JP2000122869A - 計算ロジックプログラムのローディング方法 - Google Patents
計算ロジックプログラムのローディング方法Info
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- JP2000122869A JP2000122869A JP10297831A JP29783198A JP2000122869A JP 2000122869 A JP2000122869 A JP 2000122869A JP 10297831 A JP10297831 A JP 10297831A JP 29783198 A JP29783198 A JP 29783198A JP 2000122869 A JP2000122869 A JP 2000122869A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、オブジェクトのメソッドにおける計
算ロジックの実装、あるいは追加、修正の際に発生する
開発者及びメンテナンス者の工数を低減するためのメソ
ッドの計算ロジックプログラムのローディング実施方法
を提供する。 【解決手段】各商品の明細情報が格納されている明細情
報DB及び各商品のオブジェクトの名称とサービスの計
算方式を実現するオブジェクト群が格納されているロジ
ック情報DBが存在し、商品を区別する識別子、各商品
の計数の計算に対応する名称、その計数計算の計算方式
を実現するオブジェクト群に付けられた名称、オブジェ
クト群を取り込みかどうかを判定するための情報がテー
ブルとしてメモリに格納されているとする。
算ロジックの実装、あるいは追加、修正の際に発生する
開発者及びメンテナンス者の工数を低減するためのメソ
ッドの計算ロジックプログラムのローディング実施方法
を提供する。 【解決手段】各商品の明細情報が格納されている明細情
報DB及び各商品のオブジェクトの名称とサービスの計
算方式を実現するオブジェクト群が格納されているロジ
ック情報DBが存在し、商品を区別する識別子、各商品
の計数の計算に対応する名称、その計数計算の計算方式
を実現するオブジェクト群に付けられた名称、オブジェ
クト群を取り込みかどうかを判定するための情報がテー
ブルとしてメモリに格納されているとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オブジェクト指向
における継承関係を利用したメソッドの継承のような個
々のオブジェクトのメソッドに対して同じロジックのイ
ンプリメントをさけるための技術の一つでありであり、
メソッドの追加、変更点の局所化を図ることでその工数
を低減させるための技術分野に属するものである。
における継承関係を利用したメソッドの継承のような個
々のオブジェクトのメソッドに対して同じロジックのイ
ンプリメントをさけるための技術の一つでありであり、
メソッドの追加、変更点の局所化を図ることでその工数
を低減させるための技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来においては、「オブジェクト指向方
法論OMT」(J.ランボー他著)、「オブジェクト指
向ソフトウェア工学OOSE」(I.ヤコブソン著)に
述べられている通り、個々のオブジェクトのメソッドの
インプリメントを行う際に、その計算ロジックが同じで
ある場合には、それらオブジェクトを継承関係に置きメ
ソッド自身もその計算ロジックを再度インプリメントす
ることなく継承して利用することは可能であるが、オブ
ジェクト間の関係が継承関係にない場合、あるいは継承
関係の抽象度がメソッド間の関係と合致しない場合に
は、開発者自身がそれぞれのメソッドに対し同じロジッ
クをインプリメントしている。そのために、インプリメ
ントしたロジックに修正が発生した場合にメンテナンス
者が該当ロジックを使用しているすべてのメソッドに対
して同じメンテナンスしなくてはならない。
法論OMT」(J.ランボー他著)、「オブジェクト指
向ソフトウェア工学OOSE」(I.ヤコブソン著)に
述べられている通り、個々のオブジェクトのメソッドの
インプリメントを行う際に、その計算ロジックが同じで
ある場合には、それらオブジェクトを継承関係に置きメ
ソッド自身もその計算ロジックを再度インプリメントす
ることなく継承して利用することは可能であるが、オブ
ジェクト間の関係が継承関係にない場合、あるいは継承
関係の抽象度がメソッド間の関係と合致しない場合に
は、開発者自身がそれぞれのメソッドに対し同じロジッ
クをインプリメントしている。そのために、インプリメ
ントしたロジックに修正が発生した場合にメンテナンス
者が該当ロジックを使用しているすべてのメソッドに対
して同じメンテナンスしなくてはならない。
【0003】以下で、図1を用いてその例を説明する。
【0004】ネットワーク上には端末装置110、及び
センタ装置120が接続されている。センタ装置120
は、通信装置121、メモリ122、中央処理装置(C
PU)128、データ格納装置管理プログラム(DBM
S)、データ格納装置(130)から構成されている。
メモリ122には、オブジェクトの制御プログラムであ
る処理ロジック123とオブジェクト群であるサービス
124が格納されており、サービス124はオブジェク
トXのメソッドPのプログラムであるロジックPA12
5とオブジェクトYのメソッドPのプログラムであるロ
ジックPA126とオブジェクトZのメソッドPのプロ
グラムであるロジックPA127から構成されている。
この時、ロジックPA125とロジックPA126とロ
ジックPA127は全く同じ計算方式であるとすると、
その計算方式に一部修正が発生した場合に当計算方式を
使用しているオブジェクトX、オブジェクトY、オブジ
ェクトZそれぞれのメソッドPのプログラムであるロジ
ックPA125、ロジックPA126、ロジックPA1
27に対してすべて同様の修正をおこなわなければなら
ない。つまり、従来の技術においては、同じロジックを
使用するメソッドの数に対しその修正量も比例的に増加
することになる。
センタ装置120が接続されている。センタ装置120
は、通信装置121、メモリ122、中央処理装置(C
PU)128、データ格納装置管理プログラム(DBM
S)、データ格納装置(130)から構成されている。
