JP2000115194A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP2000115194A
JP2000115194A JP29612398A JP29612398A JP2000115194A JP 2000115194 A JP2000115194 A JP 2000115194A JP 29612398 A JP29612398 A JP 29612398A JP 29612398 A JP29612398 A JP 29612398A JP 2000115194 A JP2000115194 A JP 2000115194A
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JP29612398A
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Akinori Tatsumi
昭憲 巽
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信信号のフレーム長さに関係なく、優
先順位の高い情報を効率良く、しかも円滑に通信するこ
とができること。 【解決手段】 ヘッダ圧縮部401でヘッダ情報のみを
圧縮してヘッダ単独のヘッダユニットを生成する。次い
で、識別ビット挿入部402において、ヘッダ情報とデ
ータとを識別する識別ビットをデータであるMAC−P
DUに挿入してデータユニットを生成する。この識別ビ
ットとしては、ヘッダ情報とデータとが識別できるもの
であれば良い。ここでは、データであるMAC−PDU
にのみに挿入する。なお、ヘッダ情報とデータとが識別
できるものであれば、識別ビットをヘッダ506にも付
加しても良い。次いで、フレーム組立部403におい
て、上記ヘッダユニット506とデータユニット508
a〜508dとを用いてフレーム組立を行う。これによ
りフレームの再構成が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
において使用される無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の移動局と基地局との間で共通物理
チャネルを使用してパケット通信を行う場合、移動局か
ら基地局への上り回線の送信については、一つの無線回
線を複数の移動局で共用するためにランダムアクセスと
なる。一方、基地局から移動局への下り回線ついては、
一つの無線回線上において、交換制御局から送信された
パケットデータを基地局に到着した順で送信する。
【0003】また、基地局は、パケットデータを送信し
た移動局に対して、パケットデータの受信/非受信を通
知する必要があるため、基地局は、移動局からパケット
データを受信した場合、下り回線で受信応答信号を送信
する。したがって、共通の下り回線においては、通常パ
ケットデータと受信応答信号との2種類の信号が送信さ
れる。このため、基地局は、これらの送信順序を制御す
る必要がある。
【0004】以下、従来の基地局装置のパケット通信に
おける送信順序制御について、図6を用いて説明する。
図6は、従来の基地局装置の概略構成を示すブロック図
である。
【0005】この基地局装置は、無線信号を送受信する
無線送受信部11と、無線送受信部11から出力された
信号に対して受信処理を行いパケットデータを出力する
パケット受信部12と、パケットデータからパケットI
Dを抽出するパケットID抽出部13と、移動通信交換
制御局と有線区間におけるパケットデータの送受信を行
う有線送受信部14と、パケットID抽出部13にて抽
出されたパケットIDを蓄積するパケットIDメモリ1
5と、移動局に対する受信応答信号と下りパケットデー
タとの送信順序を制御する送信順序制御部16と、有線
送受信部14が出力する移動通信交換制御局からの下り
パケットデータを蓄積する送信データメモリ17と、パ
ケットデータに対する送信処理を行って無線送受信部1
1に出力するパケット送信部18とから主に構成されて
いる。
【0006】このような構成の基地局装置において、無
線送受信部11に受信された無線信号は、パケット受信
部12に出力され、受信処理される。この受信処理は、
例えば、無線区間のアクセス方式がCDMA方式であれ
ば、逆拡散処理とデータ復調処理となる。また、無線区
間伝送で誤り訂正のための符号化を行う場合には、その
符号化方式に対応した復号処理も含まれる。ここでは、
パケットデータが正しく受信されたか否かを判定するた
めに、CRCによる誤り検出を行うこととする。
【0007】パケット受信部12でCRC判定がOKと
