JP2000111206A - 天井埋め込み型空気調和機 - Google Patents

天井埋め込み型空気調和機

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JP2000111206A
JP2000111206A JP10284269A JP28426998A JP2000111206A JP 2000111206 A JP2000111206 A JP 2000111206A JP 10284269 A JP10284269 A JP 10284269A JP 28426998 A JP28426998 A JP 28426998A JP 2000111206 A JP2000111206 A JP 2000111206A
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JP
Japan
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refrigerant flow
refrigerant
drain pan
heat exchanger
air conditioner
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JP10284269A
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English (en)
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Kazuhisa Myojin
一寿 明神
Koichi Yamaguchi
山口  広一
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B39/00Evaporators; Condensers
    • F25B39/02Evaporators
    • F25B39/028Evaporators having distributing means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/40Fluid line arrangements
    • F25B41/42Arrangements for diverging or converging flows, e.g. branch lines or junctions
    • F25B41/48Arrangements for diverging or converging flows, e.g. branch lines or junctions for flow path resistance control on the downstream side of the diverging point, e.g. by an orifice

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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、熱交換器下部がドレンパン内に埋没
する構成であることを前提として、熱交換器の冷媒流路
に対する最適流量を制御して、熱交換効率の向上を図っ
た天井埋め込み型空気調和機を提供する。 【解決手段】平面視でほぼ矩形状に形成される熱交換器
9と、断面U字状の溝部8aを備えこの溝部内に熱交換
器の下端部を載置支持する平面視でほぼ矩形状に形成さ
れるドレンパン8と、これらドレンパンと熱交換器のほ
ぼ中心部に配置されてドレンパンと熱交換器に囲まれ軸
方向から吸込んだ空気を周囲の熱交換器へ向かって吹出
し熱交換させる送風機10とを具備し、熱交換器は複数
の冷媒流路a…が形成され、これら冷媒流路のうちの少
なくとも一部がドレンパン内に埋没する冷媒流路に対し
て冷媒の流量を規制する冷媒流量制御弁17を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井埋め込み型空
気調和機に係り、特に、熱交換器を構成する冷媒流路の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】壁掛け型空気調和機のように取付けスペ
ースが必要でなく、外観的に目立たなくてすむ天井埋め
込み型空気調和機が多用される傾向にある。この種の空
気調和機は、天井面から室内に露出する化粧板の中央部
に吸込み口が設けられ、その周囲に吹出し口が設けられ
ている。
【0003】この吸込み口と吹出し口との間には、平面
視でほぼ矩形状に形成されるドレンパンが載設され、さ
らにこのドレンパン上に平面視でほぼ矩形状に形成され
る熱交換器が載置支持される。
【0004】また、これらドレンパンと熱交換器の中心
