JP2000111779A - ズームレンズ鏡胴 - Google Patents

ズームレンズ鏡胴

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JP2000111779A
JP2000111779A JP10279721A JP27972198A JP2000111779A JP 2000111779 A JP2000111779 A JP 2000111779A JP 10279721 A JP10279721 A JP 10279721A JP 27972198 A JP27972198 A JP 27972198A JP 2000111779 A JP2000111779 A JP 2000111779A
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Japan
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cylinder
barrel
movable
fixed
lens barrel
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JP10279721A
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Tetsuya Uno
哲哉 宇野
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の四角筒を組み合わせてなるズームレン
ズ鏡胴であって、スライドする四角筒の姿勢を高精度に
維持でき、なおかつコンパクトであるズームレンズ鏡胴
を提供する。 【解決手段】 長方形断面の固定筒20の上下内面に設け
たヘリコイド部22を利用して、可動筒30の固定筒に対す
る鉛直面内における相対的な傾斜を禁止する。また、可
動筒姿勢保持具の両アーム部76、77を利用して、可動筒
の固定筒に対する水平面内における相対的な傾斜を禁止
する。可動筒の固定筒に対する鉛直方向における相対的
な平行移動は、光軸方向案内スロット21の鉛直方向幅を
姿勢保持用ピン材31の鉛直方向高さと実質的に等しくす
ることによって達成する。可動筒の固定筒に対する水平
方向における相対的な平行移動は、固定筒の両側壁内面
に当接するガタ止め当接部34を前記可動筒の両側面に設
けることによって達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影光軸に直交す
る断面が略長方形である複数の筒状部材で構成される沈
胴式のズームレンズ鏡胴に関する。
【0002】
【従来の技術】撮影光軸に直交する断面が略長方形の筒
体(以下、四角筒という。)を組み合わせてなる沈胴式
(多段繰出し式)ズームレンズ鏡胴として、例えば、特開
平1-130114号公報や特開平4-289806号公報に示された
ものが知られている。
【0003】図15〜17は、3つの四角筒を入子式に組み
合わせてなるそのようなズームレンズ鏡胴の一例を示し
ている(いわゆる、軸吊り方式)。図15は、かかる鏡胴を
突出(tele)状態で示す鉛直断面図である。図16は、図15
の状態にある鏡胴を下面側から見た一部切欠き図であっ
て、図17は、同じく突出状態にあるズームレンズ鏡胴を
示す水平断面図である。
【0004】フレーム111は、カメラ本体内に固定され
ており、露光される撮影フィルムの前方側(被写体側)に
位置する。フレーム111には、長方形の撮影画枠112が形
成されており、撮影レンズを通過した光を図中右側に位
置する不図示のフィルムへと導く。
【0005】固定筒120は、光軸に直交するその断面が
撮影画枠112に適合する長方形とされており、フレーム1
11に固定されている。すなわち、固定筒120は、カメラ
本体に対して不動である。
【0006】駆動筒130は、固定筒120の内側に入子式に
嵌合しており、図16に示したネジ棒113で駆動されて固
定筒120から繰り出される。すなわち、ネジ棒113は、カ
メラ本体に対して光軸方向には移動不可でかつ回動可能
に固定されている。一方、駆動筒130は、その底面に、
ネジ棒113と螺合するナット部131が設けられている。し
たがって、ネジ棒113が回動することによって、可動筒1
30は、光軸方向に前後動することができる。
【0007】なお、図中、114は駆動筒130の光軸方向に
おける移動を案内するガイドバーであって、このガイド
バー114には、駆動筒底面に固定されたスリーブ状部材1
32が嵌合している。さらに、115は駆動筒130がガイドバ
ー114を中心として回動するのを禁止する回止め棒であ
って、この回止め棒115には、駆動筒上面に固定された
係合部135が係合している。
【0008】駆動筒130の底部内表面上には、カム板150
