JP2000112858A - データダウンロード方法および装置 - Google Patents

データダウンロード方法および装置

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JP2000112858A
JP2000112858A JP10283730A JP28373098A JP2000112858A JP 2000112858 A JP2000112858 A JP 2000112858A JP 10283730 A JP10283730 A JP 10283730A JP 28373098 A JP28373098 A JP 28373098A JP 2000112858 A JP2000112858 A JP 2000112858A
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隆雄 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各タスクの通信速度に合わせたタスク制御を
行うことで、効率の良いダウンロード処理を実現するこ
と。 【解決手段】 現在動作中のすべてのタスクの通信速度
を各タスクに対して問い合わせ、タスクの実際の通信速
度と通信速度期待値記憶部33から取り出したシステム
の通信速度期待値を比較する。この結果、通信速度期待
値よりも通信速度の遅いタスクがあると新規タスクを作
れるかどうか判断し、新規タスクを作れると判断した場
合、通信速度の遅いタスクを専用モードに切り替え、同
時に該当タスクの優先度を下げ、新規にタスク22Nを
通常の優先度で作成し、次のページのダウンロードを並
行して始める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばインターネ
ット上に存在するWWW(World WideWe
b)のホームページ(以下、ページという)などのダウ
ンロード用タスクを通信速度に着目して制御すること
で、効率のよいダウンロード処理を実行できるデータダ
ウンロード方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、縦方向に各タスクの通信速度
を、横方向にそのタスクの受信時間を表した場合のシン
グルタスクおよびマルチタスクによる従来のデータダウ
ンロード方式を示す説明図であり、同図(a)はページ
AとページBの接続速度が通常の場合、同図(b)はペ
ージAとページBの接続速度が遅い場合を示す。
【0003】次に、動作について説明する。先ず、図5
の(a)に示すように、A〜Fのページを、従来の方法
でダウンロードする場合を説明する。シングルタスクで
は、ページAのダウンロードが終了するとページBのダ
ウンロードを行い、ページBのダウンロードが終了する
とページCのダウンロードを行うというように、順番に
ページA〜Fをひとつずつダウンロードしていく。この
場合のダウンロードに要する時間は符号401で示す長
さである。
【0004】次にマルチタスクの場合であって2つのタ
スクでダウンロードを行う場合を例に説明する。この場
合には、ページA,Bのダウンロードを同時に始め、先
に終了したタスクがページCを、次に終了した方がペー
ジDをダウンロードし、このような処理を続けダウンロ
ードを行うことになる。この場合のダウンロードに要す
る時間は符号402で示す長さである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータダウンロ
ード方式は以上のように行われていたので、前者のデー
タダウンロード方式では、通信速度が遅いサイトがひと
つあるだけでダウンロード全体の所要時間も長くなって
しまい、時間従量制の通信回線を使用する場合には、そ
の分コストが増加する課題があった。
【0006】また、後者のデータダウンロード方式は単
純な並行動作であるため、通信速度の遅いサイトを同時
にアクセスする場合、システムの持つ通信能力に比べ全
体的な通信速度が遅くなってしまい、シングルタスクの
場合ほどではないにしても効率が良くない。
【0007】また、図5の(b)に示すように、ページ
が横に細長い場合には、シングルタスクの場合には符号
403で示す長さの時間をダウンロードに要し、マルチ
タスクの場合には符号404で示す長さの時間をダウン
ロードに要し、横に細長いページでは通信速度が遅くな
