JP2000112719A - Icカ―ドシステムおよびこれに用いられる装置ならびにicカ―ド - Google Patents

Icカ―ドシステムおよびこれに用いられる装置ならびにicカ―ド

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JP2000112719A
JP2000112719A JP20576999A JP20576999A JP2000112719A JP 2000112719 A JP2000112719 A JP 2000112719A JP 20576999 A JP20576999 A JP 20576999A JP 20576999 A JP20576999 A JP 20576999A JP 2000112719 A JP2000112719 A JP 2000112719A
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Kenji Matsumoto
健司 松本
Shigeyuki Ito
滋行 伊藤
Minoru Takami
高見  穣
Yoshitake Inoue
喜勇 井上
Masayuki Inoue
雅之 井上
Koichi Yoneda
幸一 米田
Tetsuji Inamitsu
哲治 稲光
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
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Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ICカードに新規アプリケーションを登録した
場合、処理装置側にも制御用の装置アプリケーションプ
ログラムの登録が必要である。また、ICカードと処理
装置で格納するアプリケーションが異なる場合に、アプ
リケーション名称の統一した表示方法が必要である。 【解決手段】そこで、処理装置のICカード読み書き部
を利用して、表示装置内のメモリに装置アプリケーショ
ンプログラムを登録する。また、ICカードの共通エリ
アに、共通文字コードでアプリケーション名称を登録す
ることで、カードアプリケーション名称の表示が常時可
能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカード内に電
子マネー情報やプレミアムポイント情報などの複数のア
プリケーション情報を格納して、処理装置装置でこれら
の情報を処理することが可能なICカードシステムおよ
びこれに用いられる装置ならびにICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ユーザーが商品を購入すると購入
した金額に応じてプレミアムポイント情報を販売店が発
行して、ユーザーが後日、蓄えたポイント情報を商品と
引き替えることができるプレミアムポイントサービスが
普及している。
【0003】一方、特開平3−92966号公報に記載
されているように、ICカードを使用した電子財布シス
テムにより、商取引の完全なキャッシュレス化が検討さ
れている。これは、ICカード内のメモリに任意に指定
された金額情報を書き込み、精算時にはこのICカード
から必要な金額情報を送信することで、現金を用いずに
商取引を完了させることができるシステムである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の電子財布システ
ムによる商取引が実現した場合、ICカード内には、電
子マネー情報と共に様々なアプリケーションデータを持
たせることができるため、例えば、上記プレミアムポイ
ント情報などもICカードに格納し、表示装置で電子マ
ネー情報と共にこれらのポイント情報を表示、処理させ
ることが可能となる。
【0005】上記プレミアムポイントサービスは、商品
を頻繁に購入する特定ユーザーに対するサービスとして
行われているが、現在は磁気カードなどを用いて販売店
毎にサービスを行っているため、ユーザーは複数の販売
店のポイントカードを持たなければならない。その結
果、従来、ユーザーは販売店毎のカードを携帯し、カー
ドのデータを読み取るためにはそれぞれ専用の表示装置
が必要であったが、上記ICカードを用いることによ
り、1枚のICカードに複数のアプリケーションデータ
を格納し、さらに1台の表示装置でこれらのアプリケー
ションデータを表示させることができる。
【0006】ここで、ユーザーがICカード内に異なる
種類のアプリケーションデータを新たに追加した場合
は、表示装置側にも表示制御を行う装置アプリケーショ
ンプログラムを追加しないと、追加したデータを表示装
置で見ることはできない。上記ICカードでは金額情報
などの高いセキュリティで保護されるべき情報を扱うの
でICカード内にも判断処理を行なう演算処理手段を持
ち、ICカード内での判断処理が行われることが望まし
い。また、ICカード内のメモリの容量も限られている
ので、何らかの手段で表示装置内のフラッシュメモリな
どに、表示装置内における処理を行なう装置アプリケー
ションプログラムを追加することが必要となる。
【0007】また、ユーザは、複数のアプリケーション
から自分が表示させたいアプリケーションを選択する操
作が必要になるが、ICカード内のアプリケーションプ
ログラムデータの種類と、表示装置内の装置アプリケー
ションプログラムの種類とが必ずしも一致しているとは
限らない。そこで、アプリケーション名称を表示装置に
表示してユーザーが選択する際の手順に関して、何らか
の統一方法が必要となる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、情報を入出力する入出力手段と、複
数のアプリケーションに関する情報を記憶する記憶手段
と、前記アプリケーションに関する情報を処理するIC
カード演算処理手段とを備えたICカードが用いられ、
前記ICカードに格納される情報を処理するICカード
処理装置であって、前記アプリケーションに対応する装
置アプリケーションプログラムを複数記憶可能な装置ア
プリケーションプログラム記憶手段と、前記ICカード
の入出力手段を介して情報を読み書きするICカード読
み書き手段と、前記ICカード読み書き手段を介して前
記ICカード演算処理手段において情報を入出力し、前
記ICカードに格納されたアプリケーションに関する情
報を前記アプリケーションに対応する前記装置アプリケ
ーションプログラムを用いて処理を行なう装置演算処理
手段とを備えてなり、前記ICカード読み書き手段は装
置アプリケーションプログラムの入力が可能であり、前
記装置演算処理手段は、前記ICカード読み書き手段に
入力される装置アプリケーションプログラムを前記装置
アプリケーションプログラム記憶手段に記憶するように
制御する構成とする。
【0009】また、前記ICカードの記憶手段に記憶さ
れるアプリケーションに関する情報は、前記アプリケー
ションが前記ICカードにおいて動作するためのカード
アプリケーションプログラムと、前記カードアプリケー
ションプログラムにおいて処理されるアプリケーション
データとを含んでなる構成とする。
【0010】また、前記ICカード処理装置は、前記I
Cカードに格納されたカードアプリケーションに対応す
る装置アプリケーションプログラムを前記アプリケーシ
ョンプログラム記憶手段に備えた場合に、前記ICカー
ドに格納されたアプリケーションデータの読み書きが可
能となる構成とする。
【0011】また、前記ICカード読み書き手段におい
て入力される装置アプリケーションプログラムは、信号
の形式を変換する情報変換手段を介して、外部の情報処
理端末において出力される情報である構成とする。
【0012】前記ICカード読み書き手段において入力
される装置アプリケーションプログラムは、前記ICカ
ード読み書き手段に接続される入出力手段を備えた記憶
媒体に記憶された情報である構成とする。
【0013】また、前記複数アプリケーションの少なく
とも1つは商取引に関するアプリケーションである構成
とする。
【0014】また、情報を入出力する入出力手段と、複
数のアプリケーションに関する情報を記憶する記憶手段
と、前記アプリケーションに関する情報を処理するIC
カード演算処理手段とを備えたICカードが用いられ、
前記ICカードに格納される情報を処理するICカード
処理装置であって、前記ICカードの入出力手段を介し
て情報を読み書きするICカード読み書き手段と、外部
の情報処理端末より情報が入出力される外部入出力手段
と、前記ICカード読み書き手段を介して前記ICカー
ド演算処理手段において情報を入出力し、前記ICカー
ドに格納されたアプリケーションに関する情報の処理を
行なう装置演算処理手段とを備えてなり、前記ICカー
ドは前記ICカード読み書き手段に接続され、前記装置
演算処理手段は前記外部入出力手段において入出力され
る情報により前記ICカードに格納される情報を読み書
きするように制御する構成とする。
【0015】また、前記外部入出力手段は前記ICカー
ドに格納される情報の読み書きが可能であるICカード
読み書き手段である構成とする。
【0016】また、前記ICカード読み書き手段は信号
の形式を変換する情報変換手段を介して前記外部の情報
処理端末に接続される構成とする。
【0017】また、前記情報処理端末はコンピュータで
ある構成とする。
【0018】また、情報を入出力する入出力手段と、複
数のアプリケーションに関する情報を記憶する記憶手段
と、前記アプリケーションに関する情報を処理するIC
カード演算処理手段と、を備えたICカードが用いら
れ、前記ICカードに格納される情報を処理するICカ
ード処理装置であって、前記アプリケーションに対応す
る装置アプリケーションプログラムを複数記憶する装置
アプリケーションプログラム記憶手段と、前記ICカー
ドの入出力手段を介し、前記ICカードに格納されたア
プリケーションに関する情報を読み取るICカード読み
書き手段と、前記ICカードにおいて用いられるアプリ
ケーションの名称を表示する表示手段と、アプリケーシ
ョンに前記アプリケーションプログラム記憶手段に記憶
されているアプリケーションプログラムが対応しないと
き、前記アプリケーションの名称を、前記ICカード読
み書き手段により読み取ったアプリケーションに関する
情報に含まれるアプリケーション識別情報に基づいて前
記表示手段に表示するように制御する装置演算処理手段
とを備えてなる構成とする。
【0019】また、前記ICカードの記憶手段に記憶さ
れるアプリケーションに関する情報は、前記アプリケー
ションが前記ICカードにおいて動作するためのカード
アプリケーションプログラムと、前記カードアプリケー
ションプログラムにおいて処理されるアプリケーション
データと、を含んでなる構成とする。
【0020】また、前記ICカード処理装置は、前記I
Cカードに格納されたカードアプリケーションに対応す
る装置アプリケーションプログラムを前記アプリケーシ
ョンプログラム記憶手段に備えた場合に、前記ICカー
ドに格納されたアプリケーションデータの読み書きが可
能となる構成とする。
【0021】また、前記ICカード処理装置は、前記I
Cカード読み書き手段により読み取られるアプリケーシ
ョン識別情報とアプリケーションの名称の対応を記憶す
るアプリケーション名称記憶手段を備え、前記制御手段
は、前記アプリケーション名称記憶手段に格納された情
報に基づき、前記表示手段にアプリケーションの名称を
表示するように制御する構成とする。
【0022】また、前記ICカード読み書き手段におい
て、ICカードに格納されるアプリケーションの識別情
報とアプリケーションの名称の対応に関する情報が入力
され、前記アプリケーション名称記憶手段は、前記カー
ド読み書き手段おいて入力された情報を記憶する構成と
する。
【0023】また、前記アプリケーション名称記憶手段