が配置されている。カム板150は、駆動筒底部内表面に
設けた凹部内に嵌合する回動軸突起151によって駆動筒1
30に連結されており、したがって、駆動筒底部内表面上
において該回動軸突起151を中心として回動可能であ
る。カム板150の撮影者側端部付近にはピン152(図16参
照)が設けられており、このピン152は、固定筒120の底
面に形成されたカムスロット121内に係合している。カ
ムスロット121は撮影光軸に対して傾斜しているため、
駆動筒130が固定筒120に対して相対移動すると、これに
伴ってカム板150は回動軸突起151を中心として回動す
る。
【0009】カム板150の被写体側端部付近には2本の
カムスロット153、154が形成されている。これらのカム
スロットは、後で詳しく説明するが、第1および第2の
レンズ群160、170を駆動筒130に対して相対移動させる
機能を備える。駆動筒130の内側には、第1レンズ群160
を保持する可動筒140と第2レンズ群170とが配置されて
おり、これらは光軸方向に相対的に移動する。第1レン
ズ群160は、可動筒140に固定されたレンズ保持円筒141
内に固定されており、第2レンズ群170は、その玉枠171
内に固定されている。
【0010】図15に示したように、駆動筒130の内側に
は、底面付近のガイドバー133と上面付近の回止め棒134
との2本の棒状部材が固定されている。ガイドバー133
は、第1レンズ群を保持する可動筒140および第2レン
ズ群の玉枠171の光軸方向における移動を案内する。可
動筒140および玉枠171にはそれぞれスリーブ状部材142
および172が固定されており、これらがガイドバー133に
係合している。回止め棒134は、可動筒140および玉枠17
1がガイドバー133を中心として回動するのを禁止する。
可動筒140および玉枠171にはそれぞれ係合部143、173が
固定されており、これらが回止め棒134に係合してい
る。したがって、可動筒140および玉枠171は、それぞ
れ、回動することなく光軸方向に前後動可能である。
【0011】可動筒140の底面側の位置にはピン144が、
玉枠171の図15中下方側の位置にはピン174が、それぞれ
固定されている。そして、ピン144は前述のカム板被写
体側端部付近に形成されたカムスロット153に、ピン174
は同じくカム板被写体側端部付近でカムスロット153よ
りもやや撮影者側に形成されたカムスロット154に、そ
れぞれ係合している。既に説明したように、固定筒120
に対して駆動筒130が相対移動すると、それに連動して
カム板150が回動する。そして、このカム板150に可動筒
140および玉枠171がピン144および174を介して連結され
ているので、駆動筒130の前後動に連動して可動筒140お
よび玉枠171も光軸方向に前後動する。また、2つのカ
ムスロット153、154は、図16からも分かるように、互い
に角度をなして延在しているため、可動筒140と玉枠171
とは、光軸方向に移動する際にその相対距離を変えなが
ら移動することとなり、これによってズーミングを達成
している。
【0012】既に説明したように、3つの筒120、130、
140は、いずれも光軸に直交する断面が長方形とされた
四角筒である。そして、固定筒120だけが常にカメラ内
に不動に位置しており、駆動筒130および可動筒140がカ
メラ前面側から繰り出される構成となっている。図15〜
17は、鏡胴部分のみを取り出して図示しているが、各図
ににおいて固定筒120の前端部に示した破線Aは、カメ
ラ前面に位置する外装部材を示すものである。そして、
フレーム111の図中右側にはフィルム面が位置すること
となる。
【0013】以上のような従来の鏡胴においては、スラ
イド移動する四角筒の姿勢を保持するために、光軸方向
に延在して設けたガイドバー114、133に対して、各四角
筒に固定したスリーブ状部材132、142、172を嵌合させ
るとともに、ガイドバー114、133を中心とする各四角筒
の回動を禁止する回止め棒115、134を設けている。そし
て、この場合には、姿勢保持精度を高めるためには、各
四角筒に固定したスリーブ状部材132、142、172の光軸
方向長さを大きくとる必要があり、その結果、鏡胴が光
軸方向に長大化してしまう。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決すべき技術的課題は、複数の四角筒を組み合わせて
なるズームレンズ鏡胴であって、スライドする四角筒の
姿勢を高精度に維持でき、なおかつコンパクトであるズ
ームレンズ鏡胴を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段・作用・効果】本発明は、上
記課題を有効に解決するために創案されたものであっ