り、受信が完了するまで時間を要する課題があった。
【0008】そこで、本発明は、各タスクの通信速度に
合わせたタスク制御を行うことで、効率の良いダウンロ
ード処理を実行できるデータダウンロード方式を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータダウ
ンロード方法は、ダウンロード用のタスクを実際の通信
速度に着目して制御し、通信速度の遅いタスクよりも高
いタスク優先度で通信速度の速いタスクを新規作成し、
通信速度の速いタスクを優先し、通信速度の遅いタスク
によるデータのダウンロードと並行して次のデータのダ
ウンロードを開始させるデータダウンロード制御ステッ
プを備えたことを特徴とする。
【0010】本発明に係るデータダウンロード装置は、
各タスクの通信速度、システムリソースの使用状況を記
憶するシステムリソース記憶部と、システムの通信速度
期待値を記憶した通信速度期待値記憶部と、前記システ
ムリソース記憶部へ記憶したタスクについての実際の通
信速度と、前記通信速度期待値記憶部へ記憶したシステ
ムの通信速度期待値との比較結果をもとに、通信速度の
遅いタスクを判定するとともに新規タスクの作成が可能
であるか否かについて判定を行い、前記通信速度が遅い
タスクを判定するとともに、前記新規タスクの作成が可
能であると判定すると、前記通信速度の遅いタスクを、
現在処理中のデータのダウンロードが終了すると当該タ
スク自身も終了するモードである専用モードに切り替
え、該当タスクの優先度を下げるタスク制御手段と、該
タスク制御手段で優先度を下げた前記通信速度が遅いタ
スクによるデータのダウンロードと並行し、前記新規タ
スクを通常の優先度で作成し、該作成した新規タスクに
よる次のデータのダウンロードを開始するダウンロード
処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】本発明のデータダウンロード方法は、通信
速度の遅いタスクよりも高いタスク優先度で通信速度の
速いタスクを新規作成し、通信速度の速いタスクを優先
し、通信速度の遅いタスクによるデータのダウンロード
と並行して次のデータのダウンロードを開始させ、効率
の良いダウンロード処理を実現する。
【0012】本発明のデータダウンロード装置は、通信
速度の遅いタスクの判定および新規タスクの作成が可能
であるか否かについての判定を行い、前記通信速度が遅
いタスクを判定するとともに、前記新規タスクの作成が
可能であると判定すると、前記通信速度の遅いタスクを
専用モードに切り替え、該当タスクの優先度を下げ、前
記優先度を下げた前記通信速度が遅いタスクによるデー
タのダウンロードと並行し、前記新規タスクを通常の優
先度で作成し、該作成した新規タスクによる次のデータ
のダウンロードを開始することで、通信速度の速いタス
クを常に確保して通信効率の低下を防止し、データのダ
ウンロードを効率よく行う。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて説明する。本実施の形態のデータダウンロード装置
は、インターネット上に存在するWWW(World
Wide Web)のホームページ(以下、ページとい
う)などのダウンロード用のタスクを通信速度に着目し
て制御し、通信速度の遅いタスクよりも高いタスク優先
度で通信速度の速いタスクを新規作成し、通信速度の速
いタスクを常に確保し効率よくダウンロード処理を実行
するものである。
【0014】図1は、本実施の形態のデータダウンロー
ド装置の構成を示すブロック図である。本データダウン
ロード装置は、通信装置1,データ処理装置2,記憶装
置3などから構成される。データ処理装置2は、タスク
制御手段21とダウンロード処理手段22などを備えて
いる。記憶装置3は、システムリソース記憶部31,受
信データ記憶部32,通信速度期待値記憶部33,ダウ
ンロードページリスト記憶部34などを備えている。ダ
ウンロード処理手段22は複数のタスク221,222
・・・22nを備えている。
【0015】タスク制御手段21は、ダウンロード処理
手段22の各タスク221〜22nの優先度を決定する
ものであり、タスク221〜22nの通信速度を各タス
クに問い合わせ、通信速度期待値記憶部33から通信速
度の期待値を取り出し、実際のタスクの通信速度と比較
して各タスクのダウンロードのモードや優先度を決定す
