JP2000107080A - 褥そう防止用便座パッド - Google Patents

褥そう防止用便座パッド

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JP2000107080A
JP2000107080A JP10284998A JP28499898A JP2000107080A JP 2000107080 A JP2000107080 A JP 2000107080A JP 10284998 A JP10284998 A JP 10284998A JP 28499898 A JP28499898 A JP 28499898A JP 2000107080 A JP2000107080 A JP 2000107080A
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JP
Japan
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toilet seat
sheet
seat pad
buttocks
gel
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Pending
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JP10284998A
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English (en)
Inventor
Kimiko Mukushiro
公子 椋代
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】便座に長時間座っていても、臀部に局部的な高
い圧力部分が発生せず、便座の上で臀部が動いても臀部
とパッドとの接触部分でずれによる摩擦が生じない、褥
そう防止用便座パッドを得る。 【解決手段】便座シートに流動性を持った半個体である
ゲル状のシートを使用した便座パッドを使用することに
より、体圧の分散及び接触面のずれによる摩擦を防止
し、さらにタオル地・シーツ地のカバーを装着すること
で通気性、吸湿性を確保し、褥そうの予防を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洋式便器の便座に
装着する褥そう防止パッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洋式便器の便座に装着する部材
は、クッション性と保温性を高めるために発泡樹脂を使
用した物であるとか、ヒーターを仕込んで暖かくした物
であるとか、通気性と清潔感を保つためにタオル地で洗
濯可能であるとか、使い捨ての紙であったりしていた。
【0003】しかしながら排便に時間のかかる高齢者、
障害者にとっては、長時間(1〜2時間)座り続けてい
るため、座面との接触部分の臀部に褥そうが発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って長時間座ってい
ても褥そうが発生しないようにするため、便座パッドに
関して次の課題を解決しようとする。 1.臀部の形状に沿ってパッドが変形して体圧を分散さ
せ、局部的に高い圧力部分を発生しないこと。 2.便座の上で臀部が動いても臀部とパッドとの接触部
分でずれによる摩擦が生じないこと。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記1及び2の課題を解
決するために、流動性を持った半個体であるゲル状のシ
ートを便座パッドのシート部材として使用する。
【0006】また、上記便座パッドを便座に固定するた
めに弾性的に変形するおおむねU字型の固定具を内側に
設け、その外周囲にゲル状のシートを装着する。
【0007】また、吸湿性、通気性を高めるために、タ
オル地やシーツ地のカバーを便座パッドのゲル状シート
部分に装着する。
【0008】
【発明の実施の形態】便座パッドの固定具を便座にはめ
込んで固定し、ゲル状のシートを便座に密着させる。固
定にあたってはU字型の両端を縮めるように変形させて
便座中央の穴に挿入し、外力を除いて固定具の弾性で内
側から外側に向けて張って固定する。
【0009】また、ゲル状のシートの上に、タオル地や
シーツ地のカバーを着脱自在に装着する。
【0010】
【実施例】図1に便座パッドの全体図を示す。便座パッ
ドは3ゲル状シートと4弾性固定具とから構成されてい
る。3ゲル状シートと4弾性固定具とは一体的に同時成
形されてもよいし、後から接着されてもよいし、あるい
は機械的に脱着自在に接続されてもよい。このようにし
て構成した便座パッドの固定にあたっては、4弾性固定
具の両端を縮めるように変形させて便座中央の穴に挿入
し、外力を除いて4弾性固定具の弾性で内側から外側に
向けて張って固定する。こうすることにより様々な大き
さの穴を持つ2便座にもしっかりと固定され、3ゲル状
シートの密着と相まって1便座パッドは安定する。さら
に、4弾性固定具が位置決めとなるので3ゲル状シート
が常に最適の位置に設置される。
【0011】なお、3ゲル状シートの材質は流動性を持
った半個体であり、この半個体をそのまま使用したり、
あるいはその流動性を損なわない薄いカバーに包んで使
用することもできる。どちらにしてもその流動性と、半
個体としての形状保持の性質により、座ったときに臀部