て、以下の特徴を備えたズームレンズ鏡胴を提供するも
のである。
【0016】すなわち、本発明のズームレンズ鏡胴は、
「カメラ本体内において露光されるフィルム面の前方側
に設けられた長方形の撮影画枠に適合する長方形断面の
固定筒」と「該固定筒の内側にスライド可能に嵌入する
とともに、固定筒に形成された光軸方向案内部と協働す
る姿勢保持用部材が設けられている、長方形断面の可動
筒」と「可動筒に対して相対的に回動可能であるが撮影
光軸方向には相対移動不可に、該可動筒内に保持される
円形断面の駆動筒」と「カメラ本体に回動可能に固定さ
れており、撮影光軸と直角にほぼ水平方向に延びる軸を
中心として回動可能な回動ステーと、回動ステーの両端
から該ステーに対して直角かつ互いに同一方向に延在す
るとともにその先端部付近には可動筒の上記姿勢保持用
部材と係合する係合部を有する一対のアーム部とで構成
される可動筒姿勢保持具」とを含んでいる。そして、駆
動筒の外周面にヘリコイドが設けられているとともに、
当該ヘリコイドと係合する部分的なヘリコイド部が固定
筒の上下内面に設けられており、駆動源からの駆動力を
受けて駆動筒が回動すると、該駆動筒および上記可動筒
が固定筒に対して相対的にスライドすることを特徴とし
ている。固定筒の光軸方向案内部はスロットで、可動筒
の姿勢保持用部材はピンで、アーム部の係合部はスロッ
トで、それぞれ構成することが好ましい。
【0017】上記構成のズームレンズ鏡胴においては、
長方形断面の固定筒の上下内面に設けたヘリコイド部を
利用して、可動筒の固定筒に対する鉛直面内における相
対的な傾斜を禁止している。つまり、これによる可動筒
の姿勢保持精度は固定筒の上下内面に形成されたヘリコ
イド部間の距離に左右される。そして、このヘリコイド
部間の距離は、従来の軸吊り方式において同姿勢保持精
度を左右する要因である「スリーブ状部材の光軸方向長
さ」よりも大きくとることが可能であるため、可動筒の
固定筒に対する鉛直面内における相対的な傾斜を高い精
度で防止することができる。しかも、その場合に鏡胴の
長大化を招くこともない。
【0018】本発明のズームレンズ鏡胴においては、上
記光軸方向案内部を固定筒の両側壁に、姿勢保持用部材
を可動筒の両側面に、それぞれ形成することが好まし
い。かかる構成を採用した場合には、可動筒姿勢保持具
の両アーム部を利用して、可動筒の固定筒に対する水平
面内における相対的な傾斜を禁止できる。この場合に
も、両アーム部間の距離は、従来の軸吊り方式において
同姿勢保持精度を左右する要因である「スリーブ状部材
の光軸方向長さ」よりも大きくとることが可能であっ
て、その場合に鏡胴の長大化を招くこともない。
【0019】したがって、上記構成に加えて、可動筒の
固定筒に対する鉛直方向および水平方向における相対的
な平行移動を何らかの方法で禁止すれば、鏡胴が光軸方
向に長大化することを防止しつつ、スライドする固定筒
(四角筒)の姿勢を高精度で維持することができる。
【0020】可動筒の固定筒に対する鉛直方向における
相対的な平行移動を禁止する方法としては、固定筒の両
側壁に形成された光軸方向案内スロットの鉛直方向幅を
上記可動筒の姿勢保持用ピンの鉛直方向高さと実質的に
等しくすることによって達成することが好ましい。ま
た、可動筒の固定筒に対する水平方向における相対的な
平行移動を禁止する方法としては、固定筒の両側壁内面
に当接するガタ止め当接部を前記可動筒の両側面に設け
ることによって達成するのが好ましい。なお、本発明に
おいて、相対的平行移動を禁止する方法が以上の構成に
限定されるものではない。例えば、鉛直方向および水平
方向のいずれにおいても、壁部内面に当接するガタ止め
当接部を利用する方法を採用してもよい。
【0021】なお、「水平方向」とはカメラを通常に構
えた場合において水平方向となる方向を、同様に「鉛直
方向」とはカメラを通常に構えた場合において鉛直方向
となる方向をいう。
【0022】本発明においては、上記可動筒姿勢保持具
の回動ステーにギア部(または、カム部)を形成し、この
ギア部(または、カム部)をカメラ本体側に設けられた機
構部につらなるギア列(またはカム係合部)と係合させ、
これによって、ズームレンズ鏡胴の進退移動に連動して
カメラ本体側の機構部を駆動することもできる。
【0023】カメラ本体側に設けられた機構部として
は、レンズバリアの開閉駆動機構や、リトラクタブルタ
イプのフラッシュを備えるカメラにおけるフラッシュ開
閉駆動機構等が考えられる。他にも、ズーミングに応じ
てフラッシュの照射角を変更するカメラにおいては、発
光管と反射傘との間隔を変更する駆動機構が考えられ
る。さらには、レンズシャッタカメラにおいては、ファ
インダ光学系のズーミング機構等が考えられる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付の図面
