JP2000114236A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2000114236A
JP2000114236A JP28141798A JP28141798A JP2000114236A JP 2000114236 A JP2000114236 A JP 2000114236A JP 28141798 A JP28141798 A JP 28141798A JP 28141798 A JP28141798 A JP 28141798A JP 2000114236 A JP2000114236 A JP 2000114236A
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mask
etching
photomask
resist
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JP28141798A
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Masato Niizoe
真人 新添
Akira Tsukamoto
朗 塚本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被エッチング膜を所望の形状により正確にパ
ターニングできるような半導体装置の製造方法を提供す
る。 【構成】 被エッチング膜に角αを有するパターン10
0を形成する工程を含み、前記工程を、辺β´を有する
マスクパターン101が形成された第1のフォトマスク
と、辺γ´を有するマスクパターン102が形成された
第2のフォトマスクとを、両フォトマスクを重ね合わせ
たとき辺β´と辺γ´とが交差することにより角αに対
応した角α´が形成されるように作製する工程と、被エ
ッチング膜上に形成したシリコン酸化膜を前記第1のフ
ォトマスクを用いてパターニングする工程と、前記シリ
コン酸化膜を前記第2のフォトマスクを用いてパターニ
ングする工程と、パターニングされた前記酸化膜をマス
クとして被エッチング膜をエッチングする工程とを含む
こととした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関するものであり、更に詳しくは、基板上に形成
された薄膜をパターニングする工程に特徴を有する半導
体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造における主要な工程の
1つとして、基板上に形成されたポリシリコン膜、絶縁
膜、金属膜などの各種薄膜を所望の形状にパターニング
する工程がある。この薄膜のパターニングには、通常、
フォトリソグラフィー法が採用されている。
【0003】従来の半導体装置の製造方法における薄膜
のパターニングについて、トランジスタのゲート電極を
形成する場合を例に挙げて説明する。図6は従来の製造
方法によって形成されたゲート電極を示す平面図であ
る。また、図7(a)〜(e)は従来のゲート電極の形
成方法を説明するための工程断面図であり、左側に配し
た図が図6のX−X´方向に、右側に配した図が図6の
Y−Y´方向に各々対応している。
【0004】まず、シリコン基板30上に熱酸化によっ
てフィールド絶縁膜33およびゲート絶縁膜32を形成
する(図7(a))。次に、ゲート絶縁膜32上に、減
圧CVD法によって被エッチング膜であるポリシリコン
膜34を成長させる(図7(b))。このポリシリコン
膜34上にレジストを塗布し、フォトマスクを介して露
光する。このフォトマスクには、ポジ型レジストを用い
る場合は、所望のゲート電極パターン(図6の34b)
と同一の形状である矩形のマスクパターンが形成されて
いる。次に、露光によってレジスト中に形成された潜像
を現像液を用いて顕在化し、レジストパターン36を形
成する(図7(c))。このレジストパターン36をマ
スクとしてポリシリコン膜34をエッチングした後(図
7(d))、レジストパターン36を除去することによ
り、ゲート電極34aが形成される(図7(e))。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の製造方法に
おいては、以下に説明するような問題があった。
【0006】第1の問題は、図6に示すように、形成さ
れるゲート電極34aの角部が後退して丸くなったり、
所望パターン34bに比べてゲート電極34aの寸法が
減少するという問題である。従来の製造方法において、
使用するフォトマスクのマスクパターンには所望パター
ン端に存在する角部の形状が形成されている。このよう
