JP2000119982A - 細砕セルロ―ス繊維材のスラリ―液の処理方法およびその方法に用いる槽 - Google Patents

細砕セルロ―ス繊維材のスラリ―液の処理方法およびその方法に用いる槽

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JP2000119982A
JP2000119982A JP11328618A JP32861899A JP2000119982A JP 2000119982 A JP2000119982 A JP 2000119982A JP 11328618 A JP11328618 A JP 11328618A JP 32861899 A JP32861899 A JP 32861899A JP 2000119982 A JP2000119982 A JP 2000119982A
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JP11328618A
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Jay K Sheerer
ケイ.シェーファー ジェイ
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Ahlstrom Machinery Inc
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C7/00Digesters
    • D21C7/06Feeding devices

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 細砕セルロース繊維材処理槽の中のセルロー
ス材スラリーの流れ、ひいては処理の均一性を改良する
方法および装置を提供する。 【解決手段】 直立槽の中の細砕セルロース繊維材(例
えば、木材チップ)のスラリー液の流れの均一化を、槽
の内表面から最大距離約〜12インチ(2.5〜30
cm)内部に伸びる実質的に連続、もしくは不連続の突
起部のセットを複数段上下に設けることによって行う。
好ましい槽は、連続式または回分式蒸解缶である。突起
部は、断面がアーチ形、長方形、二等辺または不等辺三
角形、直角三角形、または台形で、上下の段の間隔が約
1〜12フィート(0.3〜3.6m)で、高さが約1
〜3フィート(0.3〜0.9m)のものがよい。不連
続の突起部は、アーチ間隔長さが1〜10フィート
(0.3〜3m)のものが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、細砕セルロース繊
維材のスラリー液の処理方法およびその方法に用いる槽
に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】「チ
ップビンに用いる円錐形インサート」という名称の米国
特許第5,454,490号公報には、直立の木材チッ
プ処理槽の内表面に円錐形のリングを挿入して槽を通過
する木材チップの流れを改良する方法および装置が開示
されている。これらの台形断面のリングを用いると、細
砕セルロース繊維材の重さによる圧縮力が緩和され、槽
(普通「チップビン」と称される)の中のチップの均一
な運動と処理とが促進される。しかし、この特許は、主
に、比較的乾燥した状態でブリッジ現象や圧縮による集
塊形成が起こりやすいチップを処理するのに関する。開
示の処理の一つの形態ではスチームがビンに導入されて
いるけれども、このようなビンには液は普通存在しな
い。
【0003】同時係属の1997年9月23日出願米国
特許出願第08/936,047号(弁理士事務所参照
番号10−1214)および1997年10月24日出
願米国特許出願第08/953,880号(弁理士事務
所参照番号10−1217)に、直立式連続蒸解缶の中
のセルロース材の通過運動と処理とが議論されている。
特に、これらの特許出願(開示内容を本明細書に参考文
献として引用する)では、細砕セルロース繊維材の垂直
カラムに起こり得るいろいろな程度の圧縮、およびこの
圧縮が、特に円環状スクリーンアセンブリの近辺でカラ
ムの運動や処理液でのセルロース材の処理にどんな影響
を及ぼすかについて議論されている。このような圧縮に
よる影響は、直立式連続蒸解缶では極めて普通に現れ
る。これらの特許出願に開示される多くの態様には、新
規の幾何学的形状のスクリーンアセンブリを導入するこ
とによって、カラムの運動やチップの処理がどのように
均一にされるかについて示されている。本発明も、処理
