JP2000130968A - 車両のヒートパイプ装置 - Google Patents

車両のヒートパイプ装置

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JP2000130968A
JP2000130968A JP10301283A JP30128398A JP2000130968A JP 2000130968 A JP2000130968 A JP 2000130968A JP 10301283 A JP10301283 A JP 10301283A JP 30128398 A JP30128398 A JP 30128398A JP 2000130968 A JP2000130968 A JP 2000130968A
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evaporator
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engine
working fluid
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Yuusuke Kanezashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ低コストで、例え、目的昇温部位に
加えられる熱量がエンジンの発生出力に伴って大きくな
っても輸送する熱量を最適にする。 【解決手段】 ヒートパイプ本体10の蒸発部11は排
気管5内で車体前後方向に配設され、ヒートパイプ本体
10の凝縮部12はATFの循環ラインの所定部位を目
的昇温部位9として設けられている。蒸発部11は、後
端が作動流体13の入口11aとして形成され、前端が
作動流体13の出口11bとして形成され、入口11a
と出口11bとの間のパイプ外周には複数枚の熱交換用
フィン11cが周設されている。このため、登坂走行或
いは加速走行では、凝縮液13bは前方の蒸発部11の
管内全域に流れていけず蒸発部11内後方に停滞させら
れ、凝縮液13bは蒸発部11後方の狭い範囲のみを熱
交換領域とし、熱輸送量を減少させて適切な熱量とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンによる排
気熱を回収して、この排気熱を暖機促進等に安定して効
率良く利用する車両のヒートパイプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジン車両においては、エ
ンジンの排気熱を回収して再利用することが考えられて
いる。例えば、実開昭62−114118号公報には、
先端閉塞の筒状をなすヒートパイプ本体の蒸発部をエン
ジンの排気管内に配置し、凝縮部を自動車の室内空調に
用いるエアダクト内に配置して、エンジンの排気熱を回
収して室内空調(暖房)に再利用するヒートパイプ装置
が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車両の室内空調の暖房
は、エンジン冷却水の熱を主要な熱源として利用してい
る。このような暖房装置では、車両の加速時や登坂時に
エンジンの発生出力が上昇するため、暖房装置が発生す
る温度も高くなる。このような暖房装置が、先行技術の
ようなヒートパイプ装置をも備えた場合、車両の加速時
や登坂時には、ヒートパイプ装置により輸送される熱量
も加わって過剰な高温を発生してしまう可能性がある。
すなわち、目的の昇温部位に加えられる熱量が、エンジ
ンの発生出力に伴って大きくなる装置では、ヒートパイ
プ装置が輸送する熱量を制御する必要がある。
【0004】このため、例えば、特開平3−22771
6号公報に開示されるように、ヒートパイプ本体の蒸発
部と凝縮部との間に作動流体の流量調整弁を設け、この
