JP2000125306A - Mpeg―2ビットストリ―ムからスタッフィングビットを取り除くプログラマブルフィルタ - Google Patents

Mpeg―2ビットストリ―ムからスタッフィングビットを取り除くプログラマブルフィルタ

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JP2000125306A
JP2000125306A JP11290352A JP29035299A JP2000125306A JP 2000125306 A JP2000125306 A JP 2000125306A JP 11290352 A JP11290352 A JP 11290352A JP 29035299 A JP29035299 A JP 29035299A JP 2000125306 A JP2000125306 A JP 2000125306A
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Robert T Ryan
ティー. ライアン ロバート
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 復号化に先だってMPEG−2データストリ
ームからスタッフィングビットを選択的に消去する。 【解決手段】 本発明によるエムペグ(MPEG)によ
り特定された規格(MPEG−2)に従って符号化され
ている信号を復号化するビデオ信号復号器は、符号化ビ
デオ信号はスタッフィングデータ、符号化信号を固定レ
ートビットストリームとして供給するように、符号化信
号に加えられる0値ビットのバーストを含み、装置は、
符号化ビデオ信号を受信する端子と、受信した符号化ビ
デオ信号を、個々の0値バイトを識別するために監視す
る0バイト検出器と、0バイト検出器により識別された
個々の0値バイトを、0値バイトのシーケンスがスタッ
フィングデータに対応するかを決定するためにカウント
するカウンタと、カウンタが0値バイトのシーケンスが
スタッフィングデータに対応することを決定した場合
に、0値バイトのシーケンス内の0値バイトの通過をブ
ロックする手段とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エムペグ(MPE
G)により特定されたフォーマット、つまりMPEG−
2により圧縮されている画像データを処理する復号器に
関し、より詳細には、復号化に先だってMPEG−2デ
ータストリームからスタッフィングビットを選択的に消
去する処理工程に関する。
【0002】
【従来の技術】MPEG−2規格のもとで行われるビデ
オ信号圧縮は、本質的に変数レートである。ビデオ信号
は、画像のシーケンス、あるいはそのシーケンス内の複
数の画像間における差異、のいずれかの空間周波数内容
に基づいて圧縮される。画像シーケンスが低空間周波数
内容を有する場合、もしくは連続した画像がわずかだけ
異なる場合、画像シーケンスを再現するために送信され
る圧縮されたデータの量は、大きく削減され得る。
【0003】MPEG−2規格のシンタックスは、「G
eneric Coding ofMoving Pi
ctures and Associated Aud
io Information: Video」と題す
るInternational Standard 1
3818−2 Recommendation ITU
−T H.262(ISO/IEC,Geneva,S
witzerlandより入手可能)に記載されてお
り、これはMPEG−2ビデオ符号化規格の教示とし
て、本明細書中において参考として援用する。この規格
はデータレコードのいくつかの層を規定しており、これ
らはオーディオデータおよびビデオデータの両方を伝達
するために用いられる。簡略化を考慮し、オーディオデ
ータの復号化は本明細書中では記載しない。特定のビデ
オシーケンスを記載する符号化データは、いくつかの入
れ子状の層(シーケンス層、グループオブピクチャ層(G
roupof Pictures layer)、ピクチャ層、スライス層、お
よびマクロブロック層)において表現される。マクロブ
ロック層を除く各層は、層を識別するスタートコードと
共に始まる。層はヘッダデータおよびペイロードデータ
を含む。この情報の送信を補助するために、複数のビデ
オシーケンスを表現するデジタルデータストリームは、
いくつかのより小さなユニットに分割され、それらの各
ユニットは、それぞれのパケッタイズドエレメンタリー
ストリーム(PES)パケットにカプセル化される。送
信において、各PESパケット自体は、複数の固定長転
送パケット間で分割される。各転送パケットは、ただ1
つのPESパケットに関連するデータを包含する。転送
パケットはまた、制御情報を保持するヘッダを含み、時
折アダプテーションフィールド(転送パケットを復号化
する際に用いられる)を含む。
【0004】MPEG−2符号化画像シーケンスが受信
される場合、転送復号器は転送パケットを復号化し、P
ESパケットに再構築する。PESパケットは、MPE
G−2ビットストリーム(これは上述のように、層にな
った複数のレコードで画像を表現する)再構築するため
に復号化される。ある転送データストリームは、例えば
インターリーブした転送パケットのように、多数の画像
シーケンスを同時に伝送し得る。この柔軟性は、送信器
が多数のビットストリーム(それぞれがオーディオ、ビ
デオ、もしくはデータプログラムに対応している)を現
行で転送することを可能にする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】HDTVをMPEG−
2規格を用いて消費者に配信するシステムは、一般に、
図1のハイレベルブロック図に示すように実行される。
送信側としては、ビデオおよびオーディオ信号は復号器
110および112にそれぞれ入力され、バッファ11
4および116にバッファされ、システム符号化器/マ
ルチプレクサ118へ配信され、そして格納ユニット1
20に格納されるか、または送信ユニット120により
送信される。受信側としては、信号がシステム復号器/
多重分離器122により受信され、バッファ124およ
び126にバッファされ、そして復号器128および1
30により復号化され、最初のビデオおよびオーディオ
信号の再現として出力される。
【0006】図1が示す重要な点は、信号の中間ステー
ジバッファリングは可変遅延を含むが、信号の入力から
出力への全体的な遅延は、望ましくは実質的に定常であ
