JP2000113875A - 円筒形電池 - Google Patents
円筒形電池Info
- Publication number
- JP2000113875A JP2000113875A JP10283868A JP28386898A JP2000113875A JP 2000113875 A JP2000113875 A JP 2000113875A JP 10283868 A JP10283868 A JP 10283868A JP 28386898 A JP28386898 A JP 28386898A JP 2000113875 A JP2000113875 A JP 2000113875A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- metal sealing
- sealing plate
- batteries
- electrode terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】複数の円筒形電池を直列に使用する際、誤って
正負極逆に装填した場合、充電状態となって事故が発生
する。これを未然に防ぐこと。 【解決手段】電極端子を兼ねる金属容器１内に発電要素
を充填し、樹脂製パッキング３を介してもう一方の電極
端子である金属封口板２を金属容器開口部でかしめて固
定した円筒形電池であって、前記樹脂製パッキングの少
なくとも一部が金属容器開口部の上端より上に出てお
り、これで金属封口板の上面の一部が覆われているよう
にした。電池の誤接続で金属封口板同士が接続する状態
になっても、この金属封口板上面の樹脂製パッキングに
よって金属封口板同士の接触が妨げられ、充電状態とな
ることがない。
正負極逆に装填した場合、充電状態となって事故が発生
する。これを未然に防ぐこと。 【解決手段】電極端子を兼ねる金属容器１内に発電要素
を充填し、樹脂製パッキング３を介してもう一方の電極
端子である金属封口板２を金属容器開口部でかしめて固
定した円筒形電池であって、前記樹脂製パッキングの少
なくとも一部が金属容器開口部の上端より上に出てお
り、これで金属封口板の上面の一部が覆われているよう
にした。電池の誤接続で金属封口板同士が接続する状態
になっても、この金属封口板上面の樹脂製パッキングに
よって金属封口板同士の接触が妨げられ、充電状態とな
ることがない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は円筒形電池に関し、
さらに詳しくは誤装填対策を施した円筒形電池に関す
る。
さらに詳しくは誤装填対策を施した円筒形電池に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、アルカリ乾電池に代表される円筒
形電池は、電極端子を兼ねる金属容器内に発電要素を充
填し、樹脂製パッキングを介してもう一方の電極端子で
ある金属封口板を金属容器開口部でかしめて固定するこ
とにより構成される。
形電池は、電極端子を兼ねる金属容器内に発電要素を充
填し、樹脂製パッキングを介してもう一方の電極端子で
ある金属封口板を金属容器開口部でかしめて固定するこ
とにより構成される。
【０００３】このような円筒形電池は、複数個が一直線
に直列に接続されて使用される場合があるが、このよう
に直列に接続して使用する場合には、金属封口板に接触
するのは隣接する電池のもう一方の電極端子、すなわち
金属容器の凸状部分である。
に直列に接続されて使用される場合があるが、このよう
に直列に接続して使用する場合には、金属封口板に接触
するのは隣接する電池のもう一方の電極端子、すなわち
金属容器の凸状部分である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらの電
池の数個が誤って正負極逆に装填されることがある。こ
のように誤って装填された場合、金属封口板が平坦であ
るため、金属封口板同士が直接接触することになり、誤
って装填された電池は機器の使用に伴って充電状態とな
る。その結果、電池内部において発熱やガス発生等が起
こり、場合により漏液や破裂等を引き起こす危険があ
る。
池の数個が誤って正負極逆に装填されることがある。こ
のように誤って装填された場合、金属封口板が平坦であ
るため、金属封口板同士が直接接触することになり、誤
って装填された電池は機器の使用に伴って充電状態とな
る。その結果、電池内部において発熱やガス発生等が起
こり、場合により漏液や破裂等を引き起こす危険があ
る。
【０００５】本発明は上記問題に対処してなされたもの
で、複数の円筒形電池を直列に使用する際の誤接続によ
る充電を未然に防ぐことのできる、安全性の高い円筒形
電池を提供することを目的とする。
で、複数の円筒形電池を直列に使用する際の誤接続によ
る充電を未然に防ぐことのできる、安全性の高い円筒形
電池を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、電極
端子を兼ねる金属容器内に発電要素を充填し、樹脂製パ
ッキングを介して金属容器開口部をかしめてもう一方の
電極端子である金属封口板を金属容器開口部に固定した
円筒形電池において、前記樹脂製パッキングの少なくと
も一部で金属封口板の上面の一部が覆われていることを
特徴とする。
端子を兼ねる金属容器内に発電要素を充填し、樹脂製パ
ッキングを介して金属容器開口部をかしめてもう一方の
電極端子である金属封口板を金属容器開口部に固定した
円筒形電池において、前記樹脂製パッキングの少なくと
も一部で金属封口板の上面の一部が覆われていることを
特徴とする。
【０００７】本発明では、円筒形電池の金属缶開口部に
使用されている樹脂製パッキングの少なくとも一部が、
金属封口板上面の一部を覆っているので、前述のように
円筒形電池が誤接続されて金属封口板同士が接続するよ
うになった場合でも、樹脂製パッキングが金属封口板同
士の接触を妨げ、導通不良を発生させる結果、充電によ
る発熱やガス発生を防止することができる。
使用されている樹脂製パッキングの少なくとも一部が、
金属封口板上面の一部を覆っているので、前述のように
円筒形電池が誤接続されて金属封口板同士が接続するよ
うになった場合でも、樹脂製パッキングが金属封口板同
士の接触を妨げ、導通不良を発生させる結果、充電によ
る発熱やガス発生を防止することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の円筒形電池を、アルカリ
電池を例にして説明する。図１は本発明の円筒形アルカ
リ電池における封口部嵌合後の負極封口部分の断面図で
ある。図２は図１に示した負極封口部分をかしめて、負
極端子である金属封口板を封口部に固定した状態の断面
図である。図３は図２に示した電池を誤接続して金属封
口板同士が相対するようになった状態を示す図である。
これらの図において、１は正極缶、２は負極端子である
