JP2000130619A - 減圧装置 - Google Patents

減圧装置

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JP2000130619A
JP2000130619A JP10302017A JP30201798A JP2000130619A JP 2000130619 A JP2000130619 A JP 2000130619A JP 10302017 A JP10302017 A JP 10302017A JP 30201798 A JP30201798 A JP 30201798A JP 2000130619 A JP2000130619 A JP 2000130619A
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Japan
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pressure reducing
piston
pressure
valve
valve seat
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JP10302017A
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English (en)
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Masaru Takeda
勝 竹田
Yasuhiro Masui
保広 増井
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Neriki KK
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Neriki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 減圧装置を小形かつ軽量に造れるようにす
る。 【解決手段】 ハウジング2内に第1減圧弁5と第2減
圧弁6とを直列に接続する。上記の第1減圧弁5は、第
1開きバネ21の付勢力と第1ピストン12に作用する
閉じ圧力との力の釣合いによって第1減圧部材16を第
1弁座18へ開閉させるように構成する。上記の第2減
圧弁6は、第2開きバネ41の付勢力と第2ピストン3
2に作用する閉じ圧力との力の釣合いによって第2減圧
部材36を第2弁座38へ開閉させるように構成する。
上記の第1減圧弁5の上記の第1ピストン12内に上記
の第2減圧弁6の第2減圧室37を形成して、その第2
減圧室37に上記の第2減圧部材36を挿入する。その
第2減圧部材36と上記の第2弁座38と前記の第2ピ
ストン32とを順に直線状に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2つの減圧弁を
直列に接続した種類の減圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の2段式の減圧装置は、供給圧力
を精密に制御するために用いられる。従来の2段式の減
圧装置は、高圧用減圧弁と低圧用減圧弁とをハウジング
内の異なる部分に配置して、上記の高圧用減圧弁の出口
と上記の低圧用減圧弁の入口とを連通路によって接続し
てある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術は、減
圧弁の設置スペースが2つも必要であるうえ前述の連通
路も必要なのでハウジングが大形になり、その結果、減
圧装置が大形かつ大重量になるという問題があった。本
発明の目的は、上記の問題点を改善するための新しい減
圧装置を提案することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、例えば図1に示すように、減圧
装置を次のように構成した。ハウジング2内に第1減圧
弁5と第2減圧弁6とを直列に接続して構成した減圧装
置において、上記の第1減圧弁5は、第1開きバネ21
の付勢力と第1ピストン12に作用する閉じ圧力との力
の釣合いによって第1減圧部材16を第1弁座18へ開
閉させるように構成し、上記の第2減圧弁6は、第2開
きバネ41の付勢力と第2ピストン32に作用する閉じ
圧力との力の釣合いによって第2減圧部材36を第2弁
座38へ開閉させるように構成し、上記の第2減圧部材
36が挿入される第2減圧室37を、上記の第1ピスト
