JP2000130647A - 地中構造物と管体との接続構造 - Google Patents

地中構造物と管体との接続構造

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JP2000130647A
JP2000130647A JP10307044A JP30704498A JP2000130647A JP 2000130647 A JP2000130647 A JP 2000130647A JP 10307044 A JP10307044 A JP 10307044A JP 30704498 A JP30704498 A JP 30704498A JP 2000130647 A JP2000130647 A JP 2000130647A
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JP
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duct
joint
fitted
sleeve
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JP10307044A
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Inventor
Kenichi Morikawa
憲一 森川
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】端部が変形したポリエチレン製の鞘管と、ハン
ドホールに取り付けられたダクトスリーブとを容易に接
続することができる。 【解決手段】ハンドホール10の側壁11に開口部11
aが設けられており、その開口部11aに固定板32が
取り付けられている。固定板32には、ハンドホール1
0の外側に突出するように管状のダクトスリーブ50が
取り付けられており、ダクトスリーブ50の先端部に継
手部材60における塩化ビニル製の継手本体61が取り
付けられている。継手本体61には、管状をしたポリエ
チレン製の連結体63が断面円形状で保持した状態で取
り付けられている。連結体63には、ポリエチレン製の
鞘管41が突き合わされて融着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンホール等の地
中構造物と、光ファイバーケーブル、電力ケーブル等の
ケーブルをそれぞれ被覆する鞘管等の管体との接続構造
に関し、特に、地中構造物と、ポリエチレン等の柔軟性
を有する材料によって構成された管体との接続構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された埋設管路内に、複数本
の電力ケーブル、通信ケーブル等を鞘管にて被覆した状
態で挿通して敷設する際には、埋設管路の端部が接続さ
れるマンホール、ハンドホール等の地中構造物に対し
て、ケーブルを被覆する各鞘管を固定する必要がある。
地中構造物に対する埋設管路および鞘管の接続構造とし
ては、例えば、実用新案登録第3049157号公報等
に開示されている。この公報に開示された接続構造で
は、ケーブルの接続、保守点検作業を実施するために地
中に設けられた中空直方体状のマンホールに対して埋設
管路が接続されており、埋設管路内を、光ファイバーケ
ーブルをそれぞれ被覆した複数の鞘管が挿通している。
【0003】埋設管路の端部にはダクトスリーブが設け
られており、このダクトスリーブが、マンホールの側壁
に設けられた開口部に接続されている。マンホールの開
口部には、埋設管路内を挿通する複数の鞘管を固定する
ための固定板が設けられている。この固定板には、マン
ホールの外側に向かって突出する複数の管状をした鞘管
用ダクトスリーブの端部が取り付けられている。そし
て、各ダクトスリーブの先端部に、光ファイバーケーブ
ルが内部に挿通した鞘管がそれぞれ挿入されて、各ダク
トスリーブと鞘管とが、それぞれ相互に接続されてい
る。
【0004】近時、光ファイバーケーブルの鞘管とし
て、柔軟性を有するポリエチレンによって構成された管
体が使用されるようになっている。ポリエチレン製の鞘
管は、例えば、250mの長さにわたって連続して製造
することができるために、長距離にわたって容易に敷設
することができる。柔軟性を有するポリエチレン製の鞘
管は、通常、ドラム等に巻回した状態で施工現場に搬入
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ドラム等に巻回された
状態で搬入されるポリエチレン製の鞘管は、偏平な楕円
状の断面形状になっており、マンホールに取り付けられ
た鞘管用ダクトスリーブ内に挿入することが容易でない
という問題がある。このために、例えば、断面楕円状に
変形したポリエチレン製の鞘管の端部を、変形可能な状
態になるように熱風で加熱し、加熱された鞘管の端部に
円筒状の金型を挿入して鞘管の端部を断面円形状に変形
させた状態で、その端部を水冷することによって、鞘管
の端部を断面円形状に強制的に変形させている。そし
て、断面円形状になった鞘管の端部が、鞘管用スリーブ