部に送風機が配置され、ドレンパンと熱交換器に囲まれ
れる。この送風機が駆動することにより、軸方向である
吸込み口から室内空気を吸込んで周囲の熱交換器へ向か
って吹出し、熱交換させてから吹出し口を介して室内へ
導くことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような空気調和機
においては、吸込んだ室内空気を漏れのないように上記
熱交換器に導くために、その下端部をドレンパン底面に
直接載置し、上端部は空気調和機本体である筐体上面部
に密着させている。
【0006】ところで、上記ドレンパンは断面U字状の
溝部を備え、熱交換器で生成されるドレン水が所定の水
位になった状態でドレンポンプが作動し、ドレン水を外
部へ排水するようになってる。また、ドレンパンの底面
部に熱交換器下端部を載置するところから、熱交換器の
下部側一部はドレンパン内に埋没する。
【0007】上述の事情から、ドレンパンの側壁高さ寸
法を、運転停止時におけるドレンポンプ内残水の全てが
ドレンパンに戻ったときでも、ドレンパンからオーバー
フローしない高さに設定しておく必要がある。
【0008】そして、この空気調和機の設置時の傾きを
考慮すると、ドレンパン側壁の高さ寸法をさらに高く設
定して、ドレン水が絶対にオーバーフローしない安全性
を得なければならない。
【0009】その一方で、ドレンパン内に埋没する熱交
換器下部には熱交換空気がほとんど導かれず、したがっ
てこの部位における熱交換効率が他の部位よりも低下し
てしまう。
【0010】このように、ドレン水がオーバーフローし
ないようドレンパン側壁の高さ寸法をより高くとること
で熱交換器の熱交換効率の低下、すなわち空気側熱交換
性能が著しく低下してしまう。加えて、ドレン水のフィ
ン間滞留や水位の上昇により能力の一部がドレン水との
熱交換に使用され、出口側能力の極端な低下を招いてし
まうなどの不具合がある。
【0011】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、熱交換器下部がドレ
ンパン内に埋没して熱交換空気がほとんど導かれない構
成であることを前提として、熱交換器の冷媒流路に対す
る最適流量を制御して、熱交換効率の向上を図った天井
埋め込み型空気調和機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するため
本発明の天井埋め込み型空気調和機は、請求項1とし
て、被空調室の天井に埋め込まれる空気調和機におい
て、平面視でほぼ矩形状に形成される熱交換器と、断面
U字状の溝部を備えこの溝部内に上記熱交換器の下端部
を載置支持する平面視でほぼ矩形状に形成されるドレン
パンと、これらドレンパンと熱交換器の中心部に配置さ
れてドレンパンと熱交換器に囲まれ軸方向から吸込んだ
空気を周囲の熱交換器へ向かって吹出し熱交換させる送
風機とを具備し、上記熱交換器は複数の冷媒流路が形成
され、これら冷媒流路のうちの少なくとも一部が上記ド
レンパン内に埋没する冷媒流路に対して冷媒の流量を規
制する冷媒流量規制装置を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項2として、請求項1記載の天井埋め
込み型空気調和機において上記冷媒流量規制装置は、そ
の冷媒流路の入り口に接続され、他の冷媒流路の入り口
側に接続される冷媒分流細管の全長よりも長い全長を備
えた冷媒分流細管であることを特徴とする。
【0014】請求項3として、請求項1記載の天井埋め
込み型空気調和機において上記冷媒流量規制装置は、そ
の冷媒流路の入り口に接続され、他の冷媒流路の入り口
側に接続される冷媒分流細管の管径よりも細い管径に形
成される冷媒分流細管であることを特徴とする。
【0015】請求項4として、請求項1記載の天井埋め
込み型空気調和機において上記冷媒流量規制装置は、そ
の冷媒流路の入り口側に接続され、冷媒の流れに対する
抵抗となる抵抗体であることを特徴とする。
【0016】請求項5として、請求項1記載の天井埋め
込み型空気調和機において上記冷媒流量規制装置は、そ
の冷媒流路の入り口側に接続される冷媒分流細管と、こ
の冷媒分流細管が接続される側が高くなるよう傾けられ
る分流器であることを特徴とする。
【0017】請求項6として、請求項1記載の天井埋め
込み型空気調和機において上記冷媒流量規制装置は、上
記ドレンパン内における埋没量に応じて流量規制される
冷媒流路であることを特徴とする。
【0018】請求項7として、請求項1記載の天井埋め
込み型空気調和機において上記冷媒流量規制装置は、上
記ドレンパン内のドレン水との接触面積に応じて流量規
制される冷媒流路であることを特徴とする。
【0019】上記目的を満足するため本発明の天井埋め
込み型空気調和機は、請求項8として、被空調室の天井
