JP2000117512A - スローアウェイチップ - Google Patents

スローアウェイチップ

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JP2000117512A
JP2000117512A JP10289159A JP28915998A JP2000117512A JP 2000117512 A JP2000117512 A JP 2000117512A JP 10289159 A JP10289159 A JP 10289159A JP 28915998 A JP28915998 A JP 28915998A JP 2000117512 A JP2000117512 A JP 2000117512A
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JP
Japan
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throw
away
nose
pattern
tip
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Application number
JP10289159A
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English (en)
Inventor
Teruyuki Sumita
輝幸 住田
Nagaaki Ko
永明 高
Toshiya Nakada
敏也 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dijet Industrial Co Ltd
Original Assignee
Dijet Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2260/00Details of constructional elements
    • B23B2260/104Markings, i.e. symbols or other indicating marks

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  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 切削の目的や用途等の様々な条件に応じてス
ローアウェイチップを使用する場合に、スローアウェイ
チップの特性を簡単かつ確実に認識できるようにし、ま
たすくい面に特性を示す立体的な模様を設けた場合のよ
うに、立体的な模様が切削工具のチップ座にあたった
り、切削時における切屑の流れに乱れが生じたりすると
いうことがなく、スローアウェイチップを切削工具のチ
ップ座に十分に固定できると共に、安定した切削が行え
るようにする。 【解決手段】 中央部に取付穴11,21,31,41,51,61,71が
設けられたスローアウェイチップ10,20,30,40,50,60,70
において、取付穴の周囲にスローアウェイチップの特性
を示す模様11a,21a,31a,41a,51a,61a,71a を施した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種の切削工具
に取り付けて使用するスローアウェイチップに係り、特
に、このスローアウェイチップの性能を低下させること
なく、スローアウェイチップの特性を簡単に認識できる
ようにした点に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、バイト,各種のミル,ドリル
等の各切削工具において、スローアウェイチップを取り
付けて各種の切削を行うようにしたものが存在した。
【0003】ここで、このようなスローアウェイチップ
としては、切削の目的や用途等に応じた特性を有する様
々な種類のものが使用されており、同じような形状にな
ったスローアウェイチップにおいても使い分ける必要が
あり、例えば、粗削り用と仕上げ用とでスローアウェイ
チップとを使い分けたり、また三角形状や四角形状等の
多角形状になったスローアウェイチップにおいては、要
求される切削条件や仕上げ面粗さ等に応じてノーズ部に
おける円弧の寸法(以下、ノーズRという。)が異なる
ものを使い分けることが必要であった。
【0004】しかし、このように切削の目的や用途等の
様々な条件に応じてスローアウェイチップを使い分ける
場合、熟練者においても各スローアウェイチップにおけ
る相違を適切に区別することは困難であり、異なるスロ
ーアウェイチップを誤って使用する等の問題があった。
【0005】このため、近年においては、実公平3−4
0489号公報に示されるように、多角形状になったス
ローアウェイチップにおいて、そのすくい面にプレスに
よってノーズ部におけるノーズRを表示する立体的な標
識を設けるようにしたものが提案されている。
【0006】しかし、このようにすくい面にノーズ部に
おけるノーズRを表示する立体的な模様を設けたスロー
アウェイチップを切削工具のチップ座に取り付けるよう
にした場合、この立体的な模様がチップ座にあたって、
スローアウェイチップがチップ座においてがたつき、ス
ローアウェイチップを切削工具に十分に固定することが
できなくなったり、またこのようなスローアウェイチッ
プを用いて切削を行った場合、切削された切屑の流れが
この立体的な模様により乱されて、切削が適切に行えな
くなるという問題があった。
【0007】さらに、寸法の小さなスローアウェイチッ
プにおいては、そのすくい面に見易い立体的な模様を設
けることが困難であり、スローアウェイチップの特性を
適切に表示することができないという問題等も存在し
