JP2000122851A - 情報ランダム化方法とそのプログラムを記録した記憶媒体 - Google Patents

情報ランダム化方法とそのプログラムを記録した記憶媒体

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JP2000122851A
JP2000122851A JP10288963A JP28896398A JP2000122851A JP 2000122851 A JP2000122851 A JP 2000122851A JP 10288963 A JP10288963 A JP 10288963A JP 28896398 A JP28896398 A JP 28896398A JP 2000122851 A JP2000122851 A JP 2000122851A
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Kazunori Sakanobe
和憲 坂廼辺
Tsutomu Nozaki
勉 野崎
Katsuhiko Saito
斉藤  勝彦
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速な乗算機能を有しない安価なマイクロコ
ンピュータに好適な、簡易、かつ、高速な範囲可変型ラ
ンダムデータ作成方法を得る。 【解決手段】 あらかじめ定められた範囲で変化する正
の原整数データを入力し、この原整数データの最大値以
上の値を上限とする範囲内でランダムに変化する正のラ
ンダム整数データを求め、上記原整数データと上記ラン
ダム整数データとのビット論理積演算によりランダム整
数を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、安価なマイクロ
コンピュータで簡易にランダムデータを出力する情報ラ
ンダム化方法とそのプログラムを記録した記憶媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】スペクトラム拡散通信やランダムキャリ
ア可変速インバータなどに見られるように所定情報にラ
ンダムデータを重畳する技術(情報ランダム化技術)は
産業・民生を問わず多岐の分野にわたって利用されてい
る。時にデータをランダム化するだけではなく、そのデ
ータのとり得る範囲も逐次変化させる必要がある場合が
ある。従来このような要求による情報ランダム化方法と
しては図8に示すような方法であった。
【0003】図8は従来の情報ランダム化方法の1例を
示すフローチャートである。まず、ステップS41では
0≦x≦xm の範囲で変化する正の原整数データを入力
する。次にステップS42でデータの分布範囲が固定さ
れたランダムデータk(0≦k≦1)を作成し、次のス
テップS43で原情報xと上記kの積を演算しデータy
を出力するものである。この時yは0≦y≦xの範囲の
ランダム値となる。ここで、分布範囲が固定されたラン
ダムデータkは、簡易な手段としては例えば乱数テーブ
ルから求められ、分布範囲が固定であり、乗算処理によ
り演算されたランダムデータyは分布範囲が可変のラン
ダムデータである。また、0≦k≦1とすることで、0
≦y≦xの範囲のランダム値が求め易い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に安価なマイクロ
コンピュータでは積演算処理時間は和演算処理時間の数
倍から数十倍となるが、上記の処理を実現する場合は、
積演算が必要なために、特に、高速な乗算機能を有しな
い安価なマイクロコンピュータでは処理には過大な演算
時間がかかることになる。そのため、上記方法に代わる
処理の高速な情報ランダム化方法が求められていた。
【0005】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、安価なマイクロコンピュータにおいても
簡易かつ高速に情報ランダム化を行う情報ランダム化方
法とそのプログラムを記録した記憶媒体を得ることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる情報ラ
ンダム化方法は、あらかじめ定められた範囲で変化する
正の原整数データを入力し、この原整数データの最大値
以上の値を上限とする範囲内でランダムに変化する正の
ランダム整数データを求め、上記原整数データと上記ラ
ンダム整数データとのビット論理積演算によりランダム
整数を求めるものである。
【0007】また、nを正の整数としたときに2n −1
を最大値とする範囲で変化する原整数データを入力し、
この原整数データの最大値以下の値を上限とする範囲内
でランダムに変化する正のランダム整数データを求め、
上記原整数データと上記ランダム整数データとのビット
論理和演算によりランダム整数を求めるものである。
【0008】また、nを正の整数としたときに2n を最
大値とする範囲で0と2の指数で変化する原整数データ
を入力し、この原整数データの最大値以下の値を上限と
する範囲内でランダムに変化する正のランダム整数デー
タを求め、上記原整数データと上記ランダム整数データ
とのビット排他的論理和演算によりランダム整数を求め
