JP2000106753A - キノコ栽培用環境調整装置 - Google Patents

キノコ栽培用環境調整装置

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JP2000106753A JP10279812A JP27981298A JP2000106753A JP 2000106753 A JP2000106753 A JP 2000106753A JP 10279812 A JP10279812 A JP 10279812A JP 27981298 A JP27981298 A JP 27981298A JP 2000106753 A JP2000106753 A JP 2000106753A
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    • Y02P60/14Measures for saving energy, e.g. in green houses

Abstract

(57)【要約】 【課題】低コスト性及び省エネルギ性に優れるととも
に、温湿度に対して的確で安定した調整を行う。 【解決手段】水Wを収容した槽部3と、水Wの温度を所
定温度に調整する温度調整部4と、槽部3の内部に配す
ることにより、供給された空気Aを水Wに対して熱交換
し、かつ空気Aを先端のノズル部5sから気泡Ab…に
して槽部3における底部3d側の水W中に放出する熱交
換管5と、水W中を浮上した調整空気Asを送出する調
整空気送出部6とを有する空気調整槽2を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物、特に、キノ
コを栽培する栽培室の温湿度を調整する際に用いて好適
な植物栽培用環境調整装置に関する。
【0002】
【従来技術及び課題】一般に、キノコの栽培では栽培室
の栽培環境を最適に維持することが、生産収量を高め、
かつ良質のキノコを生産する上で重要になる。このた
め、従来は、栽培室に空調装置を付設して栽培室の温度
を目標温度に調整するとともに、加湿器を設置すること
により栽培室の内部が常時一定の湿度以上になるように
調整していた。
【0003】しかし、従来の環境調整装置は、冷却及び
加熱ユニットを内蔵する汎用的な空調装置及び独立した
加湿器を使用していたため、全体の設備が大掛かりとな
り、設備全体のコストアップを招くとともに、省エネル
ギ性に劣り、しかも、温湿度に対して的確で安定した調
整を行うことができない問題があった。
【0004】本発明は、このような従来技術に存在する
課題を解決したものであり、低コスト性及び省エネルギ
性に優れるとともに、温湿度に対して的確で安定した調
整を行うことができる植物栽培用環境調整装置の提供を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】本発明
は、植物、特に、キノコMを栽培する栽培室Rの温湿度
を調整する植物栽培用環境調整装置1を構成するに際し
て、水Wを収容した槽部3と、当該水Wの温度を所定温
度に調整する温度調整部4と、槽部3の内部に配するこ
とにより、供給された空気Aを水Wに対して熱交換し、
かつ当該空気Aを先端のノズル部5sから気泡Ab…に
して槽部3における底部3d側の水W中に放出する熱交
換管5と、水W中を浮上した調整空気Asを送出する調
整空気送出部6とを有する空気調整槽2を備えてなるこ
とを特徴とする。これにより、空気調整槽2からは温度
の調整と同時に高湿度に調整された調整空気Asが得ら
れる。
【0006】この場合、好適な実施の形態により、温度
調整部4は、槽部3に氷C…を入れて水Wの温度を略0
℃に調整する冷却機能部7により構成する場合と、槽部
3の水Wを加熱することにより目標温度に調整する加熱
機能部8により構成する場合を含む。なお、氷C…は、
冬期の降雪から得る氷又は冬期の天然氷を保存して利用
することができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0008】まず、本実施例に係る植物栽培用環境調整
装置1の構成について、図1及び図2を参照して説明す
る。
【0009】図2中、RはキノコM(植物)の栽培室を
示し、この栽培室Rに植物栽培用環境調整装置1を接続
する。同環境調整装置1は空気調整部30を備え、この