ダクト内に挿入されて接続されている。
【0006】このように、断面が楕円状に変形したポリ
エチレン製の鞘管は、鞘管用スリーブダクトに対して挿
入する際に、断面円形状に強制的に変形させなければな
らず、そのための作業が煩わしく、鞘管用ダクトスリー
ブに対する接続作業の効率が著しく低下するという問題
がある。
【0007】本発明はこのような問題を解決するもので
あり、その目的は、変形した柔軟性の管体を、マンホー
ル等の地上構造物に接続されたダクトスリーブに対して
きわめて容易に接続することができる地中構造物と管体
との接続構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の地中構造物と管
体との接続構造は、側壁に開口部が設けられた地中構造
物と、地中構造物の開口部に取り付けられた固定板と、
この固定板に、地中構造物の外側に突出するように取り
付けられたダクトスリーブと、このダクトスリーブの先
端部に保持された継手本体、および、この継手本体に対
して断面円形状態で保持された柔軟性を有する管状の連
結体を有する継手部材と、この継手部材の連結体に突き
合わされて融着された柔軟性を有する管体と、を具備す
ることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明の接続構造の実施の形態の
一例を示す断面図である。この接続構造では、地中構造
物であるハンドホール10に、地中に埋設された埋設管
路20の端部が接続されている。埋設管路20の内部に
は、光ファイバーケーブル42がそれぞれの内部を挿通
している複数の管体としてポリエチレン製の鞘管41が
挿通している。ハンドホール10は、鞘管41内を挿通
する光ファイバーケーブル42の接続、保守点検等を実
施するために地中に埋設された中空直方体状の構造物で
ある。
【0011】ハンドホール10の側壁11には、円形状
の開口部11aが形成されており、この開口部11a内
にダクトブロック12が装着されている。ダクトブロッ
ク12は、ハンドホール10の側壁11から外側に突出
した状態になっており、その突出部分に、埋設管路20
を構成する円筒状をしたスライド継手24の端部が嵌合
されている。ダクトブロック12内に嵌合されたスライ
ド継手24は、ダクトブロック12に嵌合された円筒状
のダクトラバー25によって保持されている。ダクトラ
バー25は、ダクトブロック12に嵌合された大径部2
5aと、スライド継手24に嵌合された小径部25bと
を有している。スライド継手24には、埋設管路20を
構成するボディ管が順次接合されている。
【0012】ダクトブロック12におけるハンドホール
10の内部側の端部には、埋設管路20内を挿通する鞘
管41を固定するための固定板32が、ダクトブロック
12の端面開口部を覆うようにダクトブロック12内に
垂直な状態で取り付けられている。そして、この固定板
32には、ハンドホール10の外側に水平に突出する6
本の鞘管用ダクトスリーブ50の基端部がそれぞれ取り
付けられている。各ダクトスリーブ50の先端部には、
継手部材60がそれぞれ取り付けられており、各継手部
材60に、ポリエチレン製の鞘管41がそれぞれ接続さ
れている。
【0013】図2は、固定板32のハンドホール10内
から見た正面図である。固定板32の外周部分は、周方
向に等しい間隔をあけて設けられた6本のボルト33に
よって、ダクトブロック12に取り付けられている。固
定板32の中心部には、1本の鞘管用ダクトスリーブ5
0の端部が挿入される1つのスリーブ固定孔32bが設
けられており、また、そのスリーブ固定孔32bの左右
の各側部にも各一対のスリーブ固定孔32bがそれぞれ
設けられるとともに、中心部のスリーブ固定孔32bの
下方にも1つのスリーブ固定孔32bが設けられてい
る。
【0014】図1に示すように、各鞘管用ダクトスリー
ブ50は、各端部に受け口部51aがそれぞれ設けられ
た調整管51と、調整管51における一方の端部の受け
口部51a内に一方の端部が挿入されて固定された連結
管52と、調整管51の他方の端部の受け口部51aに
挿入されて固定された接続管53とを、それぞれ有して
いる。連結管52の他方の端部は、固定板32のスリー
ブ固定孔32b内に嵌合されて固定されている。
【0015】図3は、鞘管用ダクトスリーブ50と継手
部材60との接続部の要部拡大図である。接続管53
は、調整管51の受け口部51aに接続された基端部と
は反対側の先端部が、大径の受け口部53aになってお
り、その受け口部53aの内周面に、シールリング53
bが取り付けられている。接続管53は、硬質の塩化ビ
ニルによって構成されており、その受け口53a内に、
継手部材60の端部が接続されている。
【0016】図3は、接続管53と継手部材60との接
続部の要部を拡大して示す断面図である。接続管53の
受け口部53a内には、硬質塩化ビニルによって管状に
構成された継手部材60の継手本体61の一方の端部が
挿入されており、継手本体61と接続管53の受け口部
53aとの間が、シールリング53bによってシールさ
れている。この継手本体61の他方の端部は、大径の受
