JP2000124622A - 携帯電子機器及びその使用方法 - Google Patents

携帯電子機器及びその使用方法

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JP2000124622A
JP2000124622A JP10292569A JP29256998A JP2000124622A JP 2000124622 A JP2000124622 A JP 2000124622A JP 10292569 A JP10292569 A JP 10292569A JP 29256998 A JP29256998 A JP 29256998A JP 2000124622 A JP2000124622 A JP 2000124622A
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cabinet
electronic device
operator
portable electronic
forearm
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JP10292569A
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Inventor
Noboru Hayashi
昇 林
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレーターの前腕にぐらつきや変位を生じ
ることなく安定して固定することができる携帯電子機器
及びその使用方法を提供する。 【解決手段】 携帯電子機器10の外箱を構成するキャ
ビネット11と、キャビネット11の後端部に設けられ
キャビネット11の裏面11aとの間にオペレーターの
前腕Aを挾んで固定するベルト16と、キャビネット1
1の先端部に設けられオペレーターの手の指Fがつかむ
ことができる不撓性を有する把手部18とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オペレーターの前
腕に装着して持ち歩いたり作業したりすることができる
携帯電子機器及びその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年においては、キーボードや液晶ディ
スプレイ等が設けられた携帯電子機器、例えば、ウェア
ラブルコンピューターのように、オペレーターの前腕に
装着して、オペレーターが歩いたり、或いは何らかの作
業をしながらその携帯電子機器を操作できるようなもの
が現われている。そのような携帯電子機器及びその固定
方法としては、従来は、例えば図9に示す携帯電子機器
50のようにバンド56を用いて固定するものがあっ
た。
【0003】すなわち図9において、携帯電子機器50
の外箱を構成するキャビネット51の表側(図中上側)
には、データを入力するためのキーボード52や、デー
タを表示するための液晶ディスプレイ54等が設けられ
ている。そして、キャビネット51の裏側(図中下側)
には2組のバンド56が設けられていて、それらのバン
ド56の各々は、2本のマジックテープ(商標名)56
a,56bの各々の先端部が互いに接着,剥離自在とな
っている。
【0004】このような携帯電子機器50は、キャビネ
ット51の裏面51aをオペレーターの前腕に接触させ
て、バンド56のマジックテープ56a,56bの各々
の先端部を互いに接着させることにより、キャビネット
51の裏面51aとバンド56との間にオペレーターの
前腕を挾むようにして、その前腕に携帯電子機器50を
固定するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の携帯電子機器50においては、オペレーター
の腕は柔かいだけでなく、強く締め付けると血液の流れ
(血行)が悪くなるので、バンド56を強く締め付けて
腕の太さの方向に携帯電子機器50のキャビネット51
を堅く固定することはできない。このため、バンド56
を緩めに締め付けると携帯電子機器50にぐらつきが生
じる。
【0006】また、バンド56はその構造上、形態上か
ら、携帯電子機器50のキャビネット51がオペレータ
ーの腕の長さ方向に変位するのを拘束する動作、機能は
有していない。このため、図10(a)に示すように、
オペレーターPが歩くとき等において手が下がるときに
は、携帯電子機器50が前腕Aから抜ける方向(図中矢
印方向)に変位してしまう。
【0007】また図10(b)に示すように、オペレー
ターPが何らかの作業で前腕Aを上げたときには、携帯
電子機器50が肩の方(図中矢印方向)に向かって変位