なった受信信号は、パケットID抽出部13に出力さ
れ、通常パケットフォーマットからパケットIDが抽出
される。抽出されたパケットIDは、パケットIDメモ
リ15に First-In-First-Outとなるように蓄積され
る。同時に、送信順序制御部16に対して上りパケット
受信が通知される。
【0008】一方、移動通信交換制御局から出力された
下りパケットデータは、有線送受信部14を経由して送
信データメモリ17に First-In-First-Outとなるよう
に蓄積される。同時に、送信順序制御部16に対して下
りパケット送信が要求される。そして、送信順序制御部
16の下りの送信順序制御により、下りパケットデータ
として、パケットIDメモリ15のデータと送信データ
メモリ17のデータとのいずれかがパケット送信部18
に出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記基地局装置におい
て、送信する下りアクセスチャネル信号のフレームフォ
ーマットには、長いもの(FACH−L)と短いもの
(FACH−S)があり、FACH−Sには、さらに上
り回線のランダムアクセスチャネル信号に対する応答信
号であるAckモードとデータを含む通常モードがあ
る。
【0010】図7は、従来の無線通信装置において使用
するフレームフォーマットを示す図であり、(a)はF
ACH−Lを示し、(b)はFACH−Sを示す。FA
CH−Lでは、ヘッダ21と、上位レイヤであるLAC
のデータであるLAC−PDU22とでMAC(媒体ア
クセス制御)のデータであるMAC−PDU23が構成
される。このMAC−PDU23とそのCRCビット2
4とでFACH−Lユニット25が構成され、これが共
通物理チャネル信号20となる。
【0011】一方、FACH−SのAckモードでは、
ヘッダ26がMAC(媒体アクセス制御)のデータであ
るMAC−PDUとなり、このMAC−PDUとCRC
ビット27とでFACH−Lユニット31aが構成され
る。また、FACH−Sの通常モードでは、ヘッダ28
と、上位レイヤLACのデータであるLAC−PDU2
9とでMACのデータであるMAC−PDUが構成され
る。このMAC−PDUとそのCRCビット30とでF
ACH−Sユニット31b〜31dが構成される。これ
らのFACH−S31a〜31dで共通物理チャネル信
号40が構成される。なお、FACH−SのAckモー
ドは、毎フレームに含まれず、Ack信号を送信する必
要が無い時には、FACH−Sの通常モードもしくはF
ACH−Lが含まれることになる。
【0012】このように、FACH信号には、FACH
−LとFACH−Sとがあるので、基地局装置におい
て、FACH−L用のバッファとFACH−S用のバッ
ファとが設けられている。そして、これらのバッファか
らは到着順に択一的にFACH−L信号とFACH−S
信号が送出されるように規定されている。
【0013】したがって、FACH−L信号が送出され
ているときには、FACH−S信号を送出させることが
できない。一方、Ack信号、制御情報、ユーザ情報に
は、送信する優先順位が決められている。このため、優
先順位の高いAck信号が連続的に送出されている場合
は、FACH−L信号が滞留してしまい、送出させるこ
とができないことが生じる。これにより、データの遅延
や再送の頻発によるスループットの低下を招く。
【0014】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、送信信号のフレーム長さに関係なく、優先順位の
高い情報を効率良く、しかも円滑に通信することができ
る無線通信装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者は、通常のFA
CH通信において、FACH−L信号とFACH−Sの
2種類の信号があることで送信支障が生じている事実に
着目し、同一の長さのユニット、すなわち1種類の信号
を用いてFACH通信を行うことにより、上記問題が解
決できることを見出し本発明をするに至った。
【0016】すなわち、本発明の骨子は、ヘッダ情報及
びデータを含む送信データのヘッダ情報を圧縮してヘッ
ダユニットを生成し、ヘッダ情報とデータとを識別する
識別ビットをデータに挿入してデータユニットを生成
し、前記ヘッダユニット及び前記データユニットを用い
てフレーム組立を行い、前記フレーム組立された信号を
送信することである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係る無線通
信装置は、ヘッダ情報及びデータを含む送信データのヘ