るものである。また、各タスクのCPUの占有時間や確
保しているメモリ量といったシステムリソースの使用状
況を調べ、システムリソース記憶部31へ記録するもの
である。さらに、システムリソース記憶部31から前記
システムリソースの使用状況を取得して、新規タスク作
成が可能かどうかの判断を行うものである。また、新規
タスク作成可能な場合、次のタスクを作成するものであ
る。
【0016】ダウンロード処理手段22は、ダウンロー
ド実行のためのタスク221〜22nを備えており、タ
スク221〜22nはダウンロードページリスト記憶部
34からダウンロードすべきページを取り出し、ダウン
ロードすべきページがあれば通信装置1からダウンロー
ドしたデータを受信データ記憶部32に記録し、また、
ダウンロードすべきページがなければタスクを終了する
ものである。
【0017】システムリソース記憶部31は、各タスク
のCPUの占有時間や確保しているメモリ量といったシ
ステムリソースの使用状況を記録するものである。
【0018】受信データ記憶部32は受信データを記憶
するものである。通信速度期待値記憶部33は通信速度
の期待値を記憶するものである。
【0019】ダウンロードページリスト記憶部34は、
あらかじめ指示されたダウンロードすべきページのリス
トを保持しているものである。
【0020】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。図2および図3は、本実施の形態の動作を示すフロ
ーチャートである。本実施の形態では、インターネット
上のWWWのページを複数個連続してダウンロードす
る。ページはひとつのHTML(Hyper Text
Markup Language)言語で記述された
データと、それに付属する複数の画像データや実行デー
タ等から構成されており、それぞれのデータは別のファ
イルになっている。
【0021】先ず、タスク制御手段21の動作について
図2に示すフローチャートをもとに説明する。タスク制
御手段21はダウンロード処理手段22内にタスク22
1〜22nを新規作成する(ステップA1,新規タスク
作成ステップ)。これら各タスクはWWWページのダウ
ンロードを実行する。この場合、最初にタスクを新規作
成する個数はシステムの規模(CPUのパフォーマンス
とメモリ容量等)によってあらかじめ決めておく。
【0022】次に、現在動作中のすべてのタスクの通信
速度と各タスクのシステムリソースの使用状況を各タス
クに対して問い合わせ、システムリソース記憶部31に
記録する(ステップA2,通信速度取得ステップ)。こ
の場合、システムリソースの使用状況は、各タスクが使
用しているCPUの占有時間、確保しているメモリ量な
どで表される。
【0023】次に、通信速度期待値記憶部33からあら
かじめ評価して決めたシステムの通信速度期待値を取り
出し、実際の各タスクの通信速度と比較する(ステップ
A3,通信速度期待値取得ステップ,タスク判定ステッ
プ)。この結果、通信速度期待値よりも通信速度の遅い
タスクは、通信速度が不十分であると判断される。
【0024】この場合、タスク制御手段21はさらに新
規タスクを作れるかどうか判断を行う(ステップA4,
タスク作成判定ステップ,残容量取得ステップ,判定ス
テップ)。新規タスクが作れるかどうかの判断方法には
各種方法があるが、本実施の形態では簡単に説明するた
めに下記方法をとる。先ず、ステップA2で得たシステ
ムリソースの使用状況を現在動作しているすべてのタス
クについてシステムリソース記憶部31から再度取得
し、現在動作しているタスクの使用メモリ量とCPUの
占有時間の合計から残っているCPU時間と空きメモリ
容量を計算する。次に、現在の通信速度が最大のタスク
のCPU占有時間とメモリ確保量以上の空きが残ってい
れば新規タスクを作れると判断する。
【0025】新規タスクを作れると判断した場合、通信
速度の遅いタスクを専用モードに切り替え、同時に該当
タスクの優先度を下げる(ステップA5,タスク制御ス
テップ)。優先度を下げると優先度の下がったタスクの
CPUの占有時間が下がるため、遅い通信速度に合わせ
てCPUの処理時間が少なく配分されることになり、そ
の分、通信速度の速い通常の優先度のタスクの占有時間
が増え、通信速度の速いタスクの効率化を図ることが可
能になる。
【0026】また、専用モードとは、現在処理中のペー
ジのダウンロードが終了するとタスク自身も終了するモ