槽の中のセルロース材の運動の均一性を改良し、従って
処理の均一性を改良するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】細砕セルロース繊維材の
スラリー、例えば、木材チップのスラリーの垂直運動
を、蒸解缶の内部の実質的に垂直な表面に突起物を設け
ることによって改良できる(例えば、より均一にでき
る)ということが、本発明で見出されたたことは誠に驚
きである。これらの突起物は、実質的に連続、すなわ
ち、実質的に円環状とすることもできるし、槽の内部表
面の円周の周りに間欠的に分散配置させることもでき
る。態様の一つでは、この突起物は実質的に1個以上の
円環状のリングから構成される。また別の態様では、2
個以上の個々の構造の物体を1列以上、槽の内部表面の
円周の周りに均一または不均一に分散配置したものを備
える。突起物(隆起物とも称される)は、一列または複
数の列に配列することもできるし、複数列の場合、隣接
の列とはオフセットした状態で配列することもできる。
1個または複数個のリングまたは列は、処理槽のどの部
分にも、例えば、垂直カラム運動が問題となる恐れのあ
る蒸解缶のどの部分にも用いることができる。このどの
部分とは、槽の頂部でもあるし、槽の中段でもあるし、
槽の底部でもある。
【0005】これらの突起物がセルロース材の均一運動
を促進するメカニズムは詳らかではないけれども、突起
物があると、カラム内の圧縮力が一時的に緩和され、従
って槽の内面に垂直に働く力が一時的に緩和され、その
結果、チップ塊と槽壁との間に働く摩擦力が一時的に減
少、あるいは実質的に無くなるものと考えられる。この
摩擦力の減少のお陰で、セルロース材が処理槽の中を、
より均一に流れることが可能となるとともに、より均一
のセルロース材処理が可能となると考えられる。
【0006】本発明の突起物または実質的に円環状のリ
ングは、多種多様な形状や幾何学的構造をとることがで
きる。リングの構造はどんな形でもよいけれども、普通
は、槽の内表面から約1フィート(0.3m)以上は突
き出さない(槽の内径は約10〜40フィートが普
通)。好ましい態様では、突起物またはリングは、槽の
表面から約4インチ(10cm)以上は突き出さず、好
ましくは、表面から約2インチ(5cm)以上は突き出
さない。リングまたは突起物の好ましい態様はセルロー
ス材の運動の方向にテーパを備えているもので、突起物
またはリングの上部内径が突起物またはリングの下部内
径より大きくなっている。突起物またはリングのテーパ
角は、約70゜以下、普通は40゜以下、しかし好まし
くは15゜以下か、10゜以下でも、例えば、約5〜1
5゜である。突起物またはリングの高さは、3フィート
(1m)以下でよいが、好ましくは1フィート(0.3
m)以下、例えば、約0.5〜3フィート(0.15〜
1m)である。リングまたは列を二段以上用いる場合
は、リングまたは列の間隔は、12フィート(4m)以
上でもよいが、6フィート(3m)だけでも、3フィー
ト(1m)でも、1フィート(0.3m)だけあれば、
例えば、約1〜12フィート(0.3〜4m)あればよ
い。
【0007】1個または複数個のリングまたは突起物
は、適切な材質ならどんなものからでも、例えば、炭素
鋼やステンレス鋼やニッケル合金やデユポンのテフロン
(登録商標)のようなプラスチックやテフロン(登録商
標)含有プラスチックやポリテトラフルオロエチレンの
ような低摩擦材で被覆したプラスチックから製造するこ
とができる。これらを槽の本体に固定するには、適切な
固定法ならどんな方法でも、例えば、溶接や接着や1個
または複数個の機械的固定具(例えば、ねじ込み固定
具)で行うことができる。
【0008】本発明の態様の一つでは、1個または複数
個(例えば1〜10個)の円環状リングまたは突起物
は、金属製であり、セルロース材カラムの運動性を向上
させるとともに槽のアノード腐食保護のためのカソード
またはアノードとしての二重の役割を果たす。
【0009】本発明の一つの態様では、内表面を有する
実質的に垂直な槽で細砕セルロース繊維材のスラリー液
(例えば、コンシステンシー約8〜20%)を処理する
方法において、(a)スラリーを槽に導入し、スラリー
がカラム状に実質的に下向きに動くようにし、(b)槽
の中に垂直に配置された複数の箇所でカラム内の圧縮力
が一時的に緩和されるとともに、槽の内面に垂直に働く
力が一時的に緩和され、その結果、チップ塊と槽壁との
間に働く摩擦力が一時的に減少、あるいは実質的に無く
なり、そのお陰で、セルロース材が槽の中を、より均一