に埋め込まれる空気調和機において、平面視でほぼ矩形
状に形成される熱交換器と、断面U字状の溝部を備えこ
の溝部内に上記熱交換器の下端部を載置支持する平面視
でほぼ矩形状に形成されるドレンパンと、これらドレン
パンと熱交換器の中心部に配置されてドレンパンと熱交
換器に囲まれ軸方向から吸込んだ空気を周囲の熱交換器
へ向かって吹出し熱交換させる送風機とを具備し、上記
熱交換器は複数の冷媒流路が形成され、これら冷媒流路
に対して冷媒の流量を制御する冷媒流量制御手段を備え
たことを特徴とする。
【0020】請求項9として、請求項8記載の天井埋め
込み型空気調和機において上記冷媒流量制御手段は、少
なくとも一部がドレンパン内に埋没する冷媒流路に対し
ドレンパン内のドレン水の水位に応じて冷媒流量の制御
をなすことを特徴とする。
【0021】請求項10として、請求項8記載の天井埋
め込み型空気調和機において上記冷媒流量制御手段は、
全てがドレンパン内に埋没する冷媒流路のみを対象とし
て冷媒流量の制御をなすことを特徴とする。
【0022】請求項11として、請求項8記載の天井埋
め込み型空気調和機において上記冷媒流量制御手段は、
全てがドレンパン内のドレン水に浸漬する冷媒流路のみ
を対象として冷媒流量の制御をなすことを特徴とする。
【0023】上記目的を満足するため本発明の天井埋め
込み型空気調和機は、請求項12として、被空調室の天
井に埋め込まれる空気調和機において、平面視でほぼ矩
形状に形成される熱交換器と、断面U字状の溝部を備え
この溝部内に熱交換器の下端部を載置支持する平面視で
ほぼ矩形状に形成されるドレンパンと、これらドレンパ
ンと熱交換器の中心部に配置されてドレンパンと熱交換
器に囲まれ軸方向から吸込んだ空気を周囲の熱交換器へ
向かって吹出し熱交換させる送風機とを具備し、熱交換
器は複数の冷媒流路が形成され、これら冷媒流路のうち
一部が上記ドレンパンから突出し残り部分がドレンパン
内に埋没する冷媒流路は冷房運転時における入り口部が
出口部よりも上方に位置するよう設定されることを特徴
とする。
【0024】このような課題を解決する手段を採用する
ことにより、熱交換空気側との熱交換が困難な冷媒流路
への冷媒流量を抑えることで、有効部分への最適な分流
をなし、よって熱交換効率の向上を得る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態について説明する。図1に天井に埋め込まれ
る空気調和機の室内機を分解して示し、図2にその断面
を示す。
【0026】図中1は、下面側のみ開口する筐体であ
り、この筐体の下面開口部は化粧板2によって閉成され
る。上記筐体1の側面部には図示しない天井梁に設けら
れる吊りボルト3掛止用の金具4が取付けられていて、
化粧板2とともに天井梁から吊持される。
【0027】上記化粧板2は所定部位に組立てられた状
態で天井板5から室内に露出する。この中央部にはここ
では矩形状の吸込み口6が設けられ、この吸込み口6の
四辺に所定間隔を存して吹出し口7が設けられる。
【0028】また、化粧板2上面で吸込み口6と吹出し
口7との間のスペースにドレンパン8が載置される。こ
のドレンパン8は平面視で矩形状に形成されていて、断
面がU字状の溝部8aを有する。このドレンパン8には
図示しないドレンホースが接続され、ドレンポンプに連
通するようになっている。
【0029】ドレンパン8上には室内側熱交換器9が載
置される。この室内側熱交換器9はドレンパン8形状に
合せて平面視でほぼ矩形状に形成される。また、ドレン
パン8の断面形状から、室内側熱交換器9の下部側一部
はドレンパン8内に埋没している。
【0030】上記ドレンパン8の側壁高さ寸法hは、運
転停止時のドレンポンプ内残水の全てがドレンパン8に
戻ったとき、および筐体1設置時の傾きを考慮して、ド
レン水がドレンパン8から絶対にオーバーフローするこ
とのない充分な高さに設定されている。
【0031】これらドレンパン8と室内側熱交換器9の
ほぼ中心部には送風機10が配置され、ドレンパン8と
熱交換器9に囲まれる。この送風機10は、筐体1の上
面部に取付けられ回転軸を下方に突出させたファンモー
タ10Mと、このファンモータの回転軸に取付けられる
ターボファン10Fとからなる。
【0032】図3に、請求項1の発明に係わる実施の形
態の冷凍サイクル回路を示す。図中11は圧縮機であ
り、この吐出部に接続される冷媒管Pには四方弁12を
介して室外側熱交換器13と、電動膨張弁14と、上記
室内側熱交換器9および四方弁12を介して圧縮機11
の吸込み部に連通している。
【0033】上記室内側熱交換器9は、所定の間隙を存
して並設される多数枚のフィンに複数本の熱交換パイプ
が並行して貫通し、これら熱交換パイプの開口端部はフ
ィンの側端部においてUベンド(以上、簡略化して図