ードである。この専用モードに設定する理由は、次にダ
ウンロードするページの通信速度が通信速度期待値より
も速い場合、タスク制御手段21がさらに通信速度を監
視してタスクの優先度を通常に上げるなどの処理を追加
する必要があり、タスク制御手段21が複雑になるとと
もにシステムリソースが不足する可能性が生じるためで
ある。
【0027】タスクの優先度を下げたら新規にタスク2
2nを通常の優先度で作成し、次のページのダウンロー
ドを並行して始める(ステップA1,ステップA2・・
・)。
【0028】この結果、タスク22nの通信速度が通信
速度期待値を超えていれば、システム全体の通信速度の
低下を防ぐことができる。
【0029】また、ステップA3において通常の優先度
のタスクのうち通信速度が遅いタスクがないか、または
ステップA4において新規タスクが作成できないと判断
した場合には、ステップA6に進んで全てのタスクのダ
ウンロードが終了したかどうかをチェックする。そし
て、終了していなければステップA2に戻り、終了して
いればタスク監視を終了する。
【0030】次に、図3を参照し前記ステップA1で作
成されたダウンロード処理手段22の各タスク内部の動
作を説明する。作成されたタスクは、ダウンロードペー
ジリスト記憶部34から次にダウンロードすべきページ
のURLを取り出す(ステップA8)。この場合、ダウ
ンロードページリスト記憶部34はあらかじめ指示され
たダウンロードすべきページのリストを保持している。
前記リストはページをURLとして記憶しており、取り
出したらリストから消去される。URLはページがイン
ターネット上のどこに存在するかを示す文字列で、コン
ピュータの名前、ディレクトリ名、ファイル名等から構
成されている。
【0031】次に、通信装置1から該当するページのデ
ータをダウンロードする(ステップA9)。ページのデ
ータは前述のように複数のファイルで構成されることが
多い。ひとつのファイルのダウンロードが終わったら通
信速度の算出を行い(ステップA10)、ダウンロード
したデータを記憶装置3に記録する(ステップA1
1)。
【0032】次に、ページのHTMLデータを解析して
全てのファイルのダウンロードが終了しているか判定
し、終了していなければステップA8に戻ってファイル
のダウンロードを続ける。終了していればステップA1
3に進む(ステップA12)。
【0033】ページのダウンロードが終わった段階で、
そのタスクの動作モードが専用モードかどうかを確認す
る(ステップA13)。専用モードであればそこでタス
クを終了する。専用モードでなければ、ステップA8に
戻って次のダウンロードすべきページをダウンロードペ
ージリスト記憶部34から取り出し、もしダウンロード
すべきページがあればステップA9に進んでダウンロー
ドを続行し、なければそこでタスクを終了する。
【0034】図4は、以上説明したデータダウンロード
装置の動作による通信効率の低下防止を示す説明図であ
る。図4では、縦方向に各タスクの通信速度を、横方向
にそのタスクの通信時間を示す。縦方向に高いものほど
通信速度が速いことを示し、横方向に長いものほど通信
時間を要していることを示す。従って、四角で囲まれた
面積はダウンロードするページのデータ量を表してい
る。
【0035】例えば図4の符号301は本データダウン
ロード装置のタスク制御を適用した場合のデータダウン
ロード処理時間の一例であり、タスク1、タスク2、タ
スク3の3つのタスクが動作している状態を表してい
る。タスク1はページAをダウンロード中であり、ペー
ジAの通信速度が遅いためタスク制御手段21によって
専用モードに変更され優先度を下げられている。タスク
2はページBをダウンロード中であり、ページBの通信
速度が遅いためタスク制御手段21によって専用モード
に変更され優先度を下げられている。タスク3は通常の
優先度でページC,D,E,Fを順番にダウンロード中
である。
【0036】このような状態で、ページA〜Fの6つの
ページ(ページA,Bの接続速度が遅い)をダウンロー
ドする場合を考える。先ず、タスク制御手段21はタス
ク1を作り、ページAのダウンロードを開始する。タス
ク1は通信装置1からデータを受けとり、通信速度を算
出した後、受信データ記憶部32に受信データの記録を
行い、ページAが終了するまでダウンロードを実行す
る。
【0037】タスク監視手段21は、タスク1の通信速
