JP2000109417A5 - - Google Patents

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一方、皮膚外用剤に於いて、エラスターゼ活性阻害剤とメラニン産生抑制剤とを含有させることは全く知られておらず、更に、この様な成分を含む皮膚外用剤が優れたくすみ改善作用を有し、加齢変化に対して有効であることも全く知られていなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、この様な状況に鑑みて、優れたくすみ改善作用を有し、加齢変化に対して有効である、化粧料などの皮膚外用剤を求めて鋭意研究努力を重ねた結果、エラスターゼ活性阻害剤とメラニン産生抑制剤とを含有する皮膚外用剤にこの様な作用を見出し、発明を完成させるに至った。以下、本発明について、実施の形態を中心に詳細に説明を加える。
(3)本発明の皮膚外用組成物
本発明の皮膚外用組成物は、上記エラスターゼ活性阻害剤とメラニン産生抑制剤とを含有することを特徴とする。本発明の皮膚外用組成物としては、化粧料や抗真菌剤、抗炎症剤、ステロイド剤等の皮膚外用医薬等が例示でき、この中では化粧料に適用するのが特に好ましく、中でも柔軟性の低下のような加齢変化による皮膚の変化を抑制し、老化によるくすみを改善し、肌をくすみなく美しく保つことが出来ることから、くすみの改善と悪化の抑制を目指した、くすみ用の化粧料として用いるのが特に好ましい。本発明の皮膚外用組成物では、上記必須成分以外に通常皮膚外用組成物で使用される任意成分を含有することが出来る。かかる任意成分としては、例えば、ワセリンやマイクロクリスタリンワックス等のような炭化水素類、ホホバ油やゲイロウ等のエステル類、牛脂、オリーブ油等のトリグリセライド類、セタノール、オレイルアルコール等の高級アルコール類、ステアリン酸
、オレイン酸等の脂肪酸、グリセリンや1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、エタノール、カーボポール等の増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、色素、粉体類等が好ましく例示できる。これら任意成分の中で特に好ましいものは、プラセンターエキス、ロイヤルゼリー、グリコーゲン等の細胞を賦活する作用を有する物質や硫酸化アルギン酸とその生理的に許容される塩やバクガの根部のエッセンス等のコラーゲン合成を促進する成分、或いは、ミントのエッセンス、セージのエッセンス、ローズマリーのエッセンス、ジンセンのエッセンス、オウゴンのエッセンス等の過酸化物生成抑制剤である。これら細胞賦活成分やコラーゲン合成促進剤、過酸化物生成抑制剤はそれぞれ総量で0.01〜1重量%程度含有することが好ましい。これらの成分を常法に従って処理することにより、本発明の皮膚外用組成物を製造することが出来る。
<実施例1〜6>下記に示す処方に従って、化粧水を作成した。即ち、処方成分を室温で攪拌し、可溶化して化粧水を得た。
1,3−ブタンジオール 5 重量部
グリセリン 3 重量部
エタノール 10 重量部
メラニン産生抑制剤* 1 重量部
エラスターゼ活性阻害剤* 1 重量部
メチルパラベン 0.2重量部
POE(60)硬化ひまし油 0.1重量部
水 79.7重量部
*詳細は表1に記載
Figure 2000109417
<実施例8>下記に示す処方に従って、化粧水を作成した。即ち、処方成分を室温で攪拌し、可溶化して化粧水を得た。
1,3−ブタンジオール 5 重量部
グリセリン 3 重量部
エタノール 10 重量部
硫酸化アルギン酸ナトリウム 0.1重量部
バクガコンのエッセンス 0.1重量部
エルヒビン 0.5重量部
コウキ抽出BG 0.5重量部
プラセンターエキス 0.1重量部
ソウハクヒのエッセンス 0.5重量部
グリコーゲン 0.1重量部
ロイヤルゼリー 0.5重量部
メチルパラベン 0.2重量部
POE(60)硬化ひまし油 0.1重量部
オウゴンのエッセンス 0.1重量部
ジンセンのエッセンス 0.1重量部
シラカバのエッセンス 0.1重量部
水 79 重量部
<実施例9>50歳以上の女性であって、肌のくすみに悩むパネラー1群10名、計30名を集め、上記実施例6の化粧水、実施例8の化粧水のソウハクヒのエッセンスとロイヤルゼリーを水に置換した比較例6の化粧水、実施例8の化粧水のエルヒビンとコウキ抽出BGを水に置換した比較例7について、そのくすみ改善作用を評価してもらった。これらの化粧水は1日朝・晩2回、8週間使用してもらい、肌のくすみの改善を、++:著しい改善、+:明らかな改善、±:僅かな改善、−:改善せずの基準で評価してもらった。結果を出現例数として表3に示す。これより、本発明の化粧料は、加齢変化によってくすみが蓄積した肌に、そのくすみ改善作用によって、くすみを改善し、健康な肌とする作用に優れることがわかる。
<実施例10>下記に示す処方に従って、クリームを作成した。即ち、イ、ロ、ハ、ニのそれぞれの成分を70℃に加熱し、イとロを混合し、良く混練りし、これハを加えて希釈し、これにニを徐々に加え乳化し、攪拌冷却し、クリームを得た。