流量調整弁をコントロールユニットで開度調整すること
でヒートパイプ装置による熱輸送量を調節することが考
えられる。しかしながら、この技術では、制御システム
を構築するために新たなコントロールユニットや流量調
整弁等の多くの制御部品が必要で、複雑化し、コスト的
にも大幅に不利になってしまう。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、暖房に限らず、簡単かつ低コストで、エンジンの発
生出力に基づき輸送する熱量を最適にすることが可能な
車両のヒートパイプ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明による車両のヒートパイプ装置は、
エンジンの排気系に蒸発部を配設するとともに、目的の
昇温部位に凝縮部を配設し、ヒートパイプ本体内の作動
流体を利用して、上記エンジンの排気熱を上記蒸発部で
回収し上記凝縮部で放熱する車両のヒートパイプ装置に
おいて、上記蒸発部を車両前後方向に配設し、上記凝縮
部から上記蒸発部に戻る上記作動流体の入口を上記蒸発
部の後方に形成するとともに、上記蒸発部から上記凝縮
部への上記作動流体の出口を上記蒸発部の前方に形成し
たものである。
【0007】請求項1記載の発明による車両のヒートパ
イプ装置は、ヒートパイプ本体の凝縮部からの作動流体
は、凝縮された状態(凝縮液の状態)で蒸発部後方の入
口から蒸発部に流入し、この蒸発部においてエンジンか
らの排気熱を回収して蒸発して蒸気となり、蒸発部前方
の出口から凝縮部へと流れる。そして凝縮部で放熱して
目的昇温部位に熱供給し、凝縮液となって再び蒸発部へ
と流れる。ここで、車両が加速、或いは登坂走行状態と
なり、エンジン発生出力が上昇されると、目的昇温部位
は、エンジン発生出力の上昇に伴って、より多くの熱供
給を受けるようになる。一方、ヒートパイプ本体の蒸発
部では、車両の加速、或いは登坂による車体の傾きから
内部の凝縮液が蒸発部後方(入口側)に停滞させられ
る。このため、蒸発部全域に凝縮液が行き渡らなくな
り、エンジン排気系との排気熱の熱交換が減少して熱輸
送量が減少し、目的昇温部位での放熱量が減少する。す
なわち、エンジン発生出力が上昇するに従って、ヒート
パイプ装置の熱輸送量が減少して最適に保たれる。この
ヒートパイプ装置では、特に、複雑な制御システムも必
要なく、また、制御に伴う可動部品等も必要としないた
め、信頼性、メンテナンス性に優れ、低コストで実現で
きる。
【0008】また、請求項2記載の発明による車両のヒ
ートパイプ装置は、エンジンの排気系に蒸発部を配設す
るとともに、目的の昇温部位に凝縮部を配設し、ヒート
パイプ本体内の作動流体を利用して、上記エンジンの排
気熱を上記蒸発部で回収し上記凝縮部で放熱する車両の
ヒートパイプ装置において、上記蒸発部を車両前後方向
に配設し、上記蒸発部の後方に上記作動流体を凝縮した
まま貯留自在な貯留部を形成したものである。
【0009】請求項2記載の発明による車両のヒートパ
イプ装置では、車両が加速、或いは登坂走行状態となる
と、ヒートパイプ本体の蒸発部では、車両の加速、或い
は登坂による車体の傾きから内部の凝縮液が蒸発部後方
の貯留部に凝縮したまま貯留される。このため、蒸発部
全域に凝縮液が行き渡らなくなり、エンジン排気系との
排気熱の熱交換が減少して熱輸送量が減少し、目的昇温
部位での放熱量が減少する。すなわち、請求項1記載の
発明と同様、エンジン発生出力が上昇するに従って、ヒ
ートパイプ装置の熱輸送量が減少して最適に保たれ、ま
た、特に複雑な制御システムも必要なく、制御に伴う可
動部品等も必要としないため、信頼性、メンテナンス性
に優れ、低コストで実現できる。
【0010】さらに、請求項3記載の発明による車両の
ヒートパイプ装置では、エンジンの排気系に蒸発部を配
設するとともに、目的の昇温部位に凝縮部を配設し、ヒ
