
【0040】反射板38は、LEDランプ35A,35
Bから、所定の色彩に合致した反射光を得るものであ
る。図6の実施の形態では、赤色または橙色艶消面と
し、意匠面11aの外部から枠32b及び文字からなる
透孔部13aを介して確認される範囲においては、反射
板38の表面に色斑がないようにしている。LEDラン
プ35A,35Bは、同一色のものでもよいし、モード
に対応する複数色を用いてもよい。
Bから、所定の色彩に合致した反射光を得るものであ
る。図6の実施の形態では、赤色または橙色艶消面と
し、意匠面11aの外部から枠32b及び文字からなる
透孔部13aを介して確認される範囲においては、反射
板38の表面に色斑がないようにしている。LEDラン
プ35A,35Bは、同一色のものでもよいし、モード
に対応する複数色を用いてもよい。
【0041】このように、実施の形態3の複数装飾発光
装置は、透明な合成樹脂層からなり、一方の面を意匠面
11aとする透明部材11と、透明部材11の裏面に形
成され、透明部材11の意匠面11a側からみたとき、
その反射光によって装飾面を得る透過性の装飾面部材1
2と、装飾面部材12の裏面に形成した装飾面部材12
から透明部材11に光の透過を阻止すると共に、部分的
に光の透過を許容する枠32b及び文字からなる透孔部
からなる光遮蔽透過部材13と、光遮蔽透過部材13の
意匠面11aの反対側に配設されたLEDランプ35
A,35Bからなる光源とを具備するものである。
装置は、透明な合成樹脂層からなり、一方の面を意匠面
11aとする透明部材11と、透明部材11の裏面に形
成され、透明部材11の意匠面11a側からみたとき、
その反射光によって装飾面を得る透過性の装飾面部材1
2と、装飾面部材12の裏面に形成した装飾面部材12
から透明部材11に光の透過を阻止すると共に、部分的
に光の透過を許容する枠32b及び文字からなる透孔部
からなる光遮蔽透過部材13と、光遮蔽透過部材13の
意匠面11aの反対側に配設されたLEDランプ35
A,35Bからなる光源とを具備するものである。
【0042】したがって、意匠面11a側が明るいと
き、例えば、昼間の場合でLEDランプ35A,35B
からなる光源が点灯していないとき、図5(a)のよう
に、透明部材11の裏面に形成された装飾面部材12の
単色の装飾面が表出される。これは、例えば、自動車用
とした場合には、イグニッションキーが入っていない状
態に想定できる。このとき、光遮蔽透過部材13によっ
て、その内部に光が入り難く、かつ、入射した光の反射
板38の表面からの反射光は、光遮蔽透過部材13によ
って遮断され、殆ど外部に出ることが不可能であるか
ら、光遮蔽透過部材13の透孔部13aの影響によって
装飾面部材12の木目調等の装飾面が見難くなることが
ない。
き、例えば、昼間の場合でLEDランプ35A,35B
からなる光源が点灯していないとき、図5(a)のよう
に、透明部材11の裏面に形成された装飾面部材12の
単色の装飾面が表出される。これは、例えば、自動車用
とした場合には、イグニッションキーが入っていない状
態に想定できる。このとき、光遮蔽透過部材13によっ
て、その内部に光が入り難く、かつ、入射した光の反射
板38の表面からの反射光は、光遮蔽透過部材13によ
って遮断され、殆ど外部に出ることが不可能であるか
ら、光遮蔽透過部材13の透孔部13aの影響によって
装飾面部材12の木目調等の装飾面が見難くなることが
ない。
【0043】また、意匠面11a側が暗いとき、例え
ば、夜間の場合で、かつ、LEDランプ35A,35B
からなる光源の点灯により、光遮蔽透過部材13の内側
が明るくなっているとき、図1(b)のように、透明部
材11の裏面に形成された装飾面部材12の木目調等の
装飾面が表出されなくなり、LEDランプ35A,35
Bからなる光源の点灯により、光遮蔽透過部材13の内
側、即ち、導光板38の表面が明るくなり、特に、本実
施の形態においては、赤色で明るくなる。
ば、夜間の場合で、かつ、LEDランプ35A,35B
からなる光源の点灯により、光遮蔽透過部材13の内側
が明るくなっているとき、図1(b)のように、透明部
材11の裏面に形成された装飾面部材12の木目調等の
装飾面が表出されなくなり、LEDランプ35A,35
Bからなる光源の点灯により、光遮蔽透過部材13の内
側、即ち、導光板38の表面が明るくなり、特に、本実
施の形態においては、赤色で明るくなる。
【0044】故に、導光板38からの平行光は、光遮蔽
透過部材13の透孔部13aから装飾面部材12を介し
て表出される。結果、意匠面11aには、光遮蔽透過部
材13の透孔部13aから、装飾面部材12を介して単
色、木目調、スモーク調、模様、文字等が表出される。
