JP2000111934A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2000111934A
JP2000111934A JP10278433A JP27843398A JP2000111934A JP 2000111934 A JP2000111934 A JP 2000111934A JP 10278433 A JP10278433 A JP 10278433A JP 27843398 A JP27843398 A JP 27843398A JP 2000111934 A JP2000111934 A JP 2000111934A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal display
electrode pattern
display device
light source
Prior art date
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Pending
Application number
JP10278433A
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English (en)
Inventor
Naoya Imamura
直也 今村
Takashi Minami
孝志 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化にするとともに、バックライトの発熱が
表示品位を下げない液晶表示装置を提供する。 【解決手段】液晶表示装置Bの液晶表示パネル1におい
ては、走査側基板9と信号側基板10とを対向配置し、
信号側基板10上に透明電極11を、走査側基板9上に
透明電極12を形成して表示領域13を構成し、透明電
極11や透明電極12はシール部14にまで延在させ、
延在電極パターン17とする。延在電極パターン17の
うちB部付近の延在電極パターン17(B1)からA部
付近の延在電極パターン17(A1)にいたるまでの間
において、配線抵抗値を徐々に上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は薄型、軽量、低消費電力
のメリットがあり、コンピュータやワープロなどの表示
パネルとして広く利用されている。通常、液晶表示装置
には視認性の向上のために液晶表示パネルの裏面には照
明装置(バックライト)が配置されている。
【0003】図3は液晶表示装置Aの断面概略図であっ
て、1は液晶表示パネル、2はバックライト、3は液晶
表示パネル1とバックライト2の支持固定するケースで
ある。バックライト2は透光性材料からなる導光板4
と、導光板4の両端面に設けた冷陰極管等の光源5とか
らなるエッジライト方式であり、さらに導光板4の一方
主面には反射膜6を形成し、他方主面には光散乱板7な
どを積層している。また、光源5を覆うように半円筒状
に光反射板8を配設している。
【0004】上記液晶表示パネル1については、周知の
とおりガラス基板上に透明電極パターンと配向膜を形成
したものを2個用意し、双方を液晶を介して所定の間隔
で対向配設し、表示領域と成し、そして、表示領域の外
周にシールした構造になっている。また、液晶層の厚み
を均一にするため、その内部およびシール部にスペーサ
を配している。
【0005】かかる液晶表示装置Aは、光源5の照射光
が導光板4の両端面より入り、反射膜6により反射され
ながら光散乱板7を通して液晶表示パネル1に入射する
構成である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年の液晶表示装置A
の小型化に伴い液晶表示パネル1の表示領域と光源5と
の間隔が小さくなり、そのために光源5から発生した熱
が表示領域にまで伝達し、表示特性が低下するという課
題があった。
【0007】すなわち、液晶表示パネル1においては、
表示領域の各透明電極に対するしきい値電圧は温度に依
存する性質があり、そのために各透明電極間に温度差が
あると、表示特性にムラが生じていた。すなわち、光源
5に近い透明電極に係る画素と、そこから離れた透明電
極に係る画素との間での温度差によって表示品位の低下
をもたらしている。
【0008】このような課題を解消するために、光源5
と液晶表示パネル1との間に、液晶表示パネル1を固定
する枠体を配し、その枠体に光源5が発する熱を伝導さ
せ、この枠体でもって空中に放熱する技術が提案されて
いる(特開平5−61044号参照)。
【0009】しかしながら、上記提案の技術では、上記
のような枠体を光源5と液晶表示パネル1との間に配置
することで、大きくなっていた。
【0010】したがって本発明は上記事情に鑑みて完成
されたものであり、その目的は装置全体を小型化にする
とともに、バックライトの発熱が表示品位を下げないよ
うにした液晶表示装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、一方向に配列された透明電極パターンと配向膜とが
