JP2000109009A - 包装材料で荷物を包装する方法及び装置 - Google Patents

包装材料で荷物を包装する方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで製造可能であり、包装材料の一部
を自動的に開放及び把持することを可能とする包装材料
で荷物を包装するための装置を提供することである。 【解決手段】 包装材料を分配するための分配器102
と、荷物124の回りを包装材料で包装するために分配
器と荷物との間の相対回転をもたらすための回転可能な
回転台122と、包装材料の一部を自動的に把持及び開
放するために、回転可能な回転台上に取り付けられて回
転台によっていずれの電気又は流体動力源からも切り離
されたた包装材料保持器110とを有し、この包装材料
保持器は、エネルギを発生及び貯蔵して、包装材料保持
器を作動するために、貯蔵されたエネルギを放出するた
めの手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装材料で荷物を
包装する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】包装材料の先端を荷物又は回転台固定部
へ固定し、荷物が包装材料によって覆われることを引き
起こすために、荷物と包装材料分配器との間の相対回転
をもたらすことによって包装材料を分配し、荷物と包装
材料分配器との間において包装材料を切断することによ
って、荷物は伸張包装材料で包装される。荷物と分配器
との間の相対回転は、回転台上で荷物を回転することに
よって、又は、不動の荷物の回りに分配器を移動させる
ことによって、もたらすことができる。伸張包装は、一
般的に、包装材料として伸張フィルムの帯を使用し、包
装機械は全自動又は半自動とすることができる。
【0003】半自動伸張包装機械は、包装される荷物毎
に包装材料の先端を荷物へ取り付けるための作業者を必
要とする。一般的に、これは、フィルムの先端にロープ
部を形成し、この先端を荷物の層の間に挿入することに
よって、又は、包装材料の端部を、支持木製パレットの
縁部又は荷物の適当な露出部へ結ぶことによって実現さ
れる。この取り付けは、それが、荷物とフィルム分配器
との間の相対回転の初期の間において、フィルム分配器
からフィルムを引き出すのに必要とされる力の反力がも
たらされるために、比較的強くしなければならない。フ
ィルムのこの取り付け又は結びは、荷物がその目的地へ
輸送された後に、フィルムを取り除くことを困難にす
る。
【0004】全自動伸張包装機械は、半自動機械よりか
なり高価である。全自動機械は、一般的に、二つの対向
表面の間にフィルム帯を把持するフィルム把持部を使用
し、この把持部を開閉するための電気式又は流体式のア
クチュエータを使用し、一般的に、回転台のジャーナル
を通して回転台上のアクチュエータへ電力又は流体力を
分配し、フィルムを切断するのに使用される高温ワイヤ
又は他の高価な切断装置を使用する。このようなフィル
ム把持部は、包装中における把持部と荷物との間の距離
のために包装中に弛み作用をもたらし、その結果とし
て、フィルムの浪費及び緩く包装された荷物をもたら
す。
【0005】このような全自動機械のコストに鑑みて、
低コストで製造可能であり、以前に発達させたと同様に
効果的に、包装材料の一部を自動的に開放及び把持する
ことを可能とするように作動する包装材料で荷物を包装
するための方法及び装置が必要とされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、包
装材料で荷物を包装するための方法及び装置に向けら
れ、この方法及び装置は、荷物を包装するための以前の
方法及び装置以上の利点をもたらし、それに関連する問
題を取り除く。
【0007】
【課題を解決するための手段】これらの及び他の利点を
実現するために、及び、概略的に述べられて具体化され
たような本発明の目的によって、本発明は、包装材料で
荷物を包装するための装置に関し、本装置は、包装材料
を分配するための分配器と、荷物の回りを包装材料で包
装するために分配器と荷物との間の相対回転をもたらす
ための回転可能な回転台と、包装材料の一部を自動的に
把持及び開放するために、回転可能な回転台上に取り付
けられて回転台によっていずれの電気又は流体動力源か
らも切り離された包装材料保持器とを有し、この包装材
料保持器は、エネルギを発生及び貯蔵して、包装材料保
持器を作動するために、貯蔵されたエネルギを放出する
ための手段を有する。
【0008】本発明のさらなる態様によって、包装材料
で荷物を包装する方法が提供され、この方法は、回転可
能な回転台上に取り付けられて回転可能な回転台によっ
ていずれの電気又は流体動力源からも切り離された包装
材料保持器で包装材料の先端を保持する段階と、包装材
料分配器から包装材料を分配する段階と、荷物の側面回
りを包装材料で包装するために回転台を回転する段階
と、荷物と包装材料分配器との間で包装材料の少なくと
も一部を自動的に切断する段階と、包装材料保持器にお
いてエネルギを自動的に発生及び貯蔵して貯蔵されたエ
ネルギを自動的に放出することによって包装材料保持器
を作動させる段階とを有する。
【0009】本発明のさらなる特徴及び利点は以下に記
述され、一部は、本記述から明らかとなり、又は、本発
明の実施によって学ばれる。本発明の目的及び他の利点
は、添付図面と共に本記述及び請求の範囲に特に示した
方法及び装置によって実現され及び得られる。
【0010】前述の一般的な記述及び以下の詳細な記述
は、両方とも例示的な説明であり、請求の範囲のような
本発明をさらに説明することを意図していることが理解
される。添付図面は、本発明のさらなる理解をもたらす
ために含まれ、明細書の一部として組み込まれ、明細書
の一部を構成し、本発明の実施形態を図示しており、本
記述と共に本発明の原理を説明するために役立つもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下の記述及び添付図面は、本発
明の現在の好適な実施形態の例を図示している。本発明
により、包装材料で荷物を包装するための装置が提供さ
れる。ここで具体化されて図1〜3に示されるように、
包装材料で荷物を包装するための装置は、全体的に参照
番号100で示され、包装材料分配器と、荷物と包装材
料分配器との間の相対回転をもたらすための手段と、包
装材料保持器とを有している。
【0012】図1及び2に示すように、分配器102は
包装材料を分配するために設けられる。包装材料分配器
102は、帯形状の包装材料116のシートを分配し、
包装材料のロール108を支持するロール担持部109
を有している。分配器102のロール担持部109は、
荷物124と分配器102との間の回転がもたらされる
と、荷物124回りに包装材料116を螺旋状に分配す
るように、図1及び2に示された支柱104上に垂直方
向に可動に取り付けられている。ここで具体化されて図
1及び2に示したようなロール担持部109は、包装材
料のロール108のための支持部と、支柱104上を移
動させるための手段とを有している。選択的に、ロール
担持部109は、包装材料のロール108を保持するた
めの容器と、包装材料のロール108から包装材料11
6を分配するための細長穴とを有していても良い。
【0013】好適な実施形態において、伸張包装材料が
使用される。伸張包装技術において、伸張包装材料は、
包装中に、材料が大きく伸張することを可能とするよう
に、高い降伏点を有することが知られている。種々の他
の包装材料は、一般的に、良く使用される網材料、革材
料、帯材料、及びテープ材料のように、伸張包装材料と
しては考えられていない。分配器102は、多様なロー
ラーを有していても良く、選択的に、包装材料116が
包装材料のロールから分配される時に、包装材料を位置
決めして分配して伸張させるように、長手方向及び/又
は横断方向に包装材料を伸張するための伸張ローラーを
有している。
【0014】本発明において、装置100は、荷物の回
りを包装材料で包装するために、分配器と荷物との間の