は、前記ICカードにおいて使用される全てのアプリケ
ーションの識別情報とアプリケーションの名称の対応に
関する情報が記憶可能である構成とする。
【0024】また、前記ICカード読み書き手段により
読み取ったアプリケーション識別情報は、所定の形式の
情報が含まれ、前記装置演算処理手段は前記所定の形式
の情報を前記表示手段に表示するように制御する構成と
する。
【0025】また、前記所定の形式の情報は文字コード
情報である構成とする。
【0026】また、前記アプリケーションの名称は、前
記アプリケーションの正式名称、略称、または前記アプ
リケーションを表す図形情報である構成とする。
【0027】また、複数のアプリケーションを動作させ
るためのカードアプリケーションプログラムと、前記カ
ードアプリケーションプログラムにおいて処理されるア
プリケーションデータとを複数格納する第1の記憶手段
と、前記複数のアプリケーションの名称に関する情報を
複数記憶する第2の記憶手段と、前記第1および第2の
記憶手段に格納された情報を処理する演算処理手段とを
備えてなり、前記第2の記憶手段に格納された複数のア
プリケーションの名称に関する情報は共通の形式で記憶
されてなる構成とする。
【0028】また、前記共通の形式は所定の文字コード
である構成とする。
【0029】また、カードが読み書きされるカード読み
書き手段を備え、前記カードに格納された情報を処理す
るカード処理装置と共に用いられ、前記カード処理装置
に入出力可能な情報変換器であって、第1の入出力手段
と、前記第1の入出力手段に接続され、情報を変換する
変換回路部と、前記変換回路部に接続された第2の入出
力手段とを備えてなり、前記第1の入出力手段は前記カ
ード読み書き手段おいて入出力され、前記第2の入出力
手段において入出力される情報と、前記第1の入出力手
段において入出力される情報は、前記変換回路部におい
て互いに形式が変換され、前記情報は前記カード読み書
き手段を介して前記カード処理装置において入出力され
る構成とする。
【0030】また、前記第1の入出力手段は情報を入出
力する接点を備えてなり、前記第1の入出力手段の前記
カード読み書き手段に接続される部分の形状および前記
接点の位置は、ISO−7816に準拠したICカード
に対応してなる構成とする。
【0031】また、前記第2の入出力手段は、RS−2
32C規格に準拠する構成とする。
【0032】また、情報を入出力するカード入出力手段
と、複数のアプリケーションに関する情報を記憶する記
憶手段と、前記アプリケーションに関する情報を処理す
るICカード演算処理手段とを備えたICカードと共に
用いられ、前記ICカードに格納される情報を処理する
ICカード処理装置と、情報を入出力する端末入出力手
段を備えた情報処理端末と、前記ICカード処理装置と
前記情報処理端末とを接続する情報変換器とを備えてな
る装置アプリケーションプログラムインストールシステ
ムであって、前記ICカード処理装置は、前記アプリケ
ーションに対応する装置アプリケーションプログラムを
複数記憶する装置アプリケーションプログラム記憶手段
と、前記カード入出力手段を介して情報が読み書きされ
るICカード読み書き手段と、前記ICカード読み書き
手段を介して前記ICカード演算処理手段において情報
を入出力し、前記ICカードに格納されたアプリケーシ
ョンに関する情報を前記アプリケーションに対応する前
記装置アプリケーションプログラムを用いて処理を行な
う装置演算処理手段とを備えてなり、前記情報変換器
は、第1の入出力手段と、前記第1の入出力手段に接続
された変換回路部と、前記変換回路部に接続された第2
の入出力手段とを備えてなり、前記第1の入出力手段は
前記ICカード読み書き手段において入出力され、前記
第2の入出力手段は前記情報処理端末に接続され、前記
情報処理端末において入出力される情報と前記第1のI
Cカード読み書き手段に入出力される情報は、前記変換
回路部において互いに形式が変換され、 前記情報処理
端末において出力される情報は装置アプリケーションプ
ログラムとして前記ICカード読み書き手段に入力さ
れ、前記装置アプリケーションプログラム記憶手段に記
憶される構成とする。
【0033】また、前記情報処理端末は、通信手段を備
え、外部から入力される情報を受信する構成とする。
【0034】また、前記情報処理端末は、コンピュータ
である構成とする。
【0035】また、ICカードと、前記ICカードに格
納された情報を処理するICカード処理装置とを備えて
なるICカードシステムであって、前記ICカードは、
情報を入出力する入出力手段と、複数のアプリケーショ
ンを動作させるためのカードアプリケーションプログラ
ムと、前記カードアプリケーションプログラムにおいて
処理されるアプリケーションデータとを複数格納する第
1の記憶手段と、前記複数のアプリケーションの名称に
関する情報を共通の形式で複数記憶する第2の記憶手段
と、前記第1および第2の記憶手段に格納された情報を
処理するICカード演算処理手段とを備えてなり、前記
ICカード処理装置は、アプリケーションに対応する装
置アプリケーションプログラムを複数記憶する装置アプ
リケーションプログラム記憶手段と、前記ICカードの
入出力手段を介して、前記ICカードの第1および第2
の記憶手段に格納された情報を読み取るICカード読み
書き手段と、前記ICカードにおいて用いられるアプリ
ケーションの名称を表示する表示手段と、前記アプリケ
ーションに前記アプリケーションプログラム記憶手段に
記憶されているアプリケーションプログラムが対応しな
いとき、前記アプリケーションの名称を前記ICカード
の第2の記憶手段に格納された前記アプリケーションの
名称に関する情報に基づいて前記表示手段に表示するよ
うに制御する装置演算処理手段とを備えてなる構成とす
る。
【0036】また、前記ICカード処理装置は、前記I
Cカードに格納されたカードアプリケーションに対応す
る装置アプリケーションプログラムを前記アプリケーシ
ョンプログラム記憶手段に備えた場合に、前記ICカー
ドに格納されたアプリケーションデータの読み書きが可
能となる構成とする。
【0037】また、前記アプリケーションの名称は、前
記アプリケーションの正式名称、略称、または前記アプ
リケーションを表す図形情報である構成とする。
【0038】また、ICカードと、前記ICカードに格
納される情報を処理するICカード処理装置と、情報を
入出力する端末入出力部を備えた情報処理端末と、前記
ICカード処理装置と前記情報処理端末とを接続する情
報変換器と、を備えてなるICカードシステムであっ
て、前記ICカードは、情報を入出力するカード入出力
手段と、複数のアプリケーションに関する情報を記憶す
る記憶手段と、前記アプリケーションに関する情報を処
理するICカード演算処理手段とを備えてなり、前記I
Cカード処理装置は、前記カード入出力手段を介して情
報を読み書きする第1および第2のICカード読み書き
手段と、前記第1または第2のICカード読み書き手段
を介して前記ICカード演算処理手段において情報を入
出力し、前記ICカードに格納されたアプリケーション
に関する情報の処理を行なう装置演算処理手段とを備え
てなり、前記情報変換器は、第1の入出力手段と、前記
第1の入出力手段に接続された変換回路部と、前記変換
回路部に接続された第2の入出力手段とを備えてなり、
前記第1のカード読み書き部は前記ICカードに接続さ
れ、前記第2のカード読み書き部は、前記第1の入出力
手段に接続され、前記第2の入出力手段は、前記情報処
理端末に接続され、前記情報処理端末において入出力さ
れる情報と、前記第2のICカード読み書き手段に入出
力される情報は、前記変換回路部において互いに形式が
変換され、前記装置演算処理手段は、前記情報処理端末
において入出力される情報により前記ICカードに格納
されるアプリケーションに関する情報が読み書きされる
ように制御する構成とする。
【0039】また、前記情報処理端末はコンピュータで
ある構成とする。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図25を用いて説明する。図1は本発明のカード情
報処理装置の1実施形態に係るICカード情報表示装置
を示しており、同図は、ICカード内に格納された複数
のカードアプリケーション情報を表示させるためのIC
カード情報表示装置の構成と、それに装着されたICカ
ードの構成を示すブロック図である。
【0041】図1において、1はICカード情報表示装
置(以下、表示装置と称す)であり、この表示装置1内
において、2はシステムプログラム記憶部、3は表示
部、4はキー入力部、5は演算処理部、6は通信ドライ
バ部、7はアプリケーションプログラム記憶部、8、9
はICカード読み書き部、46は外部端子である。ま
た、10は、外部端子46を介して表示装置1に接続さ
れたモデム部である。また、11、17はICカード
で、ICカード11、17内において、12、18は表
示装置1との入出力部、13、19は演算処理部、1
4、20はID番号記憶部、15、21はカードオペレ
ーティングシステム記憶部(以下、カードOS記憶部と
称す)、16、22は読み書き消去が可能な読み書きメ
モリ部である。
【0042】まず始めに、図2を用いて表示装置1の概
要を説明する。表示装置1には、ICカード内の様々な
データを表示させるための表示部3があり、例えばドッ
トマトリクスタイプのLCDを用いて、文字、数字、記
号などを表示させる。また、ユーザーがアプリケーショ
ンの選択、数値入力などに使用するキー入力部4を備え
ている。ICカードスロットは、例えば表示装置1の上
面と下面に設けてあり、ユーザーが2枚のICカードを
同時に表示装置1に挿入することができるようになって
いる。さらに、外部端子46を備えているため、外部の
パソコンやモデムに接続して、表示装置1内にアプリケ
ーションプログラムをインストールすることができる構
成となっている。
【0043】なお、図2に示した例では、表示部3に
は、ユーザーが選択するアプリケーションのリストが表
示されており、ある1つのカーソル行が白黒反転表示さ
れている。この場合、ユーザーがエンターキーを押すこ
とにより、白黒反転表示されたカーソル行の項目が選択
されて、なおかつ実行される。
【0044】次に、図1によって、ICカード11、1
7について説明する。電子マネーやポイントなどの各カ
ードアプリケーションプログラムは、ICカード内の読
み書きメモリ部16、22に格納されており、金額情
報、ポイント残高情報などの各アプリケーション固有の
データも、同様に読み書きメモリ部16、22に格納さ
れる。なお、この読み書きメモリ部16、22は、例え
ばEEPROMで構成される。
【0045】また、カードOS記憶部15、21には、
上記カードアプリケーションプログラムを制御するため
のあらゆるシステムプログラムが格納されており、カー
ドアプリケーションの選択、上記固有データの読み出し
及び書き込み、カードアプリケーションの新規登録及び
消去などを制御する。さらに、ID番号記憶部14、2
0には、ICカードに固有のID番号が格納されてお
り、各カードアプリケーションでは、このID番号を利
用してICカードの認証を行うことができるようになっ
ている。
【0046】なお、ICカード11、17内には演算処
理部13、19があり、アプリケーションデータは、全
てこの演算処理部13、19を介して、入出力部12、
18から表示装置1に供給される。
【0047】次に、図1の表示装置1について説明す
る。電子マネーカードやポイントカードなどの装置アプ
リケーションプログラムは、アプリケーションプログラ
ム記憶部7に格納される。また、表示制御、キー制御、
ICカード読み書き制御、通信ドライバ制御などの各ア
プリケーションに共通なシステムプログラムは、システ
ムプログラム記憶部2に格納される。
【0048】ここで、アプリケーションプログラム記憶