に流れるようになることを特徴とする方法が提供され
る。
【0010】本方法では、ステップ(b)は、摩擦を少
なくとも20%(例えば、20〜99%)一時的に減少
するように行うことができる。普通、ステップ(b)
は、槽の内表面に圧力緩和表面突起物を複数個垂直に配
置することによって行われる。例えば、ステップ(b)
は、内表面を有する実質的に連続の円環状リングであっ
て、内表面から槽の内部へ上部より下部の方が大きな距
離だけ突き出ている円環状リングを少なくとも1個備え
ることによって更に行われる。すなわち、ステップ
(b)は、内部が曲面の表面、または垂直に対して約5
〜15゜の角度傾斜している傾斜表面を備えることによ
って更に行われ、及び/又はステップ(b)は、少なく
とも幾つかの突起物が約1〜12フィートの間隔で垂直
に配置されることによって、そして、内表面からの半径
方向の突起高さが最大で約1〜12インチであるような
突起物を備えることによって更に行われる。
【0011】態様の一つでは、ステップ(b)が、内表
面に少なくとも1個の表面突起物を備えることによっ
て、更に行われるが、その際、ポリテトラフルオロエチ
レンと実質的に同じ低摩擦特性を有する材質とスラリー
のカラムが接触するように行われる。
【0012】本方法は、槽中のセルロース材スラリーを
蒸解液で90℃以上の温度で蒸解、例えば、100℃以
上(例えば、140〜160℃)の温度でクラフト蒸解
液でセルロース材を蒸解するステップ(c)を含むこと
ができる。
【0013】本発明の別の態様では、内表面を有する実
質的に垂直な槽が提供されるが、この槽は、内表面から
最大距離で約1〜12インチ内側に伸び円周上に不連続
に配置された突起部を更に垂直に複数セット配置した突
起部セット、槽の頂部またはその近辺の入口、および底
部またはその近辺の出口を備える。例えば、突起部は、
アーチ形断面や実質的に二等辺または不等辺三角形また
は長方形断面を有する。普通、突起部は高さ約1〜3フ
ィートで、少なくとも2セットの突起部列の垂直方向間
隔は約1〜12フィートである。例えば、約1〜12フ
ィート間隔で垂直方向に配置された突起部列の少なくと
も2セットの突起部各個は、1のセットと他のセットで
は円周上にオフセット状態で配列されている。また、突
起部各個は、円周上で相互間隔約5〜30゜で、アーチ
間隔長は約1〜10フィートでよい。
【0014】本発明の別の態様では、内表面を有する実
質的に垂直な槽で細砕セルロース繊維材のスラリー液を
処理する方法において、(a)スラリーを槽に導入し、
スラリーがカラム状に実質的に下向きに動くようにし、
(b)槽の中に垂直に配置された複数の箇所で、最大距
離約1〜12インチの範囲で槽内に伸びる表面突起物の
上にスラリーを流すことを特徴とする方法が提供され
る。本方法では、ステップ(b)は、槽内の異なる複数
のレベル各々に円周上に不連続に配置された複数の突起
部を備えることによって更に行うことができる。他の詳
細や部分的改変点は上に記載の通りである。
【0015】本発明の更に別の態様では、内表面を有す
る実質的に垂直な槽が提供されるが、この槽は、槽の頂
部またはその近辺の入口、底部またはその近辺の出口、
および実質的に連続の円環状の突起部少なくとも1個を
備える。該突起部は、前記内表面に接合され、実質的に
水平面にあり、前記内表面から最大間隔で約1〜12イ
ンチ突起し、直角三角形、不等辺三角形、二等辺三角
形、アーチ形、または長方形から実質的になる群から選
択される形の断面を有する。これら突起部の断面は、頂
角約90〜175゜の実質的に二等辺三角形か、曲率半
径が高さに等しいか大きいアーチ形でよい。槽は、複数
列の突起部を備えてよく、これらの列の垂直方向相互間
隔は約1〜12フィートで、突起部各々の高さは約1〜
3フィートである。
【0016】本発明の目的は、例えば、蒸解缶で細砕セ
ルロース繊維材スラリーのような流れを、より均一に流
す(従って普通は均一の処理を行う)方法および槽を提
供することである。本発明のこのおよび他の目的は、本
発明の詳細な説明と前記の特許請求の範囲から明らかに
なろう。
【0017】
【発明の実施の態様】図1は、本発明を具体化して用い
ることができる典型的な直立連続式蒸解缶10を示す。
この蒸解缶10は、セルロースチップなどと液とのスラ
リーを入れる入口11、従来の液分離装置12、従来の
処理液分散用中央パイプ13、1個または複数個の従来
のスラリー液分離用スクリーンアセンブリ14,15,
16,17、出口18、および内表面20を有する槽本
体19を備える。本発明に従えば、槽本体19は、ま