透過部材13の透孔部13aから装飾面部材12を介し
て表出される。結果、意匠面11aには、光遮蔽透過部
材13の透孔部13aから、装飾面部材12を介して単
色、木目調、スモーク調、模様、文字等が表出される。
【0045】このとき、通常、透過性の装飾面部材12
の対向部分12aの単色、木目調、スモーク調、模様、
文字等と、光遮蔽透過部材13の透孔部13aの単色、
木目調、スモーク調、模様、文字等が、互いに干渉しな
いように、互いの図柄、文字、色彩等を選択設定してい
るから、両者を明瞭に区別することができる。
の対向部分12aの単色、木目調、スモーク調、模様、
文字等と、光遮蔽透過部材13の透孔部13aの単色、
木目調、スモーク調、模様、文字等が、互いに干渉しな
いように、互いの図柄、文字、色彩等を選択設定してい
るから、両者を明瞭に区別することができる。
【0046】なお、LEDランプ35A,35Bからな
る光源は、白熱灯、発光ダイオード(LED)ランプま
たは放電燈(蛍光灯)とすることができる。また、反射
板14を面光源とすることもできる。
る光源は、白熱灯、発光ダイオード(LED)ランプま
たは放電燈(蛍光灯)とすることができる。また、反射
板14を面光源とすることもできる。
【0047】ところで、上記実施の形態では、透明な合
成樹脂層からなり、一方の面を意匠面11aとする透明
部材11と、透明部材11の裏面に形成され、透明部材
11の意匠面11a側からみたとき、その反射光によっ
て装飾面を得る透過性の装飾面部材12と、装飾面部材
12の裏面に形成した装飾面部材12から透明部材11
に光の透過を阻止すると共に、部分的に光の透過を許容
する枠32b及び文字からなる透孔部からなる光遮蔽透
過部材13と、光遮蔽透過部材13の意匠面11aの反
対側に配設されたLEDランプ35A,35Bの積層を
前提として説明した。しかし、本発明を実施する場合に
は、積層構成を変更することもできる。
成樹脂層からなり、一方の面を意匠面11aとする透明
部材11と、透明部材11の裏面に形成され、透明部材
11の意匠面11a側からみたとき、その反射光によっ
て装飾面を得る透過性の装飾面部材12と、装飾面部材
12の裏面に形成した装飾面部材12から透明部材11
に光の透過を阻止すると共に、部分的に光の透過を許容
する枠32b及び文字からなる透孔部からなる光遮蔽透
過部材13と、光遮蔽透過部材13の意匠面11aの反
対側に配設されたLEDランプ35A,35Bの積層を
前提として説明した。しかし、本発明を実施する場合に
は、積層構成を変更することもできる。
【0048】次に、その事例を図7及び図8に示す。
【0049】図7は本発明の実施の形態4における複数
装飾発光装置の要部断面構造を示す断面図、図8は本発
明の実施の形態5における複数装飾発光装置の要部断面
構造を示す断面図である。
装飾発光装置の要部断面構造を示す断面図、図8は本発
明の実施の形態5における複数装飾発光装置の要部断面
構造を示す断面図である。
【0050】図7においては、上面に太陽等の外部光の
反射光によって装飾面を得る一方の面を意匠面とする透
過性の装飾面部材12と、その下面に透明な合成樹脂層
からなる透明部材11と、透明部材11の裏面に形成さ
れ、装飾面部材12に到達する光の透過を阻止すると共
に、部分的に光の透過を許容する枠、文字等の透孔部を
有する光遮蔽透過部材13と、光遮蔽透過部材13の装
飾面部材12の意匠面側の反対側に配設されたLEDラ
ンプ35A,35B等の光源とを配設したものである。
この実施の形態では、装飾面部材12の下面に透明部材
11が存在するから、LEDランプ35A,35B等の
光源からの光を広げてから透過性の装飾面部材12に導
くことができるから、図1の実施の形態とは相違する装
飾性を得ることができる。
反射光によって装飾面を得る一方の面を意匠面とする透
過性の装飾面部材12と、その下面に透明な合成樹脂層
からなる透明部材11と、透明部材11の裏面に形成さ
れ、装飾面部材12に到達する光の透過を阻止すると共
に、部分的に光の透過を許容する枠、文字等の透孔部を
有する光遮蔽透過部材13と、光遮蔽透過部材13の装
飾面部材12の意匠面側の反対側に配設されたLEDラ
ンプ35A,35B等の光源とを配設したものである。
この実施の形態では、装飾面部材12の下面に透明部材
11が存在するから、LEDランプ35A,35B等の
光源からの光を広げてから透過性の装飾面部材12に導
くことができるから、図1の実施の形態とは相違する装
飾性を得ることができる。
【0051】また、図8においては、上面に太陽等の外
部光の反射光によって装飾面を得る一方の面を意匠面と
