JP2000117587A - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JP2000117587A
JP2000117587A JP10293868A JP29386898A JP2000117587A JP 2000117587 A JP2000117587 A JP 2000117587A JP 10293868 A JP10293868 A JP 10293868A JP 29386898 A JP29386898 A JP 29386898A JP 2000117587 A JP2000117587 A JP 2000117587A
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motor
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axis
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JP10293868A
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Tomonori Sato
智典 佐藤
Takashi Iwasaki
隆至 岩崎
Palosari Michele
パロサーリ ミカエル
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切削手段と被加工物とが所定の軸の方向に相
対移動するように駆動する駆動電動機の回転速度が所定
値以下のときの所定の軸の方向に作用する静止軸切削力
を、簡易な構成で精度良く算出できる数値制御装置を得
る。 【解決手段】 切削力算出部4は移動軸切削力算出部4
1と静止軸切削力算出部42を有し、モータ3の電流及
び速度に基づき移動軸及び静止軸切削力算出値を出力す
る。静止軸切削力算出部42の補正量計算部42aは、
モータ電流の最小値の移動平均値を求めてこれを補正量
とし、モータ電流から減算して、換算部42bにて切削
力に換算して静止軸切削力を算出する。静止軸に関する
モータ電流は静止摩擦力等を含み、真の切削力に対応す
るものではないので、モータ電流からモータ電流の最小
値の移動平均値を減算することにより、簡易な構成で静
止軸切削力を精度良く算出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばフライス盤
等の工作機械の制御に用いられる数値制御装置の改良、
特に切削手段と被加工物とが所定の軸の方向に相対移動
するように駆動する駆動電動機の回転速度が所定値以下
のときの所定の軸の方向に作用する静止軸切削力を簡易
な構成で機械系の力学的特性に影響を与えることなく精
度よく算出できる数値制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械において、工具や被加工物に作
用する切削力は加工プロセスの監視や制御の要となる情
報であり、異常監視や適応制御、軌跡制御などに幅広く
利用される。モータの電流から切削力を求めるものは、
例えば特開平3−196313号公報に記載のように公
知である。これらは、所定の軸の方向に作用する力とし
て、滑り摩擦力、重力、慣性力があるとして、モータの
電流から切削力を算出するものである。
【0003】ところで、図10に示すようなX−Y−Z
直角座標系において、図示しないモータによってX,
Y,Z軸3方向に駆動されるようにされた移動台に載置
されたワーク101を、主軸に装着されたエンドミル1
02にて切削加工する場合について考える。ワーク10
1を第1の軸としてのX軸方向にはほぼ静止させた状態
で、矢印Aのように第2の軸としてのY軸方向に移動さ
せながら加工するとき、X軸が静止軸、Y軸が移動軸と
なり、X軸方向に駆動するモータは、ほぼ停止した状態
にある。
【0004】静止軸の方向には静止摩擦力が作用し、上
記特開平3−196313号公報に記載されたもののよ
うな移動軸に作用する力と異なるため、静止軸と移動軸
に作用する力を同列に扱うことはできない。特に、静止
摩擦力は加えられた外力に対する反力として生ずるもの
であり、物理的に不確定なものであり、零から最大静止
摩擦力までの間を変化する。このため移動軸に対する切
削力の算出の方法を静止軸に延長して当てはめることは
できない。
【0005】上記のような移動軸に作用する力を求める
方法では、最大静止摩擦力の大きさだけの誤差が発生し
うることになり、精度良く切削力を算出することができ
ない。最大静止摩擦力の値は、機械やモータの種類にも
よるが、一般にモータの定格電流の5〜10%程度を占
める。これは、一般によく使用される5から8mm程度
の径のドリルやエンドミルでの加工における切削力の値
と同程度の値である。
【0006】図9(a)は、エンドミル加工における切
削加工中のモータの電流の一例を示す説明図であり、エ
ンドミルの回転、切削にともないモータの電流は図示の
ように脈動する。そして、このモータの電流値から切削
力を求めたものが、図9(b)である。モータの電流値
から算出した切削力は、実際の切削力と同程度の大きさ
の誤差を含んでいる。
【0007】すなわち、観察したい信号と、つまり切削
力と同程度の誤差がある。このような大きな誤差を含む
可能性のある値を切削力として用いるのは適切ではな
く、単なるモータの電流値から静止軸の切削力を算出す
