JP2000130081A - 先導管の掘進方向修正機構 - Google Patents

先導管の掘進方向修正機構

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JP2000130081A JP30279098A JP30279098A JP2000130081A JP 2000130081 A JP2000130081 A JP 2000130081A JP 30279098 A JP30279098 A JP 30279098A JP 30279098 A JP30279098 A JP 30279098A JP 2000130081 A JP2000130081 A JP 2000130081A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で小口径の推進装置への適用も可
能な推進装置における掘進方向の修正機構の提供。 【解決手段】 推進装置からの推力によって推進される
先導管1の先端に回転駆動可能に装着されるカッタヘッ
ド4を、先細り状であって先端部が先導管1の断面中心
を含み且つ基端側にかけて扇状に周面を展開したテーパ
ブロック4bと、このテーパブロック4bの周面に配置
した掘削用のビット6a,6bとから構成する。また、
カッタヘッド4を回転駆動する駆動モータ2の出力軸2
aの周りに回転角度検出用のディスク8a,8b,8c
を備え、その外周を観測面として近接センサ7によって
カッタヘッド4の回動角度を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば下水道管
渠や地中電線管等の推進工法に用いられる推進装置に係
り、特に小口径の推進先導管の掘進方向を設定方向に維
持するための掘進方向修正機構に関する。
【0002】
【従来の技術】管渠等の施工に多用されている推進工法
は、予め構築した立坑の中に推進用のジャッキ装置を配
置しておき、立坑に開けた発進坑口から先導管をこのジ
ャッキ装置によって掘削方向に推力を与えながら移動さ
せて掘削していくもので、先導管に推進管を1本ずつ接
続することによって管渠が構築される。
【0003】このような推進工法では、推進機の先導管
の進行方向が発進坑口から設計通りの位置と方向に維持
されるように厳しく管理する必要がある。すなわち、先
導管がジャッキ装置によるスラストと先端のカッターの
回転によって地山を掘削していくとき、地山の条件や推
進機械の特性によって先導管の進行方向が曲げられてし
まうことがある。このため、先導管の指向方向を掘削完
了までの期間継続して監視する必要があり、進行方向か
らずれたときには先導管の姿勢を変更するように制御す
ることで元の設定された掘削方向となるように矯正操作
される。
【0004】このような先導管の掘進方向を矯正する方
法として、従来から首振り方式または斜切り管方式が主
に利用されている。
【0005】首振り方式は、先導管の先端を球面継手に
よって先導管本体に連接し、先導管先端の首振りのため
の油圧ジャッキを配置したものである。そして、首振り
を行う先導管先端部はカッタヘッド自身を動かす方法と
カッタヘッドの外周に配置したフードを動かす方法があ
る。
【0006】このような首振り式の中で、カッタヘッド
自身を首振りさせるものでは、掘進方向の修正が確実に
できる点で優れているが、フードを首振りさせるものは
若干その修正効果が低いとされている。
【0007】一方、斜切り管方式は、パイロット管を用
いるものとフードを用いる二つの方式がある。パイロッ
ト管方式は、カッタヘッドと同軸上に配置されその先端
を斜めにカットして傾斜板で塞いだ形状のパイロット管
を備え、推進機を直進させるときにはカッタヘッドとと
もに回転させ、推進方向を修正するときには先端の斜切
り面を曲げる反対方向に位置するようにパイロット管を
停止させるようにしたものである。パイロット管の回転
を停止させている期間では、パイロット管は径が小さい
ので土圧抵抗が最小となる方向に曲げられて推進され
る。したがって、パイロット管の斜切り面の方向を検知