示)によって接続され、複数の冷媒流路a…が形成され
る。
【0034】それぞれの冷媒流路a…を構成する熱交換
パイプの一方の開口端は冷媒分流細管(冷媒分流用キャ
ピラリー、とも呼ばれる)b…が接続され、これらは全
て分流器15に接続される。この分流器15は、後述す
る冷房運転時における室内側熱交換器9の冷媒入り口側
に配置され、上記電動膨張弁14に冷媒管Pを介して連
通する。換言すれば、上記分流器15から複数の上記冷
媒分流細管b…が分岐して接続され、室内側熱交換器9
の各冷媒流路a…に連通する。
【0035】上記熱交換パイプの他方の開口端にも冷媒
分流細管c…が接続され、これらは全て集合管16に接
続される。この集合管16は冷房運転時における室内側
熱交換器9の冷媒出口側に配置され、上記四方弁12に
冷媒管Pを介して連通する。換言すれば、上記室内側熱
交換器9から複数の上記冷媒分流細管c…が集中して接
続されることになる。
【0036】そして、上記熱交換パイプの配置から冷媒
流路a…は室内側熱交換器9の上下方向に亘って並行し
て設けられ、特に最下段の冷媒流路aは、全て上記ドレ
ンパン8内に位置して、ドレンパン8内に全て埋没する
状態にある。
【0037】最下段の冷媒流路aを対象として、この冷
媒流路aと連通する冷媒出口側の冷媒分流細管cに冷媒
流量規制装置であるところの流量制御弁17が設けられ
る。この流量制御弁17は冷房運転時に所定量絞られて
冷媒の流量を制御するようになっている。
【0038】しかして、冷房、暖房、除湿などの空気調
和運転が指示されると、圧縮機11が駆動して冷媒を圧
縮し高圧化して吐出する。冷房運転時は図中白抜き矢印
方向に冷媒が循環し、暖房運転時は図中斜線矢印方向に
冷媒が循環して、周知の冷凍サイクル運転が行われる。
【0039】圧縮機11の運転開始にともなって送風機
10が駆動され、軸方向である吸込み口6から吸込んだ
室内空気を周囲の室内側熱交換器9へ向かって吹出す。
室内空気は室内側熱交換器9の冷媒流路a…に導かれる
冷媒と熱交換をなし、室内空気は指示した状態に変化し
て吹出し口7から室内に吹出され、指定の空気調和作用
を得られる。
【0040】特に冷房運転時において、電動膨張弁14
にて減圧された冷媒は気液二相の状態で分流器15に導
かれる。この分流器15から冷媒は冷媒分流細管b…に
分流され、さらに室内側熱交換器9を構成する各冷媒流
路a…に導かれる。ここで、送風機10の駆動にともな
って室内側熱交換器に送風される室内空気と熱交換した
あと集合管16にて合流する。
【0041】この冷房運転時に流量制御弁17は絞られ
て冷媒流量を制御する。したがって、ドレンパン8内に
全て埋没する冷媒流路aにはほとんど冷媒が導かれな
い。本来、分流器15から各冷媒分流細管b…から冷媒
流路a…へ均等に分配されるはずの冷媒流量が、上記流
量制御弁17の作用によって最下段の冷媒流路aのみ冷
媒流量が低減する。そのため、低減した冷媒流量分だけ
他の冷媒流路a…での冷媒流量が増加することとなる。
【0042】先に説明したように、流量制御弁17が接
続される最下段の冷媒流路aは、その全てがドレンパン
8内に埋没する。したがって、この冷媒流路aに冷媒が
導かれたとしても、送風機10の送風作用によって導か
れる室内空気がドレンパン8に遮られて冷媒との熱交換
作用が行われない。
【0043】流量制御弁17が設けられる最下段冷媒流
路aの冷媒流量が少なくなる一方で他の冷媒流路a…の
冷媒流量が増加する。結局、室内側熱交換器9の有効部
分への最適な分流がなされることになり、熱交換効率が
全体的に向上して、空調能力の増大化に繋げられる。
【0044】図4に、請求項2の発明に係わる実施の形
態を示す。なお、先に説明したものと同一部品について
は同番号を付して新たな説明は省略する。(以下、同
じ)すなわち、上記室内側熱交換器9の構成とドレンパ
ン8に対する配置および分流器15と集中管16の構成
自体は変わることなく、分流器15の位置を変更する。
【0045】ここでは、全てがドレンパン8内に埋没す
る最下段の冷媒流路aの入り口に接続される冷媒分流細
管b1を冷媒流量規制装置として、その全長が他の冷媒
流路aの入り口側に接続される冷媒分流細管b…の全長
よりも長くなるように分流器15の位置を設定する。
【0046】冷房運転時に、分流器15から各冷媒分流
細管b…,b1へ均等に冷媒が分流されるが、この冷媒
が室内側熱交換器9を構成する各冷媒流路a…へ導かれ
るまでに冷媒分流細管の全長に応じて冷媒流量に対する
抵抗値が変化する。
【0047】最も全長が長い冷媒分流細管b1において
は他の冷媒分流細管b…の流量抵抗値が大であるから、
ここと連通する冷媒流路aにおける冷媒流量が少なくな
る一方で他の冷媒流路a…の冷媒流量が増加する。結
局、室内側熱交換器9の有効部分への最適な分流がなさ