る。このことは、監視されたフローおよびバッファによ
り達成される。
【0007】図1に示すように、入力から符号化器−出
力への遅延、または復号器からのプレゼンテーション
は、このモデルでは定常であるが、符号化器バッファお
よび復号器バッファのそれぞれを通る遅延は変化する。
1つのエレメンタリーストリームのパス内にあるこれら
各バッファを通る遅延が変化するのみでなく、ビデオお
よびオーディオパス内の個々のバッファ遅延もまた異な
る。従って、組合せストリームのオーディオまたはビデ
オを表現する符号化ビットの相対位置は、同期情報を示
さない。符号化オーディオおよびビデオの相対位置は、
システムターゲット復号器(STD)モデルによっての
み制限され、復号器バッファは適切に動かなければなら
ない。従って、サウンドおよびピクチャ(同時に表現さ
れようとするもの)を表現する符号化オーディオおよび
ビデオは、符号化ビットストリーム内において1秒ほど
時間的に分割され、これはSTDモデルにおいて許容さ
れる復号器バッファの最大遅延である。STDモデルに
おけるデータ待ち時間抑制を収容するために、ビデオバ
ッファリングベリファイア(VBV)が規定される。
【0008】VBVは、仮想復号器であり、これは概念
的に符号化器の出力に接続される。符号化ビットストリ
ームは、データが固定レートにおいて受信された際に、
十分なデータ量が格納されるまで、仮想復号器のVBV
バッファメモリに格納され、このことにより、ビットス
トリームを復号化する復号器は、データが不足(アンダ
ーフロー)しないこと、またはデータをあまりにも遅く
処理(オーバーフロー)しないことを確実にする。符号
化データは、以下に述べられるように、バッファから取
り除かれる。MPEG−2規格に適合させるため、典型
的なMPEG−2ビデオ復号器はメモリバッファ、VB
Vバッファ(これはある値により特定されるビットスト
リームデータ量を保持する)、vbv_バッファ_サイ
ズ_値(vbv_buffer_size_valu
e)(これはシーケンス層のヘッダの一部として送信さ
れる)を含む。
【0009】図2において、符号化器と組み合わせた例
示的なSTDモデル操作のハイレベル図を示す。
【0010】VBVバッファまたはSTDモデル復号器
がアンダーフローしないための要件は、受信画像の品質
を維持するために重要である。定常のビットレートビデ
オを維持するために、「スタッフィング」がシステムの
多様な局面において実行される。「スタッフィング」と
は、データストリームを「don’t care」情報
で埋める作業であり、これは要求されたビットレートを
簡単に維持する。
【0011】スタッフィングは2つのレベルにおいて実
行される。MPEG−2ビデオ規格では、任意の数の0
値スタッフィングビットは、1つの層のスタートコード
の直前、または拡張スタートコードの前に、ビットスト
リームへ挿入される。スタッフィングはまた、転送パケ
ット内のアダプテーションフィールドへ挿入される1値
スタッフィングビットとして、転送パケット内でも実行
される。スタッフィングは、送信されたデータレートを
支持するレベルまで転送パケットのペイロードバイトを
埋めるには不十分なPESパケットデータが存在する場
合に、転送パケット内で用いられる。
【0012】スタッフィングビットは、MPEG−2信
号において無駄になったバンド幅を表現する、とある期
間認識されていたが、これは他の目的に用いられ得る。
例えば、「METHOD AND APPARATUS FOR SENDING PRIVATE
DATA INSTEAD OF STUFFINGBITS IN AN MPEG BIT STREA
M」と題する米国特許第5,650,825号におい
て、転送パケットのアダプテーションフィールドにおけ
るスタッフィングデータは、専用(private)スタッフデ
ータにより置き換えられる。この専用スタッフデータは
ユーザにより受信されて別々に処理される。
【0013】本願は上記を鑑みてなされたものであり、
復号化に先だってMPEG−2データストリームからス
タッフィングビットを選択的に消去することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によるエムペグ
(MPEG)により特定された規格(MPEG−2)に
従って符号化されている信号を復号化するビデオ信号復
号器は、該符号化ビデオ信号はスタッフィングデータ、
該符号化信号を固定レートビットストリームとして供給
するように、該符号化信号に加えられる0値ビットのバ
ーストを含み、該装置は、該符号化ビデオ信号を受信す
る端子と、該受信した符号化ビデオ信号を、個々の0値
バイトを識別するために監視する0バイト検出器と、該
0バイト検出器により識別された該個々の0値バイト
を、0値バイトのシーケンスがスタッフィングデータに
対応するかを決定するためにカウントするカウンタと、
該カウンタが該0値バイトのシーケンスがスタッフィン
グデータに対応することを決定した場合に、該0値バイ
トのシーケンス内の該0値バイトの通過をブロックする
手段とを含み、それにより上記目的が達成される。
【0015】本発明の装置は、前記受信した符号化ビデ
オ信号を、スライススタートコードを識別するために監
視するスタートコード識別器と、 スライススタートコ
ードを識別する該スタートコード識別器に応答して、前
記カウント値よりも大きい数のバイトを有する該スライ
ススタートコードの後に続く0値バイトのシーケンス
を、スタッフィングバイトとして識別するために、所定
数の個々の0値バイトをカウントするように前記カウン
タをセットする、プログラミング手段とをさらに含んで
もよい。
【0016】本発明の装置は、前記スタートコード識別
器が、スライススタートコードに対応しないスタートコ
ードを他のスタートコードであると識別し、前記プログ
ラミング手段が、前記所定数とは異なるさらなる所定数
をカウントするように前記カウンタをセットし、これは
該他のスタートコードの内の1つが検出され、0値バイ
トのシーケンスをスタッフィングバイトとして識別し、
該シーケンスが該さらなる所定数よりも大きい数のバイ
トを有するときに、該カウンタをセットしてもよい。
【0017】本発明の装置は、前記プログラミング手段
が、前記所定の数および前記さらなる所定の数を受信す
るためにマイクロプロセッサにつながれた第1および第
2レジスタを含み、ここで前記マイクロプロセッサが該
所定の数および該さらなる所定の数を変えるように制御
されてもよい。
【0018】本発明によるエムペグ(MPEG)により
