JP2000107015A - クリップ - Google Patents

クリップ

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JP2000107015A
JP2000107015A JP32578598A JP32578598A JP2000107015A JP 2000107015 A JP2000107015 A JP 2000107015A JP 32578598 A JP32578598 A JP 32578598A JP 32578598 A JP32578598 A JP 32578598A JP 2000107015 A JP2000107015 A JP 2000107015A
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JP
Japan
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clip
movable
piece
holding
holding piece
Prior art date
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Withdrawn
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JP32578598A
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Inventor
Shuichi Kitamura
修一 北村
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  • Clamps And Clips (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弱いバネ力を使用しながら強力なクリップの
保持力を得る事であり、クリップを開く時の指の負担を
軽減すること。 【構成】 固定挟み片1と、揺動的運動が可能な可動挟
み片3と、両者を支持するフレーム8とを備え、可動挟
み片3の弾性により可動挟み片の挟み部4が固定挟み片
の挟み部2の方へ押し戻される様に構成する。フレーム
8の所定部(突出片9)と可動挟み片3の所定部(突出
片7)とを互いに接近させる如く指で挟み、可動挟み片
3を開いて衣類等の身体着用物を挟む.可動挟み片の挟
み部4の上端とこの上端が動く時の瞬間中心6とを結ぶ
直線と固定挟み片の挟み部2との為す角の内で下方側の
角θを鋭角とする.

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衣類等の身体着用物を挟
んで吊り下げるクリップに係わり、強力な保持力を得よ
うとしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、衣類等の身体着用物を挟んで吊り
下げる為のクリップの保持力はバネの力を借りており、
身体着用物の自重がクリップの保持力に打ち勝ってずり
落ちる事がよくあった。この対策として強力なバネを使
用する事が考えられるが、クリップを開く時の指の負担
が過大となり、指が痛くなる欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】本発明の目的は、弱
いバネ力を使用しながら強力なクリップの保持力を得る
事であり、クリップを開く時の指の負担を軽減すること
である。
【0004】
【問題点を解決する為の手段】本発明は従来の欠点を解
決する為、固定挟み片と、揺動的運動が可能な可動挟み
片と、両者を支持するフレームとを有し、前記可動挟み
片の弾性により可動挟み片の挟み部が固定挟み片の挟み
部の方へ押し戻される様に構成し、前記フレームの所定
部と可動挟み片の所定部とを互いに接近させる如く指で
挟んで可動挟み片を開く事によって身体着用物を挟むク
リップであり、更に前記可動挟み片の挟み部の上端とこ
の上端が動く時の瞬間中心とを結ぶ直線と固定挟み片の
挟み部との為す角の内で下方側の角を鋭角とする様に構
成した.
【0005】
【作用】挟み部間に挟まれた身体着用物の自重による摩
擦が作用すると、可動挟み片が身体着用物に食い込み、
身体着用物の自重が大きいほど、ますます強い食い込み
となる為、弱いバネ力を使用しても強力なクリップの保
持力が得られる。
【0006】
【実施例】図1は本発明によるクリップで、先ず図1
(イ)において本クリップは固定挟み片1と、揺動的運
動が可能な可動挟み片3と(定まった揺動中心を中心と
して正しい揺動運動をするわけではないが、これに近い
運動をする)、両者を支持するフレーム8とから成り、
例えば合成樹脂製である(ポリカーボネート、ポリアセ
タール等)。可動挟み片3の挟み部4には衣類等の身体
着用物を挟んだ時の保持力を強化する為、細かな凹凸を
形成しても良い(固定挟み片1の挟み部2にも形成して
も良い).可動挟み片3の挟み部4は可動挟み片3の弾
性により固定挟み片1の挟み部2の方へ押し戻される様
に構成され、通常は可動挟み片の根本部5を薄肉とし
て、この部分の弾性により挟み部2の方へ押し戻される
様にするが、図3(ロ)の如く可動挟み片3を全体的に
薄肉として(根本部は薄肉ではない)同じ結果をもたら
す様にしても良い。尚、可動挟み片の根本部5は図3
(イ)の如くフレーム8の右端部を若干越えて滑らかに
曲りを形成していても良い。以上により可動挟み片3は
揺動的運動を行なう。A方向、B方向の矢視図を各々図
2(イ),(ロ)に示すが、フレーム8の所定部(例え
ば図示の如くフレーム本体から突出して形成された突出
片9)と可動挟み片3の所定部(例えば図示の如く可動
挟み片本体から突出して形成された突出片7)とを互い
に接近させる如く指で挟めば、可動挟み片3を開く事が
でき、挟み部2,4間に衣類等の身体着用物を挟む事が
可能となる。この場合、図2(ハ)の如く突出片9を台
形状とすれば、多数のクリップを備えたハンガーの場合
はクリップ同志が互いにからみ合う事が無い(突出片7
も同様とする)。10はクリップを紐、鎖、フック等を
通して吊り下げる為の孔である.本発明では可動挟み片
の挟み部4の上端とこの挟み部4の上端が動く時の瞬間
的中心6(可動挟み片3は揺動的運動を行ない、挟み部
4の上端は定まった中心を中心として正しい意味での揺
動運動をするわけではないが、瞬間的にはある中心を中
心とした円運動と見做され、これを瞬間中心と称し、可
動挟み片3の動きに伴ない刻々と位置を変える)とを結
ぶ直線と固定挟み片の挟み部2との為す角の内で下方側
の角θを鋭角とし、固定挟み片1と可動挟み片3との
各々の挟み部2,4間に挟まれた身体着用物(図示せ
ず)の自重による摩擦が作用した時に可動挟み片3が身
体着用物に食い込む如く可動挟み片3を備える様にして
いる.