な角部は露光の際にパターン端で生じる回折光の影響を
2方向から受けるため、形成されるレジストパターンは
角部が他の部分に比べて大きく後退した形状となる。更
に、角部における後退量がパターン寸法と同程度である
場合には、レジストパターン寸法の減少が生じる。この
ようなレジストパターンをマスクとしてエッチングする
ため、被エッチング膜に形成されるパターンは角部が丸
くなり、更には寸法が減少するのである。
【0007】正確に所望の形状にパターニングすること
が困難であるという問題は、ゲート電極に限らずフォト
リソグラフィー法によって形成されるあらゆる部材(各
種電極および配線など)においても同様に発生する。い
ずれの部材に関しても、その形状の変動は半導体装置の
特性に多大な影響を与えるため、上記問題は半導体装置
特性の劣化を招くという問題を派生させるおそれがあ
る。また、マスクを設計する際には、前述のような寸法
の減少を考慮したプロセスマージンを設定する必要が生
じるため、素子縮小を図ることが困難となるという問題
も派生する。
【0008】この問題を解決する方法として、フォトマ
スクの角部分に補助パターン(セリフ)を設ける方法が
提案されている。しかし、このような方法によれば、角
部の後退および寸法の減少を軽減することはできるもの
の、その効果は十分ではない。また、補助パターンは、
形成するパターンの寸法や形状に応じて調整する必要が
あるが、この補助パターンの最適化は困難であるばかり
か、形成するパターンの寸法によっては補助パターンを
形成することが不可能な場合もある。
【0009】第2の問題は、フォトリソグラフィーの解
像度未満の寸法のパターニングは非常に困難であるとい
う問題である。そのため、近年の半導体装置の小型化、
高集積化の要求を十分に満足させることが困難となって
きている。
【0010】本発明は、基板上に形成された薄膜を、よ
り正確に所望の形状にパターニングできる半導体装置の
製造方法を提供することを第1の目的とする。また、本
発明は、基板上に形成された薄膜を、より微細な寸法に
パターニングできる半導体装置の製造方法を提供するこ
とを第2の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、本発明の第1の半導体装置の製造方法は、第1
のフォトマスクおよび第2のフォトマスクを、両フォト
マスクを重ね合わせたときマスクパターン同士が重なる
領域が、前記第1のフォトマスクのマスクパターンを構
成する一辺と前記第2のフォトマスクのマスクパターン
を構成する一辺とが交差してなる角を有するように作製
する工程と、半導体基板上に被エッチング膜を形成する
工程と、前記被エッチング膜上にエッチングマスク形成
膜を形成する工程と、前記エッチングマスク形成膜上に
塗布した第1のレジストを前記第1のフォトマスクを用
いて露光し現像する工程と、前記エッチングマスク形成
膜を前記第1のレジストをマスクとしてエッチングする
工程と、前記エッチングマスク形成膜上に塗布した第2
のレジストを前記第2のフォトマスクを用いて露光し現
像する工程と、前記エッチングマスク形成膜を前記第2
のレジストをマスクとしてエッチングする工程と、前記
第1のレジストおよび前記第2のレジストをマスクとし
てエッチングされた前記エッチングマスク形成膜をマス
クとして前記被エッチング膜をエッチングする工程とを
含むことを特徴とする。
【0012】なお、前記エッチングマスク形成膜は、フ
ォトリソグラフィーおよびエッチングによってパターニ
ングされることにより、被エッチング膜のエッチングマ
スクとなる膜を意味する。よって、エッチングマスク形
成膜は、エッチングマスク形成膜のエッチング時におけ
るエッチング速度をレジストよりも大きく、且つ、被エ
ッチング膜のエッチング時におけるエッチング速度を被
エッチング膜よりも小さくできるような材料で構成され
る膜であればよく、例えば、シリコン酸化膜、シリコン
窒化膜またはシリコン酸窒化膜が使用できる。
【0013】前記第1の製造方法においては、例えば、
第1のフォトマスクおよび第2のフォトマスクを、両フ
ォトマスクを重ね合わせたときマスクパターン同士が重
なる領域が、前記第1のフォトマスクのマスクパターン
を構成する一辺と前記第2のフォトマスクのマスクパタ
ーンを構成する一辺とが略直角に交差してなる角を有す
るように作製することができる。
【0014】このような構成にしたことにより、各フォ
トマスクのマスクパターンに所望パターン端に存在する
角の少なくとも1つを形成することなく、被エッチング
膜に所望パターンを形成することができる。よって、パ
ターン端の前記角が丸くなることやパターン寸法が後退
することを抑制でき、被エッチング膜をより正確に所望