順次積層された一方透明基板と、他方向に配列された透
明電極パターンと配向膜とが順次積層された他方透明基
板とを所定の間隔で対向配置させ、双方の透明電極パタ
ーンを交差させて方形状の表示領域を成し、両透明基板
間の該表示領域周辺にシール剤を周設してシール部を配
し、シール部もしくはシール部の外方にまで透明電極パ
ターンを延在し、この延在電極パターンでもって駆動回
路と接続せしめるように構成した液晶表示パネルに対
し、少なくとも導光板と該導光板の端部に設けた光源と
からなるバックライトを配設し、そして、光源近傍に存
在する延在電極パターンの配線抵抗を大きくしてあるこ
とを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の液晶表示装置Bを
図1と図2により説明する。図1は液晶表示パネルの平
面図、図2は図1中の領域aの要部拡大平面図であり、
バックライトの光源との配置関係を示す。また、図4は
従来例の液晶表示パネルの要部拡大平面図である。
【0013】液晶表示装置Bは図3に示すとおりの構造
であって、バックライト2は図3に示す構造と同じであ
るが、液晶表示パネル1においては、前記延在電極パタ
ーンが異なっている。
【0014】液晶表示装置Bにおいては、前記一方の透
明基板としてのガラス製の走査側基板9と前記他方の透
明基板としてのガラス製の信号側基板10とを対向配置
するが、その際に信号側基板10上に一方向に配列され
た透明電極パターンとしての透明電極11を形成し、走
査側基板9上に他方向に配列された透明電極パターンと
しての透明電極12を形成することで、双方の透明電極
11、12を交差させて方形状の表示領域13を構成
し、さらに各透明電極11、12上にポリイミド系樹脂
の配向膜を被覆している。
【0015】また、走査側基板9と信号側基板10とは
エポキシ系、アクリル系、シリコーン系などの熱硬化型
樹脂または紫外線硬化型樹脂からなるシール剤を周設し
てなる前記シール部としての方形状のシール部14を介
して固定される。すなわち、走査側基板9と信号側基板
10とをシール部14を介して接着し、さらに位置合わ
せすることでシール部14によって囲まれた空間を設
け、シール部14を加熱し硬化させる。そして、信号側
基板10上の透明電極11や走査側基板9上の透明電極
12はシール部14に、さらにはシール部14の外方に
まで延在させ、延在電極パターン17とする。
【0016】また、走査側基板9と信号側基板10との
間の表示領域13には樹脂球状体から成る非導電性のス
ペーサが多く分散され、これによって両基板間隔を一定
にして、その内部に液晶が封入されている。
【0017】このような構成の液晶表示パネル15には
駆動回路であるドライバーICが搭載された配線基板1
6が並設されている。
【0018】上記液晶表示パネル15によれば、光源5
の点灯時に発生する熱がケース3内にこもったり、ある
いはケース3を伝わり、これにより、光源5近傍の液晶
表示パネル15の部分にて温度分布が生じる。この温度
分布は液晶のしきい値電圧を変動させ、そのために表示
ムラが発生するが、詳しくは温度が上昇した部分のしき
い値電圧は低くなり、その部分の液晶分子は低い電圧で
反応していた。
【0019】図4の従来の液晶表示パネル1でもって説
明すると、光源5に近い領域では表示領域13の中央部
と比べ光源5から離れているので、高温になり、そのた
めに表示領域13の面内にて温度差が生じる。たとえば
12.1インチVGAの液晶表示パネルにおいては、光
源5(CFL)近傍のA部付近では点灯1時間後の温度
は37°Cであり、これに対するB部付近は27°Cで
あった。このような温度差は液晶のしきい値電圧の変動
を引きおこし、最適駆動電圧を変化させていた。たとえ
ばA部付近の最適駆動電圧は26.5V、B部付近では
26.9Vとなり、その結果、表示濃度ムラが発生して
いた。
【0020】これに対し本発明の液晶表示パネル15に
おいては、図2に示すように延在電極パターン17のう
ちB部付近の延在電極パターン17(B1)からA部付
近の延在電極パターン17(A1)にいたるまでの間に
おいて、配線抵抗値を徐々に上げるように設計してい
る。たとえば、図示されるように線幅を狭くして、温度
の高い部分の配線抵抗を高くすることで、表示電極に印
加される実効電圧を低くし、温度の低い領域と同等の表
示濃度を得ている。具体的にはA部付近の表示電極より
延在したAl部での延在電極パターン17の配線抵抗値
は、シート抵抗値5Ωの透明導電膜を成膜した場合に
は、900Ωになるように設計し、B部付近の表示電極
より延在したB1部での延在電極パターン17の配線抵
抗値は500Ωになるように設計した。ちなみに、光源
5による熱の影響をほとんど受けないC部近辺の表示電
極より延在したCl部での延在電極パターン17の配線
抵抗値は、これら隣接する配線抵抗間の差を100Ω以
内になるように設計した。
【0021】このように設計することで、Al部とBl
部の間の抵抗値差は400Ωとなるが、駆動回路(ドラ