ートパイプ本体内の作動流体を利用して、上記エンジン
の排気熱を上記蒸発部で回収し上記凝縮部で放熱する車
両のヒートパイプ装置において、上記蒸発部を車両前後
方向に配設し、上記凝縮部から上記蒸発部に戻る上記作
動流体の入口を上記蒸発部の後方に形成するとともに、
上記蒸発部から上記凝縮部への上記作動流体の出口を上
記蒸発部の前方に形成する一方、上記蒸発部の後方に上
記作動流体を凝縮したまま貯留自在な貯留部を形成した
ものである。このように請求項1記載の発明と請求項2
記載の発明の両方を備えれば、効果をより確実に大きく
得ることができる。
【0011】また、請求項4記載の発明による車両のヒ
ートパイプ装置は、請求項1,2,3の何れか一つに記
載の車両のヒートパイプ装置において、上記蒸発部は、
前方ほど熱交換面積の広い熱交換部材を有するもので、
車両が加速、或いは登坂走行状態となった際に、ヒート
パイプ本体の蒸発部で、蒸発部後方に停滞される凝縮液
の熱交換面積を、より少なくして、一層大きな効果を得
る。
【0012】さらに、請求項5記載の発明による車両の
ヒートパイプ装置では、請求項1,2,3,4の何れか
一つに記載の車両のヒートパイプ装置において、上記目
的昇温部位は、車両のトランスミッションとエンジン冷
却水回路の少なくとも一方として、トランスミッショ
ン、或いはエンジン冷却水の温度を上昇させて暖機促進
を図る車両のヒートパイプ装置に適応して、エンジン発
生出力を考慮した無理の無い暖機促進を図るようにす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の第1形態を説明する。図1及び図2は本発明の実施
の第1形態に係わり、図1はヒートパイプ装置の取付概
略説明図、図2はエンジン排気系の吸熱部位の内部説明
図である。
【0014】図1(a)において、符号1は車両のエン
ジン(図においては水平対向4気筒エンジン)を示し、
このエンジン1の後方にはオートマチックトランスミッ
ション2が連設されている。
【0015】エンジン1の左バンク側シリンダヘッド1
Lと右バンク側シリンダヘッド1Rの上面には、各シリ
ンダヘッド1L,1Rの吸気ポートに吸気マニホルド3
が連通されており、吸気マニホルド3は図示しない吸気
系へと連通されている。
【0016】また、エンジン1の左バンク側シリンダヘ
ッド1Lと右バンク側シリンダヘッド1Rの下面には、
各シリンダヘッド1L,1Rの排気ポートにエンジン排
気系、すなわち、排気マニホルド4を介して排気管5が
連通されており、排気管5の排気マニホルド4の集合部
直下流に触媒コンバータ6が介装され、更に排気管5の
下流端にマフラ7が連通されている。
【0017】エンジン排気系の排気管5の触媒コンバー
タ6とマフラ7との間には、車両前後方向に略直線とな
っている部位を吸熱部位8として、図2に示すように、
ヒートパイプ本体10の蒸発部11が排気管5内に略沿
って配設されている。一方、オートマチックトランスミ
ッション2のATF(自動変速機用油)の循環ライン
(図示せず)の所定部位(例えば、トランスミッション
ケース下部のオイルパン内)には、この部位を目的の昇
温部位9としてヒートパイプ本体10の凝縮部12が臨
まされている(図1(b)参照)。
【0018】ヒートパイプ本体10は、例えばステンレ
ス鋼で形成したコンテナの内部に、作動流体13として
水、アンモニア、或いはフレオン等を所定のウィック
(図示せず)とともに封入して構成したもので、エンジ
ン1から排気系に排出される排気熱を蒸発部11で回収
し、この回収した熱を凝縮部12からATFに放熱する
ものである。
【0019】一般に、オートマチックトランスミッショ
ン2は熱容量が大きく、主に自らの摩擦による発熱で暖
機を行っており、その発熱量はエンジン1の発生出力に
依存する。このため、車両の加速時や登坂時は、エンジ
ン1の発生出力が大きくオートマチックトランスミッシ