する透過性の装飾面部材12と、その下面に透明な合成
樹脂層からなる透明部材11と、透明部材11の裏面に
形成された上面に外部光の反射光によって装飾面を得る
透過性の装飾面部材12によって3層とし、下側の装飾
面部材12の裏面に形成され、両装飾面部材12に到達
する光の透過を阻止すると共に部分的に光の透過を許容
する枠、文字等の透孔部を有する光遮蔽透過部材13
と、光遮蔽透過部材13の装飾面部材12の意匠面側の
反対側に配設されたLEDランプ35A,35B等の光
源とを配設したものである。この実施の形態では、上面
側の装飾面部材12の下面に透明部材11が存在するか
ら、LEDランプ35A,35B等の光源からの光を広
げてから透過性の装飾面部材12に導くことができるか
ら、図1の実施の形態とは相違する装飾性を得ることが
できる。また、上面側及び下面側の装飾面部材12によ
って二重に装飾面を重ね合せ立体、或いはそれらの深み
を表現することができる。
部光の反射光によって装飾面を得る一方の面を意匠面と
する透過性の装飾面部材12と、その下面に透明な合成
樹脂層からなる透明部材11と、透明部材11の裏面に
形成された上面に外部光の反射光によって装飾面を得る
透過性の装飾面部材12によって3層とし、下側の装飾
面部材12の裏面に形成され、両装飾面部材12に到達
する光の透過を阻止すると共に部分的に光の透過を許容
する枠、文字等の透孔部を有する光遮蔽透過部材13
と、光遮蔽透過部材13の装飾面部材12の意匠面側の
反対側に配設されたLEDランプ35A,35B等の光
源とを配設したものである。この実施の形態では、上面
側の装飾面部材12の下面に透明部材11が存在するか
ら、LEDランプ35A,35B等の光源からの光を広
げてから透過性の装飾面部材12に導くことができるか
ら、図1の実施の形態とは相違する装飾性を得ることが
できる。また、上面側及び下面側の装飾面部材12によ
って二重に装飾面を重ね合せ立体、或いはそれらの深み
を表現することができる。
【0052】更に、上記各実施の形態の透明な合成樹脂
層からなり、一方の面を意匠面11aとする透明部材1
1は、本発明を実施する場合には、その意匠面11a側
を艶消面とすることができる。
層からなり、一方の面を意匠面11aとする透明部材1
1は、本発明を実施する場合には、その意匠面11a側
を艶消面とすることができる。
【0053】また、装飾面部材12と光遮蔽透過部材1
3は、本発明を実施する場合には、積層印刷とすること
ができる。
3は、本発明を実施する場合には、積層印刷とすること
ができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、請求項1の複数装飾発光
装置においては、透明な合成樹脂層からなり、面状に形
成した透明部材の一面に形成され、前記透明部材の意匠
面側からみたとき、その反射光によって装飾面を得る透
過性の装飾面部材と、前記装飾面部材の他面に形成さ
れ、部分的に光の透過を阻止すると共に部分的に光の透
過を許容する光遮蔽透過部材の反意匠面側に配設された
光源とを具備し、意匠面側が明るいとき、透明部材の裏
面に形成された装飾面部材の装飾面が表出される。ま
た、意匠面側が暗いときで、かつ、光源が点灯している
とき、透明部材の裏面に形成された装飾面部材の装飾面
が表出されなくなり、光遮蔽透過部材の透孔部から、前
記装飾面部材を介して装飾面が表出される。
装置においては、透明な合成樹脂層からなり、面状に形
成した透明部材の一面に形成され、前記透明部材の意匠
面側からみたとき、その反射光によって装飾面を得る透
過性の装飾面部材と、前記装飾面部材の他面に形成さ
れ、部分的に光の透過を阻止すると共に部分的に光の透
過を許容する光遮蔽透過部材の反意匠面側に配設された
光源とを具備し、意匠面側が明るいとき、透明部材の裏
面に形成された装飾面部材の装飾面が表出される。ま
た、意匠面側が暗いときで、かつ、光源が点灯している
とき、透明部材の裏面に形成された装飾面部材の装飾面
が表出されなくなり、光遮蔽透過部材の透孔部から、前
記装飾面部材を介して装飾面が表出される。
【0055】故に、意匠面側が平滑面であっても、外光
及び内部光源によって複数の装飾が可能となる。
及び内部光源によって複数の装飾が可能となる。
【図1】 図1は本発明の実施の形態1における複数装
飾発光装置として内装品のガーニッシュ或いは外装品の
サイドモールとして使用した全体の構造を示す正面図
で、(a)は昼間の意匠を、(b)は夜間の意匠を示す
ものである。
飾発光装置として内装品のガーニッシュ或いは外装品の
サイドモールとして使用した全体の構造を示す正面図
で、(a)は昼間の意匠を、(b)は夜間の意匠を示す
ものである。