相対回転をもたらすための手段を有している。ここで具
体化されて図1〜3に示したように、この相対回転をも
たらすための手段は、回転可能な回転台122を備える
一般的な回転台組立体120を有している。回転台組立
体120は、荷物形成領域から包装される荷物124を
受け取るためのコンベア近傍に設置されている。荷物1
24は、分配器102と荷物124との間の相対移動を
もたらすために、回転台組立体120の回転可能な回転
台122によって回転させられる。
【0015】図面に示されていないが、回転台組立体1
20は、複数の駆動ローラーを備える上側移送表面を有
している。選択的な回転台の実施形態として、相対回転
は、不動の荷物回りに分配器102を回転させることに
よって実現される。
【0016】本発明により、包装材料の一部を自動的に
開放及び把持するための包装材料保持器が設けられる。
ここで具体化されて図1〜11に示したように、包装材
料保持器110は、回転台組立体120の回転可能な回
転台122に取り付けられており、この包装材料保持器
は、包装材料116を把持、保持、及び開放するための
把持部と把持部を作動させるための機械的作動部とを有
している。エネルギを発生及び貯蔵して包装材料保持器
を作動させるために貯蔵されたエネルギを放出するため
の手段と、包装材料保持器の把持部を保護して分配器か
ら延在する包装材料の一様な大きさの把持可能部分を提
供するための包装材料保護部とが、さらに設けられる。
さらに、包装材料のロープ部を形成するためのロープ形
成器と、切断以前に包装材料を弱めるための包装材料弱
め器とが、本実施形態には設けられている。
【0017】図1〜11に示すように、包装材料116
を保持及び開放するための把持器は、好ましくは、顎部
112,114のような包装材料116を把持するため
の対向表面を有している。顎部112,114は、金属
又はプラスチックのような任意の適当な材料から、顎部
が包装材料を切断しないで包装材料を把持及び保持する
ことを可能とする任意の適当な形状に形成されている。
顎部112,114は、好ましくは、顎部112,11
4が回転台に関して移動することを可能とするように、
回転台上に取り付けられたレール上に取り付けられてい
る。包装材料保持器の他の選択的な実施形態は、包装材
料を保持するための粘着表面又は吸引表面のように単一
の対向していない包装材料係合表面のような他の構造を
有している。
【0018】図4〜11に示すように、機械的作動部
は、回転可能な回転台に取り付けられ、回転台組立体1
20上に包装材料保持器110を支持するために回転可
能な回転台122へ取り付けられた傾斜部150の形状
の自由動カムを有している。傾斜部150の上側表面
は、第一高さの下流方向通路152を形成し、傾斜部1
50の下側表面は、第一高さより低い第二高さの上流方
向通路154を形成する。ここで使用した”上流”及
び”下流”は、分配器102からの包装材料の連続分配
に関する移動方向に関連して定義される。こうして、包
装材料が分配器から連続分配されるために、分配器方向
への及び分配器からの包装材料の連続分配に逆らう移動
は、”上流方向”として定義され、分配器から離間する
及び分配器からの包装材料の連続分配に一致する移動
は、”下流方向”として定義される。ここで使用される
ように、包装材料116の先端30は、包装材料116
の後端32の下流側である。
【0019】ここで具体化されるように、機械的作動部
は、さらに、顎部112,114が傾斜部150の通路
152,154上を移動することを可能とするカム従動
部158を有する。図12に示すように、カム従動部1
58は、包装中に包装材料を保持する時には、傾斜部1
50の上流側端部に位置している。包装材料保持器11
0の作動時において、カム従動部158は、傾斜部15
0の上流側端部の上側へ移動し、次いで、下流方向通路
152に沿って移動する。傾斜部150の上側表面上の
カム従動部158の動作は、自動的に、包装材料保持器
110の顎部112,114が開かれることを引き起こ
す。顎部112,114は、カム従動部158が傾斜部
150の下流方向通路152に沿って移動する限り開か
れたままとなる。カム従動部158が傾斜部150の下
流方向通路152端部に到達すると、カム従動部158
は傾斜部150の端部から転がり離れる。カム従動部1
58が傾斜部150の端部を転がり離れると、自動的
に、顎部112,114が閉じられることを引き起こ
す。ここで使用されているように、用語”自動的”は、
手動作業者が通常必要ないことを意味することを意図し
ている。
【0020】ここで具体化されているように、機械的作
動部は、回転台122が回転する時に、包装材料保持器
110と共に回転するチェーン機構132を有してい
る。チェーン機構132は、係合要素134とチェーン
要素136とを有している。チェーン要素136は、係
合要素134へ各端部において接続された完全な輪形状
である。チェーン要素136は、包装材料保持器110
の長さ方向に沿って設置された歯車と係合し、包装材料
保持器110の長さ方向に沿って可動である。チェーン
要素136は、包装材料保持器110の長さ方向に沿っ
て設置された歯車を係合駆動し、これらの歯車は、カム
従動部158を係合駆動する。
【0021】図6及び7に示すように、包装材料保持器
は、さらに、包装材料保持器110内でエネルギを発生
及び貯蔵して包装材料保持器110を作動するために貯
蔵されたエネルギを放出するための手段を有する。ここ
で具体化されたように、包装材料保持器110内でエネ
ルギを発生及び貯蔵して包装材料保持器110を作動す
るために貯蔵されたエネルギを放出するための手段は、
好ましくは、スプリング200を有している。一般的
に、スプリング200は、二つの異なる状態、無負荷状
態と負荷状態となる。スプリングは、使用されるスプリ
ングの種類によって、伸長又は圧縮の動作範囲に渡りス
プリングを作動させることによって、無負荷状態と負荷
状態との間を移動可能である。スプリング200は無負
荷状態から負荷状態とされる時に負荷を受け、スプリン
グ200は負荷状態から無負荷状態とされる時に負荷を
開放する。スプリング200は、負荷を受ける時にエネ
ルギを発生及び貯蔵し、スプリング200は、負荷が開
放される時に貯蔵されたエネルギを放出する。スプリン
グ200は、第一方向(負荷)へ移動させられる時にエ
ネルギを貯蔵し、反対方向(無負荷)へ移動させられる
時に貯蔵されたエネルギを放出する。例えば、もし、ス
プリング200が圧縮スプリングから構成されるなら
ば、スプリング200の無負荷状態は非圧縮状態であ
り、このスプリングは、動作範囲に渡り圧縮される時に
負荷を受け、圧縮される時にエネルギを発生及び貯蔵す
る。このスプリングは、圧縮される時に負荷状態とされ
る。このスプリングは、同じ動作範囲に渡り非圧縮され
る時に無負荷状態とされ、非圧縮とされる時に貯蔵され
たエネルギを放出する。一般的に、スプリング200
は、例えば、さらに伸長又は圧縮できなくなるまでの全
動作範囲に渡り移動させられることが期待される一方
で、全動作範囲に渡り移動させることは必要ではない。
負荷を受ける任意の時点で、スプリング200は幾らか
の貯蔵されたエネルギを有している。このスプリング
は、このような状態に維持されるように物理的に束縛さ
れる限り、負荷状態に維持される。もはや、スプリング
が負荷状態に維持されるように束縛されないと、無負荷
状態に戻るために貯蔵されたエネルギを放出する。
【0022】スプリング200は、一端部においてチェ
ーン機構132の一端部へ、他端部において包装材料保
持器110の不動フレーム部290へ接続されている。
スプリング200は、チェーン機構132が一方向に移
動する時にエネルギを発生及び貯蔵(負荷状態)し、チ
ェーン機構132が反対方向に移動する時に貯蔵された
エネルギを放出(無負荷状態)するように、チェーン機
構132と共に移動する。エネルギを発生及び貯蔵して
貯蔵されたエネルギを放出するための手段は、好ましく
は、スプリングを有するが、選択的に、エネルギを発生
及び貯蔵して貯蔵されたエネルギを放出するための手段
は、弾性材料、伸縮器、気体緩衝器、又はコイルスプリ