ン12内に形成した、ことを特徴とする減圧装置。
【0005】上記の請求項1の発明は、次の作用効果を
奏する。第2減圧弁の第2減圧室を第1減圧弁の第1ピ
ストン内に形成したので、その第1ピストンの内部を第
2減圧部材の装着スペースとして利用でき、そのうえ、
上記の第1減圧弁の出口と上記の第2減圧弁の入口とを
直接に接続して前述の従来構造の連通路を省略できる。
このため、ハウジングを小形化して、減圧装置を小形か
つ軽量に造れる。
【0006】この発明においては、請求項2の発明に示
すように、上記の請求項1の発明において次のように構
成することが好ましい。即ち、前記の第1ピストン12
に内装した前記の第2減圧部材36と、前記の第2弁座
38と、前記の第2ピストン32とを順に直線状に配置
し、上記の第2弁座38内の貫通孔35に連結ロッド3
9を挿入して、その連結ロッド39によって上記の第2
減圧部材36と上記の第2ピストン32とを連結した。
その請求項2の発明は、第2減圧部材と第2ピストンと
を簡素な構造で連結できるので、減圧装置を安価に造れ
る。
【0007】また、請求項3の発明に示すように、上記
の請求項2の発明においては、前記の連結ロッド39の
一方の端部を前記の第2減圧部材36に嵌入すると共に
他方の端部を前記の第2ピストン32に嵌入して、上記
の第2減圧部材36を上記の第2弁座38へ付勢する閉
じバネ40を設けることが好ましい。その請求項3の発
明では、上記の第2減圧部材と第2ピストンと連結ロッ
ドとの3つの部材を個別に製作して組み立てればよく、
これら各部材は精度よく容易に製作可能なので、高精度
の減圧装置を安価に造れる。
【0008】また、本発明においては、請求項4の発明
に示すように、次のように構成することが好ましい。即
ち、前記の第1減圧弁5の二次側流路Aを第1逃し路2
5を介して前記ハウジング2の外部へ連通し、その第1
逃し路25に安全部材19を保密状に挿入すると共に、
その安全部材19に作用する圧力を前記の第1開きバネ
21の付勢力によって受け止め、上記の二次側流路Aの
圧力が設定値を越えたときに、その圧力が上記の第1開
きバネ21の付勢力に打ち勝って上記の安全部材19を
開くように構成したものである。上記の請求項4の発明
は、第1開きバネによって安全バネを兼用できるので、
第1減圧弁の安全装置を簡素かつコンパクトに造れる。
【0009】さらには、請求項5の発明に示すように、
上記の請求項4の発明において、前記の第1ピストン1
2のピストンロッド15の外周面を封止する封止具によ
って前記の安全部材19を構成した場合には、その封止
具によって安全部材を兼用できるので、第1減圧弁の安
全装置をさらに簡素かつコンパクトに造れる。
【0010】また、本発明においては、請求項6の発明
に示すように、次のように構成することが好ましい。即
ち、前記の第2減圧弁6の二次側流路Bを前記ハウジン
グ2の外部へ連通させる第2逃し路55を、前記の第2
ピストン32を収容するガイド孔31に開口させ、上記
の二次側流路Bの圧力が設定値を越えたときに、その圧
力が前記の第2開きバネ41の付勢力に打ち勝って上記
の第2ピストン32を移動させ、これにより、上記の二
次側流路Bが上記の第2逃し路55へ連通されるように
構成したものである。上記の請求項6の発明は、上記の
第2ピストンと上記の第2開きバネとによって安全部材
と安全バネとを兼用できるので、第2減圧弁の安全装置
を簡素かつコンパクトに造れる。
【0011】なお、液化炭酸ガス等の液化ガスを減圧装
置に使用する場合には、上記の請求項6の発明はさらに
次の作用効果を奏する。その液化ガスを第2減圧弁によ
って減圧したときには、その減圧時の気化熱によって前
記ハウジングや前記の第2ピストンが過度に低温になる
が、その第2ピストンは二次圧力を調節するために僅か
ながらも常に往復移動しているため、凍結が防止され
る。このため、何らかの原因によって二次側流路の圧力
が異常上昇した場合でも、その異常圧力に対して上記の
第2ピストンが確実に応答移動して、その異常圧力をハ
ウジングの外部へスムーズに排出できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の減圧装置の一実施形態を
図1の断面図によって説明する。その図1では、上記の
減圧装置1のハウジング2を容器弁3の出口ノズル4に
直接に接続したものを例示してある。上記ハウジング2
内には、高圧用の第1減圧弁5と低圧用の第2減圧弁6
とが直列に接続されている。
【0013】まず、上記の第1減圧弁5の具体的な構造
