JP2000131073A - 角速度検出装置およびその駆動方法 - Google Patents

角速度検出装置およびその駆動方法

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JP2000131073A
JP2000131073A JP10305197A JP30519798A JP2000131073A JP 2000131073 A JP2000131073 A JP 2000131073A JP 10305197 A JP10305197 A JP 10305197A JP 30519798 A JP30519798 A JP 30519798A JP 2000131073 A JP2000131073 A JP 2000131073A
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vibrator
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Akio Nakajima
章夫 中島
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角速度の検出精度を高めること。 【解決手段】 面内(面外)方向に自励振動するすくな
くとも2対の駆動電極を有する少なくとも一つの駆動用
枝と駆動用枝に同期して面内(面外)振動し、回転にと
もなうコリオリ力によって面外(面内)振動するすくな
くとも1対の検出電極を有する検出用枝とを有する振動
子1と、振動子1が自励振動するために振動子の駆動電
極に接続した発振回路2と、振動子1の検出用枝の検出
電極に接続し、帰還抵抗と演算増幅器とからなる電流電
圧変換回路と加減算回路とを有する検出回路3と、検出
回路3出力を発振回路2出力で検波する検波回路4と、
検波回路4の交流出力をカットするローパスフィルタと
を備える角速度検出装置およびその駆動方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は単結晶水晶からなる
角速度検出素子を用いた角速度検出装置およびその駆動
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から機械式の回転ジャイロスコープ
が、飛行機や船舶の慣性航法装置として使われている。
この機械式回転ジャイロスコープは、高安定かつ高性能
を有しているが、その反面、装置が大きく価格も高く、
寿命も短いという欠点があった。
【0003】さらに、この機械式回転ジャイロスコープ
に代わるものとして、チタン酸バリウム、ジルコン酸鉛
系の圧電セラミックスである多結晶体の圧電素子を用い
て振動体を励振させておき、回転の角速度にともなうコ
リオリ力で励起する振動により発生する電圧を、圧電素
子で検出する小型の振動式ジャイロスコープの実用化が
進められている。たとえば、特開平3−10112号公
報に振動式装置が提案されている。
【0004】以下に従来のジャイロスコープを用いた角
速度検出装置を簡単に説明する。特開平3−10112
号公報に開示されている角速度検出装置は、中央の連結
部を有する音叉型振動体に駆動用の多結晶体からなる圧
電素子を設け、振動体の基部から延長した中央の連結部
と直交するヒンジ部をケースを兼ねる円筒状部材で支持
する構造である。
【0005】この駆動用の圧電素子に交流電圧を加える
ことによって音叉型振動体を振動させ、回転にともなう
コリオリ力によってヒンジ部がS字状に変形しながら曲
げ振動し、これによってヒンジ部に設けた検出用の多結
晶体からなる圧電素子に発生する発生電圧を電圧検出回
路で検出し角速度を求める。
【0006】図9は、この角速度検出用の多結晶体の圧
電素子を用いた電圧増幅回路を用いた検出回路を示して
いる。図9において、検出用の圧電素子は、等価的に容
量83(C3)と電圧源81と抵抗82(R7)とで表
すことができ、圧電素子の一端は演算増幅器80の+入
力端子に接続し、発生電圧Viは−入力端子に接続され
た抵抗84(R5)と抵抗85(R6)とにより、信号
処理可能な(1+R6/R5)Vi倍の出力電圧まで電
圧増幅される。この出力電圧を音叉振動体の規準周波数
で同期検波することにより角速度を求めている。
【0007】この従来技術に用いられる圧電セラミック
スのような多結晶体からなる圧電素子の入力抵抗82
(R7)で示されている等価抵抗は、1kΩ以下の低い
値であり、しかも、1秒間に1度回転する角速度を受け
たときに圧電歪効果により圧電素子に発生する電圧は、
数百マイクロから数ミリV程度である。したがって、圧