るものである。
【0009】また、あらかじめ定められた範囲で変化す
る正の原整数データを入力し、この原整数データの最大
値をxm としたときに、log2(xm )+1以上の値
を上限とする範囲内でランダムに変化する正のランダム
整数データを求め、上記原整数データを上記ランダム整
数データの値に応じた回数だけ右シフト演算することに
よりにより、ランダム整数を求めるものである。
【0010】また、あらかじめ定められた範囲で変化す
る正の原整数データを入力し、この原整数データの最大
値以上の値を上限とする範囲内でランダムに変化する正
のランダム整数データを求め、上記原整数データと上記
ランダム整数データとのビット論理積演算によりランダ
ム整数を求めることをコンピュータに実行させるもので
ある。
【0011】また、nを正の整数としたときに2n −1
を最大値とする範囲で変化する原整数データを入力し、
この原整数データの最大値以下の値を上限とする範囲内
でランダムに変化する正のランダム整数データを求め、
上記原整数データと上記ランダム整数データとのビット
論理和演算によりランダム整数を求めることをコンピュ
ータに実行させるプログラムを記録したものである。
【0012】また、nを正の整数としたときに2n を最
大値とする範囲で0と2の指数で変化する原整数データ
を入力し、この原整数データの最大値以下の値を上限と
する範囲内でランダムに変化する正のランダム整数デー
タを求め、上記原整数データと上記ランダム整数データ
とのビット排他的論理和演算によりランダム整数を求め
ることをコンピュータに実行させるプログラムを記録し
たものである。
【0013】また、あらかじめ定められた範囲で変化す
る正の原整数データを入力し、この原整数データの最大
値をxm としたときに、log2(xm )+1以上の値
を上限とする範囲内でランダムに変化する正のランダム
整数データを求め、上記原整数データを上記ランダム整
数データの値に応じた回数だけ右シフト演算することに
よりにより、ランダム整数を求めることをコンピュータ
に実行させるプログラムを記録したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す情報ランダム化方法のフローチャー
ト、図2はビット論理積演算を示す図である。本実施の
形態は、0≦x≦xm (xmはxの最大値)の範囲で変
化整数xを入力し、0≦y≦xなる範囲可変型のランダ
ムな整数yを得るものである。また、xはマイコンのビ
ット数で決まる範囲の値が入力されるものとする。これ
は論理積、論理和命令で処理できる数はマイコンのビッ
ト数で決まり、ビット数をnとすると最大値は2n −1
と表される。例えば、8ビットマイコンならば28 −1
=255であり、xの範囲は0≦x≦255である。1
6ビットマイコンの場合は最大値が216−1=6553
5である。
【0015】次に、ランダム化方法を図1、図2により
説明する。まず、図1のステップS1では0≦x≦xm
の範囲で変化する正の原整数データを入力する。ステッ
プS2で0≦z≦zm の(固定)の範囲で(ただしZm
はZの最大値であり、zm ≧xm の固定値)ランダムに
変化する整数データzを演算する。この演算は、zは分
布範囲が固定なので、例えば、ランダムテーブル参照
(あらかじめ記憶された乱数テーブルの値を順番に読み
だす)のような方法で演算する。また、xm ≦zm とし
たのは、ランダム関数Zの定義として、範囲入力xに対
して出力Zの分布範囲が0〜xまで分布しうること、を
前提としており、上記の範囲限定がないと、x=xm
なったときなどに、zの分布範囲が制約され(z=xm
とならない)、ランダム関数の定義に反するからであ
る。なお、zm に2n −1を適用すると、出力zの分解
能が最も高くなる。
【0016】次に、ステップS3で原情報xと上記デー
タzのビット論理積を演算しデータyとして出力する。
図2においてxが11101010(2進表現)、zが
10011011(2進表現)の時のビット論理積演算
の例を示す。ビット論理積演算は2進数の各桁毎に数値
を比較し、比較データがいずれも1である時に1を出力
しそれ以外の場合は0を出力する(すなわち上記の演算
例では結果yは10001010となる)。ビット論理
積演算(x AND z)は上記のような演算であるの
で、zがいかなる値であっても演算結果yが0≦y≦x
の範囲とるような演算結果yが得られる。演算結果yは
データxとデータzの各桁の一致の度合いによって決定
されるが、zはランダムデータなので、yもその影響に
よりランダム性を有するデータとなることは明らかであ
る。
【0017】なお、演算結果得られたyはもとの数xの
うち小さい方の数と同じがそれ以下の値となり、且つ0
未満となることはない。そして、演算性質上その結果の
とりうる範囲はあらかじめ決まっているので、それに合
うように演算されるランダム整数の範囲が設定される。
【0018】以上のように、一般的なマイクロコンピュ
ータにおけるビット論理積演算の処理速度は積演算の数
倍〜数十倍である(和演算と同等)であることから、従
来方法と比べて高速なランダム化演算をすることができ
る。また、小数点データの演算ができないマイコンでは