について説明する。上記ハウジング2の左半部の空所に
支持スリーブ8が装着される。その支持スリーブ8は、
上記ハウジング2にネジ止めした外スリーブ8aと、そ
の外スリーブ8aに保密状にネジ止めした内スリーブ8
bとからなる。その内スリーブ8bの左面に嵌着した封
止リング9が前記の出口ノズル4に保密状に接当される
ようになっている。
【0014】上記ハウジング2のガイド孔11に環状の
第1ピストン12が保密状に挿入され、その第1ピスト
ン12の右側に第1作動室13が形成されると共に左側
に第1バネ室14が形成される。上記の第1ピストン1
2から環状ピストンロッド15が左向きに突設される。
そのピストンロッド15の先端に設けた第1減圧部材1
6が、前記の内スリーブ8bの第1減圧室17に突入さ
れる。その内スリーブ8bには、上記の第1減圧部材1
6に対面するように第1弁座18が設けられる。上記ピ
ストンロッド15の外周面は、Oリング製の封止具19
によって上記の外スリーブ8aに保密状に支持されてい
る。
【0015】上記の第1減圧弁5の二次側流路Aは、上
記の第1減圧室17と上記ピストンロッド15の左部に
形成したラジアル孔15bと、同上ピストンロッド15
の筒孔15aおよび前記の第1ピストン12の筒孔12
aとによって構成される。その二次側流路Aの右端が前
記の第1作動室13へ連通されている。そして、上記の
第1減圧弁5は、上記の第1バネ室14に装着した第1
開きバネ21の右向きの付勢力と上記の第1作動室13
から第1ピストン12へ作用する左向きの閉じ圧力との
力の釣り合いによって、前記の第1減圧部材16を前記
の第1弁座18へ開閉させるようになっている。
【0016】より詳しくいえば、上記の第1開きバネ2
1の右端を上記の第1ピストン12によって受け止める
とともに同上の第1開きバネ21の左端をバネ受け22
によって受け止めてある。そして、前記の第1減圧室1
7から前記の封止具19に作用する圧力を、上記のバネ
受け22を介して上記の第1開きバネ21の付勢力によ
って受け止めるようになっている。
【0017】上記の封止具19の装着空間と第1バネ室
14と排出孔24とによって第1逃し路25を構成し
て、前記の第1減圧室17を上記の第1逃し路25を介
して前記ハウジング2の外部へ連通してある。そして、
上記の第1減圧室17の圧力が設定値を越えたときに
は、その圧力が上記の第1開きバネ21の付勢力に打ち
勝って上記の封止具19を右方へ押し出し、これによ
り、第1減圧室17内のガスが、第1バネ室14と上記
の排出孔24とを経て外部へ排出される。即ち、上記の
封止具19が、安全装置の安全部材を兼ねている。
【0018】なお、上記の排出孔24は省略してもよ
い。この場合、前記の外スリーブ8aと前記ハウジング
2とのネジ嵌合隙間と、上記ハウジング2の接続メネジ
と前記の出口ノズル4の接続オネジとのネジ嵌合隙間と
によって、上記の排出孔24に相当する排出路を構成す
ることが考えられる。
【0019】次に、前記の第2減圧弁6の具体的な構造
について説明する。前記ハウジング2の右半部のガイド
孔31に第2ピストン32が保密状に挿入される。その
第2ピストン32の左側に第2作動室33が形成される
とともに、同上の第2ピストン32の右側に第2バネ室
34が形成される。上記の第2作動室33と前記の第1
作動室13とが貫通孔35によって連通され、その貫通
孔35の周壁の左端に第2弁座38が形成される。
【0020】前記の第1ピストン12の筒孔12aの右
部に形成した第2減圧室37に、第2減圧部材36が挿
入される。これにより、その第2減圧部材36と上記の
第2弁座38と上記の第2ピストン32とが順に直線状
に配置されている。上記の貫通孔35に連結ロッド39
が挿入され、その連結ロッド39の左端部が上記の第2
減圧部材36に軸心方向へ移動可能に嵌入されると共
に、右端部が上記の第2ピストン32に軸心方向へ移動
可能に嵌入される。さらに、上記の第2減圧部材36
は、付勢力の小さい閉じバネ40によって上記の第2弁
座38へ付勢される。
【0021】第2開きバネ41は、上記の第2ピストン
32とバネ受け42との間に装着される。また、上記の
ハウジング2の右部に筒状の調圧用ハンドル46が螺合
される。そのハンドル46の中央部に螺合させた押ボル
ト47がボール48を介して上記のバネ受け42に接当
している。上記の押ボルト47は、進退調節した後、セ
ットビス(図示せず)によって固定するようになってい
る。なお、上記ハンドル46が一回転以上に回転される
のを阻止するため、上記ハンドル46にネジ止めしたス
