JP2000124623A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2000124623A
JP2000124623A JP10291046A JP29104698A JP2000124623A JP 2000124623 A JP2000124623 A JP 2000124623A JP 10291046 A JP10291046 A JP 10291046A JP 29104698 A JP29104698 A JP 29104698A JP 2000124623 A JP2000124623 A JP 2000124623A
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resin
wall
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Norio Hasegawa
範夫 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器の内部のノイズの防音及び筐体強度
向上。 【解決手段】 パーソナルコンピュータ等の筐体を構成
する各面部のうちの全部又は一部の面部において、複数
の壁部31と該各壁部に挟まれた空気層部30を有する
部位が形成されているようにする。またその筐体は樹脂
により形成されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば情報処理装置
などの電子機器に関し、特にその筐体の構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータに代表される情
報処理装置や、CDプレーヤ、VTRなどのAV(オー
ディオ・ビジュアル)機器など、多様な電子機器が開発
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの電子機器では
筐体内部の各種機構の動作により、不要なノイズを発生
させるものが多い。例えばパーソナルコンピュータの場
合では、筐体内部に設けられている空冷用のファンの回
転音や風切り音、内蔵されるハードディスクドライブ、
CD−ROMドライブ、フロッピーディスクドライブな
どのドライブ装置のアクセス音などである。同様にAV
機器においてもメディアへのアクセス音やメディアの回
転音/走行音などが発生する。このようなノイズは、ユ
ーザーに不快感を与えるという問題がある。特に深夜な
ど静かな環境でパーソナルコンピュータを使用する際な
どには、非常に耳障りなものとなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、電子機器の筐体の構造により筐体内ノイズ
の外部への防音を図るとともに、筐体に求められる強度
についても十分に確保できるようにすることを目的とす
る。
【0005】このために本発明の電子機器は、筐体を構
成する各面部のうちの全部又は一部の面部において、複
数の壁部と該各壁部に挟まれた空気層部を有する部位が
形成されているようにする。即ち筐体の或る面(又は全
部の面)において、複数の壁部と空気層による最低でも
3層構造となる部位を形成する。この少なくとも3層と
なる部位は、その面のほぼ全部としてもよいし一部とし
てもよい。このような部位を設けることで、防音作用を
得、かつ複数の壁部により強度を得る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態として
の各種の例を説明していく。まず第1の実施の形態の例
を図1、図2で説明する。図1はパーソナルコンピュー
タの本体部の外観例を示しており、このパーソナルコン
ピュータ本体の筐体として、正面1、上面2、左側面
3、右側面4、背面5、底面6が形成される。正面1に
は、ユーザーがCD−ROMを筐体内部に配備されたC
D−ROMドライブに装填するためのCD−ROMドラ
イブ装着部20、及びCD−ROMドライブ装着部20
のディスクトレイを開閉するイジェクトスイッチ21が
設けられる。また、ユーザーが3.5インチフロッピー
ディスクを筐体内部に配備されたフロッピーディスクド
ライブに装填するためのフロッピーディスク挿入/排出
部22、及びフロッピーディスクの取り出しのためのイ
ジェクトスイッチ23も設けられる。さらにパーソナル