た、1個または複数個の列のリングまたは突起物21,
22,23,24,25,26,27を備える。突起物
のこれらのリングまたは列は、カラム運動が起こり得る
槽のどんな部位に設けてもよい。
【0018】図2〜7は、図1に示される内面20を有
する槽本体19に設けられたリングまたは突起物21〜
27の多岐にわたる例示的幾何学的形状を図示する。図
2は、垂直に対して約5〜25゜、好ましくは約5〜1
5゜の縮小角29を有する単一リング28を図示する。
垂直表面30の長さは、リング28の高さ31の1〜9
0%の範囲でよい。垂直表面30が無いものでもよい。
【0019】図3は、図2と同じような幾何学的形状の
別のリング32を図示する。これは、垂直に対して約1
0〜70゜、好ましくは約40〜50゜、最も好ましく
は約45゜の縮小角33を有する。垂直表面34の長さ
は、リング32の高さ35の1〜90%の範囲でよい。
垂直表面34が無いものでもよい。図4は、テーパ部を
持たず、単に長方形断面の別のリング36を示す。
【0020】図2,3,4に示される構造は、本発明に
用いることができる実質的に連続の円環状リング(図1
の23〜27)、または互いに円周上に別々に配置され
ている複数の突起物(図1の21〜22を参照のこと)
の断面を示している。これらセットになっている突起物
を互いに円周上に配置する場合、円周上の間隔は、普
通、約5〜30゜で、アーチ間隔の長さは約1〜10フ
ィート(0.3〜3m)である。
【0021】図5は、3個の円環曲面体(または不連
続)突起部37,38,39を垂直方向に互いに実質的
に均等に配置した態様を図示する。これら突起物37〜
39は実質的にアーチ形の断面を有する。曲面の曲率半
径40は、所要に応じて変えることができる(例えば、
この曲率半径は、当該突起物38の高さ49と実質的に
等しいかこれより大きい)。隣接のリングまたは突起物
37と39の曲率半径は、異なっていても、同じでもよ
い。
【0022】図6は、三角形断面を有する円環状リング
または突起物41,42の別のセットを図示する。三角
形部は、図示のように断面が二等辺三角形でよいが、不
等辺三角形でもよい。三角形断面の頂角43の変化範囲
は、約10〜179゜でよいが、好ましくは90〜17
5゜の範囲である。隣接するリングまたは突起物の頂角
43は、互いに異なっても、同じでもよい。図7は、図
6の複数列リング41,42と同じような単一列の突起
物またはリング44を図示する。
【0023】突起物の典型的な高さ、例えば、突起物3
7の高さ46(図5)は、約1〜3フィートの範囲で、
複数の突起物の垂直方向間隔、例えば、間隔47(図
5)は好ましくは約1〜12フィートである。間隔48
は間隔47と同じでも、異なってよく、高さ49,50
は、高さ46と、または互いに同じでも、異なってもよ
い。
【0024】図面に示されるリング突起物の材質は、例
えば、炭素鋼やステンレス鋼やニッケル合金などの金属
製でも、プラスチック製でもよい。これらの材質として
は、ポリテトラフルオロエチレンと実質的に同じ低摩擦
材質を被覆したもの、またはこれを含有したもの(ポリ
テトラフルオロエチレン自体をも含めて)が挙げられ
る。本発明の態様の一つでは、1個または複数個(図1
〜10)の円環状リングまたは突起物は金属製とし、セ
ルロース材カラムの運動性を向上させるとともに槽のア
ノード腐食保護のためのカソードまたはアノードとして
の二重の役割を果たさせる。
【0025】本発明の上記の説明は、連続蒸解缶を参照
して(これを用いるのが特に有利であるので)行われて
いるけれども、本発明は、粒状物質が貯蔵、処理、移送
されるどんなタイプの槽19、例えば、連続式または回
分式セルロースパルプ蒸解缶、貯塔または貯槽、漂白塔
のような処理塔、チップビン、穀物サイロ、その他類似
の槽にも適用できることが理解されるべきである。本発
明は乾燥した材料にも適用できるが、本発明の構造は、
例えば、約1〜40%(例えば、約8〜20%)の範囲
のコンシステンシーを有するスラリー液に関して特に有
用である。
【0026】従って、本発明によれば、処理槽を通過す
るセルロース材の運動を改良し、これらの槽の中でのセ
ルロース材の処理を改良する方法および装置が提供され
る。本発明については、最も実際的かつ好ましい態様で
あると現在考えられるものについて説明したものである
ので、本発明は、開示された態様に限定するものではな
く、逆に、本明細書の精神および範囲内に含まれる多く
の部分的改変や等価の構成をも網羅するもので、広い範
囲内の狭い範囲全て(例えば、1〜12フィート(0.
