JP2000130382A - 陸上自吸式渦巻きポンプ - Google Patents

陸上自吸式渦巻きポンプ

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JP2000130382A
JP2000130382A JP10299843A JP29984398A JP2000130382A JP 2000130382 A JP2000130382 A JP 2000130382A JP 10299843 A JP10299843 A JP 10299843A JP 29984398 A JP29984398 A JP 29984398A JP 2000130382 A JP2000130382 A JP 2000130382A
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JP
Japan
Prior art keywords
motor
pump casing
electric motor
impeller
forming member
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Pending
Application number
JP10299843A
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English (en)
Inventor
Akira Nishikawa
明 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WAIDAA KK
Original Assignee
WAIDAA KK
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 DCモータを使用して小型でコスト的に安価
であると共に、寿命の短い構成部材の取り換えが可能と
なり、経済的で資源の無駄がない陸上自吸式渦巻きポン
プを提供する。 【解決手段】 カバー2内収納形で、DCモータを使用
した電動機5の回転軸6にインペラ7を取り付け、当電
動機を収納するポンプケーシング10内の吸入口8と吐
出口9の途中に位置し、渦巻き室内に納まるインペラの
回転で、流体を吸入口から吐出口に圧送する渦巻き室形
成部材11等によって陸上自吸式渦巻きポンプ1を構成
するに当り、ポンプケーシング10の外部から電動機の
取り付け、取り外しのできる着脱自在構造とし、かつ、
渦巻き室形成部材11をカバー2に取り付けて、電動機
と一体にポンプケーシングから取り外せるようにし、電
動機、インペラ及び渦巻き室形成部材の取り換えが一度
に行える構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、陸上自吸式渦巻
きポンプ、更に詳しくは、ポンプ構成部材の内、寿命の
短い電動機や耐久性に劣る部材を簡単に新しい電動機や
部材と交換し、新品時に近い性能に復元することができ
る渦巻きポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】家庭において、浴槽の残り湯を洗濯機に
揚水し、洗濯水として使用するためのポンプとして知ら
れている水中ポンプは、吐出口を設けたポンプケーシン
グ内に電動機を収納し、この電動機の回転軸にインペラ
を取り付け、ポンプケーシングの開口端に取り付けたサ
クションケースに吸入口を設け、サクションケース内で
吸入口の内側にインペラが納まる渦巻き室形成部材を設
けて形成され、水中に浸漬した状態で電動機の起動によ
るインペラの回転により、揚水するようになっている。
【0003】このような水中ポンプは、電動機にDCモ
ータを使用しているが、DCモータは200時間程度の
寿命しかないのに対し、ポンプケーシング等の構成部材
は合成樹脂製で耐久性に優れ、電動機の寿命によって水
中ポンプ全体を廃棄していたのでは極めて不経済で資源
の無駄である。
【0004】上記のような水中ポンプは、構造が簡単で
コスト的に安価であるものの、構成部材の取り換えが不
可能で寿命が短く、不経済であると共に、水中での揚水
にしか使用できないものである。ところで、近年生活状
況の変化等により、家庭での散水や洗車、キャンプ地で
の水の供給等のために、陸上での自吸式ポンプの必要性
が高まってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現状で
は、前記した水中ポンプのように、DCモータを使用し
た小型でコスト的に安価な陸上自吸式ポンプはなく、そ
の提案が待たれているのが現状である。
【0006】そこで、この発明の課題は、DCモータを
使用して小型でコスト的に安価であると共に、寿命の短
い構成部材の取り換えが可能となり、経済的で資源の無
駄がない陸上自吸式渦巻きポンプを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、カバー内収納形の電動機
と、この電動機の回転軸に取り付けたインペラと、吸入
口とこれと連通する吐出口を有し、前記電動機を収納す
るポンプケーシングと、ポンプケーシング内の吸入口と
吐出口の連通通路の途中に位置し、渦巻き室内に納まる
インペラの回転で流体を吸入口から吐出口に圧送する渦
巻き室形成部材とからなり、前記ポンプケーシングに対
する電動機の取り付けを、該ポンプケーシングの外部か
ら電動機を取り換えできる着脱自在の構造に形成し、上
記渦巻き室形成部材を電動機のカバーに取り付けて、電
動機と一体にポンプケーシングから取り外せるようにし
た構成を採用したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例とともに説明する。
【0009】図示のように、陸上自吸式渦巻きポンプ1
は、DCモータを使用してこれをカバー2内に防水状に
収納し、上部キャップ3から電線コード4を引き出した
電動機5と、この電動機5の回転軸6に取り付けたイン
ペラ7と、上部の一方に位置する吸入口8とこれと連通
する状態で上部の他方に位置する吐出口9を有し、前記
電動機5を収納する合成樹脂製のポンプケーシング10
と、ポンプケーシング10内の吸入口8と吐出口9の連
通通路の途中に位置し、渦巻き室内に納まるインペラ7
の回転で流体を吸入口8から吐出口9に揚水する渦巻き
室形成部材11とで構成されている。
【0010】前記ポンプケーシング10は、カバー2内
に収納した電動機5の収納室12の上壁にねじ孔13を
設け、吐出口9をこの収納室12の上部に連通状態で設
け、吸入口8は収納室12の上部から下向きに該収納室