ング又はテープスプリング等の他の種類のスプリングの
ような種々の等価構造を有していても良い。二点の間を
移動可能で、二点の間の第一方向へ移動させられる時に
エネルギを発生及び貯蔵し、二点の間の反対方向へ移動
させられる時に貯蔵されたエネルギを放出する任意の要
素は、エネルギを発生及び貯蔵して貯蔵されたエネルギ
を放出するための手段として機能させることができる。
【0023】スプリング200は、好ましくは、チェー
ン機構132に接続されるが、包装材料保持器110の
可動な把持部へスプリング200を直接的に接続するこ
とも可能である。このような実施形態において、スプリ
ングは、把持部の動作に基づいて、負荷状態及び無負荷
状態とされることができる。選択的に、もし、スプリン
グが、伸縮器のように、伸長した後に最初の位置へ収縮
する要素であるならば、この伸縮器は、実際的に、上流
側位置と下流側位置との間に把持部を移動させることが
できる。
【0024】ここで述べたような好適な実施形態におい
て、スプリング200は、貯蔵されたエネルギを放出す
る時に包装材料保持器を分配器へ向けて復元位置へ移動
させる。復元位置は、包装材料保持器の上流側位置とし
て定義され、新たな荷物を包装する以前の通常位置であ
り、この位置において、包装材料保持器は包装材料の先
端を保持する。このような場合において、エネルギの発
生及び貯蔵は、包装材料保持器を、下流側の完全延在位
置へ移動させてもさせなくても良い。また、逆も可能で
あり、すなわち、スプリングは、貯蔵されたエネルギを
放出する時に包装材料保持器を分配器から離間させて完
全延在位置へ移動させる。完全延在位置とは、包装材料
保持器の下流側位置であり、この位置において、包装材
料保持器は、傾斜部150の上側表面を離れる以前に下
流方向通路152に沿って下流方向通路152の端部へ
移動させられる。この位置において、包装材料保持器の
把持部は、直立位置へ移動させられ、包装材料の一部を
切断し又は切断準備する。この場合において、エネルギ
の発生及び貯蔵は、包装材料保持器を復元位置へ移動さ
せてもさせなくても良い。
【0025】ここで具体化されるように、機械的作動部
のための作動器が提供される。好ましくは、この作動器
は、回転可能な回転台122及び機械的作動部から離間
して位置しており、それにより、この作動器は、回転可
能な回転台122と共に回転しない。図示したように、
作動器はピン130を有している。係合要素134は、
回転台組立体120の非回転部に取り付けられたピン1
30に係合して駆動される。ピン130は、非直立位置
と直立位置との間を移動可能である。ピン130は、制
御器によって直立位置へ動かされるように作動させられ
ても良い。直立位置において、ピン130は、チェーン
機構132が回転可能な回転台122と共に回転させら
れる時にチェーン機構132の係合要素134に係合
し、回転と反対方向にチェーン機構132を駆動する。
チェーン機構132が包装材料保持器110の傾斜部1
50の長さに沿って駆動される時に、チェーン機構13
2へ接続されたスプリング200の端部は、チェーン機
構132と共に移動する。チェーン機構132が回転台
の回転と反対方向に移動させられると、スプリング20
0は、チェーン機構132と共に移動させられて、負荷
状態とされ、エネルギがスプリング200に発生する。
使用されるスプリングに種類によって、スプリング20
0は、チェーン機構132が移動する時に伸長又は収縮
される。チェーン機構132が包装材料保持器110の
傾斜部150の長さに沿って駆動されると、カム従動部
158は、下流方向通路152に沿って反対方向に傾斜
部150の長さに沿って駆動される。包装材料保持器1
10の顎部112,114は、下流方向通路152に沿
ってカム従動部158と共に移動する。
【0026】チェーン機構132は、さらに、回転台1
20の回転表面122へ取り付けられた開放要素138
を有している。開放要素138は、包装材料保持器11
0の上流側端部に位置している。開放要素138は、チ
ェーン機構132が包装材料保持器10の下流側端部か
ら包装材料保持器110の上流側端部へ移動する時に、
チェーン機構132からピン130を打ち倒し又は外す
ように位置している。包装材料保持器110の長さが、
好ましくは、チェーン機構132及びスプリング200
のための全動作範囲を確定するために、チェーン機構1
32及びスプリング200が動作範囲の終端に達する時
に、チェーン機構132及びスプリング200を開放す
る必要がある。開放要素138は、チェーン機構132
及びスプリング200を駆動するピン130を開放する
ことによって、この目的のために機能する。ピン130
が開放されると、スプリング200に貯蔵されたエネル
ギが開放され、スプリング200は、最初の無負荷状態
へ収縮又は伸長することによって無負荷とされ、最初の
位置へ戻り移動し、チェーン機構132及びピン130
によって駆動される位置へ反対方向に移動する。スプリ
ング200が無負荷状態に戻されるために、チェーン機
構132がスプリングと共に移動することを引き起こ
す。
【0027】チェーン機構132が動作範囲の終端に達
すると、包装材料保持器110の顎部112,114は
下流方向通路152の端部(完全延在位置)に達する。
顎部112,114が下流方向通路152の端部に達し
た後に、顎部112,114は下流方向通路152の端
部を離れ、次いで、上流方向通路154に沿って移動す
る。カム従動部158は、二つの別の力によって上流方
向通路154に沿って移動する。すなわち、カム従動部
158は、分配器102内の包装材料のロールによって
顎部112,114に保持された包装材料116に発生
する力によって上流方向通路154に沿って引っ張ら
れ、また、カム従動部158は、スプリング200が無
負荷状態へ戻るように負荷が開放される時に、スプリン
グ200におけるエネルギの開放によって上流方向通路
に沿って駆動される。スプリング200が無負荷状態へ
戻る時に、スプリングと共にチェーン機構を移動させ、
チェーン機構132のチェーン要素136は、包装材料
保持器110の長さに沿って設置された歯車を係合駆動
し、これらの歯車は、次いで、カム従動部158を係合
駆動し、カム従動部が上流方向通路154に沿って移動
することを引き起こし、復元位置へ包装材料保持器を戻
す。図4〜11に示すように、下流方向通路152は、
上流方向通路154の上側に位置しており、それによ
り、包装材料保持器110は、下流側へは第一高さで、
上流側へは下方の第二高さで移動する。
【0028】前述したように、包装材料保持器110
は、回転可能な回転台122の上側表面に取り付けら
れ、包装材料保持器110の顎部112,114は、包
装材料保持器110の傾斜部150の長さに沿っての所
定位置において自動的に開閉するように作動される。こ
こで具体化したように、包装材料保持器110は、回転
台によっていずれの電気又は流体動力源からも切り離さ
れ、これに反して、一般的な装置においては、包装材料
保持器への回転台のジャーナルを通しての動力伝達のよ
うに、包装材料保持器が回転台によって電気又は流体動
力源へ接続されている。これは、包装材料保持器が回転
台の周囲回りのブラシ等からいずれの電気又は流体動力
も受けないことを意味している。それにより、回転可能
な回転台122は、回転中において回転台と共に電気又
は流体動力源を担持せず、包装材料保持器と任意の電気
又は流体動力源との間の遮断壁として機能する。
【0029】これは、回転台が回転する時に、本発明が
荷物(又は、以下に述べるように包装材料保持器の保護
部の末端位置)に関しての包装材料の角度の変更を有利
に行うことを可能とする。回転台の回転は、回転台表面
に沿って包装材料保持器を直線的に移動させるために利
用される。回転台の最後の回転において、角度は小さく
なって包装材料が荷物(又は保護部)の側面に近づく時
に、包装材料保持器は、包装材料の後端に係合する位置
へ回転台の回転によって駆動される。
【0030】図3に示すような好適な実施形態におい
て、回転台の動作は、包装材料116を自動的に開放及
び把持するために、顎部112,114を移動させて開