メモリ122には、オブジェクトの制御プログラムであ
る処理ロジック123とオブジェクト群であるサービス
124が格納されており、サービス124はオブジェク
トXのメソッドPのプログラムであるロジックPA12
5とオブジェクトYのメソッドPのプログラムであるロ
ジックPA126とオブジェクトZのメソッドPのプロ
グラムであるロジックPA127から構成されている。
この時、ロジックPA125とロジックPA126とロ
ジックPA127は全く同じ計算方式であるとすると、
その計算方式に一部修正が発生した場合に当計算方式を
使用しているオブジェクトX、オブジェクトY、オブジ
ェクトZそれぞれのメソッドPのプログラムであるロジ
ックPA125、ロジックPA126、ロジックPA1
27に対してすべて同様の修正をおこなわなければなら
ない。つまり、従来の技術においては、同じロジックを
使用するメソッドの数に対しその修正量も比例的に増加
することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、商
品別に有する計数の計算ロジックが複数の商品に対して
同じである場合で、かつ継承関係の枠を超えるものであ
る場合に開発者自身が同じ計算ロジックをメソッド数だ
けインプリメントするため、その分工数も増大するとい
うシステム開発上の問題点と、個々のメソッドの同じ計
数計算ロジックに追加、変更が発生した場合についても
その対応に際して工数が増大するというシステムメンテ
ナンス上の問題点が存在する。
品別に有する計数の計算ロジックが複数の商品に対して
同じである場合で、かつ継承関係の枠を超えるものであ
る場合に開発者自身が同じ計算ロジックをメソッド数だ
けインプリメントするため、その分工数も増大するとい
うシステム開発上の問題点と、個々のメソッドの同じ計
数計算ロジックに追加、変更が発生した場合についても
その対応に際して工数が増大するというシステムメンテ
ナンス上の問題点が存在する。
【0006】本発明の目的は、オブジェクトのメソッド
における計算ロジックの実装、あるいは追加、修正の際
に発生する開発者及びメンテナンス者の工数を低減する
ための実施方法を提供することにある。
における計算ロジックの実装、あるいは追加、修正の際
に発生する開発者及びメンテナンス者の工数を低減する
ための実施方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ネットワークに接続されている端末装置
と、センタ装置内に金融機関等にて扱われている全商品
の情報が格納されている商品情報DB、各商品の明細情
報が格納されている明細情報DB及び各商品のオブジェ
クト、現在価値を算出する際に利用する割引率が格納さ
れている共通情報DB及び共通情報オブジェクト、前記
オブジェクト群の名称とサービスの計算方式を実現する
オブジェクト群が格納されているロジック情報DBが存
在し、商品を区別する識別子、各商品の計数の計算に対
応する名称、その計数計算の計算方式を実現するオブジ
ェクト群に付けられた名称、オブジェクト群を取り込み
かどうかを判定するための情報がテーブルとしてメモリ
に格納されているとする。
に本発明は、ネットワークに接続されている端末装置
と、センタ装置内に金融機関等にて扱われている全商品
の情報が格納されている商品情報DB、各商品の明細情
報が格納されている明細情報DB及び各商品のオブジェ
クト、現在価値を算出する際に利用する割引率が格納さ
れている共通情報DB及び共通情報オブジェクト、前記
オブジェクト群の名称とサービスの計算方式を実現する
オブジェクト群が格納されているロジック情報DBが存
在し、商品を区別する識別子、各商品の計数の計算に対
応する名称、その計数計算の計算方式を実現するオブジ
ェクト群に付けられた名称、オブジェクト群を取り込み
かどうかを判定するための情報がテーブルとしてメモリ
に格納されているとする。
【0008】また、前記テーブル上に定義されている商
品の計数計算に対応するオブジェクトのメソッドはイン
ターフェイスのみ定義されておりその計算ロジックは定
義されていないとする。
品の計数計算に対応するオブジェクトのメソッドはイン
ターフェイスのみ定義されておりその計算ロジックは定
義されていないとする。
【0009】ある端末装置よりある商品のあるサービス
が起動された時、端末装置からあるセンタ装置に対し
て、その商品の識別子と計数計算の名称を送信する。セ
ンタ装置ではオブジェクト、メソッド、そして前記テー
ブルよりその計数計算の名称に対応するオブジェクト群
の名称を認識する。
が起動された時、端末装置からあるセンタ装置に対し
て、その商品の識別子と計数計算の名称を送信する。セ
ンタ装置ではオブジェクト、メソッド、そして前記テー
ブルよりその計数計算の名称に対応するオブジェクト群
の名称を認識する。
【0010】そのオブジェクト群の名称をキーとしてD
BMSによりロジック情報DBから適当なオブジェクト
群を取得し、受信したメソッドのロジックとして取り込
む。取り込んだロジックにて、センタ装置内の明細情報
DB及び共通情報DBの情報から計算を実行し、結果D
Bに必要な情報とともに格納して、端末装置はセンタ装
置内の結果DBを参照してその実行結果を取得する。
BMSによりロジック情報DBから適当なオブジェクト
群を取得し、受信したメソッドのロジックとして取り込
む。取り込んだロジックにて、センタ装置内の明細情報
DB及び共通情報DBの情報から計算を実行し、結果D
Bに必要な情報とともに格納して、端末装置はセンタ装
置内の結果DBを参照してその実行結果を取得する。
【0011】これにより、開発者は共通化可能な計算方
式のソースを各オブジェクトの各メソッドに対し、それ
ぞれインプリメントすることなく、ロジックサーバ上の
DBにて計算プログラムを登録し、ローディング可能と
なり、その工数を低減することが可能となる。また、そ
の共通ロジックの変更に際しても各メソッドのソースを
変更するのではなく、ロジックサーバ上のDBの登録さ
れたソースコードを変更する事によりその変更が可能と
なり、システムメンテナンス上の工数に対しても低減が
可能となる。
式のソースを各オブジェクトの各メソッドに対し、それ
ぞれインプリメントすることなく、ロジックサーバ上の
DBにて計算プログラムを登録し、ローディング可能と