を参照して以下に詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施形態に係るカメラのズームレンズ鏡胴の分解斜視図
である。また、図2は、図1のズームレンズ鏡胴を備え
るカメラ10を概略的に示す斜視図である。
【0025】後述の〔図面の簡単な説明〕の欄において
説明した図3〜12をさらに参照して、ズームレンズ鏡胴
の機構を下に詳細に説明する。なお、以下においては、
ズーミングおよびフォーカシングを同一機構で行う“ズ
ームフォーカス一体駆動”タイプのカメラを例にとって
説明を行うが、本発明のズームレンズ鏡胴がそのような
カメラにのみ採用されるものではないことは勿論であ
る。
【0026】固定筒20は、図2にも示したように、カメ
ラ本体内において露光される撮影フィルムの前方側のフ
レーム11に固定される断面長方形の部材であって、その
サイズは、フィルム前方側に確保されたフレーム11上の
撮影画枠12のサイズに対応している。
【0027】可動筒30(第1可動筒)は、固定筒20の内側
にスライド可能に嵌合される断面長方形の部材である。
可動筒30の両側面には姿勢保持用ピン31が設けられてお
り、この姿勢保持用ピン31は、固定筒20の両側面に撮影
光軸方向に沿って形成された直線状の案内スロット21内
を摺動する。なお、ズームレンズ鏡胴の組立後において
は、姿勢保持用ピン31は固定筒20の外表面を越えて突出
しており、この突出したピン31の先端部が支持アーム
(可動筒姿勢保持具)75に支持されている。支持アーム75
は、左右のアーム部76および77をステー78で連結してな
り、ステー78は、その長手軸回りに回動可能とされてい
る。両アーム部76、77は、ステーの両端から該ステーに
対して直角かつ同一方向に延在している。各アーム部の
先端付近には長手方向に沿って延びるスロット76a、77
aが形成されており、ピン31の先端部がこれらのスロッ
ト内で摺動する。可動筒30が撮影光軸方向にスライドし
ている間、ピン31が支持アーム75に支持されるので、可
動筒30のスライド中における姿勢が維持される。なお、
可動筒30が撮影光軸方向にスライドする際、該可動筒30
の軸心を固定筒20の軸心と一致させつつ正確に繰り出す
必要があるが、その機構については後に詳述する。
【0028】可動筒30の前面には鏡胴の受光面を構成す
る開口部32が設けられており、この開口部32の周囲に
は、撮影者側に向かって突出する直進ガイド部33がほぼ
等間隔で3つ形成されている。すなわち、これらの直進
ガイド部33は、同一の円筒面内に含まれるように配置さ
れている。これらの直進ガイド部33は、後述する第1お
よび第2のレンズ群の撮影光軸方向の直進移動をガイド
するものであるが、可動筒30の内側に配置される駆動筒
40を回動可能に支持する駆動筒支持部材としての機能も
兼ね備えている。
【0029】駆動筒40は、3本の直進ガイド部33に外嵌
されており、可動筒30に対して相対回転することが可能
である。また、各直進ガイド部33の先端に形成された係
止フック部33aが駆動筒40の内周面に形成された環状溝
45(図3参照)内に嵌合しているので、駆動筒40は、可動
筒30に対して撮影光軸方向には相対移動することはでき
ない。すなわち、可動筒30と駆動筒40とは、撮影光軸方
向には一体的に移動する。駆動筒40の撮影者側端部の外
周面には、ギア部41およびヘリコイド42が設けられてい
る。前方側のギア部41は、駆動モータ80(図4、6、
8、9、10、11参照)から不図示の減速系をへて駆動力
を受ける駆動ギアである。一方、後方側に設けられた大
径のヘリコイド42は、固定筒20の上側内表面および下側
内表面に部分的に形成されたヘリコイド部22と係合す
る。すなわち、駆動筒40がそのギア部41において駆動力
を受けて可動筒30に対して回転すると、該駆動筒40のヘ
リコイド42が固定筒20のヘリコイド部22に沿って移動
し、その結果、駆動筒40は固定筒20に対して回転しなが
ら前進または後退できる。
【0030】以上の説明から分かるように、鏡胴部内に
配置された駆動モータ80によって駆動筒40が回転する
と、駆動筒40は、可動筒30内で回動しながら撮影光軸方
向に固定筒20に対して相対的に前後動する。そして、可
動筒30が駆動筒40とともに撮影光軸方向に移動する。本
実施形態のズームレンズ鏡胴においては、可動筒30を断
面長方形の部材とし、かつ、駆動筒40を断面円形の部材
としている。そして、これにより両者の間に形成した空
間39内に、電動部材を搭載することにより、カメラ全体
を小型化している。この空間39は、ズームレンズ鏡胴の
鉛直断面図には現れないが、水平断面図には現れる(図
4、6、8参照)。