従来の方法ではランダム演算ができなかったが、小数点
データの処理機能を持たないマイコンでもランダム関数
を得ることができる。
【0019】なお、x、yを整数としたのは、浮動小数
点の数値の場合、ビット論理積、ビット論理和といった
処理は整数部のみを対象に実行することができず、指数
部を含めた全てのビット列に対して処理を行ってしまう
ため、望ましいのデータが得られないからであり、安価
なマイコンではこの浮動小数点の機能を有していないも
のが殆どなので、整数としても支障がないからである。
また、本実施の形態ではxm を2n −1(8ビットで2
55)としたが、特にその値に限定しなくとも、例えば
254でもよい。
【0020】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2を示す情報ランダム化のフローチャート、図4はビ
ット論理和演算を示す図である。本実施の形態は0≦x
≦xm (xm はnを正の整数とするとき、2n −1で表
されるxの最大値)の範囲で変化する整数xの入力に対
して、x≦y≦xm なるランダムな整数yを得るもので
ある。また、xm は255(n=8)でプロセッサの演
算ビット数が8ビットの例で説明する。なお、xm を2
n −1で表されるxの最大値とするのは、nビットの2
進数2個のビット論理和を行った場合、その最大値は2
n −1となるためである。
【0021】次に、ランダム化方法を図3、図4により
説明する。まず、図3のステップS21では0≦x≦x
m の範囲で変化する正の原整数データを入力する。次
に、ステップS22で固定の範囲zm (zm ≦xm )内
でランダムに変化する整数データzを演算する。次にス
テップS23で原情報データxとランダムデータzのビ
ット論理和を演算しデータyとして出力する。
【0022】図4にxが11101010(2進表
現)、zが10011011(2進表現)の時のビット
論理和演算の例を示す。ビット論理和演算は2進数の各
桁毎に数値を比較し、比較データのいずれかが1である
時に1を出力しそれ以外の場合は0を出力する(すなわ
ち上記の演算例では結果yは11111011とな
る)。
【0023】ビット論理和演算(xORz)は上記のよ
うな演算であるので、zが上記の範囲内のいかなる値で
あっても演算結果yがx≦y≦xm の範囲をとるような
演算結果yが得られる。演算結果、yはデータxとデー
タzの各桁の一致の度合いによって決定されるが、zは
ランダムデータなので、yもその影響によりランダム性
を有するデータとなる。なお、ビット論理和した結果は
もとの数xのうち大きい方と同じか、それ以上の値とな
り、且つ2n −1(ここでnは元の数のビット数)を上
回る値となることはない。
【0024】以上のように、一般的なマイクロコンピュ
ータにおけるビット論理和演算の処理速度は積演算の数
倍〜数十倍である(和演算と同等)であることから、従
来方法と比べて高速なランダム化演算をすることができ
る。
【0025】なお、本実施の形態では、ビット論理和に
より演算をしたが、排他的論理和演算でもよく、この場
合は、整数xが0と2の指数(0、20、21、22、
23・・・)の値に限られ、x≦xm の範囲で変化し、
m は2n で表されるxの最大値である。
【0026】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3を示す情報ランダム化方法のフローチャート、図6
は右シフト演算を示す図である。本実施の形態は、0≦
x≦xm (xm はnを正の整数とするとき、2n −1で
表されるxの最大値)の範囲で変化する整数xの入力に
対して、0≦y≦xm なるランダムな整数yを得るもの
である。また、xm は255(n=8)でプロセッサの
演算ビット数が8ビットの例で説明する。
【0027】次に、ランダム化方法を図5、図6により
説明する。まず、図5のステップS31では0≦x≦x
m の範囲で変化する正の原整数データを入力する。次
に、ステップS32で固定の範囲0≦zm ≦zm (ここ
で、zm =log2 (xm )+1、zm は小数点以下を
切り捨てとする。)内でランダムに変化する整数データ
zを演算する。次にステップS33で原情報データxに
対して上記データzの数に相当する回数の右シフト演算
を実施し、結果をデータyとして出力する。
【0028】ここで、ビット右シフト演算は元の数を指
定された回数だけ2で割る演算であり、演算結果として
0を得る場合には所定回数以上割る必要がある。上記の
式によってzm を設定すれば、xが最大の値(x=
m )をとったとしてもy=0を出力することができ、
ランダム関数の定義を満足する。
【0029】図6にxが11101010(2進表
現)、zが2(10進表現)の場合における右シフト演
算の例を示す。右シフト演算は2進数の各桁のデータを
右(位の低い桁)へzの回数分だけ移し、最上位の桁か
らzビット分を0とするような演算を行う。(すなわち
上記の演算例では結果yは00111010となる)。
右シフト演算は上記のような演算であるので、演算結果
yが0≦y≦xの範囲をとるような演算結果yが得られ
る。xに対する演算結果yの比はデータzの内容に依存