【0007】身体着用物が厚手になるほど可動挟み片3
の開度が大で、これに従って挟み部4は挟み部2に対し
てかなり傾斜した状態となり、身体着用物への接触面積
が減少するから(傷み易い)、図示の如く可動挟み片の
挟み部4において所定位置から下方側へ逃げ11を形成
する事が望ましい(可動挟み片3の開度が大の時は、こ
の逃げ11が挟み部2とほぼ平行となり、接触面積を増
す)。本発明ではクリップを合成樹脂製とする場合はク
リップ全体を一体成形する事が望ましく、するとどうし
ても挟み部2,4間にギャップgを作っておかなければ
ならず(クリップ全体をステンレスの様な鋼板で曲げ加
工により成形するのであれば別であるが)、極く薄手の
身体着用物を挟む事ができない(厚手のもの専用として
用いる)。この対策としては、図1(ホ)の如く突起1
7を介してバネ18により挟み部4を挟み部2に強制的
に押し付けるか、図1(ロ)の如く固定挟み片1と可動
挟み片3との各々の挟み部の間に挟み力強化部材12を
追加的に備えて、可動挟み片3の極低開度における挟み
力(保持力)を強化する事が考えられる。即ち図1
(ロ)において、図1(イ)のギャップgよりも肉厚の
挟み力強化部材12を固定挟み片1に嵌め込んであり、
これにより可動挟み片3は挟み力強化部材12に押し付
けられ、極く薄手の身体着用物でも挟む事ができる。1
4は穴で、固定挟み片1の下端部に形成された突起13
が嵌り込んで、挟み力強化部材12の図面に垂直な方向
の位置決めを行なっている(C矢視図を示した図2
(ニ)参照)。この場合、挟み力強化部材は図1(ハ)
の如く可動挟み片3に備える(嵌め込む)事もできる
し、図1(ニ)の如く固定挟み片1に接着又は溶着する
事もできる。尚、固定挟み片1と挟み力強化部材12と
を全体として新たな固定挟み片と見る事もできるし(固
定挟み片1と挟み力強化部材16とについても同様であ
る)、可動挟み片3と挟み力強化部材15とを全体とし
て新たな可動挟み片と見る事もできる。挟み力強化部材
12(15,16)については、この色をクリップ本体
の色と異ならせると、色彩豊かとなり、見映えが良くな
る効果がある。ところでクリップは一般に洗濯物用のも
のを見れば判る様に複数のクリップをハンガーの枠に取
り付けて吊り下げる構造のものが多いが、図3(ハ)の
如くハンガーの枠20に取り付けて吊り下げる紐19を
クリップと一体成形する様に構成すると、例えば紐19
の先端を枠20の穴に嵌め込むだけで取り付けが完了す
るので、紐付け工程の大幅な簡素化も達成できる。
【0008】次に本発明によるクリップは強力な保持力
が得られる事から、ズボン又はスカートを挟んで吊り下
げるハンガー用に適しており、これを図4に示すが、図
4(ロ)はズボン又はスカートを、図4(イ)はズボン
又はスカートを吊り下げる他に上衣をも掛ける事ができ
るハンガーを示すものである。25は既に説明した本発
明によるクリップを、例えば図1(ロ)のものと同じで
ある。但し、クリップ25は図1(ヘ)に拡大して示す
様に保持棒21(21′)に保持され、舌片22を押し
拡げて保持棒21(21′)に嵌め込まれ、舌片22の
締め付けによる摩擦力によりクリップの軸方向(保持棒
21,21′の軸方向)の動きを渋くしている(クリッ
プ25が余り簡単に軸方向に動いては不都合がある
為)。この場合、図3(ニ)の如くフレーム8自体の弾
性により保持棒21(21′)を挟んでクリップの軸方
向の動きを渋くしても良い。尚、保持棒21′には各々
クリップが2個づつ備えられている。図3(ヘ)は図1
(ヘ)においてクリップがフレーム8の外側で保持棒2
1(21′)に保持される様にしたものに相当し、舌片
24を押し拡げて保持棒21(21′)に嵌め込む事に
よりクリップは保持される。
【0009】
【発明の効果】本発明では固定挟み片1の可動挟み片3
との各々の挟み部間に挟まれた衣類等の身体着用物の自
重による摩擦が作用すると、挟み部が身体着用物に食い
込み、身体着用物の自重が大きいほどますます強く食い
込む様になる為(自動的に、軽いものは軽く、重いもの
は強く挟む)、クリップの保持力は強力で、一旦挟んだ
ならばクリップから身体着用物が落下する事はない。従
って、可動挟み片3の弾性によるバネ力は弱くしておい
