JP2000130617A - サニタリー配管用逆止弁 - Google Patents

サニタリー配管用逆止弁

Info

Publication number
JP2000130617A
JP2000130617A JP10300706A JP30070698A JP2000130617A JP 2000130617 A JP2000130617 A JP 2000130617A JP 10300706 A JP10300706 A JP 10300706A JP 30070698 A JP30070698 A JP 30070698A JP 2000130617 A JP2000130617 A JP 2000130617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
port
valve chamber
facing
check valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10300706A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Tan
誠一 丹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANWA SANITARY KK
Original Assignee
SANWA SANITARY KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANWA SANITARY KK filed Critical SANWA SANITARY KK
Priority to JP10300706A priority Critical patent/JP2000130617A/ja
Publication of JP2000130617A publication Critical patent/JP2000130617A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Check Valves (AREA)
  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、製薬及び食品製造装置のサニタリ
ー配管中に配備されるサニタリー配管用逆止弁におい
て、流入側と流出側を、流出側が落差を有するように弁
室底部と、流出口をストレートに形成するとともに、弁
板及びその支持部を簡略化することによって、弁室底部
に残液が残らず洗浄が容易で分解、組立を簡単且つ迅速
に行うことを可能とする。 【解決手段】 上流側に接続される流入口と弁室内に向
かう弁口を有する弁本体の一方の分体と、前記弁口に臨
む弁室とこの弁室を通って下流側に向かう流出口を有す
る弁本体の他方の分体とを、両者の中心軸線がほぼ水平
で且つ下流側に落差を存して一体に結合し、前記弁口に
円板体からなる弁板を上部の枢軸を支点に自重で振子式
に開閉するよう設けるとともに、分体の弁室と流出口の
下半部内面をほぼ面一に形成してなるもので、また、弁
本体の一方の分体と、他方の分体とを、両者の接合部に
おいてへルールフランジ部同志で接合し、前記両フラン
ジ部をクランプバンドで分離可能に締結してなるもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製薬及び食品製造
装置のサニタリー配管中に配備されて逆流を阻止するよ
うに作用するチャッキバルブとしての逆止弁に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】製薬工場で使用する蒸気発生装置、特に
高純度の純粋蒸気を発生させる装置では、供給水を加熱
缶から蒸発缶へ供給し、得られた蒸気を分離器にかけて
純粋蒸気を製造するもので、このような装置の配管中に
おいて、数種の逆止弁が用いられるが、従来の逆止弁
は、図4に示すものが一般的であった。即ち、同図に示
すように、弁本体40に一端部と他端部に中心軸線が水
平一直線となるように流入口41と流出口42を設け、
中間の弁室43内に閉弁方向にばね44を附勢した弁体
45を設け、この弁体により弁口46を開閉するように
したものであった。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】従って、このような従来の逆止弁では、流
入出口の中間にある弁室43が、流入出口41.42よ
り大径に形成される必要上、前後部に段部が形成される
とともに、段部間の底部43aに大きな窪みが形成さ
れ、又小さな凹凸や隙間も形成されて、これらの窪み等
に残液等が滞留して除去され難いといった問題点を存し
ていた。又この窪みのために内部の清掃が困難で分解し
ても完全に洗浄がされ難いという欠点があった。
【0004】本発明は、流入側と流出側を、流出側が落
差を有するように弁室底部と、流出口をストレートに形
成するとともに、弁板及びその支持部を簡略化すること
を可能にして、前述の問題点を解消しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明におけるサニタリー配管用逆止弁は、蒸気発
生装置及び蒸留水製造装置の配管中に配備されて逆流を
阻止するチャッキバルブであって、上流側に接続される
流入口1と弁室内に向かう弁口2を有する弁本体10の
一方の分体10aと、前記弁口2に臨む弁室3とこの弁
室を通って下流側に向かう流出口4を有する弁本体10
の他方の分体10bとを、両者の中心軸線a.bがほぼ
水平で且つ下流側に落差hを存して一体に結合し、前記
弁口2に円板体からなる弁板7を上部の枢軸8を支点に
自重で振子式に開閉するよう設けるとともに、分体10
bの弁室3と流出口4の下半部内面をほぼ面一に形成し
てなるものである。
【0006】また、弁本体10の一方の分体10aと、
他方の分体10bとを、両者の接合部においてへルール
フランジ部5.6同志で接合し、前記両フランジ部をク