電セラミック系の圧電素子を検出用に用いた角速度検出
装置では、図9のような入力インピーダンスが数10k
Ω程度の通常の電圧増幅回路を用いた電圧検出回路によ
り、角速度を求めている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、さきの
特開平3−10112号公報に開示されている角速度検
出装置は、つぎのような課題が指摘される。
【0009】第1の課題としては、音叉型振動体は、振
動体の基部から延長した中央の連結部と直交するヒンジ
部を設けて円筒状の部材で支持する構造のため、形状が
複雑である。さらに、金属製の音叉型振動体とヒンジ部
に複数の圧電素子を接着する必要があり、このため組立
工程が複雑になり、全体形状も大きくなり、低価格化が
困難である。また、金属振動体を用いるため、温度特性
も良好ではなくエージングにより特性が変化するという
課題がある。
【0010】第2の課題としては、検出用素子として圧
電セラミックスの代わりに等価抵抗または等価電器イン
ピーダンスが10kΩ以上高い物性値の単結晶材料を用
いると、1秒間に1度回転する角速度を受けたときに、
圧電歪効果により発生する電圧は数マイクロVである。
この発生電圧の検出に従来の電圧検出回路を用いると、
ノイズ電圧のため角速度の検出ができなくなり実用化が
困難になるという課題がある。
【0011】〔発明の目的〕そこで、本発明の目的は、
前述の問題点を解決して、ノイズ電圧の影響を受けるこ
とがなく大きな出力が得られるとともに、組立工程が簡
単で全体形状が小さく低価格化も可能な角速度検出装置
の構成およびその駆動方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の角速度検出装置およびその駆動方法は、下
記記載の手段を採用する。
【0013】本発明の角速度検出装置では、面内(面
外)方向に自励振動する少なくとも2対の駆動電極を有
する少なくとも一つの駆動用枝と駆動用枝に同期して面
内(面外)振動し、回転にともなうコリオリ力によって
面外(面内)振動する少なくとも1対の検出電極を有す
る検出用枝とを有する振動子と、振動子が自励振動する
ために振動子の駆動電極に接続した発振回路と、振動子
の検出用枝の検出電極に接続し、帰還抵抗と演算増幅器
とからなる電流電圧変換回路と加減算回路とを有する検
出回路と、検出電圧出力を発振回路出力で検波する検波
回路と、検波回路の交流出力をカットするローパスフィ
ルタとを備えることを特徴とする。
【0014】本発明の角速度検出装置では、面内(面
外)方向に自励振動する少なくとも2対の駆動電極を有
する少なくとも一つの駆動用枝と駆動用枝に同期して面
内(面外)振動し、回転にともなうコリオリ力によって
面外(面内)振動する少なくとも1対の検出電極を有す
る検出用枝とを有する振動子と、振動子が自励振動する
ために振動子の駆動電極に接続した発振回路と、振動子
の検出用枝の検出電極の一方と−入力端子とを接続し、
−入力端子と出力端子とを第1の帰還抵抗で接続し、+
入力端子を接地した第1の演算増幅器からなる第1の電
流電圧変換回路と、検出電極の他方と−入力端子とを接
続し、−入力端子と出力端子とを第2の帰還抵抗で接続
し、+入力端子を接地した第2の演算増幅器からなる第
2の電流電圧変換回路と、第1の演算増幅器の出力端子
を−入力端子に接続し、第2の演算増幅器の出力端子を
+入力端子に接続した演算増幅器からなる加減算回路と
を有する検出回路と、検出電圧出力を発振回路出力で検
波する検波回路と、検波回路の交流出力をカットするロ
ーパスフィルタとを備えることを特徴とする。
【0015】本発明の角速度検出装置では、面内(面
外)方向に自励振動する少なくとも2対の駆動電極を有
する少なくとも一つの駆動用枝と駆動用枝に同期して面
内(面外)振動し、回転にともなうコリオリ力によって
面外(面内)振動する少なくとも1対の検出電極を有す
る検出用枝とを有する振動子と、振動子が自励振動する
ために振動子の駆動電極に接続した発振回路と、振動子
の検出用枝の検出電極の一方と−入力端子とを接続し、
−入力端子と出力端子とを第1の帰還抵抗で接続し、+
入力端子を接地した第1の演算増幅器からなる第1の電
流電圧変換回路と、検出電極の他方と−入力端子とを接
続し、−入力端子と出力端子とを第2の帰還抵抗で接続
し、+入力端子を接地した第2の演算増幅器からなる第
2の電流電圧変換回路と、第1の演算増幅器の出力端子
と−入力端子とを第1の抵抗で接続し、−入力端子と出
力端子とを第2の抵抗で接続し、第2の演算増幅器の出