れることになり、熱交換効率が全体的に向上して、空調
能力の増大化に繋げられる。
【0048】図5(A)(B)に、請求項3の発明に係
わる実施の形態を示す。すなわち、上記室内側熱交換器
9の構成とドレンパン8に対する配置および分流器15
と集中管16の構成自体は変わることなく、分流器15
に接続される冷媒分流細管bの管径を変更する。
【0049】ここでは、全てがドレンパン8内に埋没す
る最下段の冷媒流路aの入り口に接続される冷媒分流細
管b2を冷媒流量規制装置として、その管径φb2が他
の冷媒流路aの入り口側に接続される冷媒分流細管b…
の管径φbよりも細くなるように設定する。
【0050】冷房運転時に、分流器15から各冷媒分流
細管b…,b2へ均等に冷媒が分流されるが、この冷媒
が室内側熱交換器9を構成する各冷媒流路a…へ導かれ
るまでに冷媒分流細管b,b2の管径φb,φb2に応
じて冷媒流量に対する抵抗値が変化する。
【0051】最も細い管径φb2の冷媒分流細管b2に
おいては、これよりも太い管径φbの他の冷媒分流細管
b…と比較して流量抵抗値が大であるから、ここと連通
する冷媒流路aにおける冷媒流量が少なくなる一方で他
の冷媒流路a…の冷媒流量が増加する。結局、室内側熱
交換器9の有効部分への最適な分流がなされることにな
り、熱交換効率が全体的に向上して、空調能力の増大化
に繋げられる。
【0052】図6(A)(B)に、請求項4の発明に係
わる実施の形態を示す。すなわち、上記室内側熱交換器
9の構成とドレンパン8に対する配置および冷媒分流細
管b…,c…と集中管16の構成自体は変わることな
く、冷媒流量規制装置として分流器15Aの内部構造を
変更する。
【0053】この分流器15Aは、器体20内に仕切り
板21と抵抗体であるネット22が上下に所定間隔を存
して配置される。特に、ドレンパン8内に全てが埋没す
る冷媒流路aと接続される冷媒分流細管bのみ、その開
口端部が上記ネット22に接触するよう延出して取付け
られ、他の冷媒流路aと接続される冷媒分流細管b…は
全てその開口端部がネット22から離間し仕切り板21
から突出する。
【0054】したがって、ネット22に開口端部が密接
する冷媒分流細管bにはネット22が流通抵抗となって
冷媒が導通し難く、ネット22から離間した冷媒分流細
管b…には冷媒流量が確保される。
【0055】ネット22に開口端部が密接する分流細管
bに連通する冷媒流路aの冷媒流量が少なくなる一方
で、他の冷媒流路a…の冷媒流量が増加する。結局、室
内側熱交換器9の有効部分への最適な分流がなされるこ
とになり、熱交換効率が全体的に向上して、空調能力の
増大化に繋げられる。
【0056】図7に、請求項5の発明に係わる実施の形
態を示す。上記室内側熱交換器9の構成とドレンパン8
に対する配置および冷媒分流細管b…,c…と集中管1
6の構成自体は変わることなく、冷媒流量規制装置とし
ての分流器15の支持構造を変更する。
【0057】すなわち、内部構造が何らの変更もない分
流器15を鉛直線Lsに対して所定角度αだけ傾けて支
持する。この分流器15の傾け方向は、全てがドレンパ
ン8内に埋没する冷媒流路aに接続する冷媒分流細管b
3の開口端が最も高く、ここと180°対向する位置に
ある冷媒分流細管bの開口端位置が最も低くなるように
する。
【0058】冷房運転時に、電動膨張弁14から分流器
15内に気液二相の状態で導かれた冷媒は、特に液分が
器体20底部に溜り、ガス分が器体20内に充満する。
分流器15の底部に溜まった液分は、ここに接続された
冷媒分流細管bの開口端を越えたところで、その開口端
へ円滑に導かれる。
【0059】このように分流器15内の冷媒の液分は冷
媒分流細管b開口端に対してオーバーフローの状態で導
かれる一方で、器体20内に充満するガス分は液分から
開口端が突出する冷媒分流細管b3に導かれるのである
が、強力な負圧状態を得ない吸込まれ難い。すなわち、
冷媒はガス分よりも液分の方が円滑に分流器15から導
出されることになる。
【0060】先に説明したように、全てがドレンパン8
内に埋没する冷媒流路aと連通する冷媒分流細管b3が
最も高位になるよう分流器15を傾けたので、この開口
端が高位にある冷媒分流細管b3からはわずかなガス分
しか導出されない。
【0061】このように分流器15を傾けて支持するこ
とによって、冷媒分流細管bの位置に応じて冷媒流量が
制御され、室内空気との熱交換が困難な冷媒流路aへの
冷媒流量を抑制して、室内側熱交換器9の有効部分への
最適な分流が行われ空調能力の大幅向上を図ることとな
る。
【0062】なお、以上説明した実施の形態では、ドレ
ンパン8内にその全てが埋没する冷媒流路aを対象とし
て冷媒流量の規制をなす装置を説明したが、これに限定
されるものではなく、その一部がドレンパン8内に埋没
する冷媒流路が存在した場合には、その冷媒流路のドレ