ョン2の自己発熱量も大きくなって暖機が促進される。
しかしながら、エンジン1の発生出力が小さい時には、
自己発熱量も小さく十分な暖機に時間を要する。従っ
て、オートマチックトランスミッション2を目的昇温部
位9として設定して凝縮部12からATFに放熱して油
温上昇を速くし、ATFの粘性抵抗を下げることで暖機
途上の燃費を改善するのである。
【0020】ヒートパイプ本体10の蒸発部11は、図
2(a),(b)に示すように、排気管5内でこの排気
管5に略沿って車両前後方向に配設されており、後端が
作動流体13の入口11aとして形成され、前端が作動
流体13の出口11bとして形成されている。入口11
aと出口11bとの間のパイプ外周には複数枚(図中で
は8枚)の熱交換用フィン11cが周設されている。
【0021】次に、上記構成のヒートパイプ装置の作用
について説明する。まず、エンジン暖機期間中に予想さ
れる平坦路走行、定速走行、或いは停車時等のエンジン
1の発生出力が小さい時は、図2(b)に示すように、
ヒートパイプ本体10の凝縮部12からの作動流体13
は、凝縮液13bの状態で排気管5内に設けたヒートパ
イプ本体10の蒸発部11後端の入口11aから蒸発部
11内に流入し、蒸発部11内を前方に向けて流れる。
凝縮液13bは蒸発部11内をウィック等を伝わって前
方に向けて管内全域に流れる間に、高温の排気ガスから
熱交換により吸熱し、蒸気13aの状態に次第に状態変
化する。こうして、蒸発部11内全域の広い範囲で熱交
換されて蒸気13aとなった作動流体13は、蒸発部1
1前端の出口11bから流出し、排気管5内から出て、
オートマチックトランスミッション2のトランスミッシ
ョンケース下部のオイルパン内に臨まされた凝縮部12
に向けて流れる。凝縮部12において、作動流体13は
ATFに熱交換により放熱し、蒸気13aの状態から凝
縮液13bの状態に状態変化する。そして、この凝縮液
13bは、蒸発部11に向けて流れ、蒸発部11からの
熱輸送を行う。
【0022】次いで、登坂走行、或いは加速走行時等の
エンジン1の発生出力が大きくなる時は、図2(c)に
示すように、ヒートパイプ本体10の凝縮部12からの
作動流体13は、凝縮液13bの状態で排気管5内に設
けたヒートパイプ本体10の蒸発部11後端の入口11
aから蒸発部11内に流入し、蒸発部11内を前方に向
けて流れる。ここで、凝縮液13bは蒸発部11内をウ
ィック等を伝わって前方に向けて流れるが、登坂走行の
際には車体が傾くため重力が流れに対して逆方向に作用
し、一方、加速走行の際には加速度が流れに対して逆方
向に作用して、凝縮液13bは前方の管内全域に流れる
ことができなくなる(蒸発部11内後方に停滞させられ
る)。このため、凝縮液13bは蒸発部11後方の狭い
範囲のみを熱交換領域として、高温の排気ガスから熱交
換により吸熱し、蒸気13aの状態に次第に状態変化す
る。こうして、蒸発部11内で熱交換されて蒸気13a
となった作動流体13は、蒸発部11前端の出口11b
から流出し、排気管5内から出て、オートマチックトラ
ンスミッション2のトランスミッションケース下部のオ
イルパン内に臨まされた凝縮部12に向けて流れる。凝
縮部12において、作動流体13はATFに熱交換によ
り放熱し、蒸気13aの状態から凝縮液13bの状態に
状態変化する。そして、この凝縮液13bは、蒸発部1
1に向けて流れ、蒸発部11からの熱輸送を行う。
【0023】すなわち、エンジン1の発生出力が小さい
時は、ヒートパイプ本体10の蒸発部11の略全体の広
い熱交換領域で大量の排気熱を吸熱してATFに熱輸送
する一方、エンジン1の発生出力が大きい時は、ヒート
パイプ本体10の蒸発部11の後方の狭い熱交換領域で
少量の排気熱を吸熱してATFに熱輸送する。このた
め、エンジン1の発生出力が小さくオートマチックトラ