コンピュータの電源立ち上げのためのパワースイッチ2
4や、各種インジケータ25等が設けられる。
【0007】なお筐体内部に配置される各種機構や基板
については図示を省略しているが、通常のパーソナルコ
ンピュータ本体で知られているように、CPUやメモリ
などとしてのチップを配した1又は複数の基板や、CD
−ROMドライブ、フロッピーディスクドライブ、ハー
ドディスクドライブなどのドライブ装置部、空冷用のフ
ァン機構、電源回路系、外部インターフェース用のコネ
クタ機構等が配置されるものである。
【0008】このような筐体としては、例えば正面1、
上面2、左側面3、右側面4が形成される部位が、トッ
プカバー10として一体的に形成され、また底面6を形
成する部位がボトムカバー11として形成されて、この
トップカバー10とボトムカバー11が嵌め合わせ又は
ビス止めなどで互いに固定されることで、筐体が形成さ
れる。そしてこのトップカバー10、ボトムカバーはA
BS、ポリスチレン、ポリカーボネート、ABS+ポリ
カーボネートなどの樹脂により成形される。
【0009】なお背面5を形成する部位には、図示して
いないが、各種コネクタ端子やメモリ増設用のスロッ
ト、SCSIボードなどの取付用スロットなどが配され
ることになり、背面部の壁面としてはこれらのコネクタ
端子やスロットに相当する部位では設けられないことが
多い。場合によっては、背面5全体が内部機構を取り付
けた金属シャーシの背面部により形成される場合もあ
る。本例としては特に樹脂成形により筐体壁面が形成さ
れる部位に特徴を有するものであるが、背面5の一部が
例えばボトムカバー11と一体的に形成され、つまり樹
脂による壁面が形成される場合は、その部分に以下説明
する3層構造がとられるようにしてもよい。
【0010】図2に、トップカバー10により形成され
る上面2、左側面3、及びボトムカバー11により形成
される底面6の断面構造を模式的に示している。この図
からわかるように、樹脂成形される各面は、2つの壁部
31,31が形成されているとともに、この壁部31、
31に挟まれた空間が空気層30とされた3層構造とさ
れている。なお図示していないが右側面4も同様であ
る。一例としては、壁部31の厚みは2〜3mm程度、
空気層30の厚みも同様に2〜3mm程度とされ、上面
2、左側面3、底面6としての厚みはそれぞれ5〜10
mm程度とされる。
【0011】このように空気層30を設けるには、トッ
プカバー10及びボトムカバー11をいわゆるガスアシ
スト成形法で成形すればよい。なお、ABS樹脂等のガ
スアシスト成形で製造することは、後述する第2、第
3、第4の実施の形態のトップカバー10、ボトムカバ
ー11についても同様である。ガスアシスト成形につい
て図9で説明する。
【0012】図9はガスアシスト成形装置の概要を模式
的に示す図である。成形装置には図示するように金型7
0、金型70に対して所定の圧力で樹脂Jを注入するシ
リンダ51、ガスボンベ52、ガスボンベ52から送出
されるガスG(例えば窒素等)を圧縮するピストンPを
有するガスシリンダ53、ガスの流動を制御するバルブ
V1、V2、V3が設けられる。そして成形時には、金
型50の注入口50aから予め算出された所定量の樹脂
Jをシリンダ51から注入した後に、所定のタイミング
で同じように注入口50aからガスGを送り込んで中空
構造を形成する。
【0013】まずバルブV1を開くことによりガスシリ
ンダ53にガスGを注入し、再びバルブV1を閉じる。
そして、ピストンPによってガスGを圧縮し、所定のタ
イミングでバルブV2を開く。すると、金型50内に注
入された樹脂Jの固化具合やその肉厚による圧力によっ
て、ガスGが所定の箇所を流動する様になり、ガスGが
流動したところが中空状になる。このようにして中空部
が形成されるとバルブV3を開いて、ガスGを外部に放
出するようにする。このようなガスアシスト成形によ
り、トップカバー10、ボトムカバー11において、図
2のように空気層30を形成することができる。
【0014】ところで図2の例では上面2、左側面3
(右側面4)、底面6において、2つの壁部31、31
に挟まれた空間層30が形成されるようにしているが、
正面1や背面5を形成する部位において同様の構造をと
るようにしてもよい。また、例えば空気層30を形成す
るのは上面2、左側面3、右側面4のみとするなど、筐