ッダ情報を圧縮してヘッダユニットを生成するヘッダ圧
縮手段と、ヘッダ情報とデータとを識別する識別ビット
をデータに挿入してデータユニットを生成する識別ビッ
ト挿入手段と、前記ヘッダユニット及び前記データユニ
ットを用いてフレーム組立を行う第1のフレーム組立手
段と、前記フレーム組立された信号を送信する送信手段
と、を具備する構成を採る。
【0018】この構成によれば、データユニット毎にヘ
ッダを付加せずに、複数のデータユニット全体に対して
一つのヘッダを付与するフレーム再構成を行うので、1
種類の信号を用いてデータ通信を行うことができる。し
たがって、送信信号のフレーム長さに関係なく、優先順
位の高い情報を効率良く、しかも円滑に通信することが
できる。また、データユニット毎にヘッダを付加してい
ないので、効率良くデータを送信することができる。
【0019】本発明の第2の態様に係る無線通信装置
は、第1の態様において、前記フレーム組立された信号
を受信する受信手段と、受信された前記信号に挿入され
た識別ビットによりユニット内容を認識するユニット内
容認識手段と、ヘッダユニットのヘッダ情報を伸長する
ヘッダ伸長手段と、伸長されたヘッダ情報とデータユニ
ットのデータとを用いてフレーム組立を行う第2のフレ
ーム組立手段と、を具備する構成を採る。
【0020】この構成によれば、データユニットに識別
ビットが挿入されているので、その識別ビットを認識す
ることにより、データユニットを判別することができる
ので、容易にFACH−Sのフレームに再構成すること
が可能となる。
【0021】第1又は第2の態様の無線通信装置におい
ては、第3の態様のように、前記データユニットは、同
一の長さである少なくとも1つのユニットで構成される
ことが好ましい。
【0022】本発明の第4の態様に係る基地局装置は、
ヘッダ情報及びデータを含む送信データのヘッダ情報を
圧縮してヘッダユニットを生成するヘッダ圧縮手段と、
ヘッダ情報とデータとを識別する識別ビットをデータに
挿入してデータユニットを生成する識別ビット挿入手段
と、前記ヘッダユニット及び前記データユニットを用い
てフレーム組立を行うフレーム組立手段と、前記フレー
ム組立された下りアクセス用チャネル信号を送信する送
信手段と、を具備する構成を採る。
【0023】この構成によれば、1種類の信号を用いて
データ通信を行うことができるので、送信信号のフレー
ム長さに関係なく、優先順位の高い情報を効率良く、し
かも円滑に通信することができる。これにより、支障な
くFACH送信を行うことができる。
【0024】第4の態様の基地局装置においては、第5
の態様のように、前記データユニットは、同一の長さで
ある少なくとも1つのユニットで構成されることが好ま
しい。
【0025】本発明の第6の態様に係る基地局装置は、
第4又は第5の態様において、前記データユニットの一
つは、ランダムアクセスチャネル信号の応答信号を含む
構成を採る。
【0026】この構成によれば、FACH送信におい
て、優先順位の高いAck信号を支障なく迅速に送信す
ることができる。
【0027】本発明の第7の態様に係る通信端末装置
は、ヘッダ情報とデータとを識別する識別ビットをデー
タに挿入してなるデータユニット及び圧縮されたヘッダ
情報を含むヘッダユニットを用いてフレーム組立された
信号を受信する受信手段と、受信された前記信号に挿入
された識別ビットによりユニット内容を認識するユニッ
ト内容認識手段と、ヘッダユニットのヘッダ情報を伸長
するヘッダ伸長手段と、伸長されたヘッダ情報とデータ
ユニットのデータとを用いてフレーム組立を行うフレー
ム組立手段と、を具備する構成を採る。
【0028】この構成によれば、データユニットに識別
ビットが挿入されているので、その識別ビットを認識す
ることにより、データユニットを判別することができる
ので、容易にFACH−Sのフレームに再構成すること
が可能となる。これにより、支障なくFACH受信を行
うことができる。
【0029】本発明の第8の態様に係る無線通信方法
は、ヘッダ情報及びデータを含む送信データのヘッダ情
報を圧縮してヘッダユニットを生成する工程と、ヘッダ
情報とデータとを識別する識別ビットをデータに挿入し
てデータユニットを生成する工程と、前記ヘッダユニッ
ト及び前記データユニットを用いてフレーム組立を行う
工程と、前記フレーム組立された信号を送信する工程
と、を具備する。
【0030】この方法によれば、データユニット毎にヘ
ッダを付加せずに、複数のデータユニット全体に対して
一つのヘッダを付与するフレーム再構成を行うので、1
種類の信号を用いてデータ通信を行うことができる。し
たがって、送信信号のフレーム長さに関係なく、優先順