【0031】ここで、従来の構成を示す図17と本発明に
係る構成を示す図8とを比較すれば分かるように、従来
においては、3つの筒状部材のうちtele状態においては
カメラ本体から最も遠くなる最前方の筒状部材内に電動
部材が配置されているのに対して、本発明においては、
3つの筒状部材のうち中央の筒状部材(すなわち、比較
的カメラ本体側に近い筒状部材)内に電動部材が配置さ
れている。したがって、これらの電動部材に対するカメ
ラ本体側からの電気配線の引回し等が従来の構成に比べ
て比較的容易になる。
【0032】なお、上記空間39は、断面長方形の可動筒
(第1可動筒)30と断面円形の駆動筒40との間に形成され
た空間であるが、可動筒30とその内側に存在する後述の
第1レンズ群60の枠体(第2可動筒)61との間に形成され
た空間(すなわち、第1可動筒の内側であって収納状態
において第2可動筒の外側に位置する空間)であるとも
考えられる。
【0033】既に説明したように可動筒30は断面長方形
の部材であって、同じく断面長方形の固定筒20内をスラ
イドする。この際に、可動筒30の軸心を固定筒20の軸心
と一致させつつ正確に繰り出すためには、固定筒20に対
する可動筒30の相対的な平行偏心および同じく相対的な
傾斜の両方を拘束する必要がある。これらの機構につい
て以下に説明する。
【0034】まず、上記相対的平行偏心は以下のように
して拘束される。すなわち、可動筒30の両側面に設けら
れた姿勢保持用ピン31の直径(鉛直方向高さ)を、固定筒
20の両側面に光軸方向に形成された案内スロット21の鉛
直方向幅と実質的に等しく設定している。したがって、
姿勢保持用ピン31が案内スロット21内に係合することに
よって、可動筒30が固定筒20に対して鉛直方向に平行に
偏心することを防止できる。また、図1に最も良く示さ
れるように、可動筒30の両側面における姿勢保持用ピン
31近傍の位置には、平板状に隆起したガタ止め当接部34
が設けられており、これが固定筒20の内面に当接するこ
とによって、可動筒30が固定筒20に対して水平方向に平
行に偏心することを防止している。
【0035】次に、上記相対的傾斜は以下のようにして
拘束される。すなわち、可動筒30内に保持した駆動筒40
のヘリコイド42が固定筒20の上下の内面に形成したヘリ
コイド部22と係合することによって、可動筒30の鉛直面
内における傾斜が拘束される。また、可動筒30の両側面
から突出する姿勢保持用ピン31が支持アーム75の両アー
ム部76、77と係合することによって、可動筒30の水平面
内における傾斜が拘束される。
【0036】この場合、「固定筒20の上下の内面に形成
したヘリコイド部22間の距離」および「支持アーム75の
両アーム部76、77間の距離」は、図15〜17に示した従来
例におけるスリーブ状部材132、142、172の光軸方向長
さに対応することとなる。そして、従来例においては
「スリーブ状部材を光軸方向に長くすること」によっ
て、四角筒の姿勢保持精度を向上させていた。これに対
して、本発明においては「従来技術におけるスリーブ状
部材の光軸方向長さ」に対応する「固定筒20の上下の内
面に形成したヘリコイド部22間の距離」および「支持ア
ーム75の両アーム部76、77間の距離」は、もともと、ス
リーブ状部材の光軸方向長さよりも遙かに長く、しか
も、「駆動筒40のヘリコイド42および可動筒30の両面か
ら突出する各ピン31のいずれも、光軸方向に延在する距
離は極僅か」である。したがって、鏡胴の長大化を招く
ことなく、四角筒の姿勢を高精度に維持できることとな
る。
【0037】また、本発明においては、後述するよう
に、支持アーム75を有効に利用することにより、ズーム
レンズ鏡胴の進退移動に連動してカメラ本体側の機構部
を駆動することもできる。
【0038】駆動筒40の内側には、第1レンズ群60およ
び第2レンズ群70が配置されている。第1レンズ群60の
枠体(第2可動筒)61の撮影者側端部にはヘリコイド62が
設けられており、このヘリコイド62は、駆動筒40の内周
面に形成されたヘリコイド46と係合している。図9の断
面図からも分かるように、ヘリコイド部62は枠体61の周
方向に沿って3つに分割されており、その間に形成され
る係合凹部に直進ガイド部33がそれぞれ係合する。各係
合凹部は、可動筒30に固定された前記直進ガイド部33に
対して回動不可に係合しているため、駆動筒40が回動す
ると、ヘリコイド62とヘリコイド46との関係で、第1レ
ンズ群60は駆動筒40に対して(同時に、固定筒20に対し
ても)撮影光軸方向に相対的に移動する。
【0039】なお、分割されたヘリコイド62間の3つの
係合凹部のうち、図9中の左上方部および下方部に現れ
るものについては、単に直進ガイド部33と係合するだけ
であるが、図9中右上方に現れるものについては、当該