閉するのに利用される。前述したように、チェーン機構
132は、回転可能な回転台122に関して顎部11
2,114を移動させて開閉するために、ピン130と
協働する。ピン130は、制御器によって、包装サイク
ルにおける所定の時点で非直立位置から直立位置へ動か
されるように作動可能である。ピン130は、好ましく
は、包装サイクルにおける最後の回転中に、最も好まし
くは、包装サイクルの最後の1/4回転中に、チェーン
機構132に係合するように作動させられる。チェーン
機構132が回転台122の回転表面と共に移動するた
めに、回転台の回転はチェーン機構132を移動させる
のに使用可能である。チェーン機構132は、顎部11
2,114へ可動に接続され、それにより、もし、チェ
ーン機構132が左側へ移動するならば、顎部112,
114は右側へ移動する。選択的に、もし、チェーン機
構132が右側へ移動するならば、顎部112,114
は左側へ移動する。こうして、電気又は流体動力源より
はむしろ回転台を回転することによる回転台の回転が、
顎部を移動させるのに使用され、それにより、自動的に
顎部112,114を開閉する。
【0031】他の機械的作動部は、機械又は電気装置の
種々の組み合わせを有し、顎部112,114の動作及
び開閉を引き起こすために使用されても良い。選択的
に、回転台122は、包装材料が包装材料保持器によっ
て自動的に開放及び把持される間において回転しなくて
も良い。このような状況において、包装材料保持器11
0は、床又は回転台の下側に設置されたモータのような
分離動力源によって作動可能である。
【0032】本発明の一態様によって、包装材料保持器
の把持部を保護するための保護部が設けられる。ここで
具体化されて図10及び11に示すように、保護部30
0は、回転台120上に位置している。保護部300
は、包装中において、包装材料保持器110を支持する
ための回転台122の一部を、荷物124を支持するた
めの荷物支持表面を形成する回転台表面の残り部分から
分離する。
【0033】好適な実施形態において、保護部300
は、延在する背後壁部302を有し、この背後壁部は、
包装材料保持器110の全長さに沿って延在している。
背後壁部302は、包装材料を把持及び開放するための
把持部の通路に沿って形成される。一般的には顎部であ
る把持部が顎部112,114を下流側へ移動させるた
めに回転台に関して移動する時に、把持部は、水平方向
と共に垂直方向に移動し、二乗正弦波に類似する動作通
路を形成する。把持部を保護するために、背後壁部30
2は、把持部の動作通路に沿って形成され、二乗正弦波
に類似する形状を有している。背後壁部302は、さら
に、包装材料保持器の長さの任意の一部に沿って、背後
壁部302が包装材料保持器の最高位置となるように、
把持部の動作通路の上側に延在している。好ましくは、
背後壁部302は、把持部の全動作通路に沿って、把持
部の動作通路の上側5.08cm(2インチ)を延在す
る。把持部の動作通路の上側を延在する背後壁部までの
距離は、特定の包装材料保持器の形状のために変化し、
把持部の通路の上側5.08cm(2インチ)前後であ
る。加えて、把持部が完全直立位置である時でさえ、背
後壁部が包装される荷物と包装材料保持器の把持部との
間に常に維持されるような大きさ及び形状である限り、
背後壁部302の形状は変化しても良い。背後壁部30
2は、いずれにしても、把持部の通路の上側に延在して
いる。
【0034】背後壁部302は、上側曲がり金属部と、
下側シート金属部とを有している。上側曲がり金属部
は、把持部通路の輪郭を形成して、回転台から上方向に
立ち上がり、把持部によって追従される通路より高い高
さで包装材料保持器110の長さに沿って延在し、回転
台へ戻るように下流側に延在している。上側曲がり金属
部は、把持部通路の終端において、背後壁部302の二
つの角部又は端部を形成する。曲がり金属が、上側曲が
り金属部において使用され、包装材料が包装処理中にお
いて背後壁部302上を容易に通過することを可能とす
る。下側シート金属部は、把持部通路の曲がり金属輪郭
へ取り付けられ、強固な背後壁部302を形成するため
に、輪郭によって区画形成される内側空間をふさぐ。下
側シート金属部は、荷物が荷物支持表面に設置され又は
荷物支持表面から取り除かれる時に、積み荷装置から包
装材料保持器を保護することが意図されている。例え
ば、包装以前に回転台上へ荷物を設置するために、フォ
ークリフトトラックが一般的に使用される。下側シート
金属部は、フォークリフトトラックのフォーク部が不注
意に包装材料保持器110に接触して損害を与えること
を防止する。
【0035】背後壁部の二つの角部又は端部は、包装材
料分配器に関して、保護部の基部側角部及び末端角部
(保護部の基部側端部及び末端部)として参照される。
保護部の末端角部又は末端部は、荷物が包装された後
に、包装材料を切断するのに役立つための不変フレーム
構造を提供する。従来の装置において、包装材料保持器
の把持部が包装材料を横切ることを可能とする角度で、
包装材料が分配器と荷物との間の作業可能なフィルム通
路を形成するように荷物の角部に適当に接触することを
保証するために、回転台上の所定領域内で包装されるよ
うに荷物を位置決めすることが必要である。例えば、本
発明以前には、包装される荷物の角部は、図11に示す
ように、回転台の斜線領域内に位置することが必要であ
る。荷物の角部を斜線領域内に設置することにより、回
転台が回転する時に、包装材料のフィルム通路の角度は
包装材料保持器の把持部を横切ることが理解される。
【0036】本発明により、包装材料は、荷物の角部で
はなく保護部の末端角部又は末端部を横切り、フィルム
通路の角度を決定する。これは、荷物の角部の位置決め
に関する苦労を排除し、保護部の末端角部からフィルム
が荷物と分配器との間で遂には切断される位置へのフィ
ルムの不変角度も提供する。この不変角度は、各包装サ
イクルの後に、分配器から延在する包装材料の均一な大
きさの把持可能な後端を結果としてもたらす。
【0037】本発明の一態様により、ロープ形成器が包
装材料のロープ部を形成するために設けられる。ここで
述べるように、包装材料の”ロープ形成”は、包装材料
116の帯の一部をロープ状に形成するために、曲げ又
は捩じり又はつぶすことを意味する。包装の始動力に耐
えるために、包装材料116の帯の少なくとも20%
は、包装材料保持器によって把持されなけらばならな
い。例えば、50.8cm(20インチ)の高さの包装
材料の帯は、ロープ部に形成される12.7cm(5イ
ンチ)又は15.24cm(6インチ)の部分を有して
いても良い。これは、顎部112,114が、対向表面
の間の包装材料116のわずかな部分だけを把持するよ
りむしろ、ロープ部118及び包装材料116の帯の一
部に係合することを可能とする。図1から3に示すよう
に、顎部112,114は、包装材料がロープ状とされ
る時に、包装材料116の帯の実質的な断面積を把持す
ることができる。これは、顎部112,114と分配器
102との間の包装材料116の帯の下側部分に、図1
から3に示すような三角形状を与える。ここで具体化さ
れて図8及び9に示すように、ロープ形成器は、包装材
料保持器110の顎部112,114に取り付けられて
共に移動可能なすくい取り要素140を有している。顎
部112,114及びすくい取り要素140が下流方向
通路152に沿って移動する時に、これらは平らな位置
から直立位置へ移動する。すくい取り要素140は、位
置変化する時に、包装材料116の帯を捕らえ、完全直
立位置(完全延在位置)へ移動する時に、包装材料11
6をロープ部118へ曲げる。
【0038】ここで具体化された本発明は、ロープ部形
成のためにすくい取り要素を使用したが、包装材料のロ
ープ部を形成するために包装材料の下側縁部を上側へ曲
げるための回転輪が使用可能であり、また、すくい取り
要素及び回転輪を組み合わせて使用することも可能であ
る。選択的に、傾斜部のような他の手段が、ロープ部を
形成するように包装材料を寄せ集めるために使用されて
も良い。選択的に、包装材料の帯の一部だけをロープ状