ることは実用上困難である。さらに、アルミニウム等の
より柔らかい被加工物の加工や、より小さい径の工具な
どでの加工では、切削力がもっと小さいため、切削力を
精度良く算出することは不可能である。
【0008】このような静止摩擦力の影響を受けないで
切削力を求めることができるものとして、例えば特開平
5−285789号公報に記載されたものがある。これ
は被加工物が載置された移動台を、コイルばねなどの弾
性支持部材で浮かせた状態で支持し、弾性支持部材の変
位を変位検出手段により検出することにより切削力を求
めるもので、静止摩擦力の影響を除去しうるものであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の数値制御装置は
上記のように構成されているので、次のような問題点が
あった。すなわち、 a、弾性支持部材及び変位検出手段が必要であり、部品
数が増加し、また変位検出のための構成が複雑となる。
その結果、設備コストやメンテナンスコストが高くな
る。
【0010】b、弾性支持部材を介して移動台を支持し
なければならないので、移動台を含む系の剛性・固有振
動数が低下し、系の力学特性が変化することが避けられ
ない。このため、機械の精度が低下したり、びびり振動
を招きやすくなる。 c、変位検出手段の挿入により作業空間を挟めることに
なり、設置できる被加工物の寸法が制限される。
【0011】本発明は、上記のような問題点を解決し
て、簡易な構成で機械系の力学的特性に影響を与えるこ
となく精度よく静止軸に作用する切削力を算出すること
のできる数値制御装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の数値制御装置においては、第1の軸と第2
の軸との直交座標系において主電動機によって回転駆動
される主軸に固定保持された切削手段と加工台に載置さ
れた被切削物の被加工部とが第1の軸の方向に相対的に
移動するように駆動する電動機を有する切削装置の上記
電動機の回転速度が所定値以下のときに主軸が少なくと
も1回転する時間範囲における電動機の駆動電流を測定
する電流測定手段と、駆動電流の最小電流から補正量を
算出する補正量算出手段と、駆動電流から補正量を減算
して補正電流値を算出する補正電流算出手段と、補正電
流値から第1の軸の方向に作用する切削力を静止軸切削
力として算出する静止軸切削力算出手段を備えたもので
ある。
【0013】そして、電動機の駆動電流から電動機の慣
性力成分を減算する既知成分補正手段を設け、補正量算
出手段を補正量に慣性力成分を加算して新たな補正量と
するものとしたことを特徴とする。
【0014】さらに、電動機の回転速度が所定値よりも
大きいときに電動機の駆動電流と慣性力から第1の軸の
方向に作用する切削力を移動軸切削力として算出する移
動軸切削力算出手段と、電動機の回転速度に応じて移動
軸切削力と静止軸切削力とを選択して切削力とする切換
手段を設けたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図6は、こ
の発明の実施の一形態を示すものであり、図1は数値制
御装置の構成を示すブロック図、図2は切削力算出部の
構成を示すブロック図である。図3は静止軸切削力算出
部の動作を示すフローチャート、図4は補正量を算出す
るステップの詳細を示すフローチャートである。図5は
静止軸切削力算出部の動作原理を説明するための説明
図、図6は静止軸切削力による算出値を示す特性図であ
る。
【0016】図1において、位置指令生成部1は図示し
ないプログラムに基づき所定時間ごとに位置指令を生成
し、サーボアンプ2へ出力する。サーボアンプ2は、こ
の位置指令とモータ3からフィードバック(FB)され
たモータ3の電流及び速度又は位置に基づきモータ3に
電流指令を出力する。モータ3は、X−Y−Z直交座標
系において、被加工物を載置した移動台をそれぞれの軸
の方向に駆動するために3台設けられている。
【0017】切削力算出部4は補正量計算部42aと換
算部42bを有し、位置指令生成部1が出力する位置指
令とサーボアンプ2からフィードバックされるモータ3
の電流及び速度に基づき静止軸切削力及び移動軸切削力
を算出する。切換手段としての異常判断部5は、モータ
3の速度に応じて切削力算出部4が算出した静止軸切削
力及び移動軸切削力のうちの何れかを切り替えて切削力
として採用し、切削力が異常を判断し、異常であれば警
告信号を表示装置6に送って警告メッセージを表示させ
る。
【0018】ここで、切削力算出部4の詳細構成は図2
の如くである。すなわち、切削力算出部4は移動軸切削
力算出部41と静止軸切削力算出部42を有し、フィー
ドバックにより入力されたモータ3の電流及び速度に基
づき移動軸及び静止軸切削力算出値を出力する。移動軸
切削力算出部41は、公知のように例えばモータの電流
と速度とに基づき求める。
【0019】すなわち、例えば、大西公平「外乱オブザ
ーバによるロバスト・モーションコントロール」、日本
ロボット学会誌 第11巻第4号 第6頁〜第13頁
(1993年5月)の第8頁の図4に記載されているよ
うに、切削力(トルク)に対応する外乱Tdisは、次
の式で表される。 Tdis=(Ktn)×(Jref)−(Qn)×s×
ω ここに、 Ktn:トルク係数の公称値 Jref:モータ電流 Qn:慣性モーメントの公称値(又は同定値) s:微分を表す演算子 ω:角速度あるいは速度 である。