部7は、装置アプリケーションプログラムの追加、消去
が可能なように、フラッシュメモリなどの読み書き及び
消去が可能なメモリで構成される。また、システムプロ
グラム記憶部2も、同様にフラッシュメモリなどで構成
することにより、プログラムのバージョンアップが可能
となる。
【0049】ユーザーが、電子マネーやポイントなどの
アプリケーションデータを表示させたい場合は、カード
読み書き部8、9および入出力部12、18を介して、
ICカード11、17から供給される金額情報、ポイン
ト残高情報などの各アプリケーション固有データを、演
算処理部5が処理して、表示部3にデータを表示させ
る。ユーザーは、表示部3に表示された内容を見て、キ
ー入力部4の操作により次の指示を行うことができる。
【0050】また、表示装置1に新たに装置アプリケー
ションプログラムやシステムプログラムをインストール
する場合は、通信ドライバ部6を介して外部のモデムや
パソコン等とデータのやり取りを行うことで可能となっ
ている。この場合、通信ドライバ部6では、例えばRS
−232C規格に準拠した信号を生成する。
【0051】なお、電子マネーシステムでは、金額情報
を送金する際に、2枚のICカード間でデータのやり取
りを行うことが必要である。この場合、表示装置1にI
Cカードを2枚挿入して、ICカードの読み書きメモリ
部内にある金額情報を、2枚のICカード間で直接やり
取りすることで、送金処理が可能となる。
【0052】次に、図3〜図10を用いて、表示装置1
内のアプリケーションプログラム記憶部7に、新規に装
置アプリケーションプログラムをインストールする場合
について説明する。なお、同様に、システムプログラム
記憶部2を書き換えて、表示装置1のシステムプログラ
ムをバージョンアップすることも可能となっている。
【0053】図3は、パソコン23の外部端子47と表
示装置1の外部端子46を直接ケーブルで接続して、表
示装置1へ装置アプリケーションプログラムをインスト
ールする場合の構成を示すブロック図である。
【0054】図3において、23はパソコンであり、パ
ソコン23内において、24は表示部、25はキー入力
部、26は演算処理部、27は通信ドライバ部、28は
ハードディスク部(以下、HDDと称す)、47は外部
端子である。
【0055】この場合、通信ドライバ部6、27では、
例えば信号レベルがRS−232C規格に準拠した信号
を生成する。また、パソコン23と表示装置1間のイン
タフェースは、例えば送信データ、受信データ、送信要
求、送信可の4信号で行うことが可能であるが、さら
に、電源供給をこのインタフェースを介して行うことも
できる。この場合、表示装置1側に電池などを接続せず
にプログラムのインストールができるため、工場出荷時
にシステムプログラムや装置アプリケーションプログラ
ムを表示装置にインストールする際に有効である。ま
た、表示装置1側にハードスイッチを設けて、ケーブル
を接続するとスイッチが押されて自動的にシステムプロ
グラムあるいは装置アプリケーションプログラムをイン
ストールするモードに、表示装置1を切り替えるように
することも可能である。
【0056】なお、装置アプリケーションプログラム
は、パソコン23内のHDD28内に格納されており、
ユーザーがパソコン23のキー入力部25を操作して、
所望のアプリケーションを選択することにより、選択さ
れた装置アプリケーションプログラムが表示装置1にイ
ンストールされる。また、パソコン23と表示装置1間
のインタフェースは、有線でも無線でも可能であり、例
えばIrDA(Infrared Date Asso
ciation)方式を用いた赤外線伝送でもよい。
【0057】図4は、図3に示す構成で装置アプリケー
ションプログラムをインストールする際の、処理フロー
図である。ユーザーが、表示装置1の電源を入れてか
ら、キー入力部4の操作で、アプリケーションプログラ
ムをインストールするモードに切り替える(101、1
02)。その後、パソコン23と表示装置1との間の接
続を行い(103)、次に、パソコン23のキー入力部
25の操作で、所望のアプリケーションを選択する(1
04)。その後、パソコン23からアプリケーションプ
ログラムの名称、バージョンなどの情報が、表示装置1
側に送られてくるため(105)、ユーザーが所望のア
プリケーションであることを確認することができる(1
06)。
【0058】続いて、ユーザーがインストールOKの指
示を入力すると、装置アプリケーションプログラムのイ
ンストールが始まる(107)。正常にデータを受信し
た場合は(108)、表示装置1には、続けてインスト
ールを行うかどうかのメッセージが表示されて(10
9)、続けない場合にはインストール作業が終了する
(110)。
【0059】図5は、上記したインストールの際の、表
示装置1の表示部3上の画面表示の遷移の1例を示す図
である。表示装置1の表示部3上の画面表示と対話式
に、キー入力部4のエンターキーとキャンセルキーなど
の操作によって、図5の上から下に示すように、順次、
項目の選択と処理の実行を指示することで、装置アプリ
ケーションプログラムの表示装置1へのインストールが
行われる。なお、項目の選択にはスクロールキーが必要
に応じて用いられる。
【0060】なおまた、ここでは、表示装置1側の表示
と操作によってインストールを行う例を示したが、表示
装置1と接続されたパソコン23側の表示と操作によっ
て、インストールを行うことも可能である。
【0061】図6は、表示装置1へ、モデムを介して装
置アプリケーションプログラムのインストールを行う場
合の構成を示すブロック図である。
【0062】図6において、29はサービスセンタ内の
端末であり、この端末29内において、30は顧客情報
管理部、31は表示部、32はキー入力部、33は演算
処理部、34はモデム部、35は通信ドライバ部、36
はHDDである。
【0063】図6に示した本例の場合には、公衆回線を
介して遠隔地からアプリケーションプログラムなどをイ
ンストールすることができるため、ユーザーがサービス
センタに電話をかけて、リモートで装置アプリケーショ
ンプログラムをダウンロードし、インストールすること
ができる。なお、通信ドライバ部6とモデム部37との
間のインタフェース信号は、例えば送信データ、受信デ
ータ、送信要求、送信可の4信号で行われるものとす
る。また、端末29の顧客情報管理部30には、お客さ
んがダウンロードした装置アプリケーションプログラム
のリストが記憶されており、バージョンアップなどのサ
ービスを行う際に、これらの情報が使用される。
【0064】図7は、パソコン23から装置アプリケー
ションプログラムを、表示装置1のICカード読み書き
部8(または9)を介してインストールする場合の構成
を示すブロック図である。図7において、38は変換部
である。
【0065】図7に示した本例では、パソコン23の外
部端子47からの信号は、送信信号と受信信号が別々の
信号であるのに対して、ICカード読み書き部8(また
は9)では、送信信号と受信信号が1本の信号でやり取
りされる。そこで、パソコン23の外部端子47には、
送信信号と受信信号を1本の信号に変換する変換部38
を接続する。また、この場合のパソコン23と変換部3
8との間のインタフェース信号は、例えばデータ信号、
リセット信号、クロック信号の3信号で行われるものと
する。
【0066】本来、ICカード読み書き部8(または
9)にてICカードが読み書きされるときの通信速度
は、調歩同期で、例えば9.6kbps(マイコンクロ
ック3.58Mhzの場合)で転送される。通信プロト
コルはISO7816のルールで行なえば良い。一方、
ICカード読み書き部8(または9)を介して装置アプ
リケーションをインストールする場合は、調歩同期、ク
ロック同期共に可能であり、クロック同期を用いれば通
信速度も例えば、900kbpsまで高速化ができる。
この場合、通信プロトコルは独自に定めても良い。
【0067】なお、ISO7816の定義では、ICカ
ードの4番端子および8番端子は将来のための予備端子
になっているので、これらの端子を用いて表示装置1に
外部から電源を供給することも可能である。また、表示
装置1ではICカード読み書き部が必須の構成要素であ
るため、これを用いて装置アプリケーションプログラム
のインストールが可能になれば、表示装置1側にその他
に外部端子や通信ドライバ部を設ける必要がなくなり、
表示装置1のより一層の低コスト化が図れる。図23の
ように外部端子や通信ドライバ部がない構成でもよい。
【0068】なお、図7に示した例では、変換部38を
パソコン23の外部に接続する場合を説明したが、変換
部38をパソコン23に内蔵した構成としてもよい。
【0069】図19には、変換部38の外観図を示す。
これは、パソコン23の外部に変換部38を設置する場
合であるが、上記のように送信信号と受信信号を1本の
信号に変換する変換回路部67とICカードの形状をし
たコネクタ部66から構成される。ここで、68はパソ
コンのRS−232C端子に接続するためのRS−23
2Cコネクタ部である。コネクタ部66の形状、接点位
置は、ISO−7816に準拠したものとなっている。
なお、変換部38をパソコン23に内蔵する場合は、上
記変換回路部67はパソコンに内蔵して、コネクタ部6
6のみをパソコン外部に設置すればよい。さらに、IC
カード読み書き部と対応する形であれば、ICカードの
接点の数を変えたり、形状を変更することも可能であ
る。
【0070】図8は、図7に示す構成で装置アプリケー
ションプログラムをインストールする際の、処理フロー
図である。図8に示す処理の流れは、前記した図4の処
理フロートとほぼ同様であり、アプリケーションプログ
ラムをインストールするモードに切り替えた後、表示装
置1にICカード型コネクタを接続して、変換部38を
介してパソコン23と表示装置1との接続を行うステッ
プ(203)のみが、図4のステップ103と置き換わ
っている。図22は、モデムを介して装置アプリケーシ
ョンプログラムのインストールを行なう場合だが、図7
と同様にICカード読み書き部8(または9)を介して
端末にインストールを行なう場合である。このように、
通信ドライバ部を持たない表示装置の構成であっても、
モデムを使ってサービスセンタにアクセスすることは可
能である。
【0071】図9は、メモリカードを用いて装置アプリ
ケーションプログラムを、表示装置1へインストールす
る場合の構成を示すブロック図である。図9において、
61はメモリカードで、このメモリカード61内におい
て、62は入出力部、63はアプリケーションプログラ
ム記憶部である。
【0072】メモリカード61はICカードと同一形状
のデバイスであり、図9に示した本例では、このメモリ
カード61を表示装置1のICカードスロットに挿入す
ることにより、メモリカード61内のアプリケーション
プログラム記憶部63に格納された装置アプリケーショ
ンプログラムを、表示装置1にインストールすることが
できる。この場合も図24のように外部端子や通信ドラ
イバ部を省いてもよい。
【0073】なお、図9ではメモリカードについて説明
したが、演算処理部を備えたICカードに装置アプリケ
ーションプログラムを格納して、表示装置1にインスト
ールするようにしても構わない。図21は、その場合の
構成を示すブロック図である。ICカード64内には、
装置アプリケーションプログラム記憶部65を設けて、
表示装置1にインストールする装置アプリケーションプ
ログラムを格納する。この場合、ICカード1内の読み
書きメモリ部16には、対応するカードアプリケーショ
ンプログラムを格納することにより、ICカード64を
端末に挿入すると、始めに装置アプリケーションプログ
ラムを表示装置1にインストールして、その後、対応す
るカードアプリケーションプログラムを実行することが
できる。
【0074】次に、図10を用いて、アプリケーション