なり、その工数を低減することが可能となる。また、そ
の共通ロジックの変更に際しても各メソッドのソースを
変更するのではなく、ロジックサーバ上のDBの登録さ
れたソースコードを変更する事によりその変更が可能と
なり、システムメンテナンス上の工数に対しても低減が
可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した第一の実
施例について図2を用いて説明する。
施例について図2を用いて説明する。
【0013】本発明を適用したシステム環境は、ネット
ワーク上において端末装置210とセンタ装置220が
接続されている。端末装置210は中央処理装置(CP
U)211、メモリ212、通信装置213から構成さ
れており、センタ装置220は通信装置221、メモリ
222、中央処理装置229、データ格納装置管理プロ
グラム(DBMS)230、明細情報DB231、共通
情報DB232、商品情報DB233、ロジック情報D
B234、結果情報DB238から構成されている。メ
モリ222には商品テーブル225、サービス情報22
6、商品テーブルの情報から処理を行うプログラムであ
る処理ロジックプログラム223、サービス情報226
と商品テーブル225の情報から処理を行うプログラム
であるロジックハンドラ224が格納されている。サー
ビス情報226としてオブジェクトのメソッドのインタ
ーフェイスプログラムであるメソッドP227、メソッ
ドQ228を保有している。ロジック情報DB234と
して、オブジェクトのメソッドの計算プログラムである
ロジックPA235、ロジックPB236、ロジックP
C237を格納している。また、端末装置210及びセ
ンタ装置220は一台ずつした示されていないが、複数
の端末装置、センタ装置が接続されていてもよい。
ワーク上において端末装置210とセンタ装置220が
接続されている。端末装置210は中央処理装置(CP
U)211、メモリ212、通信装置213から構成さ
れており、センタ装置220は通信装置221、メモリ
222、中央処理装置229、データ格納装置管理プロ
グラム(DBMS)230、明細情報DB231、共通
情報DB232、商品情報DB233、ロジック情報D
B234、結果情報DB238から構成されている。メ
モリ222には商品テーブル225、サービス情報22
6、商品テーブルの情報から処理を行うプログラムであ
る処理ロジックプログラム223、サービス情報226
と商品テーブル225の情報から処理を行うプログラム
であるロジックハンドラ224が格納されている。サー
ビス情報226としてオブジェクトのメソッドのインタ
ーフェイスプログラムであるメソッドP227、メソッ
ドQ228を保有している。ロジック情報DB234と
して、オブジェクトのメソッドの計算プログラムである
ロジックPA235、ロジックPB236、ロジックP
C237を格納している。また、端末装置210及びセ
ンタ装置220は一台ずつした示されていないが、複数
の端末装置、センタ装置が接続されていてもよい。
【0014】処理ロジックプログラム223、ロジック
ハンドラ224、商品テーブル情報225、サービス2
26はセンタ装置220起動時に明細情報DB231、
共通情報DB232、商品情報DB233からメモリ2
22に格納される。
ハンドラ224、商品テーブル情報225、サービス2
26はセンタ装置220起動時に明細情報DB231、
共通情報DB232、商品情報DB233からメモリ2
22に格納される。
【0015】処理ロジックプログラム223、ロジック
ハンドラ224は端末装置210からの電文の受信に応
じてCPU229で実行される。
ハンドラ224は端末装置210からの電文の受信に応
じてCPU229で実行される。
【0016】明細情報DB231、共通情報DB23
2、商品情報DB233、ロジック情報DB、結果情報
DB238への読み書きはDBMS230が行う。
2、商品情報DB233、ロジック情報DB、結果情報
DB238への読み書きはDBMS230が行う。
【0017】図5は、明細情報DB231に格納されて
いる明細情報の詳細構成の一例を示すものである。
いる明細情報の詳細構成の一例を示すものである。
【0018】取引が行われた営業店の情報である管理店
名501、取引を行った顧客の情報である顧客名50
2、各営業店の取引単位に採番される取引番号503、
その取引が属する商品の商品区分504、いつ時点の明
細情報であるかの情報である基準年月日505、顧客が
取引を行った預入日506、取引の満期日の情報である
約定期日507、金融機関が顧客に対して付けた利率の
情報である約定利率508、変動科目(定期変動、変動
ローン等)の利率を見直しするサイクル(期間)の情報
である約定利率見直しサイクル509、各明細の現在の
残高である現在残高510、取引明細が固定であるか変
動であるかの情報である固定・変動区分511、利息の
利払いサイクル(期間)の情報である利払いサイクル5
12が格納されている。
名501、取引を行った顧客の情報である顧客名50
2、各営業店の取引単位に採番される取引番号503、
その取引が属する商品の商品区分504、いつ時点の明
細情報であるかの情報である基準年月日505、顧客が
取引を行った預入日506、取引の満期日の情報である
約定期日507、金融機関が顧客に対して付けた利率の
情報である約定利率508、変動科目(定期変動、変動
ローン等)の利率を見直しするサイクル(期間)の情報
である約定利率見直しサイクル509、各明細の現在の
残高である現在残高510、取引明細が固定であるか変
動であるかの情報である固定・変動区分511、利息の
利払いサイクル(期間)の情報である利払いサイクル5
12が格納されている。
【0019】図6は、センタ装置220のメモリ222
に格納されている商品テーブル225の一例を示すもの
である。
に格納されている商品テーブル225の一例を示すもの
である。
【0020】商品別の識別子である商品区分601、商
品区分に対応するオブジェクトの計数計算メソッドと対
応するサービス名称602、計数を計算するための計算
方式のパターン名称603、計算を他商品の計算結果よ
り算出する場合の数式を定義した定義式604、計算の
ためのオブジェクト群を対応メソッドに取り込むかどう
かを判定するための修正区分605が格納されている。