ンパン埋没割合に応じて冷媒の流量を規制するようにし
てもよいことは勿論である。
【0063】図8に、請求項6および請求項7の発明に
係わる実施の形態を示す。ここで、室内側熱交換器9を
構成する冷媒流路aの具体的な構成を示す。すなわち、
フィンFの幅方向に3列に並行して熱交換パイプNが並
べられ、かつ熱交換器の下部側から上部側に亘って第1
ないし第9の冷媒流路1aないし9aが形成される。
【0064】冷房運転時の冷媒入り口側を基準に熱交換
器9の下部側から上部側に亘って順に、第1の冷媒流路
1a、第2の冷媒流路2a……と呼ぶと、最上部は第9
の冷媒流路9aとなる。ただし、それぞれの冷媒流路1
a……の構成から冷媒出口側においては入り口側の順の
通りとはならず、ある程度入れ換えられる。
【0065】先に説明したように、室内側熱交換器9の
下部側一部がドレンパン8の溝部8a内に埋没してお
り、実際には冷媒入り口側において第1の冷媒流路1a
と、第2の冷媒流路2aがドレンパン8内に位置する。
【0066】そして、第1の冷媒流路1aは中央列熱交
換パイプにおいて上方に屈折形成されるところから、実
際には2/3程度がドレンパン8内に埋没し、出口側の
1/3程度はドレンパン8上端から上部に突出してい
る。
【0067】第2の冷媒流路2aは、入り口側から下方
に下がって第2列をジャンピングし、第3列の出口側に
おいて入り口側と同高さ位置に戻るので、その全長に亘
ってドレンパン8内に埋没している。
【0068】したがって、第1の冷媒流路1aにはドレ
ンパン8から突出する1/3程度の部分に室内空気が導
かれて熱交換をなし、残りの2/3程度の部分には室内
空気が導かれることがなく、よって熱交換作用が行われ
ない。
【0069】第2の冷媒流路2aにいたっては、その全
長がドレンパン8内にあるので、室内空気と熱交換作用
がほとんど行われない。また、これら第1の冷媒流路1
aおよび第2の冷媒流路2a以外の第3の冷媒流路3a
ないし第9の冷媒流路9aは、その一部もドレンパン8
内に埋没していないから、室内空気との熱交換が有効に
行われることとなる。
【0070】請求項6に係わる実施の形態として、第1
の冷媒流路1aと第2の冷媒流路2aのそれぞれ出口側
に第1の流量制御弁25と、第2の流量制御弁26を備
え、第1の冷媒流路1aへの冷媒流量を規制する以上に
第2の冷媒流路2aへの冷媒流量を規制する。
【0071】すなわち、ドレンパン8内に埋没する冷媒
流路1a,2aへの冷媒流量を、ドレンパン8での埋没
量に応じて異ならせるよう冷媒流量を制御することによ
り、室内空気との熱交換が困難な冷媒流路1a,2aへ
の冷媒流量を抑制して、室内側熱交換器9の有効部分へ
の最適な分流が行われ、空調能力の大幅向上を図ること
となる請求項7に係わる実施の形態として、第1の冷媒
流路1aは一部(1/3程度)をドレンパン8内に埋没
させたので、同程度ドレンパン8に集溜されるドレン水
と接触する一方で、第2の冷媒流路2aはドレンパン8
内に全没し、その全てがドレンパン8に集溜されるドレ
ン水と接触するので、第1の冷媒流路1aへの冷媒流量
を規制する以上に第2の冷媒流路2aへの冷媒流量を規
制する。
【0072】すなわち、第1,第2の流量制御弁25,
26を調整して、ドレンパン8内に埋没する冷媒流路1
a,2aへの冷媒流量を、ドレン水に対する接触面積に
応じて異ならせるよう制御することにより、室内空気と
の熱交換が困難な冷媒流路への冷媒流量を抑制して、室
内側熱交換器9の有効部分への最適な分流が行われ、空
調能力の大幅向上を図ることとなる図9に、請求項8な
いし請求項11の発明に係わる実施の形態を示す。
【0073】全てがドレンパン8内に埋没する冷媒流路
aの出口側冷媒分流細管cにのみ流量制御弁17が設け
られ、図示しない制御回路と電気的に接続される。ま
た、上記ドレンパン8には、このドレンパン8内に集溜
されるドレン水の水位を常時検知する水位計27が設け
られ、その検知信号を上記制御回路へ送るようになって
いる。これら流量制御弁17と水位計27および制御回
路で冷媒流量制御手段が構成される。
【0074】冷房運転の開始時にはドレンパン8内にド
レン水が存在しないので、水位計27はドレンパン8内
のドレン水の水位がゼロであることを制御回路へ送信す
る。冷房運転の経過とともに室内側熱交換器9で生成さ
れるドレン水がドレンパン8内に溜まる。そして、時間
の経過とともにドレン水の水位が上昇し、水位計27が
その変化を検知して制御回路に検知信号を送る。
【0075】全てがドレンパン8内に埋没する冷媒流路
aにおいて、冷房運転時間の開始時にはドレン水が生成
されていないから、ドレン水と全く接触しておらず、水
位計27の検知信号から制御回路は流量制御弁17を最
大限開放して充分な冷媒流量を導く。
【0076】このとき、ドレンパン8内にドレン水が存
