JP2000119053A - 緑色顔料添加コンクリート - Google Patents

緑色顔料添加コンクリート

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JP2000119053A
JP2000119053A JP28846598A JP28846598A JP2000119053A JP 2000119053 A JP2000119053 A JP 2000119053A JP 28846598 A JP28846598 A JP 28846598A JP 28846598 A JP28846598 A JP 28846598A JP 2000119053 A JP2000119053 A JP 2000119053A
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JP
Japan
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concrete
green pigment
coating
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green
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JP28846598A
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Shinpei Komaki
新平 小牧
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Original Assignee
ID CORP KK
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B18/00Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
    • C04B18/04Waste materials; Refuse
    • C04B18/0481Other specific industrial waste materials not provided for elsewhere in C04B18/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/54Pigments; Dyes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属部材の塗装前処理工程における廃材に基づ
く汚染防止措置の問題、金属部材の塗装前処理工程にお
ける廃材の処分問題等をクリアすることができ、しかも
緑色顔料を添加され、かつ品質、価格ともに市場の要求
にこたえ得る緑色顔料添加コンクリートを提供するもの
である。 【解決手段】金属部材の塗装前処理工程における廃材を
処理し、得た緑色の粉末を、緑色顔料としてコンクリー
ト、モルタルに対して約1%以上となるよう添加混練し
たことを特徴とする緑色顔料添加コンクリート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は緑色顔料添加コン
クリートに関するものであり、特に金属部材の塗装前処
理工程における廃材のリサイクル利用として従来にない
優れた用途であり、着色顔料として品質的にも劣るとこ
ろがなく、しかも非常に安価な緑色顔料添加コンクリー
トを提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車ボデイ等の金属部材の塗装
前処理工程における廃材は、レンガの原料として粘土に
混練して使用することもあるが、ほとんどはそのままの
状態で投棄されていた。
【0003】すなわち、金属部材の塗装前処理工程にお
ける廃材は、埋立地等に投棄されて最終的に処分される
ことが多かった。
【0004】他方、一般的には種々の産業廃棄物をコン
クリートに充填して利用することが試みられているが、
コンクリート素材として金属部材の塗装前処理工程にお
ける廃材を利用することについては、何ら考えられてい
なかったのが実情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の金属部材の
塗装前処理工程における廃材の処分方法においては、
「廃棄物の処理及び清掃」に関する法律の定めるところ
により、コンクリート固化等の処理を施した上、汚染防
止措置を講じることが要求されているが、それでもなお
様々な問題が指摘されている。
【0006】また、他の金属部材の塗装前処理工程にお
ける廃材の処分方法においては、大量の金属部材の塗装
前処理工程における廃材を転用するにも限度があり、処
分の必要とされている量を問題なく処分することができ
ないという欠点があった。
【0007】この発明は従来例の上記欠点を解消したも
ので、金属部材の塗装前処理工程における廃材に基づく
汚染防止措置の問題、金属部材の塗装前処理工程におけ
る廃材の処分問題等をクリアすることができ、しかも緑
色顔料を添加され、かつ品質、価格ともに市場の要求に
こたえ得る緑色顔料添加コンクリートを提供するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の緑色顔料添加
コンクリートは、金属部材の塗装前処理工程における廃
材を処理し、得た緑色の粉末を緑色顔料として、コンク
リート、モルタルに対して約1%以上となるよう添加混
練したことを特徴とするものである。
【0009】また、この発明の緑色顔料添加コンクリー
トは、金属部材の塗装前処理工程における廃材を処理
し、得た緑色の粉末を緑色顔料として、黒色顔料ととも
にコンクリート、モルタルに対して約1%以上となるよ
う添加混練したことをも特徴とするものである。
【0010】この発明における金属部材の塗装前処理工
程における廃材の処理は、廃材が主に廃液であることか
ら脱水装置等で含水量を減らした上で、乾燥機等によっ
て乾燥することが望ましく、こうすることによって金属
部材の塗装前処理工程における廃材から品質のよい粉末
が得られる。この金属部材の塗装前処理工程における廃
材から得た緑色の粉末の組成を分析した結果を表1に示
す。 (以下余白)
【0011】