度およびシステムリソースの使用状況の確認を行い、シ
ステムリソース記憶部31に記録する。
【0038】タスク1の通信速度が遅いため、システム
リソースの使用状況をシステムリソース記憶部31から
取得し、新規タスク作成が可能かどうかを判断する。
【0039】この結果、可能であればタスク制御手段2
1はタスク1の優先度を下げ、ページAのダウンロード
だけで終了するように専用モードに設定する。
【0040】次に、タスク2を通常の優先度で作り、こ
のタスク2でページBのダウンロードを開始する。
【0041】ここでもタスク2の通信速度が遅いと判断
され、タスク制御手段21はタスク2の優先度を下げ、
タスク2をページBのダウンロード専用に設定する。
【0042】さらにタスク3を通常の優先度で作りペー
ジCのダウンロードを始める。ページCの通信速度はシ
ステムの期待値よりも高いので、タスク3はタスク1や
タスク2よりも高い優先度で実行され、CPUの占有時
間も高くなるため、通信速度に合わせて時間の配分が行
われることにより、通信効率の低下を防ぐことが出来
る。タスク3はページCのダウンロードが完了したらモ
ードの確認を行い、専用モードになっていないため引き
続きページDのダウンロードを始める。一方、タスク
1、タスク2は専用モードになっているため、それぞれ
ページAおよびページBのダウンロードが終了したらタ
スクを終了する。
【0043】この結果、さらにタスク3のCPUの占有
時間が増えることで、タスク3の通信効率が高くなる。
図3においてページDの高さよりもページEの高さが高
くなっていることでその状態が表されている。
【0044】以上のように、本実施の形態によれば、タ
スク221でアクセスするサイトが重い(通信速度が遅
い)場合、実際の通信速度はシステムの通信能力から期
待されるものに比べ低くなってしまうことになるため、
タスク制御手段21はタスク221の優先度を下げ、優
先度が通常の優先度であるタスク222を作成し、次の
ダウンロードを並行して始める。またタスク制御手段2
1はタスク222の通信速度を調べ、期待される通信速
度と比較して充分速ければそのままダウンロードを継続
し、逆にタスク222の通信速度が遅い場合には、タス
ク222の優先度を下げ専用モードにし、次のダウンロ
ードを始めるためにタスク223を新規作成し、ダウン
ロードを並行して実行させる。この結果、システムリソ
ースに余力のある限りこれを繰り返すことで、通信効率
の低下を防止できるデータダウンロード装置を提供でき
る効果がある。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、通信速
度の遅いタスクを検出すると、通信速度の遅いタスクよ
りも高いタスク優先度で、通信速度の速いタスクを新規
作成し、通信速度の速いタスクを常に確保するようにし
たので、通信効率の低下を防止でき、データのダウンロ
ードを効率よく行うことが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のデータダウンロード装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態のデータダウンロード装
置の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の一形態のデータダウンロード装
置におけるタスク制御手段とダウンロード処理手段の動
作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の一形態のデータダウンロード装
置の動作による通信効率の低下防止を示す説明図であ
る。
【図5】従来のデータダウンロード方式を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
21……タスク制御手段、22……ダウンロード処理手
段、31……システムリソース記憶部、33……通信速
度期待値記憶部、221,222,223・・・22n
……タスク。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダウンロード用のタスクを通信速度に着
    目して制御し、通信速度の遅いタスクよりも高いタスク
    優先度で通信速度の速いタスクを新規作成し、通信速度
    の速いタスクを優先し、通信速度の遅いタスクによるデ