してしまう。このように、携帯電子機器50を前腕Aに
固定しようとしてもぐらつきや変位を生じて不安定とな
ってしまい、携帯電子機器50を前腕Aに安定して固定
することができないという問題があった。
【0008】そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、オ
ペレーターの前腕にぐらつきや変位を生じることなく安
定して固定することができる携帯電子機器及びその使用
方法を提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による携帯電子機器は、携帯電子機器の外箱
を構成するキャビネットと、前記キャビネットの後端部
に設けられキャビネットの裏面との間にオペレーターの
前腕を挾んで固定するベルトと、前記キャビネットの先
端部に設けられオペレーターの手の指がつかむことがで
きる不撓性を有する把手部とを備えた構成としたもので
ある。
【0010】このような構成の携帯電子機器によれば、
オペレーターの手の指が把手部をつかみ、ベルトにより
キャビネットの裏面との間にオペレーターの前腕を挾ん
で固定することにより、キャビネットをオペレーターの
前腕に固定させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて具体的に説明する。図1は、本発明
による携帯電子機器及びその使用方法の第1の実施の形
態について説明するために参照する図である。
【0012】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
携帯電子機器10を、オペレーターの前腕Aに固定させ
た状態を示す図である。同図において、携帯電子機器1
0の外箱を構成するキャビネット11の表側(図中上
側)には、データを入力するためのキーボード12や、
データを表示するための液晶ディスプレイ14等が設け
られている。そして、キャビネット11の後端部(図中
左端部)の裏面11aの両側部にはバンド16が設けら
れている。
【0013】上記バンド16は、従来のバンド56と同
様に、2本のマジックテープ(商標名)の各々の先端部
が互いに接着,剥離自在になっている。そして、携帯電
子機器10の先端部(図中右端部)の裏面11a側寄り
には、キャビネット11の長さ方向に沿って突出するよ
う一体に形成された、コの字状の、容易には撓まない
(不撓性を有する)材質の把手部18が設けられてい
る。
【0014】携帯電子機器10としては、例えば、デー
タを入出力できるもの、コンピューターを内蔵している
もの、コンピューターを内蔵していないもの、通信がで
きるもの、或いは通信ができないもの等、携帯できる大
きさのものであればどのような電子機器でもよい。ま
た、携帯電子機器10はその素材や形状も問わない。
【0015】このように構成された携帯電子機器10
は、オペレーターの手の指Fが把手部18をつかんで、
キャビネット11の裏面11aをオペレーターの前腕A
に接触させ、それからバンド16の2本のマジックテー
プの各々の先端部を互いに接着させることにより、キャ
ビネット11の裏面11aとバンド16との間にオペレ
ーターの前腕Aを挾むようにして、その前腕Aに携帯電
子機器10を固定するようになっている。
【0016】このようにして前腕Aに固定した携帯電子
機器10を前腕Aから外すには、まずバンド16の2本
のマジックテープの各々の先端部を互いに剥離させ、キ
ャビネット11の裏面11aをオペレーターの前腕Aか
ら離隔させて、それからオペレーターの手の指Fが開い
て把手部18を放すことにより、携帯電子機器10を前
腕Aから外すことができる。
【0017】このように、オペレーターの手の指Fがキ
ャビネット11の把手部18をつかんで携帯電子機器1
0を前腕Aに固定することにより、把手部18は容易に
は撓まない不撓性を有することと相俟って、前腕Aの太
さの方向にキャビネット11にぐらつきが生じるのを防
止できると共に、前腕Aの長さ方向にキャビネット11
が変位するのを防止することができる。
【0018】このため、図10(a)に示すように、オ
ペレーターPが歩くとき等において手が下がるときに、
携帯電子機器10が前腕Aから抜ける方向(図中矢印方
向)に変位したり、また図10(b)に示すように、オ
ペレーターPが何らかの作業で前腕Aを上げたときに、
携帯電子機器10が肩の方(図中矢印方向)に向かって
変位するのを防止することができる。
【0019】このため、携帯電子機器10を前腕Aに、
ぐらつきや変位を生じないように安定して固定すること
ができるので、オペレーターが歩いたり何らかの作業を
しながらでも、その携帯電子機器10にぐらつきや変位
が生じることはなく、オペレーターは安定したキーボー
