JP2000126007A - 商品陳列箱 - Google Patents
商品陳列箱Info
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- JP2000126007A JP2000126007A JP10299386A JP29938698A JP2000126007A JP 2000126007 A JP2000126007 A JP 2000126007A JP 10299386 A JP10299386 A JP 10299386A JP 29938698 A JP29938698 A JP 29938698A JP 2000126007 A JP2000126007 A JP 2000126007A
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- Japan
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- fold
- container
- fold line
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器口が左右対称に備え上下方向に2列に配
列され、しかも形成される容器の強度も確保される一枚
の折曲げ加工可能なシートから製作される商品陳列箱を
提供する。 【解決手段】 展開板により、正面板10と、その両側
縁の折線を介して連設される両側の背面板20と、その
側縁の折線を介してそれぞれ連設される両側の仕切り板
30と、その側縁の折線を介してそれぞれ連設される両
側の裏側正面板40とを形成する。正面板10に、縦方
向の対称軸に対して左右にその側縁に向けて下向きに傾
斜する切目11を複数条平行に形成すると共に、各切目
11にはその上端から上方側の切目11に向け、またそ
の下端から下方側の切目11に向けてそれぞれ山折り用
折線12及び谷折り用折線13を形成する。折線12、
13間の正面板部分を容器底面とし、前方へ突出する正
面板部分を容器前面として商品容器を形成し、背面板2
0を正面板10に折畳んで互いの対接面を貼着し、仕切
り板30の背合わせ状態で裏側正面板40を容器前面の
裏面に折り重ねることにより、箱体に組立てる。
列され、しかも形成される容器の強度も確保される一枚
の折曲げ加工可能なシートから製作される商品陳列箱を
提供する。 【解決手段】 展開板により、正面板10と、その両側
縁の折線を介して連設される両側の背面板20と、その
側縁の折線を介してそれぞれ連設される両側の仕切り板
30と、その側縁の折線を介してそれぞれ連設される両
側の裏側正面板40とを形成する。正面板10に、縦方
向の対称軸に対して左右にその側縁に向けて下向きに傾
斜する切目11を複数条平行に形成すると共に、各切目
11にはその上端から上方側の切目11に向け、またそ
の下端から下方側の切目11に向けてそれぞれ山折り用
折線12及び谷折り用折線13を形成する。折線12、
13間の正面板部分を容器底面とし、前方へ突出する正
面板部分を容器前面として商品容器を形成し、背面板2
0を正面板10に折畳んで互いの対接面を貼着し、仕切
り板30の背合わせ状態で裏側正面板40を容器前面の
裏面に折り重ねることにより、箱体に組立てる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折曲げ加工可能な
シートより製作されて商品を上下方向に複数段に陳列す
るための商品陳列箱に関するものである。
シートより製作されて商品を上下方向に複数段に陳列す
るための商品陳列箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の商品陳列箱として、実公昭60
−12451号公報により一枚の厚紙の展開板に、図6
に示すように、斜めに複数条切目5を形成すると共に、
その上端から上側の切目5に向けて山折り用折線5a、
下端から下側の切目5に向けて谷折り用折線5bを形成
することにより、斜め上方を向いた容器口及び斜めの容
器底面を有する商品容器が上下方向へ複数段形成された
のが周知となっている。この商品陳列箱の場合、容器口
と対向する側は閉鎖側面となり、一方の側方からは商品
が見えなくなる問題がある。そこで、図6の切目5に対