在していなので、ドレンパン8内は空間部となって室内
空気が導かれ、よって、この冷媒流路aにおいても冷媒
と室内空気との熱交換が行われる。
【0077】運転時間の経過とともにドレンパン8内に
おけるドレン水の水位が上昇し、ドレンパン8に位置す
る冷媒流路aのドレン水との接触面積が増大する。ドレ
ン水の水位上昇と、ドレンパン8に全てが埋没する冷媒
流路aのドレン水接触面積の増大とは同一であるから、
水位計27から検知信号を受けた制御回路は流量制御弁
17の開度を徐々に絞って冷媒流量が減少するよう制御
する。
【0078】すなわち、ドレンパン8内に全てが埋没す
る冷媒流路aへの冷媒流量を、ドレン水の水位に応じて
異ならせるよう制御することにより、室内空気との熱交
換が困難な冷媒流路aへの冷媒流量を抑制して、室内側
熱交換器9の有効部分への最適な分流が行われ、空調能
力の大幅向上を図ることとなるたとえば、全てがドレン
パン8内に埋没する冷媒流路aに対して何らの冷媒流量
制御手段を備えないとすると、この冷媒流路はドレン水
と熱交換することとなり、熱交換能力を無駄に費やして
しまう。上述した冷媒制御手段を備えることにより、理
想のタイミングで必要な量の冷媒をドレンパン8内に全
てが埋没する冷媒流路a以外の冷媒流路a…に導いてこ
れらの流量を増加させられる。
【0079】図10に、請求項12の発明に係わる実施
の形態を示す。室内側熱交換器9を構成する第1ないし
第9の冷媒流路1aないし9aのうちで、その一部がド
レンパン8内に位置する第1の冷媒流路1aを対象とし
て、冷房運転時に冷媒入り口部30aの高さが出口部3
0bの高さよりも上方部位になるよう設定してある。
【0080】すなわち、第1の冷媒流路1aにおいては
その2/3程度がドレンパン8内に埋没し、残りの1/
3程度はドレンパン8から上方に突出している。このこ
とから、冷房運転時にドレンパン8から上方に突出する
部位を冷媒入り口部30aとして冷媒を流すことによ
り、ドレンパン8から突出する部位において室内空気と
の熱交換する。
【0081】他の第2ないし第9の冷媒流路2aないし
9aにおいては、全てがドレンパン8内に埋没している
か、あるいはドレンパン8から突出するかが相違するだ
けで、冷房運転時の冷媒入り口側と出口側をどのように
して設定(ここでは、互いに逆に設定)しても、結果的
にはそれぞれの熱交換効率として変化がない。
【0082】これに対して、第1の冷媒流路1aのよう
に、一部がドレンパン8から突出し、残り部分がドレン
パン内に埋没する冷媒流路では、上述のように設定する
ことにより有効に使用でき、室内側熱交換器9の有効部
分への最適な分流が行われ、空調能力の大幅向上を図る
こととなる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、熱
交換器下部がドレンパン内に埋没して熱交換空気がほと
んど導かれない構成であることを前提として、熱交換器
の冷媒流路に対する最適流量を制御して、熱交換効率の
向上を得られるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係わる、天井埋め込み
型空気調和機である室内機の分解した斜視図。
【図2】同実施の形態に係わる、室内機の概略の断面
図。
【図3】請求項1の発明の実施の形態に係わる空気調和
機の冷凍サイクル構成図。
【図4】請求項2の発明の実施の形態に係わる空気調和
機の冷凍サイクル構成図。
【図5】請求項3の発明の実施の形態に係わる分流器と
冷媒分流細管の構成図。
【図6】請求項4の発明の実施の形態に係わる分流器と
冷媒分流細管の構成図。
【図7】請求項5の発明の実施の形態に係わる分流器と
冷媒分流細管の構成図。
【図8】請求項6および請求項7の発明の実施の形態に
係わる室内側熱交換器の冷媒流路の構成図。
【図9】請求項8ないし請求項11の発明の実施の形態
に係わる空気調和機の冷凍サイクル構成図。
【図10】請求項12の発明の実施の形態に係わる室内
側熱交換器の冷媒流路の構成図。
【符号の説明】 9…室内側熱交換器、 8a…溝部、 8…ドレンパン、 10…送風機、 a…冷媒流路、 17…流量制御弁、 b1,b2,b3…冷媒分流細管、 22…抵抗体(ネット)、 15…分流器、 25,26…冷媒流量制御弁、 27…水位計、 1a…第1の冷媒流路、 2a…第2の冷媒流路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 広一 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝住空間システム技術研究所内 Fターム(参考) 3L050 AA01 3L051 BF10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被空調室の天井に埋め込まれる空気調和機