【0020】次に、切削力算出部4の動作を、図3、図
4のフローチャートを用いて説明する。ステップS1に
おいてモータの電流Jを測定し、ステップS2において
フィルタを通す。ステップS3においてフィルタを通し
て高周波のノイズを除去した電流JIの波形に基づき統
計的処理により未知外乱成分を求め、これを補正量JH
とする。この補正量JH算出の詳細は後述する。ステッ
プS4において、モータ電流Jから補正量JHを減算し
て補正電流値J0=J−JHを求める。ステップS5に
おいて、上記補正電流値J0を切削力に換算して、これ
を静止軸切削力算出値Fとする。
【0021】静止軸切削力算出値Fへの換算の仕方は機
械構造やモータ構造によるが、典型的な例として、回転
型モータで減速ギアを介さず、ボールネジ駆動の場合に
は以下の式による。 F=(J0/100)(Kt)2π/(L/1000) ここに、 F:切削力F(N) J0:電流(%)(J0=J−(JK+JM+JZ)) Kt:モータの定格トルク(Nm) L:ボールネジのリード(mm) である。
【0022】ここで、ステップS3における未知外乱成
分である補正量JHを算出する詳細手順を図4のフロー
チャートにより説明する。図4において、ステップS3
1にてフィルタを通したモータ電流J1の波形につい
て、主軸の一回転に相当する時間範囲における最も0に
近い値である最小値Jminを求める。なお、対象とす
る軸、例えばY軸が鉛直方向の軸である場合は、当然重
力成分を差し引いてから最小値Jminを求める。
【0023】この最小値Jminはノイズが多い場合に
は突発的な不安定な変化を示すため、安定的に補正を行
うためにJminの統計的処理を行う。この実施の形態
では、ステップS32からステップS36においてこの
値Jminに対し過去N回(N回転)のデータC1,C
2・・・CNの移動平均電流JMを求め、ステップS3
7においてこれを補正量JHとする。
【0024】求められた補正量JHは、ほぼ未知外乱成
分に対応する。未知外乱成分とは、物理的には静止摩擦
力、モータの摩擦トルクなどと考えられるが、補正して
切削力を求める観点から言えば、それがいずれであるか
を特定する必要はない。
【0025】このようにして図5(a)に示すようなエ
ンドミル加工における切削加工中のモータの電流に基づ
き、図3,図4のフローチャートに従い静止軸切削力を
算出すると、図5(b)のようになり、実際の切削力と
同程度の値が得られることが明らかになった。
【0026】なお、補正量JHを求めるその他の統計的
処理としては、電流値の平均値Eと標準偏差σを求め、
電流値が正の場合にはE−rσ、負の場合にはE+rσ
のように補正値を求めてもよい。ここではrはパラメー
タである。
【0027】異常判断部5は、切削力算出部4が算出し
た移動軸切削力あるいは静止軸切削力をモータ3の速度
に応じて選んで切削力とし、この切削力が所定値を超え
たとき、表示装置6に警告メッセージを表示する。
【0028】実施の形態2.上記実施の形態では、未知
外乱成分が何であるかを特定する必要はなく、補正量と
して減算すれば良いことを示した。これは、さらに静止
軸切削力の算出の精度を高くするには、次のように慣性
力を考慮して、これを補正量に組み込む。これは、所定
の軸の方向に完全に静止している状態と軸がわずかに動
く境界域にある場合、慣性力を考慮して補正を行えばよ
り精度を高めることができるからである。この場合の動
作を、図6、図7のフローチャートにより説明する。
【0029】図6において、図3とはステップS21,
S22が異なる。ステップS21は、モータ3の速度か
らモータ3の慣性力に相当する電流JKを算出し、電流
Jから減算する。ステップS22は、図7に示すよう
に、ステップS221において、補正値JMに慣性力に
相当する次式の値JKを加算する。 JK=Qn×s×ω+gn ここに、 Qn:慣性モーメントの公称値(又は同定
値) s:微分を表す演算子 ω:角速度あるいは速度 である。補正量JH=JM+JKとする。その他につい
ては、図3のフローチャートと同様である。なお、ステ
ップS21はステップS2とステップS22との間に入
れてもよい。
【0030】エンドミル加工において、上記従来の技術
に記したような移動台を支持する弾性支持部材の変位を
変位検出手段で検出した真の切削力を横軸にとり、この
実施の形態2における切削力算出部4により算出した静
止軸切削力算出値をプロットした点である黒く塗りつぶ
したダイヤのマーク及びその中心線B、従来の単にモー
タ電流から算出した切削力算出値をプロットした点であ
る黒く塗りつぶした正方形のマークとその中心線Cとを
図8に示す。図8から明らかなように、本実施の形態の
静止軸切削力算出部42によればほぼ正しい切削力を算
出できるのに対し、従来の方法では真の値の約2倍の値
となり誤差が大きい。
【0031】以上のように、これらの実施の形態によれ
ば、移動台や主軸に作用する切削力を検出するためにコ
イルばね等の弾性支持部材や変位検出手段を設ける必要
がない。従って、構成が簡易になり、また機械系の力学
特性に影響を与え、機械の精度が低下したり、びびり振
動を招くおそれもない。
【0032】なお、モータは主軸を駆動するもの、ある
いは主軸及び移動台の双方を駆動するものであってもよ
い。また、切削力が所定値を超えたとき警報を発するも
のに限らず、例えばサーボアンプ2へフィードバック制
御する等、他のものに用いることができることは述べる