ランプバンド9で分離可能に締結してなるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1乃至
図3に基づいて説明する。
【0008】図3は1例として蒸発発生装置のフローシ
ートである。本発明に係る逆止弁は上記蒸気発生装置の
配管中の一部に使用される。同図中のCV1,CV2,
CV3が夫々本発明の対象となる逆止弁を示している。
【0009】以下この逆止弁について説明する。
【0010】図1及び図2において、10は弁本体であ
り、該弁本体10は上流側に接続される流入口1と弁室
内に向かう弁口2を一体に有する一方の分体10aと、
弁口2に臨む弁室3と、この弁室を通して下流側に向か
う流出口4を他端部に有してなる他方の分体10bとよ
りなり、両分体10a.10bを両者の接続部において
へルールフランジ部5.6同志接合し、両フランジ部
5.6をクランプバンド9で締結することにより分離可
能に構成されている。両分体10a.10bは、夫々の
中心軸線a.bは水平であるが、下流側に落差hを有す
るように構成され、弁口2は軸線aに対して下流側に向
い傾斜状に開口させている。そしてこの傾斜した弁口2
に円板体からなる弁板7を、上部の枢軸8を支点にスイ
ング式に開閉するように設けられている。
【0011】弁板7の上部の枢軸8は、左右に短軸状の
ものを一体に突設したもので、この枢軸8を、弁口2の
上部の凹所11に取外しできるように嵌止して枢支部と
なしている。弁口2には、その周縁部に弾性リング体か
らなる弁座12が設けられこの弁座12に弁板7が弾接
することにより逆止弁としての閉止機能を保ち、離間す
ると流体の流出を許容するものである。
【0012】分体10bの内部の弁室3は両分体10
a.10bの中心軸線a.bに落差hを形成したことに
より弁室3の下半部においては弁口2と、弁室3の始端
部に段を有するが、その段より流出口4に至る全長は凹
凸のない平面(面一)に形成されるものである。
【0013】流入口1より流体が流入すると、弁板7に
当たるため弁板7を枢軸8を支点に押し開け、弁口2よ
り弁室3を経て流出口4より下流側へ流出する働きをす
る。逆流方向に対しては、弁板7が弁口2の弁座12に
圧着する方向であるため、逆流を完全に阻止する。弁室
3内は底部の面が平面で、窪みや凹凸がなく、また狭小
な隙間等も全く有しない為残液が滞留したりすることが
ない。
【0014】クランプバンド9の締付ねじ13を操作摘
み2aの操作により緩めて取外し、左右分体10a.1
0bを分離させると、弁板7、枢軸8が夫々の取付部か
ら取外せる為内部を容易に分解し、洗浄することができ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
ので、弁本体内部がシンプルであって、弁室内底面部に
おいても凹凸のない平らな面が弁口より流出口まで続い
ており、従って底部に残液等が滞留しない上に、分解し
た際の洗浄が容易で迅速に分解、組立、着脱等を行うこ
とができる。特に、弁板は上部の枢軸をスイング式に揺
動し、且つ自重で傾斜状の弁口を閉止するように設けら
れているため弁ばねや、弁棒、ホルダー等の部品が省略
されて弁構造が頗るシンプルとなって故障の心配が少な
く、安価に実施可能という実用上の効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサニタリー配管用逆止弁の一実施例を
示す縦断側面図である。
【図2】図1におけるAーA線の断面図である。
【図3】蒸気発生装置のフローシート図である。
【図4】従来の逆止弁の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 流入口 2 弁口 3 弁室 4 流出口 5.6 へルールフランジ部 7 弁板 8 枢軸 9 クランプバンド 10 弁本体 10a.10b 分体 h 落差 a.b 中心軸線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製薬及び食品製造装置のサニタリー配管
    中に配備されて逆流を阻止するチャッキバルブであっ
    て、上流側に接続される流入口(1)と弁室内に向かう弁
    口(2)を有する弁本体(10)の一方の分体(10a)と、
    前記弁口(2)に臨む弁室(3)とこの弁室を通って下流側
    に向かう流出口(4)を有する弁本体(10)の他方の分体
    (10b)とを、両者の中心軸線(a.b)がほぼ水平で且
    つ下流側に落差(h)を存して一体に結合し、前記弁口
    (2)に円板体からなる弁板(7)を上部の枢軸(8)を支点
    に自重で振子式に開閉するよう設けるとともに、分体
    (10b)の弁室(3)と流出口(4)の下半部内面をほぼ面
    一に形成してなることを特徴とするサニタリー配管用逆
    止弁。
  2. 【請求項2】 弁本体(10)の一方の分体(10a)と、
    他方の分体(10b)とを、両者の接合部においてへルー
    ルフランジ部(5.6)同志で接合し、前記両フランジ部
    をクランプバンド(9)で分離可能に締結してなる請求項
    1記載のサニタリー配管用逆止弁。
JP10300706A 1998-10-22 1998-10-22 サニタリー配管用逆止弁 Pending JP2000130617A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10300706A JP2000130617A (ja) 1998-10-22 1998-10-22 サニタリー配管用逆止弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10300706A JP2000130617A (ja) 1998-10-22 1998-10-22 サニタリー配管用逆止弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000130617A true JP2000130617A (ja) 2000-05-12