12と遮断した吸入路13の上端に位置し、このポンプ
ケーシング10の下部にサクションケース14とサクシ
ョンカバー15が設けられている。
【0011】該サクションケース14とサクションカバ
ー15はポンプケーシング10と同様合成樹脂を用い、
サクションケース14は収納室12の下端を閉鎖すると
共に、吸入路13の下端と連通する吸入室16を有し、
収納室12の下端を閉鎖する部分には、ねじ孔13と同
軸心状となる配置の通孔17と、その上面側に渦巻き室
形成部材11の収納凹部18が設けられ、サクションカ
バー15は、吸入室16の下面を閉鎖している。これ
ら、サクションケース14とサクションカバー15の取
り付けは、溶着や接着による固定、ねじによる取り付け
を採用すればよく、また、水密を必要とする部分にはパ
ッキンを組み込んでおく。
【0012】上記ポンプケーシング10に対して電動機
5を着脱自在に取り付けるため、カバー2の上部外周に
ねじ孔13へ螺合する雄ねじ19を形成した例を示した
が、ねじ孔13を単なる円形孔にし、カバー2の上部外
周をこの孔に圧入する構造を採用してもよい。
【0013】前記渦巻き室形成部材11は、サクション
ケース14の収納凹部18に納まる円形基板20の上面
に一部切り離しの筒状となり、その内部が渦巻き室21
となる渦巻き壁22を設け、円形基板20の中央にサク
ションケース14の通孔17と連通する吸引孔23が設
けられている。
【0014】この、渦巻き室形成部材11とインペラ7
は合成樹脂を用い、渦巻き室形成部材11は渦巻き壁2
2の周囲上端に電動機5のカバー2の下端に設けた小径
部24へ外嵌する嵌合壁25が突設され、該渦巻き室形
成部材11は、電動機5のカバー2に対して固定化され
ており、ポンプケーシング10に電動機5を取り付ける
と、渦巻き室形成部材11の円形基板20がサクション
ケース14の収納凹部18に納まる条件になっている。
【0015】なお、図示省略したが、ポンプケーシング
10は、地面に安定よく設置できるような底部形状とし
たり、把手やつり下げ部を設けた構造にすることができ
る。
【0016】この発明の陸上自吸式渦巻きポンプ1は、
上記のような構成であり、吸入口8に接続したホースや
配管の先端を水源に浸漬させ、吐出口9にホースや配管
を接続し、別途用意されて電源に接続した変圧器に電線
コード4を接続し、かつ、ポンプケーシング10の収納
室12内に予めインペラ7が浸漬するように注水した状
態で、変圧器の電源スイッチをオンして電動機5に通電
すると、インペラ7が渦巻き壁22の渦巻き室21内で
回転し、このインペラ7の回転と渦巻き壁22とでポン
プ作用が生じ、吸引孔23と通孔17の部分から吸入室
16内の水を収納室12内に揚水し、これにより、吸入
口8から吸引した水を吐出口9に圧送することになる。
【0017】上記陸上自吸式渦巻きポンプ1において、
電動機5が耐久寿命に達してその取り換えを行うには、
ポンプケーシング10の収納室12から電動機5を抜き
取り、新たな電動機5を収納室12に挿入して取り付け
ればよく、電動機5を抜き取るとインペラ7及び渦巻き
室形成部材11も一体に取り出すことができ、新たな電
動機5には新品のインペラ7及び渦巻き室形成部材11
が取り付けてあるので、電動機5とインペラ7及び渦巻
き室形成部材11の取り換えが一度に行えることにな
り、この交換がホースや配管を移動させたり取り外すこ
となく実施できる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、電動
機の回転軸にインペラを取り付け、吸入口とこれと連通
する吐出口を有し、前記電動機を収納するポンプケーシ
ング内の吸入口と吐出口の連通通路の途中に、渦巻き室
内に納まるインペラの回転で流体を吸入口から吐出口に
圧送する渦巻き室形成部材を設け、前記ポンプケーシン
グに対する電動機の取り付けを、該ポンプケーシングの
外部から電動機を取り換えできる着脱自在の構造に形成
し、上記渦巻き室形成部材を電動機のカバーに取り付け
て、電動機と一体にポンプケーシングから取り外せるよ
うにしたので、DCモータを使用して小型でコスト的に
安価である陸上自吸式渦巻きポンプを提供できる。
【0019】また、寿命の短い電動機の取り換えが可能
となり、電動機とインペラ及び渦巻き室形成部材の取り
換えが一度に行えることになり、取り換え作業が簡単で
能率的に行えると共に、耐久性のあるポンプケーシング
は再使用できるので、経済的で資源の無駄をなくすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】陸上自吸式渦巻きポンプの縦断面図
【図2】陸上自吸式渦巻きポンプのインペラと渦巻き室
形成部材の斜視図
【符号の説明】
1 陸上自吸式渦巻きポンプ 2 カバー 5 電動機 7 インペラ 8 吸入口 9 吐出口 10 ポンプケーシング 11 渦巻き室形成部材 12 収納室 21 渦巻き室 22 渦巻き壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバー内収納形の電動機と、この電動機
    の回転軸に取り付けたインペラと、吸入口とこれと連通
    する吐出口を有し、前記電動機を収納するポンプケーシ
    ングと、ポンプケーシング内の吸入口と吐出口の連通通
    路の途中に位置し、渦巻き室内に納まるインペラの回転
    で流体を吸入口から吐出口に圧送する渦巻き室形成部材
    とからなり、前記ポンプケーシングに対する電動機の取
    り付けを、該ポンプケーシングの外部から電動機を取り
    換えできる着脱自在の構造に形成し、上記渦巻き室形成
    部材を電動機のカバーに取り付けて、電動機と一体にポ
    ンプケーシングから取り外せるようにした陸上自吸式渦
    巻きポンプ。
JP10299843A 1998-10-21 1998-10-21 陸上自吸式渦巻きポンプ Pending JP2000130382A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105658864A (zh) * 2013-10-23 2016-06-08 Bsh家用电器有限公司 具有泵壳体的家用器具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105658864A (zh) * 2013-10-23 2016-06-08 Bsh家用电器有限公司 具有泵壳体的家用器具

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