にすることが好ましいが、包装材料の単一ロープ部を形
成するように包装材料の帯全体をロープ状にすることも
可能である。
【0039】位置決め装置が、包装中において包装材料
保持器上に包装材料を通過させるために設けられてい
る。ここで具体化されて図4から9に示すように、包装
材料保持器上に包装材料を通過させるための位置決め装
置は、回転輪141を有している。回転輪141は、包
装材料が回転輪141上を通過する時に、包装材料11
6の下側縁部を曲げ、包装材料保持器110上に包装材
料を持ち上げる。こうして、包装材料116が包装材料
保持器110上を通過することを引き起こし、従来技術
における保持器の弛み作用を防止する。
【0040】ここで具体化されて図4及び5に示すよう
に、包装材料弱め器が、荷物124と分配器102との
間で包装材料を弱めるために設けられる。包装材料保持
器110は、好ましくは、切断器142を有している。
切断器142は、鋏のような対向切断要素、又は、剃刀
のような単一の切断要素を有している。切断器142
は、顎部112,114と共に移動する作動レバー14
4に接続されている。作動レバー144は、自由位置と
接触位置との間を移動可能である。顎部112,114
が下流方向通路152に沿って移動する時に、顎部11
2,114は開き、自動的に包装材料116を開放し、
すくい取り要素140はロープ状118に包装材料11
6の帯の下側縁をすくい取るために上方向に移動し、作
動レバー144は自由位置から接触位置へ移動する。作
動レバー144が接触位置となると、切断器142は、
包装材料116の帯のロープ部118を含む少なくとも
一部を切断することによって、包装材料116を弱める
ように作動させられる。切断器142が、包装材料を切
断するために、ロープ部118を含む包装材料116の
帯を全切断することも可能である。ここで使用される時
に、包装材料を全切断することは、包装材料を二つの部
分に分離して包装材料の幅全体を切断することを意味し
ている。
【0041】選択的に、切断器142は、地面の電源か
ら電力を受け取る高温ワイヤのような別の作動器を有し
ていても良い。このような実施形態において、切断器1
42は、包装材料を弱めるためにロープ部118を含む
包装材料の帯の一部を切断しても良く、また、切断器1
42は、包装材料を全切断するために包装材料116の
帯全体を切断しても良い。選択的に、切断器142は、
もし、包装材料116の帯全体が包装材料の単一ロープ
部118を形成するようにロープ状とされているなら
ば、包装材料の帯全体を切断する。
【0042】本発明の一態様により、本装置は、荷物へ
包装材料の後端部を固定するための手段を有している。
ここで具体化されるように、固定のための手段は、包装
材料が切断された後に、荷物上にフィルムの後端部を押
し付けるためのフィルム押し付け機構を有している。図
1に示すように、フィルム押し付け機構180は、押し
付け輪部182と押し付けアーム184とを有してい
る。これは、包装材料が切断されると、フィルム後端部
が荷物124上に押し付けられることを可能とする。他
の切断及び押し付け構造が使用されても良い。
【0043】本発明による荷物を包装するための方法
は、図10から18に示されている。図11に示すよう
に、本発明の好適な実施形態によれば、荷物124は、
包装部署において回転台組立体120へコンベア又はフ
ォークリフトトラックによって運搬され、荷物124
は、包装材料保持器保護部300近傍において、回転台
組立体120の回転可能な回転台122の荷物支持表面
部分に設置される。包装材料保持器110の把持部は、
包装材料保持器保護部300の背後壁部302によって
フォークリフトトラックから保護される。包装材料保持
器110の顎部112,114は、包装材料、好ましく
は、伸張包装材料のロープ状シートの先端部30を把持
する。チェーン機構132は、包装材料保持器110の
下流側端部に位置させられ、スプリング200は無負荷
状態とされられ、顎部112,114は復元位置におい
て包装材料保持器110の上流側端部に位置させられ、
カム従動部158は傾斜部150の上流側に位置させら
れる(図12)。
【0044】回転可能な回転台122が回転を開始する
と、包装材料116が荷物124回りに分配器102か
ら分配される。包装材料116が包装材料保持器110
上を通過する時に、回転輪41は包装材料の下側縁に係
合し、包装材料が、包装材料保持器の任意の部分に把持
されずに、包装材料保持器110及び保護部300の背
後壁部302上を通過することを保証する。これは、弛
み作用を防止し、荷物のきつい包装を可能とする。好ま
しくは、分配器102から分配された包装材料は、分配
器102から背後壁部302の末端角部へ移動し、背後
壁部302の末端角部から荷物124へ移動する。荷物
124は、相対回転がもたらされる時に分配器102が
支柱104に沿って垂直方向に移動するために、包装材
料116で螺旋状に包装される。
【0045】荷物が包装されて回転可能な回転台122
が包装サイクルの最後の回転に入る時に、図5に見られ
るように、回転台組立体120の非回転部分に取り付け
られたピン130は、制御器によって作動されて非直立
位置から直立位置へ移動する。回転台122が回転する
と、ピン130は、回転台組立体120の回転可能な回
転台122の上側に位置するチェーン機構132の係合
要素134に係合する。ピン130は、回転が持続する
と、チェーン機構132が回転台組立体120の回転可
能な回転台122の上側表面に沿って上流側(回転とは
反対方向)へ移動することを引き起こす。チェーン機構
132が上流側へ移動すると、スプリング200に負荷
を与えることが開始される。スプリング200は、負荷
状態とされる時に、エネルギを発生して貯蔵し、チェー
ン機構132が上流側へ移動する時にチェーン機構13
2と共に移動する。
【0046】チェーン機構132が移動すると、カム従
動部158が下流方向通路152の始点となる傾斜部1
50の上部へ移動することを引き起こす。カム従動部1
58が傾斜部150の上部へ移動すると、顎部112,
114は開き、自動的に包装材料116の先端部30を
開放する(図14参照)。加えて、分配器102は、荷
物124と分配器102との間でフィルムを引っ張るた
めに分配を停止する。好ましくは、包装材料は、背後壁
部302の末端部と分配器との間で引っ張られる。
【0047】チェーン機構132が移動すると、顎部1
12,114を傾斜部150の下流方向通路152に沿
って下流側へ駆動する。スプリング200がチェーン機
構132と共に連続的に移動すると、エネルギを発生し
て貯蔵する。同時に、すくい取り要素140が引っ込み
位置から直立位置への動作を開始し、ロープ状118に
包装材料116の後端部32をすくい取る。顎部11
2,114が連続的に下流側へ移動すると顎部は開き、
すくい取り要素140が完全直立位置に達すると(図1
5参照)、ロープ状118に形成された包装材料116
の後端部32を受け取る。チェーン機構132が包装材
料保持器110の上流側端部に達すると、スプリング2
00は、好ましくは、動作範囲限度に達し、すなわち、
完全負荷状態に達し、カム従動部158は、通路152
の終端(完全延在位置)に達し、傾斜部150の端部か
ら転がり出て、顎部112,114が自動的に閉じら
れ、ロープ状の包装材料の後端部32を把持することを
引き起こす。
【0048】すくい取り要素140が引っ込み位置から
完全直立位置(図16参照)へ移動すると、作動レバー
144は自由位置から接触位置へ移動し、顎部112,
114が包装材料116の後端部32を自動的に把持し
た後に、顎部112,114と荷物124との間におい
て包装材料116の少なくとも一部を切断するために切
断器142を作動する。同時に、ピン130は、包装材
料保持器110の上流側端部において、開放要素138
に遭遇し、この開放要素138はピン130を非直立位
置に押し倒すものであり、チェーン機構132からピン
を外すことを引き起こす。選択的に、すくい取り要素
は、包装材料の帯全体をロープ部118に形成し、切断
器142は、ロープ部を弱めるよりむしろロープ部を切