体を形成する一部の面において空気層30が形成される
ようにしてもよい。
【0015】このように、筐体を構成する全部又は一部
の面において空気層30が形成されることで、内部から
のノイズ、特にファン機構、ハードディスクドライブ等
のドライブ装置などから発生される動作音等が筐体外部
に漏れることが、通常の構造の筐体の場合よりもかなり
少なくなる。つまり内部ノイズが内側の壁部31に与え
る音波による振動がダイレクトには外側の壁部31には
伝わらないことで、顕著な防音効果が得られるものであ
る。さらに本例では筐体を樹脂で成形しているため、金
属で筐体を形成する場合のに比べてノイズに対する共振
は非常に低減され、著しい防音効果を得ることができ
る。このことから、ユーザーにとって、ノイズの少ない
静かなパーソナルコンピュータ装置を提供できる。
【0016】また、壁部31、31による2重壁構造
は、筐体の強度向上にも寄与する。なお、強度は成形材
料や壁部31の厚みサイズにも依存するが、上述したよ
うな樹脂材料や厚み寸法によれば、パーソナルコンピュ
ータ本体として要求される強度レベルに対して十分以上
の強度を得ることができる。なお、図2では示されてい
ないが、上面2、左側面3(右側面4)、底面6のそれ
ぞれにおいて、適切な位置及び数で、両方の壁部31、
31を連結する支柱を形成することで、強度レベルは一
層向上される。さらに面内部に空気層30を有すること
や、筐体を樹脂で形成することは筐体の軽量化効果もあ
る。
【0017】次に第2の実施の形態の例を図3、図4、
図5で説明する。図3はこの第2の実施の形態の例とし
てのパーソナルコンピュータ本体の外観を示している。
なお、上記図1、図2と同一部分には同一符号を付し、
説明を省略する。この例の場合は、図3に見られるよう
に、外観デザイン上の観点から筐体形状が工夫されたも
のであり、特に正面1、左側面3(右側面4)が、位置
により厚みが変化するような多少複雑な面形状となって
いる場合である。
【0018】例えばこのようなデザインに対応する場
合、壁部31、空気層30は図4に示すように形成する
ことが考えられる。即ち、左側面3において見られるよ
うに、1つの面において、その各部の厚みに応じて独立
した複数の空気層30が形成されるようにするものであ
る。また図5では正面1を示しているが、この正面1の
ように各種部位の配置により複雑な構造となる筐体部分
については、例えば図中に破線で示すように、各種機構
の配置の邪魔にならないような部位において、面内部に
空気層30を設けるようにすることができる。
【0019】このように、筐体形状がデザイン上の都合
などにより或る程度複雑な面形状となる場合でも、その
形状に対応して複数の空気層30を離散的に形成するこ
とで、壁部31,31及び空気層30による3層構造部
分を得ることができ、防音効果を得ることができる。
【0020】また、このように空気層30が離散的に形
成されることは筐体面の強度のさらなる向上にも寄与す
る。特に図4に示されるように、厚み的にはほぼ均一な
形状となる上面2、底面6等においても、空気層30が
離散的に形成されるようにすることで、面強度は向上さ
れる。
【0021】なお、各面で離散的に形成される空気層3
0は、それぞれが完全に独立した空間とされてもよい
し、一部互いに連通するような空間とされるものでもよ
い。
【0022】次に図6、図7で、第3の実施の形態とし
てのパーソナルコンピュータ本体の筐体構造を説明す
る。図6はパーソナルコンピュータ本体の外観を示して
いるが、これは上記図3の例とほぼ同様であるが、左側
面3(及び右側面2)に、排熱・通風のための多数の孔
40を形成したものである。また、デザイン上の観点か
ら、孔40としての列と、外観は孔40とほぼ同様に見
えるが実際には排熱孔とはなっていないダミー孔41と
しての列とが、交互に設けられている。
【0023】この場合も、トップカバー10、ボトムカ
バー11により構成される筐体各面の全部又は一部の面
が、上述してきたように2つの壁部31とそれに挟まれ
た空気層30という3層構造とされているものである
が、そのような構造を左側面3(及び右側面2)に採用
する場合は、上記孔40、ダミー孔41を設けるために
図7(a)(b)のような構造をとることになる。
【0024】図7(a)は左側面3において孔40が形
