JP2000123132A - カラーニ次元データコード、読取り装置及び作成装置 - Google Patents

カラーニ次元データコード、読取り装置及び作成装置

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JP2000123132A
JP2000123132A JP10298678A JP29867898A JP2000123132A JP 2000123132 A JP2000123132 A JP 2000123132A JP 10298678 A JP10298678 A JP 10298678A JP 29867898 A JP29867898 A JP 29867898A JP 2000123132 A JP2000123132 A JP 2000123132A
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color
dimensional data
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black
data code
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JP10298678A
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Junpei Koike
順平 小池
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FUERUMO KK
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FUERUMO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ニ次元データコードのルールを利用したまま、
1個のニ次元データコードの形状で3個のニ次元データ
コードの情報量をコード化できるようにすること。 【解決手段】ニ次元データコードを赤、緑、青の3色で
別々に表した3個のニ次元データコードにおいて、対応
する位置のセルを光の色合成の法則により重ね合わせて
一体化したカラーニ次元データコード。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーニ次元デー
タコードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ニ次元データコードは、例えば、
2000文字程度までコード化できる。更に多くの情報
をコード化させるためには、ニ次元データコードを複数
作成し、これらを一緒に配置する必要があり、配置面積
が大きくなる。更に、物品に配置された複数のニ次元デ
ータコードを個々に読取る必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ニ次元デー
タコードのルールを利用したまま、1個のニ次元データ
コードの形状で3個のニ次元データコードの情報量をコ
ード化できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ニ次元データ
コードを赤、緑、青の3色で別々に表した3個のニ次元
データコードにおいて、対応する位置のセルを光の色合
成の法則により重ね合わせて一体化したカラーニ次元デ
ータコード、又は、四角形の隣接する2辺に白色のL字
形のガイドセルと、他の2辺に白と黒が交互に存在する
ガイドセルと、ガイドセルの内部に、赤と黒、緑と黒、
青と黒の各組み合わせ毎に作成された3個のニ次元デー
タコードの対応する位置のデータセルを光の色合成の法
則により重ね合わせて一体化したカラーのデータセルと
を配置したカラーニ次元データコード、又は、四角形の
隣接する2辺に黒色のL字形のガイドセルと、他の2辺
に白と黒が交互に存在するガイドセルと、ガイドセルの
内部に、赤と黒、緑と黒、青と黒の各組み合わせ毎に作
成された3個のニ次元データコードの対応する位置のデ
ータセルを光の色合成の法則により重ね合わせて一体化
したカラーのデータセルとを配置したカラーニ次元デー
タコード、又は、カラーニ次元データコードを読取るカ
メラと、カメラで読取ったカラーニ次元データコードの
色を赤緑青(RGB)に色分解する色分解手段と、色分
解により得られた各色毎に3個のニ次元データコードを
作成する手段と、分解して得られた各ニ次元データコー
ドからデータを読取る手段とを備えている、カラーニ次
元データコードの読取装置、又は、3個のニ次元データ
コードを作成する手段と、3個のニ次元データコードを
赤緑青(RGB)の各色に対応させて、光の色合成の法