3〜3.6m)という広い範囲は、2〜4フィート
(0.6〜1.2m);3〜8フィート(0.9〜2.
4m);および1〜12フィート(0.3〜3.6m)
の範囲内の他の狭い範囲全てを意味する)が含まれる
が、これらに限定されない。また、上に議論した構成部
品全ての従来の等価品を置換して用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法を実施する本発明の例示的連続
蒸解缶の側面概略図であり、図示を明解にするため近い
方の壁の部分を取り除いて示す図である。
【図2】 図1に示される突起物が本発明に従ってとり
得る多様な形状の概略断面図である。
【図3】 図1に示される突起物が本発明に従ってとり
得る多様な形状の概略断面図である。
【図4】 図1に示される突起物が本発明に従ってとり
得る多様な形状の概略断面図である。
【図5】 図1に示される突起物が本発明に従ってとり
得る多様な形状の概略断面図である。
【図6】 図1に示される突起物が本発明に従ってとり
得る多様な形状の概略断面図である。
【図7】 図1に示される突起物が本発明に従ってとり
得る多様な形状の概略断面図である。
【符号の説明】
10…蒸解缶、11…入口、12…液抜き出し装置、1
3…液分散パイプ、14,15,16,17…スクリー
ンアセンブリ、18…出口、19…槽本体、20…内表
面、21,22,23,24,25,26,27,3
7,38,39,41,42…突起物、28,32,3
6,44…リング、29,33…縮小角、30,34…
垂直表面、31,35,46,49,50…高さ、40
…曲率半径、43…頂角、47,48…間隔。
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月8日(1999.12.
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項11
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項15
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項16
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項17
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項18
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項22
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項24
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】同時係属の1997年9月23日出願米国
特許出願第08/936,047号および1997年1
0月24日出願米国特許出願第08/953,880
、直立式連続蒸解缶の中のセルロース材の通過運動と
処理とが議論されている。特に、これらの特許出願(開
示内容を本明細書に参考文献として引用する)では、細
砕セルロース繊維材の垂直カラムに起こり得るいろいろ
な程度の圧縮、およびこの圧縮が、特に円環状スクリー
ンアセンブリの近辺でカラムの運動や処理液でのセルロ
ース材の処理にどんな影響を及ぼすかについて議論され
ている。このような圧縮による影響は、直立式連続蒸解
缶では極めて普通に現れる。これらの特許出願に開示さ
れる多くの態様には、新規の幾何学的形状のスクリーン
アセンブリを導入することによって、カラムの運動やチ
ップの処理がどのように均一にされるかについて示され
ている。本発明も、処理槽の中のセルロース材の運動の
均一性を改良し、従って処理の均一性を改良するもので
ある。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】本発明の突起物または実質的に円環状のリ
ングは、多種多様な形状や幾何学的構造をとることがで
きる。リングの構造はどんな形でもよいけれども、普通
は、槽の内表面から約1フィート(0.3m)以上は突
き出さない(槽の内径は約10〜40フィート(3〜1
2m)が普通)。好ましい態様では、突起物またはリン
グは、槽の表面から約4インチ(10cm)以上は突き
出さず、好ましくは、表面から約2インチ(5cm)以
上は突き出さない。リングまたは突起物の好ましい態様
はセルロース材の運動の方向にテーパを備えているもの
で、突起物またはリングの上部内径が突起物またはリン
グの下部内径より大きくなっている。突起物またはリン
グのテーパ角は、約70゜以下、普通は40゜以下、し
かし好ましくは15゜以下か、10゜以下でも、例え
ば、約5〜15゜である。突起物またはリングの高さ