力端子と+入力端子とを第3の抵抗で接続し、+入力端
子を第4の抵抗を介して接地した演算増幅器からなる加
減算回路とを有する検出回路と、検出電圧出力を発振回
路出力で検波する検波回路と、検波回路の交流出力をカ
ットするローパスフィルタとを備えることを特徴とす
る。
【0016】本発明の角速度検出装置の駆動方法は、面
内(面外)方向に自励振動する少なくとも2対の駆動電
極を有する少なくとも一つの駆動用枝と駆動用枝に同期
して面内(面外)振動し、回転にともなうコリオリ力に
よって面外(面内)振動する少なくとも1対の検出電極
を有する検出用枝とを有する振動子と、振動子が自励振
動するために振動子の駆動電極に接続した発振回路と、
振動子の検出用枝の検出電極に接続し、帰還抵抗と演算
増幅器とからなる電流電圧変換回路と加減算回路とを有
する検出回路と、検出電圧出力を発振回路出力で検波す
る検波回路と、検波回路の交流出力をカットするローパ
スフィルタとを備え、回転にともなうコリオリ力によっ
て、振動子の検出用枝の検出電極に発生する短絡電流に
比例した検出電圧を得ることを特徴とする。
【0017】本発明の角速度検出装置の駆動方法は、は
面内(面外)方向に自励振動する少なくとも2対の駆動
電極を有する少なくとも一つの駆動用枝と駆動用枝に同
期して面内(面外)振動し、回転にともなうコリオリ力
によって面外(面内)振動する少なくとも1対の検出電
極を有する検出用枝とを有する振動子と、振動子が自励
振動するために振動子の駆動電極に接続した発振回路
と、振動子の検出用枝の検出電極の一方と−入力端子と
を接続し、−入力端子と出力端子とを第1の帰還抵抗で
接続し、+入力端子を接地した第1の演算増幅器からな
る第1の電流電圧変換回路と、検出電極の他方と−入力
端子とを接続し、−入力端子と出力端子とを第2の帰還
抵抗で接続し、+入力端子を接地した第2の演算増幅器
からなる第2の電流電圧変換回路と、第1の演算増幅器
の出力端子を−入力端子に接続し、第2の演算増幅器の
出力端子を+入力端子に接続した演算増幅器からなる加
減算回路とを有する検出回路と、検出電圧出力を発振回
路出力で検波する検波回路と、検波回路の交流出力をカ
ットするローパスフィルタとを備え、回転にともなうコ
リオリ力によって、振動子の検出用枝の検出電極に発生
する短絡電流と第1の帰還抵抗との積と短絡電流と第2
の帰還抵抗との積とを加算した検出電圧を得ることを特
徴とする。
【0018】本発明の角速度検出装置の駆動方法は、面
内(面外)方向に自励振動する少なくとも2対の駆動電
極を有する少なくとも一つの駆動用枝と駆動用枝に同期
して面内(面外)振動し、回転にともなうコリオリ力に
よって面外(面内)振動する少なくとも1対の検出電極
を有する検出用枝とを有する振動子と、振動子が自励振
動するために振動子の駆動電極に接続した発振回路と、
振動子の検出用枝の検出電極の一方と−入力端子とを接
続し、−入力端子と出力端子とを第1の帰還抵抗で接続
し、+入力端子を接地した第1の演算増幅器からなる第
1の電流電圧変換回路と、検出電極の他方と−入力端子
とを接続し、−入力端子と出力端子とを第2の帰還抵抗
で接続し、+入力端子を接地した第2の演算増幅器から
なる第2の電流電圧変換回路と、第1の演算増幅器の出
力端子と−入力端子とを第1の抵抗で接続し、−入力端
子と出力端子とを第2の抵抗で接続し、第2の演算増幅
器の出力端子と+入力端子とを第3の抵抗で接続し、+
入力端子を第4の抵抗を介して接地した演算増幅器から
なる加減算回路とを有する検出回路と、検出電圧出力を
発振回路出力で検波する検波回路と、検波回路の交流出
力をカットするローパスフィルタとを備え、回転にとも
なうコリオリ力によって、振動子の検出用枝の検出電極
に発生する短絡電流と第1の帰還抵抗との積と短絡電流
と第2の帰還抵抗との積とを加算した検出電圧を得るこ
とを特徴とする。
【0019】〔作用〕本発明の角速度検出装置において
は、圧電性を有する単結晶体の水晶を音叉または三叉型
振動子に用いたため、形状が単純になり、電極は真空蒸
着法やスパッタリング法により形成でき、圧電素子を接
着する必要がないため、組立工程が簡単になり、全体形
状も小さく、低価格化も可能になる。また、水晶を振動
体に用いるため、温度特性も改良される。
【0020】水晶振動子の一つの枝を検出用枝とし、そ
の検出用枝に1対の検出電極を設けると、二つの検出電
極間の等価電気インピーダンスは、10kオーム以上と
なるが、従来の電圧検出回路の代わりに、等価的に二つ
の検出用電極を短絡し、短絡電流を電圧に変換するバラ
ンス型の検出回路を用いたため、ノイズ電圧の影響を受