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、スローア
ウェイチップにおける上記のような問題を解決すること
を課題とするものであり、切削の目的や用途等の様々な
条件に応じてスローアウェイチップを使用するにあた
り、各スローアウェイチップの特性を簡単かつ確実に認
識できて、スローアウェイチップの選択が簡単に行える
と共に、スローアウェイチップの特性を認識させるため
に、すくい面に立体的な模様を設けたスローアウェイチ
ップのように、切削時における切屑の流れに乱れが生じ
るということがなく、安定した切削が行えると共に、立
体的な模様が切削工具に設けられたチップ座にあたって
がたつくということもなく、スローアウェイチップを切
削工具のチップ座に十分に固定できるようにすることを
課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明におけるスロー
アウェイチップにおいては、上記のような課題を解決す
るため、中央部に取付穴が設けられたスローアウェイチ
ップにおいて、上記の取付穴の周囲にスローアウェイチ
ップの特性を示す模様を施すようにしたのである。
【0010】ここで、この発明におけるスローアウェイ
チップのように、中央部に設けられた取付穴の周囲にス
ローアウェイチップの特性を示す模様を施すと、寸法の
小さなスローアウェイチップにおいても、スローアウェ
イチップにおける特性を十分に表示することができ、ス
ローアウェイチップの選択が簡単に行えるようになると
共に、スローアウェイチップを切削工具に取り付ける場
合にも、取付穴の周囲における模様を見ることによっ
て、スローアウェイチップの特性を再度確認することに
なり、異なるスローアウェイチップを誤って使用するこ
とがより一層抑制される。
【0011】また、この発明におけるスローアウェイチ
ップにおいては、上記のように取付穴の周囲に模様を施
す設けるようにしたため、すくい面に立体的な模様を施
したスローアウェイチップのように、切削時における切
屑の流れに乱れが生じるということがなく、安定した切
削が行えるようになり、特に、請求項2に示すように、
取付穴の周囲に凹模様を設けると、このスローアウェイ
チップを切削工具のチップ座に取り付ける場合におい
て、立体的な模様を施したスローアウェイチップのよう
に立体的な模様がチップ座にあたってがたつくというこ
ともなく、スローアウェイチップを切削工具のチップ座
に十分に固定できるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態に係る
スローアウェイチップを添付図面に基づいて具体的に説
明する。
【0013】この実施形態においては、図1(A),
(B)に示すように、平面形状が菱形状で、その中央部
に取付穴11,21が設けられた2種類のスローアウェ
イチップ10,20の場合を例にして説明する。
【0014】ここで、この2種類のスローアウェイチッ
プ10,20においては、各ノーズ部12a,12b、
22a,22bがそれぞれ円弧状に丸く形成されてお
り、図1(A)に示すスローアウェイチップ10におけ
る各ノーズ部12a,12bのノーズRよりも、図1
(B)に示すスローアウェイチップ20における各ノー
ズ部22a,22bのノーズRが大きくなっている。
【0015】そして、図1(A)に示すノーズ部12
a,12bのノーズRが小さいスローアウェイチップ1
0においては、その中央部に設けられた取付穴11の周
囲に周縁が波形になったリング状の凹模様11aを設け
る一方、図1(B)に示すノーズ部22a,22bのノ
ーズRが大きいスローアウェイチップ20においては、
その中央部に設けられた取付穴11の周囲に周縁が円形
になったリング状になった凹模様21aを設けている。
【0016】このようにノーズ部12a,12b、22
a,22bにおけるノーズRが異なった2種類のスロー
アウェイチップ10,20において、それぞれ取付穴1
1,21の周囲に異なった凹模様11a,21aを設け
ると、取付穴11,21の周囲における凹模様11a,
21aによってノーズRが異なる2種類のスローアウェ
イチップ10,20を簡単に区別できるようになり、切
削の目的や用途等の様々な条件に応じた適切なスローア
ウェイチップ10,20の選択が簡単に行えるようにな
る。
【0017】また、これらのスローアウェイチップ1
0,20を切削工具(図示せず)のチップ座に取り付け
る場合に、各スローアウェイチップ10,20の取付穴
11,21の周囲に設けられた凹模様11a,21aを
見て、各スローアウェイチップ10,20の特性を確認
することになり、スローアウェイチップ10,20を間
違えて使用することがより一層抑制されると共に、これ
らの凹模様11a,21aが切削工具のチップ座にあた
ってがたつくということもなく、各スローアウェイチッ
プ10,20を切削工具のチップ座に十分に固定できる
ようになる。
【0018】なお、この実施形態においては、ノーズ部
12a,12b、22a,22bにおけるノーズRが異
なる2種類のスローアウェイチップ10,20を区別さ
せる場合について説明したが、さらにこれらのスローア
ウェイチップ10,20とノーズRが異なる他のスロー
アウェイチップ30を区別させるためには、例えば、図
2に示すように、取付穴31の周囲に周縁がジクザク状
になったリング状の凹模様31aを設けるようにし、さ
らにノーズRが異なる各スローアウェイチップを区別さ
せる場合には、上記のように取付穴の周囲に設ける凹模
様をさらに異ならせるようにする。
【0019】また、この実施形態においては、平面形状
が菱形状になったスローアウェイチップ10,20にお
いて、ノーズRが異なることを取付穴11,21の周囲