して縦方向へずれた位置で直交方向に斜めに複数条の切
目を左右に形成することにより、図7に示すように容器
口6が左右にジグザグに形成された商品陳列箱も周知と
なっている。
−12451号公報により一枚の厚紙の展開板に、図6
に示すように、斜めに複数条切目5を形成すると共に、
その上端から上側の切目5に向けて山折り用折線5a、
下端から下側の切目5に向けて谷折り用折線5bを形成
することにより、斜め上方を向いた容器口及び斜めの容
器底面を有する商品容器が上下方向へ複数段形成された
のが周知となっている。この商品陳列箱の場合、容器口
と対向する側は閉鎖側面となり、一方の側方からは商品
が見えなくなる問題がある。そこで、図6の切目5に対
して縦方向へずれた位置で直交方向に斜めに複数条の切
目を左右に形成することにより、図7に示すように容器
口6が左右にジグザグに形成された商品陳列箱も周知と
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この商
品陳列箱の場合、左右の容器に商品を挿入できるとして
も商品下端の支持が、下方部分で開口している相手方の
容器底面6aにより部分的に行われるために、商品の断
面形状に小さくなると陳列不可能となり、また容器の強
度上も問題がある。
品陳列箱の場合、左右の容器に商品を挿入できるとして
も商品下端の支持が、下方部分で開口している相手方の
容器底面6aにより部分的に行われるために、商品の断
面形状に小さくなると陳列不可能となり、また容器の強
度上も問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、容器口
が左右対称に備え上下方向に2列に配列され、しかも形
成される容器の強度も確保される一枚の折曲げ加工可能
なシートから製作される商品陳列箱を提供することを目
的とする。
が左右対称に備え上下方向に2列に配列され、しかも形
成される容器の強度も確保される一枚の折曲げ加工可能
なシートから製作される商品陳列箱を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、展開板により、正面板
と、その両側縁の折線を介して連設される両側の背面板
と、その側縁の折線を介してそれぞれ連設される両側の
仕切り板と、その側縁の折線を介してそれぞれ連設され
る両側の裏側正面板とを形成し、正面板に、その横幅を
2分割する縦方向の対称軸に対して左右に線対称に正面
板の側縁に向けて下向きに傾斜する切目を複数条平行に
形成すると共に、各切目にはその上端から上方側の切目
に向け、またその下端から下方側の切目に向けてそれぞ
れ山折り用折線及び谷折り用折線を形成し、谷折り用折
線の谷折り及び山折り用折線の山折りにより、谷折り用
折線及び山折り用折線間の正面板部分を容器底面とし、
前方へ突出する正面板部分を容器前面として商品容器を
形成した状態において、背面板の横幅は正面板の横幅の
半分に相当するように設定し、仕切り板の奥行幅は容器
前面の突出量に相当するように設定し、裏側正面板は容
器前面に対応した形状に形成し、谷折り及び山折りと共
に、背面板を正面板に折畳んで互いの対接面を貼着し、
仕切り板を互いに背合わせ状態に折曲げ、裏側正面板を
容器前面の裏面に折り重ねることにより、左右の商品容
器が仕切り板で仕切られた縦方向に2列の商品容器を備
える箱体に組立てられたことを特徴とする。
成するために、請求項1により、展開板により、正面板
と、その両側縁の折線を介して連設される両側の背面板
と、その側縁の折線を介してそれぞれ連設される両側の
仕切り板と、その側縁の折線を介してそれぞれ連設され
る両側の裏側正面板とを形成し、正面板に、その横幅を
2分割する縦方向の対称軸に対して左右に線対称に正面
板の側縁に向けて下向きに傾斜する切目を複数条平行に
形成すると共に、各切目にはその上端から上方側の切目
に向け、またその下端から下方側の切目に向けてそれぞ
れ山折り用折線及び谷折り用折線を形成し、谷折り用折
線の谷折り及び山折り用折線の山折りにより、谷折り用
折線及び山折り用折線間の正面板部分を容器底面とし、
前方へ突出する正面板部分を容器前面として商品容器を
形成した状態において、背面板の横幅は正面板の横幅の
半分に相当するように設定し、仕切り板の奥行幅は容器