までもない。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。すな
わち、第1の軸と第2の軸との直交座標系において主電
動機によって回転駆動される主軸に固定保持された切削
手段と加工台に載置された被切削物の被加工部とが第1
の軸の方向に相対的に移動するように駆動する電動機を
有する切削装置の上記電動機の回転速度が所定値以下の
ときに主軸が少なくとも1回転する時間範囲における電
動機の駆動電流を測定する電流測定手段と、駆動電流の
最小電流から補正量を算出する補正量算出手段と、駆動
電流から補正量を減算して補正電流値を算出する補正電
流算出手段と、補正電流値から第1の軸の方向に作用す
る切削力を静止軸切削力として算出する静止軸切削力算
出手段を備えたものであるので、簡易な構成で機械系の
力学的特性に影響を与えることなく精度よく静止軸の方
向に作用する切削力を算出することができる。
【0034】そして、電動機の駆動電流から電動機の慣
性力成分を減算する既知成分補正手段を設け、補正量算
出手段を補正量に慣性力成分を加算して新たな補正量と
するものとしたことを特徴とするので、さらに算出の精
度を向上させることができる。
【0035】さらに、電動機の回転速度が所定値よりも
大きいときに電動機の駆動電流と慣性力から第1の軸の
方向に作用する切削力を移動軸切削力として算出する移
動軸切削力算出手段と、電動機の回転速度に応じて移動
軸切削力と静止軸切削力とを選択して切削力とする切換
手段を設けたことを特徴とするので、移動の状態に応じ
て的確な切削力を算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 数値制御装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 切削力算出部の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 静止軸切削力算出部の動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】 補正量を算出するステップの詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図5】 静止軸切削力算出部の動作原理を説明するた
めの説明図である。
【図6】 この発明の他の実施の形態である静止軸切削
力算出部の動作を示すフローチャートである。
【図7】 図6の補正量を算出するステップの詳細を示
すフローチャートである。
【図8】 図6の静止軸切削力算出部による算出値を示
す特性図である。
【図9】 従来の切削力算出部の動作を説明するための
説明図である。
【図10】 静止軸移動軸とを示す説明図である。
【符号の説明】
1 モータ、2 サーボアンプ、4 切削力算出部、4
1 移動軸切削力算出部、42 静止軸切削力算出部、
42a 補正量計算部、42b 換算部、5 異常診断
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミカエル パロサーリ 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2F051 AA11 AB06 AC03 BA03 3C029 CC07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の軸と第2の軸との直交座標系にお
    いて主電動機によって回転駆動される主軸に固定保持さ
    れた切削手段と加工台に載置された被切削物の被加工部
    とが上記第1の軸の方向に相対的に移動するように駆動
    する電動機を有する切削装置の上記電動機の回転速度が
    所定値以下のときに上記主軸が少なくとも1回転する時
    間範囲における上記電動機の駆動電流を測定する電流測
    定手段と、上記駆動電流の最小電流から補正量を算出す
    る補正量算出手段と、上記駆動電流から上記補正量を減
    算して補正電流値を算出する補正電流算出手段と、上記
    補正電流値から上記第1の軸の方向に作用する切削力を
    静止軸切削力として算出する静止軸切削力算出手段を備
    えた数値制御装置。
  2. 【請求項2】 電動機の駆動電流から電動機の慣性力成
    分を減算する既知成分補正手段を設け、補正量算出手段
    を補正量に上記慣性力成分を加算して新たな補正量とす
    るものとしたことを特徴とする請求項1に記載の数値制
    御装置。
  3. 【請求項3】 電動機の回転速度が所定値よりも大きい
    ときに電動機の駆動電流と慣性力から第1の軸の方向に
    作用する切削力を移動軸切削力として算出する移動軸切
    削力算出手段と、電動機の回転速度に応じて上記移動軸
    切削力と静止軸切削力とを選択して切削力とする切換手
    段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の数値制御
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103273381A (zh) * 2013-06-03 2013-09-04 济南二机床集团有限公司 数控落地铣镗床的主铣头扭矩动态监控方法

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