ンスミッション2の自己発熱量が少さい時には、ヒート
パイプ装置により十分な熱がATFに供給され、ATF
の油温上昇を速くしATFの粘性抵抗を下げることで暖
機途上の燃費が改善される。一方、エンジン1の発生出
力が大きくオートマチックトランスミッション2の自己
発熱量が大きい時には、ヒートパイプ装置からの熱量供
給が減少されて、総じてATFに供給される熱量は適切
な状態に保たれる。
【0024】このように、本発明の実施の第1形態によ
れば、ヒートパイプ装置は、エンジン発生出力が小さい
時には大量の熱量を供給し、エンジン発生出力が大きい
時には熱量供給を少なくして、エンジン発生出力に応じ
た熱供給を受ける目的昇温部位(オートマチックトラン
スミッション2)での必要な熱量を適切に保つ。
【0025】また、このヒートパイプ装置では、特に、
複雑な制御システムも必要なく、また、制御に伴う可動
部品等も必要としないため、信頼性、メンテナンス性に
優れ、低コストで実現できる。
【0026】尚、凝縮部12を設ける目的昇温部位9
は、オートマチックトランスミッション2のオイルパン
に限らず、例えば、エンジン冷却水回路としても暖機促
進を図ることができる。
【0027】蒸発部11の冷却フィン11cは、図2
(b),(c)中の破線で示すように、後方ほど熱交換
面積の小さくなる形状のものを採用しても良い。この場
合には、後方ほど蒸発部の受熱面積が小さくなるため、
蒸発部後方に停滞している凝縮液に伝達される排気熱が
少なくなる。したがって、登坂走行や加速走行時等のエ
ンジン出力が多くなった際には、受熱面積の少ない熱交
換領域にて熱交換することになり、ヒートパイプ装置の
熱輸送量が減少する。
【0028】次に、図3は本発明の実施の第2形態によ
るエンジン排気系の吸熱部位の内部説明図である。尚、
本実施の第2形態は、吸熱部位に設けたヒートパイプ本
体の蒸発部が前記実施の第1形態と異なり、他の前記実
施の第1形態と同様のものには同一の符号を記して説明
は省略する。
【0029】すなわち、本実施の第2形態によるヒート
パイプ本体20は、エンジン排気系の排気管5の触媒コ
ンバータ6とマフラ7との間で、車両前後方向に略直線
の部位を吸熱部位8として、図3に示すように、ヒート
パイプ本体20の蒸発部21を排気管5内に略沿って配
設する。一方、上記実施の第1形態と同様、オートマチ
ックトランスミッション2のATFの循環ラインの目的
昇温部位9には、ヒートパイプ本体20の凝縮部12が
臨まされている。
【0030】ヒートパイプ本体20も前記実施の第1形
態と同様、例えばステンレス鋼で形成したコンテナの内
部に、作動流体13として水、アンモニア、或いはフレ
オン等を所定のウィック(図示せず)とともに封入して
構成したもので、エンジン1から排気系に排出される排
気熱を蒸発部21で回収し、この回収した熱を凝縮部1
2からATFに放熱し、油温上昇を速くしてATFの粘
性抵抗を下げることで暖機途上の燃費を改善するもので
ある。
【0031】ヒートパイプ本体20の蒸発部21は、図
3(a),(b)に示すように、排気管5内に略沿って
車両前後方向に配設されており、後側に作動流体13の
入口21aが形成され、前端が作動流体13の出口21
bとして形成されている。入口21aと出口21bとの
間のパイプ外周には複数枚(図中では8枚)の熱交換用
フィン21cが周設されている。また、蒸発部21の作
動流体13の入口21aの更に後方端には、一部上方が
排気管5の外側に露出されて、作動流体13を凝縮した
まま貯留自在な貯留部21dが形成されている。
【0032】次に、上記構成のヒートパイプ装置の作用
について説明する。まず、エンジン暖機期間中に予想さ
れる平坦路走行、定速走行、或いは停車時等のエンジン
1の発生出力が小さい時は、図3(b)に示すように、
ヒートパイプ本体20の凝縮部12からの作動流体13
は、凝縮液13bの状態で排気管5内に設けたヒートパ