前面の突出量に相当するように設定し、裏側正面板は容
器前面に対応した形状に形成し、谷折り及び山折りと共
に、背面板を正面板に折畳んで互いの対接面を貼着し、
仕切り板を互いに背合わせ状態に折曲げ、裏側正面板を
容器前面の裏面に折り重ねることにより、左右の商品容
器が仕切り板で仕切られた縦方向に2列の商品容器を備
える箱体に組立てられたことを特徴とする。
【0006】谷折り用折線の谷折り及び山折り用折線の
山折りにより、部分的に前方へ突出した正面板が、容器
正面及び容器底面を形成し、正面板に折畳まれた背面板
及び背合わせ状態に折曲げられた仕切り板とで左右対称
に上下方向に2列に商品容器を形成する。裏側正面板
は、正面板の容器前面の裏面に折り重ねられる。
山折りにより、部分的に前方へ突出した正面板が、容器
正面及び容器底面を形成し、正面板に折畳まれた背面板
及び背合わせ状態に折曲げられた仕切り板とで左右対称
に上下方向に2列に商品容器を形成する。裏側正面板
は、正面板の容器前面の裏面に折り重ねられる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図5を基に本発明の実施
の形態の一例による商品陳列箱を説明する。商品陳列箱
は、図4に示すように、容器口1a、斜めの容器底面1
b及び容器前面1cを有する左右の商品容器1を縦方向
に2列に備え、図1に示すように、正面板10と、その
両側縁の折線10aを介して連設される両側の背面板2
0と、これらの背面板の側縁の折線20aを介してそれ
ぞれ連設される両側の仕切り板30と、これらの仕切り
板の側縁の折線30aを介してそれぞれ連設される両側
の裏側正面板40とを形成した1枚の厚紙の展開板から
製作されている。
の形態の一例による商品陳列箱を説明する。商品陳列箱
は、図4に示すように、容器口1a、斜めの容器底面1
b及び容器前面1cを有する左右の商品容器1を縦方向
に2列に備え、図1に示すように、正面板10と、その
両側縁の折線10aを介して連設される両側の背面板2
0と、これらの背面板の側縁の折線20aを介してそれ
ぞれ連設される両側の仕切り板30と、これらの仕切り
板の側縁の折線30aを介してそれぞれ連設される両側
の裏側正面板40とを形成した1枚の厚紙の展開板から
製作されている。
【0008】正面板10には、その横幅を2分割する縦
方向の対称軸Sに対して左右対称にその両側の折線10
aに向けて下向きに45°傾斜する切目11が複数条平
行に形成されている。各切目11にはその上端から上方
側の切目11に向け、またその下端から下方側の切目1
1に向けてそれぞれ切目11に対し直角に山折り用折線
12と谷折り用折線13とが形成されている。切目11
と谷折り用折線13との交点領域は角を落とすように傾
斜しているが、そのまま互いの交点まで延長してもよ
い。最上の切目11は、上方へ突出している。
方向の対称軸Sに対して左右対称にその両側の折線10
aに向けて下向きに45°傾斜する切目11が複数条平
行に形成されている。各切目11にはその上端から上方
側の切目11に向け、またその下端から下方側の切目1
1に向けてそれぞれ切目11に対し直角に山折り用折線
12と谷折り用折線13とが形成されている。切目11
と谷折り用折線13との交点領域は角を落とすように傾
斜しているが、そのまま互いの交点まで延長してもよ
い。最上の切目11は、上方へ突出している。
【0009】背面板20の横幅はW1は、前述の延長線
同士の交点から折線10aに至る間隔aと山折り用折線
12の上端から対称軸Sまでの間隔bとの和に設定さ
れ、これらの谷折り及び山折り状態において部分的に前
方へ突出した正面板10の横幅の半分に相当する。前方
へ折り曲げられる仕切り板30の奥行幅D1は、山折り
用折線12と谷折り用折線13との間隔cに設定され、
さらにそれぞれ直角の谷折り及び山折り状態において容
器前面1cの前方への突出量に相当する。裏側正面板4
0の横幅W2は、容器前面の形状に対応するように、山
折り用折線12の下端から正面板10の対称軸Sまでの
間隔dに設定されている。
同士の交点から折線10aに至る間隔aと山折り用折線
12の上端から対称軸Sまでの間隔bとの和に設定さ
れ、これらの谷折り及び山折り状態において部分的に前
方へ突出した正面板10の横幅の半分に相当する。前方
へ折り曲げられる仕切り板30の奥行幅D1は、山折り
