JP2000130158A - 触媒コンバータ - Google Patents

触媒コンバータ

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JP2000130158A
JP2000130158A JP10302760A JP30276098A JP2000130158A JP 2000130158 A JP2000130158 A JP 2000130158A JP 10302760 A JP10302760 A JP 10302760A JP 30276098 A JP30276098 A JP 30276098A JP 2000130158 A JP2000130158 A JP 2000130158A
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catalyst
catalytic converter
welding
heat insulator
welded
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実 岩田
Hitoshi Hashioka
仁 橋岡
Hisashi Miwa
壽 三輪
Yoshihiro Yamada
芳裕 山田
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Toyota Motor Corp
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Aisin Takaoka Co Ltd
Toyota Motor Corp
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の走行中、触媒コンバータの溶接部分に
形成された溶接の各始終端位置に走行風を当て、その始
終端を冷却することができる触媒コンバータ及びヒート
インシュレータを提供する。 【解決手段】 触媒コンバータ2は、触媒上流コーン
8,触媒外筒9、触媒下流コーン11及び出口フランジ
4を備えている。これらは、各開口部のその周囲全体を
溶接することによって結合されている。各溶接部分1
5,20,24,28における溶接の始終端位置16,
21,25,29は、通風面17内の外には形成されな
い。この通風面17には、車両の走行中、走行風が当た
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、触媒コンバータ及
びヒートインシュレータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、車両の前側に搭載されたエンジ
ンルーム51内の概略を示す。従来、触媒コンバータ5
2はエキゾーストマニホールド53とエキゾーストパイ
プ63との間に連結固定されるとともに、横置きエンジ
ンの場合、エンジン55の前側、即ちエンジン55とラ
ジエータグリル56との間に配置されている場合があ
る。
【0003】エキゾーストマニホールド53は、排気管
57を備えており、その排気管57の先端はエンジン5
5に固定されている。エキゾーストマニホールド53の
下部に触媒上流コーン58が設けられている。エキゾー
ストマニホールド53の下端と触媒上流コーン58の上
端は、その周囲を溶接することによって結合されてい
る。触媒上流コーン58の下部には、触媒外筒59が設
けられている。触媒上流コーン58の下端と触媒外筒5
9の上端は、その周囲を溶接することによって結合され
ている。又、触媒外筒59内には触媒担体(図示略)が
収納されている。
【0004】更に、触媒外筒59の下部には触媒下流コ
ーン60が設けられている。触媒外筒59の下端と触媒
下流コーン60の上端は、その周囲を溶接することによ
って結合されている。更に、触媒下流コーン60の下部
には出口フランジ54が設けられている。触媒下流コー
ン60の下端と出口フランジ54の上端は、その周囲を
溶接することによって結合されている。
【0005】出口フランジ54は、ボルトによってエキ
ゾーストパイプ63に連結されている。そして、触媒コ
ンバータ52の前面62に、即ちラジエータグリル56
側の面に、車両の走行中、矢印で示す方向から走行風が
当たり、この走行風によって触媒コンバータ52は冷却
されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、触媒コンバ