特定された規格(MPEG−2)に従って符号化されて
いる信号を復号化するビデオ信号復号器におけるメモリ
アクセスを減らす方法は、該符号化ビデオ信号はスタッ
フィングデータ、該符号化信号を固定レートビットスト
リームとして供給するために該符号化信号に加えられる
0値ビットのバーストを含み、該方法は、該符号化ビデ
オ信号を受信する工程と、該受信した符号化ビデオ信号
を、個々の0値バイトを識別するために監視する工程
と、該0バイト検出器により識別された該個々の0値バ
イトを、0値バイトのシーケンスがスタッフィングデー
タに対応するかを決定するためにカウントする工程と、
該カウンタが該0値バイトのシーケンスがスタッフィン
グデータに対応することを決定した場合に、該0値バイ
トのシーケンスにおける該0値バイトの通過をブロッキ
ングする工程とを含み、それにより上記目的が達成され
る。
【0019】本発明の方法は、前記受信した符号化ビデ
オ信号内のスライススタートコードを識別する工程と、
識別された該スライススタートコードに応答して、所定
数の個々の0値バイトをカウントする前記カウントする
工程においてカウンタ値をセットし、バイトの数が前記
カウンタ値よりも大きい場合にのみ、該スライススター
トコードの後に続く0値バイトのシーケンスをスタッフ
ィングバイトとして識別する工程とをさらに含んでもよ
い。
【0020】本発明の方法は、前記スタートコード識別
器がスライススタートコードに対応しないスタートコー
ドを他のスタートコードであると識別し、前記方法が、
前記所定数とは異なるさらなる所定数に前記カウンタ値
をセットする工程をさらに含み、該工程は該他のスター
トコードの内の1つが検出され、0値バイトのシーケン
スをスタッフィングバイトとして識別し、該シーケンス
が該さらなる所定数よりも大きい数のバイトを有すると
きにのみ、該カウンタ値をセットしてもよい。
【0021】本発明は、ビットストリームをVBVバッ
ファに格納する前に、スタッフィングデータを識別し、
MPEG−2ビットストリームから取り除くMPEG−
2復号器において実施される。
【0022】本発明のある局面によると、復号器は、各
スタートコードの前に所定最大数のスタッフィングビッ
トを通過するビットストリームパーサを含む。
【0023】本発明の別の局面によると、パーサは、ス
ライススタートコードの前と他のスタートコードの前と
では、異なる数のスタッフィングビットを通過して止ま
る。
【0024】本発明のまた別の局面によると、通過した
スタッフィングビットの数を示す値は、マイクロプロセ
ッサによりパーサに供給され、プログラムされ得る。
【0025】
【発明の実施の形態】図3は、本発明を具体化した例示
的な復号器システムのブロック図である。このシステム
は3つの成分、すなわち復号化プロセッサ310、ハイ
バンド幅メモリ320、および制御マイクロプロセッサ
330を含む。本発明の例示的な実施形態において用い
られるハイバンド幅メモリ320は、例えばNECおよ
びToshibaから市販されるRAMBUSメモリシ
ステムであり得る。
【0026】簡潔に言うと、図3に示す復号器は以下の
ように作動する。第1の工程として、復号器集積回路
(IC)310は特定の構成におけるマイクロプロセッ
サ330により初期化される。例えば、復号器が525
P信号を復号化するために用いられる場合、適切な制御
値がマイクロプロセッサインターフェース312を介し
て復号化プロセッサ310の内部回路機構に付与され
る。簡略化を目的として、マイクロプロセッサ330
と、IC310内の各要素との間の制御バスは省略され
ている。このバスは、例えば従来のI2Cバスであり得
る。
【0027】一度IC310が初期化され始めると、入
力ビットストリームはパーサ316に付与される。図4
を参照して以下に説明されるこのパーサは、メモリ32
0にビットストリームを格納する。さらにパーサは、P
ESパケット層、シーケンス層、グループオブピクチャ
層、ピクチャ層、およびスライス層へのスタートコード
を識別し、それらのスタートコードが格納されるメモリ
位置のマイクロプロセッサ330に通知する。図3に示
す例示的な復号器において、マイクロプロセッサは、少
なくともいくらかのこれら層へのヘッダ情報を復号化す
る。
【0028】DRAM制御およびアドレス発生器326
は、RACインターフェース370を制御し、ビットス
トリームデータをメモリ320に格納する。本発明の例
示的な実施形態において、メモリ320の部分は、入力
ビットストリームを保持するためのバッファとしての使
用のために格納される。このバッファ域は、MPEG−
2規格において規定されるVBVバッファに対応し、ビ
ットストリームデータが復号化される前にこれを保持す
る。
【0029】MPEG−2規格によると、復号化が始ま
り得る前に、VBVバッファはビットストリームのシー
ケンスヘッダのvbv_バッファ_サイズ_値である値
において特定されたデータ量を保持しなければならな
い。この制約は、復号器への安定したデータ供給がある
ようにする。
【0030】ビットストリームデータが、メモリ320
のVBVバッファ域に書き込まれた後、これはハイバン
ド幅メモリ320から読み出され、バッファメモリ32
1へ格納され、またDRAM制御およびアドレス発生回
路機構326のもとでも制御される。メモリ321は、
メモリ320からバースト内に充填したFIFOメモリ
であり、可変長復号器(VLD)318によりビットス
トリームシンタックスにより命令された際に空にされ
る。
【0031】VLD318は、ビットストリームのスラ
イス層およびマクロブロック層を解析し、量子化離散コ
サイン変換係数値のブロックを発生する。これらの値の
ブロックは、FIFOメモリ328に付与される。この
FIFOメモリは、一端上のVLD318と、他端上の
マクロブロック復号化回路機構332との間でデータを
バッファに入れる。このメモリはまた、MPEG−2規
格に規定される逆走査機能をも実施し得る。回路機構3
32は、逆量子化器334(これは量子化係数値を均一
のフォーマットへ転換する)、および逆離散コサイン変
換(IDCT)プロセッサ(これは周波数ドメイン係数
を空間ドメイン画素値または差動画素値へ転換する)を
含む。逆量子化器334およびIDCTプロセッサ34
2は、メモリ336および344をそれぞれ含み、処理
操作において役立つ。回路機構332により供給される
出力データは、画素値のブロックまたは差動画素値であ
る。
【0032】ブロック内の値が差動画素値である場合、