インストール用の携帯端末について説明する。図10
は、アプリケーションインストール用の携帯端末を用い
て、表示装置1へ装置アプリケーションプログラムをイ
ンストールする場合の構成を示すブロック図である。
【0075】図10において、39は携帯端末であり、
この携帯端末39内において、40は表示部、41はキ
ー入力部、42は通信ドライバ部、43は演算処理部、
44は変換部、45は読み書きメモリ部、48は外部端
子である。
【0076】図3及び図7に示した例では、パソコン2
3を表示装置1に接続してHDD28内の装置アプリケ
ーションプログラムをインストールしたが、例えばサー
ビスマンがユーザーの家まで出張してインストールする
場合などは、いちいちパソコン23を持参しなければな
らず面倒である。そこで、図10に示す本例では、イン
ストール用の携帯端末39を用いることで、パソコン2
3を用いなくても容易にインストールを行うことができ
るようにしている。また、店頭に上記の携帯端末39を
設置することにより、ユーザーが自分で操作してインス
トールすることも可能となる。この場合、パソコンを設
置する場合と比べて低コストで携帯端末を設置できるた
め、店側の経費の負担を軽減することができる。
【0077】図10に示した本例の場合には、表示装置
1へのインストールに先立ち、あらかじめパソコン23
の外部端子47と携帯端末39の外部端子48を接続し
て、パソコン23のHDD28内に格納された装置アプ
リケーションプログラムを、携帯端末39内の読み書き
メモリ45にインストールしておく。ここで、数種類の
装置アプリケーションプログラムを携帯端末39にイン
ストールしておけば、サービスマンが携帯端末39のキ
ー入力部41の操作により、任意のアプリケーションを
選択して、ユーザーの所望する装置アプリケーションプ
ログラムを表示装置1にインストールすることができ
る。なお、携帯端末39の読み書きメモリ部45は、例
えばフラッシュメモリで構成される。
【0078】また、インストール用の携帯端末39が、
送信信号と受信信号を1本の信号に変換する変換部44
を内蔵することにより、図7に示した例で説明したよう
に、表示装置1のICカード読み書き部8(または9)
を介してインストールすることも、図3に示した例で説
明したように、表示装置1の外部端子46を介してイン
ストールすることも、それぞれ可能となり、利便性が向
上する。
【0079】以上、表示装置1への装置アプリケーショ
ンプログラムのインストール手法の各例について説明し
た。
【0080】なお、上記では表示装置1のみに装置アプ
リケーションプログラムをインストールしたが、図20
に示すように、表示装置1にICカード11を接続して
おき、装置アプリケーションプログラムと同時に、IC
カード11内にカードアプリケーションプログラムをイ
ンストールすることも可能である。図20では、表示装
置は2つのICカード読み書き部を備えるが、1つはパ
ソコンとの接続用に使用して、もう一つはユーザーが使
用するICカードを挿入することで、端末とICカード
に同時にインストールが可能である。
【0081】次に、表示装置のその他の使用方法を説明
する。上記では、表示装置内部のシステムプログラム記
憶部やアプリケーションプログラム記憶部に端末用プロ
グラムをインストールする例を説明した。この場合、表
示装置のICカード読み書き部を介してプログラムをイ
ンストールすることができるが、同様に、ICカード読
み書き部を介してパソコンと他のデータのやり取りを行
なうこともできる。
【0082】例えば、図20の構成により、表示装置を
パソコンに接続するICカードリーダー/ライターとし
て使用することができる。この場合、パソコン23から
の指示信号は外部端子47から出力されるが、変換部3
8を介してICカード読み書き部9に入力される。入力
された信号は表示装置69の演算処理部5で処理され
る。その後、演算処理部5が制御してICカード読み書
き部8を介してICカードにデータの読み書きを行な
う。ICカード11では、受信した信号をICカードの
演算処理部13が処理して、読み書きメモリ部16のデ
ータを更新する。読み取ったデータは、同様にICカー
ド読み書き部8を介して表示装置69に入力されるが、
さらにICカード読み書き部9を介してパソコン23に
送られる。
【0083】このように、表示装置をICカードリーダ
ーライターとして使用することで、ICカード内の残高
データの読み出し、取引履歴情報の読み出しなどをパソ
コンを用いて行なうことができる。なお、上記では表示
装置69のICカード読み書き部9を介してパソコンと
データのやり取りをしたが、図3の構成のように、表示
装置の通信ドライバ部6と外部端子46を用いてパソコ
ンとデータのやり取りを行なうことも可能である。
【0084】次に、インストールされたアプリケーショ
ンをユーザーが選択する際の、表示部へのアプリケーシ
ョン名称の表示方法について説明する。
【0085】図11は、本実施形態の表示装置1で表示
されるアプリケーションの一覧を示す図である。図11
に示したのは、あくまでも1例であるが、ここでは例え
ば、アプリケーションAは電子マネーカードに関するも
の、アプリケーションBはクレジットカードに関するも
の、アプリケーションCはポイントカードに関するも
の、アプリケーションDは航空会社のマイレージカード
に関するものの名称とする。ここで、各アプリケーショ
ンデータを表示させるためには、ICカード内に格納さ
れたカードアプリケーションプログラムと、表示装置1
内に格納された装置アプリケーションプログラムとが必
要となり、図11では、各アプリケーションに関するこ
れらのプログラムの名称が示されている。
【0086】まず、図12を用いて、ICカード内のデ
ータ構成について説明する。ICカードに関しては、I
SO7816で規格化されており、Masterファイ
ル(以下、MFと称す)、Directoryファイル
(以下、DIR fileと称す)、Answer To
Resetファイル(以下、ATR fileと称
す)、Dedicatedファイル(以下、DFと称
す)、Elementaryファイル(以下、EFと称
す)の5種類のファイルから構成される。
【0087】ICカードに電源を投入後に、クロック信
号とリセット信号を供給すると、ICカードは活性化さ
れて、ICカード内の様々なアプリケーションが利用可
能となる。そして、ICカードの活性化の直後は、図1
2のMF51が選択される。
【0088】また、ICカード活性化の際には、ICカ
ードからAnswer To Reset信号(以下、A
TRと称す)が表示装置1に返されるが、このATRに
格納できるデータの容量が限られているため、格納でき
なかった追加データが、図12のATR file53
に格納される。さらに、ICカードに格納されたカード
アプリケーションの一覧情報は、レコード番号毎にDI
R file52に格納される。このDIR fileに
示された各カードアプリケーションは、それぞれ図12
のDF54〜56に格納されるが、各アプリケーション
に関連する固有データを、図12のEF57〜59に格
納して利用することも可能である。
【0089】なお、レコード番号は1から始まり、他の
アプリケーションがICカードに書き込まれる毎に、番
号が1つずつ増えていく。よって、例えば、3種類のア
プリケーションがICカードに格納されている場合は、
レコード番号がそれぞれ1、2、3になる。
【0090】ユーザーが所望のアプリケーションを選択
する場合は、まず始めに、ISO7816で定義された
Select Fileコマンドを用いてDIR fil
eを選択し、ICカード内でMFからDIR file
に移動する。そして、同様にISO7816で定義され
たRead DIR RecordコマンドでDIRfi
le内の一覧情報を見て、ICカードに格納されている
アプリケーションID(以下、AIDと称す)を読み出
す。このAIDにより装置アプリケーションプログラム
は、カードアプリケーションの名称を判断することがで
きる。ここで、所望のアプリケーションが格納されてい
る場合は、Select FileコマンドにDIR f
ileで読み出した各アプリケーションのAIDを設定
して、DIR fileから任意のアプリケーションの
DFに移動する。そして、各アプリケーションプログラ
ムを動作させて、アプリケーションデータを表示させ
る。
【0091】なお、AIDは最大16文字の英数による
ID番号であり、これは図13に対応の1例を示すよう
に、各アプリケーション毎に定められる。装置アプリケ
ーションは、読み出したAIDを識別してそのアプリケ
ーションの名称を判断し、かつ表示部にアプリケーショ
ンの名称を表示させる。
【0092】次に、本実施形態によるアプリケーション
名称の表示方法について、図14を用いて具体的に説明
する。ここでは、図14に示すように、例えばカードア
プリケーションプログラムA、B、Dが、ICカード内
に格納されており、表示装置内には装置アプリケーショ
ンプログラムAA、BB、CCが格納されているものと
する。なお、図12において、DF54、55、56に
は、それぞれアプリケーションA、B、Dが格納されて
いるものとする。
【0093】この場合、表示装置1の表示部3へのアプ
リケーション名称の表示方法としては、下記に示す
(1)〜(4)が考えられる。
【0094】まず、(1)は、カードアプリケーション
と装置アプリケーションで一致したアプリケーションの
名称を表示させる場合で、この例ではアプリケーション
AとアプリケーションBが表示される。図14の場合、
白黒反転表示されているカーソル行がアプリケーション
Aの位置にあるため、ユーザーがこの状態でエンターキ
ーを押すことで、アプリケーションAが選択されて、か
つ実行される。一方、ユーザーがスクロールキーの操作
でカーソル行をアプリケーションBの位置に移動させて
から、エンターキーを押すことで、アプリケーションB
が選択されて、かつ実行される。
【0095】次に、(2)は、表示装置内に格納された
アプリケーションの名称を表示させる場合で、この場
合、アプリケーションAとアプリケーションBは同様に
ユーザーが選択できるが、アプリケーションCに関する
カードアプリケーションプログラムがICカード内に格
納されていないため、ユーザーはこのアプリケーション
を選択してデータを表示させることはできない。
【0096】次に、(3)は、ICカード内に格納され
たアプリケーションの名称を表示させる場合で、この場
合もアプリケーションA、アプリケーションBはユーザ
ーが選択できるが、アプリケーションDに関する装置ア
プリケーションプログラムが表示装置内に格納されてい
ないため、同様にユーザーはこのアプリケーションを選
択してデータを表示させることはできない。
【0097】最後に、(4)は、ICカード内または表
示装置内に格納されたアプリケーションの名称を全て表
示させる場合で、この場合は、アプリケーションC及び
アプリケーションDに関してユーザーが選択することは
できない。
【0098】以上のように、表示装置1にアプリケーシ
ョンデータを表示させるためには、ICカード内と表示
装置内に関連するアプリケーションプログラムを格納す
る必要がある。(1)の場合、表示部に示されたアプリ
ケーションは全てユーザーが選択できるが、一方でIC
カード内に格納されているにもかかわらず表示されない
アプリケーション(この場合、アプリケーションD)が
あるため、ユーザーが選択できずに戸惑うことが予想さ
れる。これは、ユーザーが他人の表示装置を使用した場
合には十分に想定される場面であり、(2)の場合も、
同様のことが起こり得る。
【0099】なお、(2)の場合、ユーザーがアプリケ
ーションCを選択しても、関連するカードアプリケーシ
ョンがICカード内には無いためデータを表示させるこ
とはできない。そこで、表示可能なアプリケーションと