けることなく従来よりも大きな出力が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を実施す
るための最良の形態における角速度検出装置の構成を説
明する。図1は本発明の実施形態における角速度検出装
置の全体の構成を示すブロック図であり、図2は本発明
の実施形態における角速度検出装置の発振回路、図3は
検出回路、図4は検波回路、図5はローパスフィルタの
構成を示す回路図であり、図6は振動子の前面斜視図、
図7は後面斜視図である。図8は本図8は本発明の第2
の実施形態における振動子の電極構造を示す断面図であ
る。以下、適時各図を参照しながら説明する。
【0022】〔角速度検出装置の全体構成説明:図1、
図6、および図7〕図1に示すように、角速度検出装置
の全体の構成は、振動子1と発振回路2と検出回路3と
検波回路4とローパスフィルタ5とを備え、ローパスフ
ルタ5の出力が角速度出力6となる。振動子1は図6と
図7とに示すように、単結晶水晶から一体形成した駆動
用枝7と検出用枝8とを備え、駆動用枝7には、駆動電
極9、10、11、12を備える。
【0023】駆動用枝7の下部で駆動電極9と駆動電極
10とが接続して対となり、上部で駆動電極11と駆動
電極12とが接続して対となる。駆動電極9と駆動電極
10との対は接続線60を介して出力端子63に接続
し、さらに、駆動電極11と駆動電極12との対は接続
線61を介して出力端子64に接続する。これらの電極
は真空蒸着法やスパッタリング法により形成する。また
さらに、出力端子63は接続線18により発振回路2の
入力端子と、出力端子64は接続線19により発振回路
2の出力端子に接続する。
【0024】検出用枝8の上部で検出電極14と検出電
極17とが接続して対となり、下部で検出電極15と検
出電極16とが接続して対となる。さらに、検出電極1
4と検出電極17対は接続線65を介して出力端子67
に接続し、検出電極15と検出電極16との対は接続線
66を介して出力端子68に接続する。出力端子67は
接続線21、出力端子68は接続線22により検出回路
3の入力端子に接続する。
【0025】〔発振回路2説明:図2〕発振回路2は、
図2に示すように、演算増幅器25とトランジスタ26
と抵抗27,28と容量29とを備える。なお、演算増
幅器25とトランジスタ26の代わりにオープンコレク
タタイプの演算増幅器としてもよい。振動子の駆動用枝
7の出力端子63は接続線18により演算増幅器25の
一方の入力端子と出力端子68は接続線19によりトラ
ンジスタ26のコレクタと接続する。演算増幅器25の
他方の入力端子は容量29を介して接地するとともに、
抵抗28によってトランジスタ26のコレクタに帰還を
する。トランジスタ26のエミッタは通常接地するが、
利得を制御するための負帰還用(AGC)としても使用
できる。
【0026】〔検出回路3説明:図3〕検出回路3は図
3に示すように、第1の演算増幅器30と第1の帰還抵
抗33(Rf1)とからなる第1の電流電圧変換回路
と、第2の演算増幅器31と第2の帰還抵抗34(Rf
2)とからなる第2の電流電圧変換回路と演算増幅器3
2と抵抗35(R1)、36(R2)、37(R3)、
38(R4)とからなる加減算回路とからなる。
【0027】振動子1の検出用枝8の検出電極14と検
出電極17との出力端子67は接続線21により第1の
演算増幅器30の−入力端子に接続し、さらに、−入力
端子と出力端子とは第1の帰還抵抗33(Rf1)で接
続する。+入力端子は接地する。振動子1の検出用枝8
の検出電極15と検出電極16との出力端子68は接続
線22により第2の演算増幅器31の−入力端子に接続
し、さらに、−入力端子と出力端子とは第2の帰還抵抗
34(Rf2)で接続する。+入力端子は接地する。
【0028】第1の演算増幅器30の出力端子と演算増
幅器32の−入力端子とは抵抗35(R1)で接続す
る。さらに、演算増幅器32の−入力端子と出力端子と
は抵抗36(R2)で接続する。第2の演算増幅器31
の出力端子と演算増幅器32の+入力端子とは抵抗37
(R3)で接続する。さらに、演算増幅器32の+入力
端子は抵抗38(R4)を介して接地する。第1の演算
増幅器30と第2の演算増幅器31の+入力端子がとも
に接地されるため、二つの−入力端子も仮想接地され
る。これによって、振動子1の検出用枝8の出力端子6
7と出力端子68は、ともに等価的に接地される。回転
にともなうコリオリ力によって、振動子1の振動周波数
と同じ周波数の短絡電流Isが検出電極の出力端子67
と出力端子68との間および検出回路3の電流電圧変換