位の高い情報を効率良く、しかも円滑に通信することが
できる。また、データユニット毎にヘッダを付加してい
ないので、効率良くデータを送信することができる。
【0031】本発明の第9の態様に係る無線通信方法
は、第8の態様において、前記フレーム組立された信号
を受信する工程と、受信された前記信号に挿入された識
別ビットによりユニット内容を認識する工程と、ヘッダ
ユニットのヘッダ情報を伸長する工程と、伸長されたヘ
ッダ情報とデータユニットのデータとを用いてフレーム
組立を行う工程と、を具備する。
【0032】この方法によれば、データユニットに識別
ビットが挿入されているので、その識別ビットを認識す
ることにより、データユニットを判別することができる
ので、容易にFACH−Sのフレームに再構成すること
が可能となる。
【0033】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態に
おいては、本発明の無線通信装置を基地局装置に適用し
た場合について説明するが、本発明の無線通信装置を移
動局のような通信端末装置に適用しても良い。
【0034】図1は、パケット通信を行う移動通信シス
テムの構成を示す構成図である。図1に示すように、移
動通信システムは、移動局101a、101b、…、1
01nと、基地局102と、移動通信交換制御局103
とから構成される。この移動通信システムにおいて、基
地局102は、サービスするエリア内に存在する移動局
101a、101b、…、101nと無線でパケットデ
ータの送受信を行い、移動通信交換制御局103と有線
でパケットデータの送受信を行う。
【0035】図2は、基地局及び移動局に搭載される本
発明の無線通信装置の構成を示すブロック図である。図
2において、無線送受信部201は、ベースバンド信号
と無線信号との間の変換を行う。パケット受信部202
は、RACH(ランダムアクセスチャネル)信号につい
てベースバンド信号処理を行う。フレーム再構成部20
3は、後述するフレーム構成処理された信号についてフ
レーム再構成を行う。
【0036】フレーム再構成部203は、図3に示すよ
うに、フレーム構成された信号に挿入された識別ビット
からユニット内容を認識するユニット内容認識部301
と、ヘッダユニットの圧縮されたヘッダ情報を伸長する
ヘッダ伸長部302と、データ及びヘッダ情報からフレ
ームを組み立てるフレーム組立部303とを含む。
【0037】CRC判定部204は、RACHが正しく
受信されたかどうかを判断する。パケットID抽出部2
05は、正しく受信したパケットのIDを抽出する。パ
ケットIDメモリ206は、抽出したパケットIDをバ
ッファリングする。
【0038】送信データメモリ208は、上位レイヤか
らの送信データをバッファリングする。フレーム再構成
部209は、後述するフレーム構成のようにフレームを
組み立てる。
【0039】フレーム再構成部209は、図4に示すよ
うに、ヘッダ情報を圧縮するヘッダ圧縮部401と、デ
ータとヘッダ情報との識別を行う識別ビットをデータに
挿入する識別ビット挿入部402と、圧縮したヘッダ情
報及びデータからフレームを組み立てるフレーム組立部
403とを含む。
【0040】送信順序制御部207は、送信するAck
信号とデータの送信の優先制御を行う。パケット送信部
210は、パケットの送信を行う。
【0041】上記構成を有する無線通信装置の動作につ
いて説明する。まず、FACH送信する場合について説
明する。FACH−SのAckモードの場合には、ヘッ
ダ501がMACデータであるMAC−PDUとなり、
このMAC−PDUにCRCビット502が付加され
る。また、FACH−Sの通常モードの場合には、ヘッ
ダ503と、LACのデータであるLAC−PDU50
4とでMACのデータであるMAC−PDUが構成され
る。このMAC−PDUにCRCビット505が付加さ
れる。また、FACH−SのAckモードでは、ヘッダ
501にCRCビット502を付加したものがMAC−
PDUとなる。
【0042】このような上位レイヤLACからの送信デ
ータは、送信データメモリ208にバッファリングさ
れ、順次フレーム再構成部209に送られる。フレーム
再構成部209では、以下のような処理が行われる。
【0043】ヘッダ圧縮部401でヘッダ情報のみを圧
縮してヘッダ単独のヘッダユニット(図5におけるヘッ
ダ506)を生成する。なお、この圧縮率は、一つのデ
ータユニットの長さと共通物理チャネル信号のフレーム
との関係により設定される。次いで、識別ビット挿入部
402において、ヘッダ情報とデータとを識別する識別
ビット(図5における507)をデータであるMAC−