すれば掘進が曲がる方向を知ることができる。また、フ
ード式のものは、先導管の先端に設けたフードの先端を
斜切りするとともにこのフードからカッタヘッドが出没
動作できるようにしたものである。直進掘進のときには
カッタヘッドをフードから突き出して掘削してフードの
影響を殺ぎ、方向修正のときにはフードの中にカッタヘ
ッドを後退させ、フードの長さ方向の不同を利用して掘
進方向を修正している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、首振り式の
場合では、カッタヘッドまたはフードを首振りさせるい
ずれの構成においても、油圧ジャッキと球面継手が必要
である。したがって、油圧ジャッキ及び球面継手が占め
る容量が大きくなり、特に小口径推進管の場合への対応
がむずかしい。一方、油圧ジャッキを小型化することで
対応すると、必要な首振りトルクを得るためには高圧の
油圧回路が必要であり、作動油のリークや部材の応力等
が新たな問題となる。
【0009】また、球面継手は製造費用が高くなるほか
保守管理も煩雑になりやすく、磨耗等で間隙が大きくな
ると、油圧ジャッキのストロークがこの間隙によって吸
収されてしまい、カッタヘッドやフードの首振り量が不
足したり首振り角度の検出が十分にできなくなる。
【0010】一方、斜切り管方式のパイロット管を用い
るものでは、パイロット管の外径が小さいのでその推進
抵抗も低く抑えられるものの、パイロット管と先導管と
の2段の推進となるので、構造が複雑になりやすい。ま
た、斜切り面を持つフードの場合では、首振り式と比べ
てその方向修正の機能の面で十分とはいえない。
【0011】本発明において解決すべき課題は、構造が
簡単で小口径の推進装置への適用も可能な推進装置にお
ける掘進方向の修正機構を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、推進装置から
の推力によって推進される先導管において、前記先導管
の先端に回転駆動可能に装着されるカッタヘッドを、先
細り状であって先端部が前記先導管の断面中心を含み且
つ基端側にかけて扇状に周面を展開したテーパブロック
と、前記テーパブロックの周面に配置した掘削用のビッ
トとから構成してなることを特徴とする。
【0013】このような構成において、前記カッタヘッ
ドを回転駆動するための駆動モータを前記先導管の内部
に配置し、前記カッタヘッドの回転中心と同軸配置され
て前記駆動モータに連接される回転軸の周りに回転角度
検出用のディスクを備え、更に前記ディスクの外周を観
測面として前記回転軸の回動角度を検知する検知手段を
備えたものとすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の推進機の先端部の
要部を示す概略縦断面図、図2は先端側から見た正面図
である。
【0015】図において、円筒状の先導管1は、その先
端側に減速機付きの駆動モータ2を組み込むとともに、
この駆動モータ2の出力軸2aに同軸上でスプライン継
手2cを介して連結した駆動軸2bを支持するヘッドブ
ロック1aを一体に固定したものである。
【0016】先導管1は従来の推進工法で利用されてい
る推進装置と同様に、発進側の立坑から推進ジャッキに
よって到達立坑側へ圧入される推進管によって推進され
るものである。すなわち、発進坑口から地山中に推進装
置の推力が推進管を経て先導管1に加えられて地山を掘
進していく。そして、推進管を継ぎ足してこの圧入を繰
り返し、管渠を構築する。先導管1が到達立坑に達した
ときにこの先導管1のみが地上側に回収される。
【0017】このような推進工法においては、先導管1
の推進方向を監視することが重要である。この推進方向
の監視のため、発進側の立坑に備えた推進方向監視用の
レーザ投光器(図示せず)からのレーザを受けて先導管
の1の位置ずれを計測するためのテレビカメラ3aと先
導管1の傾斜を計測する遠隔傾斜計3bを配置してい
る。
【0018】先導管1のヘッドブロック1aは、駆動軸
2bを支持する軸受1bとシール用のシール環1cを備
えるとともに排土チャンバ1dを環状に形成したもので