するが、zはランダムデータなので、yもその影響によ
りランダム性を有するデータとなる。
【0030】以上のように、一般的なマイクロコンピュ
ータにおける右シフト演算の処理速度は積演算の数倍で
あるであることから、従来方法と比べて高速なランダム
化演算をすることができる。
【0031】実施の形態4.実施の形態4では実施の形
態1〜3に述べた情報ランダム化方法のプログラムを記
録した記録媒体を備えたマイクロコンピュータを示す。
図7はワンチップマイコンの構成を示す図である。図に
おいて1はマイクロコンピュータ、2はCPU、3はプ
ログラムおよび固定データを記憶する記憶媒体であるR
OM、4は変数データを記憶する記憶媒体であるRA
M、5はシステムバス、6はポートである。
【0032】上記実施の形態1〜3で説明した方法の手
順(フローチャートに相当)はROM3に格納される。
また変数x、y、zはRAM4のあらかじめ定められた
番地のデータとして記憶される。CPU2はROM3に
記憶された手順に基づき、RAM4のyに相当するアド
レスのデータをランダムに変化させる。
【0033】以上のように、情報ランダム化方法のプロ
グラムを記憶した記憶媒体を有する安価なワンチップマ
イコンで、高速に情報ランダム化を行うことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、この発明に係わる情報ランダム化方法は、あらかじ
め定められた範囲で変化する正の原整数データを入力
し、この原整数データの最大値以上の値を上限とする範
囲内でランダムに変化する正のランダム整数データを求
め、上記原整数データと上記ランダム整数データとのビ
ット論理積演算によりランダム整数を求めるので、安価
なマイクロコンピュータにおいても簡易かつ高速に情報
ランダム化を行う情報ランダム化方法を得ることができ
る。
【0035】また、nを正の整数としたときに2n −1
を最大値とする範囲で変化する原整数データを入力し、
この原整数データの最大値以下の値を上限とする範囲内
でランダムに変化する正のランダム整数データを求め、
上記原整数データと上記ランダム整数データとのビット
論理和演算によりランダム整数を求めるので、安価なマ
イクロコンピュータにおいても簡易かつ高速に情報ラン
ダム化を行う情報ランダム化方法を得ることができる。
【0036】また、nを正の整数としたときに2n を最
大値とする範囲で0と2の指数で変化する原整数データ
を入力し、この原整数データの最大値以下の値を上限と
する範囲内でランダムに変化する正のランダム整数デー
タを求め、上記原整数データと上記ランダム整数データ
とのビット排他的論理和演算によりランダム整数を求め
るので、安価なマイクロコンピュータにおいても簡易か
つ高速に情報ランダム化を行う情報ランダム化方法を得
ることができる。
【0037】また、あらかじめ定められた範囲で変化す
る正の原整数データを入力し、この原整数データの最大
値をxm としたときに、log2(xm )+1以上の値
を上限とする範囲内でランダムに変化する正のランダム
整数データを求め、上記原整数データを上記ランダム整
数データの値に応じた回数だけ右シフト演算することに
よりにより、ランダム整数を求めるので、安価なマイク
ロコンピュータにおいても簡易かつ高速に情報ランダム
化を行う情報ランダム化方法を得ることができる。
【0038】また、あらかじめ定められた範囲で変化す
る正の原整数データを入力し、この原整数データの最大
値以上の値を上限とする範囲内でランダムに変化する正
のランダム整数データを求め、上記原整数データと上記
ランダム整数データとのビット論理積演算によりランダ
ム整数を求めることをコンピュータに実行させるプログ
ラムを記録したので、安価なワンチップマイコンで、高
速に情報ランダム化を行うことができる。
【0039】また、nを正の整数としたときに2n −1
を最大値とする範囲で変化する原整数データを入力し、
この原整数データの最大値以下の値を上限とする範囲内
でランダムに変化する正のランダム整数データを求め、
上記原整数データと上記ランダム整数データとのビット
論理和演算によりランダム整数を求めることをコンピュ
ータに実行させるプログラムを記録したので、安価なワ
ンチップマイコンで、高速に情報ランダム化を行うこと
ができる。
【0040】また、nを正の整数としたときに2n を最
大値とする範囲で0と2の指数で変化する原整数データ
を入力し、この原整数データの最大値以下の値を上限と
する範囲内でランダムに変化する正のランダム整数デー
タを求め、上記原整数データと上記ランダム整数データ
とのビット排他的論理和演算によりランダム整数を求め
ることをコンピュータに実行させるプログラムを記録し
たので、安価なワンチップマイコンで、高速に情報ラン
ダム化を行うことができる。
【0041】また、あらかじめ定められた範囲で変化す
る正の原整数データを入力し、この原整数データの最大
値をxm としたときに、log2(xm )+1以上の値
を上限とする範囲内でランダムに変化する正のランダム
整数データを求め、上記原整数データを上記ランダム整
数データの値に応じた回数だけ右シフト演算することに
よりにより、ランダム整数を求めることをコンピュータ