用折線12と谷折り用折線13との間隔cに設定され、
さらにそれぞれ直角の谷折り及び山折り状態において容
器前面1cの前方への突出量に相当する。裏側正面板4
0の横幅W2は、容器前面の形状に対応するように、山
折り用折線12の下端から正面板10の対称軸Sまでの
間隔dに設定されている。
【0010】正面板10には、折線14aを介して上面
板14が連設され、さらにこの上面板に折線15aを介
して両側の側面板15が連設されている。この上面板に
は折線14bを介してひれ状の係入片16が連設され、
その先端部分には、切込み溝16bを備えた係止片16
cが、折線16aを介して連設されている。正面板10
にはさらに折線17aを介して底面板17が連設され、
さらに折線17bを介してひれ部18が連設されてい
る。その先端には、切込み溝18bを備えた係止片18
cが折線18aを介して連設されている。また、底面板
17のスリット19aと、切目11に平行な折線19b
とでひれ部19が形成されている。
板14が連設され、さらにこの上面板に折線15aを介
して両側の側面板15が連設されている。この上面板に
は折線14bを介してひれ状の係入片16が連設され、
その先端部分には、切込み溝16bを備えた係止片16
cが、折線16aを介して連設されている。正面板10
にはさらに折線17aを介して底面板17が連設され、
さらに折線17bを介してひれ部18が連設されてい
る。その先端には、切込み溝18bを備えた係止片18
cが折線18aを介して連設されている。また、底面板
17のスリット19aと、切目11に平行な折線19b
とでひれ部19が形成されている。
【0011】一方の背面板20の上端部分には、他方の
背面板20の上縁に相当する高さ位置で側方へ延びるス
リット36及びさらに延びた切目36aを介して吊り下
げ板37が延設され、さらに折線37aで折り畳まれ、
かつT字形のスリット38が形成された裏側吊り下げ板
39が連設されている。吊り下げ板37及び裏側吊り下
げ板39には、折り畳み状態で対向する4個のひも孔3
4が形成され、ひも9が通される。
背面板20の上縁に相当する高さ位置で側方へ延びるス
リット36及びさらに延びた切目36aを介して吊り下
げ板37が延設され、さらに折線37aで折り畳まれ、
かつT字形のスリット38が形成された裏側吊り下げ板
39が連設されている。吊り下げ板37及び裏側吊り下
げ板39には、折り畳み状態で対向する4個のひも孔3
4が形成され、ひも9が通される。
【0012】一方の折線20aには、他方の折線20a
の両端部にスリット26aを有する切目溝26に係入さ
れるように、切込み溝25aを両端部に有する係止片2
5が切目により形成されている。さらに、双方の折線2
0aに、係止片16c、18cを係止するためのL字形
のスリット27、27aが形成されている。
の両端部にスリット26aを有する切目溝26に係入さ
れるように、切込み溝25aを両端部に有する係止片2
5が切目により形成されている。さらに、双方の折線2
0aに、係止片16c、18cを係止するためのL字形
のスリット27、27aが形成されている。
【0013】各切目11の上端及び所属の山折り用折線
13間の前方へ突出する切目部分は、商品の下方部分を
露出させるために、切目11用の直線にかえてさらにほ
ぼ半円状の切目を形成して、容器前面1cに切欠部46
を形成している。間隔dに設定された裏側正面板40に
も対応する切欠部41が形成されている。図5は、これ
らの切欠部46、41の窓として機能する透明板45を
相対的に縮小して示すもので、正面板10及び裏側正面
板40間に介在させられる。
13間の前方へ突出する切目部分は、商品の下方部分を
露出させるために、切目11用の直線にかえてさらにほ
ぼ半円状の切目を形成して、容器前面1cに切欠部46
を形成している。間隔dに設定された裏側正面板40に
も対応する切欠部41が形成されている。図5は、これ
らの切欠部46、41の窓として機能する透明板45を
相対的に縮小して示すもので、正面板10及び裏側正面
板40間に介在させられる。
【0014】このように形成された展開板は陳列箱とし
て次のように組み立てられる。正面板10の裏面に、切
欠部46に窓を形成するように透明板45を貼着する。
正面板10の谷折り用折線13を谷折りし、山折り用折