表示不可能なアプリケーションを区別するために、例え
ば、表示の際にアスタリスクを表示不可能なアプリケー
ション名称(この場合、アプリケーションC)の横に表
示させるなどが考えられる。
【0100】一方、(3)の場合、アプリケーション
A、Bに関しては、装置アプリケーションプログラムが
AIDを判断することで、アプリケーションの名称を表
示させることができる。しかしながら、アプリケーショ
ンDに関しては装置アプリケーションプログラムが無い
ため、表示装置は読み出したAIDからアプリケーショ
ンDという名称を判断することができない。
【0101】上記のような場合、アプリケーションDと
いう名称を表示させる代わりに、読み出したAID(こ
の場合、ABCD444444444444)をそのま
ま表示させることも可能である。しかしながら、ユーザ
ーは、このAIDのみではアプリケーションを識別する
ことはできないため、使い勝手が悪い。
【0102】そこで、図15に示すように、表示装置1
内にアプリケーション一覧情報記憶部49を設けて、図
13に示したような対応表をアプリケーション一覧情報
記憶部49に格納しておき、この対応表情報から読み取
ったAIDを識別することにより、装置アプリケーショ
ンプログラムが無い場合でも、アプリケーションの名称
を判断して表示することが可能になる。この場合、アプ
リケーション一覧情報記憶部49には、その時点で使用
可能な全アプリケーションの対応関係(対応表)を記録
しておき、定期的にサービスセンタにある端末29のア
プリケーション一覧情報管理部50からダウンロードし
て、常に最新のデータに更新することにより、新しいア
プリケーションデータがICカードに登録された場合で
も対応できるようにすることができる。モデムとの接続
は表示装置の外部端子を用いることで可能だが、図25
に示すように、表示装置のICカード読み書き部を介し
て行なうこともできる。なお、アプリケーション一覧情
報記憶部49を、ICカードの中に格納することも可能
である。
【0103】図16は、上述したAIDを用いて、アプ
リケーション名称を判断して表示する場合の処理フロー
の1例を示す図である。ユーザーが表示装置1の電源を
投入してから、ICカードを表示装置に挿入すると(3
01、302)、表示装置はSelect Fileコ
マンドを送出して、MFからDIR fileに移動す
る(303)。DIR fileでは、まず始めにレコ
ード番号1を設定して(304)、Read DIR R
ecordコマンドを送出する(305)。その後、表
示装置はICカードからのレスポンスを受信して(30
6)、レスポンスを正常に受信した場合は、レコード番
号1に関するDIR file内のAIDを読み取る
(307)。
【0104】ここで、装置アプリケーションプログラム
がAIDを識別することが可能な場合は(308)、ア
プリケーション名称を表示部3に表示させるが(31
0)、AIDを識別できない場合は(308)、表示装
置内のアプリケーション一覧情報記憶部49のデータを
読み取ることで(309)、アプリケーションの名称を
判断して、アプリケーション名称を表示部3に表示させ
る(310)。
【0105】その後、レコード番号を1つ増やして(3
11)、同様の処理を行う。なお、Read DIR R
ecordコマンドを送出してエラーが返ってくる場合
は(306)、それ以上カードアプリケーションがIC
カード内に存在しない場合なので、アプリケーション名
称の表示に関する処理を終了する(312)。
【0106】以上、AIDを用いてアプリケーションの
名称を判断する場合を説明したが、上述した手法以外に
も、ICカード内にアプリケーション名称を直接記録す
ることで、アプリケーションの名称を認知するようにす
ることも可能である。この場合には、ICカード内の共
通エリアに共通フォーマットで記録することにより、I
Cカード内の全てのアプリケーション名称を統一した方
法で読み取ることができる。
【0107】例えば、前記したDIR fileやAT
R fileに、アスキーコードで各アプリケーション
名称を記録することで、表示装置はICカード内の全て
のアプリケーション名称を容易に読み出すことができる
ようになる。また、前記Select Fileコマン
ドで任意のアプリケーションを選択して、DIR fi
leから任意のDFに移動する際のICカードからのレ
スポンス信号にアプリケーション名称を記録することも
可能である。さらに、前記ATRに各アプリケーション
名称を記録することもできる。
【0108】ここでは、図17を用いて、DIR fi
le内にアプリケーション名称を格納する場合の1例を
示す。表示装置がICカードに図17の(a)に示すR
ead DIR Recordコマンドを送出すると、I
Cカードは図17の(b)に示す長さx2バイトのRe
ad DIR Recordレスポンスデータを表示装置
に送出し、その後でレスポンスデータが正常か異常かを
示す図17の(c)のステータス情報(Status)
を2バイト送出する。このコマンド、レスポンスデータ
はISO7816で規格化されたものであり、x1には
DIR file内の読み出したいアプリケーションの
レコード番号を入力する。
【0109】ここで、レスポンスデータの構成に関して
もISO7816で規格化されており、データを識別す
るための情報(Tag)が1バイト、それに続いてレコ
ードデータ長を示す情報(Length)が1バイト、
さらにLengthで示されたレコードデータ情報(R
ecords)の3つの情報から成る構成(以下、TL
V構成と称す)で成り立っている。
【0110】各アプリケーションのレスポンスデータ
は、先頭が“61”のTagで始まり、次にレスポンス
データ長(x2バイト)から2バイト差し引いた値がL
engthに示される。その後、“4F”のTagでA
IDが示される。なお、ここでアプリケーションのより
詳細な情報を格納するために、TLV構成でその他の情
報を格納してもよい。
【0111】その後、アプリケーション名称をDIR
fileに格納するが、ここでは例えば、先頭が“5
0”のTLV構成でアプリケーション名称を格納するも
のとする。この場合、例えばアプリケーション名称をア
スキーコードで格納し、アスキーコードの文字情報をそ
のまま表示装置で表示させることで、様々なアプリケー
ション名称を統一した方法で読み出すことができる。
【0112】なお、上記ではDIR file内にアプ
リケーション名称を格納したが、同様な考え方で、AT
R fileにアプリケーション名称を格納することも
可能である。この場合は、ISO7816で定義された
Read Binaryコマンド、レスポンスを用いて
データの取得を行う。
【0113】上記したように、ICカード内の共通エリ
アに共通フォーマットで記録することにより、表示装置
は統一した方法でICカードのアプリケーション名称を
読み取ることができるようになるため、装置アプリケー
ションプログラムが表示装置内に無い場合でも、少なく
ともICカード内のアプリケーション名称のみは表示さ
せることが可能となる。
【0114】なお、この場合も、ユーザーはそのアプリ
ケーションを選択することはできないため、上述したよ
うに、例えばアスタリスクをアプリケーション名称の横
に表示することで、その他の選択可能なアプリケーショ
ンと区別して表示することが望ましい。
【0115】以上、表示装置1にアプリケーション名称
を表示させる際の表示方法に関して説明したが、最後
に、複数のアプリケーションを表示する際の表示の順番
について説明する。複数のアプリケーション名称を表示
部3に表示させる場合、表示方法としては、例えば下記
のようなものが考えられる。
【0116】(1)ICカード内のレコード番号順に表
示させる。
【0117】(2)表示装置内で装置アプリケーション
が格納されているメモリ番地の順に表示させる。
【0118】(3)アプリケーション名称のアルファベ
ット順またはあいうえお順に表示させる。
【0119】(4)アプリケーションの使用頻度の順に
表示させる。
【0120】(5)アプリケーションをインストールし
た日付順に表示させる。
【0121】(6)ユーザーが表示の順番を設定する。
上記で、(4)の場合は、例えば図18に示すように、
表示装置1内にアプリケーション使用回数記憶部60を
設けて、ユーザーがアプリケーションを選択する毎に各
アプリケーションの使用回数をカウントする。そして、
アプリケーション名称のリストを表示する際には、例え
ば使用回数の多いものから順に表示させる。同様に、
(5)、(6)の場合も、表示装置内にインストールの
日付を記憶する記憶部、あるいはユーザーの設定値を記
憶する記憶部を設けることで、容易に実現可能である。
なお、上記では表示装置内に記憶部を設けたが、ICカ
ード内に記憶部を設けてもよい。
【0122】上記実施例におけるアプリケーションの名
称は必ずしも正式な名称である必要はなく、ユーザーが
そのアプリケーションを認識するのに十分な情報があれ
ばよい。したがって、アプリケーションの略称や、アプ
リケーションを表す図形情報などの文字情報以外の情報
であっても上記と同様にアプリケーションの名称として
扱われる。例えば、XYZカメラポイントという名称の
アプリケーションにおいて、表示装置にXYZカメラポ
イントという正式名称を表示せずに、XYZ、XYZカ
メラ、XYZポイントなどの略称を表示しても、ユーザ
ーは十分にXYZカメラポイントのアプリケーションで
あることを認識できる。また、表示装置の表示部の大き
さによっては表示文字数が制限される場合が考えられ
る。この場合も、XYZカ・などの略称を表示すること
は有用である。また、文字の表示に限らず、カメラ等の
図形や、ロゴマークなどの図形情報を表示しても、ユー
ザーはアプリケーションを認識することが可能である。
【0123】以上、図1〜図25に示した実施形態で
は、ICカードとICカード読み書き部との接続は、接
点により信号のやり取りを行う接触式のICカードにつ
いて説明したが、非接触式のICカードを使用するシス
テムにおいても、同様の接続を行うことができる。例え
ば、RFID等を用いて接続してもよい。また、本明細
書の実施形態ではICカードを例にしたが、必ずしも形
状はカード状のものに限られず、厚みを持ったものや棒
状のもの、あるいはその他の形状のものも本明細書のI
Cカードと同様に用いることができる。
【0124】また、図1〜図25では、電子マネーやポ
イントなどの金額情報に関連したアプリケーションに関
して説明したが、例えばスケジュール管理、健康保健
証、会員証またはゲームなどもアプリケーションとし
て、同様のことを行なうことができる。
【0125】
【発明の効果】以上のように本発明では、1枚のICカ
ード内に電子マネー情報と共にプレミアムポイント情報
などの複数のアプリケーションデータを格納し、ユーザ
ーが必要なアプリケーションデータをキー操作で選択す
ることにより、必要なデータをユーザーが選択して表示
装置に表示させることが可能となる。
【0126】ここで、ICカードに新たにアプリケーシ
ョンデータを追加した場合は、表示装置側にも表示制御
用の装置アプリケーションプログラムを追加しないと、
同じ表示装置でICカードに追加したデータを見ること
ができない。そこで、本発明では、パソコンやモデムか
らRS−232Cなどの通信ドライバを介して、装置ア
プリケーションプログラムをインストールすることで、
上記した装置アプリケーションプログラムの追加が容易
に行えるようにしているので、ICカードに新たにアプ
リケーションデータを追加した場合にも、容易に対処で
き、汎用性、利便性が向上する。
【0127】また、本発明では、ICカードのコンタク
トを介して、同様に装置アプリケーションプログラムを
インストールやパソコンとのやりとりも可能であるた
め、この場合には、特別な外部端子や通信ドライバを表