の形状に速やかに追従して変形し、臀部全体の広い範囲
で均等に接触するため、局部的な高い圧力部分がなくな
る。
【0012】また、4弾性固定具は金属製でも良いし、
樹脂製でも良く、その断面形状は図3に示すように2便
座の断面にきっちりはまるようにおおむね弓形に成形さ
れるのが好ましい。また、この弓形断面は4弾性固定具
の全体にわたって形成される必要はなく、U字の両先端
部分の適当長さ部分にあれば十分に固定されるものであ
る。むしろその方が1便座パッドの着脱操作が容易に行
える。
【0013】図2は1便座パッドの3ゲル状シートに5
タオル地・シーツ地のカバーを装着した図である。この
時5タオル地・シーツ地のカバーはマジックテープや両
面テープ等の接続具で容易にワンタッチで着脱できるこ
とが好ましい。
【0014】こうすることにより臀部と1便座パッドの
3ゲル状シート部分との間で吸湿性、通気性が保たれ、
長時間座っていても汗等により湿ったり、蒸れたりする
ことがない。また、ワンタッチで脱着できるので頻繁に
洗濯でき、清潔である。
【0015】図3は1便座パッドを2便座に装着固定し
た時の断面図である。4弾性固定具が2便座と弓形断面
でしっかり固定されている様子がよくわかる。また、2
便座、3ゲル状シート、5タオル地・シーツ地のカバー
の配置もよくわかる。
【0016】図4は3ゲル状シートを4弾性固定具の外
周囲に一様に設置せず、臀部が接触する部分にのみ設置
した例である。こうすることにより高価な3ゲル状シー
トの使用を減らしてコストダウンあるいは重量軽減につ
ながるものである。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による1便座
パッドは、様々な大きさの2便座に容易にワンタッチで
着脱でき、さらに流動性を持った半個体である3ゲル状
シートを1便座パッドのシート部材として使用している
ので、その流動性と、半個体としての形状保持の性質に
より、座ったときに臀部の形状に速やかに追従して変形
し、臀部全体の広い範囲で均等に接触するため、局部的
な高い圧力部分がなくなる。さらに1便座パッドの3ゲ
ル状シートに5タオル地・シーツ地のカバーを装着して
いるので臀部と1便座パッドの3ゲル状シート部分との
間で吸湿性、通気性が保たれ、長時間座っていても汗等
により湿ったり、蒸れたりすることがない。従って体圧
の分散と、通気性が確保され長時間座っていても褥そう
が発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】便座パッドと便座を示す図
【図2】ゲル状シートにタオル地・シーツ地のカバーを
装着した図
【図3】弾性固定具で便座パッドを便座に装着したとき
の断面図
【図4】ゲル状シートを必要部分にだけ装着した便座パ
ッドの図
【符号の説明】
1 便座パッド 2 便座 3 ゲル状シート 4 弾性固定具 5 タオル地・シーツ地のカバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性的に変形するおおむねU字型の固定
    具の外周囲に、ゲル状のシートを一様にあるいは複数箇
    所に設置したことを特徴とする便座用パッド。
  2. 【請求項2】 ゲル状のシート部分にタオル地またはシ
    ーツ地のカバーを装着したことを特徴とする請求項1に
    記載の便座用パッド。
JP10284998A 1998-10-07 1998-10-07 褥そう防止用便座パッド Pending JP2000107080A (ja)

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JP10284998A JP2000107080A (ja) 1998-10-07 1998-10-07 褥そう防止用便座パッド

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005102134A1 (en) * 2004-04-27 2005-11-03 Guido Carlo Keller Device particularly for toilet seats for water closet
WO2008026952A1 (en) * 2006-09-01 2008-03-06 Linia Zdrowie Niedzielski Czernicka Sp. J. Toilet seat
JP2014087790A (ja) * 2012-10-23 2014-05-15 Nordson Corp 混合流体を吐出する吐出組立体及び方法
US9756995B2 (en) 2005-10-28 2017-09-12 Julie Windle Bryant Reduced strain toilet seat

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9756995B2 (en) 2005-10-28 2017-09-12 Julie Windle Bryant Reduced strain toilet seat
WO2008026952A1 (en) * 2006-09-01 2008-03-06 Linia Zdrowie Niedzielski Czernicka Sp. J. Toilet seat
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