線12を山折りしてこれらの折線間に容器底面1bを形
成させ、背面板20を正面板10に所属の折線10aで
折畳み、谷折り及び山折りが行われずに対接する正面板
部分に貼着する。
て次のように組み立てられる。正面板10の裏面に、切
欠部46に窓を形成するように透明板45を貼着する。
正面板10の谷折り用折線13を谷折りし、山折り用折
線12を山折りしてこれらの折線間に容器底面1bを形
成させ、背面板20を正面板10に所属の折線10aで
折畳み、谷折り及び山折りが行われずに対接する正面板
部分に貼着する。
【0015】両側の仕切り板30を互いに背合わせ状態
に折曲げ、裏側正面板40を正面板10の前方への突出
部である容器前面1cの裏面に透明板45を介して折り
重ねて箱体にする(図3参照)。さらに、係止片25を
切目溝26に係入し、切込部25aをスリット26aに
係止させる。吊り下げ板37を折線37aで折り畳み、
上面板14を折線14aで水平に折曲げ、係入片16を
スリット36、38へ通し、係止片16cをスリット2
7の垂直部に係入させ、その水平部分の端部に切込み溝
16bを係止させる。底面板17を折線17aでひれ部
19を内側に折り重ねて折曲げ、ひれ部18を折線17
bで背面板20の背後に折曲げ、係止片18cをスリッ
ト27aの垂直部に係入させ、その水平部分の端部に切
込み溝18bを係止させる。
に折曲げ、裏側正面板40を正面板10の前方への突出
部である容器前面1cの裏面に透明板45を介して折り
重ねて箱体にする(図3参照)。さらに、係止片25を
切目溝26に係入し、切込部25aをスリット26aに
係止させる。吊り下げ板37を折線37aで折り畳み、
上面板14を折線14aで水平に折曲げ、係入片16を
スリット36、38へ通し、係止片16cをスリット2
7の垂直部に係入させ、その水平部分の端部に切込み溝
16bを係止させる。底面板17を折線17aでひれ部
19を内側に折り重ねて折曲げ、ひれ部18を折線17
bで背面板20の背後に折曲げ、係止片18cをスリッ
ト27aの垂直部に係入させ、その水平部分の端部に切
込み溝18bを係止させる。
【0016】商品を陳列する際には紐9で吊し左右対称
の両側面の容器口1aから挿入する。挿入された商品は
斜めの容器底面1bに載置され、下端は仕切り板30で
支持される。容器正面1cからは透明板45の窓を通し
て商品の挿入部分を見ることができる。
の両側面の容器口1aから挿入する。挿入された商品は
斜めの容器底面1bに載置され、下端は仕切り板30で
支持される。容器正面1cからは透明板45の窓を通し
て商品の挿入部分を見ることができる。
【0017】尚、前述の実施の形態において、切目11
と対称軸Sとの角度は必ずしも45°でなくても良く、
角度をより大きくすると、容器口1aが上向きになる。
山折り用折線12及び谷折り用折線13は互いに平行で
あれば切目11に対して直角でなくても良く、容器底面
1bの傾斜を変えることができる。本発明の商品陳列箱
は、線状体でなく、フック式に吊り下げることもでき
る。また、吊り下げ式に限らず、別途に製作したスタン
ドに立てるようにすることも考えられる。容器正面の商
品の露出面積が小さくなることを甘受するならば、透明
板を廃止して切込部を形成せずに直線状の切目のみにし
ても良い。
と対称軸Sとの角度は必ずしも45°でなくても良く、
角度をより大きくすると、容器口1aが上向きになる。
山折り用折線12及び谷折り用折線13は互いに平行で
あれば切目11に対して直角でなくても良く、容器底面
1bの傾斜を変えることができる。本発明の商品陳列箱
は、線状体でなく、フック式に吊り下げることもでき
る。また、吊り下げ式に限らず、別途に製作したスタン
ドに立てるようにすることも考えられる。容器正面の商
品の露出面積が小さくなることを甘受するならば、透明
板を廃止して切込部を形成せずに直線状の切目のみにし
ても良い。
【0018】
【発明の効果】以上、請求項1の発明によれば、左右対
称に上下方向に2列に商品を陳列することが可能とな
る。両側の仕切り板を背合わせにしてさらに裏側正面板
が形成されることにより強度も確保される。請求項2の
発明によれば商品収納箱の正面に窓が形成され、強度を
確保して商品の見える範囲を広くすることができる。
称に上下方向に2列に商品を陳列することが可能とな