示装置側に設ける必要がなくなり、表示装置のより一層
の低コスト化が図れる。
【0128】さらに、ユーザーがアプリケーションを選
択する場合には、ICカード内のアプリケーションデー
タの種類と表示装置内の装置アプリケーションプログラ
ムの種類が一致しない場合も考えられるため、アプリケ
ーション名称の表示方法に関して何らかの統一した方法
が必要である。そこで、本発明では、ICカード内のア
プリケーションと装置アプリケーションで種類が一致し
たアプリケーションの名称のみを表示装置に表示させる
場合や、ICカード内のアプリケーションあるいは装置
アプリケーションの全ての名称を表示させる場合を、選
択可能とできるようにしてあり、ユーザーにとって利便
性が高まる。
【0129】なお、ICカード内のアプリケーションの
名称を全て表示させる場合には、表示装置内に装置アプ
リケーションプログラムが無いデータに関して、ICカ
ードから読み出したAIDを識別してアプリケーション
の名称を判断することができない。そこで、本発明で
は、世の中に普及している全アプリケーションに関し
て、名称リストをあらかじめ表示装置内あるいはICカ
ード内に格納することで、装置アプリケーションプログ
ラムが無い場合でも、ICカードから読み取ったAID
情報を識別して、アプリケーション名称を表示させるこ
とも可能となっており、この点でも利便性のよいものと
なる。
【0130】さらに、本発明では、他の手法としてIC
カード内の共通エリアに共通フォーマットでアプリケー
ション名称を格納することによって、同様に、アプリケ
ーション名称の表示を常時可能とすることもでき、同様
に利便性のよいものとなる。この場合、例えばDIR
fileにアスキー文字コードで格納することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係るICカード情報表示
装置およびICカードの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の1実施形態に係るICカード情報表示
装置の外観の1例を示す平面図である。
【図3】本発明の1実施形態に係るICカード情報表示
装置へ、パソコンを用いて装置アプリケーションプログ
ラムをインストールする際の構成の1例を示すブロック
図である。
【図4】図3に示す構成で装置アプリケーションプログ
ラムをインストールする際の、処理フローの1例を示す
フローチャート図である。
【図5】図4に示す処理フローで表示される画面表示の
遷移を示す説明図である。
【図6】本発明の1実施形態に係るICカード情報表示
装置へ、モデムを介して装置アプリケーションプログラ
ムをインストールする際の構成の1例を示すブロック図
である。
【図7】本発明の1実施形態に係るICカード情報表示
装置へ、パソコンを用いて装置アプリケーションプログ
ラムをインストールする際の構成の他の例を示すブロッ
ク図である。
【図8】図7に示す構成で装置アプリケーションプログ
ラムをインストールする際の、処理フローの1例を示す
フローチャート図である。
【図9】本発明の1実施形態に係るICカード情報表示
装置へ、メモリカードを用いて装置アプリケーションプ
ログラムをインストールする際の構成の1例を示すブロ
ック図である。
【図10】本発明の1実施形態に係るICカード情報表
示装置へ、アプリケーションインストール用の携帯端末
を用いて、装置アプリケーションプログラムをインスト
ールする際の構成の1例を示すブロック図である。
【図11】本発明の1実施形態に係るICカード情報表
示装置で用いるアプリケーションの1例を示す説明図で
ある。
【図12】本発明の1実施形態に係るICカード情報表
示装置で用いる、ICカード内のファイル構成の1例を
示す説明図である。
【図13】本発明の1実施形態に係るICカード情報表
示装置で用いる、アプリケーション名称とAIDとの関
係の1例を示す説明図である。
【図14】本発明の1実施形態に係るICカード情報表
示装置における、アプリケーション名称の表示の各例を
示す説明図である。
【図15】本発明の他の実施形態に係るICカード情報
表示装置へ、モデムを介してアプリケーション一覧情報
を転送する際の構成の1例を示すブロック図である。
【図16】図15に示す構成のICカード情報表示装置
において、AIDを用いてアプリケーション名称を判断
して表示する処理フローの1例を示すフローチャート図
である。
【図17】本発明の実施形態に係るICカード情報表示
装置において用いる、ICカード内へのアプリケーショ
ン名称の格納手法の1例を示す説明図である。
【図18】本発明のさらに他の実施形態に係るICカー
ド情報表示装置およびICカードの構成を示すブロック
図である。
【図19】本発明の1実施形態に係る変換部の外観の1
例を示す図である。
【図20】本発明の1実施形態に係るICカード情報表
示装置とICカードへ、パソコンを用いて装置アプリケ
ーションプログラムとカードアプリケーションプログラ
ムをそれぞれインストールする際の構成の1例を示すブ
ロック図である。
【図21】本発明の1実施形態に係るICカード情報表
示装置へ、ICカードを用いて装置アプリケーションプ
ログラムをインストールする際の構成の1例を示すブロ
ック図である。
【図22】本発明の他の実施形態に係るICカード情報
表示装置へ、モデムを介してアプリケーション一覧情報
を転送する際の構成の他の1例を示すブロック図であ
る。
【図23】図7に示す構成において通信ドライバ部6と
外部端子46を省略したブロック図である。
【図24】図9に示す構成において通信ドライバ部6と
外部端子46を省略したブロック図である。
【図25】図15に示す構成において通信ドライバ部6
と外部端子46を省略し、カード読み書き部8とモデム
部37を変換器38を介して接続したブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 ICカード情報表示装置(表示装置) 2 システムプログラム記憶部 3 表示部 4 キー入力部 5 演算処理部 6 通信ドライバ部 7 アプリケーションプログラム記憶部 8、9 ICカード読み書き部 10 モデム部 11、17 ICカード 12、18 接続部 13、19 演算処理部 14、20 ID番号記憶部 15、21 カードオペレーティングシステム記憶部
(カードOS記憶部) 16、22 読み書きメモリ部 23 パソコン 24 表示部 25 キー入力部 26 演算処理部 27 通信ドライバ部 28 ハードディスク部(HDD) 29 サービスセンタ内の端末 30 顧客情報管理部 31 表示部 32 キー入力部 33 演算処理部 34 モデム部 35 通信ドライバ部 36 HDD 37 モデム部 38 変換部 39 インストール用の携帯端末 40 表示部 41 キー入力部 42 通信ドライバ部 43 演算処理部 44 変換部 45 読み書きメモリ部 46〜48 外部端子 49 アプリケーション一覧情報記憶部 50 アプリケーション一覧情報管理部 51 Masterファイル(MF) 52 Directoryファイル(DIR fil
e) 53 Answer To Resetファイル(AT
R file) 54〜56 Dedicatedファイル(DF) 57〜59 Elementaryファイル(EF) 60 アプリケーション使用回数記憶部 61 メモリカード 62 接続部 63 アプリケーションプログラム記憶部 64 ICカード 65 端末アプリケーションプログラム記憶部 66 コネクタ部 67 変換回路部 68 RS−232Cコネクタ部 69〜71 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06F 15/21 340Z G07G 1/12 321 15/30 350Z (72)発明者 伊藤 滋行 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 高見 穣 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 井上 喜勇 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 井上 雅之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 米田 幸一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 稲光 哲治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内

Claims (54)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を入出力する入出力手段と、複数のア
    プリケーションに関する情報を記憶する記憶手段と、前
    記アプリケーションに関する情報を処理するICカード
    演算処理手段とを備えたICカードが用いられ、前記I
    Cカードに格納される情報を処理するICカード処理装
    置であって、 前記アプリケーションに対応する装置アプリケーション
    プログラムを複数記憶可能な装置アプリケーションプロ
    グラム記憶手段と、 前記ICカードの入出力手段を介して情報を読み書きす
    るICカード読み書き手段と、 前記ICカード読み書き手段を介して前記ICカード演
    算処理手段において情報を入出力し、前記ICカードに
    格納されたアプリケーションに関する情報を前記アプリ
    ケーションに対応する前記装置アプリケーションプログ
    ラムを用いて処理を行なう装置演算処理手段とを備えて
    なり、 前記ICカード読み書き手段は装置アプリケーションプ
    ログラムの入力が可能であり、 前記装置演算処理手段は、前記ICカード読み書き手段
    に入力される装置アプリケーションプログラムを前記装
    置アプリケーションプログラム記憶手段に記憶するよう
    に制御することを特徴とするICカード処理装置。
  2. 【請求項2】前記ICカードの記憶手段に記憶されるア
    プリケーションに関する情報は、前記アプリケーション
    が前記ICカードにおいて動作するためのカードアプリ
    ケーションプログラムと、前記カードアプリケーション
    プログラムにおいて処理されるアプリケーションデータ
    とを含んでなることを特徴とする請求項1に記載のIC
    カード処理装置。
  3. 【請求項3】前記ICカード処理装置は、前記ICカー
    ドに格納されたカードアプリケーションに対応する装置
    アプリケーションプログラムを前記アプリケーションプ
    ログラム記憶手段に備えた場合に、前記ICカードに格
    納されたアプリケーションデータの読み書きが可能とな
    ることを特徴とする請求項2に記載のICカード処理装
    置。
  4. 【請求項4】前記ICカード読み書き手段において入力
    される装置アプリケーションプログラムは、信号の形式
    を変換する情報変換手段を介して、外部の情報処理端末
    において出力される情報であることを特徴とする請求項
    1に記載のICカード処理装置。
  5. 【請求項5】前記ICカード読み書き手段において入力
    される装置アプリケーションプログラムは、前記ICカ
    ード読み書き手段に接続される入出力手段を備えた記憶
    媒体に記憶された情報であることを特徴とする請求項1
    に記載のICカード処理装置。
  6. 【請求項6】前記複数アプリケーションの少なくとも1
    つは商取引に関するアプリケーションであることを特徴
    である請求項1に記載のICカード処理装置。
  7. 【請求項7】情報を入出力する入出力手段と、複数のア
    プリケーションに関する情報を記憶する記憶手段と、前