凹部が突起63で2つの凹部63aおよび63bに区切られて
いて(図1参照)、凹部63aが直進ガイド部33と係合する
係合凹部として機能する。他方の凹部63bは、後に説明
するシャッタ駆動リング55の外周部に設けた係合凹部55
aの回動が許容される範囲を規定するものである。
【0040】第2レンズ群70の枠体71の外周面には、放
射状に突出する3本のピン72が設けられている。これら
のピン72は、駆動筒40の内周面に形成されたカム溝47と
係合している。一方、図11の断面図からも分かるよう
に、第2レンズ群の枠体71の外表面には可動筒30に固定
された前記直進ガイド部33と係合する係合凹部73が3つ
設けられている。各係合凹部73は、ピン72とそれに隣接
する突起74とで構成されている。係合凹部73が直進ガイ
ド部33に対して回動不可に係合しているため、駆動筒40
が回動すると、カム溝47により第2レンズ群70は駆動筒
40に対して(同時に、固定筒20に対しても)撮影光軸方向
に相対的に移動する。
【0041】なお、図9および図10の両断面図を比較す
ると分かるように、図9においては、3本の各直進ガイ
ド部33の両側面に第1レンズ群60の枠体61に形成された
ヘリコイド62または突起63が当接しているが、図10にお
いては、第1レンズ群60のどの部分も直進ガイド部33に
は当接しておらず、第2レンズ群70の枠体71に形成され
たピン72および突起74が直進ガイド部33の両側面に当接
している。このことから分かるように、第1レンズ群60
の枠体に形成されたヘリコイド62間の各係合凹部は、図
1では明瞭に示されていないが撮影光軸方向後方(撮影
者側)に向かうにつれて周方向幅が大きくなるように段
が付けられている。そして、この周方向幅が大きくなっ
た部分は、2つのレンズ群60および70が接近した場合(t
ele状態)に第2レンズ群70に対する逃げとして機能す
る。つまり、この周方向幅の大きくなった部分に、第2
レンズ群70のピン72および突起74が直進ガイド部33の両
側面に当接しつつ入り込むのである。そして、図10は、
その状態を示している。
【0042】なお、図示の例においては、駆動筒の内面
側に保持されるレンズ群の数は2つであるが、レンズ群
の数に特に限定はなく、1つであっても3つ以上であっ
てもよい。
【0043】図1において、50はシャッタ駆動キーを、
55はシャッター駆動リングを、それぞれ示している。シ
ャッタ駆動リング55は、図3〜8の各断面図に示したよ
うに、第1レンズ群60の後端部に設けられたシャッタ機
構部65に連結されており、これをシャッタ駆動キー50で
駆動することによってシャッタ機構部65を動作すること
ができる。
【0044】シャッタ駆動キー50は、リング部材51と棒
状キー部材52とから構成されている。すなわち、リング
部材51は、図3〜8の各断面図に示したように、駆動筒
40の前端面と可動筒30の内面との間で3本の直進ガイド
部33の周囲に回動可能であって、かつ該ガイド部に対し
ては光軸方向に不動に外嵌されている。図9の断面図か
らも分かるように、リング部材51の外周部に沿ってギア
部51aが部分的に形成されており、シャッタ駆動モータ
66の駆動軸に固定されたピニオン67からの駆動力がギア
68を介してこのギア部51aに伝達される。棒状キー部材
52は、リング部材51から撮影者側へと向かって撮影光軸
方向に直線的に延在しており、シャッタ機構部65に対し
てシャッタ開閉の為、光軸方向に不動に、かつ、回転可
能に嵌装されたシャッタ駆動リング55に連結されてい
る。シャッタ駆動リング55の外周部には係合凹部55aが
設けられており、該係合凹部55a内に棒状キー部材52が
係合している。したがって、シャッタ機構部65と一体化
した第1レンズ群60が、ズーミングにより駆動筒40に対
して光軸方向に移動しても、棒状キー部材52が長さを有
しているので係合凹部55aから外れることはなく、ズー
ミング全域にわたって連結が保たれる。すなわち、全て
のズーム域で、シャッタ駆動モータ66によってシャッタ
駆動キー50が回動すると、これに伴ってシャッタ駆動リ
ング55も回動し、これによって、シャッタ機構部65が動
作される。
【0045】既に説明したように、固定筒20内をスライ
ドする可動筒30に連動して、上記可動筒姿勢保持具(支
持アーム75)が回動する。そして、図12は、ズームレン
ズ鏡胴が最も伸張した状態(tele状態)を示している。本
発明においては、このように回動する支持アーム75を利
用してカメラ本体側の機構部を駆動することができる。
これについて以下に説明する。
【0046】図12に示した支持アーム75においては、一
方のアーム部76の回動ステー側端部にギア部78aを一体
的に形成している(なお、図1においてはこのギア部78