イプ本体20の蒸発部21後側の入口21aから蒸発部
21内に流入し、蒸発部21内を前方に向けて流れる。
ここで、一部の凝縮液13bは貯留部21dにも流れる
が、貯留部21dは一部が排気管5の外側に露出されて
おり、排気ガスとの熱交換があまり行われないため凝縮
液13bの量はあまり変化せず、凝縮液入口12aから
流れ込む量も少量である。前方に向かう凝縮液13b
は、蒸発部21内をウィック等を伝わって管内全域に流
れる間に、高温の排気ガスから熱交換により吸熱し、蒸
気13aの状態に次第に状態変化する。こうして、蒸発
部21内全域の広い範囲で熱交換されて蒸気13aとな
った作動流体13は、蒸発部21前端の出口21bから
流出し、排気管5内から出て、オートマチックトランス
ミッション2のトランスミッションケース下部のオイル
パン内に臨まされた凝縮部12に向けて流れる。凝縮部
12では、作動流体13はATFに熱交換により放熱
し、蒸気13aの状態から凝縮液13bの状態に状態変
化する。そして、この凝縮液13bは、蒸発部21に向
けて流れ、蒸発部21からの熱輸送を行う。
【0033】次いで、登坂走行、或いは加速走行時等の
エンジン1の発生出力が大きくなる時は、図3(c)に
示すように、ヒートパイプ本体20の凝縮部12からの
作動流体13は、凝縮液13bの状態で排気管5内に設
けたヒートパイプ本体20の蒸発部21後側の入口21
aから蒸発部21内に流入する。ここで、登坂走行の際
には車体が傾くため下側となった貯留部21dに凝縮液
13が多量に流れ込み貯留され、凝縮液13bの循環量
が減少する。一方、加速走行の際には加速度が流れに対
して逆方向に作用して、凝縮液13bは貯留部21dに
貯留され、この結果、凝縮液13bの循環量が減少す
る。貯留部21dに貯留されずに蒸発部21内をウィッ
ク等を伝わって前方に向けて流れる凝縮液13bに対し
ても、登坂走行の際には車体が傾くため重力が流れに対
して逆方向に作用し、一方、加速走行の際には加速度が
流れに対して逆方向に作用する。したがって、凝縮液1
3bは前方の管内全域に流れることができなくなる(凝
縮液13bは蒸発部21内後方に停滞させられる)。こ
のため、凝縮液13bは蒸発部21後方の狭い範囲のみ
を熱交換領域として、高温の排気ガスから熱交換により
吸熱し、蒸気13aの状態に次第に状態変化する。こう
して、蒸発部21内で熱交換されて蒸気13aとなった
作動流体13は、蒸発部21前端の出口21bから流出
され、排気管5内から出て、オートマチックトランスミ
ッション2のトランスミッションケース下部のオイルパ
ン内に臨まされた凝縮部12に向けて流れる。凝縮部1
2では、作動流体13はATFに熱交換により放熱し、
蒸気13aの状態から凝縮液13bの状態に状態変化す
る。そして、この凝縮液13bは、蒸発部21に向けて
流れ、蒸発部21からの熱輸送を行う。
【0034】すなわち、エンジン1の発生出力が小さい
時は、ヒートパイプ本体20の蒸発部21の略全体の広
い熱交換領域で大量の排気熱を吸熱してATFに熱輸送
する一方、エンジン1の発生出力が大きい時は、ヒート
パイプ本体20の蒸発部21の後方の狭い熱交換領域で
少量の排気熱を吸熱してATFに熱輸送する。このた
め、エンジン1の発生出力が小さくオートマチックトラ
ンスミッション2の自己発熱量が少さい時には、ヒート
パイプ装置により十分な熱がATFに供給され、ATF
の油温上昇を速くしATFの粘性抵抗を下げることで暖
機途上の燃費が改善される。一方、エンジン1の発生出
力が大きくオートマチックトランスミッション2の自己
発熱量が大きい時には、ヒートパイプ装置からの熱量供
給が減少されて、総じてATFに供給される熱量は適切
な状態に保たれる。
【0035】このように、本発明の実施の第2形態によ
れば、ヒートパイプ装置は、前記実施の第1形態と同様