    記アプリケーションに関する情報を処理するICカード
    演算処理手段とを備えたICカードが用いられ、前記I
    Cカードに格納される情報を処理するICカード処理装
    置であって、 前記ICカードの入出力手段を介して情報を読み書きす
    るICカード読み書き手段と、 外部の情報処理端末より情報が入出力される外部入出力
    手段と、 前記ICカード読み書き手段を介して前記ICカード演
    算処理手段において情報を入出力し、前記ICカードに
    格納されたアプリケーションに関する情報の処理を行な
    う装置演算処理手段とを備えてなり、 前記ICカードは前記ICカード読み書き手段に接続さ
    れ、前記装置演算処理手段は前記外部入出力手段におい
    て入出力される情報により前記ICカードに格納される
    情報を読み書きするように制御することを特徴とするI
    Cカード処理装置。
  8. 【請求項8】前記外部入出力手段は前記ICカードに格
    納される情報の読み書きが可能であるICカード読み書
    き手段であることを特徴とする請求項7に記載のICカ
    ード処理装置。
  9. 【請求項9】前記ICカード読み書き手段は信号の形式
    を変換する情報変換手段を介して前記外部の情報処理端
    末に接続されることを特徴とする請求項7に記載のIC
    カード処理装置。
  10. 【請求項10】前記情報処理端末はコンピュータである
    ことを特徴とする請求項7に記載のICカード処理装
    置。
  11. 【請求項11】情報を入出力する入出力手段と、複数の
    アプリケーションに関する情報を記憶する記憶手段と、
    前記アプリケーションに関する情報を処理するICカー
    ド演算処理手段と、を備えたICカードが用いられ、前
    記ICカードに格納される情報を処理するICカード処
    理装置であって、 前記アプリケーションに対応する装置アプリケーション
    プログラムを複数記憶する装置アプリケーションプログ
    ラム記憶手段と、 前記ICカードの入出力手段を介し、前記ICカードに
    格納されたアプリケーションに関する情報を読み取るI
    Cカード読み書き手段と、 前記ICカードにおいて用いられるアプリケーションの
    名称を表示する表示手段と、 アプリケーションに前記アプリケーションプログラム記
    憶手段に記憶されているアプリケーションプログラムが
    対応しないとき、前記アプリケーションの名称を、前記
    ICカード読み書き手段により読み取ったアプリケーシ
    ョンに関する情報に含まれるアプリケーション識別情報
    に基づいて前記表示手段に表示するように制御する装置
    演算処理手段と、を備えてなることを特徴とするICカ
    ード処理装置。
  12. 【請求項12】前記ICカードの記憶手段に記憶される
    アプリケーションに関する情報は、前記アプリケーショ
    ンが前記ICカードにおいて動作するためのカードアプ
    リケーションプログラムと、前記カードアプリケーショ
    ンプログラムにおいて処理されるアプリケーションデー
    タと、を含んでなることを特徴とする請求項11に記載
    のICカード処理装置
  13. 【請求項13】前記ICカード処理装置は、前記ICカ
    ードに格納されたカードアプリケーションに対応する装
    置アプリケーションプログラムを前記アプリケーション
    プログラム記憶手段に備えた場合に、前記ICカードに
    格納されたアプリケーションデータの読み書きが可能と
    なることを特徴とする請求項12に記載のICカード処
    理装置。
  14. 【請求項14】前記ICカード処理装置は、 前記ICカード読み書き手段により読み取られるアプリ
    ケーション識別情報とアプリケーションの名称の対応を
    記憶するアプリケーション名称記憶手段を備え、 前記制御手段は、前記アプリケーション名称記憶手段に
    格納された情報に基づき、前記表示手段にアプリケーシ
    ョンの名称を表示するように制御することを特徴とする
    請求項11に記載のICカード処理装置。
  15. 【請求項15】前記ICカード読み書き手段において、
    ICカードに格納されるアプリケーションの識別情報と
    アプリケーションの名称の対応に関する情報が入力さ
    れ、 前記アプリケーション名称記憶手段は、前記カード読み
    書き手段おいて入力された情報を記憶することを特徴と
    する請求項14に記載のICカード処理装置。
  16. 【請求項16】前記アプリケーション名称記憶手段は、
    前記ICカードにおいて使用される全てのアプリケーシ
    ョンの識別情報とアプリケーションの名称の対応に関す
    る情報が記憶可能であることを特徴とする請求項14に
    記載のICカード処理装置。
  17. 【請求項17】前記ICカード読み書き手段により読み
    取ったアプリケーション識別情報は、所定の形式の情報
    が含まれ、 前記装置演算処理手段は前記所定の形式の情報を前記表
    示手段に表示するように制御することを特徴とする請求
    項11に記載のICカード処理装置。
  18. 【請求項18】前記所定の形式の情報は文字コード情報
    であることを特徴とする請求項17に記載のICカード
    処理装置。
  19. 【請求項19】前記アプリケーションの名称は、前記ア
    プリケーションの正式名称、略称、または前記アプリケ
    ーションを表す図形情報であることを特徴とする請求項
    11に記載のICカード処理装置。
  20. 【請求項20】複数のアプリケーションを動作させるた
    めのカードアプリケーションプログラムと、前記カード
    アプリケーションプログラムにおいて処理されるアプリ
    ケーションデータとを複数格納する第1の記憶手段と、 前記複数のアプリケーションの名称に関する情報を複数
    記憶する第2の記憶手段と、 前記第1および第2の記憶手段に格納された情報を処理
    する演算処理手段とを備えてなり、 前記第2の記憶手段に格納された複数のアプリケーショ
    ンの名称に関する情報は共通の形式で記憶されてなるこ
    とを特徴とするICカード。
  21. 【請求項21】前記共通の形式は所定の文字コードであ
    ることを特徴とする請求項20に記載のICカード。
  22. 【請求項22】カードが読み書きされるカード読み書き
    手段を備え、前記カードに格納された情報を処理するカ
    ード処理装置と共に用いられ、前記カード処理装置に入
    出力可能な情報変換器であって、 第1の入出力手段と、 前記第1の入出力手段に接続され、情報を変換する変換
    回路部と、 前記変換回路部に接続された第2の入出力手段とを備え
    てなり、 前記第1の入出力手段は前記カード読み書き手段おいて
    入出力され、 前記第2の入出力手段において入出力される情報と、前
    記第1の入出力手段において入出力される情報は、前記
    変換回路部において互いに形式が変換され、前記情報は
    前記カード読み書き手段を介して前記カード処理装置に
    おいて入出力されることを特徴とする情報変換器。
  23. 【請求項23】前記第1の入出力手段は情報を入出力す
    る接点を備えてなり、 前記第1の入出力手段の前記カード読み書き手段に接続
    される部分の形状および前記接点の位置は、ISO−7
    816に準拠したICカードに対応してなることを特徴
    とする請求項22に記載の情報変換器。
  24. 【請求項24】前記第2の入出力手段は、RS−232
    C規格に準拠することを特徴とする請求項23に記載の
    情報変換器。
  25. 【請求項25】情報を入出力するカード入出力手段と、
    複数のアプリケーションに関する情報を記憶する記憶手
    段と、前記アプリケーションに関する情報を処理するI
    Cカード演算処理手段とを備えたICカードと共に用い
    られ、前記ICカードに格納される情報を処理するIC
    カード処理装置と、 情報を入出力する端末入出力手段を備えた情報処理端末
    と、 前記ICカード処理装置と前記情報処理端末とを接続す
    る情報変換器と、を備えてなる装置アプリケーションプ
    ログラムインストールシステムであって、 前記ICカード処理装置は、前記アプリケーションに対
    応する装置アプリケーションプログラムを複数記憶する
    装置アプリケーションプログラム記憶手段と、前記カー
    ド入出力手段を介して情報が読み書きされるICカード
    読み書き手段と、前記ICカード読み書き手段を介して
    前記ICカード演算処理手段において情報を入出力し、
    前記ICカードに格納されたアプリケーションに関する
    情報を前記アプリケーションに対応する前記装置アプリ
    ケーションプログラムを用いて処理を行なう装置演算処
    理手段とを備えてなり、 前記情報変換器は、第1の入出力手段と、前記第1の入
    出力手段に接続された変換回路部と、前記変換回路部に
    接続された第2の入出力手段とを備えてなり、 前記第1の入出力手段は前記ICカード読み書き手段に
    おいて入出力され、 前記第2の入出力手段は前記情報処理端末に接続され、 前記情報処理端末において入出力される情報と前記第1
    のICカード読み書き手段に入出力される情報は、前記
    変換回路部において互いに形式が変換され、 前記情報処理端末において出力される情報は装置アプリ
    ケーションプログラムとして前記ICカード読み書き手
    段に入力され、前記装置アプリケーションプログラム記
    憶手段に記憶されることを特徴とする装置アプリケーシ
    ョンプログラムインストールシステム。
  26. 【請求項26】前記情報処理端末は、通信手段を備え、
    外部から入力される情報を受信することを特徴とする請
    求項25に記載の装置アプリケーションプログラムイン
    ストールシステム。
  27. 【請求項27】前記情報処理端末は、コンピュータであ
    ることを特徴とする請求項25に記載の装置アプリケー
    ションプログラムインストールシステム。
  28. 【請求項28】ICカードと、前記ICカードに格納さ
    れた情報を処理するICカード処理装置とを備えてなる
    ICカードシステムであって、 前記ICカードは、情報を入出力する入出力手段と、複
    数のアプリケーションを動作させるためのカードアプリ
    ケーションプログラムと、前記カードアプリケーション
    プログラムにおいて処理されるアプリケーションデータ
    とを複数格納する第1の記憶手段と、前記複数のアプリ
    ケーションの名称に関する情報を共通の形式で複数記憶
    する第2の記憶手段と、前記第1および第2の記憶手段
    に格納された情報を処理するICカード演算処理手段と
    を備えてなり、 前記ICカード処理装置は、アプリケーションに対応す
    る装置アプリケーションプログラムを複数記憶する装置
    アプリケーションプログラム記憶手段と、前記ICカー
    ドの入出力手段を介して、前記ICカードの第1および
    第2の記憶手段に格納された情報を読み取るICカード
    読み書き手段と、前記ICカードにおいて用いられるア
    プリケーションの名称を表示する表示手段と、前記アプ
    リケーションに前記アプリケーションプログラム記憶手
    段に記憶されているアプリケーションプログラムが対応
    しないとき、前記アプリケーションの名称を前記ICカ
    ードの第2の記憶手段に格納された前記アプリケーショ