の形状にパターニングすることが可能となる。
【0015】また、本発明の製造方法で使用するフォト
マスクと同様にして作製した2枚のフォトマスクを使用
して被エッチング膜をパターニングする別の方法として
は、被エッチング膜上にレジストを直接塗布し、これを
1枚目のフォトマスクを用いて露光・現像したものをマ
スクとして、被エッチング膜に対して1回目のエッチン
グを実施した後、被エッチング膜上に新たなレジストを
直接塗布し、これを2枚目のフォトマスクを用いて露光
・現像したものをマスクとして、被エッチング膜に対し
て2回目のエッチングを実施する方法が考えられる。ま
た、更に別の方法としては、被エッチング膜上にレジス
トを直接塗布し、これを1枚目のフォトマスクを用いて
1回目の露光を実施し、続けて同じレジストに対して2
枚目のフォトマスクを用いて2回目の露光を実施した後
現像し、これをマスクとして被エッチング膜をエッチン
グする方法も考えられる。
【0016】しかし、前者の方法においては、1回目の
エッチングによって、被エッチング膜下の薄膜または基
板(以下、「下地」とする。)の一部が露出する。2回
目のエッチング時には、被エッチング膜だけでなく、こ
の露出した下地表面がエッチングの影響を受けるため、
下地表面の損傷や厚みの減少を招くという問題があっ
た。また、後者の方法では、1回目の露光によりレジス
トの膜厚が変化するため、2回目の露光においてマスク
パターンを正確に転写することが困難となるという問題
があった。
【0017】しかしながら、本発明の製造方法によれ
ば、被エッチング膜上に形成したエッチングマスク形成
膜を前記第1および第2のフォトマスクを用いて所望の
形状にパターニングし、このエッチングマスク形成膜を
マスクとして被エッチング膜をエッチングするため、上
記問題を解決し、より正確に所望の寸法および形状に被
エッチング膜をパターニングでき、且つ、下地表面の損
傷および下地膜厚の減少を回避することができる。
【0018】前記第2の目的を達成するため、本発明の
第2の半導体装置の製造方法は、第1のフォトマスクお
よび第2のフォトマスクを、両フォトマスクを重ね合わ
せたときマスクパターン同士が重なる領域が、前記第1
のフォトマスクのマスクパターンを構成する一辺と前記
第2のフォトマスクのマスクパターンを構成する一辺と
が解像度未満の間隔で対向する部分を有するように作製
する工程と、半導体基板上に被エッチング膜を形成する
工程と、前記被エッチング膜上にエッチングマスク形成
膜を形成する工程と、前記エッチングマスク形成膜上に
塗布した第1のレジストを前記第1のフォトマスクを用
いて露光し現像する工程と、前記エッチングマスク形成
膜を前記第1のレジストをマスクとしてエッチングする
工程と、前記エッチングマスク形成膜上に塗布した第2
のレジストを前記第2のフォトマスクを用いて露光し現
像する工程と、前記エッチングマスク形成膜を前記第2
のレジストをマスクとしてエッチングする工程と、前記
第1のレジストおよび前記第2のレジストをマスクとし
てエッチングされた前記エッチングマスク形成膜をマス
クとして前記被エッチング膜をエッチングする工程とを
含むことを特徴とする。
【0019】ここで「解像度」とは、前記第1のフォト
マスクおよび前記第2のフォトマスクを用いてレジスト
を露光する際に使用する露光器の解像度、すなわち、使
用する露光器によってレジストに転写することが可能な
マスクパターンの最小寸法である。よって、解像度は露
光器によって異なるが、例えば、g線スパッタにおいて
は0.5μm程度、i線スパッタにおいては0.3μm
程度、KrFエキシマレーザーにおいては0.15μm
程度、ArFエキシマレーザーにおいては0.10μm
程度である。
【0020】このような構成にしたことにより、各フォ
トマスクのマスクパターンに解像度未満の寸法を有する
領域を形成することなく、被エッチング膜を解像度未満
の寸法にパターニングすることが可能であり、パターン
の微細化を図ることができる。また、前記第1の製造方
法と同様に、被エッチング膜上に形成したエッチングマ
スク形成膜を前記第1および第2のフォトマスクを用い
て所望の形状にパターニングし、このエッチングマスク
形成膜をマスクとして被エッチング膜をエッチングする
ため、より正確に所望の寸法および形状に被エッチング
膜をパターニングすることができ、且つ、下地表面の損
傷および下地膜厚の減少を回避することができる。
【0021】なお、前記エッチングマスク形成膜は、前
記第1の製造方法と同様、エッチングマスク形成膜のエ
ッチング時におけるエッチング速度をレジストよりも大
きく、且つ、被エッチング膜のエッチング時におけるエ