トップボルト50がハウジング2の右端のピン51に接
当するようになっている。上記ハンドル46には、上記
ピン51との干渉を防止するための環状溝52を凹入形
成してある。
【0022】上記の第2減圧弁6は、上記ハンドル46
によって第2開きバネ41の付勢力を調節することによ
り、次のように作動する。その第2開きバネ41の左向
きの付勢力と前記の第2作動室33から前記の第2ピス
トン32に作用する右向きの閉じ圧力との力の釣り合い
によって、前記の連結ロッド39及び前記の閉じバネ4
0を介して、前記の第2減圧部材36を前記の第2弁座
38へ開閉させるのである。
【0023】上記の第2減圧弁6の二次側流路Bは、前
記の貫通孔35と前記の第2作動室33と出口孔54と
によって構成される。上記の第2作動室33が複数の第
2逃し路55によって前記ハウジング2の外部へ連通可
能になっている。各第2逃し路55は、前記の第2ピス
トン32に嵌着した左右2つのOリング56・57の間
で前記ガイド孔31に開口されている。そして、上記の
第2作動室33の圧力が設定値を越えたときには、その
圧力が前記の第2開きバネ41の付勢力に打ち勝って上
記の第2ピストン32を右方へ移動させて、上記の第2
作動室33を上記の第2逃し路55へ連通させる。これ
により、その第2作動室33内のガスが上記の第2逃し
路55を通って外部へ排出される。
【0024】前記ハウジング2の左右方向の中央部に接
続リング60が左右2つのOリング61・62によって
保密状で回転自在に外嵌される。その接続リング60は
止め輪63によって抜け止めされている。上記の接続リ
ング60の内周溝60aには出口65と予備口66とが
連通される。上記の出口65には出口金具67を保密状
にネジ止めしてある。上記の予備口66には、ここで
は、プラグ68を保密状にネジ止めしてある。符号69
は、別の出口孔である。
【0025】上記構成の減圧装置1では、ガスボンベ
(図示せず)内のガスが次の経路で取り出される。前記の
容器弁3の主弁を開くと、前記の出口ノズル4の高圧ガ
スは、まず、第1減圧弁5のフィルター71を通り、次
いで、第1弁座18と第1減圧部材16との間の隙間を
通過するときに中圧へ減圧される。その中圧ガスは、第
1減圧室17と、ピストンロッド15のラジアル孔15
bと、そのピストンロッド15の筒孔15aと、ピスト
ン12の筒孔12aと第2減圧部材36の外周面との隙
間とを順に通り、次いで、その第2減圧部材36と第2
弁座38との間の隙間を通過するときに低圧へ減圧され
る。その低圧ガスが、前記の貫通孔35と、第2作動室
33と、前記の出口孔54と、前記の接続リング60の
前記の内周溝60aと、前記の出口金具67とを順に通
って、外部へ供給される。
【0026】上記の実施形態は次のように変更可能であ
る。前記の第1減圧弁5の前記の封止具19は、安全部
材を兼用するように例示したが、これに代えて、その封
止具19が前記ピストンロッド15の外周面を封止する
機能だけを備えるように構成してもよい。この場合、上
記の封止具19の外側で前記の外スリーブ8aに、前記
の第1減圧室17と前記の第1バネ室14とを連通させ
る第1逃し路を形成すると共に、その第1逃し路に装着
した安全部材を前記バネ受け22によってバックアップ
することが好ましい。
【0027】前記の連結ロッド39は、第2減圧部材3
6と第2ピストン32との両部材を連結するものであれ
ばよく、その連結ロッド39の両端部を上記の両部材3
6・32に嵌入することに代えて、同上の連結ロッド3
9の両端部を同上の両部材36・32に固定しても差し
支えない。
【0028】前記の接続リング60の前記の予備口66
には、前記プラグ68を接続することに代えて、バネ式
等の安全弁を接続してもよい。その安全弁の吹出し圧力
を前記の第2逃し路55への吹出し圧力よりも小さい値
に設定することにより、第2減圧弁6は安全弁の機能を
二重に備えることが可能となる。
【0029】減圧装置1は、容器弁3に直接に接続する
ことに代えて、その容器弁3にアダプター金具を介して
接続したものであってもよい。さらには、上記の減圧装
置1は、配管途中に配置したものであってもよい。その
減圧装置1に使用する圧力流体は、ガスに限定されるも
のではなく、液体であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、減圧装置の断面図
である。
【符号の説明】
2…ハウジング、5…第1減圧弁、6…第2減圧弁、1
2…第1ピストン、15…ピストンロッド、16…第1