ータ52、特にその断面形状が楕円であるオーバル型及
びその断面形状が長円であるレーストラック型の触媒コ
ンバータ52においては、走行中、触媒コンバータ52
の後面(エンジン55側の面)は、走行風63が当たり
難いため、走行風による冷却が行われ難い。このため、
車両の走行中、触媒コンバータ52の後面の各部は温度
が上昇する。
【0007】そして、前記各部材の各溶接部分におい
て、その溶接を開始する始端及び溶接を終了する終端の
位置(以下、始終端位置という)は、冷却が行われ難い
触媒コンバータ52の後面に形成されている場合があ
る。この始終端位置は、それぞれ溶接が安定していない
ことから、他の溶接部分に比べて強度が相対的に落ちる
部分であることが知られている。
【0008】従って、他の溶接部分に比べて高温度で亀
裂の生じやすい始終端位置は、冷却が行われ難い触媒コ
ンバータ52の後面に形成されている場合には耐久性に
ついて他の溶接部分に比べて不利であった。
【0009】又、図6に示すように、触媒コンバータ5
2の前面に、ヒートインシュレータ64が設けられるこ
とがある。このように構成された場合、車両の走行中、
触媒コンバータ52の前面62に走行風が当たらない。
このため、触媒コンバータ52の各部の温度が上昇し、
更に溶接部分の始終端61に亀裂を生じるおそれがあ
る。
【0010】本発明の目的は、車両の走行中、触媒コン
バータの溶接部分に形成された溶接の各始終端位置に走
行風を当て、その始終端を冷却することができる触媒コ
ンバータを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、複数のケース片を溶接
して形成した触媒ケース内に触媒担体を収容し、車両に
搭載したエンジンに固定された上流部材と下流部材との
間に連結固定した触媒コンバータにおいて、前記触媒ケ
ースは、そのケース片の溶接部分の始終端位置が走行風
の直接当たらない位置に形成されないようにしたことを
要旨とする。
【0012】請求項2に記載の発明は、走行風が当たる
側にはヒートインシュレータが配設された請求項1に記
載に記載の触媒コンバータにおいて、前記ヒートインシ
ュレータには、前記溶接部分の始終端位置と相対向する
位置に通風孔を形成したことを要旨とする。
【0013】請求項1に記載の発明によれば、触媒コン
バータの各溶接部分に形成された始終端位置は、走行風
が当たらない位置には形成されないため、車両の走行
中、走行風が当たる。
【0014】従って、各溶接部分に形成された始終端位
置は走行風によって冷却されるため、その始終端に亀裂
が生じるおそれを低減することができる。請求項2に記
載の発明によれば、車両の走行中、ヒートインシュレー
タに当たる走行風をこの通風孔を介して各溶接部分の始
終端位置に当てることができる。その結果、各溶接部分
の始終端は走行風によって冷却されるため、亀裂が生じ
るおそれを低減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
を具体化した触媒コンバータの一実施形態を図1〜図4
従って説明する。
【0016】図1は、車両の前側に設けられたエンジン
ルーム1内の概略を示す。触媒コンバータ2は、上流部
材としてのエキゾーストマニホールド3と下流部材とし
てのエキゾーストパイプ31との間に設けらるととも
に、横置きエンジンの場合で、エンジン5の前側、即ち
エンジン5とラジエータグリル6との間に配置されてい
る。
【0017】図2に示すように、このエキゾーストマニ
ホールド3は、4本の排気管7から構成され、それらの
一端はエンジン5に固定され、他端は4本の排気管7が
2本ずつ合流して2本の排気管7となっている。このエ
キゾーストマニホールド3の合流した2本の排気管7に
は、触媒コンバータ2が連結固定されている。
【0018】触媒コンバータ2は、図2に示すようにケ
ース片としての触媒上流コーン8,ケース片としての触
媒外筒9、触媒担体10,ケース片としての触媒下流コ
ーン11及びケース片としての出口フランジ4とから構
成されている。
【0019】触媒上流コーン8は中空体である。触媒上
流コーン8は錐体状に形成され、その上部及び下部には
それぞれ第1の開口部12及び第2の開口部13が形成
されている。
【0020】第1の開口部12には、前記合流した2本
の排気管7の開口部14が嵌着されている。そして、排
気管7の開口部14を第1の開口部12内に嵌着した状