ド12を操作して携帯電子機器10を使用することが可
能となる。
【0020】図2は、本発明の第2の実施の形態に係る
携帯電子機器20について説明するために参照する図で
ある。前記第1の実施の形態においてはキャビネット1
1の先端部にコの字状の把手部18が設けられていたの
に対し、この第2の実施の形態においてはキャビネット
11の先端部の裏面11aに、円柱状の、容易には撓ま
ない材質の柱部材22が立設されている点において異な
るものである。
【0021】このように構成された携帯電子機器20
は、オペレーターの手の指Fが柱部材22をつかんで、
キャビネット11の裏面11aをオペレーターの前腕A
に接触させ、それからバンド16の2本のマジックテー
プの各々の先端部を互いに接着させることにより、キャ
ビネット11の裏面11aとバンド16との間にオペレ
ーターの前腕Aを挾むようにして、その前腕Aに携帯電
子機器20を固定するようになっている。
【0022】このように、オペレーターの手の指Fがキ
ャビネット11の柱部材22をつかんで携帯電子機器2
0を前腕Aに固定することにより、柱部材22は容易に
は撓まない不撓性を有することと相俟って、前腕Aの太
さの方向にキャビネット11にぐらつきが生じるのを防
止できると共に、前腕Aの長さ方向にキャビネット11
が変位するのを防止することができる。
【0023】このため、オペレーターが歩くとき等にお
いて手が下がるときに、携帯電子機器20が前腕Aから
抜ける方向に変位したり、またオペレーターが何らかの
作業で前腕Aを上げたときに、携帯電子機器20が肩の
方に向かって変位するのを防止することができる。
【0024】このため、携帯電子機器20を前腕Aに、
ぐらつきや変位を生じないように安定して固定すること
ができるので、オペレーターが歩いたり何らかの作業を
しながらでも、その携帯電子機器20にぐらつきや変位
が生じることはなく、オペレーターは安定したキーボー
ド12を操作して携帯電子機器20を使用することが可
能となる。
【0025】図3は、本発明の第3の実施の形態に係る
携帯電子機器24について説明するために参照する図で
ある。前記第1の実施の形態においてはキャビネット1
1の先端部にコの字状の把手部18がキャビネット11
の長さ方向に沿って突出するように設けられていたのに
対し、この第3の実施の形態においてはキャビネット1
1の先端部の裏面11a側に、キャビネット11の長さ
方向に対して傾いて突出するような、コの字状の、容易
には撓まない材質の把手部26が設けられている点にお
いて異なるものである。
【0026】このように構成された携帯電子機器24
は、オペレーターの手の指Fが把手部26をつかんで、
キャビネット11の裏面11aをオペレーターの前腕A
に接触させ、それからバンド16の2本のマジックテー
プの各々の先端部を互いに接着させることにより、キャ
ビネット11の裏面11aとバンド16との間にオペレ
ーターの前腕Aを挾むようにして、その前腕Aに携帯電
子機器24を固定するようになっている。
【0027】このように、オペレーターの手の指Fがキ
ャビネット11の把手部26をつかんで携帯電子機器2
4を前腕Aに固定することにより、把手部26は容易に
は撓まない不撓性を有することと相俟って、前腕Aの太
さの方向にキャビネット11にぐらつきが生じるのを防
止できると共に、前腕Aの長さ方向にキャビネット11
が変位するのを防止することができる。
【0028】このため、オペレーターが歩くとき等にお
いて手が下がるときに、携帯電子機器24が前腕Aから
抜ける方向に変位したり、またオペレーターが何らかの
作業で前腕Aを上げたときに、携帯電子機器24が肩の
方に向かって変位するのを防止することができる。
【0029】このため、携帯電子機器24を前腕Aに、
ぐらつきや変位を生じないように安定して固定すること
ができるので、オペレーターが歩いたり何らかの作業を
しながらでも、その携帯電子機器24にぐらつきや変位
が生じることはなく、オペレーターは安定したキーボー
ド12を操作して携帯電子機器24を使用することが可
能となる。
【0030】図4は、本発明の第4の実施の形態に係る
携帯電子機器28について説明するために参照する図で
ある。前記第1の実施の形態においてはキャビネット1
1の先端部にコの字状の把手部18が、キャビネット1
1の長さ方向に沿って突出するように設けられていたの
に対し、この第4の実施の形態においてはキャビネット
11の先端部の裏面11a側に、キャビネット11の長
さ方向に対して垂直方向に立設されるように、コの字状
の、容易には撓まない材質の把手部30が設けられてい
る点において異なるものである。
【0031】このように構成された携帯電子機器28