    ンの名称に関する情報に基づいて前記表示手段に表示す
    るように制御する装置演算処理手段とを備えてなること
    を特徴とするICカードシステム。
  29. 【請求項29】前記ICカード処理装置は、前記ICカ
    ードに格納されたカードアプリケーションに対応する装
    置アプリケーションプログラムを前記アプリケーション
    プログラム記憶手段に備えた場合に、前記ICカードに
    格納されたアプリケーションデータの読み書きが可能と
    なることを特徴とする請求項28に記載のICカードシ
    ステム。
  30. 【請求項30】前記アプリケーションの名称は、前記ア
    プリケーションの正式名称、略称、または前記アプリケ
    ーションを表す図形情報であることを特徴とする請求項
    28に記載のICカードシステム。
  31. 【請求項31】ICカードと、 前記ICカードに格納される情報を処理するICカード
    処理装置と、 情報を入出力する端末入出力部を備えた情報処理端末
    と、 前記ICカード処理装置と前記情報処理端末とを接続す
    る情報変換器と、を備えてなるICカードシステムであ
    って、 前記ICカードは、情報を入出力するカード入出力手段
    と、複数のアプリケーションに関する情報を記憶する記
    憶手段と、前記アプリケーションに関する情報を処理す
    るICカード演算処理手段とを備えてなり、 前記ICカード処理装置は、前記カード入出力手段を介
    して情報を読み書きする第1および第2のICカード読
    み書き手段と、前記第1または第2のICカード読み書
    き手段を介して前記ICカード演算処理手段において情
    報を入出力し、前記ICカードに格納されたアプリケー
    ションに関する情報の処理を行なう装置演算処理手段と
    を備えてなり、 前記情報変換器は、第1の入出力手段と、前記第1の入
    出力手段に接続された変換回路部と、前記変換回路部に
    接続された第2の入出力手段とを備えてなり、 前記第1のカード読み書き部は前記ICカードに接続さ
    れ、前記第2のカード読み書き部は、前記第1の入出力
    手段に接続され、前記第2の入出力手段は、前記情報処
    理端末に接続され、 前記情報処理端末において入出力される情報と、前記第
    2のICカード読み書き手段に入出力される情報は、前
    記変換回路部において互いに形式が変換され、 前記装置演算処理手段は、前記情報処理端末において入
    出力される情報により前記ICカードに格納されるアプ
    リケーションに関する情報が読み書きされるように制御
    することを特徴とするICカードシステム。
  32. 【請求項32】前記情報処理端末はコンピュータである
    ことを特徴とする請求項31に記載のICカードシステ
    ム。
  33. 【請求項33】ICカード内に格納された複数の残高情
    報を表示するICカード情報表示装置において、 表示に関する指示を入力する入力手段と、上記ICカー
    ド内の残高情報の読み取り及び書き込みを行うICカー
    ド読み書き手段と、上記残高情報を表示する表示手段
    と、プログラムの読み書き及び消去が可能な記憶手段
    と、外部装置と情報の送受信を行う情報送受信手段と、
    上記ICカード読み書き手段を制御して上記複数の残高
    情報を上記ICカードから読み取り、上記入力手段から
    の指示によって特定された上記残高情報を上記表示手段
    に表示させる制御手段とを、設けたことを特徴とするI
    Cカード情報表示装置。
  34. 【請求項34】請求項33記載において、 前記複数の残高情報の少なくとも1つは、金額情報であ
    ることを特徴とするICカード情報表示装置。
  35. 【請求項35】請求項34記載において、 前記記憶手段には、前記制御手段を制御するための制御
    プログラムが格納されており、前記情報送受信手段が受
    信した他の制御プログラムを前記記憶手段に書き込むこ
    とを特徴とするICカード情報表示装置。
  36. 【請求項36】請求項34記載において、 前記記憶手段には、前記制御手段を制御するための制御
    プログラムが格納されており、前記ICカード読み書き
    手段が受信した他の制御プログラムを前記記憶手段に書
    き込むことを特徴とするICカード情報表示装置。
  37. 【請求項37】ICカード内に格納された複数の残高情
    報を表示するICカード情報表示装置において、 表示に関する指示を入力する入力手段と、上記ICカー
    ド内の残高情報の読み取り及び書き込みを行うICカー
    ド読み書き手段と、上記残高情報を表示する表示手段
    と、プログラムの読み書き及び消去が可能な記憶手段
    と、上記ICカード読み書き手段を制御して上記複数の
    残高情報を上記ICカードから読み取り、上記入力手段
    からの指示によって特定された上記残高情報を上記表示
    手段に表示させる制御手段とを設けて、 上記記憶手段には、上記制御手段を制御するための複数
    の制御プログラムが格納されることを特徴とするICカ
    ード情報表示装置。
  38. 【請求項38】請求項37記載において、 前記複数の残高情報の少なくとも1つは、金額情報であ
    ることを特徴とするICカード情報表示装置。
  39. 【請求項39】請求項38記載において、 前記表示手段には、前記複数の残高情報に関する固有名
    称がそれぞれ表示されて、該表示された固有名称の中か
    ら前記入力手段によって特定の残高情報を選択すること
    を特徴とするICカード情報表示装置。
  40. 【請求項40】請求項38記載において、 前記表示手段には、前記複数の制御プログラムに関する
    固有名称がそれぞれ表示されて、該表示された固有名称
    の中から前記入力手段によって特定の制御プログラムを
    選択することを特徴とするICカード情報表示装置。
  41. 【請求項41】請求項38記載において、 前記表示手段には、前記複数の残高情報の中で前記複数
    の制御プログラムに関連したものに関してのみ固有名称
    がそれぞれ表示されて、該表示された固有名称の中から
    前記入力手段によって特定の残高情報を選択することを
    特徴とするICカード情報表示装置。
  42. 【請求項42】ICカード内に格納された複数の残高情
    報を表示するICカード情報表示装置において、 表示に関する指示を入力する入力手段と、上記ICカー
    ド内の残高情報の読み取り及び書き込みを行うICカー
    ド読み書き手段と、上記残高情報を表示する表示手段
    と、プログラムの読み書き及び消去が可能な記憶手段
    と、外部装置と情報の送受信を行う情報送受信手段と、
    上記ICカード読み書き手段を制御して上記複数の残高
    情報を上記ICカードから読み取り、上記入力手段から
    の指示によって特定された上記残高情報を上記表示手段
    に表示させる制御手段とを設けて、上記記憶手段には、
    上記制御手段を制御するための複数の制御プログラムが
    格納されており、なおかつ、上記複数の残高情報の少な
    くとも1つは、金額情報であることを特徴とするICカ
    ード情報表示装置。
  43. 【請求項43】請求項42記載において、 前記記憶手段には、残高情報に関する全ての固有名称が
    格納されており、前記複数の残高情報に関して前記記憶
    手段から該当する固有名称が読み出されることを特徴と
    するICカード情報表示装置。
  44. 【請求項44】請求項43記載において、 前記表示手段には、前記記憶手段から読み出された固有
    名称がそれぞれ表示されて、該表示された固有名称の中
    から前記入力手段によって特定の残高情報を選択するこ
    とを特徴とするICカード情報表示装置。
  45. 【請求項45】請求項42記載において、 前記ICカード内には、前記複数の残高情報に関する固
    有名称が統一された書式の文字コードで格納されること
    を特徴とするICカード情報表示装置。
  46. 【請求項46】請求項45記載において、 前記表示手段には、前記ICカードから読み出された固
    有名称がそれぞれ表示されて、該表示された固有名称の
    中から前記入力手段によって特定の残高情報を選択する
    ことを特徴とするICカード情報表示装置。
  47. 【請求項47】請求項46記載において、 前記固有名称は、前記ICカード内のディレクトリーフ
    ァイル内に格納されることを特徴とするICカード情報
    表示装置。
  48. 【請求項48】請求項46記載において、 前記固有名称は、前記ICカード内のアンサー・ツウ・
    リセットファイル内に格納されることを特徴とするIC
    カード情報表示装置。
  49. 【請求項49】ICカード内に格納された複数の残高情
    報を表示するICカード情報表示装置において、 表示に関する指示を入力する入力手段と、上記ICカー
    ド内の残高情報の読み取り及び書き込みを行うICカー
    ド読み書き手段と、上記残高情報を表示する表示手段
    と、プログラムの読み書き及び消去が可能な記憶手段
    と、上記ICカード読み書き手段を制御して上記複数の
    残高情報を上記ICカードから読み取り、上記入力手段
    からの指示によって特定された上記残高情報を上記表示
    手段に表示させる制御手段とを、設けたことを特徴とす
    るICカード情報表示装置。
  50. 【請求項50】請求項49記載において、 前記複数の残高情報の少なくとも1つは、金額情報であ
    ることを特徴とするICカード情報表示装置。
  51. 【請求項51】請求項50記載において、 前記記憶手段には、前記制御手段を制御するための制御
    プログラムが格納されており、さらに、前記ICカード
    には他の制御プログラムが格納されており、前記ICカ
    ード読み書き手段が受信した該他の制御プログラムを前
    記記憶手段に書き込むことを特徴とするICカード情報
    表示装置。
  52. 【請求項52】ICカード内の残高情報記憶手段に格納
    された複数の残高情報を表示するICカード情報表示装
    置において、 表示に関する指示を入力する入力手段と、上記ICカー
    ド内の残高情報の読み取り及び書き込みを行うICカー
    ド読み書き手段と、上記残高情報を表示する表示手段
    と、プログラムの読み書き及び消去が可能な記憶手段
    と、外部装置と情報の送受信を行う情報送受信手段と、
    上記ICカード読み書き手段を制御して上記複数の残高
    情報を上記ICカードから読み取り、上記入力手段から
    の指示によって特定された上記残高情報を上記表示手段
    に表示させる制御手段とを、設けたことを特徴とするI
    Cカード情報表示装置。
  53. 【請求項53】請求項52記載において、 前記複数の残高情報の少なくとも1つは、金額情報であ
    ることを特徴とするICカード情報表示装置。
  54. 【請求項54】請求項53記載において、 前記記憶手段には、前記制御手段を制御するための制御
    プログラムが格納されており、前記情報送受信手段が受
    信した他の制御プログラムを前記記憶手段に書き込み、
    さらに前記情報受信手段が受信した他の残高情報を前記
    ICカード読み書き手段によって前記ICカード内の前
    記残高情報記憶手段に書き込むことを特徴とするICカ
    ード情報表示装置。
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