aの図示は省略している)。ギア部78aは、カメラ本体
側に設けられた機構部につらなるギア列の最終ギア(不
図示)と係合しており、これによって、ズームレンズ鏡
胴の進退移動に連動してカメラ本体側の機構部を駆動す
ることができる。カメラ本体側に設けられた機構部とし
ては、レンズバリアの開閉駆動機構や、リトラクタブル
タイプのフラッシュを備えるカメラにおけるフラッシュ
開閉駆動機構等が考えられる。他にも、ズーミングに応
じてフラッシュの照射角を変更するカメラにおいては、
発光管と反射傘との間隔を変更する駆動機構が考えられ
る。さらには、レンズシャッタカメラにおけるファイン
ダ光学系のズーミング機構等が考えられる。
【0047】以上のようなカメラ本体側の機構部への駆
動力伝達の別法として、上記可動筒姿勢保持具の回動ス
テーにカム面を設け、該カム面により、カメラ本体側機
構部動作ピン等のカム係合部を駆動する方法も考えられ
る。勿論、可動筒の直進移動から直接駆動してもよい
(例えば、可動筒30の側面から突出するピン31によっ
て、カメラ本体側機構部動作ピン等を駆動する方法
等)。
【0048】以上図示した実施形態においては、上記空
間39内に配置される電動部材として、駆動筒を駆動する
駆動モータ80およびシャッタ駆動用モータ66を示してい
るが、本発明において、空間39内に配置される要素がこ
れらのものに限定されるものではない。図13は、投光部
と受光部とを備えるアクティブAFユニットを空間39内
に配置した別例の外観図を示している。図13は、ズーム
レンズ鏡胴部分の前面部分のみを示したものであるが、
可動筒30の前面に投光窓91および受光窓92が現れてい
る。この場合、駆動筒用およびシャッタ用の駆動モータ
は、鏡胴内部においてAFユニットの下方側に配置され
る。なお、図13においては、可動筒に形成された姿勢保
持用ピン31や当接部34の図示は省略している。
【0049】図14は、AEユニットおよびセルフタイマ
ー用LEDを空間39内に配置した別例の外観図を示して
いる。可動筒30の前面にLED発光部93およびAE用受
光窓94が現れている。この場合においても、駆動筒用お
よびシャッタ用の駆動モータは、鏡胴内部の下方側に配
置される。図14においても、可動筒に形成された姿勢保
持用ピン31や当接部34の図示は省略している。以上図示
した例の他にも、例えば、コンパクトに一体化したパッ
シブAFユニットや、可動筒30の前面にファインダ窓
(図示せず)を設け、上記空間をファインダ光路として利
用することも考えられる。勿論、この空間内に配置する
ことができるカメラ構成要素がこれらに限定されるもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るカメラのズームレ
ンズ鏡胴の分解斜視図である。
【図2】 図1のズームレンズ鏡胴を備えるカメラを概
略的に示す斜視図である。
【図3】 沈胴状態にあるズームレンズ鏡胴の鉛直断面
図である。
【図4】 沈胴状態にあるズームレンズ鏡胴の水平断面
図である。
【図5】 沈胴状態と最伸張状態との間の位置にあるズ
ームレンズ鏡胴の鉛直断面図である。
【図6】 沈胴状態と最伸張状態との間の位置にあるズ
ームレンズ鏡胴の水平断面図である。
【図7】 最伸張状態にあるズームレンズ鏡胴の鉛直断
面図である。
【図8】 最伸張状態にあるズームレンズ鏡胴の水平断
面図である。
【図9】 図3の9-9線断面図である。
【図10】 図3の10-10線断面図である。
【図11】 図3の11-11線断面図である。
【図12】 最伸張状態にあるズームレンズ鏡胴の側面
図である。
【図13】 可動筒と駆動筒との間の空間に投光部と受
光部とを備えるアクティブAFユニットをを配置した別
の例を示す外観図である。
【図14】 可動筒と駆動筒との間の空間にAEユニッ
トおよびセルフタイマー用LEDを配置した別の例を示
す外観図である。
【図15】 四角筒を組み合わせてなる従来の沈胴式鏡
胴をtele状態で示す鉛直断面図である。
【図16】 図15の鏡胴を下面側から見た一部切欠き図
である。
【図17】 図15の鏡胴を示す水平断面図である。
【符号の説明】