は、オペレーターの手の指Fが把手部30をつかんで、
キャビネット11の裏面11aをオペレーターの前腕A
に接触させ、それからバンド16の2本のマジックテー
プの各々の先端部を互いに接着させることにより、キャ
ビネット11の裏面11aとバンド16との間にオペレ
ーターの前腕Aを挾むようにして、その前腕Aに携帯電
子機器28を固定するようになっている。
【0032】このように、オペレーターの手の指Fがキ
ャビネット11の把手部30をつかんで携帯電子機器2
8を前腕Aに固定することにより、把手部30は容易に
は撓まない不撓性を有することと相俟って、前腕Aの太
さの方向にキャビネット11にぐらつきが生じるのを防
止できると共に、前腕Aの長さ方向にキャビネット11
が変位するのを防止することができる。
【0033】このため、オペレーターが歩くとき等にお
いて手が下がるときに、携帯電子機器28が前腕Aから
抜ける方向に変位したり、またオペレーターが何らかの
作業で前腕Aを上げたときに、携帯電子機器28が肩の
方に向かって変位するのを防止することができる。
【0034】このため、携帯電子機器28を前腕Aに、
ぐらつきや変位を生じないように安定して固定すること
ができるので、オペレーターが歩いたり何らかの作業を
しながらでも、その携帯電子機器28にぐらつきや変位
が生じることはなく、オペレーターは安定したキーボー
ド12を操作して携帯電子機器28を使用することが可
能となる。
【0035】図5,図6は、本発明の第5の実施の形態
に係る携帯電子機器32について説明するために参照す
る図である。前記第1,第3,第4の実施の形態におい
ては、コの字状の把手部18,26,30がキャビネッ
ト11の先端部に、回動できないように固定されて設け
られていたのに対し、この第5の実施の形態においては
キャビネット11の先端部に、コの字状の、容易には撓
まない材質の把手部34が、支点ピン36の回りに回動
自在に設けられている点において異なるものである。
【0036】このように、把手部34がキャビネット1
1に回動自在に設けられることにより、オペレーターの
手の指Fが把手部34をつかむのに最適の角度に、把手
部34を自由に傾斜させることができると共に、把手部
34の位置が固定されていてオペレーターの手の指Fが
把手部34をつかむのを妨げることを防止することがで
きる。
【0037】このように構成された携帯電子機器32
は、オペレーターの手の指Fが把手部34を最適の角度
に傾斜させてつかみ、キャビネット11の裏面11aを
オペレーターの前腕Aに接触させ、それからバンド16
の2本のマジックテープの各々の先端部を互いに接着さ
せることにより、キャビネット11の裏面11aとバン
ド16との間にオペレーターの前腕Aを挾むようにし
て、その前腕Aに携帯電子機器32を固定するようにな
っている。
【0038】このように、オペレーターの手の指Fがキ
ャビネット11の把手部34をつかんで携帯電子機器3
2を前腕Aに固定することにより、把手部34は容易に
は撓まない不撓性を有することと相俟って、前腕Aの太
さの方向にキャビネット11にぐらつきが生じるのを防
止できると共に、前腕Aの長さ方向にキャビネット11
が変位するのを防止することができる。
【0039】このため、オペレーターが歩くとき等にお
いて手が下がるときに、携帯電子機器32が前腕Aから
抜ける方向に変位したり、またオペレーターが何らかの
作業で前腕Aを上げたときに、携帯電子機器32が肩の
方に向かって変位するのを防止することができる。
【0040】このため、携帯電子機器32を前腕Aに、
ぐらつきや変位を生じないように安定して固定すること
ができるので、オペレーターが歩いたり何らかの作業を
しながらでも、その携帯電子機器32にぐらつきや変位
が生じることはなく、オペレーターは安定したキーボー
ド12を操作して携帯電子機器32を使用することが可
能となる。
【0041】図7は、本発明の第6の実施の形態に係る
携帯電子機器38について説明するために参照する図で
ある。前記第1〜第5の実施の形態においては、携帯電
子機器10,20,24,28,32の先端部に設けた
把手部18,26,30,34や柱部材22を、オペレ
ーターの手の指Fがつかむように構成されていたのに対
し、この第6の実施の形態においては、携帯電子機器3
8の先端部の裏側に、オペレーターの手の指Fが嵌合す
る孔40aが複数形成された、孔あき板部材40(係止
部)を設けた点において異なるものである。
【0042】このように構成された携帯電子機器38
は、オペレーターの手の指Fを孔あき板部材40の孔4
0aに嵌合させて指先を曲げ、キャビネット11の裏面
11aをオペレーターの前腕に接触させ、それからバン