る。両側の仕切り板を背合わせにしてさらに裏側正面板
が形成されることにより強度も確保される。請求項2の
発明によれば商品収納箱の正面に窓が形成され、強度を
確保して商品の見える範囲を広くすることができる。
【図1】本発明の実施の形態による商品陳列箱を製作す
る展開板の平面図である。
る展開板の平面図である。
【図2】同商品陳列箱組立状態での背面図である。
【図3】同組立状態での底面図である。
【図4】同組立状態での斜視図である。
【図5】同商品陳列箱に組込まれる透明板の正面図であ
る。
る。
【図6】従来の商品陳列箱の展開板の平面図である。
【図7】図6の商品陳列箱をさらに発展さた商品陳列箱
の斜視図である。
の斜視図である。
1b 容器底面 1c 容器前面 10 正面板 11 切目 12 山折り用折線 13 谷折り用折線 20 背面板 30 仕切り板 40 裏側正面板
Claims (2)
- 【請求項1】 展開板により、正面板と、その両側縁の
折線を介して連設される両側の背面板と、その側縁の折
線を介してそれぞれ連設される両側の仕切り板と、その
側縁の折線を介してそれぞれ連設される両側の裏側正面
板とを形成し、 前記正面板に、その横幅を2分割する縦方向の対称軸に
対して左右に線対称に前記正面板の前記側縁に向けて下
向きに傾斜する切目を複数条平行に形成すると共に、こ
れらの各切目にはその上端から上方側の前記切目に向
け、またその下端から下方側の前記切目に向けてそれぞ
れ山折り用折線及び谷折り用折線を形成し、 前記谷折り用折線の谷折り及び前記山折り用折線の山折
りにより、前記谷折り用折線及び前記山折り用折線間の
前記正面板部分を容器底面とし、前方へ突出する前記正
面板部分を容器前面として商品容器を形成した状態にお
いて、前記背面板の横幅は前記正面板の横幅の半分に相
当するように設定し、前記仕切り板の奥行幅は前記容器
前面の突出量に相当するように設定し、前記裏側正面板
は前記容器前面に対応した形状に形成し、 前記谷折り及び前記山折りと共に、前記背面板を前記正
面板に折畳んで互いの対接面を貼着し、前記仕切り板を
互いに背合わせ状態に折曲げ、前記裏側正面板を前記容
器前面の裏面に折り重ねることにより、左右の前記商品
容器が前記仕切り板で仕切られた縦方向に2列の前記商
品容器を備える箱体に組立てられたことを特徴とする商
品陳列箱。 - 【請求項2】 容器前面の切目から容器前面を部分的に
切り欠く切欠部を形成すると共に、この切欠部分に透明
板を設けたことを特徴とする請求項1の商品陳列箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10299386A JP2000126007A (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | 商品陳列箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10299386A JP2000126007A (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | 商品陳列箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000126007A true JP2000126007A (ja) | 2000-05-09 |
Family
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-10-21 JP JP10299386A patent/JP2000126007A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002186545A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-02 | Dainippon Printing Co Ltd | ハンガーディスプレイ |
JP2006212301A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Tana-X:Kk | 商品陳列ハンガー |
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