成されている部位の断面を示し、この部位では図示する
ように孔40を避けて空気層30が設けられる。一方図
7(b)は、ダミー孔41が形成されている部位の断面
であるが、この部位ではダミー孔41としてのくぼみが
形成されるのみとなり、空気層30は上記図4の例と同
様に形成される。
【0025】例えば以上のようにすることで、筐体の或
る面において孔40を設ける場合でも、その面に壁部3
1、31とそれに挟まれた空気層30による3層構造の
部位を形成することができる。またデザイン上の要望な
どでダミー孔41を設ける場合も、図7(b)のように
3層構造を実現することができる。
【0026】なお、図7(a)に示す空気層30と、図
7(b)に示す空気層30は、正面1からみて奥行方向
となる方向に連通する空間とされていてもかまわない。
【0027】ところで、パーソナルコンピュータ等の電
子機器では、内部回路部で発生する電磁波をシールドす
ることが求められる。そこで第4の実施の形態として図
8に示すように、樹脂のトップカバー10、ボトムカバ
ー11により形成される筐体の内壁に沿って、金属のシ
ールド板60、61を配することが考えられる。なお、
トップカバー10、ボトムカバー11には、上述の例と
同様に空気層30が形成された部位が設けられている。
【0028】この場合、シールド板60はトップカバー
10の内壁に沿った形状とされ、例えば図示するように
両端部60a、60aが、トップカバー10に取り付け
られたボトムカバー11の爪部11a、11aに係合さ
れるようにする。そして他方のシールド板61はボトム
カバー11の内壁に沿った形状とされ、かつ両端部61
a、61aに弾性を有する形状とされて、図示するよう
にシールド板60の両端部60a、60aを上記爪部1
1a、11aに押しつけるようにする。さらにボトムカ
バー11には所要位置に、ネジ孔を有する突起部11b
が形成されるとともに、シールド板61において突起部
11bに対応する折曲部61bが形成され、電子回路や
マイクロチップ等がマウントとされた基板50が、ネジ
51により、折曲部61bを介して突起部11bにネジ
止めされる。
【0029】これにより、筐体内壁側でシールド板6
0,61が固定配置されることになる。そしてこのよう
にシールド板60,61が配置されることで、シールド
板自体の強度も筐体の強度向上に寄与するとともに、シ
ールド板60,61とトップカバー10,ボトムカバー
11の間にもわずかな空気層が形成される。従って、こ
のようにシールド板を配することは、電磁波遮断という
本来の効果に加えて、防音及び強度向上という効果を得
ることができる。
【0030】以上、各種の実施の形態の例を説明してき
たが、本発明としての変形例は多様に考えられる。ま
ず、空気層30を設ける面としては、筐体を構成する全
ての面としてもよいし、例えば底面側には設けない等、
一部の面としてもよい。一部の面においてのみ空気層3
0を設けるものとした場合でも、防音効果は得られるも
のである。つまり、空気層30を設ける面が、内部構造
(ファンやドライブの配置位置、配置方向など)などの
事情によりノイズが最も放出されやすい方向の面とされ
ることや、その空気層30を設ける面が、ユーザーにと
って影響の或る面、即ち上面、左右側面、前面などとす
ることで、十分な防音効果が得られる。
【0031】また、上記例では2つの壁部31、31と
空気層30による3層構造の礼を述べたが、例えば3つ
の壁部と各壁部に挟まれる2つの空気層による5層構造
とするなど、より多層構造とすることでさらなる防音効
果及び強度向上を実現できる。
【0032】また空気層は必ずしも密閉空間としなくて
もよい。例えば一部の空気層は筐体内の空間と連通する
ものとしてもよい。
【0033】上記例では筐体の正面1、上面2、左右側
面3,4はトップカバー10、底面6(及び背面5)は
ボトムカバー11で形成されるものとしたが、このよう
に複数の面を一体的に形成するものではなく、各面を個
別に成形し、接着等により筐体を形成するものであって
もよい。
【0034】実施の形態の例では、ガスアシスト成形に
より内部に空気層が形成される用にしたが、例えば発泡
材を混入して成形を行うなどにより、面内部に発泡層が
形成されるようにしてもよい。また、空気層には何も充
填しない(空気のみ)ものとしたが、例えば吸音材など
を充填することも考えられる。さらには、空気層を密閉