ドの2本のマジックテープの各々の先端部を互いに接着
させることにより、キャビネット11の裏面11aとバ
ンドとの間にオペレーターの前腕を挾むようにして、そ
の前腕に携帯電子機器38を固定するようになってい
る。
【0043】このように、オペレーターの手の指Fがキ
ャビネット11の孔あき板部材40の孔40aに嵌合し
て曲げて携帯電子機器38を前腕に固定することによ
り、孔あき板部材40は容易には撓まない不撓性を有す
ることと相俟って、前腕の太さの方向にキャビネット1
1にぐらつきが生じるのを防止できると共に、前腕の長
さ方向にキャビネット11が変位するのを防止すること
ができる。
【0044】このため、オペレーターが歩くとき等にお
いて手が下がるときに、携帯電子機器38が前腕から抜
ける方向に変位したり、またオペレーターが何らかの作
業で前腕を上げたときに、携帯電子機器38が肩の方に
向かって変位するのを防止することができる。
【0045】このため、携帯電子機器38を前腕Aに、
ぐらつきや変位を生じないように安定して固定すること
ができるので、オペレーターが歩いたり何らかの作業を
しながらでも、その携帯電子機器38にぐらつきや変位
が生じることはなく、オペレーターは安定したキーボー
ド12を操作して携帯電子機器38を使用することが可
能となる。
【0046】また、前記第2の実施の形態における柱部
材22、前記第3の実施の形態における把手部26、前
記第4の実施の形態における把手部30、前記第5の実
施の形態における把手部34、及び前記第6の実施の形
態における孔あき板部材40は、携帯電子機器20,2
4,28,32,38の各々を前腕Aから外したとき
は、それらの携帯電子機器の各々の脚部として機能する
ことができる。
【0047】このため、携帯電子機器20,24,2
8,32,38の各々を、例えば濡れている平面上に置
いた場合に、それらの各々のキャビネット11の裏面1
1aが濡れてそれらの各々が漏電等を生じるのを防止す
ることができる。
【0048】なお、前記第1の実施の形態においては、
図1に示すように、携帯電子機器10をオペレーターの
左前腕Aに固定した場合について説明したが、図8に示
す本発明の第7の実施の形態のように、携帯電子機器4
2をオペレーターの右前腕Bに固定することもできる。
【0049】この場合は、左利きのオペレーターが左手
の指で携帯電子機器42のキーボード44を操作するこ
とができ、携帯電子機器42のキーボード44、液晶デ
ィスプレイ46及び把手部48は、第1の実施の形態に
係る携帯電子機器10のキーボード12、液晶ディスプ
レイ14及び把手部18と左右対象に作られている。
【0050】また、前記第6の実施の形態においては、
オペレーターの手の指Fが係止する係止部として、複数
の孔40aがあいた孔あき板部材40が携帯電子機器3
8のキャビネット11に設けられていたが、係止部はそ
のような孔あき板部材40に限定する必要はなく、他の
どのような形状や構造の係止部をキャビネット11に設
けてもよい。
【0051】以上、本発明の実施の形態について具体的
に述べてきたが、本発明は上記の実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の技術的思想に基づいて、その
他にも各種の変更が可能なものである。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オペレーターの手の指が把手部をつかみ、或いはその指
が係止部に係止し、ベルトによりキャビネットの裏面と
の間にオペレーターの前腕を挾んで固定することによ
り、キャビネットをオペレーターの前腕に固定させるこ
とができ、把手部、或いは係止部は容易には撓まない不
撓性を有することと相俟って、携帯電子機器をオペレー
ターの前腕にぐらつきや変位を生じることなく安定して
固定することができる。
【0053】このため、オペレーターが歩いたり何らか
の作業をしながらでも、その携帯電子機器にぐらつきや
変位が生じることはなく、オペレーターは安定したキー
ボードを操作して携帯電子機器を使用することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る携帯電子機器
10の使用状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る携帯電子機器
20の使用状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る携帯電子機器
24を示す斜視図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る携帯電子機器