則により重ね合わせて1個のカラーニ次元データコード
を作成する手段と、カラーニ次元データコードをカラー
印刷する手段とを備えている、カラーニ次元データコー
ド作成装置にある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。
【0006】<イ>ニ次元データコード ニ次元データコードは、ニ次元コードの1種類であり、
最近特に使用されてきており、例えば、図1のように、
白色の面上に、四角形の隣接する2辺(L字型)を黒で
塗りつぶし、他の2辺を黒と白で交互に表わしてガイド
セルとし、その内部をデータ領域とする。データ領域
は、9×9、11×11、15×15など複数本の格子
から成り、所定の格子内を白と黒の2色で塗りつぶして
データセルとし、塗りつぶしのパターンでニ次元のコー
ドにする。ニ次元データコードは、データ誤り修正機能
を有し、読取りエラーなどを修正することができ、ま
た、セキュリティ機能も有している。1個のニ次元デー
タコードには、通常、情報量を数千バイト書き込むこと
ができ、また、コード寸法もミリから数十センチまで任
意にできる。
【0007】<ロ>カラーニ次元データコード カラーニ次元データコードは、ニ次元データコードのデ
ータ誤り修正機能やセキュリティ機能などのルールを利
用しながら、ニ次元データコードの3倍の情報量をコー
ド化するものである。
【0008】カラーニ次元データコードは、例えば、黒
色の面上に、四角形の隣接する2辺に白色のL字形のガ
イドセルと、他の2辺に白と黒が交互に存在するガイド
セルと、ガイドセルの内部に、赤と黒、緑と黒、青と黒
の各組み合わせ毎に作成された3個のニ次元データコー
ドの対応する位置のデータセルを光の色合成の法則によ
り重ね合わせて一体化して、カラーのデータセルとして
を配置したものである(通常モード)。
【0009】詳細には、カラーニ次元データコードのデ
ータセルは、3個のRGBのニ次元データコードの対応
するデータセルの色を光の色合成により重ね合わせる。
例えば、対応する3個の色が赤と緑と青の3色の場合、
光の色合成によりカラーニ次元データコードの対応する
セルの色は、白と成る。対応するデータのセルの色が
赤、緑と黒の場合、黄(Y)となる。緑、青と黒の場
合、シアン(C)となる。青、赤と黒の場合、マゼンダ
(M)となる。
【0010】又は、上記カラーニ次元データコードの色
を反転して、白色の面上に作成することもできる(色反
転モード)。即ち、白色の面上に、四角形の隣接する2
辺に黒色のL字形のガイドセルと、他の2辺に白と黒が
交互に存在するガイドセルと、ガイドセルの内部に、赤
と黒、緑と黒、青と黒の各組み合わせ毎に作成された3
個のニ次元データコードの対応する位置のデータセルを
光の色合成の法則により重ね合わせて一体化して、カラ
ーのデータセルとしてを配置したものである。
【0011】このようにして、3個のニ次元データコー
ドのデータを1個のカラーニ次元データコードに含める
ことができる。
【0012】<ハ>カラーニ次元データコードの読取り カラーニ次元データコード2の読取りは、例えば図2の
ブロック図や図3の流れ図のように、先ず、CCDカメ
ラなどのカラーカメラ3でカラーニ次元データコード2
を読取る(S1)。読取られたコードデータは、A/D
変換装置4によりデジタル化され(S2)、色分解装置
5によりRGBの3色に分解され、3個のニ次元データ
コードの配列として、データ変換装置6のRGBの各画
像メモリ61に格納される(S3)。
【0013】読取ったカラーニ次元データコード2が通
常モードか色反転モードか調べる(S4)。色反転モー
ドの場合、色反転処理を行い、通常モードに直す(S
5)。即ち、赤(R)の成分のニ次元データコードの場
合、赤の地色を黒にし、黒のセルを赤にする。
【0014】通常モードに色分解されたニ次元データコ
ード、例えば赤(R)の成分のニ次元データコードは、
ニ次元データコードのルールに従ってデータ誤り修正機
能を用いて、誤りがあればデータ復元され、及びエラー
訂正され、データメモリ62に格納される(S6)。同
様に、緑と青の成分のニ次元データコードについても、
誤りがあれば修正し、データメモリ62に格納される。
【0015】このようにして、1個のカラーニ次元デー
タコードから3個のニ次元データコードのデータを誤り
修正も含めて読取り、各データを合成して出力すること
ができる(S7)。
【0016】<ニ>カラーニ次元データコードの作成 カラーニ次元データコードの作成は、例えば図4のブロ
ック図及び図5の流れ図のように、データを入力装置7
でデータ合成装置8のデータメモリ81に入力する(S
21)。入力されたデータは、3個のニ次元データコー
ドにコード化し(S22)、赤、緑、青に対応した画像