    において、 平面視でほぼ矩形状に形成される熱交換器と、断面U字
    状の溝部を備え、この溝部内に上記熱交換器の下端部を
    載置支持する平面視でほぼ矩形状に形成されるドレンパ
    ンと、これらドレンパンと熱交換器の中心部に配置され
    てドレンパンと熱交換器に囲まれ、軸方向から吸込んだ
    空気を周囲の熱交換器へ向かって吹出し熱交換させる送
    風機とを具備し、 上記熱交換器は、複数の冷媒流路が形成され、 これら冷媒流路のうちの、少なくとも一部が上記ドレン
    パン内に埋没する冷媒流路に対して冷媒の流量を規制す
    る冷媒流量規制装置を備えたことを特徴とする天井埋め
    込み型空気調和機。
  2. 【請求項2】上記冷媒流量規制装置は、その冷媒流路の
    入り口に接続され、他の冷媒流路の入り口側に接続され
    る冷媒分流細管の全長よりも長い全長を備えた冷媒分流
    細管であることを特徴とする請求項1記載の天井埋め込
    み型空気調和機。
  3. 【請求項3】上記冷媒流量規制装置は、その冷媒流路の
    入り口に接続され、他の冷媒流路の入り口側に接続され
    る冷媒分流細管の管径よりも細い管径に形成される冷媒
    分流細管であることを特徴とする請求項1記載の天井埋
    め込み型空気調和機。
  4. 【請求項4】上記冷媒流量規制装置は、その冷媒流路の
    入り口側に接続され、冷媒の流れに対する抵抗となる抵
    抗体であることを特徴とする請求項1記載の天井埋め込
    み型空気調和機。
  5. 【請求項5】上記冷媒流量規制装置は、その冷媒流路の
    入り口側に接続される冷媒分流細管と、この冷媒分流細
    管が接続される側が高くなるよう傾けられる分流器であ
    ることを特徴とする請求項1記載の天井埋め込み型空気
    調和機。
  6. 【請求項6】上記冷媒流量規制装置は、上記ドレンパン
    内における埋没量に応じて流量規制される冷媒流路であ
    ることを特徴とする請求項1記載の天井埋め込み型空気
    調和機。
  7. 【請求項7】上記冷媒流量規制装置は、上記ドレンパン
    内のドレン水との接触面積に応じて流量規制される冷媒
    流路であることを特徴とする請求項1記載の天井埋め込
    み型空気調和機。
  8. 【請求項8】被空調室の天井に埋め込まれる空気調和機
    において、 平面視でほぼ矩形状に形成される熱交換器と、断面U字
    状の溝部を備え、この溝部内に上記熱交換器の下端部を
    載置支持する平面視でほぼ矩形状に形成されるドレンパ
    ンと、これらドレンパンと熱交換器の中心部に配置され
    てドレンパンと熱交換器に囲まれ、軸方向から吸込んだ
    空気を周囲の熱交換器へ向かって吹出し熱交換させる送
    風機とを具備し、 上記熱交換器は、複数の冷媒流路が形成され、 これら冷媒流路に対して冷媒の流量を制御する冷媒流量
    制御手段を備えたことを特徴とする天井埋め込み型空気
    調和機。
  9. 【請求項9】上記冷媒流量制御手段は、少なくとも一部
    がドレンパン内に埋没する冷媒流路に対し、ドレンパン
    内のドレン水の水位に応じて冷媒流量の制御をなすこと
    を特徴とする請求項8記載の天井埋め込み型空気調和
    機。
  10. 【請求項10】上記冷媒流量制御手段は、全てがドレン
    パン内に埋没する冷媒流路のみを対象として冷媒流量の
    制御をなすことを特徴とする請求項8記載の天井埋め込
    み型空気調和機。
  11. 【請求項11】上記冷媒流量制御手段は、全てがドレン
    パン内のドレン水に浸漬する冷媒流路のみを対象として
    冷媒流量の制御をなすことを特徴とする請求項8記載の
    天井埋め込み型空気調和機。
  12. 【請求項12】被空調室の天井に埋め込まれる空気調和
    機において、 平面視でほぼ矩形状に形成される熱交換器と、断面U字
    状の溝部を備え、この溝部内に上記熱交換器の下端部を
    載置支持する平面視でほぼ矩形状に形成されるドレンパ
    ンと、これらドレンパンと熱交換器の中心部に配置され
    てドレンパンと熱交換器に囲まれ、軸方向から吸込んだ
    空気を周囲の熱交換器へ向かって吹出し熱交換させる送
    風機とを具備し、 上記熱交換器は、複数の冷媒流路が形成され、 これら冷媒流路のうち、一部が上記ドレンパンから突出
    し、残り部分がドレンパン内に埋没する冷媒流路は、冷
    房運転時における入り口部が出口部よりも上方に位置す
    るよう設定されることを特徴とする天井埋め込み型空気
    調和機。
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