修正区分は"1"である場合、ロジック情報DB234に
格納されているパターン名称603のオブジェクト群が
メモリ222のサービス226内のサービス名称に対応
したメソッドに取り込まれる。修正区分が"0"である場
合、オブジェクト群の取り込みは行わない。
品区分に対応するオブジェクトの計数計算メソッドと対
応するサービス名称602、計数を計算するための計算
方式のパターン名称603、計算を他商品の計算結果よ
り算出する場合の数式を定義した定義式604、計算の
ためのオブジェクト群を対応メソッドに取り込むかどう
かを判定するための修正区分605が格納されている。
修正区分は"1"である場合、ロジック情報DB234に
格納されているパターン名称603のオブジェクト群が
メモリ222のサービス226内のサービス名称に対応
したメソッドに取り込まれる。修正区分が"0"である場
合、オブジェクト群の取り込みは行わない。
【0021】図7は、明細情報DB231に格納されて
いる明細情報からセンタ装置220のCPU229によ
り計算されるキャッシュフロー(CF)の一例を示すも
のである。
いる明細情報からセンタ装置220のCPU229によ
り計算されるキャッシュフロー(CF)の一例を示すも
のである。
【0022】何年度分に発生するキャッシュフロー(住
友信託銀行市場金融部著、デリバティブキーワード25
0、金融財政事情研究会、P103、1995年7月1
8日参照)であるかの情報である年度701、いつ時点
の明細情報を利更改月別に集約したかの情報である基準
年月日702、元本のキャッシュフロー情報である元本
キャッシュフロー703,705,707,709,7
11、対顧利息のキャッシュフロー情報である対顧利息
キャッシュフロー704,706,708,710,7
12が格納されている。
友信託銀行市場金融部著、デリバティブキーワード25
0、金融財政事情研究会、P103、1995年7月1
8日参照)であるかの情報である年度701、いつ時点
の明細情報を利更改月別に集約したかの情報である基準
年月日702、元本のキャッシュフロー情報である元本
キャッシュフロー703,705,707,709,7
11、対顧利息のキャッシュフロー情報である対顧利息
キャッシュフロー704,706,708,710,7
12が格納されている。
【0023】図8は、共通情報DB232に格納されて
いるディスカウントファクター(DF)情報の詳細構成
の一例を示すものであり、現在価値を算出する際に利用
する割引率が既にユーザにより作成し、与えられている
ものとする。
いるディスカウントファクター(DF)情報の詳細構成
の一例を示すものであり、現在価値を算出する際に利用
する割引率が既にユーザにより作成し、与えられている
ものとする。
【0024】何年度分であるかの情報である年度81
3、各月のディスカウントファクター(住友信託銀行市
場金融部著、デリバティブキーワード250、金融財政
事情研究会、P244〜245、1995年7月18日
参照)のレート情報であるDFレート814,815,
816,817,818,819,820,821,8
22,823,824,825が格納されている。
3、各月のディスカウントファクター(住友信託銀行市
場金融部著、デリバティブキーワード250、金融財政
事情研究会、P244〜245、1995年7月18日
参照)のレート情報であるDFレート814,815,
816,817,818,819,820,821,8
22,823,824,825が格納されている。
【0025】図9は、ロジック情報DB234に格納さ
れているロジック情報の一例を示すものである。
れているロジック情報の一例を示すものである。
【0026】商品に対して計数を計算するための計算方
式を実現するオブジェクト群に付けられた名称であるパ
ターン名称901と計算方式を実現するそのオブジェク
ト群であるロジック情報902が格納されている。
式を実現するオブジェクト群に付けられた名称であるパ
ターン名称901と計算方式を実現するそのオブジェク
ト群であるロジック情報902が格納されている。
【0027】以下、上述の通りの構成において、本発明
の実現処理について図3から図9を用いて説明する。
の実現処理について図3から図9を用いて説明する。
【0028】図3は本発明のシステム処理を適用したリ
スク管理プログラムの一例を示すフローチャートであ
る。以下にフローに従って各ステップ毎に詳細に説明す
る。
スク管理プログラムの一例を示すフローチャートであ
る。以下にフローに従って各ステップ毎に詳細に説明す
る。
【0029】ステップ310にて、端末装置210を通
じて起動された計算処理に対応する商品の商品区分及び
サービス名称が通信装置213を通じて送信され、セン
タ装置220の通信装置221を通じて受信され、メモ
リ222に格納される。
じて起動された計算処理に対応する商品の商品区分及び
サービス名称が通信装置213を通じて送信され、セン
タ装置220の通信装置221を通じて受信され、メモ
リ222に格納される。
【0030】ステップ320にて、ステップ310によ
りメモリ222に格納された商品区分とサービス名称を
キーとして処理ロジック223が、メモリ222内の商
品テーブル225からパターン名称を検索し、メモリ2
22に格納する。
りメモリ222に格納された商品区分とサービス名称を
キーとして処理ロジック223が、メモリ222内の商
品テーブル225からパターン名称を検索し、メモリ2
22に格納する。
【0031】本実施例において、ステップ310により
受信した商品区分及びサービス名称がそれぞれ商品区分
504=010、サービス名称602=現在価値計算で
あるとすると、それらをキーとして処理ロジック223
が商品テーブル600を検索し、パターン名称603=
DF方式をメモリ222に格納する。
受信した商品区分及びサービス名称がそれぞれ商品区分
504=010、サービス名称602=現在価値計算で
あるとすると、それらをキーとして処理ロジック223
が商品テーブル600を検索し、パターン名称603=
DF方式をメモリ222に格納する。
【0032】ステップ330にて、ステップ320にて
パターン名称を検索した結果、該当するパターン名称が
商品テーブル225に存在した場合、ステップ340に
遷移する。パターン名称が商品テーブル225に存在し
ない場合、ステップ341に遷移する。