は、3フィート(0.9m)以下でよいが、好ましくは
1フィート(0.3m)以下、例えば、約0.5〜3フ
ィート(0.15〜0.9m)である。リングまたは列
を二段以上用いる場合は、リングまたは列の間隔は、1
2フィート(3.6m)以上でもよいが、6フィート
1.8m)だけでも、3フィート(0.9m)でも、
1フィート(0.3m)だけあれば、例えば、約1〜1
2フィート(0.3〜3.6m)あればよい。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本方法では、ステップ(b)は、摩擦を少
なくとも20%(例えば、20〜99%)一時的に減少
するように行うことができる。普通、ステップ(b)
は、槽の内表面に圧力緩和表面突起物を複数個垂直に配
置することによって行われる。例えば、ステップ(b)
は、内表面を有する実質的に連続の円環状リングであっ
て、内表面から槽の内部へ上部より下部の方が大きな距
離だけ突き出ている円環状リングを少なくとも1個備え
ることによって更に行われる。すなわち、ステップ
(b)は、内部が曲面の表面、または垂直に対して約5
〜15゜の角度傾斜している傾斜表面を備えることによ
って更に行われ、及び/又はステップ(b)は、少なく
とも幾つかの突起物が約1〜12フィート(0.3〜
3.6m)の間隔で垂直に配置されることによって、そ
して、内表面からの半径方向の突起高さが最大で約1〜
12インチ(2.5〜30cm)であるような突起物を
備えることによって更に行われる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本発明の別の態様では、内表面を有する実
質的に垂直な槽が提供されるが、この槽は、内表面から
最大距離で約1〜12インチ(2.5〜30cm)内側
に伸び円周上に不連続に配置された突起部を更に垂直に
複数セット配置した突起部セット、槽の頂部またはその
近辺の入口、および底部またはその近辺の出口を備え
る。例えば、突起部は、アーチ形断面や実質的に二等辺
または不等辺三角形または長方形断面を有する。普通、
突起部は高さ約1〜3フィート(0.3〜0.9m)
で、少なくとも2セットの突起部列の垂直方向間隔は約
1〜12フィート(0.3〜3.6m)である。例え
ば、約1〜12フィート(0.3〜3.6m)間隔で垂
直方向に配置された突起部列の少なくとも2セットの突
起部各個は、1のセットと他のセットでは円周上にオフ
セット状態で配列されている。また、突起部各個は、円
周上で相互間隔約5〜30゜で、アーチ間隔長は約1〜
10フィート(0.3〜3m)でよい。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】本発明の別の態様では、内表面を有する実
質的に垂直な槽で細砕セルロース繊維材のスラリー液を
処理する方法において、(a)スラリーを槽に導入し、
スラリーがカラム状に実質的に下向きに動くようにし、
(b)槽の中に垂直に配置された複数の箇所で、最大距
離約1〜12インチ(2.5〜30cm)の範囲で槽内
に伸びる表面突起物の上にスラリーを流すことを特徴と
する方法が提供される。本方法では、ステップ(b)
は、槽内の異なる複数のレベル各々に円周上に不連続に
配置された複数の突起部を備えることによって更に行う
ことができる。他の詳細や部分的改変点は上に記載の通
りである。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】本発明の更に別の態様では、内表面を有す
る実質的に垂直な槽が提供されるが、この槽は、槽の頂
部またはその近辺の入口、底部またはその近辺の出口、
および実質的に連続の円環状の突起部少なくとも1個を
備える。該突起部は、前記内表面に接合され、実質的に
水平面にあり、前記内表面から最大間隔で約1〜12イ
ンチ(2.5〜30cm)突起し、直角三角形、不等辺
三角形、二等辺三角形、アーチ形、または長方形から実
質的になる群から選択される形の断面を有する。これら
突起部の断面は、頂角約90〜175゜の実質的に二等
辺三角形か、曲率半径が高さに等しいか大きいアーチ形
でよい。槽は、複数列の突起部を備えてよく、これらの
列の垂直方向相互間隔は約1〜12フィート(0.3〜
3.6m)で、突起部各々の高さは約1〜3フィート
(0.3〜0.9m)である。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】突起物の典型的な高さ、例えば、突起物3
7の高さ46(図5)は、約1〜3フィート(0.3〜
0.9m)の範囲で、複数の突起物の垂直方向間隔、例
えば、間隔47(図5)は好ましくは約1〜12フィー
(0.3〜3.6m)である。間隔48は間隔47と
同じでも、異なってよく、高さ49,50は、高さ46