の効果に加え、貯留部21dを蒸発部21後端に形成し
たことから、より多量の作動流体13が貯留でき、エン
ジン1の発生出力が大きい時のヒートパイプ装置の熱輸
送量を一層減少させることが可能になる。
【0036】尚、本発明の実施の第2形態においても、
凝縮部12を設ける目的昇温部位9は、オートマチック
トランスミッション2のオイルパンに限らず、例えば、
エンジン冷却水回路としても良く、又、蒸発部21の冷
却フィン21cは、図3(b),(c)中の破線で示す
ように、後方ほど熱交換面積の小さくなるフィンを採用
すれば、エンジン発生出力が大きくなった際にヒートパ
イプ装置の熱輸送量がより減少させられ、より大きな効
果を発生できる。
【0037】更に、前記発明の実施の各形態では、エン
ジン排気熱を暖機促進に再利用する例で説明したが、他
に、エンジン排気熱を利用したヒートパイプ装置の凝縮
部を車室内暖房用のエアダクト内に設ける暖房装置等に
応用できることは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、蒸発部を車両前後方向に配設し、凝縮部から
蒸発部に戻る作動流体の入口を蒸発部の後方に形成する
とともに、蒸発部から凝縮部への作動流体の出口を蒸発
部の前方に形成したので、エンジン発生出力の上昇に伴
って、蒸発部では、車両の加速、或いは登坂による車体
の傾きから内部の凝縮液が蒸発部後方(入口側)に停滞
させられ、蒸発部全域に凝縮液が行き渡らなくなり、エ
ンジン排気系との排気熱の熱交換が減少して熱輸送量が
減少し、目的昇温部位での放熱量が減少して最適に保た
れる。また、このヒートパイプ装置では、特に、複雑な
制御システムも必要なく、制御に伴う可動部品等も必要
とせず、信頼性、メンテナンス性に優れ、低コストで実
現できる。
【0039】また、請求項2記載の発明によれば、蒸発
部を車両前後方向に配設し、蒸発部の後方に作動流体を
凝縮したまま貯留自在な貯留部を形成したので、車両が
加速、或いは登坂走行状態となると、ヒートパイプ本体
の蒸発部では、車両の加速、或いは登坂による車体の傾
きから内部の凝縮液が蒸発部後方の貯留部に多くの容量
の作動流体が凝縮したまま貯留され、蒸発部全域に凝縮
液が行き渡らなくなり、エンジン排気系との排気熱の熱
交換が減少して熱輸送量が減少し、目的昇温部位での放
熱量が減少する。すなわち、請求項1記載の発明と同
様、エンジン発生出力が上昇するに従って、ヒートパイ
プ装置の熱輸送量が減少して最適に保たれ、また、特に
複雑な制御システムも必要なく、制御に伴う可動部品等
も必要としないため、信頼性、メンテナンス性に優れ、
低コストで実現できる。
【0040】さらに、請求項3記載の発明によれば、蒸
発部を車両前後方向に配設し、凝縮部から蒸発部に戻る
作動流体の入口を蒸発部の後方に形成するとともに、蒸
発部から凝縮部への作動流体の出口を蒸発部の前方に形
成する一方、蒸発部の後方に作動流体を凝縮したまま貯
留自在な貯留部を形成して、請求項1記載の発明と請求
項2記載の発明の両方を備えれば、効果をより確実に大
きく得ることができる。
【0041】また、請求項4記載の発明のように、蒸発
部を前方ほど熱交換面積の広い熱交換部材を有するもの
にすれば、車両が加速、或いは登坂走行状態となった際
に、蒸発部後方に停滞される凝縮液の熱交換面積がより
少なくなり、一層大きな効果を得ることができる。
【0042】さらに、請求項5記載の発明のように、目
的昇温部位を車両のトランスミッションとエンジン冷却
水回路の少なくとも一方として、トランスミッション、
或いはエンジン冷却水の温度を上昇させて暖機促進を図
る車両のヒートパイプ装置に適応すれば、エンジン発生
出力を考慮した無理の無い暖機促進を図ることが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態によるヒートパイプ装