PDUに挿入してデータユニット(図5における508
a〜508d)を生成する。この識別ビットとしては、
ヘッダ情報とデータとが識別できるものであれば良い。
ここでは、データであるMAC−PDUにのみに挿入す
る。なお、ヘッダ情報とデータとが識別できるものであ
れば、識別ビットをヘッダ506にも付加しても良い。
【0044】次いで、フレーム組立部403において、
上記ヘッダユニット506とデータユニット508a〜
508dとを用いてフレーム組立を行う。これによりフ
レームの再構成が行われる。
【0045】このようにフレーム再構成された信号は、
送信順序制御部207で送信順序が制御される。すなわ
ち、規定された送信順序、Ack信号、制御情報、ユー
ザ情報の順にしたがって制御される。送信される信号
は、パケット送信部210で変調処理され、さらに無線
送受信部201で無線信号に変換されてアンテナを介し
て送信される。
【0046】このような送信においては、データユニッ
ト毎にヘッダを付加せずに、複数のデータユニット全体
に対して一つのヘッダを付与するフレーム再構成を行う
ので、1種類の信号を用いてデータ通信を行うことがで
きる。したがって、送信信号のフレーム長さに関係な
く、優先順位の高い情報を効率良く、しかも円滑に通信
することができる。また、データユニット毎にヘッダを
付加していないので、効率良くデータを送信することが
できる。
【0047】次に、RACH受信について説明する。ア
ンテナを介して受信された信号は、無線送受信部201
で無線信号からベースバンド信号に変換される。変換さ
れたベースバンド信号は、パケット受信部202で受信
処理される。この受信処理は、例えば、無線区間のアク
セス方式がCDMA方式であれば、逆拡散処理とデータ
復調処理となる。受信処理された信号は、フレーム再構
成部203で以下のような処理される。
【0048】すなわち、ユニット内容認識部301でデ
ータユニットに挿入された識別ビット(図5における5
07)を認識し、データユニット(図5の508a〜5
08d)であるかヘッダユニット(図5の506)であ
るかを判別する。次いで、ヘッダ伸長部302におい
て、圧縮されたヘッダ情報を圧縮率に対応して伸長す
る。次いで、フレーム組立部303において、この伸長
されたヘッダ情報とデータユニットを用いてフレームを
再構成する。
【0049】フレーム再構成された信号は、CRC判定
部204でCRC判定され、CRCがOKであれば、信
号はパケットID抽出部205でパケットIDを抽出し
てパケットIDメモリ206にバッファリングする。さ
らに、データは、受信データとして上位レイヤに送られ
る。
【0050】また、パケットID抽出部205からパケ
ット受信した旨の通知が送信順序制御部207に送られ
る。この通知に基づいて送信順序制御部207は、Ac
k信号を優先して送信するように送信順序を制御する。
これにより、パケットIDメモリ206にバッファリン
グされたパケットID送信される。これにより、優先順
位の高いAck信号を支障なく迅速に送信することがで
きる。
【0051】このように受信することにより、データユ
ニットに識別ビットが挿入されているので、その識別ビ
ットを認識することにより、データユニットを判別する
ことができるので、容易にFACH−Sのフレームに再
構成することが可能となる。
【0052】上記実施の形態に係る無線通信を移動通信
システムに適用することにより、支障なく、FACH送
受信を行うことができる。
【0053】本発明の無線通信装置は、種々の通信アク
セス方式、例えばCDMA方式やTDMA方式に適用す
ることが可能である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明の無線通信装
置は、ヘッダ情報及びデータを含む送信データのヘッダ
情報を圧縮してヘッダユニットを生成し、ヘッダ情報と
データとを識別する識別ビットをデータに挿入してデー
タユニットを生成し、前記ヘッダユニット及び前記デー
タユニットを用いてフレーム組立を行い、前記フレーム
組立された信号を送信するので、送信信号のフレーム長
さに関係なく、優先順位の高い情報を効率良く、しかも
円滑に通信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パケット通信を行う移動通信システムの構成を
示す構成図
【図2】本発明の一実施の形態に係る無線通信装置の概
略構成を示すブロック図
【図3】上記実施の形態に係る無線通信装置におけるフ
レーム再構成部を示すブロック図
【図4】上記実施の形態に係る無線通信装置におけるフ
レーム再構成部を示すブロック図
【図5】上記実施の形態に係る無線通信装置におけるフ