10 カメラ 11 フレーム 12 撮影画枠 20 固定筒 21 案内スロット(開口部) 22 ヘリコイド部 30 可動筒 31 姿勢保持用ピン 32 前面開口部 33 直進ガイド部 34 当接部 33a 係止フック部 39 空間 40 駆動筒 41 駆動ギア 42 ヘリコイド 45 環状溝 46 ヘリコイド 47 カム溝 50 シャッタ駆動キー 51 リング部材 51a ギア部 52 棒状キー部材 55 シャッタ駆動リング 60 第1レンズ群 61 枠体 62 ヘリコイド 63 突起 63a 係合凹部 63b 凹部 65 シャッタ機構部 66 シャッタ駆動モータ 67 ピニオン 68 ギア 70 第2レンズ群 71 枠体 72 ピン 73 係合凹部 74 突起 75 支持アーム(可動筒姿勢保持具) 76 アーム部 76a スロット 77 アーム部 77a スロット 78 回動ステー 78a ギア部 80 駆動モータ 91 投光窓 92 受光窓 93 LED発光部 94 AE用受光窓 111 フレーム 112 撮影画枠 113 ネジ棒 114 ガイドバー 115 回止め棒 120 固定筒 130 駆動筒 131 ナット部 132 スリーブ状部材 133 ガイドバー 134 回止め棒 135 係合部 140 可動筒 140a 空間 141 レンズ保持円筒 142 スリーブ状部材 143 係合部 144 ピン 147 シャッタ用アクチュエータ 148 フォーカス用モータ 149 フォーカスメカ 150 カム板 151 回動軸突起 152 ピン 153、154 カムスロット 160 第1レンズ群 170 第2レンズ群 171 玉枠 172 スリーブ状部材 173 係合部 174 ピン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体内において露光されるフィル
    ム面の前方側に設けられた長方形の撮影画枠に適合する
    長方形断面の固定筒と、 該固定筒の内側にスライド可能に嵌入するとともに、固
    定筒に形成された光軸方向案内部と協働する姿勢保持用
    部材が設けられている、長方形断面の可動筒と、 可動筒に対して相対的に回動可能であるが撮影光軸方向
    には相対移動不可に、該可動筒内に保持される円形断面
    の駆動筒と、 カメラ本体に回動可能に固定されており、撮影光軸と直
    角にほぼ水平方向に延びる軸を中心として回動可能な回
    動ステーと、回動ステーの両端から該ステーに対して直
    角かつ互いに同一方向に延在するとともにその先端部付
    近には可動筒の上記姿勢保持用部材と係合する係合部を
    有する一対のアーム部とで構成される可動筒姿勢保持具
    と、を含み、 駆動筒の外周面にヘリコイドが設けられているととも
    に、当該ヘリコイドと係合する部分的なヘリコイド部が
    固定筒の上下内面に設けられており、 駆動源からの駆動力を受けて駆動筒が回動すると、該駆
    動筒および上記可動筒が固定筒に対して相対的にスライ
    ドすることを特徴とする、ズームレンズ鏡胴。
  2. 【請求項2】 上記固定筒の光軸方向案内部はスロット
    で、可動筒の姿勢保持用部材はピンで、アーム部の係合
    部はスロットで、それぞれ構成されていることを特徴と
    する請求項1記載のズームレンズ鏡胴。
  3. 【請求項3】 上記光軸方向案内部としてのスロットは
    固定筒の両側壁に、姿勢保持用ピンは可動筒の両側面
    に、それぞれ形成されており、該スロットの鉛直方向幅
    は、姿勢保持用ピンの鉛直方向高さと実質的に等しいこ
    とを特徴とする、請求項2記載のズームレンズ鏡胴。
  4. 【請求項4】 上記可動筒の両側面には、固定筒の両側
    壁内面に当接するガタ止め当接部がさらに設けられてい
    ることを特徴とする、請求項1、2または3記載のズー
    ムレンズ鏡胴。
  5. 【請求項5】 上記可動筒姿勢保持具の回動ステーにギ
    ア部が形成されており、該ギア部は、カメラ本体側に設
    けられた機構部につらなるギア列と係合していることを
    特徴とする、請求項1、2、3または4記載のズームレ
    ンズ鏡胴。
  6. 【請求項6】 上記可動筒姿勢保持具の回動ステーにカ
    ム部が形成されており、該カム部は、カメラ本体側に設
    けられた機構部につらなる係合部と係合していることを
    特徴とする、請求項1、2、3または4記載のズームレ
    ンズ鏡胴。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7652830B2 (en) * 2006-08-22 2010-01-26 Konica Minolta Opto, Inc. Lens barrel and photographing apparatus
JP2015152839A (ja) * 2014-02-18 2015-08-24 キヤノン株式会社 レンズ装置および撮像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7652830B2 (en) * 2006-08-22 2010-01-26 Konica Minolta Opto, Inc. Lens barrel and photographing apparatus
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