置の取付概略説明図
【図2】本発明の実施の第1形態によるエンジン排気系
の吸熱部位の内部説明図
【図3】本発明の実施の第2形態によるエンジン排気系
の吸熱部位の内部説明図
【符号の説明】
1 エンジン 2 オートマチックトランスミッション 5 排気管(エンジン排気系) 8 吸熱部位 9 目的昇温部位 10 ヒートパイプ本体 11 蒸発部 11a 入口 11b 出口 11c 熱交換用フィン 12 凝縮部 13 作動流体 13a 蒸気 13b 凝縮液

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの排気系に蒸発部を配設すると
    ともに、目的の昇温部位に凝縮部を配設し、ヒートパイ
    プ本体内の作動流体を利用して、上記エンジンの排気熱
    を上記蒸発部で回収し上記凝縮部で放熱する車両のヒー
    トパイプ装置において、 上記蒸発部を車両前後方向に配設し、上記凝縮部から上
    記蒸発部に戻る上記作動流体の入口を上記蒸発部の後方
    に形成するとともに、上記蒸発部から上記凝縮部への上
    記作動流体の出口を上記蒸発部の前方に形成したことを
    特徴とする車両のヒートパイプ装置。
  2. 【請求項2】 エンジンの排気系に蒸発部を配設すると
    ともに、目的の昇温部位に凝縮部を配設し、ヒートパイ
    プ本体内の作動流体を利用して、上記エンジンの排気熱
    を上記蒸発部で回収し上記凝縮部で放熱する車両のヒー
    トパイプ装置において、 上記蒸発部を車両前後方向に配設し、上記蒸発部の後方
    に上記作動流体を凝縮したまま貯留自在な貯留部を形成
    したことを特徴とする車両のヒートパイプ装置。
  3. 【請求項3】 エンジンの排気系に蒸発部を配設すると
    ともに、目的の昇温部位に凝縮部を配設し、ヒートパイ
    プ本体内の作動流体を利用して、上記エンジンの排気熱
    を上記蒸発部で回収し上記凝縮部で放熱する車両のヒー
    トパイプ装置において、 上記蒸発部を車両前後方向に配設し、上記凝縮部から上
    記蒸発部に戻る上記作動流体の入口を上記蒸発部の後方
    に形成するとともに、上記蒸発部から上記凝縮部への上
    記作動流体の出口を上記蒸発部の前方に形成する一方、
    上記蒸発部の後方に上記作動流体を凝縮したまま貯留自
    在な貯留部を形成したことを特徴とする車両のヒートパ
    イプ装置。
  4. 【請求項4】 上記蒸発部は、前方ほど熱交換面積の広
    い熱交換部材を有することを特徴とする請求項1,2,
    3の何れか一つに記載の車両のヒートパイプ装置。
  5. 【請求項5】 上記目的昇温部位は、車両のトランスミ
    ッションとエンジン冷却水回路の少なくとも一方である
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4の何れか一つに
    記載の車両のヒートパイプ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003065045A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Toyota Motor Corp 排気熱回収装置
US8020524B2 (en) 2007-07-20 2011-09-20 Denso Corporation Exhaust heat recovery apparatus
US9796244B2 (en) 2014-01-17 2017-10-24 Honda Motor Co., Ltd. Thermal management system for a vehicle and method

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