態で第1の開口部12と排気管7の開口部14との間を
溶接機で溶接する。溶接は、嵌着状態で周囲を一周させ
て全体を溶接する。この溶接によって、触媒上流コーン
8とエキゾーストマニホールド3は結合される。この溶
接による溶接部分15における始終端位置16は、ラジ
エータグリル6側、即ち図1に矢印で示す走行風が当た
る触媒コンバータ2の通風面17内に形成されている。
【0021】触媒上流コーン8の下部には、触媒外筒9
が固定されている。この触媒外筒9は、筒状に形成さ
れ、その上部及び下部には開口部19a,19bが形成
されている。
【0022】その上部の開口部19aは、前記触媒上流
コーン8の第2の開口部13内に嵌着されている。そし
て、上部の開口部19aを第2の開口部13内に嵌着し
た状態で上部の開口部19aと第2の開口部13との間
を溶接機で溶接する。
【0023】溶接は、嵌着状態で周囲を一周させて全体
を溶接する。この溶接によって、触媒上流コーン8と触
媒外筒9は結合される。この溶接による溶接部分20に
おける始終端位置21は、ラジエータグリル6側、即ち
図1に矢印で示す走行風が当たる触媒コンバータ2の通
風面17内に形成されている。
【0024】又、触媒外筒9の内部には触媒担体10が
収納されている。触媒外筒9の下部には、触媒下流コー
ン11が固定されている。触媒下流コーン11は中空体
である。触媒下流コーン11は逆錐体状に形成され、そ
の上部及び下部にはそれぞれ第3の開口部22及び第4
の開口部23が形成されている。
【0025】触媒下流コーン11の第3の開口部22に
は、前記触媒外筒9の下部に形成した開口部19bが嵌
着されている。そして、開口部19bを第3の開口部2
2内に嵌着した状態で第3の開口部22と開口部19b
との間を溶接機で溶接する。溶接は、嵌着状態で周囲を
一周させて全体を溶接する。この溶接によって、触媒外
筒9と触媒下流コーン11は結合される。
【0026】この溶接による溶接部分24における始終
端位置25は、ラジエータグリル6側、即ち図1に矢印
で示す走行風が当たる触媒コンバータ2の通風面17内
に形成されている。
【0027】出口フランジ4の上面26は、平面に形成
され、その中央に開口部27が凸設形成されている。こ
の開口部27には、前記第4の開口部23が嵌着されて
いる。そして、開口部27を第4の開口部23内に嵌着
した状態で第4の開口部23と開口部27との間を溶接
機で溶接する。溶接は、嵌着状態で周囲を一周させて全
体を溶接する。この溶接によって、触媒下流コーン11
と出口フランジ4は結合される。この溶接による溶接部
分28における始終端位置29は、ラジエータグリル6
側、即ち図1に矢印で示す走行風が当たる触媒コンバー
タ2の通風面17内に形成されている。
【0028】そして、出口フランジ4は2本のボルト3
0によってエキゾーストパイプ31と螺着している。上
記実施形態の触媒コンバータ2によれば、以下のような
特徴を得ることができる。
【0029】(1)上記実施形態において、触媒コンバ
ータ2の各溶接部分15,20,24,28に形成され
た始終端位置16,21,25,29は、すべて通風面
17内に形成されているため、車両の走行中、走行風が
当たる。
【0030】従って、各溶接部分15,20,24,2
8に形成された始終端位置16,21,25,29は走
行風によって冷却されるため、その始終端に亀裂が生じ
るおそれを低減することができる。
【0031】尚、第1の実施形態は以下のように変更し
てもよい。 ○上記実施形態の溶接において、始終端位置としての溶
接を開始する始端位置と同じく始終端位置としての溶接
を終了する終端位置とが一致したものであったが、溶接
を開始する始端の位置と溶接を終了する終端の位置とが
相違する場合に応用してもよい。
【0032】○ケース片は、触媒上流コーン8,触媒外
筒9,触媒下流コーン11及び出口フランジ4の4個の
構成部材から形成されたが、これを任意の個数の構成部
材から構成してもよい。
【0033】○触媒コンバータ2は、その上流にてエキ
ゾーストマニホールド3と結合しているが、エキゾース
トマニホールド3以外の他の部材と溶接することによっ
て結合されてもよい。
【0034】○触媒コンバータ2は、その下流にてエキ
ゾーストパイプ31と結合しているが、エキゾーストパ
イプ31以外の他の部材と溶接することによって結合さ
れてもよい。
【0035】○上記各実施形態においては、横置きエン