これらの値は、先だって復号化された画像フレームから
の値と、動き補償プロセッサ361(これは加算および
クリップ回路機構358および360を含む)により組
み合わされる。これらの回路機構はというと、半画素で
補間回路機構366により供給される先だって復号化さ
れたフレームから画像データを獲得する。補間回路機構
366は、バッファメモリ368を用いて先だって復号
化されたフレームから画像の画素を獲得する。これらの
メモリのデータ値は、DRAM制御およびアドレス発生
回路機構326により、メモリ320から供給される。
【0033】動き補償プロセッサ361により生成され
る復号化画像データは、バッファメモリ362および3
64へ格納される。バッファメモリ362および364
から、復号化画像データはメモリ320へ格納され、こ
れはディスプレイのため、あるいは後に受信された画像
フィールドまたはフレームからの動き補償符号化データ
を復号化する際の標準フレームデータとしての使用のた
めである。ディスプレイされるデータは、ブロックフォ
ーマットでメモリ320へ格納され、そしてメモリ37
4へ転送され、ディスプレイプロセッサ375の制御の
もとで、ラスタ走査フォーマットにおいてディスプレイ
デバイス(図示せず)へ供給される。
【0034】また、オンスクリーンディスプレイ(OS
D)プロセッサ371は、DRAM制御およびアドレス
発生器326およびRACインターフェース370を介
して、メモリ320へデータを供給し、かつデータをメ
モリ320から受信するようにもつながれる。本発明の
例示的な実施形態では、OSDプロセッサ371は、ユ
ーザメニューおよびクローズキャプションテキスト(こ
れらはディスプレイされた画像をオーバーレイする)を
発生するために用いられる。
【0035】図3に示すように、メモリ320はデータ
をパーサ316、マイクロプロセッサ330、動き補償
プロセッサ361、およびOSDプロセッサ371から
受信し、データをVLD318、動き補償プロセッサ3
61、OSDプロセッサ371、およびディスプレイ制
御器375へ供給する。さらに、メモリ320は、ダイ
ナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)であり、
よって周期的にリフレッシュされる必要があり、さらな
るメモリアクセスを要求する。これらのメモリアクセス
のそれぞれは、最高優先順位を有するディスプレイプロ
セッサ375、および最低優先順位を有するOSDプロ
セッサ371により優先順位をつけられる。
【0036】処理されている画像シーケンスに依存する
と、所定の時間において保留状態の全てのメモリアクセ
ス要求をスケジュールすることは難しいかもしれない。
こういった場合、最低優先順位を有するメモリアクセス
要求は遅延する。比較的小さな数のビットで符号化され
た画像シーケンスは、メモリアクセス要求の予期外に高
いレベルを有する。これらの要求は、VLDプロセッサ
318により発生する。なぜなら、メモリ320に受信
されるビットストリームデータのほとんどは、VLDに
無視されるスタッフィングビットである。ビットストリ
ームに対してVLD318により作成されるこれらの過
剰な要求は、より低い優先順位のデバイスから、メモリ
320内のデータにアクセスする可能性をなくす。
【0037】本発明は、メモリ320に格納されたスタ
ッフィングビットの数を大きく減少することによりこの
タイプの画像シーケンスを復号化する際に、VLDプロ
セッサ318によりメモリアクセスの数を減らす。メモ
リに格納されたビットストリームデータにおけるこの減
少は、VBVバッファ制約を犯さない。なぜなら、ST
Dモデルにおいて、スタッフィングのシーケンスの復号
化は全く時間がかからないと仮定されるためである。
【0038】図4は、図3に示すパーサ316としての
使用に適した、例示的なビットストリーム解析回路のブ
ロック図である。一般に、この回路は以下のように作動
する。スタートコードまたは非0バイトが入力ビットス
トリーム内で検出される場合、ある値がカウンタ416
へロードされる。この値はパーサによりメモリ320の
VBVバッファへ、通過する0の数を示す。上述したよ
うに、0値スタッフィングビットは、PES、シーケン
ス層、グループオブピクチャ層、ピクチャ層、およびス
ライス層のスタートコードの前に、ビットストリームに
挿入される。さらに、スタッフィングビットはまた、シ
ーケンス層、グループオブピクチャ層、もしくはピクチ
ャ層のいずれかの拡張データに先だって挿入され得る。
図4に示すパーサのカウンタ416は、適切な数のスタ
ッフィングバイトにセットされ、これらの層の1つのエ
ンドにおいて通過する。このバイトの数は、1つのレコ
ードのエンドコードとその次のレコードのスタートコー
ドとの間でカウントダウンされる。カウンタ値が0まで
カウントダウンされた後、別のスタートコードまたは非
0バイトにビットストリーム内で遭遇するまで、さらな
る0値バイトがVBVバッファへ転送されることはな
い。カウンタ416は、スタートコード値が検出される
とすぐに、非0値にリセットされ、スタートコードデー
タおよびレコード内のデータ(これはスタートコードと
共に始まる)がVBVバッファへパスされることを確実
にする。なぜなら、格納されたスタッフィングバイトの
数が減少すると、VLDプロセッサ318に必要とされ
るメモリアクセスの数、ならびにマイクロプロセッサ3
30(図3に示す)の数もまた減少する。このことは、
メモリ320へアクセスする総数を減少し、より低い優
先順位のメモリアクセスがよりタイムリーな方法で起こ
ることを可能にする。スライスレコードの後に格納され
たスタッフィングバイトの数は、他のタイプのレコード
の後に格納された数とは異なり得、これらの数はマイク
ロプロセッサへプログラムされ得る。
【0039】図4において、圧縮されたMPEG−2ビ
ットストリームは、信号CLKの連続したパルスと同時
に一度に1バイト受信される。ビットストリームの連続
したバイトは、0検出器410、レジスタ424、およ
びスタートコード検出エンジン430に付与される。0
検出器410は、あるバイトの8ビット全てが0の場合
を検出し、論理ハイ信号(logic-high single)を供給す
る。この信号は、ORゲート412および422の逆入
力端子に付与され、ANDゲート414および418の
非逆入力端子に付与される。ORゲート412の他の入
力端子は、出力信号LOADをスタートコード検出エン
ジン430から受信するようにつながる。ORゲート4