と、または互いに同じでも、異なってもよい。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】図1に示される突起物が本発明に従ってとり得
る多様な形状の概略断面図である。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】図1に示される突起物が本発明に従ってとり得
る多様な形状の概略断面図である。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】図1に示される突起物が本発明に従ってとり得
る多様な形状の概略断面図である。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】図1に示される突起物が本発明に従ってとり得
る多様な形状の概略断面図である。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】図1に示される突起物が本発明に従ってとり得
る多様な形状の概略断面図である。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】図1に示される突起物が本発明に従ってとり得
る多様な形状の概略断面図である。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内表面を有する実質的に垂直な槽で細砕
    セルロース繊維材のスラリー液を処理する方法におい
    て、 (a)スラリーを槽に導入し、スラリーがカラム状に実
    質的に下向きに動くようにし、 (b)槽の中に垂直に配置された複数の箇所でカラム内
    の圧縮力と、槽の内面に垂直に働く力とが一時的に緩和
    され、その結果、チップ塊と槽壁との間に働く摩擦力が
    一時的に減少、あるいは実質的に無くなり、セルロース
    材が槽の中を、より均一に流れるようになることを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】 ステップ(b)が、コンシステンシー約
    8〜20%の範囲のスラリーに対して、摩擦を少なくと
    も20%一時的に減少するように行われることを特徴と
    する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 ステップ(b)が、槽の内表面に圧力緩
    和表面突起物を複数個垂直に配置することによって行わ
    れることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 ステップ(b)が、内表面を有する実質
    的に連続の円環状リングであって、内表面から槽の内部
    へ上部より下部の方が大きな距離だけ突き出ている円環
    状リングを少なくとも1個備えることによって更に行わ
    れることを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 ステップ(b)が、内部が曲面の表面を
    備えることによって更に行われることを特徴とする請求
    項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 ステップ(b)が、垂直に対して約5〜
    70゜の角度傾斜している傾斜表面を備えることによっ
    て更に行われることを特徴とする請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】 ステップ(b)が、少なくとも幾つかの
    突起物が約1〜12フィート(0.3〜3.6m)の間
    隔で垂直に配置されることによって、そして、内表面か
    らの半径方向の突起高さが最大で約1〜12インチであ
    るような突起物を備えることによって更に行われること
    を特徴とする請求項3記載の方法。
  8. 【請求項8】 ステップ(b)が、内表面に少なくとも
    1個の表面突起物を備えることによって更に行われる
    が、その際、ポリテトラフルオロエチレンと実質的に同
    じ低摩擦特性を有する材質とスラリーのカラムが接触す
    るように行われることを特徴とする請求項3記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 槽の中のセルロース材スラリーを蒸解液
    で90℃以上の温度で蒸解するステップ(c)を更に包
    含することを特徴とする請求項3記載の方法。
  10. 【請求項10】 ステップ(c)が、スラリーが約8〜
    20%の範囲のコンシステンシーを有している間に10
    0℃以上の温度でクラフト蒸解液でセルロース材を蒸解