ッチング速度を被エッチング膜よりも小さくできるよう
な材料で構成される膜であればよく、例えば、シリコン
酸化膜、シリコン窒化膜またはシリコン酸窒化膜が使用
できる。
【0022】前記第1および第2の製造方法において
は、前記エッチングマスク形成膜をエッチングする工程
が、ドライエッチングによって実施されることが好まし
い。また、前記製造方法においては、前記被エッチング
膜をエッチングする工程が、ドライエッチングによって
実施されることが好ましい。これらの好ましい例によれ
ば、被エッチング膜により正確に所望パターンを形成す
ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下に、トラ
ンジスタのゲート電極を形成する場合を例に挙げて、本
発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法につ
いて説明する。
【0024】まず、図1を用いて、本実施形態において
使用するフォトマスクについて説明する。図1(a)
は、本実施形態における所望のゲート電極パターンを示
す図であり、図1(b)および(c)は、本実施形態に
おいて使用するフォトマスクに形成されるマスクパター
ンを示す図である。
【0025】フォトマスクは、透明基板表面にマスクパ
ターンを形成することによって作製される。本発明にお
いては、複数のフォトマスクを、全てのフォトマスクを
重ね合わせたときに各フォトマスクに形成されたマスク
パターン同士が重なり合う部分の形状が、所望パターン
と同一の形状となるように作製する。換言すれば、複数
のフォトマスクのマスクパターンの論理積が、所望パタ
ーンと同一の形状となるように作製する。
【0026】図1(a)に示すような矩形のゲート電極
パターン100を形成する場合、その端部に直角な形状
を形成する必要がある。本実施形態においては、ゲート
電極パターン100端の直角な形状を構成する2辺に対
応する部分は、各々別のフォトマスクのマスクパターン
に形成される。例えば、図1(a)における辺βと辺γ
とによって構成される角αに関していえば、図1(b)
に示すように、第1のフォトマスクには辺βに対応する
辺(辺β´)を有するマスクパターン101を形成し、
第2のフォトマスクには辺γに対応する辺(辺γ´)を
有するマスクパターン102を形成する。よって、第1
のフォトマスクおよび第2のフォトマスクの各々のマス
クパターンには、ゲート電極パターン端の角αに対応す
るような形状は含まれないが、これらのフォトマスクを
重ね合わせたとき、マスクパターン101の辺β´とマ
スクパターン102の辺γ´とが交差することによっ
て、マスクパターン同士が重なり合う部分(図1(c)
の斜線部分)に角αに対応する形状(角α´)が形成さ
れることとなる。
【0027】なお、フォトマスクの材料および作製方法
としては、従来からフォトマスクの材料および作製方法
として使用されているものを適用することができる。例
えば、透明基板として石英ガラス基板を使用し、マスク
パターンにはクロム膜を使用することができる。
【0028】本実施形態に係る製造方法は、上記のよう
な第1および第2のフォトマスクを使用して実施され
る。図2および図3は、本実施形態に係る半導体装置の
製造方法の一例を示す工程断面図であり、左側に配した
図は図1(a)のX−X´方向に、右側に配した図は図
1(a)のY−Y´方向に各々対応している。
【0029】まず、p型シリコン基板10上に、トラン
ジスタを形成する領域(フィールド領域)とその他の素
子を形成する領域とを分離するためのフィールド絶縁膜
13を形成する。フィールド絶縁膜13は、フィールド
領域をシリコン窒化膜で保護した状態で熱酸化を行うL
OCOS(local oxidation of silicon)法によって形
成することができ、その膜厚は400nm程度とするの
が適当である。次に、フィールド領域にボロンなどのp
型不純物をイオン注入してp型ウェルを形成する。p型
ウェルの不純物濃度は、4×1012〜6×1012cm-3
程度とするのが適当である。次に、熱酸化によってゲー
ト絶縁膜12を形成する。ゲート絶縁膜12の膜厚は、
5〜10nm程度とするのが適当である。このゲート絶
縁膜12上に、被エッチング膜であるポリシリコン膜1
4を成長させる(図2(a))。ポリシリコン膜14の
形成は、減圧CVD法などによって実施することができ
る。また、ポリシリコン膜14には、リンなどを(例え
ば、2.0×1020cm-3程度)ドープしてもよい。な
お、以上の工程は、従来のnチャネルトランジスタの製
造方法と同様に実施することができる。
【0030】次に、被エッチング膜であるポリシリコン