Family

ID=17888118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10300706A Pending JP2000130617A (ja) 1998-10-22 1998-10-22 サニタリー配管用逆止弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000130617A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006300118A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Wako Filter Technology Kk スイング式逆止弁
CN103322246A (zh) * 2012-03-23 2013-09-25 成都酷玩网络科技有限公司 防止变压器油倒流的新型逆止阀
CN103511682A (zh) * 2013-09-23 2014-01-15 保定保菱变压器有限公司 一种变压器油路防止反向流动的方法及专用逆止阀
CN112056573A (zh) * 2020-09-04 2020-12-11 廖志强 一种柚子啤酒和果脯加工用柚子去皮装置
WO2022146538A1 (en) * 2020-12-28 2022-07-07 Halliburton Energy Services, Inc. Subsurface safety valve with uniform loading

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006300118A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Wako Filter Technology Kk スイング式逆止弁
CN103322246A (zh) * 2012-03-23 2013-09-25 成都酷玩网络科技有限公司 防止变压器油倒流的新型逆止阀
CN103511682A (zh) * 2013-09-23 2014-01-15 保定保菱变压器有限公司 一种变压器油路防止反向流动的方法及专用逆止阀
CN112056573A (zh) * 2020-09-04 2020-12-11 廖志强 一种柚子啤酒和果脯加工用柚子去皮装置
CN112056573B (zh) * 2020-09-04 2022-05-20 廖志强 一种柚子啤酒和果脯加工用柚子去皮装置
WO2022146538A1 (en) * 2020-12-28 2022-07-07 Halliburton Energy Services, Inc. Subsurface safety valve with uniform loading
GB2611935A (en) * 2020-12-28 2023-04-19 Halliburton Energy Services Inc Subsurface safety valve with uniform loading
US11661820B2 (en) 2020-12-28 2023-05-30 Halliburton Energy Services, Inc. Subsurface safety valve with uniform loading

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2003255515B2 (en) Diaphragm valve and open/close element for said valve
JP2000130617A (ja) サニタリー配管用逆止弁
KR20180099333A (ko) 하이브리드 밸브
JPH0457914B2 (ja)
TWI733394B (zh) 線上型過濾器
JP7212527B2 (ja) スチームトラップ
JP4912675B2 (ja) ドレントラップ
JP2011124424A (ja) バルブおよびこれを用いた半導体製造装置
JPH11159641A (ja) 逆止機能付定流量弁
US1081563A (en) Combined self-cleaning filter and faucet.
JP4392101B2 (ja) サニタリー用ブリーザーバルブ
JP4579566B2 (ja) 配管設備の量水器ユニット
US2695156A (en) Valve for controlling the flow of milk and the like
JP3430112B2 (ja) フラッパー式サイトグラス
KR20100061008A (ko) 체크밸브
JP7370095B1 (ja) インライン型ストレーナ
US20230213221A1 (en) Eductor with integrated orifice check valve and scale control tray
JP2001059246A (ja) 吐水ヘッド
JP2007187252A (ja) ドレントラップ
JP5363040B2 (ja) 壁内蔵型給水栓及びその取付構造
JP2008202621A (ja) フリーフロート式ドレントラップ
JP2022011321A (ja) スチームトラップ
CN101442922A (zh) 具有电热水器的洗发椅系统
RU2005113319A (ru) Затвор обратный поворотный
JP3622125B2 (ja) 水栓金具の導入管の接続構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040824