金属封口板、３は樹脂製パッキング、４はリング状金属
板である。
電池を例にして説明する。図１は本発明の円筒形アルカ
リ電池における封口部嵌合後の負極封口部分の断面図で
ある。図２は図１に示した負極封口部分をかしめて、負
極端子である金属封口板を封口部に固定した状態の断面
図である。図３は図２に示した電池を誤接続して金属封
口板同士が相対するようになった状態を示す図である。
これらの図において、１は正極缶、２は負極端子である
金属封口板、３は樹脂製パッキング、４はリング状金属
板である。
【０００９】図１に示すように、樹脂製パッキング３の
一部が長く伸びており、この部分が封口後の金属封口板
の上面の一部を図２に示すように覆う。この電池２個を
直列に接続する際、正負極逆に誤接続した場合には、図
３に示すように、金属封口板の上面の一部を覆っている
樹脂製パッキングにより、金属封口板同士の接触が妨げ
られることになる。
一部が長く伸びており、この部分が封口後の金属封口板
の上面の一部を図２に示すように覆う。この電池２個を
直列に接続する際、正負極逆に誤接続した場合には、図
３に示すように、金属封口板の上面の一部を覆っている
樹脂製パッキングにより、金属封口板同士の接触が妨げ
られることになる。
【００１０】図４は本発明の他の実施例を示す電池封口
部の断面図である。この例では、樹脂製パッキングは対
向する２ヶ所で金属封口板の上面を覆っている。このよ
うにすると、例えば図５に示すように両方の電池の金属
封口板の上面の樹脂製パッキングがたまたま同じ位置に
なり、不安定な傾きとなって振動等により接触が生じて
しまう危険を避けることができる。
部の断面図である。この例では、樹脂製パッキングは対
向する２ヶ所で金属封口板の上面を覆っている。このよ
うにすると、例えば図５に示すように両方の電池の金属
封口板の上面の樹脂製パッキングがたまたま同じ位置に
なり、不安定な傾きとなって振動等により接触が生じて
しまう危険を避けることができる。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の円筒形電
池は、複数個を直列に接続して使用する場合に、誤って
正負極の向きを逆に装填した場合にも、金属封口板同士
の接触を防ぐことができ、逆装填による発熱やガス発生
を阻止することができる。
池は、複数個を直列に接続して使用する場合に、誤って
正負極の向きを逆に装填した場合にも、金属封口板同士
の接触を防ぐことができ、逆装填による発熱やガス発生
を阻止することができる。
【図１】本発明の円筒形アルカリ電池における封口部嵌
合後の負極封口部分の断面図。
合後の負極封口部分の断面図。
【図２】図１に示した負極封口部分をかしめて、負極端
子である金属封口板を封口部に固定した状態の、（ａ）
縦断面図、（ｂ）上面図。
子である金属封口板を封口部に固定した状態の、（ａ）
縦断面図、（ｂ）上面図。
【図３】図２に示した本発明の電池を誤接続して金属封
口板同士が相対するようになった場合の状態を示す図。
口板同士が相対するようになった場合の状態を示す図。
【図４】本発明の他の実施例である円筒形アルカリ電池
の負極封口部分を示す図で、（ａ）縦断面図、（ｂ）上
面図。
の負極封口部分を示す図で、（ａ）縦断面図、（ｂ）上
面図。
【図５】本発明の電池を誤接続した場合に、両方の電池
の金属封口板の上面の樹脂製パッキングが同じ位置にな
ったときの状態を示す図。
の金属封口板の上面の樹脂製パッキングが同じ位置にな
ったときの状態を示す図。
【符号の説明】 １…正極缶、２…負極封口板、３…樹脂製パッキング、
４…リング状金属板。
４…リング状金属板。
Claims (2)
- 【請求項１】 電極端子を兼ねる金属容器内に発電要素
を充填し、樹脂製パッキングを介して金属容器開口部を
かしめてもう一方の電極端子である金属封口板を金属容
器開口部に固定した円筒形電池において、前記樹脂製パ
ッキングの少なくとも一部で金属封口板の上面の一部が
覆われていることを特徴とする円筒形電池。 - 【請求項２】 樹脂製パッキングの少なくとも一部で金
属封口板の上面の一部が覆われている箇所が複数個存在
する請求項１記載の円筒形電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10283868A JP2000113875A (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | 円筒形電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10283868A JP2000113875A (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | 円筒形電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000113875A true JP2000113875A (ja) | 2000-04-21 |
Family
ID=17671221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10283868A Pending JP2000113875A (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | 円筒形電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000113875A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015109228A (ja) * | 2013-12-05 | 2015-06-11 | Ｆｄｋエナジー株式会社 | 筒型電池 |
| CN110474082A (zh) * | 2019-07-18 | 2019-11-19 | 合肥国轩高科动力能源有限公司 | 一种圆柱形锂电池入壳组包极性防错装置 |
-
1998
- 1998-10-06 JP JP10283868A patent/JP2000113875A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015109228A (ja) * | 2013-12-05 | 2015-06-11 | Ｆｄｋエナジー株式会社 | 筒型電池 |
| CN110474082A (zh) * | 2019-07-18 | 2019-11-19 | 合肥国轩高科动力能源有限公司 | 一种圆柱形锂电池入壳组包极性防错装置 |
| CN110474082B (zh) * | 2019-07-18 | 2022-04-12 | 合肥国轩高科动力能源有限公司 | 一种圆柱形锂电池入壳组包极性防错装置 |
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