ある。そして、排土チャンバ1dの正面側には複数の開
口1eを開けるとともに背面側には排土管1fを連結し
ている。なお、排土管1fは従来のものと同様に先端側
に圧縮空気の供給配管を接続するとともに基端側を地上
に設置したバキュームポンプに接続し、圧縮空気の供給
と真空引きによって掘削土砂を排出する。
【0019】更に、ヘッドブロック1aの先端面の外周
縁には前方に突き出るリングバンク1gを設けるととも
に、中心部には円筒状のガイドスリーブ1hを設ける。
このガイドスリーブ1hには駆動軸2bが回転自在に差
し込まれ、駆動軸2bの先端部の六角軸2b−1にはカ
ッタヘッド4が同軸上に連結している。このカッタヘッ
ド4は、ガイドスリーブ1hの周りに回転自在に外挿さ
れる部分を偏心スリーブ4aとするとともにこの偏心ス
リーブ4aの外周にクラッシャ5を嵌合して一体に固定
している。
【0020】クラッシャ5は、たとえば先端側を先細り
させた戴頭円錐環であり、偏心スリーブ4aの偏心によ
って図3に示すようにクラッシャ5の外周面とリングバ
ンク1gの内周面との間が回転に伴って広がったり狭ま
ったりして岩石等の塊を破砕する。なお、クラッシャ5
の基端側(図1において右端側)の半径はヘッドブロッ
ク1aの開口1eを塞がない程度とすることは無論であ
り、破砕された岩石や土砂は開口1eから排土チャンバ
1dへ先導管の推進力と排土管の吸引力によって流れ込
む。
【0021】カッタヘッド4は図2に示すように、中心
角が180°以下の劣弧状であって先細りさせたテーパ
ブロック4bと、コーン型の2列のビット6a,6bを
備えたものである。ビット6a,6bはそれぞれ異なる
回転方向を先端が指向する姿勢として取り付けられ、カ
ッタヘッド4の正転方向及び逆転方向のいずれにも対応
して掘削可能であり、最も外周に配置されたものは先導
管1の外周より5〜10mm程度のオーバーカットがで
きるようにする。
【0022】ここで、カッタヘッド4は先導管1の全断
面に対して劣弧状の範囲を占めるだけで、テーパブロッ
ク4bは従来例で説明した斜切り用のパイロット管また
はフードと同様に掘削孔内の土圧に対して偏当たりす
る。そして、この偏当たりを利用して先導管1の掘進方
向を修正するので、カッタヘッド4の回動姿勢を知るこ
とが必要である。このため、図1に示すように、先導管
1の内部に近接センサ7を設けるとともに、駆動モータ
2の出力軸2aに3枚のディスク8a,8b,8cを取
り付ける。
【0023】図4は近接センサ7と3枚のディスク8a
〜8cの位置配列関係を示す概略図であり、ディスク8
a〜8cの外周の出っ張った部分を山8dとし、引っ込
んだ部分を谷8eとする。ディスク8aの場合では中心
角180°が山8dで残り180°が谷8eとなり、デ
ィスク8bでは中心角90°の山8dと谷8eが交互に
配置され、ディスク8cでは中心角45°の山8dと谷
8eが交互に配置されている。そして、近接センサ7が
山8dに接近しているときオンを表示し、同じく谷8e
に接しているときはオフで表示すれば、45°刻みで出
力軸2aの回動角度をディジタル表示することができ
る。
【0024】以上の構成において、発進立坑の推進ジャ
ッキによって推進駆動される推進管(図示せず)の先端
に連結された先導管1はその先端に取り付けたカッタヘ
ッド4の掘削によって掘進していく。このとき、先導管
1の先端のカッタヘッド4は先導管1の回転断面の一部
を占めて半径方向に偏っているが、回転掘進によってカ
ッタヘッド4が地山を一様に掘削するので、その掘進方
向が曲げられることはない。そして、図5の(a)に示
すように、ビット6a,6bによって図中のハッチング
領域で示すように先導管1周りにオーバーカットを形成
しながら掘進し、カッタヘッド4部分の地山はほぼ円錐
台状に掘削される。
【0025】なお、カッタヘッド4の回転方向は駆動モ
ータ2の制御によって切り換えることができ、図2にお
いて時計方向に回転するときはビット6aにより掘削
し、反時計方向に回転するときには他方のビット6bに
よる掘削が行われる。また、カッタヘッド4が回転する
ときには、偏心スリーブ4aの周りに取り付けたクラッ
