JP2000117809A - コンパクタ - Google Patents

コンパクタ

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JP2000117809A
JP2000117809A JP10290742A JP29074298A JP2000117809A JP 2000117809 A JP2000117809 A JP 2000117809A JP 10290742 A JP10290742 A JP 10290742A JP 29074298 A JP29074298 A JP 29074298A JP 2000117809 A JP2000117809 A JP 2000117809A
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hopper
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Fumio Kobayashi
二三夫 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のコンパクタにおいては、スクリュの軸
が筒状ではないため、押出機からの逆流ガスが微粉材料
の定量的な落下を妨害し、能力どおりの供給をすること
が困難であった。 【解決手段】 本発明によるコンパクタは、ホッパ部(2
1a)および前記ホッパ部(21a)から下方に伸びる円筒部(2
1b)により構成される筒体(21)と、前記円筒部(21b)に回
転可能に挿入されたスクリュ(22)により構成され、微粉
材料を押出機(10)へ供給するようにしたコンパクタにお
いて、前記スクリュ(22)の軸(22a)を筒状に構成し、前
記軸(22a)の下端(22c)に開口(22A)を形成するとともに
上端部に複数個の小径孔(22d)を設け、逆流する気体が
前記軸(22a)の開口(22A)を経て前記小径孔(22d)から抜
け出る構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微粉材料を押出機
に供給するコンパクタに関し、特に、スクリュの軸の下
端に開口を形成すると共にその上部に小径孔を設けるこ
とにより、逆流気体がこの開口を経て上方へ抜けること
により微粉材料を定量的に供給するための新規な改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチック材料を溶融混練する
押出機において、材料が微粉である場合、コンパクタに
より供給されている。図2にこのコンパクタが装備され
た押出機の軸方向断面が示されている。図2において、
符号10で示すものは押出機であり、この押出機10は
シリンダ11およびこのシリンダ11の内孔11aに回
転可能に挿入された混練スクリュ12により構成されて
いる。前記構成スクリュ12の後端部分の前記シリンダ
11には材料供給口11bが開口されている。
【0003】前記材料供給口11bの上面には、直立し
てコンパクタ20が設けられている。このコンパクタ2
0は、容器形状のホッパ部21aおよびこのホッパ部2
1aから下方に伸びる円筒部21bにより構成される筒
体21と、前記円筒部21b内に回転可能に挿入された
押込みスクリュ22により構成されている。さらに詳細
には、この押込みスクリュ22は軸22aおよびこの軸
22aの外周に螺旋状に巻付けられた羽根22bにより
構成されている。
【0004】前記コンパクタ20の下端、すなわち前記
円筒部21bの下端は、前記シリンダ11の材料供給口
11bに接続されている。なお、前記ホッパ部21aの
上端開口部には蓋23が設けられており、この蓋23の
中心部は前記押込みスクリュ22の軸22aが貫通し、
その上端に前記押込みスクリュ22の駆動装置24が連
結されている。また、前記蓋23には、材料供給管25
およびベント配管26が前記ホッパ部21aに連通して
設けられている。
【0005】以上のように構成されたコンパクタ20の
動作について、以下に説明する。まず、材料供給管25
から微粉材料が筒体21内へ供給され、不活性ガス供給
管27からホッパ部21aへ、常時不活性ガスが供給さ
れている。前記押出機10の混練スクリュ12が後端に
接続された図示しない混練スクリュ駆動装置により回転
駆動されている状態で、駆動装置24により押込みスク
リュ22が回転駆動される。
【0006】その結果、コンパクタ20の筒体21内に
供給された微粉材料がスクリュ22の回転により下方向
へ輸送され、円筒部21bの下端から押出機10のシリ
ンダ11内へ順次供給される。このシリンダ11内へ供
給された微粉材料は、内孔11a内で回転する混練スク
リュ12により混練溶融されると同時に、混練スクリュ
12の輸送作用により順次先端方向へ輸送され、押出機
10の先端から溶融状態で押出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンパクタは、
以上のように構成されていたため、次のような課題が存
在していた。すなわち、微粉材料は材料の粒子間の空間
に多量の気体を含んでおり、また、その粒径が0.07
5mm以下の微粒子が50%を超える微粉材料では、粒
子間に含まれる気体が抜け難い傾向を示す。従って、微
粒子が50%を超える微粉材料は、多量の気体を含んだ
状態で押出機10の材料供給口11bへ供給されること
になる。この多量の気体は微粒子の円滑な落下を妨げ
る。スクリュ12の混練部から上流側へ逆流する気体は
その逃げ道をコンパクタ20の筒体21の円筒部21b
としていた。この円筒部21bは、本来、微粉材料を含
む一般材料が落下、押し込まれて行く道程であり、その
重要な部分をガス(気体)に依って占領されると材料の
定量供給は非常に困難に成る。特に微粉は気体中を常時
浮遊し食い込んで行かない。すなわち、従来はこの気体
の抜け道が材料供給口11bからコンパクタ20内の円
筒部21bを下から上に向かって逆流していた。これが
大きな課題であった。その為、コンパクタ20内の微粉
材料は、スクリュ22の定常的な回転にも拘わらず、非
定常的に供給が停止したり、気体とともにホッパ部21
a方向へ吹き上げられたりする。その結果、コンパクタ
20による微粉材料の供給が定常的でなく不安定にな
り、供給量がコンパクタ20の供給能力を大きく下回る
ことになっていた。
【0008】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、スクリュの軸の下端に開口