膜14上に、エッチングマスク形成膜としてシリコン酸
化膜15を形成する(図2(b))。シリコン酸化膜1
5の形成は、例えば、テトラエチルオルトシリケイト
(TEOS)を使用した減圧CVD法によって実施する
ことができる。シリコン酸化膜15の膜厚は、後工程で
あるポリシリコン膜14のエッチングにおいてマスクと
して機能し得る膜厚であれば特に限定するものではない
が、好ましくは50〜100nm程度に調整する。
【0031】シリコン酸化膜15上にフォトレジストを
塗布する。ここで使用されるレジストはポジ型レジスト
である。これを第1のフォトマスクを介して露光し、レ
ジストに第1のフォトマスクに形成されたパターンを転
写する。露光には、g線スパッタ、i線スパッタ、Kr
Fエキシマレーザー、ArFエキシマレーザーなど、従
来から慣用されている露光器を使用することができる。
露光後、適当な現像液を用いて現像し、レジストパター
ン16を形成する(図2(c))。
【0032】次に、レジストパターン16をエッチング
マスクとしてシリコン酸化膜15をエッチングし、シリ
コン酸化膜パターン15aを形成する(図2(d))。
エッチングにはドライエッチングを使用することが好ま
しく、例えば、CHF3ガスを用いたドライエッチング
が採用できる。
【0033】レジストパターン16を除去した後(図2
(e))、シリコン酸化膜パターン15aおよびポリシ
リコン膜14上に再度レジストを塗布する。ここで使用
されるレジストは、先と同様にポジ型レジストである。
これを第2のフォトマスクを介して露光し、レジストに
第2のフォトマスクに形成されたパターンを転写する。
これを適当な現像液を用いて現像し、レジストパターン
17を形成する(図3(f))。
【0034】続いて、レジストパターン17をエッチン
グマスクとしてシリコン酸化膜パターン15aをエッチ
ングし、シリコン酸化膜パターン15bを形成する(図
3(g))。このエッチングにより形成されるシリコン
酸化膜パターン15bは、第1のフォトマスクおよび第
2のフォトマスクを重ね合わせたときにマスクパターン
同士が重なり合う部分(図1(c)の斜線部分)の形状
とほぼ同一の形状となる。エッチングには、前述のエッ
チングと同様のドライエッチングを採用することができ
る。但し、このエッチングは、露出しているポリシリコ
ン膜14がエッチングされないように、シリコン酸化膜
のポリシリコン膜に対する選択性が十分に得られるよう
な条件で実施することが好ましい。
【0035】次に、レジストパターン17を除去した後
(図3(h))、シリコン酸化膜パターン15bをエッ
チングマスクとして、ポリシリコン膜14をエッチング
し、ゲート電極14aを形成する(図3(i))。エッ
チングにはドライエッチングを使用することが好まし
く、例えば、塩素系ガスを使用したドライエッチングが
採用できる。また、マスクとして使用したシリコン酸化
膜パターン15bは、エッチングによって除去してもよ
いが、そのまま残存させて層間絶縁膜の一部として使用
することができる。
【0036】続いて、形成されたゲート電極14aを注
入マスクとして、シリコン基板内の所定の領域にリンや
ヒ素などのn型不純物をイオン注入し、トランジスタの
ソース領域およびドレイン領域を形成する。更に、層間
絶縁膜、金属配線などを形成することにより、nチャネ
ルトランジスタが得られる。
【0037】上記方法によれば、使用するフォトマスク
のマスクパターンには所望パターン端の角が形成されて
ないため、これらのフォトマスクを使用して複数回(本
実施形態においては2回)のフォトリソグラフィー工程
およびエッチング工程を実施することにより、パターン
端の角の形状やパターン寸法に関してもマスクパターン
同士が重なり合う部分(本実施形態では図1(c)の斜
線部分)とほぼ同一の形状、つまり、所望パターンとほ
ぼ同一形状の酸化膜パターンを形成することができる。
このようなシリコン酸化膜パターンをエッチングマスク
として使用するため、被エッチング膜に、各マスクパタ
ーン同士が重なり合う部分(本実施形態では図1(c)
の斜線部分)とほぼ同一の形状、つまり、パターン端部
の角がほぼ直角に保たれ且つパターン寸法の後退のな
い、所望のパターンを形成することができる。
【0038】なお、本実施形態においては、エッチング
マスク形成膜としてシリコン酸化膜を例示しているが、
エッチングマスク形成膜のエッチング時におけるエッチ
ング速度をレジストよりも大きく、且つ、被エッチング
膜のエッチング時におけるエッチング速度を被エッチン
グ膜よりも小さくできるような材料で構成される膜であ
れば、これに限定されるものではない。例えば、シリコ
ン窒化膜、シリコン酸窒化膜などを使用することができ