12の出力信号は、カウンタ416のLOAD入力端子
に付与される。この信号がアサートされると、カウンタ
416はマルチプレクサ436により供給されるカウン
ト値をロードする。マルチプレクサ436はというと、
レジスタ432からのスライススタートコードの前にあ
り得る、許容できる数のスタッフィングバイトと、レジ
スタ434からの他のスタートコードの前にあり得る、
いくつかの許容できるスタッフィングバイトを受信す
る。値はレジスタ432および434にマイクロプロセ
ッサ330により格納される。
【0040】カウンタ416は格納された値から0ま
で、ANDゲート414により供給された信号に応答し
てカウントダウンする。カウンタ416により供給され
た16ビットカウント値は、0検出器420に付与され
る。この0検出器420は、カウント値が0に達した際
に論理ハイ信号をアサートする。ANDゲート414
は、1つの入力端子において0検出器410の出力信号
を受信し、そして他の入力端子において0検出器420
の出力信号のインバースを受信するようにつながれる。
従って、カウンタ416は、0値バイトが受信され、カ
ウント値が0で内限り、そのカウント値を減少する。
【0041】0検出器420の出力信号はまた、AND
ゲート418の逆向き入力端子にも付与され、ANDゲ
ート418のもう一方の入力端子は、0検出器410の
出力信号を受信するようにつながれる。ANDゲート4
18の出力信号は、0値バイトが受信され、カウンタ4
16が0までカウントダウンしていない場合はいつで
も、論理ハイである。この出力信号は、ORゲート42
2の非逆向き入力端子に付与される。ORゲート422
は、ANDゲート418の出力信号が論理ハイである場
合はいつでも、または0検出器410の出力信号が論理
ローの場合に、論理ハイ出力信号を生成する。ORゲー
ト422の出力信号は、Dタイプレジスタ424のイネ
ーブル入力端子に付与される。レジスタ424は、信号
CLKにより制御され、8ビット入力値をその入力ポー
トから出力ポート、そしてメモリ320へとパスする。
これは信号CLKに応答してなされるが、論理ハイ値が
イネーブル入力端子に付与される場合のみである。よっ
て、イネーブル入力端子に付与される論理ロー信号は、
受信したビットストリームからメモリ320へデータが
パスすることを抑制する。
【0042】スタートコード検出エンジン430は、M
PEG−2ビットストリームの連続したバイトを処理
し、スタートコードを識別し、そして特に、スライス層
のスタートコードを識別する。スタートコードは、スタ
ートコード値が後に続くスタートコードプレフィクスか
ら成る。スタートコードプレフィクスは、単一の1値ビ
ットが後に続く23個の0値ビットのシーケンスであ
る。スタートコード値は1つの単一バイトである。MP
EG−2規格において、スライススタートコードは、0
×01から0×AFの内、任意の値を有し得る。よっ
て、例示的なスタートコード検出エンジンがスタートコ
ードプレフィクスおよびスライススタートコード値を検
出した場合、これは信号LOADおよびSLICEをア
サートする。他のいかなるスタートコード値を検出した
場合、これは信号LOADのみをアサートする。スター
トコード検出エンジン430により供給される信号SL
ICEは、マルチプレクサ436に付与され、マルチプ
レクサがスライススタートコードとして適切な数のスタ
ッフィングバイトをカウンタ416へパスするようにす
る。信号SLICEがアサートされない場合、レジスタ
434に格納された数のスタッフィングバイトは、カウ
ンタ416にロードされる。
【0043】また、アドレス発生器426、およびスタ
ートコード検出エンジン428が、レジスタ424の出
力信号を受信するようにつながれる。スタートコードエ
ンジン428は、PESパケット層、シーケンス層、グ
ループオブピクチャ層、ピクチャ層およびスライス層の
スタートコードを検出する。アドレス発生器426は、
メモリ320へのアドレス値を供給し、レジスタ424
により供給されたデータはそのメモリへ格納されること
になる。スタートコード検出エンジン428は、検出さ
れたスタートコードがPESパケット、シーケンス、グ
ループオブピクチャ、ピクチャ、またはスライスのマイ
クロプロセッサ330へのものであるという表示に沿っ
てこのアドレス値をパスする。上述したように、マイク
ロプロセッサ330は、この情報をそれらレコード用ヘ
ッダをメモリ320から取り出すために、および取り出
されたヘッダデータを復号化するために用いる。
【0044】上述したように、MPEG−2規格は、画
像のシーケンスの5つの層の情報を規定している。これ
らは、シーケンス層、グループオブピクチャ層、ピクチ
ャ層、スライス層、およびマクロブロック層である。図
5Aから図5Fは、これらの層の構成を図示するシンタ
ックス図である。
【0045】これら多様な層は、MPEG−2規格を記
載する上記参照文献において規定される。簡潔に言う
と、シーケンス層はその他の4つの層を含む。言及され
ている層はデータレコードの層である。よって、シーケ
ンスレコードは少なくとも1つのグループオブピクチャ
レコードを含み、グループオブピクチャレコード自体は
少なくとも1つのピクチャレコードを含み、同様にマク
ロブロック層まで続く。シーケンス層は、画像の1セッ
トの開始点を規定し、この画像のセットはシーケンスの
開始に続く情報にのみ基づいて復号化され得る。次の下
位層であるグループオブピクチャ層は、シーケンス内に
包含される画像のサブセットを規定する。グループオブ
ピクチャ層内の画像は、通常、その画像内のデータのみ
を利用して符号化された、少なくとも1つの画像(イン
トラ符号化画像)、および動き予測符号化技術(予測的
に、もしくは層方向的に符号化された画像)を利用して
符号化されたいくつかの画像を含む。グループオブピク
チャ層のすぐ下は、ピクチャ層である。この層における
データレコードは、単一フレーム画像を規定する。ピク
チャ層の下はスライス層である。この層におけるの各レ
コードは、ピクチャ層レコードにより表わされる画像の
単一水平セグメントを表現する。スライス層の下はマク
ロブロック層である。この層における各レコードは、ス
ライスレコードの16画素×16画素成分(これはスラ
イスレコード内で生じる)を規定する。
【0046】図5Aは、シーケンス層のシンタックスを
規定する。MPEG−2の記載の中でシーケンスは、シ
ーケンスに用いられるためのパラメータのセットが続
く、シーケンススタートコード、1つ以上のグループオ