シャ5も回転する。すなわち図3においてはリングバン
ク1gに対して下側にクラッシャ5が偏っているが、カ
ッタヘッド4の回転によってその偏心方向が次第に変わ
っていき、リンクバンク1gとクラッシャ5の周面との
間が周期的に拡大収縮する。したがって、掘削された岩
石の塊等はリングバンク1gとの間でクラッシャ5によ
る圧縮を受けて破砕され、掘削土砂や破砕分は開口1e
から排土チャンバ1dに送り込まれ、排土管1fから排
出される。
【0026】ここで、先導管1の掘進進行中に地山に含
まれた転石等にカッタヘッド4が衝突したりして推進方
向が曲げられてしまうことがあるので、このような曲が
りを矯正する。たとえば、テレビカメラ3aによる撮像
によって推進方向が所定の軌道よりも上側に傾いていく
ことが検知されたときには、図1,図2及び図5の
(a)に示すように、カッタヘッド4が先導管1の回転
断面の上側になる位置で停止させる。このカッタヘッド
4の位置の設定は、図4で示した近接センサ7と3枚の
ディスク8a,8b,8cを利用することで実行可能で
ある。
【0027】次いで、発進立坑の推進ジャッキを駆動し
て先導管1にスラストを加える。このとき、カッタヘッ
ド4部分が入り込んでいる地山部分は、スラストが加わ
る前にカッタヘッド4の回転によって軟化し、排土も行
われているので密度は疎となっている。すなわち、図5
の(a)において、カッタヘッド4のテーパブロック4
bの下側にハッチングで示された領域の地山は軟らかく
また疎になっているので、先導管1にスラストが加わる
とカッタヘッド4は図5の(b)に示す矢印の方向を向
くような力が加わって姿勢を変える。したがって、導管
1は軸線を斜め下向きに次第に変え、その位置も下方に
移動する。
【0028】このように先導管1の位置が下方に下がっ
たことをテレビカメラ3aで確認した後には、駆動モー
タ2を再起動してカッタヘッド4を回転させて掘削を再
開する。このとき、この変位の修復状態をテレビカメラ
3aによる撮像によって確認し、修正不良であれば先の
修正を繰り返し、先導管1はこの修正された姿勢を基に
掘削していき、その結果先導管1の掘進方向は計画位置
に補正される。
【0029】なお、先導管1の推進方向のずれは上下方
向の変位が左右方向よりも掘進には重大な影響を及ぼす
ので、先導管1の内部に備えた遠隔傾斜計3bによって
先導管1の変位量の外に傾斜角度を確認して、修正動作
を確実に行わせる。すなわち、上下や左右方向の変位に
対しては、変位した向きと同じ側にカッタヘッド4を回
動させて停止させ、その後は先に説明した要領で先導管
1の掘進方向を修正すればよい。
【0030】図6〜図8は別の例であって、これはカッ
タヘッド4に備えるビットを通常使用されている掘削ビ
ットとするとともに、カッタヘッド4の回動角度をアナ
ログ的に検知できるようにしたものである。なお、先の
例と同じ構成部材については共通の符号で指示し、その
詳細な説明は省略する。
【0031】図6及び図7に示すように、カッタヘッド
4のテーパブロック4bには、3列のビット9a,9
b,9cが取り付けられている。これらのビット9a〜
9cは従来から利用されている先導管用のカッタに常用
されているものである。そして、先導管1の内部には非
接触変位センサ10を備えるとともに、駆動モータ2の
出力軸2aにはカッタヘッド4の回動姿勢の検知のため
のディスク11を取り付けている。
【0032】非接触変位センサ10は光学式又は電気式
のものでディスク11の周面との間の距離に応じた信号
を出力する。そして、ディスク11は図7に示すよう
に、中心周りの全包囲の半径が一様に変化する外周面を
形成したもので、その回転角度と非接触変位センサ10
までの距離の関係を予め演算系に組み込むことによって
ディスク11の回転角度を知ることができる。したがっ
て、先の例と同様にディスク11の回転姿勢を利用して
カッタヘッド4の回動角度を検知できる。
【0033】この図6〜図8の構成においても、先導管
1の掘進方向がずれたとき、その変位方向と同じ側にカ
ッタヘッド4の位置を設定することで、掘進方向の修正
が可能である。