る。
【0039】また、本実施形態は、本発明をnチャンル
トランジスタのゲート電極形成に適用した場合を例示し
ているが、本発明の製造方法はこれに限定されるもので
はなく、半導体装置のあらゆる部材の形成に適用するこ
とができる。例えば、スタックドビア構造(層間接続の
ための第1ビアと第2ビアの位置が重なった構造)の多
層配線基板におけるパッドメタル部の形成、キャパシタ
下部電極の形成、金属配線の形成などに適用することが
できる。
【0040】(第2の実施形態)以下に、本発明の第2
の実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明す
る。
【0041】まず、図4を用いて、本実施形態において
使用するフォトマスクについて説明する。図4(a)
は、本実施形態における所望パターンを示す図であり、
図4(b)および(c)は、本実施形態において使用す
るフォトマスクに形成されるマスクパターンを示す図で
ある。
【0042】本実施形態は、被エッチング膜に、図4
(a)に示すように、互いに対向する2辺の間隔が使用
する露光器の解像度未満の寸法を有するパターンを形成
するものである。本実施形態においても、第1の実施形
態と同様に、複数のフォトマスクを、全てのフォトマス
クを重ね合わせたときに各フォトマスクに形成されたマ
スクパターン同士が重なり合う部分の形状が、所望パタ
ーンと同一の形状となるように作製する。換言すれば、
複数のフォトマスクのマスクパターンの論理積が、所望
パターンと同一の形状となるように作製する。
【0043】図4(b)に示すように、所望パターンに
おける解像度未満の間隔で互いに対向する2辺は、各々
別のフォトマスクのマスクパターンに形成される。図4
(a)に示す辺βと辺γとによって構成される線幅αの
パターン200に関していえば、第1のフォトマスクに
は辺βに対応する辺(辺β´)を有するマスクパターン
201が形成され、第2のフォトマスクには辺γに対応
する辺(辺γ´)を有するマスクパターン202が形成
される。よって、第1および第2のフォトマスクの各々
のマスクパターンには、解像度未満の寸法である線幅α
が形成されないが、これらのフォトマスクを重ね合わせ
たとき、マスクパターン201の辺β´とマスクパター
ン202の辺γ´とが間隔α´で対向することにより、
マスクパターン同士が重なり合う部分(図4(c)の斜
線部分)に所望パターンの線幅αと同等の線幅のパター
ンが形成されることとなる。
【0044】なお、フォトマスクの材料および作製方法
は、第1の実施形態と同様に、従来からフォトマスクの
材料および作製方法として使用されているものを適用す
ることができる。
【0045】本実施形態に係る製造方法は、上記のよう
な第1および第2のフォトマスクを使用すること以外
は、第1の実施形態におけるパターニング工程と同様に
して実施することができる。図5は、本実施形態に係る
半導体装置の製造方法の一例を示す工程断面図であり、
図4(a)のX−X´方向に対応している。
【0046】まず、必要に応じて不純物拡散領域および
絶縁膜22などを形成したシリコン基板20の上方に、
被エッチング膜24を形成する(図5(a))。この被
エッチング膜24上に、減圧CVD法などによってエッ
チング形成膜であるシリコン酸化膜25を堆積する(図
5(b))。次に、シリコン酸化膜25上にフォトレジ
ストを塗布し、第1のフォトマスクを介して露光した後
これを現像してレジストパターン26を形成する(図5
(c))。次に、レジストパターン26をエッチングマ
スクとしてシリコン酸化膜25をエッチングし、シリコ
ン酸化膜パターン25aを形成する(図5(d))。レ
ジストパターン26を除去した後(図5(e))、再び
レジストを塗布し、第2のマスクを介して露光した後こ
れを現像してレジストパターン27を形成する(図5
(f))。次に、レジストパターン27をエッチングマ
スクとしてシリコン酸化膜パターン25aをエッチング
し、シリコン酸化膜パターン25bを形成する(図5
(g))。レジストパターン27を除去した後(図5
(h))、シリコン酸化膜パターン25bをエッチング
マスクとして被エッチング膜24をエッチングし、被エ
ッチング膜パターン24aを形成する(図5(i))。
【0047】上記方法によれば、使用するフォトマスク
のマスクパターンには解像度以下の線幅を有する領域は
形成されていないが、これらのフォトマスクを使用して
複数回(本実施形態においては2回)のフォトリソグラ
フィー工程およびエッチング工程を実施することによ
り、マスクパターン同士が重複する部分(図4(c)の
斜線部分)の形状とほぼ同一の形状、つまり、解像度以
