JP2000126011A - 室外陳列タイヤの雨水浸入防止デバイス - Google Patents

室外陳列タイヤの雨水浸入防止デバイス

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JP2000126011A
JP2000126011A JP10299813A JP29981398A JP2000126011A JP 2000126011 A JP2000126011 A JP 2000126011A JP 10299813 A JP10299813 A JP 10299813A JP 29981398 A JP29981398 A JP 29981398A JP 2000126011 A JP2000126011 A JP 2000126011A
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JP
Japan
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tire
rainwater
annular mounting
annular
draining
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JP10299813A
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English (en)
Inventor
Minoru Oo
稔 太
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SYSTEM COMUNICATIONS KK
System Communications Inc
Original Assignee
SYSTEM COMUNICATIONS KK
System Communications Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屋外に展示陳列されるタイヤの中空部内に雨
水が溜まるのを未然に防止できる装置を得る。 【構成】 横置きにされるタイヤに装着する環状装着部
21に、タイヤの中心開口部内に位置する排水シート部
22を連設し、この排水シート部に水抜き穴23を穿設
した室外陳列タイヤの雨水浸入防止デバイス。縦置きタ
イヤ用の雨水浸入防止デバイスも同時に提案する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、室外に陳列されるタイヤの中空
部内に雨水が浸入するのを防止する装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】例えばタイヤの販売店で
は、裸のタイヤを積み重ねて陳列することが多い。図7
はその一例を示すもので、置き台P上に横置きにタイヤ
10Hを複数本重ね、この上に縦置きに一本のタイヤ1
0Vを置いている。
【0003】このような陳列状態において、雨が降る
と、タイヤ10H、10Vの断面U字状の中空部内に雨
水Wが溜まってしまう。一旦中空部内に溜まってしまっ
た雨水Wは、扱いが非常に面倒で、除去するのは至難で
あり、「出せない」というのが現場の声である。タイヤ
をあらゆる方向に傾けても、あるいはひっくり返して
も、雨水は中空部内を移動するだけで、外部にはこぼれ
ない。しかし、ホイルに装着する前には除去する必要が
あり、完全に除去するには、雑巾に丹念に含ませて絞り
出し、拭き取るしか方法がない。タイヤの販売展示は、
屋外大量展示が一般化しており、解決策が待たれてい
る。
【0004】
【発明の目的】本発明は、屋外に展示陳列されるタイヤ
の中空部内に雨水が溜まるのを未然に防止できる装置を
得ることを目的とする。
【0005】
【発明の概要】本発明の室外陳列タイヤの雨水浸入防止
デバイスは、横置き態様と、縦置き態様がある。横置き
態様の雨水浸入防止デバイスでは、横置きにされるタイ
ヤに装着する環状装着部と;この環状装着部に連なりタ
イヤの中心開口部内に位置する排水シート部と;この排
水シート部に穿設した水抜き穴と;を有することを特徴
としている。
【0006】この装置は、積み重ねた最上部のタイヤに
装着して用いる。積み重ねたタイヤ上に降った雨水は、
排水シート部に集められ、水抜き穴から落下するので、
中空部内に雨水が溜まることがない。環状装着部は、横
置きタイヤの環状側面部に装着できる態様であればよい
が、例えば、タイヤの環状側面部から接地面に折り返し
装着可能な形状態様とし、その最外周部に、ゴム等の伸
縮性部材を設けることが好ましい。
【0007】縦置き態様の雨水浸入防止デバイスでは、
環状側面部に達する大きさの閉塞円板部と;この閉塞円
板部に結合され、タイヤの中心開口部から環状側面部内
側に挿入可能に設けられた弾性変形可能な複数の脱落防
止爪と;を有することを特徴としている。この装置をタ
イヤの表裏に装着すれば、雨水の中空部内への浸入を防
止することができる。
【0008】
【発明の実施形態】ホイルに装着する前のタイヤ10
は、中心開口部(ホイル装着部)11と、中心開口部1
1の外側に位置する互いに略平行をなす左右の環状側面
部12と、筒状接地部13とを有し、この環状側面部1
2と筒状接地部13によって、断面略U字状の中空部1
4が形成されている。
【0009】横置きタイヤ10用の横置きタイヤ用雨水
浸入防止デバイス20は、図2、図3に示すように、非
透水性の合成樹脂シートまたはフィルムから、自由状態
(伸ばした状態)では全体としてロート状(円錐状)を
なすように形成されている。20Sは、接着部を示す。
この横置きタイヤ用デバイス20は、その大径部側が、
タイヤ10の環状側面部12に装着する環状装着部2
1、小径部側が、ロート状の排水シート部22を構成し
ており、排水シート部22の底部(中心部、頂点部)に
水抜き穴23が穿設されている。環状装着部21の最大
径部(最外周部)には、袋状部24が設けられ、この袋
状部24内に、ゴム等の伸縮性部材25が設けられてい
る。この伸縮性部材25は、袋状部に入れる他、接着す
る等の手段でデバイス20の最大径部に設けることもで
きる。デバイス20を構成する合成樹脂シートまたはフ
ィルムは、タイヤ10の大きさの違いに対処するため、
伸縮可能な材料から構成することが望ましい。
【0010】一方、縦置きタイヤ用の雨水浸入防止デバ
イス30は、例えば、合成樹脂製の板材から構成するも