    ータのダウンロードと並行して次のデータのダウンロー
    ドを開始させるデータダウンロード制御ステップを備え
    たこと、 を特徴とするデータダウンロード方法。
  2. 【請求項2】 前記データダウンロード制御ステップ
    は、データのダウンロードを実行するタスクの実際の通
    信速度、システムリソースの使用状況を取得する通信速
    度取得ステップと、システムの通信速度期待値を取得す
    る通信速度期待値取得ステップと、前記通信速度取得ス
    テップで取得したタスクの通信速度と、前記通信速度期
    待値取得ステップで取得したシステムの通信速度期待値
    との比較結果をもとに、通信速度の遅いタスクを判定す
    るタスク判定ステップと、新規タスクの作成が可能であ
    るか否かについて判定を行うタスク作成判定ステップ
    と、前記判定ステップで通信速度が遅いタスクを判定す
    るとともに、前記タスク作成判定ステップで新規タスク
    の作成が可能であると判定すると、前記通信速度の遅い
    タスクを、現在処理中のデータのダウンロードが終了す
    ると当該タスク自身も終了するモードである専用モード
    に切り替え、該当タスクの優先度を通常の優先度より下
    げるタスク制御ステップと、該タスク制御ステップで優
    先度を下げた前記通信速度が遅いタスクによるデータの
    ダウンロードと並行して新規タスクを通常の優先度で作
    成し、該作成した新規タスクによる次のデータのダウン
    ロードを開始する新規タスク作成ステップとを備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載のデータダウンロード
    方法。
  3. 【請求項3】 タスク作成判定ステップは、現在動作し
    ているすべてのタスクについてシステムリソースの使用
    状況を取得し、現在動作しているタスクの使用メモリ量
    とCPUの占有時間の合計から残っているCPU時間と
    空きメモリ容量を求める残容量取得ステップと、該残容
    量取得ステップで求めたCPU時間と空きメモリ容量
    が、現在の通信速度最大のタスクのCPU占有時間とメ
    モリ確保量以上であれば新規タスクの作成が可能である
    と判定する判定ステップとを備えていることを特徴とす
    る請求項2記載のデータダウンロード方法。
  4. 【請求項4】 各タスクの通信速度、システムリソース
    の使用状況を記憶するシステムリソース記憶部と、 システムの通信速度期待値を記憶した通信速度期待値記
    憶部と、 前記システムリソース記憶部へ記憶したタスクについて
    の実際の通信速度と、前記通信速度期待値記憶部へ記憶
    したシステムの通信速度期待値との比較結果をもとに、
    通信速度の遅いタスクを判定するとともに新規タスクの
    作成が可能であるか否かについて判定を行い、前記通信
    速度が遅いタスクを判定するとともに、前記新規タスク
    の作成が可能であると判定すると、前記通信速度の遅い
    タスクを、現在処理中のデータのダウンロードが終了す
    ると当該タスク自身も終了するモードである専用モード
    に切り替え、該当タスクの優先度を下げるタスク制御手
    段と、 該タスク制御手段で優先度を下げた前記通信速度が遅い
    タスクによるデータのダウンロードと並行し、前記新規
    タスクを通常の優先度で作成し、該作成した新規タスク
    による次のデータのダウンロードを開始するダウンロー
    ド処理手段と、 を備えたことを特徴とするデータダウンロード装置。
  5. 【請求項5】 前記タスク制御手段は、現在動作してい
    るすべてのタスクについてシステムリソースの使用状況
    をシステムリソース記憶部から取得し、現在動作してい
    るタスクの使用メモリ量とCPUの占有時間の合計から
    残っているCPU時間と空きメモリ容量を求め、該求め
    たCPU時間と空きメモリ容量が、現在の通信速度最大
    のタスクのCPU占有時間とメモリ確保量以上であれば
    新規タスクの作成が可能であると判定することを特徴と
    する請求項4記載のデータダウンロード装置。
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