下の線幅を有するシリコン酸化膜パターンを形成するこ
とができる。このようなシリコン酸化膜パターンをエッ
チングマスクとして使用することにより、被エッチング
膜を、マスクパターン同士が重複する部分(図4(c)
の斜線部分)の形状とほぼ同一の形状、つまり、解像度
以下の線幅を有する形状に加工することができる。
【0048】なお、本実施形態においても、エッチング
形成膜はシリコン酸化膜に限定されるものではなく、第
1の実施形態と同様にシリコン窒化膜、シリコン酸窒化
膜などを使用することも可能である。
【0049】また、本実施形態は半導体装置のあらゆる
部材形成のためのパターニングに適用することができ
る。例えば、トランジスタのゲート電極の形成、スタッ
クドビア構造の多層配線基板におけるパッドメタル部の
形成、キャパシタ下部電極の形成、金属配線の形成など
に適用することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の半
導体装置の製造方法によれば、第1のフォトマスクおよ
び第2のフォトマスクを、両フォトマスクを重ね合わせ
たときマスクパターン同士が重なる領域が、前記第1の
フォトマスクのマスクパターンを構成する一辺と前記第
2のフォトマスクのマスクパターンを構成する一辺とが
交差してなる角を有するように作製する工程と、半導体
基板上に被エッチング膜を形成する工程と、前記被エッ
チング膜上にエッチングマスク形成膜を形成する工程
と、前記エッチングマスク形成膜上に塗布した第1のレ
ジストを前記第1のフォトマスクを用いて露光し現像す
る工程と、前記エッチングマスク形成膜を前記第1のレ
ジストをマスクとしてエッチングする工程と、前記エッ
チングマスク形成膜上に塗布した第2のレジストを前記
第2のフォトマスクを用いて露光し現像する工程と、前
記エッチングマスク形成膜を前記第2のレジストをマス
クとしてエッチングする工程と、前記第1のレジストお
よび前記第2のレジストをマスクとしてエッチングされ
た前記エッチングマスク形成膜をマスクとして前記被エ
ッチング膜をエッチングする工程とを含むことにより、
被エッチング膜をより正確に所望の形状および寸法にパ
ターニングすることができる。
【0051】また、本発明の第2の製造方法によれば、
第1のフォトマスクおよび第2のフォトマスクを、両フ
ォトマスクを重ね合わせたときマスクパターン同士が重
なる領域が、前記第1のフォトマスクのマスクパターン
を構成する一辺と前記第2のフォトマスクのマスクパタ
ーンを構成する一辺とが解像度未満の間隔で対向する部
分を有するように作製する工程と、半導体基板上に被エ
ッチング膜を形成する工程と、前記被エッチング膜上に
エッチングマスク形成膜を形成する工程と、前記エッチ
ングマスク形成膜上に塗布した第1のレジストを前記第
1のフォトマスクを用いて露光し現像する工程と、前記
エッチングマスク形成膜を前記第1のレジストをマスク
としてエッチングする工程と、前記エッチングマスク形
成膜上に塗布した第2のレジストを前記第2のフォトマ
スクを用いて露光し現像する工程と、前記エッチングマ
スク形成膜を前記第2のレジストをマスクとしてエッチ
ングする工程と、前記第1のレジストおよび前記第2の
レジストをマスクとしてエッチングされた前記エッチン
グマスク形成膜をマスクとして前記被エッチング膜をエ
ッチングする工程とを含むことにより、被エッチング膜
を解像度未満の寸法を有する所望の形状にパターニング
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るトランジスタ
のゲート電極パターンおよびマスクパターンを示す平面
図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の
製造方法の一例を示す工程断面図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の
製造方法の一例を示す工程断面図である。
【図4】 本発明の第2の実施形態に係る被エッチング
膜パターンおよびマスクパターンを示す平面図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の
製造方法の一例を示す工程断面図である。
【図6】 従来の半導体装置の製造方法によって形成さ
れたトランジスタのゲート電極を示す平面図である。
【図7】 従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面
図である。
【符号の説明】
10、20、30 半導体基板 12、22、32 ゲート絶縁膜 13、33 フィールド絶縁膜 14、24、34 被エッチング膜 14a、24a、34a 被エッチング膜パターン 15、25 シリコン酸化膜 15a、15b、25a、25b シリコン酸