28を示す斜視図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る携帯電子機器
32を示す斜視図である。
【図6】図5における携帯電子機器32の使用状態を示
す斜視図である。
【図7】本発明の第6の実施の形態に係る携帯電子機器
38の使用状態を示す要部斜視図である。
【図8】本発明の第7の実施の形態に係る携帯電子機器
42の使用状態を示す斜視図である。
【図9】従来の携帯電子機器50を示す斜視図である。
【図10】従来の携帯電子機器50の使用時における不
都合を説明するための概念図である。
【符号の説明】
10,20,24,28,32,38,42…携帯電子
機器、11…キャビネット、11a…裏面、12…キー
ボード、14…液晶ディスプレイ、16…バンド、1
8,26,30,34…把手部、22…柱部材、36…
支点ピン、40…孔あき板部材、40a…孔、44…キ
ーボード、46…液晶ディスプレイ、48…把手部、5
0…携帯電子機器、51…キャビネット、51a…裏
面、52…キーボード、54…液晶ディスプレイ、56
…バンド、56a,56b…マジックテープ、A…前
腕、F…指、P…オペレーター

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電子機器の外箱を構成するキャビネ
    ットと、 前記キャビネットの後端部に設けられキャビネットの裏
    面との間にオペレーターの前腕を挾んで固定するベルト
    と、 前記キャビネットの先端部に設けられオペレーターの手
    の指がつかむことができる不撓性を有する把手部とを備
    えたことを特徴とする携帯電子機器。
  2. 【請求項2】 携帯電子機器の外箱を構成するキャビネ
    ットと、 前記キャビネットの後端部に設けられキャビネットの裏
    面との間にオペレーターの前腕を挾んで固定するベルト
    と、 前記キャビネットの先端部に設けられオペレーターの手
    の指がつかむことができる不撓性を有する把手部とを備
    えた携帯電子機器を用いて、 オペレーターの手の指が前記把手部をつかみ、 前記ベルトにより前記キャビネットの裏面との間にオペ
    レーターの前腕を挾んで固定することにより、 前記キャビネットをオペレーターの前腕に固定させるよ
    うにしたことを特徴とする携帯電子機器の使用方法。
  3. 【請求項3】 前記把手部をコの字状に形成したことを
    特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  4. 【請求項4】 前記コの字状の把手部が回動可能に構成
    されたことを特徴とする請求項3に記載の携帯電子機
    器。
  5. 【請求項5】 前記把手部を前記キャビネットの裏面に
    立設された柱部材により構成したことを特徴とする請求
    項1に記載の携帯電子機器。
  6. 【請求項6】 前記把手部が前記キャビネットに固定さ
    れ、前記キャビネットをオペレーターの前腕から外して
    平面上に置いたとき、前記把手部がキャビネットの脚部
    としても機能するように構成されたことを特徴とする請
    求項1に記載の携帯電子機器。
  7. 【請求項7】 携帯電子機器の外箱を構成するキャビネ
    ットと、 前記キャビネットの後端部に設けられキャビネットの裏
    面との間にオペレーターの前腕を挾んで固定するベルト
    と、 前記キャビネットの先端部に設けられオペレーターの手
    の指を係止させることができる不撓性を有する係止部と
    を備えたことを特徴とする携帯電子機器。
  8. 【請求項8】 携帯電子機器の外箱を構成するキャビネ
    ットと、 前記キャビネットの後端部に設けられキャビネットの裏
    面との間にオペレーターの前腕を挾んで固定するベルト
    と、 前記キャビネットの先端部に設けられオペレーターの手
    の指を係止させることができる不撓性を有する係止部と
    を備えた携帯電子機器を用いて、 オペレーターの手の指を前記係止部に係止させ、 前記ベルトにより前記キャビネットの裏面との間にオペ
    レーターの前腕を挾んで固定することにより、 前記キャビネットをオペレーターの前腕に固定させるよ
    うにしたことを特徴とする携帯電子機器の使用方法。
  9. 【請求項9】 前記係止部を、前記キャビネットの先端
    部の裏面に立設された板部材に、オペレーターの手の指
    が嵌合する孔を形成することより構成したことを特徴と
    する請求項7に記載の携帯電子機器。
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