レーム再構成を説明するための図
【図6】従来の無線通信装置の概略構成を示すブロック
【図7】従来の無線通信装置におけるフレーム構成を説
明するための図
【符号の説明】
201 無線送受信部 202 パケット受信部 203,209 フレーム再構成部 204 CRC判定部 205 パケットID抽出部 206 パケットIDメモリ 207 送信順序制御部 208 送信データメモリ 301 ユニット内容認識部 302 ヘッダ伸長部 303,403 フレーム組立部 401 ヘッダ圧縮部 402 識別ビット挿入部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッダ情報及びデータを含む送信データ
    のヘッダ情報を圧縮してヘッダユニットを生成するヘッ
    ダ圧縮手段と、ヘッダ情報とデータとを識別する識別ビ
    ットをデータに挿入してデータユニットを生成する識別
    ビット挿入手段と、前記ヘッダユニット及び前記データ
    ユニットを用いてフレーム組立を行う第1のフレーム組
    立手段と、前記フレーム組立された信号を送信する送信
    手段と、を具備することを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記フレーム組立された信号を受信する
    受信手段と、受信された前記信号に挿入された識別ビッ
    トによりユニット内容を認識するユニット内容認識手段
    と、ヘッダユニットのヘッダ情報を伸長するヘッダ伸長
    手段と、伸長されたヘッダ情報とデータユニットのデー
    タとを用いてフレーム組立を行う第2のフレーム組立手
    段と、を具備することを特徴とする請求項1記載の無線
    通信装置。
  3. 【請求項3】 前記データユニットは、同一の長さであ
    る少なくとも1つのユニットで構成されることを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 ヘッダ情報及びデータを含む送信データ
    のヘッダ情報を圧縮してヘッダユニットを生成するヘッ
    ダ圧縮手段と、ヘッダ情報とデータとを識別する識別ビ
    ットをデータに挿入してデータユニットを生成する識別
    ビット挿入手段と、前記ヘッダユニット及び前記データ
    ユニットを用いてフレーム組立を行うフレーム組立手段
    と、前記フレーム組立された下りアクセス用チャネル信
    号を送信する送信手段と、を具備することを特徴とする
    基地局装置。
  5. 【請求項5】 前記データユニットは、同一の長さであ
    る少なくとも1つのユニットで構成されることを特徴と
    する請求項4記載の基地局装置。
  6. 【請求項6】 前記データユニットの一つは、ランダム
    アクセスチャネル信号の応答信号を含むことを特徴とす
    る請求項4又は請求項5記載の基地局装置。
  7. 【請求項7】 ヘッダ情報とデータとを識別する識別ビ
    ットをデータに挿入してなるデータユニット及び圧縮さ
    れたヘッダ情報を含むヘッダユニットを用いてフレーム
    組立された信号を受信する受信手段と、受信された前記
    信号に挿入された識別ビットによりユニット内容を認識
    するユニット内容認識手段と、ヘッダユニットのヘッダ
    情報を伸長するヘッダ伸長手段と、伸長されたヘッダ情
    報とデータユニットのデータとを用いてフレーム組立を
    行うフレーム組立手段と、を具備することを特徴とする
    通信端末装置。
  8. 【請求項8】 ヘッダ情報及びデータを含む送信データ
    のヘッダ情報を圧縮してヘッダユニットを生成する工程
    と、ヘッダ情報とデータとを識別する識別ビットをデー
    タに挿入してデータユニットを生成する工程と、前記ヘ
    ッダユニット及び前記データユニットを用いてフレーム
    組立を行う工程と、前記フレーム組立された信号を送信
    する工程と、を具備することを特徴とする無線通信方
    法。
  9. 【請求項9】 前記フレーム組立された信号を受信する
    工程と、受信された前記信号に挿入された識別ビットに
    よりユニット内容を認識する工程と、ヘッダユニットの
    ヘッダ情報を伸長する工程と、伸長されたヘッダ情報と
    データユニットのデータとを用いてフレーム組立を行う
    工程と、を具備することを特徴とする請求項8記載の無
    線通信方法。
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