70%マルチトース水溶液 5 重量部
グリセリン 3 重量部
1,3−ブタンジオール 5 重量部
メチルパラベン 0.2重量部

トリグリセリンジイソステアレート 4 重量部
ソルビタンセスキオレート 0.5重量部

軽質イソパラフィン 10 重量部
流動パラフィン 10 重量部
グリセリルトリイソオクタネート 5 重量部

水 55.3重量部
硫酸化アルギン酸ナトリウム 0.1重量部
バクガコンのエッセンス 0.1重量部
エルヒビン 0.5重量部
コウキ抽出BG 0.1重量部
プラセンターエキス 0.1重量部
グリコーゲン 0.1重量部
ロイヤルゼリー 0.5重量部
ジンセンのエッセンス 0.1重量部
オウゴンのエッセンス 0.1重量部
シラカバのエッセンス 0.1重量部
ソウハクヒのエッセンス 0.1重量部
アルブチン 0.1重量部
<実施例11>下記に示す処方に従って、クリームを作成した。即ち、イ、ロ、ハ、ニのそれぞれの成分を70℃に加熱し、イとロを混合し、良く混練りし、これハを加えて希釈し、これにニを徐々に加え乳化し、攪拌冷却し、クリームを得た。

70%マルチトース水溶液 5 重量部
グリセリン 3 重量部
1,3−ブタンジオール 5 重量部
メチルパラベン 0.2重量部

トリグリセリンジイソステアレート 4 重量部
ソルビタンセスキオレート 0.5重量部

軽質イソパラフィン 10 重量部
流動パラフィン 10 重量部
グリセリルトリイソオクタネート 5 重量部

水 56.1重量部
硫酸化アルギン酸ナトリウム 0.1重量部
バクガコンのエッセンス 0.1重量部
エルヒビン 0.1重量部
コウキ抽出BG 0.1重量部
プラセンターエキス 0.1重量部
グリコーゲン 0.1重量部
ロイヤルゼリー 0.1重量部
ジンセンのエッセンス 0.1重量部
オウゴンのエッセンス 0.1重量部
シラカバのエッセンス 0.1重量部
アスコルビン酸燐酸マグネシウム 0.1重量部
アルブチン 0.1重量部
<実施例12>下記に示す処方に従って、皮膚外用医薬である抗炎症用クリームを作成した。即ち、イ、ロ、ハ、ニのそれぞれの成分を70℃に加熱し、イとロを混合し、良く混練りし、これハを加えて希釈し、これにニを徐々に加え乳化し、攪拌冷却し、クリームを得た。

70%マルチトース水溶液 5 重量部
グリセリン 3 重量部
1,3−ブタンジオール 5 重量部
メチルパラベン 0.2重量部
インドメタシン 1 重量部

トリグリセリンジイソステアレート 4 重量部
ソルビタンセスキオレート 0.5重量部

軽質イソパラフィン 10 重量部
流動パラフィン 10 重量部
グリセリルトリイソオクタネート 5 重量部

水 57.1重量部
硫酸化アルギン酸ナトリウム 0.1重量部
バクガコンのエッセンス 0.1重量部
エルヒビン 0.1重量部
コウキ抽出BG 0.1重量部
プラセンターエキス 0.1重量部
グリコーゲン 0.1重量部
ロイヤルゼリー 0.1重量部
ジンセンのエッセンス 0.1重量部
オウゴンのエッセンス 0.1重量部
シラカバのエッセンス 0.1重量部
アスコルビン酸燐酸マグネシウム 0.1重量部
アルブチン 0.1重量部
<実施例13>下記に示す処方に従って、皮膚外用医薬であるステロイドクリームを作成した。即ち、イ、ロ、ハ、ニのそれぞれの成分を70℃に加熱し、イとロを混合し、良く
混練りし、これハを加えて希釈し、これにニを徐々に加え乳化し、攪拌冷却し、クリームを得た。

70%マルチトース水溶液 5 重量部
グリセリン 3 重量部
1,3−ブタンジオール 5 重量部
メチルパラベン 0.2重量部
エストラジオール 1 重量部

トリグリセリンジイソステアレート 4 重量部
ソルビタンセスキオレート 0.5重量部

軽質イソパラフィン 10 重量部
流動パラフィン 10 重量部
グリセリルトリイソオクタネート 5 重量部

水 57.1重量部
硫酸化アルギン酸ナトリウム 0.1重量部
バクガコンのエッセンス 0.1重量部
エルヒビン 0.1重量部
コウキ抽出BG 0.1重量部
プラセンターエキス 0.1重量部
グリコーゲン 0.1重量部
ロイヤルゼリー 0.1重量部
ジンセンのエッセンス 0.1重量部
オウゴンのエッセンス 0.1重量部
シラカバのエッセンス 0.1重量部
アスコルビン酸燐酸マグネシウム 0.1重量部
アルブチン 0.1重量部
<実施例14>下記に示す処方に従って、皮膚外用医薬である抗真菌クリームを作成した。即ち、イ、ロ、ハ、ニのそれぞれの成分を70℃に加熱し、イとロを混合し、良く混練りし、これハを加えて希釈し、これにニを徐々に加え乳化し、攪拌冷却し、クリームを得た。

70%マルチトース水溶液 5 重量部
グリセリン 3 重量部
1,3−ブタンジオール 5 重量部
メチルパラベン 0.2重量部
ビフォナゾール 1 重量部

トリグリセリンジイソステアレート 4 重量部
ソルビタンセスキオレート 0.5重量部

軽質イソパラフィン 10 重量部
流動パラフィン 10 重量部
グリセリルトリイソオクタネート 5 重量部

水 57.1重量部
硫酸化アルギン酸ナトリウム 0.1重量部
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コウキ抽出BG 0.1重量部
プラセンターエキス 0.1重量部
グリコーゲン 0.1重量部
ロイヤルゼリー 0.1重量部
ジンセンのエッセンス 0.1重量部
オウゴンのエッセンス 0.1重量部
シラカバのエッセンス 0.1重量部
アスコルビン酸燐酸マグネシウム 0.1重量部
アルブチン 0.1重量部
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