パターン名称を検索した結果、該当するパターン名称が
商品テーブル225に存在した場合、ステップ340に
遷移する。パターン名称が商品テーブル225に存在し
ない場合、ステップ341に遷移する。
【0033】この場合、ステップ320にて検索した結
果、商品テーブル600にパターン名称603=DF方
式が存在したため、ステップ340に遷移する。
果、商品テーブル600にパターン名称603=DF方
式が存在したため、ステップ340に遷移する。
【0034】ステップ340にて、ステップ320によ
りメモリ222に格納された商品区分及びサービス名称
に対応するメソッド名称をロジックハンドラ224がメ
モリ222内のサービス226から検索し、メモリ22
2に格納する。
りメモリ222に格納された商品区分及びサービス名称
に対応するメソッド名称をロジックハンドラ224がメ
モリ222内のサービス226から検索し、メモリ22
2に格納する。
【0035】本実施例では、サービス名称=メソッド名
称とし検索結果として、メソッド名称=現在価値計算と
する。
称とし検索結果として、メソッド名称=現在価値計算と
する。
【0036】ステップ350にて、メソッドの計算プロ
グラムとしてオブジェクト群の取り込みを行う。図4の
ステップ410からステップ440により詳細に説明す
る。
グラムとしてオブジェクト群の取り込みを行う。図4の
ステップ410からステップ440により詳細に説明す
る。
【0037】ステップ410にてメソッドの計算プログ
ラムとしてロジック情報DB234のオブジェクト群の
取り込みを行うかどうかの判定を行う。ロジックハンド
ラ224がメモリ222内の商品テーブル225の修正
区分を参照し、修正区分が"0"である場合ロジック情報
235あるいは236あるいは237のメソッド227
あるいは228への取り込みは行わず、ステップ440
に遷移する。修正区分が"1"である場合、オブジェクト
群の取り込みを行うためにステップ420に遷移する。
ラムとしてロジック情報DB234のオブジェクト群の
取り込みを行うかどうかの判定を行う。ロジックハンド
ラ224がメモリ222内の商品テーブル225の修正
区分を参照し、修正区分が"0"である場合ロジック情報
235あるいは236あるいは237のメソッド227
あるいは228への取り込みは行わず、ステップ440
に遷移する。修正区分が"1"である場合、オブジェクト
群の取り込みを行うためにステップ420に遷移する。
【0038】商品テーブル600において商品区分60
1=010、サービス名称=現在価値に対する修正区分
605は修正区分605=1であるのでステップ420
に遷移する。
1=010、サービス名称=現在価値に対する修正区分
605は修正区分605=1であるのでステップ420
に遷移する。
【0039】ステップ420にて、ロジックハンドラ2
24がサービス226のメソッド227あるいは228
の計算プログラムとして取り込むロジック情報であるオ
ブジェクト群235、あるいは236、あるいは237
をステップ320にてメモリ222に格納したパターン
名称をキーとしてDBMS230を使用してロジック情
報DB234から取得する。
24がサービス226のメソッド227あるいは228
の計算プログラムとして取り込むロジック情報であるオ
ブジェクト群235、あるいは236、あるいは237
をステップ320にてメモリ222に格納したパターン
名称をキーとしてDBMS230を使用してロジック情
報DB234から取得する。
【0040】ステップ320によりメモリ222にはパ
ターン名称604=DF方式が格納されおり、ロジック
ハンドラ224がそれをキーとしてDBMS230によ
りロジック情報900を検索し、パターン名称901=
DF方式であるロジック情報902を取得する。
ターン名称604=DF方式が格納されおり、ロジック
ハンドラ224がそれをキーとしてDBMS230によ
りロジック情報900を検索し、パターン名称901=
DF方式であるロジック情報902を取得する。
【0041】ステップ430にて、ステップ420によ
り取得したロジック情報235あるいは236あるいは
237をサービス226のメソッド227あるいは22
8のロジックプログラムとして取り込む。
り取得したロジック情報235あるいは236あるいは
237をサービス226のメソッド227あるいは22
8のロジックプログラムとして取り込む。
【0042】この場合、ロジックハンドラ224がロジ
ック情報DB900より取得したロジック情報902を
対応するメソッド名称=現在価値計算の計算プログラム
として取り込む。これにより商品区分=010のサービ
ス名称=現在価値計算の計算がロジック情報902の計
算方式により行われることになる。ロジック情報取得
後、修正区分605を0に変更する。
ック情報DB900より取得したロジック情報902を
対応するメソッド名称=現在価値計算の計算プログラム
として取り込む。これにより商品区分=010のサービ
ス名称=現在価値計算の計算がロジック情報902の計
算方式により行われることになる。ロジック情報取得
後、修正区分605を0に変更する。
【0043】ステップ440により、取り込まれたロジ
ック情報に従い現在価値を計算する。
ック情報に従い現在価値を計算する。
【0044】明細情報DB231から計算対象商品の明
細情報を抽出し、その情報である基準年月日505、預
入日506、約定期日507、約定利率508、約定利
率見直しサイクル509、現在残高510、固定・変動
区分511、中間利払いサイクル512を入力として処
理ロジック223にて元本キャッシュフロー、対顧キャ
ッシュフローを算出する。そして、算出されたそれぞれ
のキャッシュ・フローをメモリ222に格納する。メモ
リ222内のキャッシュフロー情報700の年度70
1、713にはキャッシュフローが発生した年度を、基
準年月日702、714には明細情報DB231の基準
年月日505を、それぞれの月の元本キャッシュフロー
703,705,707,709,711,715,7
17,719,721,723及び対顧利息のキャッシ
ュフロー情報である対顧利息キャッシュフロー704,
706,708,710,712,716,718,7
20,722,724には、算出されたそれぞれのキャ
ッシュフローを格納する。