減圧部材、18…第1弁座、19…安全部材(封止具)、
21…第1開きバネ、25…第1逃し路、31…ガイド
孔、32…第2ピストン、35…貫通孔、36…第2減
圧部材、37…第2減圧室、38…第2弁座、39…連
結ロッド、40…閉じバネ、41…第2開きバネ、55
…第2逃し路、A…第1減圧弁5の二次側流路、B…第
2減圧弁6の二次側流路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H059 AA05 BB22 BB30 BB35 CA04 CA05 CA12 CB12 CD05 CD13 CF14 DD14 DD17 EE13 FF01 FF05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング(2)内に第1減圧弁(5)と第
    2減圧弁(6)とを直列に接続して構成した減圧装置にお
    いて、 上記の第1減圧弁(5)は、第1開きバネ(21)の付勢力
    と第1ピストン(12)に作用する閉じ圧力との力の釣合
    いによって第1減圧部材(16)を第1弁座(18)へ開閉
    させるように構成し、 上記の第2減圧弁(6)は、第2開きバネ(41)の付勢力
    と第2ピストン(32)に作用する閉じ圧力との力の釣合
    いによって第2減圧部材(36)を第2弁座(38)へ開閉
    させるように構成し、 上記の第2減圧部材(36)が挿入される第2減圧室(3
    7)を、上記の第1ピストン(12)内に形成した、こと
    を特徴とする減圧装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の減圧装置において、 前記の第1ピストン(12)に内装した前記の第2減圧部
    材(36)と、前記の第2弁座(38)と、前記の第2ピス
    トン(32)とを順に直線状に配置し、 上記の第2弁座(38)内の貫通孔(35)に連結ロッド
    (39)を挿入して、その連結ロッド(39)によって上記
    の第2減圧部材(36)と上記の第2ピストン(32)とを
    連結した、ことを特徴とする減圧装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の減圧装置において、 前記の連結ロッド(39)の一方の端部を前記の第2減圧
    部材(36)に嵌入すると共に他方の端部を前記の第2ピ
    ストン(32)に嵌入して、上記の第2減圧部材(36)を
    上記の第2弁座(38)へ付勢する閉じバネ(40)を設け
    た、ことを特徴とする減圧装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかの減圧装置に
    おいて、 前記の第1減圧弁(5)の二次側流路(A)を第1逃し路
    (25)を介して前記ハウジング(2)の外部へ連通し、そ
    の第1逃し路(25)に安全部材(19)を保密状に挿入す
    ると共に、その安全部材(19)に作用する圧力を前記の
    第1開きバネ(21)の付勢力によって受け止め、 上記の二次側流路(A)の圧力が設定値を越えたときに、
    その圧力が上記の第1開きバネ(21)の付勢力に打ち勝
    って上記の安全部材(19)を開くように構成した、こと
    を特徴とする減圧装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の減圧装置において、 前記の第1ピストン(12)のピストンロッド(15)の外
    周面を封止する封止具によって前記の安全部材(19)を
    構成した、ことを特徴とする減圧装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から3のいずれかの減圧装置に
    おいて、 前記の第2減圧弁(6)の二次側流路(B)を前記ハウジン
    グ(2)の外部へ連通させる第2逃し路(55)を、前記の
    第2ピストン(32)を収容するガイド孔(31)に開口さ
    せ、 上記の二次側流路(B)の圧力が設定値を越えたときに、
    その圧力が前記の第2開きバネ(41)の付勢力に打ち勝
    って上記の第2ピストン(32)を移動させ、これによ
    り、上記の二次側流路(B)が上記の第2逃し路(55)へ
    連通されるように構成した、ことを特徴とする減圧装
    置。
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