て十分であり、クリップを開く時の指の負担が大幅に軽
減される。又、可動挟み片3の弾性によるバネ力が身体
着用物を挟んで吊り下げる保持力の一部となり、従来の
クリップにおいて用いられていたバネが不要である為、
バネを組み込む工程を省略する事ができ、コスト低減が
図られる。尚、図3(ホ)の如くフレーム8の所定部に
空洞部23を形成し、これにより薄肉となった部分の弾
性による摩擦力によって、図1(ヘ)と同様にクリップ
の軸方向の動きを渋くしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクリップを示す図である。
【図2】図1のA方向、B方向、C方向の矢視図であ
る.
【図3】本発明によるクリップの各種実施例を示す図で
ある.
【図4】本発明によるクリップをズボン又はスカート用
ハンガーに使用した図である.
【符号の説明】
1は固定挟み片、2・4は挟み部、3は可動挟み部、5
は根本部、6は瞬間中心、7・9は突出片、8はフレー
ム、10は孔、11は逃げ、12・15・16は挟み力
強化部材、13は突起、14は穴、17は突起、18は
バネ、19は紐、20はハンガーの枠、21・21′は
保持棒、22・24は舌片、23は空洞部、25はクリ
ップ、gはギャップである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定挟み片と、揺動的運動が可能な可動
    挟み片と、前記固定挟み片と可動挟み片とを支持するフ
    レームとを有し、前記可動挟み片の弾性により可動挟み
    片の挟み部が固定挟み片の挟み部の方へ押し戻される様
    に構成し、前記フレームの所定部と前記可動挟み片の所
    定部とを互いに接近させる如く指で挟んで可動挟み片を
    開く事によって身体着用物を挟むクリップであり、更に
    前記可動挟み片の挟み部の上端とこの挟み部の上端が動
    く時の瞬間中心とを結ぶ直線と前記固定挟み片の挟み部
    との為す角の内で下方側の角を鋭角とし、前記固定挟み
    片と可動挟み片との各々の挟み部間に挟まれた身体着用
    物の自重による摩擦が作用した時に前記可動挟み片が身
    体着用物に食い込む如く可動挟み片を備える様に構成し
    た事を特徴とするクリップ。
  2. 【請求項2】 可動挟み片の挟み部において所定部から
    下方側へ逃げを形成した請求項1記載のクリップ。
  3. 【請求項3】 可動挟み片の根本部の弾性により可動挟
    み片の挟み部が固定挟み片の挟み部の方へ押し戻される
    様にした請求項1又は2記載のクリップ。
  4. 【請求項4】 可動挟み片の極低開度における挟み力を
    強化する為、固定挟み片と可動挟み片との各々の挟み部
    の内に挟み力強化部材を追加的に備えた請求項1ないし
    3のいずれかに記載のクリップ。
  5. 【請求項5】 挟み力強化部材の色をクリップ本体の色
    と異ならせた請求項4記載のクリップ。
  6. 【請求項6】 クリップと一体成形された紐を複数のク
    リップを備えたハンガーの枠に各々取り付けて、クリッ
    プを吊り下げる様に構成した請求項1ないし5のいずれ
    かに記載のクリップ.
  7. 【請求項7】 クリップが、ズボン又はスカートを挟ん
    で吊り下げるハンガー用のクリップであり、前記クリッ
    プはハンガーの保持棒に保持されている様に構成した請
    求項1ないし5のいずれかに記載のクリップ。
JP32578598A 1998-10-01 1998-10-01 クリップ Withdrawn JP2000107015A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004073774A (ja) * 2002-08-12 2004-03-11 Itsuo Nakajima 懸吊具
US7360286B2 (en) 2005-06-23 2008-04-22 Maruso Industry Co., Ltd. Clip for hanging skirt

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060110