け口部61aになっており、受け口部61a内には、金
属によって円筒状に構成されたロック体62が設けられ
ている。ロック体62の内周面には、鋸歯状の係合部6
2aが全周にわたって設けられている。受け口部61a
における先端部内には、ロック体62に隣接してシール
リング61bが設けられている。
【0017】円筒状をしたロック体62内には、ポリエ
チレンによって円筒の管状に構成された連結体63の一
方の端部が挿入されている。連結体63の他方の端部
は、ロック体62が挿入された継手本体61の受け口部
61aから外側に突出している。ロック体62内に挿入
された連結体63の端部内には、金属によって円筒状に
構成されたスティフナー64が設けられている。スティ
フナー64は、ポリエチレン製の連結体63の内周面に
圧接することによって、ポリエチレン製の連結体63を
断面円形状に保持して、連結体63の外周面をロック体
62の内周面に設けられた鋸歯状の係合部62aに係止
させている。
【0018】このような構成の継手部材60は、予め、
工場等において組み立てられており、柔軟性を有するポ
リエチレン製の連結体63は、スティフナー64によっ
て断面円形状に保持された状態で、継手本体61の内部
に保持されている。
【0019】継手本体61の受け口部61aから突出し
たポリエチレン製の連結体63の端部には、長尺のポリ
エチレン製の鞘管41の端部が全周にわたって突き合わ
されて、融着されている。
【0020】このような接続構造では、ハンドホール1
0の開口部11aに固定板32が取り付けられると、固
定板32のダクトスリーブ固定孔32bに、鞘管用ダク
トスリーブ50がそれぞれ取り付けられる。各鞘管用ダ
クトスリーブ50は、ハンドホール10から外側に突出
するように、それぞれ、水平な状態で保持される。
【0021】その後、施工現場において、予め、工場等
によって組み立てられた継手部材60における断面円形
状に保持されたポリエチレン製の連結体63の端面が、
ドラム等に巻回された状態で搬入されたポリエチレン製
の鞘管41の端面に突き合わされて、両者が融着され
る。そして、連結体63が鞘管41の端部に融着された
継手部材60における継手本体61の端部が、各鞘管用
ダクトスリーブ50における接続管53の受け口部53
a内に挿入される。これにより、各鞘管ダクトスリーブ
50に、継手部材60を介して、ポリエチレン製の鞘管
41がそれぞれ接続される。
【0022】
【発明の効果】本発明の接続構造は、このように、柔軟
性を有する管体に対して、断面円形状に保持された継手
部材の連結体が融着された状態で、継手部材が、地中構
造物に接続されたダクトスリーブに接続されているため
に、管体の端部が楕円形状に変形されていても、ダクト
スリーブに対して容易に接続することができ、管体と地
中構造物との接続作業が著しく容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地中構造物と管体との接続構造の実施
の形態の一例を示す断面図である。
【図2】その接続構造をハンドホール内部から見た正面
図である。
【図3】図1の要部の拡大断面図である。
【符号の説明】 10 ハンドホール 11 側壁 11a 開口部 20 埋設管路 22 ダクトスリーブ 32 固定板 32b スリーブ固定孔 41 鞘管 42 光ファイバーケーブル 50 鞘管用ダクトスリーブ 51 調整管 52 連結管 53 接続管 60 継手部材 61 継手本体 62 ロック体 63 連結体 64 スティフナー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁に開口部が設けられた地中構造物
    と、 地中構造物の開口部に取り付けられた固定板と、 この固定板に、地中構造物の外側に突出するように取り
    付けられたダクトスリーブと、 このダクトスリーブの先端部に保持された継手本体、お
    よび、この継手本体に対して断面円形状態で保持された
    柔軟性を有する管状の連結体を有する継手部材と、 この継手部材の連結体に突き合わされて融着された柔軟
    性を有する管体と、 を具備することを特徴とする地中構造物と管体との接続
    構造。
JP10307044A 1998-10-28 1998-10-28 地中構造物と管体との接続構造 Withdrawn JP2000130647A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009299311A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Takasago Thermal Eng Co Ltd ユニットフロア工法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009299311A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Takasago Thermal Eng Co Ltd ユニットフロア工法

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