細情報を抽出し、その情報である基準年月日505、預
入日506、約定期日507、約定利率508、約定利
率見直しサイクル509、現在残高510、固定・変動
区分511、中間利払いサイクル512を入力として処
理ロジック223にて元本キャッシュフロー、対顧キャ
ッシュフローを算出する。そして、算出されたそれぞれ
のキャッシュ・フローをメモリ222に格納する。メモ
リ222内のキャッシュフロー情報700の年度70
1、713にはキャッシュフローが発生した年度を、基
準年月日702、714には明細情報DB231の基準
年月日505を、それぞれの月の元本キャッシュフロー
703,705,707,709,711,715,7
17,719,721,723及び対顧利息のキャッシ
ュフロー情報である対顧利息キャッシュフロー704,
706,708,710,712,716,718,7
20,722,724には、算出されたそれぞれのキャ
ッシュフローを格納する。
【0045】明細情報は明細情報DB231の明細情報
500より抽出される。明細の固定・変動区分511が
固定で、基準年月日505=1997/7/31、預入
日506=1997/5/31、約定期日507=19
99/5/31、約定利率508=0.5%、現在残高
510=1,000,000円、中間利払いサイクル3
12=12ヶ月とする。
500より抽出される。明細の固定・変動区分511が
固定で、基準年月日505=1997/7/31、預入
日506=1997/5/31、約定期日507=19
99/5/31、約定利率508=0.5%、現在残高
510=1,000,000円、中間利払いサイクル3
12=12ヶ月とする。
【0046】上記明細情報500よりステップ380に
て最初に、1998/5/31と1999/5/31に
発生する対顧利息キャッシュフローの値を求める。
て最初に、1998/5/31と1999/5/31に
発生する対顧利息キャッシュフローの値を求める。
【0047】1998/5/31に発生する対顧利息キ
ャッシュフローの値は、基準日年月日505の1997
/7/31から中間利払い日1998/5/31迄の利
息キャッシュフローなので、
ャッシュフローの値は、基準日年月日505の1997
/7/31から中間利払い日1998/5/31迄の利
息キャッシュフローなので、
【0048】
【数1】対顧利息キャッシュフロー=現在残高510×
約定利率508×(基準年月日505から利息発生日迄
の日数)/365=1,000,000×0.5/10
0×(1997/7/31〜1998/5/31迄の日
数)/365 と、算出される。
約定利率508×(基準年月日505から利息発生日迄
の日数)/365=1,000,000×0.5/10
0×(1997/7/31〜1998/5/31迄の日
数)/365 と、算出される。
【0049】1999/5/31に発生する対顧利息キ
ャッシュフローの値は、前回中間利払い日1998/5
/31から次回中間利払い日1999/5/31迄の利
息キャッシュフローなので、
ャッシュフローの値は、前回中間利払い日1998/5
/31から次回中間利払い日1999/5/31迄の利
息キャッシュフローなので、
【0050】
【数2】対顧利息キャッシュフロー=現在残高510×
約定利率508×(前回中間利払日から次回中間利払い
日迄の日数)/365=1,000,000×0.5/
100×(1998/5/31〜1999/5/31迄
の日数)/365 と、算出される。また、約定期日507の1999/5
/31には、元本キャッシュ・フロー1,000,00
0も発生する。
約定利率508×(前回中間利払日から次回中間利払い
日迄の日数)/365=1,000,000×0.5/
100×(1998/5/31〜1999/5/31迄
の日数)/365 と、算出される。また、約定期日507の1999/5
/31には、元本キャッシュ・フロー1,000,00
0も発生する。
【0051】以上のように求めたキャッシュフロー情報
700、725をメモリ222に格納する。
700、725をメモリ222に格納する。
【0052】次に、ステップ430にてサービス名称=
現在価値計算の計算処理として取り込んだロジック情報
902に従って、上記により算出したキャッシュフロー
情報700と共通情報DB232のディスカウントファ
クター情報800,827を入力として、現在価値を算
出する。現在価値の算出方法については、「デリバティ
ブリスクコントロール」(前園浩、春日井博著、近代セ
ールス社)に具体的に記載されている。
現在価値計算の計算処理として取り込んだロジック情報
902に従って、上記により算出したキャッシュフロー
情報700と共通情報DB232のディスカウントファ
クター情報800,827を入力として、現在価値を算
出する。現在価値の算出方法については、「デリバティ
ブリスクコントロール」(前園浩、春日井博著、近代セ
ールス社)に具体的に記載されている。
【0053】メモリ222内のキャッシュフロー情報7
00,725として、年度701に1998がその年の
5月の対顧キャッシュフロー706に4,123が、ま
た年度713に1999がその年の5月の元本キャッシ
ュフロー717に1,000,000が、5月の対顧キ
ャッシュフロー718に5,000が格納されていると
する。
00,725として、年度701に1998がその年の
5月の対顧キャッシュフロー706に4,123が、ま
た年度713に1999がその年の5月の元本キャッシ
ュフロー717に1,000,000が、5月の対顧キ
ャッシュフロー718に5,000が格納されていると
する。
【0054】また、共通情報DBのディスカウントファ
クター情報800、827の年度801に1998が、
その年の5月のディスカウントファクター802に9
9.0が、年度814に1999が、その年の5月のデ
ィスカウントファクター816に92.5が格納されて
いるとする。
クター情報800、827の年度801に1998が、
その年の5月のディスカウントファクター802に9
9.0が、年度814に1999が、その年の5月のデ
ィスカウントファクター816に92.5が格納されて
いるとする。
【0055】すると、ステップ440にて取り込んだロ
ジック情報に従い、現在価値を以下のように算出する。
ジック情報に従い、現在価値を以下のように算出する。
【0056】