回路に流れる。
【0029】〔検波回路4説明:図4〕検波回路4は図
4に示すように、抵抗41、42と演算増幅器40とト
ランスミッション・ゲート43、44とインバータ45
とを備える。抵抗41、42と演算増幅器40はゲイン
1の反転アンプを形成する。検出回路3の出力端子は接
続線23によりトランスミッション・ゲート43の入力
端子と反転アンプを介してトランスミッション・ゲート
44の入力端子に接続する。トランスミッション・ゲー
ト43の出力端子はトランスミッション・ゲート44の
出力端子に接続する。発振回路2との接続線20から供
給する発振回路2の出力電圧と、インバータ45を介し
た反転出力電圧とを、トランスミッション・ゲート43
とトランスミッション・ゲート44の各々の制御端子の
参照信号とする。
【0030】〔ローパスフィルタ5説明:図5〕ローパ
スフィルタ5は図5に示すように、抵抗51、52、5
3と容量54、55と演算増幅器50とを備える。検波
回路4の出力端子は、接続線24によりローパスフィル
タ5の入力端子である抵抗51の一端に接続する。抵抗
51の他端は抵抗53を介して演算増幅器50の一方の
入力端子に接続する。また、抵抗51の他端は抵抗52
を介して演算増幅器50の出力端子に接続するととも
に、容量54を介して接地する。また、演算増幅器50
の一方の入力端子は容量55を介して演算増幅器50の
出力端子に接続する。さらに、演算増幅器50の他方の
入力端子は接地する。ローパスフィルタは多重帰還型二
次ローパスフィルタである。
【0031】〔角速度検出装置の動作説明〕つぎに以上
の構成による角速度検出装置の動作を説明する。発振回
路2は演算増幅器25とトランジスタ26とからなる正
帰還の発振器であり、単結晶水晶の振動子1の共振周波
数f0(Hz)で発振し、駆動用枝7は図6のX方向に
面内振動する。ここに、図6のXは水晶の電気軸に、Y
は水晶の機械軸に、Zは水晶光軸にほぼ平行であるが、
最適な温度特性を得るため1度から10度程度回転する
こともある。
【0032】振動子1の駆動用枝7に同期して検出用枝
8もX方向に面内振動する。このとき振動子1がベクト
ル軸がY方向に平行な角速度ωの回転を受けると、面内
振動と直角なZ方向に角速度ωに比例したコリオリ力F
が働く。Fは以下のように表せる。 F=2・m・ω・V ここに、mは駆動用枝7または検出用枝8の等価質量、
Vは周波数f0(Hz)で振動する速度である。このコ
リオリ力により面内振動と同じ周波数f0(Hz)の面
外振動が励起される。この振動による圧電歪効果によ
り、振動の1周期の前半に検出用枝8の検出電極14か
ら検出電極16へ向かう電界と検出電極17から検出電
極15へ向かう電界とが発生し、1周期の後半に検出電
極16から検出電極14へ向かう電界と検出電極15か
ら検出電極17へ向かう電界とが発生する。
【0033】これにより、検出電極14と検出電極16
との間および検出電極17と検出電極15とのあいだに
は周波数f0(Hz)の交流電圧が発生する。この実施
形態では検出電極14と検出電極17とを接続し、検出
電極15と検出電極16とを接続して、発生電圧を並列
出力として得ているが、検出電極は検出電極14と検出
電極16、または検出電極15と検出電極17のみでも
よく、また、検出電極14と検出電極15とを接続し、
検出電極16と検出電極17とから検出電圧を直列出力
として得ることも可能である。
【0034】この振動子1の真空中で面外振動するとき
の等価抵抗は10kΩ以上であり、1気圧の大気中また
は不活性ガス中では、等価抵抗は約10倍の100kΩ
以上に増加する。
【0035】検出回路3の第1の演算増幅器30と第2
の演算増幅器31の開ループ利得をともにAとすると、
第1の演算増幅器30の入力インピーダンスは第1の帰
還抵抗33(Rf1)によって、Rf1/(1+A)と
なり、第2の演算増幅器31の入力インピーダンスは第
2の帰還抵抗34(Rf2)により、Rf2/(1+
A)となる。演算増幅器の開ループ利得は100dB以
上あるため、第1の演算増幅器30と第2の演算増幅器
31の入力インピーダンスは数オームと非常に小さくな
り、実質的には0Ωとしてもよい。
【0036】さらに、第1の演算増幅器30と第2の演
算増幅器31の+入力端子は各々接地されているため、
第1の演算増幅器30と演算増幅器31の−入力端子
は、各々バーテュアル・ショートされて+入力端子と同
じ電位になり、接地された状態になる。しかしながら、
第1の演算増幅器30と第2の演算増幅器31の各々の
−入力端子と+入力端子間の入力抵抗は非常に大きく、
ほぼ無限大である。