イバーIC)から同一レベルの電圧を出力した場合に、
A部付近の表示電極の液晶に印加される実効電圧は下が
るものの、光源5の発熱に起因した液晶自体のしきい値
電圧の低下と相殺され、その結果、A部からB部および
C部にわたる広い領域において均一な表示が得られた。
【0022】なお、光源5の点灯直後では発熱によるし
きい値電圧の変動がなく、そのために光源5の近傍にわ
ずかに表示ムラが認められる場合があるが、実用上支障
のない範囲であった。そして、点灯後10分程度経過す
ることでほぼ均一な表示が得られた。
【0023】本発明は上記実施形態例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変
更や改良等は何ら差し支えない。たとえば光源近傍の延
在電極パターンの配線抵抗を大きくするために、線幅を
変えることの他に、線長を変えてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上のとおり、液晶表示装置によれば、
表示領域周辺にシール部を配し、シール部またはシール
部の外方にまで透明電極パターンを延在し、この延在電
極パターンでもって駆動回路と接続せしめるように構成
した液晶表示パネルに対し、導光板と光源とからなるバ
ックライトを配設し、そして、光源近傍の延在電極パタ
ーンの配線抵抗を大きくするように形成したことで、温
度の高い部分の配線抵抗を高くして、表示電極に印加さ
れる実効電圧を低くし、これによって温度の低い領域と
同等の表示濃度が得られるようになり、その結果、バッ
クライトの発熱が表示品位を下げないようにした高性能
な液晶表示装置が提供できた。
【0025】また、本発明においては、特開平5−61
044号にて提案されたように枠体でもって放熱するこ
ともないので、小型化が達成できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の平面図である。
【図2】図1中の領域aの要部拡大平面図である。
【図3】従来の液晶表示装置の断面概略図である。
【図4】従来の液晶表示装置の要部拡大平面図である。
【符号の説明】
A、B 液晶表示装置 1、15液晶表示パネル 2 バックライト 3 ケース 4 導光板 5 光源 6 反射膜 7 光散乱板 9 走査側基板 10 信号側基板 11、12 透明電極 13 表示領域 14 シール部 17 延在電極パターン
フロントページの続き Fターム(参考) 2H091 FA23Z FA42Z GA02 LA04 LA18 2H092 GA05 GA26 GA27 GA33 HA04 MA05 MA13 MA17 MA22 MA34 MA35 MA37 NA04 NA25 NA26 NA27 NA29 PA06 QA10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方向に配列された透明電極パターンと配
    向膜とが順次積層された一方透明基板と、他方向に配列
    された透明電極パターンと配向膜とが順次積層された他
    方透明基板とを所定の間隔で対向配置させ、双方の透明
    電極パターンを交差させて方形状の表示領域を成し、両
    透明基板間の該表示領域周辺にシール剤を周設してシー
    ル部を配し、シール部もしくはシール部の外方にまで透
    明電極パターンを延在し、この延在電極パターンでもっ
    て駆動回路と接続せしめるように構成した液晶表示パネ
    ルに対し、少なくとも導光板と該導光板の端部に設けた
    光源とからなるバックライトを配設した液晶表示装置で
    あって、光源近傍に存在する延在電極パターンの配線抵
    抗を大きくしてあることを特徴とする液晶表示装置。
JP10278433A 1998-09-30 1998-09-30 液晶表示装置 Pending JP2000111934A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7433010B2 (en) * 2001-12-29 2008-10-07 Lg Display Co., Ltd. Liquid crystal display device having seal pattern preventing electrolytic corrosion and method of fabricating the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7433010B2 (en) * 2001-12-29 2008-10-07 Lg Display Co., Ltd. Liquid crystal display device having seal pattern preventing electrolytic corrosion and method of fabricating the same

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