【表1】 上記金属部材の塗装前処理工程における廃材から得た緑
色の粉末は、緑色顔料としてコンクリート、モルタルに
対して約1%以上になるよう添加される。これ以下の場
合はコンクリート、モルタル等に緑色の着色を施すこと
ができず、また約10%以上の添加はほとんど意味がな
い。なおこの緑色顔料は、黒色顔料とともにコンクリー
ト、モルタル等に添加することができ、暗緑色系の着色
を施すことができる。黒色顔料としては、種々の黒色顔
料が使用できるが、廃タイヤを焼却し、すすとして残っ
た炭素を使用することが望ましい。上記金属部材の塗装
前処理工程における廃材等を添加されたコンクリート、
モルタルは、通常の攪拌機やミキサ等で混練されて各種
用途に使用される。
【0012】なお、空気量(一般的基準値 4.5±
1.5)、流動性(スランプ、適正なやわらかさ)、容
積率などの調整はAE剤等で調整可能であり、得ようと
する緑色顔料添加コンクリートの品質に応じて、適宜そ
の添加量を決めることができる。
【0013】この発明の緑色顔料添加コンクリートは以
上のように構成したので、金属部材の塗装前処理工程に
おける廃材による汚染防止措置の問題、金属部材の塗装
前処理工程における廃材の処分問題等をクリアすること
ができ、しかも緑色顔料を添加され、かつ品質、価格と
もに市場の要求にこたえ得る緑色顔料添加コンクリート
を提供することが可能となった。
【0014】
【発明の実施の形態】以下この発明の緑色顔料添加コン
クリートの実施例を、さらに具体的に説明する。
【0015】実施例1 金属部材の塗装前処理工程において使用されるプライマ
(下地処理材、サーフェサー)等の廃液を、脱水装置で
水分含有量が約15%になるまで含水量を減らした上
で、乾燥機等によって約30分間、約60℃で乾燥し
た。この乾燥した廃材をふるいにかけて選別した上、得
た粉末を下記配合にてセメント等とよく混合して、緑色
顔料添加コンクリートモルタルを得た。 (配合表) 緑色顔料(金属部材の塗装前処理工程における廃材から得た粉末) 1kg ポルトランドセメント 300kg 砂 200kg 水 50kg 得た緑色顔料添加コンクリートモルタルを擁壁ブロック
上に打設した。得た擁壁は従来のセメント等を使用した
ものと強度等において何ら遜色がなく、十分実用に耐え
得るものであった。また金属部材の塗装前処理工程にお
ける廃材によって緑色系のまだら模様となり、自然で環
境に調和した擁壁を得ることができた。
【0016】実施例2 金属部材の塗装前処理工程において使用されるプライマ
(下地処理材、サーフェサー)等の廃液を、脱水装置で
水分含有量が約15%になるまで含水量を減らした上
で、乾燥機等によって約30分間、約60℃で乾燥し
た。この乾燥した廃材をふるいにかけて選別した上、得
た粉末を下記配合にてセメント等とよく混合して緑色顔
料添加コンクリートモルタルを得た。 (配合表) 緑色顔料(金属部材の塗装前処理工程における廃材から得た粉末) 20kg カーボンブラック(廃タイヤ焼却によるカーボンブラック) 4kg ポルトランドセメント 300kg 砂 200kg 水 50kg 得た緑色顔料添加コンクリートモルタルをビルの外壁に
打設した。得たビルの外壁は従来のセメント等を使用し
たものと強度等において何ら遜色がなく、十分実用に耐
え得るものであった。また金属部材の塗装前処理工程に
おける廃材から得た粉末により深緑色の環境に調和した
外壁を得ることができた。
【0017】次に、金属部材の塗装前処理工程における
廃材から得た粉末の添加量を約3%としたときのコンク
リート強度試験結果を表2に示す。 (以下余白)
【0018】
【表2】
【0019】
【発明の効果】この発明の緑色顔料添加コンクリートは
以上のように構成したので、金属部材の塗装前処理工程
における廃材に基づく汚染防止措置の問題、金属部材の
塗装前処理工程における廃材の処分問題等をクリアする
ことができ、しかも緑色顔料を添加され、かつ品質、価
格ともに市場の要求にこたえ得る緑色顔料添加コンクリ
ートを提供することが可能となった。
【0020】しかも得た緑色顔料添加コンクリートの構
造物は、デザイン的、色彩的に緑色が映える箇所に好適
に使用することができた。例としては、道路や建築物等
のための擁壁、建造物の外壁の打放し、門、ブロック
塀、あるいは構造物の外壁の打放し、舗装部などが挙げ
られる。
【0021】さらに、鉄筋コンクリートに使用すれば、
鉄筋コンクリートの大敵である酸性化問題(酸化による
鉄筋の錆で鉄筋が弱くなる)に関しても、この発明の緑
色顔料添加コンクリートにおいては従来使用されている
カラーコンクリート着色材(酸化鉄が主成分で中性)以
上に、鉄筋を酸性化する恐れはない。ちなみに、一般の
カラーコンクリート着色材はPH8〜9であるのに対
し、金属部材の塗装前処理工程における廃材から得た粉
末は中性で、コンクリート添加時は金属部材の塗装前処
理工程における廃材から得た粉末が無添加の通常のコン
クリートと同様に、PH11のアルカリ性である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属部材の塗装前処理工程における廃材
    を処理し、得た緑色の粉末を、緑色顔料としてコンクリ
    ート、モルタルに対して約1%以上となるよう添加混練
    したことを特徴とする緑色顔料添加コンクリート。
  2. 【請求項2】 金属部材の塗装前処理工程における廃材
    を処理し、得た緑色の粉末を、緑色顔料として黒色顔料
    とともにコンクリート、モルタルに対して約1%以上と
    なるよう添加混練したことを特徴とする緑色顔料添加コ
    ンクリート。
JP28846598A 1998-10-09 1998-10-09 緑色顔料添加コンクリート Pending JP2000119053A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112174613A (zh) * 2020-10-12 2021-01-05 北京新奥混凝土集团有限公司 一种包含废砖粉的混凝土

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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