【0037】このため、振動子1の検出用枝8の検出電
極の出力端子67と出力端子68との間が等価的に短絡
され、検出電極の出力端子67と68との間に短絡電流
Isが流れる。この短絡電流Isは第1の演算増幅器3
0の−入力端子側から出力端子方向に第1の帰還抵抗3
3(Rf1)を通って流れ、さらに、第2の演算増幅器
31の出力端子側から−入力端子方向に第2の帰還抵抗
34(Rf2)を通って逆方向に流れる。したがって、
第1の演算増幅器30の出力端子には、出力電圧V1=
−Is・Rf1が第2の演算増幅器31の出力端子には
出力電圧V2=Is・Rf2が発生する。
【0038】加減算回路の抵抗35(R1)と抵抗32
(R2)との値を等しく、抵抗37(R3)と抵抗38
(R4)との値を等しくすると、演算増幅器32の出力
電圧V=−V1+V2=Is(Rf1+Rf2)が得ら
れる。Rf1=Rf2=Rfとすれば、出力電圧はV=
2・Is・Rfとなる。
【0039】1気圧の大気中または不活性ガス中で1秒
間に1度回転する角速度を受けたときに発生する短絡電
流Isは、50pA程度であり、帰還抵抗Rfの値を1
00MΩとすると、検出回路3の検出電圧としては、従
来の多結晶セラミック体より大きい約10mVの検出出
力が得られる。
【0040】検出回路3の検出出力は接続線23により
検波回路4に供給され、接続線20による発振回路2の
出力電圧によって検波される。この発振回路2と検波回
路4とを結ぶ接続線20には図には示していないが、検
出回路3の検出出力と位相を合わせるために発振回路2
の出力電圧波形を90度移相する移相回路を設ける。こ
の検波回路4は等価的な乗算回路であり、角速度の回転
方向を知るとともに検出精度を高める働きをする。
【0041】検波回路4の出力電圧が接続線24によ
り、ローパスフィルタ5に供給され、交流成分がカット
されて、角速度に比例した直流出力電圧が得られる。
【0042】〔第2の実施形態の角速度検出装置:図
8〕図8は本発明の角速度検出装置の第2の実施形態に
おける振動子の電極構造を示す断面図である。図6およ
び図7の振動子に新たに駆動用枝70を追加して三叉振
動子としたものである。駆動用枝70に駆動電極71、
72、73、74を設け、駆動電極71と駆動電極72
とを接続線18に接続し、駆動電極73と駆動電極74
とを接続線19の接続する。この図8に示す第2の実施
形態の角速度検出装置においては、駆動用枝が2本にな
るため、発振の安定度が高くなる。
【0043】以上説明した実施形態の説明では、振動子
の自励振動方向をX方向である面内方向としたが、自励
方向振動をZ方向である面外振動として用いることも可
能である。同様のことは、水晶のY軸を中心に90度回
転したXカット振動子としても可能である。
【0044】さらに、以上説明した実施形態の説明で
は、振動子の基板の材料が水晶の例を示したが、タンタ
ル酸リチウム単結晶、ニオブ酸リチウム単結晶、ホウ酸
リチウム単結晶等圧電性を示す材料でもよい。
【0045】また、以上説明した実施形態の説明では、
振動子の形状として、音叉および三叉の例を示したが、
これに限定せずに、すくなくとも一つの駆動用枝と、す
くなくとも一つの検出用枝を有する振動子であればよ
い。
【0046】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
角速度検出装置においては、検出回路3によって振動子
1の検出用枝8の検出電極の出力端子67と68とを等
価的に短絡し、検出回路3の第1の演算増幅器30と第
1の帰還抵抗33とからなる第1の電流電圧変換回路に
よって、短絡電流Isを電圧V1=−Is・Rfに変換
し、さらに、第2の演算増幅器31と第2の帰還抵抗3
4とからなる第2の電流電圧変換回路によって短絡電流
Isを電圧V2=Is・Rfに変換し、抵抗と演算増幅
器からなる加減算回路により、検出出力V=V2−V1
=2・Is・Rfと2倍にすることができる。
【0047】さらに、検出回路3は、バランス入力とな
るため、第1に演算増幅器30と第2の演算増幅器31
とに共通なバイアス電流Ibやオフセット電圧Vofお
よび振動子1と検出回路3の接続線21と22に外部か
ら加わるコモンモード雑音電圧等が加減算回路によりキ
ャンセルできるため、低雑音で温度特性の良い検出回路
となる。この検出回路を用いることによって、検出精度
が高い角速度検出装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における角速度検出装置の全