断する。
【0049】顎部112,114が包装材料保持器11
0の下流側端部に達すると、顎部は包装材料116の後
端部32を把持する。包装材料116は分配器102と
顎部112,114と荷物124との間に延在してい
る。チェーン機構132が開放されると、スプリング2
00は、もはや、負荷状態に維持されるように物理的に
抑制されずに、無負荷状態へとなり始め、無負荷状態方
向へ移動して貯蔵されたエネルギを放出する。スプリン
グ200が貯蔵されたエネルギを開放し始めると、チェ
ーン機構が包装材料保持器110の下流側端部へ戻され
ることを引き起こす。チェーン機構110がエネルギの
開放によって下流側へ移動させられると、次に、カム従
動部158が傾斜部150の上流方向通路154に沿っ
て包装材料保持器110の上流側端部方向へ移動するこ
とを引き起こす。加えて、分配器102と顎部112,
114との間の包装材料116の張力には、分配器へ向
けて上流方向へ顎部112,114を移動させるための
エネルギの放出及びチェーン機構132の動作によって
発生する張力が加えられる(図17参照)。カム従動部
158が包装材料によって発生する力に応じて傾斜部1
50の上流方向通路154に沿って移動する時に、顎部
112,114は上流側へ移動する。カム従動部158
が自由動カム(傾斜部150)の下側を移動可能である
ために、カム従動部が傾斜部150の上側を移動するこ
とに代えて復元位置へ向けて上流方向へ戻ると、顎部1
12,114は上流側へ移動する時に閉じたままとされ
る。包装材料116の後端部32を把持する顎部11
2,114が上流側へ移動すると、包装材料116は顎
部112,114と荷物124との間で引っ張られる。
包装材料保持器の相対動作のために、包装材料は、次い
で、包装材料保持器と分配器との間よりむしろ、荷物1
24と顎部112,114との間の弱められた部分で切
断する。これは、切断中及び切断前後において、包装材
料保持器に包装材料が保持され続けることによって、本
当の自動作動を提供する。
【0050】包装材料保持器が分配器方向へ包装材料と
共に上流側へ移動することを可能とするための他の構造
が設けられても良い。図面に示した構造は、荷物と顎部
との間で包装材料を弱めて切断するが、分配器と荷物と
の間のいずれかの部分でフィルムを弱めて、顎部と荷物
との間でフィルムを切断することは、本発明の一態様の
範囲内である。加えて、包装材料を弱めて次に切断する
代わりに、包装材料を単純に切断することが可能であ
る。
【0051】全ての機構は、一般的なマイクロプロセッ
サ、電気機械式制御器、又は、伸張包装装置で一般的に
使用される他の制御器によって制御可能である。ここで
具体化され前述したような本発明は、かなり低減された
コストで極めて効果的に荷物の完全自動の包装を可能と
する。本装置の簡易性及びその機能は、現存する回転式
伸張包装装置が、完全自動となるように変更されること
を可能とする。包装材料を開放、把持、及び切断するこ
とを容易にするために回転台の回転を使用することによ
って、包装材料保持器へ回転台組立体の回転可能な回転
台を通して動力を提供する必要性及び高価な時期調整回
路の必要性は排除される。
【0052】種々の変形及び変更が、本発明の精神又は
範囲を逸脱することなく、本発明において実施可能であ
ることは、当業者に明らかである。こうして、本発明
は、請求の範囲及びその等価物の範囲内で実施される本
発明の全ての変形及び変更を含んでいることが意図され
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の荷物包装装置の斜視図である。
【図2】図1の荷物包装装置の平面図である。
【図3】図1及び2の荷物包装装置の拡大部分斜視図で
ある。
【図4】本発明の包装材料保持器の斜視図である。
【図5】回転台に取り付けられた図4の包装材料保持器
の斜視図である。
【図6】図4の包装材料保持器の平面図である。
【図7】図6に示した包装材料保持器の拡大図である。
【図8】図4に示した包装材料保持器の図4とは反対側
の斜視図である。
【図9】回転台に取り付けられた図8の包装材料保持器
の斜視図である。
【図10】本発明の包装材料保持器の第二実施形態にお
ける側面図である。
【図11】回転台に取り付けられた図10の包装材料保
持器の平面図である。
【図12】本発明の包装作業中における包装材料保持器
の一動作状態を示す概略図である。
【図13】本発明の包装作業中における包装材料保持器
のもう一つの動作状態を示す概略図である。
【図14】本発明の包装作業中における包装材料保持器
のさらにもう一つの動作状態を示す概略図である。
【図15】本発明の包装作業中における包装材料保持器
のさらにもう一つの動作状態を示す概略図である。
【図16】本発明の包装作業中における包装材料保持器
のさらにもう一つの動作状態を示す概略図である。
【図17】本発明の包装作業中における包装材料保持器
のさらにもう一つの動作状態を示す概略図である。
【図18】本発明の包装作業中における包装材料保持器
のさらにもう一つの動作状態を示す概略図である。
【符号の説明】
102…分配器 110…包装材料保持器 112,114…顎部 116…包装材料 122…回転台 124…荷物 200…スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カーチス マーティン アメリカ合衆国,インディアナ 47119, フロイズ ノッブス,イラナー コート 6210 (72)発明者 パトリック アール.ランカスター,ザ サード アメリカ合衆国,ケンタッキー 40222, ルイーズビル,リバー ロード 4620

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装材料で荷物を包装する方法であっ
    て、 回転可能な回転台に取り付けられて回転可能な前記回転
    台によっていずれの電気又は流体動力源からも切り離さ
    れた包装材料保持器によって前記包装材料の先端を保持
    する段階と、 包装材料分配器から前記包装材料を分配して前記荷物の
    側面回りを前記包装材料で包装するために前記回転台を
    回転させる段階と、 前記荷物と前記包装材料分配器との間で前記包装材料の
    少なくとも一部を自動的に切断する段階と、 前記包装材料保持器においてエネルギを自動的に発生さ
    せて貯蔵し、貯蔵された前記エネルギを自動的に放出す
    ることによって前記包装材料保持器を移動させる段階と
    を有する包装材料で荷物を包装する方法。
  2. 【請求項2】 前記エネルギを自動的に発生させて貯蔵
    する段階は、スプリングに負荷を与える段階を有する請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記エネルギを自動的に発生させて貯蔵
    する段階は、スプリングに負荷を与えるために前記回転
    台の動作を使用する段階を有する請求項1に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記包装材料保持器を移動させる段階
    は、前記包装材料保持器を復元位置へ移動させる段階を
    有する請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記包装材料保持器を移動させる段階
    は、前記包装材料保持器を完全延在位置へ移動させる段
    階を有する請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記エネルギを自動的に発生させて貯蔵
    する段階は、前記回転台を回転させる段階を有する請求
    項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記エネルギを自動的に発生させて貯蔵
    する段階は、スプリングに負荷を与えるために包装サイ
    クルにおける前記回転台の最後の回転動作を使用する段
    階を有する請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記エネルギを自動的に発生させて貯蔵