に実行させるプログラムを記録したので、安価なワンチ
ップマイコンで、高速に情報ランダム化を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すフローチャー
トである。
【図2】 この発明の実施の形態1を示すビット論理積
演算を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2を示すフローチャー
トである。
【図4】 この発明の実施の形態2を示すビット論理和
演算を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態3を示すフローチャー
トである。
【図6】 この発明の実施の形態3を示すシフト演算を
示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態4を示すワンチップマ
イコンの構成図である。
【図8】 従来の情報ランダム化方法示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ、3 ROM、4 RAM。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ定められた範囲で変化する正
    の原整数データを入力し、この原整数データの最大値以
    上の値を上限とする範囲内でランダムに変化する正のラ
    ンダム整数データを求め、上記原整数データと上記ラン
    ダム整数データとのビット論理積演算によりランダム整
    数を求める情報ランダム化方法。
  2. 【請求項2】 nを正の整数としたときに2n −1を最
    大値とする範囲で変化する原整数データを入力し、この
    原整数データの最大値以下の値を上限とする範囲内でラ
    ンダムに変化する正のランダム整数データを求め、上記
    原整数データと上記ランダム整数データとのビット論理
    和演算によりランダム整数を求める情報ランダム化方
    法。
  3. 【請求項3】 nを正の整数としたときに2n を最大値
    とする範囲で0と2の指数で変化する原整数データを入
    力し、この原整数データの最大値以下の値を上限とする
    範囲内でランダムに変化する正のランダム整数データを
    求め、上記原整数データと上記ランダム整数データとの
    ビット排他的論理和演算によりランダム整数を求める情
    報ランダム化方法。
  4. 【請求項4】 あらかじめ定められた範囲で変化する正
    の原整数データを入力し、この原整数データの最大値を
    m としたときに、log2(xm )+1以上の値を上
    限とする範囲内でランダムに変化する正のランダム整数
    データを求め、上記原整数データを上記ランダム整数デ
    ータの値に応じた回数だけ右シフト演算することにより
    により、ランダム整数を求める情報ランダム化方法。
  5. 【請求項5】 あらかじめ定められた範囲で変化する正
    の原整数データを入力し、この原整数データの最大値以
    上の値を上限とする範囲内でランダムに変化する正のラ
    ンダム整数データを求め、上記原整数データと上記ラン
    ダム整数データとのビット論理積演算によりランダム整
    数を求めることをコンピュータに実行させるプログラム
    を記録した記録媒体。
  6. 【請求項6】 nを正の整数としたときに2n −1を最
    大値とする範囲で変化する原整数データを入力し、この
    原整数データの最大値以下の値を上限とする範囲内でラ
    ンダムに変化する正のランダム整数データを求め、上記
    原整数データと上記ランダム整数データとのビット論理
    和演算によりランダム整数を求めることをコンピュータ
    に実行させるプログラムを記録した記録媒体。
  7. 【請求項7】 nを正の整数としたときに2n を最大値
    とする範囲で0と2の指数で変化する原整数データを入
    力し、この原整数データの最大値以下の値を上限とする
    範囲内でランダムに変化する正のランダム整数データを
    求め、上記原整数データと上記ランダム整数データとの
    ビット排他的論理和演算によりランダム整数を求めるこ
    とをコンピュータに実行させるプログラムを記録した記
    録媒体。
  8. 【請求項8】 あらかじめ定められた範囲で変化する正
    の原整数データを入力し、この原整数データの最大値を
    m としたときに、log2(xm )+1以上の値を上
    限とする範囲内でランダムに変化する正のランダム整数
    データを求め、上記原整数データを上記ランダム整数デ
    ータの値に応じた回数だけ右シフト演算することにより
    により、ランダム整数を求めることをコンピュータに実
    行させるプログラムを記録した記録媒体。
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Cited By (1)

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