ので、図5、図6に示すように、タイヤ10の中心開口
部11を覆い、環状側面部12に達する大きさの閉塞円
板部31を有し、この閉塞円板部31には、脱落防止板
32の中心部が接着されている。この脱落防止板32の
両先端部は、閉塞円板部31より外方に突出する脱落防
止爪33を構成する。この脱落防止爪33は、タイヤ1
0の中心開口部11から環状側面部12の内側に挿入可
能で挿入状態では、閉塞円板部31との間に、タイヤ1
0の環状側面部12を挟着する。閉塞円板部31の表面
には、宣伝用の文字、製品名等の表示34を付すことが
できる。
【0011】上記構成の横置きタイヤ用デバイス20
は、横置きに積み重ねるタイヤ10Hの最上部の横置き
タイヤ10Hに装着して用いる。すなわち、図4に示す
ように、横置きタイヤ用デバイス20の排水シート部2
2をタイヤ10の中心開口部11内に入れ、伸縮性部材
25を伸ばした状態で、環状装着部21を環状側面部1
2から筒状接地部13に折り返す。そのまま、伸縮性部
材25から手を離すと、伸縮性部材25の弾性により、
環状装着部21がタイヤ10の環状側面部12(筒状接
地部13)に装着される。この横置きタイヤ用防止デバ
イス20の環状装着部21には、筒状接地部13の外面
に折り返される部分に、宣伝用の文字、製品名等の表示
26を付すことができる。
【0012】また、縦置きタイヤ用デバイス30は、横
置きに重ねたタイヤ10H上に縦置きにする縦置きタイ
ヤ10Vの環状側面部12の内側に、その脱落防止爪3
3を変形させて挿入し、閉塞円板部31を中心開口部1
1と環状側面部12に沿わせる。図6では、脱落防止爪
33の変形の様子を鎖線で示している。
【0013】この状態では、縦置きのタイヤ10V内へ
の雨水の浸入は縦置きタイヤ用デバイス30によって防
がれ、またタイヤ10Hの中心部に降る雨水は、横置き
タイヤ用デバイス20の排水シート部22から水抜き穴
23を経て落下する。よって、タイヤ10V、タイヤ1
0Hの中空部14内に雨水が溜まることはない。別言す
ると、横置きタイヤ用の雨水進入防止デバイス20は、
横置きタイヤ10Hの中心開口部11内に雨水を導く
が、中空部14内には浸入しないようにするのに対し、
縦置きタイヤ用の雨水浸入防止デバイス30は、中心開
口部11に雨水が浸入すること自体を防止する。
【0014】以上の実施形態では、排水シート部22を
自由状態でロート状をなすように形成したが、この形状
には自由度がある。要は、横置きタイヤ10Hの中心開
口部11内に位置して雨水を受け止め、受け止めた雨水
をその水抜き穴23から排出できる形状であれば、シャ
ワーキャップ様の袋体形状でもよい。
【0015】以上の実施形態では、横置きタイヤ用デバ
イス20を合成樹脂シートまたはフィルムの軟質材から
構成したため、非使用時には小さく折り畳むことができ
るが、全体をあるいは環状装着部21だけを硬質材から
構成することも可能である。あるいは、環状装着部21
と排水シート部22を含む全体を伸縮性に富む材料から
構成し、伸縮性部材25を省略することも可能である。
また縦置きタイヤ用デバイス30の脱落防止爪33は、
3個以上設けてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明デバイスによれば、屋外に展示陳
列されるタイヤの中空部内に雨水が溜まるのを未然に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による雨水浸入防止デバイスを室外陳列
タイヤに装着した一態様を示す縦断面図である。
【図2】横置きタイヤ用の雨水浸入防止デバイス単体の
形状例を示す斜視図である。
【図3】図2のIIIーIII線に沿う断面図である。
【図4】同装着手順を示す斜視図である。
【図5】縦置きタイヤ用の雨水浸入防止デバイス単体の
形状例を示す正面図である。
【図6】同斜視図である。
【図7】積層されて室外に陳列されるタイヤとこれに溜
まる雨水の例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 タイヤ 11 中心開口部 12 環状側面部 13 筒状接地部 14 中空部 20 横置きタイヤ用雨水浸入防止デバイス 21 環状装着部 22 排水シート部 23 水抜き穴 25 伸縮性部材 30 縦置きタイヤ用雨水浸入防止デバイス 31 閉塞円板部 32 脱落防止板 33 脱落防止爪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横置きにされるタイヤに装着する環状装
    着部と;この環状装着部に連なりタイヤの中心開口部内
    に位置する排水シート部と;この排水シート部に穿設し
    た水抜き穴と;を有することを特徴とする室外陳列タイ
    ヤの雨水浸入防止デバイス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の雨水浸入防止デバイスに
    おいて、環状装着部は、タイヤの環状側面部から筒状接
    地面に折り返し装着可能であり、その最外周部に、ゴム
    等の伸縮性部材が設けられている室外陳列タイヤの雨水
    浸入防止デバイス。
  3. 【請求項3】 縦置きにされるタイヤの中心開口部を覆
    い、該タイヤの環状側面部に達する大きさの閉塞円板部
    と;この閉塞円板部に結合され、タイヤの中心開口部か
    ら環状側面部内側に挿入可能に設けられた弾性変形可能
    な複数の脱落防止爪と;を有することを特徴とする室外
    陳列タイヤの雨水浸入防止デバイス。
JP10299813A 1998-10-21 1998-10-21 室外陳列タイヤの雨水浸入防止デバイス Pending JP2000126011A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020104548A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 株式会社図南 タイヤカバー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020104548A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 株式会社図南 タイヤカバー

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