ジン5にて実施したが、縦置きエンジンにて実施しても
よい。 ○触媒コンバータ2は、ラジエータグリル6側に通風面
17を備えていたが、通風面17はラジエータグリル6
側に限らず、触媒コンバータ2上のどの位置にあっても
よい。
【0036】このようにした場合にも、上記実施形態に
記載の特徴と同様な特徴を得ることができる。 (第2の実施形態)以下、本発明をヒートインシュレー
タ32を備えた触媒コンバータ2に具体化した第2の実
施形態を図3及び図4に従って説明する。
【0037】尚、本実施形態は、第1の実施形態の触媒
コンバータ2にヒートインシュレータ32を追加したの
みの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な
説明は省略する。
【0038】図3に示すように、触媒コンバータ2の前
面にはヒートインシュレータ32が覆設されている。こ
のヒートインシュレータ32は、筒状に形成され、例え
ばその一部が縦方向に切欠かれている。このヒートイン
シュレータ32には、支持部材(図示略)が固設され、
この支持部材の端部は、例えばエンジン5に固着されて
いる。そして、ヒートインシュレータ32は触媒コンバ
ータ2の前面に保持される。又、このヒートインシュレ
ータ32には通風孔33が形成されている。
【0039】この通風孔33は、4個形成され、ヒート
インシュレータ32を貫通するとともに、その位置はヒ
ートインシュレータ32上にて、上記実施形態に記載し
た触媒コンバータ2の各溶接部分15,20,24,2
8に形成された溶接の各始終端位置16,21,25,
29を通り、走行風に平行な直線上にある。又、この通
風孔33はの大きさは、触媒コンバータ2の溶接部分1
5,20,24,28に形成された始終端の大きさにほ
ぼ同等に形成される。通風孔33は、ヒートインシュレ
ータ32上に打ち抜き形成される。
【0040】従って、本実施形態によれば、前記第1の
実施形態における(1)の特徴に加えて、以下のような
特徴を得ることができる。 (1)上記実施形態において、ヒートインシュレータ3
2には、通風孔33が形成されている。
【0041】従って、車両の走行中、ヒートインシュレ
ータ32に当たる走行風は、この通風孔33を介して前
記各溶接部分15,20,24,28の始終端位置1
6,21,25,29に当てることができる。その結
果、各溶接部分15,20,24,28に形成された始
終端位置16,21,25,29は走行風によって冷却
されるため、その始終端に亀裂が生じるおそれを低減す
ることができる。
【0042】(2)上記実施形態において、通風孔33
の位置はヒートインシュレータ32上にて、上記実施形
態に記載した触媒コンバータ2の各溶接部分15,2
0,24,28に形成された溶接の各始終端位置16,
21,25,29を通り、走行風に平行な直線上にあ
る。
【0043】従って、通風孔33を通った走行風はその
まま直進して、各始終端を効率よく冷却することができ
る。 (3)上記実施形態において、ヒートインシュレータ3
2は、筒状に形成されるとともに、その一部は縦方向に
切り欠いて解放されている。
【0044】従って、走行風は通風孔33を通ってヒー
トインシュレータ32の解放されている側へ抜けること
ができるため、通風孔33が通り易くなる。その結果、
各溶接部分15,20,24,28に形成された始終端
位置16,21,25,29に走行風がよく当たるた
め、その始終端を効率よく冷却することができる。
【0045】(4)上記実施形態において、通風孔33
は、ヒートインシュレータ32上に打ち抜きよって形成
されるため、このヒートインシュレータ32を安価に製
造することができる。
【0046】(5)上記実施形態において、通風孔33
の大きさは、ヒートインシュレータ32の全面に対して
小さいので、ヒートインシュレータ32に亀裂を生じさ
せる起点にはなり難い。
【0047】尚、第2の実施形態は以下のように変更し
てもよい。 ○通風孔33の位置は、ヒートインシュレータ32上に
て、触媒コンバータ2の各溶接部分15,20,24,
28に形成された溶接の各始終端位置16,21,2
5,29を通り、走行風に平行な直線上に形成された
が、走行風が通風孔33を通ってその始終端位置16,
21,25,29に当たることができれば、ヒートイン
シュレータ32上のどの位置に設けてもよい。
【0048】○ヒートインシュレータ32上には4個の