ブピクチャ用のデータ、およびシーケンスエンドコード
により規定される。複数のパラメータ間で供給され得る
ものは量子化マトリックスであり、これらは個々のブロ
ックにおける係数が、符号化プロセス中にどのように量
子化されたかを規定する。
【0047】上述したように、図5Aに示すシーケンス
シンタックス内のスタッフィングエントリ510は、ゼ
ロフィル操作を表す。ゼロフィル操作は、ビデオ画像の
ディスプレイへのビットストリームのタイミングを確認
するために行われ得る。例えば、前のシーケンスが効果
的に符号化され得るいくつかのフレームを包含した場
合、図1を参照しながら上述したように、ビットストリ
ームは送信器と受信器との間における所定の遅延要求に
見合うようにパディングされる必要があり得る。MPE
G−2規格において、パディングの1つのタイプは、先
行シーケンスのシーケンスエンドコードの後、かつ次の
シーケンスのシーケンススタートコードの前に0値ビッ
トをビットストリームに埋めることであり得る。工程5
10をつなぐ矢印により示すように、スタッフィング操
作は、シーケンスシンタックスにおいては選択自由であ
る。
【0048】シーケンスシンタックスにおける次のアイ
テムは、シーケンススタートコード512である。これ
はMPEG−2規格のもとで0×000001B3(1
6進法)として規定される。全てのスタートコードは、
少なくとも23個のゼロ値ビット、および単一の1値ビ
ットと共に始まる。スタートコード値は、23個のゼロ
および単一の1に続き、スタートコードのタイプを決定
する。表1は、本発明に関連したスタートコード値を挙
げている。
【0049】表1 スタートコード 16進数値 ピクチャ 0×00 スライス 0×01 (垂直位置を含む) 〜0×AF シーケンス 0×B3 グループオブピクチャ 0×B8 PESパケット 0×E0〜0×EF これらのスタートコードに加え、シーケンスレコードは
エンドコード(スタートコードと同じ一般フォーマット
を有する)と共に終了する。
【0050】シーケンススタートコードに続いて、シー
ケンス用に規定される第1パラメータは、水平なサイズ
パラメータ514である。この値は、復号化ビデオ画像
の各ラインにおける絵素(画素)の数を規定する。水平
なサイズパラメータ514に続いて、垂直なサイズパラ
メータ516がある。このパラメータは、復号化ビデオ
画像におけるアクティブラインの数を規定する。画素ア
スペクト比518は、復号化高解像度テレビ画像のアス
ペクト比を規定する。
【0051】シンタックスにおける次のアイテムである
ピクチャレート520は、ディスプレイされる毎秒のピ
クチャの数を規定する。これはおよそ毎秒24ピクチャ
から毎秒60ピクチャの範囲に及ぶ。ビットレートパラ
メータ522は整数であり、この整数は毎秒400ビッ
トの単位で計られる、ビットストリームのビットレート
を規定する。シンタックスにおける次のアイテムは、メ
ーカービット524である。このビットは常に1の値を
有する。vbv_バッファ_サイズパラメータ526は
10ビット整数であり、上述したように、この10ビッ
ト整数はこのシーケンスを復号化するために必要なビデ
オバッファリングの検孔器(verifier)用のバッファのサ
イズを規定する。
【0052】次のパラメータである制限パラメータフラ
グ528がセットされると、特定のデフォルト最大パラ
メータサイズがMPEG−2規格のもとで仮定される。
このフラグは、多くのHDTV画像においてはリセット
される。なぜなら、フラグがセットされる際に規定され
た限定が、NTSCまたはPAL画像の解像度におおよ
そ対応しているためである。
【0053】制限パラメータフラグ528に続くもの
は、ロードイントラ量子化マトリックスフラグ530で
ある。このフラグがセットされると、シーケンスパラメ
ータストリーム内の次の64個の8ビット値が量子化マ
トリックスをイントラフレーム符号化画像の復号化に用
いられるように規定する。これら64個の値は、図5A
に示すシーケンスシンタックスにおけるアイテム532
により表される。イントラ量子化マトリックスフラグ5
30がリセットされた場合、デフォルト量子化マトリッ
クスは、イントラ符号化画像の復号化に用いられる。こ
のデフォルトマトリックスは、MPEG−2規格におい
て規定されている。
【0054】シーケンスシンタックスにおける次のアイ
テムは、ロード非イントラ量子化マトリックスフラグ5
34である。このフラグは、ロードイントラ量子化マト
リックスフラグと同じ方法で作動するが、例外としてフ
ラグがセットされた場合に、フラグに続く64個の8ビ
ット値536がピクチャ(双方向もしくは予測的に符号
化されたもの)を逆量子化するために用いられることは
除く。
【0055】非イントラ量子化マトリックスに続くシー
ケンスシンタックス内アイテムは、拡張およびユーザデ
ータ538である。拡張データは、0×B5のスタート
コード値により規定される。拡張データはこのコードに
続き、別のスタートコードと遭遇するまで継続する。遭
遇し得る1つのスタートコードは、ユーザデータスター
トコードである。MPEG−2においてユーザデータス
タートコード値は、0×B2である。このコードは、ユ
ーザデータの始まりを識別する。拡張データを伴って、
このデータは別のスタートコードの受信まで続く。拡張
およびユーザデータフィールドは、MPEG−2規格の
伸長およびカスタマイゼーション(customization)を考
慮するように供給される。ブロック538をつなぐ矢印
により示すように、このデータは選択自由である。
【0056】拡張およびユーザデータ538の次に、1
つ以上のグループオブピクチャレコード540がある。
シンタックス図のアイテム540をつなぐ後ろ向きの矢
印により示すように、複数のグループオブピクチャがシ
ーケンスシンタックスのこのパートにおいて規定され得
る。しかし、最後のグループオブピクチャに続くもの
は、シーケンスエンドコード542である。このコード
は、エンドコード値0×B7により規定される。
【0057】データ送信のフォーマットがよく知られて
いない場合、復号化はシーケンススタートコードおよび
その付随パラメータがデータストリーム内で遭遇した後
にのみ始まり得る。複数のシーケンスヘッダ間の大きな
遅延を防ぐため、MPEG−2規格において、これらの
スタートコードおよびその関連したヘッダブロックが、
所定のシーケンス内で複数回挿入され得ることが考慮さ
れている。これらのヘッダブロックは、例えば複数の連
続したグループオブピクチャレコード間に挿入され得