【0034】なお、ビット9a〜9cは先の例のコーン
型のビット6a,6bに比べると突き出し長さが短い
が、カッタヘッド4周りでの掘削の状況は若干相違す
る。しかしながら、先導管1の掘進方向の修正において
は、いずれのビットを用いてもテーパブロック4bの周
りの土砂が掘削されて軟化し排土によって疎になるのを
利用して方向修正するので、ビットの違いが掘進方向の
修正の良否を決めることはなく、いずれの場合でも良好
な修正の操作が可能である。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明では、カッタヘッドにテ
ーパブロックを形成するだけで掘進方向を修正できるの
で、加工が難しくて高価な球面継手や油圧ジャッキ等の
揺動機構や褶動機構を必要とせず、簡単な構造でコンパ
クト化でき、小口径の推進機にも最適に利用できる。
【0036】請求項2の発明では、先導管内の回転軸の
回転角度をその周りのディスクと先導管内に配置した検
知手段によって知ることができるので、たとえば発進立
坑側から望遠鏡等の光学的な手段で標的を観察して回転
角度を知る場合に比べると、標的の遠近を問わず回転角
度を正確に把握でき、カッタヘッドの姿勢を適正化して
正しい掘進方向への修正が可能となる。また、発進立坑
側から先導管まで光の通る空所を設ける必要がないた
め、推進管内で配管類や電気配線類及び強度材等の配置
が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の推進方向修正機構を備えた先導管及
びカッタヘッド部分の要部を示す縦断面図である。
【図2】 先導管及びカッタヘッドをその先端側から見
た正面図である。
【図3】 偏心スリーブ周りのクラッシャの偏心構造を
示す要部の縦断面図である。
【図4】 近接センサとディスクの配置を示す概略図で
ある。
【図5】 掘進状況の概略図であって、同図の(a)は
直進掘進を示し、同図の(b)は下向きに変位した後の
推進方向の修正を示す。
【図6】 常用の掘削ビットと非接触変位センサを備え
る例を示す要部の縦断面図である。
【図7】 図6の例の正面図である。
【図8】 非接触センサとディスクの配置を示す概略図
である。
【符号の説明】
1 先導管 1a ヘッドブロック 1d 排土チャンバ 1e 開口 1f 排土管 1g リングバンク 1h ガイドスリーブ 2 駆動モータ 2a 出力軸 2b 駆動軸 2c スプライン継手 3a テレビカメラ 3b 遠隔傾斜計 4 カッタヘッド 4a 偏心スリーブ 4b テーパブロック 5 クラッシャ 6a,6b ビット 7 近接センサ 8a,8b,8c ディスク 8d 山 8e 谷 9a,9b,9c ビット 10 非接触変位センサ 11 ディスク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 推進装置からの推力によって掘進方向に
    推進される先導管において、前記先導管の先端に回転駆
    動可能に装着されるカッタヘッドを、先細り状であって
    先端部が前記先導管の断面中心を含み且つ基端側にかけ
    て扇状に周面を展開したテーパブロックと、前記テーパ
    ブロックの周面に配置した掘削用のビットとから構成し
    てなる先導管の掘進方向修正機構。
  2. 【請求項2】 前記カッタヘッドを回転駆動するための
    駆動モータを前記先導管の内部に配置し、前記カッタヘ
    ッドの回転中心と同軸配置されて前記駆動モータに連接
    される回転軸の周りに回転角度検出用のディスクを備
    え、更に前記ディスクの外周を観測面として前記回転軸
    の回動角度を検知する検知手段を備えてなる請求項1記
    載の先導管の掘進方向修正機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109736818A (zh) * 2019-01-25 2019-05-10 江苏建筑职业技术学院 一种盾构施工的辅助平衡推进装置

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