化膜パターン 16、17、26、27 レジストパターン 100、200 所望の被エッチング膜パター
ン 101、201 第1のフォトマスクに形成さ
れるマスクパターン 201、202 第2のフォトマスクに形成さ
れるマスクパターン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のフォトマスクおよび第2のフォト
    マスクを、両フォトマスクを重ね合わせたときマスクパ
    ターン同士が重なる領域が、前記第1のフォトマスクの
    マスクパターンを構成する一辺と前記第2のフォトマス
    クのマスクパターンを構成する一辺とが交差してなる角
    を有するように作製する工程と、半導体基板上に被エッ
    チング膜を形成する工程と、前記被エッチング膜上にエ
    ッチングマスク形成膜を形成する工程と、前記エッチン
    グマスク形成膜上に塗布した第1のレジストを前記第1
    のフォトマスクを用いて露光し現像する工程と、前記エ
    ッチングマスク形成膜を前記第1のレジストをマスクと
    してエッチングする工程と、前記エッチングマスク形成
    膜上に塗布した第2のレジストを前記第2のフォトマス
    クを用いて露光し現像する工程と、前記エッチングマス
    ク形成膜を前記第2のレジストをマスクとしてエッチン
    グする工程と、前記第1のレジストおよび前記第2のレ
    ジストをマスクとしてエッチングされた前記エッチング
    マスク形成膜をマスクとして前記被エッチング膜をエッ
    チングする工程とを含むことを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 第1のフォトマスクおよび第2のフォト
    マスクを、両フォトマスクを重ね合わせたときマスクパ
    ターン同士が重なる領域が、前記第1のフォトマスクの
    マスクパターンを構成する一辺と前記第2のフォトマス
    クのマスクパターンを構成する一辺とが略直角に交差し
    てなる角を有するように作製する請求項1に記載の半導
    体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 第1のフォトマスクおよび第2のフォト
    マスクを、両フォトマスクを重ね合わせたときマスクパ
    ターン同士が重なる領域が、前記第1のフォトマスクの
    マスクパターンを構成する一辺と前記第2のフォトマス
    クのマスクパターンを構成する一辺とが解像度未満の間
    隔で対向する部分を有するように作製する工程と、半導
    体基板上に被エッチング膜を形成する工程と、前記被エ
    ッチング膜上にエッチングマスク形成膜を形成する工程
    と、前記エッチングマスク形成膜上に塗布した第1のレ
    ジストを前記第1のフォトマスクを用いて露光し現像す
    る工程と、前記エッチングマスク形成膜を前記第1のレ
    ジストをマスクとしてエッチングする工程と、前記エッ
    チングマスク形成膜上に塗布した第2のレジストを前記
    第2のフォトマスクを用いて露光し現像する工程と、前
    記エッチングマスク形成膜を前記第2のレジストをマス
    クとしてエッチングする工程と、前記第1のレジストお
    よび前記第2のレジストをマスクとしてエッチングされ
    た前記エッチングマスク形成膜をマスクとして前記被エ
    ッチング膜をエッチングする工程とを含むことを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記エッチングマスク形成膜が、シリコ
    ン酸化膜、シリコン窒化膜およびシリコン酸窒化膜より
    選ばれる膜である請求項1〜3のいずれかに記載の半導
    体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記エッチングマスク形成膜をエッチン
    グする工程が、ドライエッチングによって実施される請
    求項1〜4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記被エッチング膜をエッチングする工
    程が、ドライエッチングによって実施される請求項1〜
    5のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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