る。MPEG−2シンタックスに規定されるように、各
シーケンスヘッダは、スタッフィングビットに先行され
得る。
【0058】図5Bから5Fは、他の層のシンタックス
を示す。図5Bは、図5Aのグループオブピクチャアイ
テム540のシンタックスを表す。図5Bは、スタッフ
ィングビット550、および1つ以上のピクチャレコー
ド552を含み、これらは図5Cのシンタックス図によ
りさらに規定される。図5Cはというと、スタッフィン
グビット560、および1つ以上のスライスレコード5
62を含む。スライスレコードは、図5Dのシンタック
ス図によりさらに規定される。この図5Dは、スタッフ
ィングビット570、および1つ以上のマクロブロック
レコード572を含む。マクロブロックレコードは、図
5Eのシンタックス図によりさらに規定され、マクロブ
ロックスタッフィングデータ580を含む。これらの図
は、これらの図は、このシンタックスが上記参照MPE
G−2規格書類から入手可能なため、詳細には示してい
ない。
【0059】図4に示す装置は、0のプレセット数がビ
ットストリーム内にデータを収容するようにパスされる
ことを可能にし、このビットストリームにおいて0値バ
イトのストリングは、ヘッダデータの一部もしくは符号
化画像データを形成する。これはスタートコードプレフ
ィクスおよびスタートコード値を拡張およびユーザデー
タフィールド内に形成する、少なくとも16個の、23
個の0値ビットを含む。よって、復号器の適した操作と
して、パスされた0値バイトの最小数は、スライスレコ
ードには少なくとも2でなければならず、非スライスレ
コードには、例えば128であり得る。
【0060】レジスタ432および434により保持さ
れる0値バイトカウント値は、スライスレコードおよび
非スライスレコードがそれぞれ後に続き得る、最大数の
スタッフィングバイトに対応するように上述したが、レ
ジスタ434により保持されるバイトカウント値は、ピ
クチャレコードの後に続き得るバイトの数であると考え
られ得る。これはピクチャレコードが、グループオブピ
クチャレコード、またはシーケンスレコードよりもかな
り多くあるためである。他のタイプのレコード用0値バ
イトカウント値を保持するため、他のレジスタが供給さ
れ得ることが考慮される。スタートコード検出エンジン
は、スタートコードに加えて、または代わりに、ストッ
プコードを検出し得、カウント値を適切に調節すること
がさらに考慮される。
【0061】MPEG−2ビデオ復号器は、ビットスト
リームを復号器のVBVバッファに格納する前に、スタ
ッフィングデータを識別し、MPEG−2ビットストリ
ームから取り除く。復号器は、MPEG−2ビットスト
リームを、連続した0値バイトのグループのために監視
する。プログラムされた最大の長さよりも大きい0値バ
イトの連続したシーケンスに遭遇した場合、復号器はそ
のシーケンスをスタッフィングデータとして識別し、任
意のさらなる0値バイトが、次の非0値バイトに遭遇す
るまで通過することを抑制する。復号器は2つの最長値
を特定する。1つはスライススタートコードに先行し得
るスタッフィングバイトの数であり、もう1つは非スラ
イスコードに先行し得るスタッフィングバイトの数であ
る。これらの値はマイクロプロセッサにより復号化操作
中に変わり得る。
【0062】本発明は、例示的な実施形態の観点から説
明されてきたが、添付の請求項の範囲内で上記の概要に
沿って実施され得ることが意図される。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、MPEG−2復号器に
おいて、ビットストリームをVBVバッファに格納する
前に、スタッフィングデータを識別し、MPEG−2ビ
ットストリームから取り除く。これにより復号化に先だ
ってMPEG−2データストリームからスタッフィング
ビットを選択的に消去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】例示的なデジタルマルチプログラム送信、およ
び受信システムを示すハイレベルブロック図(従来技
術)である。
【図2】図1示すシステムにおけるSTDモデルの例示
的な実施を示すハイレベルブロック図(従来技術)であ
る。
【図3】本発明の実施形態を含む、MPEG−2ビデオ
復号器を示すブロック図である。
【図4】図3に示す復号器における使用に適したパーサ
を示すブロック図である。
【図5A】本発明の操作を記述するために役立つMPE
G−2ビットストリームを示すシンタックス図(従来技
術)である。
【図5B】本発明の操作を記述するために役立つMPE
G−2ビットストリームを示すシンタックス図(従来技
術)である。
【図5C】本発明の操作を記述するために役立つMPE
G−2ビットストリームを示すシンタックス図(従来技
術)である。
【図5D】本発明の操作を記述するために役立つMPE
G−2ビットストリームを示すシンタックス図(従来技
術)である。
【図5E】本発明の操作を記述するために役立つMPE
G−2ビットストリームを示すシンタックス図(従来技
術)である。
【図5F】本発明の操作を記述するために役立つMPE
G−2ビットストリームを示すシンタックス図(従来技
術)である。
【符号の説明】
312 マイクロプロセッサインターフェース 316 パーサ 326 DRAM制御およびアドレス発生 330 マイクロプロセッサ 334 逆量子化 342 逆離散コサイン変換 358、360 加算およびクリップ回路機構 370 RACインターフェース 375 ディスプレイ制御
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月20日(2000.1.2
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によるエムペグ
(MPEG)により特定された規格(MPEG−2)に
従って符号化されている信号を復号化するビデオ信号復
号器は、該符号化ビデオ信号はスタッフィングデータ
、該符号化信号を固定レートビットストリームとして
供給するように該符号化信号に加えられる0値ビットの
バーストを含み、該装置は、該符号化ビデオ信号を受
信する端子と、該受信した符号化ビデオ信号を、個々の
0値バイトを識別するために監視する0バイト検出器
と、該0バイト検出器により識別された該個々の0値バ
イトを、0値バイトのシーケンスがスタッフィングデー
タに対応するかを決定するためにカウントするカウンタ
と、該カウンタが該0値バイトのシーケンスがスタッフ