【数3】 現在価値=年度701が1998年で5月対顧利息キャッシュフロー706 ×年度801が1998で5月のディスカウントファクター803+ 年度713が1999年で5月対顧利息キャッシュフロー718 ×年度814が1999で5月のディスカウントファクター816+ 年度713が1999年で5月元本キャッシュフロー717 ×年度814が1999で5月のディスカウントファクター816 = 4,123×99.0/100+5,000×92.5/100 +1,000,000×92.5/100 = 933,706 ステップ360にて、ステップ440で算出した計算結
果を結果DB238にDBMS230により格納する。
果を結果DB238にDBMS230により格納する。
【0057】また、ステップ330にて、ステップ32
0によりパターン名称を検索した結果、該当するパター
ン名称が商品テーブル225に存在しない場合について
詳細に説明する。
0によりパターン名称を検索した結果、該当するパター
ン名称が商品テーブル225に存在しない場合について
詳細に説明する。
【0058】本実施例において、ステップ310により
受信した商品区分及びサービス名称がそれぞれ商品区分
516=020、サービス名称602=現在価値計算で
あるとすると、それらをキーとして処理ロジック223
が商品テーブル600のパターン名称603を検索する
が定義されていないため、定義式604=010:現在
価値計算×0.8をメモリ222に格納し、ステップ3
41に遷移する。
受信した商品区分及びサービス名称がそれぞれ商品区分
516=020、サービス名称602=現在価値計算で
あるとすると、それらをキーとして処理ロジック223
が商品テーブル600のパターン名称603を検索する
が定義されていないため、定義式604=010:現在
価値計算×0.8をメモリ222に格納し、ステップ3
41に遷移する。
【0059】ステップ341にて、メモリ222内の定
義式中に定義されたサービス名称の数とその名称を所得
する。商品区分及びそのサービス名称の一つをキーとし
て商品テーブル225を検索しパターン名称取得し、か
つそのサービス名称に対応するメソッド名称を取得しメ
モリ222内に格納する。
義式中に定義されたサービス名称の数とその名称を所得
する。商品区分及びそのサービス名称の一つをキーとし
て商品テーブル225を検索しパターン名称取得し、か
つそのサービス名称に対応するメソッド名称を取得しメ
モリ222内に格納する。
【0060】メモリ内に格納されているステップ330
にて取得した定義式604=010:現在価値計算×
0.8から商品区分=010、サービス名称=現在価値
計算により商品テーブル600を検索してパターン名称
603=DF方式を取得し、メモリ222内に格納す
る。
にて取得した定義式604=010:現在価値計算×
0.8から商品区分=010、サービス名称=現在価値
計算により商品テーブル600を検索してパターン名称
603=DF方式を取得し、メモリ222内に格納す
る。
【0061】ステップ351にて、メソッドの計算プロ
グラムとしてオブジェクト群の取り込みを行う。詳細は
上述した図4のステップ410からステップ440に同
様である。
グラムとしてオブジェクト群の取り込みを行う。詳細は
上述した図4のステップ410からステップ440に同
様である。
【0062】ステップ352にて、ステップ351の処
理をステップ341によりメモリ222に格納した定義
式中のサービス名称の数だけ実行したかどうかの判定を
行う。ステップ351の処理の実行回数がサービス名称
の数と一致すれば、ステップ353に遷移する。実行回
数がサービス名称の数に満たなければ別のサービス名称
に対して繰り返しステップ341の処理を行う。
理をステップ341によりメモリ222に格納した定義
式中のサービス名称の数だけ実行したかどうかの判定を
行う。ステップ351の処理の実行回数がサービス名称
の数と一致すれば、ステップ353に遷移する。実行回
数がサービス名称の数に満たなければ別のサービス名称
に対して繰り返しステップ341の処理を行う。
【0063】商品テーブル600の商品区分601=0
20、定義式604=010:現在価値計算×0.8の
サービス名称数は1であり、実行回数も1回であるた
め、ステップ353に遷移する。
20、定義式604=010:現在価値計算×0.8の
サービス名称数は1であり、実行回数も1回であるた
め、ステップ353に遷移する。
【0064】ステップ353にて、メモリ222に格納
されているステップ351にて計算された全てのメソッ
ドの結果を使用して定義式の計算を行い計算結果をメモ
リ222に格納する。
されているステップ351にて計算された全てのメソッ
ドの結果を使用して定義式の計算を行い計算結果をメモ
リ222に格納する。
【0065】定義式604=010:現在価値計算×
0.8に対してメソッド現在価値計算の実行結果は93
3,706であるので(ステップ340参照)、
0.8に対してメソッド現在価値計算の実行結果は93
3,706であるので(ステップ340参照)、
【0066】
【数4】 現在価値 = 定義式604 = 商品区分601が010でサービス名称603が現在価値計算によ る実行結果 ×0.8 = 933,706×0.8 = 746,964 ステップ360にて、ステップ353で算出した計算結
果を結果DB238にDBMS230により格納する。
果を結果DB238にDBMS230により格納する。
【0067】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によりオブジ
ェクトのメソッドにおける計算ロジックの実装、あるい
は追加、修正の際に発生する開発者及びメンテナンス者
の工数の低減を図ることができる。特に複数のメソッド
に対して同様の計算方式を定義する場合あるいはしてい
る場合に有効となる。また、金融商品のリスク計測方法
の様な計算方式の追加・変更頻度が高い分野においても
有効となる。
ェクトのメソッドにおける計算ロジックの実装、あるい
は追加、修正の際に発生する開発者及びメンテナンス者
の工数の低減を図ることができる。特に複数のメソッド
に対して同様の計算方式を定義する場合あるいはしてい
る場合に有効となる。また、金融商品のリスク計測方法
の様な計算方式の追加・変更頻度が高い分野においても