空間とするとともに、真空に近い状態とすることも好適
である。もちろん筐体内面側に防音シート材などを貼付
して一層の防音効果を得ることもできる。
【0035】また、電磁波シールドのために薄い金属板
であるシールド板を配した例を述べたが、筐体内面側に
薄膜シールド材を貼付したり、メッキ塗装、導電塗料の
塗料などによりシールド効果を得るようにしてもよい。
【0036】なお各例では、筐体は樹脂成形され、その
樹脂成形された筐体面内部に空気層が形成されるものと
して述べてきたが、筐体を金属で形成する場合にも、空
気層を含む多層構造として防音効果(樹脂の場合よりは
効果が落ちるが)を得ることもできる。
【0037】ところで本発明はパーソナルコンピュータ
等の情報処理機器のみではなく、CDプレーヤ、VTR
などのAV機器等、各種の電子機器に採用できるもので
ある。
【0038】
【発明の効果】以上の説明からわかるように本発明の電
子機器は、筐体を構成する各面部のうちの全部又は一部
の面部において、複数の壁部と該各壁部に挟まれた空気
層部を有する部位が形成されているため、内部で発生す
るノイズは、壁部、空気層、壁部という3層構造におい
て低減されることになり、筐体外部に対して防音効果を
得ることができる。さらに少なくとも2以上の壁部が形
成されることは、筐体の強度の向上を実現する。
【0039】また筐体を樹脂により成形するものとした
場合は、例えば上述したガスアシスト成形などで、本発
明の構造の筐体を容易に製造することができるという利
点があり、さらに、機器の軽量化という効果も得られる
ことになる。そして樹脂であることにより、例えば金属
筐体のように筐体面自体が内部のイズに比較的大きく共
振しまうことが避けられ、防音効果を一層高めることが
できる。
【0040】また、筐体内壁側に電磁シールド部材が配
されていることで、例えば筐体が樹脂成形される場合で
も、内部から輻射される電磁波のシールド効果を得、ユ
ーザーにとって好適な電子機器とすることができるとと
もに、その電磁シールド部材が或る程度強度を有する部
材とされている場合は、筐体の強度を補強する効果も得
られる。
【0041】また本発明の電子機器をパーソナルコンピ
ュータなどの情報処理装置とし、即ちその筐体に上記の
構造を採用することで、比較的静かな環境で用いること
の多い情報処理装置として好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の外観の説明図であ
る。
【図2】第1の実施の形態の筐体面の構造を示す断面図
である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の外観の説明図であ
る。
【図4】第2の実施の形態の筐体面の構造を示す断面図
である。
【図5】第2の実施の形態の正面側での空気層形成の説
明図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の外観の説明図であ
る。
【図7】第3の実施の形態の筐体面の構造を示す断面図
である。
【図8】本発明の第4の実施の形態の構造の説明図であ
る。
【図9】ガスアシスト成形の説明図である。
【符号の説明】
1 正面、2 上面、3 左側面、4 右側面、5 背
面、6 底面、10トップカバー、11 ボトムカバ
ー、30 空気層、31 壁部、40 孔、41 ダミ
ー孔、60,61 シールド板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体を構成する各面部のうちの全部又は
    一部の面部において、複数の壁部と該各壁部に挟まれた
    空気層部を有する部位が形成されていることを特徴とす
    る電子機器。
  2. 【請求項2】 前記筐体は樹脂により成形されることを
    特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記筐体内壁側に電磁シールド部材が配
    されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機
    器。
  4. 【請求項4】 当該電子機器は情報処理装置であること
    を特徴とする請求項1に記載の電子機器。
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