に設ける凹模様11a,21aによって区別させるよう
にしたが、取付穴の周囲に設ける模様を異ならせて、ス
ローアウェイチップにおけるその他の特性を区別させる
ことも可能である。さらに、図3(A),(B)に示す
ように、平面形状が三角形状になった2種類のスローア
ウェイチップ40,50において、それぞれの取付穴4
1,51の周囲に施す凹模様41a,51aを変化させ
て、これらのスローアウェイチップ40,50における
特性の相違を区別させたり、図4(A),(B)に示す
ように、平面形状が円形状になったスローアウェイチッ
プ60,70において、それぞれの取付穴61,71の
周囲に施す凹模様61a,71aを変化させて、これら
のスローアウェイチップ60,70における特性の相違
を区別させることも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
スローアウェイチップにおいては、中央部に設けられた
取付穴の周囲にスローアウェイチップの特性を示す模様
を施すようにしたため、寸法の小さなスローアウェイチ
ップにおいても、スローアウェイチップにおける特性を
十分に表示することができ、スローアウェイチップの選
択が簡単に行えるようになると共に、スローアウェイチ
ップを切削工具に取り付ける場合にも、取付穴の周囲に
おける模様を見ることによって、スローアウェイチップ
の特性を再度確認することになり、異なるスローアウェ
イチップを誤って使用することがより一層抑制されるよ
うになった。
【0021】また、この発明におけるスローアウェイチ
ップにおいては、取付穴の周囲に模様を施すようにした
ため、すくい面に立体的な模様を施したスローアウェイ
チップのように、切削時における切屑の流れに乱れが生
じるということがなく、安定した切削が行えるようにな
り、特に、請求項2に示すように、取付穴の周囲に凹模
様を設けると、このスローアウェイチップを切削工具の
チップ座に取り付ける場合において、立体的な模様を施
したスローアウェイチップのように立体的な模様がチッ
プ座にあたってがたつくということもなく、スローアウ
ェイチップを切削工具のチップ座に十分に固定できるよ
うになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示し、平面形状が菱形
状でノーズRが異なる2種類のスローアウェイチップに
おいて、それぞれの取付穴の周囲に設ける模様を異なら
せて区別させる状態を示した平面図である。
【図2】同実施形態において、平面形状が菱形状でノー
ズRが異なる第3のスローアウェイチップの取付穴の周
囲に他の模様を設けて区別させる状態を示した平面図で
ある。
【図3】この発明の他の実施形態を示し、平面形状が三
角形状になった2種類のスローアウェイチップにおい
て、それぞれの取付穴の周囲に設ける模様を異ならせて
特性の相違を区別させる状態を示した平面図である。
【図4】この発明の他の実施形態を示し、平面形状が円
形状になった2種類のスローアウェイチップにおいて、
それぞれの取付穴の周囲に設ける模様を異ならせて特性
の相違を区別させる状態を示した平面図である。
【符号の説明】
10,20,30,40,50,60,70 スローア
ウェイチップ 11,21,31,41,51,61,71 取付穴 11a,21a,31a,41a,51a,61a,7
1a 凹模様
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 敏也 大阪市平野区加美東2丁目1番18号 ダイ ジ▲ェ▼ット工業株式会社内 Fターム(参考) 3C046 BB05 EE01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部に取付穴が設けられたスローアウ
    ェイチップにおいて、上記の取付穴の周囲にスローアウ
    ェイチップの特性を示す模様を施したことを特徴とする
    スローアウェイチップ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したスローアウェイチッ
    プにおいて、取付穴の周囲に設ける模様が凹模様である
    ことを特徴とするスローアウェイチップ。
JP10289159A 1998-10-12 1998-10-12 スローアウェイチップ Pending JP2000117512A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7320563B2 (en) * 2002-08-28 2008-01-22 Ceramtec Ag, Innovative Ceramic Engineering Two-cavities cutting matrix
US8388273B2 (en) 2001-07-26 2013-03-05 Ceramtec Gmbh Metal cutting tool and cutting plate provided in the shape of a donut
USRE45536E1 (en) 2001-11-08 2015-06-02 Kennametal Inc. Dimpled insert with retaining clamp

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US9744598B2 (en) 2001-07-26 2017-08-29 Ceramtec Gmbh Metal cutting tool and cutting plate provided in the shape of a donut
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