【図2】 図2は本発明の実施の形態1における複数装
飾発光装置の切断線X−Xによる断面構造を示す断面図
である。
飾発光装置の切断線X−Xによる断面構造を示す断面図
である。
【図3】 図3は本発明の実施の形態2における複数装
飾発光装置の断面構造を示す断面図である。
飾発光装置の断面構造を示す断面図である。
【図4】 図4は本発明の実施の形態3における複数装
飾発光装置の断面構造を示す断面図である。
飾発光装置の断面構造を示す断面図である。
【図5】 図5は本発明の実施の形態4における複数装
飾発光装置としてコントロールパネルとして使用した全
体の構造を示す正面図で、(a)は不使用時の意匠を、
(b)は使用時の意匠を示すものである。
飾発光装置としてコントロールパネルとして使用した全
体の構造を示す正面図で、(a)は不使用時の意匠を、
(b)は使用時の意匠を示すものである。
【図6】 図6は本発明の実施の形態3における複数装
飾発光装置の断面構造を示す断面図である。
飾発光装置の断面構造を示す断面図である。
【図7】 図7は本発明の実施の形態4における複数装
飾発光装置の要部断面構造を示す断面図である。
飾発光装置の要部断面構造を示す断面図である。
【図8】 図8は本発明の実施の形態5における複数装
飾発光装置の要部断面構造を示す断面図である。
飾発光装置の要部断面構造を示す断面図である。
11 透明部材 11a 意匠面 12 装飾面部材 13 光遮蔽透過部材 13a 透孔部 15A,15B 白色ランプ 32b 枠 34 導光板 35A,35B LEDランプ 38 反射板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重野 一道 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 Fターム(参考) 5C096 AA11 BA01 BC12 CA03 CA13 CA35 CC06 CC10 CC12 FA05
Claims (1)
- 【請求項1】 透明な合成樹脂層からなり、面状に形成
した透明部材と、 前記透明部材の一面に形成され、前記透明部材の意匠面
側からみたとき、その反射光によって装飾面を得る透過
性の装飾面部材と、 前記装飾面部材の他面に形成され、部分的に光の透過を
阻止すると共に部分的に光の透過を許容する光遮蔽透過
部材と、 前記光遮蔽透過部材の反意匠面側に配設された光源とを
具備することを特徴とする複数装飾発光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10302145A JP2000132126A (ja) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | 複数装飾発光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10302145A JP2000132126A (ja) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | 複数装飾発光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000132126A true JP2000132126A (ja) | 2000-05-12 |
Family
ID=17905455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10302145A Pending JP2000132126A (ja) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | 複数装飾発光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000132126A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002006780A (ja) * | 2000-06-27 | 2002-01-11 | Yazaki Corp | 表示用パネル |
-
1998
- 1998-10-23 JP JP10302145A patent/JP2000132126A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002006780A (ja) * | 2000-06-27 | 2002-01-11 | Yazaki Corp | 表示用パネル |
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