メモリ82に格納する。その場合、1つのニ次元データ
コードのデータセルを赤と黒で表現する。同様に、他の
1個のニ次元データコードのデータセルを緑と黒で表現
し、残りの1個のニ次元データコードのデータセルを青
と黒で表現する。
【0017】色反転モードにする場合(S23)、色反
転処理を行う(S24)。例えば、赤色の場合、赤色の
地色に黒のセルを形成する。
【0018】RGBで表現されたデータセルを光の色合
成の法則(光の三原色の法則)により、重ね合わせて1
個のカラーのデータセルを作成し(S25)、カラーの
画像メモリ83に格納する。
【0019】通常モードの場合、カラーニ次元データコ
ードのガイドセルは白となり、紙面などの面の色は黒と
なり、データセルの色はRGB3色の合成色と黒にな
る。
【0020】色反転モードの場合、カラーニ次元データ
コードのガイドセルは黒となり、、紙面の色は白とな
り、データセルの色はRGB3色の合成色と黒にな
る。。
【0021】データ合成装置8で作成したカラーニ次元
データコードは、カラープリンタなどの出力装置9によ
り出力される(S26)。
【0022】
【発明の効果】本発明は、次のような効果を得ることが
できる。 <イ>ニ次元データコードをカラーにすることにより、
3倍のデータをコード化することができる。 <ロ>カラーとして光の三原色の3色を用いることによ
り、ニ次元データコードの規則を適用でき、データ誤り
修正機能やセキュリティ機能をそのまま使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ニ次元データコードの説明図
【図2】ニ次元データコードを読取るブロック図
【図3】ニ次元データコードの読取りの流れ図
【図4】ニ次元データコードを作成するブロック図
【図5】ニ次元データコードの作成のブロック図
【符号の説明】
1・・・ニ次元データコード 11・・ガイドセル 12・・データセル 2・・・カラーニ次元データコード 3・・・カラーカメラ 4・・・A/D変換装置 5・・・色分解装置 6・・・データ変換装置 61・・画像メモリ 62・・データメモリ 7・・・入力装置 8・・・データ合成装置 81・・データメモリ 82・・画像メモリ 9・・・出力装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ニ次元データコードを赤、緑、青の3色で
    別々に表した3個のニ次元データコードにおいて、対応
    する位置のセルを光の色合成の法則により重ね合わせて
    一体化したカラーニ次元データコード。
  2. 【請求項2】四角形の隣接する2辺に白色のL字形のガ
    イドセルと、他の2辺に白と黒が交互に存在するガイド
    セルと、ガイドセルの内部に、赤と黒、緑と黒、青と黒
    の各組み合わせ毎に作成された3個のニ次元データコー
    ドの対応する位置のデータセルを光の色合成の法則によ
    り重ね合わせて一体化したカラーのデータセルとを配置
    したカラーニ次元データコード。
  3. 【請求項3】四角形の隣接する2辺に黒色のL字形のガ
    イドセルと、他の2辺に白と黒が交互に存在するガイド
    セルと、ガイドセルの内部に、赤と黒、緑と黒、青と黒
    の各組み合わせ毎に作成された3個のニ次元データコー
    ドの対応する位置のデータセルを光の色合成の法則によ
    り重ね合わせて一体化したカラーのデータセルとを配置
    したカラーニ次元データコード。
  4. 【請求項4】カラーニ次元データコードを読取るカメラ
    と、カメラで読取ったカラーニ次元データコードの色を
    赤緑青(RGB)に色分解する色分解手段と、色分解に
    より得られた各色毎に3個のニ次元データコードを作成
    する手段と、分解して得られた各ニ次元データコードか
    らデータを読取る手段とを備えている、カラーニ次元デ
    ータコードの読取装置。
  5. 【請求項5】3個のニ次元データコードを作成する手段
    と、3個のニ次元データコードを赤緑青(RGB)の各
    色に対応させて、光の色合成の法則により重ね合わせて
    1個のカラーニ次元データコードを作成する手段と、カ
    ラーニ次元データコードをカラー印刷する手段とを備え
    ている、カラーニ次元データコード作成装置。
JP10298678A 1998-10-20 1998-10-20 カラーニ次元データコード、読取り装置及び作成装置 Pending JP2000123132A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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