有効となる。
【図1】従来システムにおける機器構成の一例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本発明に係る機器構成の一例を示すブロック図
である。
である。
【図3】本発明の処理手順の1実施例を示したフローチ
ャートである。
ャートである。
【図4】本発明の処理手順の1実施例のうち1処理を示
したフローチャートである。
したフローチャートである。
【図5】明細情報DBに格納されている情報の一例を示
したデータ構成図である。
したデータ構成図である。
【図6】メモリ内に格納されている商品テーブル情報の
一例を示したデータ構成図である。
一例を示したデータ構成図である。
【図7】メモリ内に格納されているCF情報の一例を示
したデータ構成図である。
したデータ構成図である。
【図8】共通情報DBに格納されている情報の一例を示
したデータ構成図である。
したデータ構成図である。
【図9】ロジック情報DBに格納されている情報の一例
を示したデータ構成図である。
を示したデータ構成図である。
110…端末装置、 120…センタ装置(従
来)、121…通信装置、122…メモリ(従来)、1
23…処理ロジックプログラム(従来)、124…サー
ビス(従来)、125…オブジェクト及びメソッドのイ
ンターフェイスとその計算プログラム、128…中央処
理装置(CPU)、129…データ格納装置管理プログ
ラム(DBMS)、130…データ格納装置(DB)、
210…端末装置、 220…センタ装置、221…通
信装置、 222…メモリ、 223…処理プロ
グラム、224…ロジックハンドラプログラム、
225…商品テーブル、226…サービス、227…
オブジェクト及びメソッドのインターフェイスプログラ
ム、229…中央処理装置(CPU)、230…データ
格納装置管理プログラム(DBMS)、231…明細情
報DB、 232…共通情報DB、 233…商品情報
DB、234…ロジック情報DB、 235…計算
ロジックプログラム、238…結果情報DB、 500
…明細情報データ、600…商品テーブルのデータ、
700…商品のキャッシュフローデータ、800…現在
価値計算に使用するディスカウントファクター、900
…計算ロジックデータ。
来)、121…通信装置、122…メモリ(従来)、1
23…処理ロジックプログラム(従来)、124…サー
ビス(従来)、125…オブジェクト及びメソッドのイ
ンターフェイスとその計算プログラム、128…中央処
理装置(CPU)、129…データ格納装置管理プログ
ラム(DBMS)、130…データ格納装置(DB)、
210…端末装置、 220…センタ装置、221…通
信装置、 222…メモリ、 223…処理プロ
グラム、224…ロジックハンドラプログラム、
225…商品テーブル、226…サービス、227…
オブジェクト及びメソッドのインターフェイスプログラ
ム、229…中央処理装置(CPU)、230…データ
格納装置管理プログラム(DBMS)、231…明細情
報DB、 232…共通情報DB、 233…商品情報
DB、234…ロジック情報DB、 235…計算
ロジックプログラム、238…結果情報DB、 500
…明細情報データ、600…商品テーブルのデータ、
700…商品のキャッシュフローデータ、800…現在
価値計算に使用するディスカウントファクター、900
…計算ロジックデータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二木 誠司 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所システム開発本部内 (72)発明者 両角 達朗 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所情報システム事業部内
Claims (1)
- 【請求項1】端末装置とセンタ装置がネットワーク上に
接続されているシステム環境において、商品別に商品固
有の計数を算出する計算方式を実現するオブジェクト群
に付けられた名称と、そのオブジェクト群をデータ格納
装置に格納しており、前記オブジェクト群の名称と商品
固有の計数算出に対応した名称とその商品を識別するた
めの識別子と取り込み実行判定のための情報をテーブル
としてセンタ装置のメモリ中に格納し、センタ装置のメ
モリ中にある処理部が取り込み処理を行うかどうかを判
定し、前記オブジェクト群に付けられた名称をキーとし
て、データ格納装置管理プログラムにより計算方式を実
現するオブジェクト群を取り込んで前記商品固有の計数
算出を実行することを特徴とする計算ロジックプログラ
ムのローディング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10297831A JP2000122869A (ja) | 1998-10-20 | 1998-10-20 | 計算ロジックプログラムのローディング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10297831A JP2000122869A (ja) | 1998-10-20 | 1998-10-20 | 計算ロジックプログラムのローディング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000122869A true JP2000122869A (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=17851727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10297831A Pending JP2000122869A (ja) | 1998-10-20 | 1998-10-20 | 計算ロジックプログラムのローディング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000122869A (ja) |
-
1998
- 1998-10-20 JP JP10297831A patent/JP2000122869A/ja active Pending
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