体の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態における角速度検出装置の発
振回路の構成を示す回路図である。
【図3】本発明の実施形態における角速度検出装置の検
出回路の構成を示す回路図である。
【図4】本発明の実施形態における角速度検出装置の検
波回路の構成を示す回路図である。
【図5】本発明の実施形態における角速度検出装置のロ
ーパスフィルタの構成を示す回路図である。
【図6】本発明の実施形態における角速度検出装置の振
動子の前面斜視図である。
【図7】本発明の実施形態における角速度検出装置の振
動子の後面斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施形態における振動子の電極
構造を示す断面図である。
【図9】従来技術における角速度検出装置の検出回路を
示す図面である。
【符号の説明】
1:振動子 2:発振回路 3:検出
回路 4:検波回路 30:第1の演算増幅器 31:第2の演算増幅器 33:第1の帰還抵
抗 34:第2の帰還抵抗

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面内(面外)方向に自励振動する少なく
    とも2対の駆動電極を有する少なくとも一つの駆動用枝
    と駆動用枝に同期して面内(面外)振動し、回転にとも
    なうコリオリ力によって面外(面内)振動する少なくと
    も1対の検出電極を有する検出用枝とを有する振動子
    と、 振動子が自励振動するために振動子の駆動電極に接続し
    た発振回路と、 振動子の検出用枝の検出電極に接続し、帰還抵抗と演算
    増幅器とからなる電流電圧変換回路と加減算回路とを有
    する検出回路と、 検出電圧出力を発振回路出力で検波する検波回路と、 検波回路の交流出力をカットするローパスフィルタとを
    備えることを特徴とする角速度検出装置。
  2. 【請求項2】 面内(面外)方向に自励振動する少なく
    とも2対の駆動電極を有する少なくとも一つの駆動用枝
    と駆動用枝に同期して面内(面外)振動し、回転にとも
    なうコリオリ力によって面外(面内)振動する少なくと
    も1対の検出電極を有する検出用枝とを有する振動子
    と、 振動子が自励振動するために振動子の駆動電極に接続し
    た発振回路と、 振動子の検出用枝の検出電極の一方と−入力端子とを接
    続し、−入力端子と出力端子とを第1の帰還抵抗で接続
    し、+入力端子を接地した第1の演算増幅器からなる第
    1の電流電圧変換回路と、検出電極の他方と−入力端子
    とを接続し、−入力端子と出力端子とを第2の帰還抵抗
    で接続し、+入力端子を接地した第2の演算増幅器から
    なる第2の電流電圧変換回路と、第1の演算増幅器の出
    力端子を−入力端子に接続し、第2の演算増幅器の出力
    端子を+入力端子に接続した演算増幅器からなる加減算
    回路とを有する検出回路と、 検出電圧出力を発振回路出力で検波する検波回路と、 検波回路の交流出力をカットするローパスフィルタとを
    備えることを特徴とする角速度検出装置。
  3. 【請求項3】 面内(面外)方向に自励振動する少なく
    とも2対の駆動電極を有する少なくとも一つの駆動用枝
    と駆動用枝に同期して面内(面外)振動し、回転にとも
    なうコリオリ力によって面外(面内)振動する少なくと
    も1対の検出電極を有する検出用枝とを有する振動子
    と、 振動子が自励振動するために振動子の駆動電極に接続し
    た発振回路と、 振動子の検出用枝の検出電極の一方と−入力端子とを接
    続し、−入力端子と出力端子とを第1の帰還抵抗で接続
    し、+入力端子を接地した第1の演算増幅器からなる第
    1の電流電圧変換回路と、検出電極の他方と−入力端子
    とを接続し、−入力端子と出力端子とを第2の帰還抵抗
    で接続し、+入力端子を接地した第2の演算増幅器から
    なる第2の電流電圧変換回路と、第1の演算増幅器の出
    力端子と−入力端子とを第1の抵抗で接続し、−入力端
    子と出力端子とを第2の抵抗で接続し、第2の演算増幅
    器の出力端子と+入力端子とを第3の抵抗で接続し、+
    入力端子を第4の抵抗を介して接地した演算増幅器から
    なる加減算回路とを有する検出回路と、 検出電圧出力を発振回路出力で検波する検波回路と、 検波回路の交流出力をカットするローパスフィルタとを
    備えることを特徴とする角速度検出装置。
  4. 【請求項4】 面内(面外)方向に自励振動する少なく