を形成すると共にその上部に小径孔を設けることによ
り、逆流気体がこの開口を経て上方へ抜け、気体の逆流
による影響を受けることなく、微粉材料を定常的に、ま
た、能力どおりの供給を可能にするコンパクタを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるコンパクタ
は、ホッパ部および前記ホッパ部から下方に伸びる円筒
部により構成される筒体と、前記円筒部に回転可能に挿
入されたスクリュにより構成され、微粉材料を押出機へ
供給するようにしたコンパクタにおいて、前記スクリュ
の軸を筒状に構成し、前記軸の下端な開口を形成すると
ともに上端部に複数個の小径孔を設け、逆流する気体が
前記軸の開口を経て前記小径孔から抜ける構成である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるコ
ンパクタの好適な実施の形態について詳細に説明する。
なお、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付し
て説明する。図1は、本発明によるコンパクタを示す軸
方向断面図である。図1において、符号20で示される
ものはコンパクタであり、このコンパクタ20は、ラッ
パ形状のホッパ部21aおよびこのホッパ部21aから
下方に伸びる円筒部21bにより構成される筒体21
と、前記円筒部21bに回転可能に挿入された押込み用
のスクリュ22とにより構成されている。
【0011】前記スクリュ22は軸22aおよびこの軸
22aの外周に螺旋状に巻付けられた羽根22bにより
構成され、この軸22aの上部には撹拌羽根22eが設
けられている。前記軸22aは、パイプなどの筒材料に
より構成され、下端22cに開口22Aが形成されてい
る。すなわち、筒材料をそのまま開口する、あるいは開
口に金網で覆って構成されている。さらに、この軸22
aの上端部に複数個の小径孔22dが形成され、例え
ば、直径10mmの小径孔22dが10箇所程度設けら
れている。従って、この開口22Aと各小径孔22dは
互いに連通して構成されている。
【0012】なお、前記ホッパ部21aの上端開口部に
は蓋23が設けられており、この蓋23の中心部は前記
スクリュ22の軸22aが貫通し、その上端に前記スク
リュ22の駆動装置24が連結されている。また、前記
蓋23には、材料供給管25およびベント配管26が前
記ホッパ部21aに連通して設けられている。
【0013】以上のように構成されたコンパクタ20の
動作について、以下に説明する。まず、材料供給管25
から微粉材料が筒体21内へ供給される。また、不活性
ガス供給管27からホッパ部21aへ、常時不活性ガス
が供給されている。次に、駆動装置24によりスクリュ
22を回転駆動するとその結果、筒体21内に供給され
た微粉材料が円筒部21bの下端方向へ順次供給され
る。
【0014】他方、コンパクタ20内へ逆流する気体
は、通過抵抗の大きい円筒部21bを避け、下端22c
の開口22Aから抵抗の少ない軸22a中へ流入し、上
端部の小径孔22dからホッパ部21a内へ抜ける。従
って、スクリュ22により円筒部21b内を下方へ輸送
される微粉材料は、逆流する気体の影響を受けることな
く安定して供給することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によるコンパクタは、以上のよう
に構成されているため、次のような効果を得ることがで
きる。すなわち、微粉材料を押出機に供給するコンパク
タにおいて、筒状のスクリュ軸の下端に設けた開口がそ
の上部に形成した複数の小径孔に連通しているため、円
筒部内を下方向へ輸送される微粉材料は、押出機から逆
流する気体の影響を受けることなくコンパクタの能力通
りに供給されることが可能になり、従来に比較して供給
量が大幅に増加する。また、非定常的な供給量の変動が
なくなり、微粉材料を定量的に安定して供給できる。そ
の結果、押出機において、生産能力および生産効率が大
幅に向上し、安定した定常運転により、装置は損傷の恐
れが減少し長寿命化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンパクタを示す軸方向断面図で
ある。
【図2】従来のコンパクタが装備された押出機の軸方向
断面図である。
【符号の説明】
20 コンパクタ 21 筒体 21a ホッパ部 21b 円筒部 22 スクリュ 22A 開口 22a 軸 22b 羽根 22c 下端 22d 小径孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F201 AC04 AL01 AL10 AL17 AL18 BA06 BN39 BQ07 BQ16 BQ32 BQ60 4F206 AC04 AL01 AL10 AL17 AL18 JA03 JA04 JA05 JA07 JF01 JF12 JF23 JL02 JQ03 4F207 AC04 AL01 AL10 AL17 AL18 KA01 KF01 KF12 KL47

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパ部(21a)および前記ホッパ部(21a)
    から下方に伸びる円筒部(21b)により構成される筒体(2
    1)と、前記円筒部(21b)に回転可能に挿入されたスクリ
    ュ(22)により構成され、微粉材料を押出機(10)へ供給す
    るようにしたコンパクタにおいて、前記スクリュ(22)の
    軸(22a)を筒状に構成し、前記軸(22a)の下端(22c)に開
    口(22A)を形成するとともに上端部に複数個の小径孔(22
    d)を設け、逆流する気体が前記軸(22a)の開口(22A)を経
    て前記小径孔(22d)から抜ける構成としたことを特徴と
    するコンパクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006341449A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Mitsubishi Engineering Plastics Corp 粉体原料の供給装置および供給方法
CN103587090A (zh) * 2013-10-29 2014-02-19 苏州泰科尼光伏材料有限公司 具有供料快速双向调节功能的eva胶膜挤出机

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