通風孔33が形成されたが、4個に限らず任意の数量だ
け設けてよい。 ○上記各実施形態においては、横置きエンジン5にて実
施したが、縦置きエンジンにて実施してもよい。
【0049】○上記各実施形態においては、触媒コンバ
ータ2は、エンジンルーム1内に設けられたが、エンジ
ンルーム1の下などのエンジンルーム1の外に設けても
よい。
【0050】次に、前記実施形態及び別例から把握でき
る請求項に記載した発明以外の技術的思想について、そ
れらの効果と共に以下に記載する。 (1)請求項2に記載の触媒コンバータにおいて、前記
ヒートインシュレータは、筒状に形成されるとともに、
例えばその一部が長軸方向に切り欠かかれて解放されて
いることを特徴とする触媒コンバータ。
【0051】従って、この場合、各溶接部分の始終端位
置を効率よく冷却するという効果が得られる。 (2)請求項2に記載の触媒コンバータにおいて、前記
通風孔は、ヒートインシュレータ上に打ち抜きよって形
成されたことを特徴とする触媒コンバータ。
【0052】従って、この場合、ヒートインシュレータ
を安価に製造することができる。 (3)上記(2)に記載の触媒コンバータにおいて、前
記ヒートインシュレータに形成された通風孔の大きさ
は、触媒コンバータに形成された溶接の始終端の形状と
ほぼ同等であることを特徴とする触媒コンバータ。
【0053】従って、この場合、通風孔はヒートインシ
ュレータに亀裂を生させる起点となり難い。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、各溶接部分の始終端に亀裂が生じるおそ
れを低減することができる。
【0055】請求項2に記載の発明によれば、各溶接部
分の始終端は走行風によって冷却されるため、その始終
端に亀裂が生じるおそれを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態における車両に搭載した触媒
コンバータの概略図。
【図2】 第1の実施形態における触媒コンバータの概
略図。
【図3】 第2の実施形態におけるヒートインシュレー
タを備えた触媒コンバータの概略図。
【図4】 第2の実施形態におけるヒートインシュレー
タの概略図。
【図5】 車両に搭載した従来の触媒コンバータの概略
図。
【図6】 車両に搭載した従来のヒートインシュレータ
の概略図。
【符号の説明】
2…触媒コンバータ、3…上流部材としてのエキゾース
トマニホールド、4…ケース片としての出口フランジ、
5…エンジン、8…ケース片としての触媒上流コーン、
9…ケース片としての触媒外筒、11…ケース片として
の触媒下流コーン、15,20,24,28…溶接部
分、16,21,25,29…始終端位置、31…下流
部材としてのエキゾーストパイプ、32…ヒートインシ
ュレータ、33…通風孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋岡 仁 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 (72)発明者 三輪 壽 愛知県豊田市高丘新町天王1番地 アイシ ン高丘 株式会社内 (72)発明者 山田 芳裕 愛知県豊田市高丘新町天王1番地 アイシ ン高丘 株式会社内 Fターム(参考) 3D038 AA09 AB01 AC01 AC10 AC16 3G004 AA01 BA05 BA06 DA04 DA12 DA21 EA05 EA06 FA04 GA02 GA06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のケース片を溶接して形成した触媒
    ケース内に触媒担体を収容し、車両に搭載したエンジン
    に固定された上流部材と下流部材との間に連結固定した
    触媒コンバータにおいて、 前記触媒ケースは、そのケース片の溶接部分の始終端位
    置が走行風の直接当たらない位置に形成されないように
    したことを特徴とする触媒コンバータ。
  2. 【請求項2】 走行風が当たる側にはヒートインシュレ
    ータが配設された請求項1に記載に記載の触媒コンバー
    タにおいて、 前記ヒートインシュレータには、前記溶接部分の始終端
    位置と相対向する位置に通風孔を形成したことを特徴と
    する触媒コンバータ。
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