ィングデータに対応することを決定した場合に、該0値
バイトのシーケンスにおける一つの該0値バイトの通過
をブロックする手段とを含み、それにより上記目的が達
成される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】本発明によるエムペグ(MPEG)により
特定された規格(MPEG−2)に従って符号化されて
いる信号を復号化するビデオ信号復号器におけるメモリ
アクセスを減らす方法は、該符号化ビデオ信号はスタッ
フィングデータ、該符号化信号を固定レートビットス
トリームとして供給するように該符号化信号に加えられ
る0値ビットのバーストを含み、該方法は、該符号化
ビデオ信号を受信する工程と、該受信した符号化ビデオ
信号を、個々の0値バイトを識別するために監視する工
程と、該0バイト検出器により識別された該個々の0値
バイトを、0値バイトのシーケンスがスタッフィングデ
ータに対応するかを決定するためにカウントする工程
と、該カウンタが該0値バイトのシーケンスがスタッフ
ィングデータに対応することを決定した場合に、該0値
バイトのシーケンスにおける一つの該0値バイトの通過
をブロッキングする工程とを含み、それにより上記目的
が達成される。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エムペグ(MPEG)により特定された
    規格(MPEG−2)に従って符号化されている信号を
    復号化するビデオ信号復号器であって、該符号化ビデオ
    信号はスタッフィングデータ、該符号化信号を固定レー
    トビットストリームとして供給するように、該符号化信
    号に加えられる0値ビットのバーストを含み、該装置
    は、 該符号化ビデオ信号を受信する端子と、 該受信した符号化ビデオ信号を、個々の0値バイトを識
    別するために監視する0バイト検出器と、 該0バイト検出器により識別された該個々の0値バイト
    を、0値バイトのシーケンスがスタッフィングデータに
    対応するかを決定するためにカウントするカウンタと、 該カウンタが該0値バイトのシーケンスがスタッフィン
    グデータに対応することを決定した場合に、該0値バイ
    トのシーケンス内の該0値バイトの通過をブロックする
    手段と、を含む装置。
  2. 【請求項2】 前記受信した符号化ビデオ信号を、スラ
    イススタートコードを識別するために監視するスタート
    コード識別器と、 スライススタートコードを識別する該スタートコード識
    別器に応答して、前記カウント値よりも大きい数のバイ
    トを有する該スライススタートコードに続く0値バイト
    のシーケンスを、スタッフィングバイトとして識別する
    ために、所定数の個々の0値バイトをカウントするよう
    に前記カウンタをセットする、プログラミング手段と、
    をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記スタートコード識別器が、スライス
    スタートコードに対応しないスタートコードを他のスタ
    ートコードであると識別し、前記プログラミング手段
    が、前記所定数とは異なるさらなる所定数をカウントす
    るように前記カウンタをセットし、これは該他のスター
    トコードの内の1つが検出され、0値バイトのシーケン
    スをスタッフィングバイトとして識別し、該シーケンス
    が該さらなる所定数よりも大きい数のバイトを有すると
    きに、該カウンタをセットする、請求項2に記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 前記プログラミング手段が、前記所定の
    数および前記さらなる所定の数を受信するためにマイク
    ロプロセッサにつながれた第1および第2レジスタを含
    み、ここで前記マイクロプロセッサが該所定の数および
    該さらなる所定の数を変えるように制御され得る、請求
    項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 エムペグ(MPEG)により特定された
    規格(MPEG−2)に従って符号化されている信号を
    復号化するビデオ信号復号器におけるメモリアクセスを
    減らす方法であって、該符号化ビデオ信号はスタッフィ
    ングデータ、該符号化信号を固定レートビットストリー
    ムとして供給するために該符号化信号に加えられる0値
    ビットのバーストを含み、該方法は、 該符号化ビデオ信号を受信する工程と、 該受信した符号化ビデオ信号を、個々の0値バイトを識
    別するために監視する工程と、 該0バイト検出器により識別された該個々の0値バイト
    を、0値バイトのシーケンスがスタッフィングデータに
    対応するかを決定するためにカウントする工程と、 該カウンタが該0値バイトのシーケンスがスタッフィン
    グデータに対応することを決定した場合に、該0値バイ
    トのシーケンスにおける該0値バイトの通過をブロッキ
    ングする工程と、を含む方法。
  6. 【請求項6】 前記受信した符号化ビデオ信号内のスラ
    イススタートコードを識別する工程と、 識別された該スライススタートコードに応答して、所定
    数の個々の0値バイトをカウントする前記カウントする
    工程においてカウンタ値をセットし、バイトの数が前記
    カウンタ値よりも大きい場合にのみ、該スライススター
    トコードに続く0値バイトのシーケンスをスタッフィン
    グバイトとして識別する工程と、をさらに含む、請求項
    5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記スタートコード識別器がスライスス
    タートコードに対応しないスタートコードを他のスター
    トコードであると識別し、前記方法が、前記所定数とは
    異なるさらなる所定数に前記カウンタ値をセットする工
    程をさらに含み、該工程は該他のスタートコードの内の
    1つが検出され、0値バイトのシーケンスをスタッフィ
    ングバイトとして識別し、該シーケンスが該さらなる所
    定数よりも大きい数のバイトを有するときにのみ、該カ
    ウンタ値をセットする、請求項6に記載の方法。
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