    とも2対の駆動電極を有する少なくとも一つの駆動用枝
    と駆動用枝に同期して面内(面外)振動し、回転にとも
    なうコリオリ力によって面外(面内)振動する少なくと
    も1対の検出電極を有する検出用枝とを有する振動子
    と、 振動子が自励振動するために振動子の駆動電極に接続し
    た発振回路と、 振動子の検出用枝の検出電極に接続し、帰還抵抗と演算
    増幅器とからなる電流電圧変換回路と加減算回路とを有
    する検出回路と、 検出電圧出力を発振回路出力で検波する検波回路と、 検波回路の交流出力をカットするローパスフィルタとを
    備える角速度検出装置の駆動方法は、 回転にともなうコリオリ力によって、振動子の検出用枝
    の検出電極に発生する短絡電流に比例した検出電圧を得
    ることを特徴とする角速度検出装置の駆動方法。
  5. 【請求項5】 面内(面外)方向に自励振動する少なく
    とも2対の駆動電極を有する少なくとも一つの駆動用枝
    と駆動用枝に同期して面内(面外)振動し、回転にとも
    なうコリオリ力によって面外(面内)振動する少なくと
    も1対の検出電極を有する検出用枝とを有する振動子
    と、 振動子が自励振動するために振動子の駆動電極に接続し
    た発振回路と、 振動子の検出用枝の検出電極の一方と−入力端子とを接
    続し、−入力端子と出力端子とを第1の帰還抵抗で接続
    し、+入力端子を接地した第1の演算増幅器からなる第
    1の電流電圧変換回路と、検出電極の他方と−入力端子
    とを接続し、−入力端子と出力端子とを第2の帰還抵抗
    で接続し、+入力端子を接地した第2の演算増幅器から
    なる第2の電流電圧変換回路と、第1の演算増幅器の出
    力端子を−入力端子に接続し、第2の演算増幅器の出力
    端子を+入力端子に接続した演算増幅器からなる加減算
    回路とを有する検出回路と、 検出電圧出力を発振回路出力で検波する検波回路と、 検波回路の交流出力をカットするローパスフィルタとを
    備える角速度検出装置の駆動方法は、 回転にともなうコリオリ力によって、振動子の検出用枝
    の検出電極に発生する短絡電流と第1の帰還抵抗との積
    と短絡電流と第2の帰還抵抗との積とを加算した検出電
    圧を得ることを特徴とする角速度検出装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】 面内(面外)方向に自励振動する少なく
    とも2対の駆動電極を有する少なくとも一つの駆動用枝
    と駆動用枝に同期して面内(面外)振動し、回転にとも
    なうコリオリ力によって面外(面内)振動する少なくと
    も1対の検出電極を有する検出用枝とを有する振動子
    と、 振動子が自励振動するために振動子の駆動電極に接続し
    た発振回路と、 振動子の検出用枝の検出電極の一方と−入力端子とを接
    続し、−入力端子と出力端子とを第1の帰還抵抗で接続
    し、+入力端子を接地した第1の演算増幅器からなる第
    1の電流電圧変換回路と、検出電極の他方と−入力端子
    とを接続し、−入力端子と出力端子とを第2の帰還抵抗
    で接続し、+入力端子を接地した第2の演算増幅器から
    なる第2の電流電圧変換回路と、第1の演算増幅器の出
    力端子と−入力端子とを第1の抵抗で接続し、−入力端
    子と出力端子とを第2の抵抗で接続し、第2の演算増幅
    器の出力端子と+入力端子とを第3の抵抗で接続し、+
    入力端子を第4の抵抗を介して接地した演算増幅器から
    なる加減算回路とを有する検出回路と、 検出電圧出力を発振回路出力で検波する検波回路と、 検波回路の交流出力をカットするローパスフィルタとを
    備える角速度検出装置の駆動方法は、 回転にともなうコリオリ力によって、振動子の検出用枝
    の検出電極に発生する短絡電流と第1の帰還抵抗との積
    と短絡電流と第2の帰還抵抗との積とを加算した検出電
    圧を得ることを特徴とする角速度検出装置の駆動方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015184124A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 セイコーエプソン株式会社 物理量検出装置、電子機器及び移動体
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