    する段階は、スプリングに負荷を与えるために包装サイ
    クルにおける前記回転台の最後の1/4回転動作を使用
    する段階を有する請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記包装材料保持器は顎部を有し、前記
    エネルギを自動的に発生させて貯蔵する段階は、前記包
    装材料保持器の前記顎部を前記包装材料分配器から離れ
    るように移動させる間にスプリングに負荷を与える段階
    を有する請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記包装材料保持器は顎部を有し、前
    記エネルギを自動的に発生させて貯蔵する段階は、前記
    包装材料保持器の前記顎部を、前記包装材料の先端部を
    自動的に開放して前記包装材料の後端部を把持するため
    に下流側へ移動させる間にスプリングに負荷を与える段
    階を有する請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記エネルギを自動的に発生させて貯
    蔵する段階は、前記包装材料保持器を復元位置へ移動さ
    せてスプリングに負荷を与える段階を有し、貯蔵された
    前記エネルギを自動的に放出する段階は、前記包装材料
    保持器を完全延在位置へ移動させて前記スプリングから
    負荷を開放する段階を有する請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記エネルギを自動的に発生させて貯
    蔵する段階は、前記包装材料保持器を完全延在位置へ移
    動させることでスプリングに負荷を与える段階を有し、
    貯蔵された前記エネルギを自動的に放出する段階は、前
    記包装材料保持器を復元位置へ移動させて前記スプリン
    グから負荷を放出する段階を有する請求項1に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 前記包装材料保持器は前記包装材料を
    把持するための顎部を有し、前記エネルギを自動的に発
    生させて貯蔵する段階は、前記顎部を前記包装材料の先
    端部を自動的に開放して前記包装材料の後端部を把持す
    るために下流側へ移動させる間にスプリングに負荷を与
    える段階を有し、貯蔵された前記エネルギを自動的に放
    出する段階は、前記包装材料保持器の前記顎部を上流側
    へ前記包装材料分配器へ向けて移動させて前記スプリン
    グから負荷を放出する段階を有する請求項1に記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 貯蔵された前記エネルギを自動的に放
    出する段階は、スプリングから負荷を放出する段階を有
    する請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】 貯蔵された前記エネルギを自動的に放
    出する段階は、切断部で前記包装材料を切断してスプリ
    ングから負荷を放出する段階を有する請求項1に記載の
    方法。
  16. 【請求項16】 貯蔵された前記エネルギを自動的に放
    出する段階は、前記包装材料分配器へ向けて前記包装材
    料保持器を移動させて切断部で前記包装材料を切断して
    スプリングから負荷を放出する段階を有する請求項1に
    記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記エネルギを自動的に発生させて貯
    蔵する段階は、スプリングに負荷を与える段階を有し、
    貯蔵された前記エネルギを自動的に放出する段階は、前
    記スプリングから負荷を放出する段階を有する請求項1
    に記載の方法。
  18. 【請求項18】 貯蔵された前記エネルギを自動的に放
    出する段階は、切断部で前記包装材料を切断するために
    前記荷物と前記包装材料分配器との間において前記包装
    材料の前記切断部を引っ張るために、前記包装材料分配
    器へ向けて前記包装材料保持器を移動させてスプリング
    から負荷を放出する段階を有する請求項1に記載の方
    法。
  19. 【請求項19】 貯蔵された前記エネルギを自動的に放
    出する段階は、切断部で前記包装材料を切断するために
    前記荷物と前記包装材料保持器との間において前記包装
    材料の前記切断部を引っ張るために、前記包装材料分配
    器へ向けて前記包装材料保持器を移動させてスプリング
    から負荷を放出する段階を有する請求項1に記載の方
    法。
  20. 【請求項20】 貯蔵された前記エネルギを自動的に放
    出する段階は、切断部で前記包装材料を切断するために
    包装材料保護器の角部と前記包装材料分配器との間にお
    いて前記包装材料の前記切断部を引っ張るために、前記
    包装材料分配器へ向けて前記包装材料保持器を移動させ
    てスプリングから負荷を放出する段階を有し、前記包装
    材料保護器は、前記包装材料保持器と前記荷物との間に
    おいて前記回転台上に位置する請求項1に記載の方法。
  21. 【請求項21】 貯蔵された前記エネルギを自動的に放
    出する段階は、切断部で前記包装材料を切断するために
    包装材料保護器の角部と前記包装材料保持器との間にお
    いて前記包装材料の前記切断部を引っ張るために、前記
    包装材料分配器へ向けて前記包装材料保持器を移動させ
    てスプリングから負荷を放出する段階を有し、前記包装
    材料保護器は、前記包装材料保持器と前記荷物との間に
    おいて前記回転台上に位置する請求項1に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記包装材料の少なくとも一部を自動
    的に切断する段階は、前記荷物と前記包装材料分配器と
    の間において前記包装材料を切断する段階を有する請求
    項1に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記包装材料の少なくとも一部を自動
    的に切断する段階は、前記荷物と前記包装材料分配器と
    の間において前記包装材料をロープ状にして切断する段
    階を有する請求項1に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記包装材料の少なくとも一部を自動
    的に切断する段階は、対向切断要素によって前記包装材
    料のロープ状部を切断する段階を有する請求項1に記載
    の方法。
  25. 【請求項25】 前記包装材料は、前記包装材料を自動
    的に切断する以前に、前記包装材料保持器においてロー
    プ状とされる請求項1に記載の方法。
  26. 【請求項26】 包装材料で荷物を包装する装置であっ
    て、 包装材料を分配するための分配器と、 前記荷物の回りを前記包装材料で包装するために前記分
    配器と前記荷物との間の相対回転をもたらすための回転
    可能な回転台と、 前記包装材料の一部を自動的に把持及び開放するため
    に、回転可能な前記回転台に取り付けられて回転可能な
    前記回転台によっていずれの電気又は流体動力源からも
    切り離された包装材料保持器とを具備し、 前記包装材料保持器は、エネルギを発生させて貯蔵し、
    前記包装材料保持器を移動させるために貯蔵された前記
    エネルギを放出するための手段を有する包装材料で荷物
    を包装する装置。
  27. 【請求項27】 前記エネルギを発生させて貯蔵し、貯
    蔵された前記エネルギを放出するための前記手段は、ス
    プリングである請求項26に記載の装置。
  28. 【請求項28】 前記エネルギを発生させて貯蔵し、貯
    蔵された前記エネルギを放出するための前記手段は、ス