    することによって行われることを特徴とする請求項9記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 内表面を有する実質的に垂直な槽にお
    いて、 前記内表面から最大距離で約2〜12インチ内側に伸び
    円周上に不連続に配置された突起部を垂直に複数セット
    配置した突起部セット、 前記槽の頂部またはその近辺の入口、および前記槽の底
    部またはその近辺の出口を備えることを特徴とする槽。
  12. 【請求項12】 前記突起部の断面が、アーチ形である
    ことを特徴とする請求項11記載の槽。
  13. 【請求項13】 前記突起部が、約10〜175゜の範
    囲の頂角を有する実質的に二等辺三角形の断面であるこ
    とを特徴とする請求項11記載の槽。
  14. 【請求項14】 前記突起部が、実質的に長方形の断面
    であることを特徴とする請求項11記載の槽。
  15. 【請求項15】 前記突起部が、高さ約1〜3フィート
    の範囲で、少なくとも2セットの突起部列の垂直方向間
    隔約1〜12フィートの範囲であることを特徴とする請
    求項11記載の槽。
  16. 【請求項16】 約1〜12フィートの範囲の間隔で垂
    直方向に配置された突起部列の少なくとも2セットの突
    起部各個が、1のセットと他のセットでは円周上にオフ
    セット状態で配列されていることを特徴とする請求項1
    5記載の槽。
  17. 【請求項17】 突起部各個が、円周上で相互の間隔約
    5〜30゜で、アーチ間隔長さが、約1〜10フィート
    の範囲であることを特徴とする請求項11記載の槽。
  18. 【請求項18】 内表面を有する実質的に垂直な槽で細
    砕セルロース繊維材のスラリー液を処理する方法におい
    て、 (a)スラリーを槽に導入し、スラリーがカラム状に実
    質的に下向きに動くようにし、 (b)槽の中に垂直に配置された複数の箇所で、最大距
    離約1〜12インチの範囲で槽内に伸びる表面突起物の
    上にスラリーを流すことを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 ステップ(b)が、槽内の異なる複数
    のレベル各々に円周上に不連続に配置された複数の突起
    部を備えることによって更に行われることを特徴とする
    請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 ステップ(b)が、槽内の異なる複数
    のレベル各々に円周上に不連続に配置された複数の突起
    部を備えることによって更に行われることを特徴とする
    請求項3記載の方法。
  21. 【請求項21】 ステップ(b)が、内表面を有する実
    質的に連続の円環状リングであって、内表面から槽の内
    部へ上部より下部の方が大きな距離だけ突き出ている円
    環状リングを少なくとも1個備えることによって更に行
    われ、ステップ(a)が、コンシステンシー約8〜20
    %の範囲のスラリーを導入することによって更に行われ
    ることを特徴とする請求項18記載の方法。
  22. 【請求項22】 内表面を有する実質的に垂直な槽にお
    いて、 前記槽の頂部またはその近辺の入口、 前記槽の底部またはその近辺の出口、および実質的に連
    続の円環状の突起部少なくとも1個を備え、前記突起部
    が、前記内表面に接合され、実質的に水平面にあり、前
    記内面から最大間隔で約1〜12インチ突起し、直角三
    角形、二等辺三角形、または不等辺三角形、アーチ形、
    および長方形から実質的になる群から選択される形の断
    面を有することを特徴とする槽。
  23. 【請求項23】 前記突起部の断面が、頂角約10〜1
    75゜の実質的に二等辺三角形であることを特徴とする
    請求項22記載の槽。
  24. 【請求項24】 複数の前記突起部列を備え、前記突起
    部列の垂直方向相互間隔が約1〜12フィートの範囲
    で、突起部各々の高さが約1〜3フィートの範囲である
    ことを特徴とする請求項22記載の槽。
  25. 【請求項25】 前記突起部の断面が、その高さに等し
    いか又は大きい曲率半径を有するアーチ形であることを
    特徴とする請求項22記載の槽。
JP11328618A 1998-10-15 1999-10-14 細砕セルロ―ス繊維材のスラリ―液の処理方法およびその方法に用いる槽 Withdrawn JP2000119982A (ja)

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