    プリングであり、前記エネルギを発生させて貯蔵する段
    階は前記スプリングに負荷を与える請求項26に記載の
    装置。
  29. 【請求項29】 前記エネルギを発生させて貯蔵し、貯
    蔵された前記エネルギを放出するための前記手段は、ス
    プリングであり、貯蔵された前記エネルギを放出する段
    階は、前記スプリングが負荷状態から無負荷状態へ移動
    することを引き起こす請求項26に記載の装置。
  30. 【請求項30】 前記エネルギを発生させて貯蔵し、貯
    蔵された前記エネルギを放出するための前記手段は、前
    記エネルギを発生させて貯蔵するために前記回転台の動
    作を使用する請求項26に記載の装置。
  31. 【請求項31】 前記エネルギを発生させて貯蔵し、貯
    蔵された前記エネルギを放出するための前記手段は、ス
    プリングであり、前記回転台の動作が、前記スプリング
    に負荷を与えることによって前記エネルギを発生させて
    貯蔵する請求項26に記載の装置。
  32. 【請求項32】 前記エネルギを発生させて貯蔵し、貯
    蔵された前記エネルギを放出するための前記手段は、包
    装サイクルにおける前記回転台の最後の回転中に前記エ
    ネルギを貯蔵する請求項26に記載の装置。
  33. 【請求項33】 前記エネルギを発生させて貯蔵し、貯
    蔵された前記エネルギを放出するための前記手段は、包
    装サイクルにおける前記回転台の最後の1/4回転中に
    前記エネルギを貯蔵する請求項26に記載の装置。
  34. 【請求項34】 前記包装材料保持器は、前記包装材料
    を把持及び開放するための顎部を有し、前記エネルギを
    発生させて貯蔵し、貯蔵された前記エネルギを放出する
    ための前記手段は、前記包装材料保持器に可動に接続さ
    れたスプリングであり、前記スプリングは、前記回転台
    が回転されて前記顎部が前記分配器へ向けて移動する時
    に負荷が与えられる請求項26に記載の装置。
  35. 【請求項35】 前記エネルギを発生させて貯蔵し、貯
    蔵された前記エネルギを放出するための前記手段は、貯
    蔵された前記エネルギが放出される時に、前記包装材料
    保持器を復元位置へ移動させる請求項26に記載の装
    置。
  36. 【請求項36】 前記エネルギを発生させて貯蔵し、貯
    蔵された前記エネルギを放出するための前記手段は、貯
    蔵された前記エネルギが放出される時に、前記包装材料
    保持器を完全延在位置へ移動させる請求項26に記載の
    装置。
  37. 【請求項37】 前記エネルギを発生させて貯蔵し、貯
    蔵された前記エネルギを放出するための前記手段は、ス
    プリングであり、前記スプリングは前記包装材料保持器
    を復元位置へ移動して負荷が与えられ、前記スプリング
    は前記包装材料保持器を完全延在位置へ移動して負荷が
    開放される請求項26に記載の装置。
  38. 【請求項38】 前記エネルギを発生させて貯蔵し、貯
    蔵された前記エネルギを放出するための前記手段は、ス
    プリングであり、前記スプリングは前記包装材料保持器
    を完全延在位置へ移動して負荷が与えられ、前記スプリ
    ングは前記包装材料保持器を復元位置へ移動して負荷が
    開放される請求項26に記載の装置。
  39. 【請求項39】 前記包装材料保持器は、前記包装材料
    を把持及び開放するための顎部を有し、前記エネルギを
    発生させて貯蔵し、貯蔵された前記エネルギを放出する
    ための前記手段は、前記包装材料保持器の前記顎部へ可
    動に接続されたスプリングであり、前記スプリングは、
    前記回転台が回転されて前記顎部が前記分配器から離さ
    れる時に、負荷が与えられる請求項26に記載の装置。
  40. 【請求項40】 前記包装材料保持器は、前記包装材料
    を把持及び開放するための顎部を有し、前記エネルギを
    発生させて貯蔵し、貯蔵された前記エネルギを放出する
    ための前記手段は、前記包装材料保持器の前記顎部へ可
    動に接続されたスプリングであり、前記スプリングは、
    貯蔵された前記エネルギ放出するために負荷が開放され
    る時に、前記包装材料保持器の前記顎部を前記分配器へ
    向けて移動する請求項26に記載の装置。
  41. 【請求項41】 前記包装材料保持器は、前記包装材料
    を把持するための顎部を有する請求項26に記載の装
    置。
  42. 【請求項42】 前記包装材料保持器は、前記包装材料
    を把持するための顎部を有し、前記顎部は、前記回転台
    の回転に応じて前記回転台の通路に沿って下流側へ移動
    するように取り付けられている請求項26に記載の装
    置。
  43. 【請求項43】 前記包装材料保持器は、前記包装材料
    を把持するための顎部を有し、前記顎部は、貯蔵された
    前記エネルギの放出に応じて前記分配器へ向けて前記回
    転台の通路に沿って上流側へ移動するように取り付けら
    れている請求項26に記載の装置。
  44. 【請求項44】 さらに、包装材料弱め器を有する請求
    項26に記載の装置。
  45. 【請求項45】 さらに、包装材料弱め器を有し、前記
    包装材料弱め器は、対向切断要素を有する請求項26に
    記載の装置。
  46. 【請求項46】 さらに、前記荷物と前記包装材料保持
    器との間において前記包装材料を弱めるための包装材料
    弱め器を有し、前記包装材料保持器は、貯蔵された前記
    エネルギの放出に応じて前記分配器へ向けて上流側へ移
    動する時に、弱められた前記包装材料を切断する請求項
    26に記載の装置。
  47. 【請求項47】 さらに、包装材料切断器を有する請求
    項26に記載の装置。
  48. 【請求項48】 さらに、前記包装材料の後端部を前記
    荷物へ固定するための手段を有する請求項26に記載の
    装置。
  49. 【請求項49】 さらに、前記包装材料を前記包装材料
    保持器においてロープ状とするための手段を有する請求
    項26に記載の装置。
  50. 【請求項50】 さらに、前記包装材料保持器を保護す
    るための包装材料保持器保護部を有する請求項26に記
    載の装置。
  51. 【請求項51】 さらに、前記包装材料保持器を保護す
    るための包装材料保持器保護部を有し、前記包装材料保
    持器保護部は、前記包装材料保持器と包装中に前記荷物
    を支持するための前記回転台の荷物支持表面との間にお
    いて前記回転台上に位置する背後壁部を有する請求項2
    6に記載の装置。
  52. 【請求項52】 さらに、前記包装材料保持器を保護す
    るための包装材料保持器保護部を有し、前記包装材料保
    持器保護部は、前記包装材料保持器と包装中に前記荷物
    を支持するための前記回転台の荷物支持表面との間にお
    いて前記回転台上に位置する背後壁部を有し、前記背後
    壁部の末端部は、前記包装材料と、前記分配器と、前記
    包装材料が切断された後に前記分配器から延在する前記
    包装材料の把持可能な後端部との間の必要な角度をもた
    らすために、荷物と前記分配器との間で前記包装材料を
    横切る請求項26に記載の装置。
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KR101561056B1 (ko) * 2015-02-04 2015-10-19 세왕오토팩 주식회사 암 회전형 랩핑장치

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KR101561055B1 (ko) * 2015-01-27 2015-10-19 세왕오토팩 주식회사 턴테이블형 랩핑장치
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