空気調整部30は各種の形態で実施できる。図1(図
2)は前段に加湿冷却部31を配し、後段に加熱部32
を配した基本的な形態を示す。この場合、加湿冷却部3
1が本発明の要部を構成する空気調整槽2となる。
【0010】図1において、2は空気調整槽(加湿冷却
部31)であり、断熱材で形成した槽部3を備える。槽
部3は上方に開口した槽本体部11と、この槽本体部1
1の開口を覆う槽蓋部12を備え、槽蓋部12には開閉
部13を有する。この開閉部13は閉じることにより槽
部3の内部を密閉する。
【0011】また、空気調整槽2には温度調整部4を備
える。温度調整部4は、槽部3に収容する水Wの温度を
所定温度に調整するもので、図1に示す温度調整部4
は、水W上に氷C…を浮かべ、水Wの温度を略0℃に調
整する冷却機能部7により構成する。この場合、氷C…
は、冬期の降雪から得る氷又は冬期の天然氷を保存して
利用する。即ち、図2に示すように、貯氷部33に、冬
期の降雪を氷として、具体的には氷状又は圧雪状にして
保存し、或いは冬期の天然氷をそのまま保存し、冬期以
外の期間に、保存した氷C…を氷供給部34により取出
すとともに、開閉部13を通して槽部3の内部に投入し
て利用する。槽部3への氷C…の供給方式は、自動供給
方式であるか人為的供給方式であるかを問わない。基本
的には、水Wの温度を不図示の温度センサにより検出
し、設定温度を越えていれば、氷供給部34により槽部
3の内部へ氷C…を供給すればよい。
【0012】さらに、槽部3の内部には熱交換管5を配
設する。熱交換管5はエアポンプ35から供給される空
気(外気)Aを、槽部3内の水Wに対して熱交換し、か
つ熱交換された空気Aを先端のノズル部5sから気泡A
b…にして槽部3の底部3d側の水W中に放出する機能
を有する。熱交換管5は長い管部材をコイル状或いはジ
グザグ状に折曲して、水Wに対する熱交換面積が大きく
なるように考慮する。また、6は水W中を浮上した調整
空気Asを後段の加熱部32へ送出する調整空気送出部
であり、断熱材で覆われた送出管部14を備える。この
送出管部14は、取入口を槽蓋部12から槽部3の内部
に臨むように接続するとともに、吐出口を加熱部32側
に接続する。
【0013】一方、加熱部32は断熱材で形成した槽部
15を備え、この槽部15には水Waを収容する。槽部
15は上方に開口した槽本体部16と、この槽本体部1
6の開口を覆う槽蓋部17を備える。また、槽部15の
内部には水Waを加熱する加熱ヒータ18…を配設し、
この加熱ヒータ18…はインバータ36(図2)に接続
する。さらに、槽部15の内部には、送出管部14に連
続し、かつ送出管部14から供給される調整空気Asを
水Waに対して熱交換することにより温度調整する熱交
換管19を配設する。他方、この熱交換管19の下流側
に連続する送出管部20は槽蓋部17から外部に導出す
ることにより、吐出口を栽培室Rの内部に臨ませる。こ
の場合、槽部15の内部に配する熱交換管19は、長い
管部材をコイル状或いはジグザグ状に折曲して、水Wに
対する熱交換面積が大きくなるように考慮するととも
に、送出管部20は断熱材で覆う。
【0014】なお、図2中、37は栽培室Rに付設した
補助加湿部であり、必要に応じて使用できる。また、栽
培室Rには、温度センサ38及び湿度センサ39を配設
するとともに、当該栽培室Rから排出される二酸化炭素
の量を計測する流量計及び二酸化炭素濃度計を備える計
測部40を付設する。そして、温度センサ38,湿度セ
ンサ39及び計測部40は、コントローラ41の入力部
に接続するとともに、コントローラ17の出力部には、
前述したエアポンプ35,インバータ36及び補助加湿
部37を接続する。
【0015】次に、本実施例に係る植物栽培用環境調整
装置1の動作について、図1及び図2を参照して説明す
る。
【0016】まず、槽部3,5には水W,Waをそれぞ
れ収容するとともに、貯氷部33に保存した氷C…を、
氷供給部34により取出し、取出した氷C…を開閉部1
3を通して槽部3の内部に投入する。以後、水Wの水温
は不図示の温度センサにより検出され、設定温度を越え
ていれば、槽部3に氷C…が供給される。これにより、
水Wの水温は常時略0℃に維持される。
【0017】一方、エアポンプ35を作動させ、空気
(外気)Aを熱交換管5に供給する。これにより、空気
Aは熱交換管5内を流れ、略0℃の水Wに対する熱交換
が行われることにより、空気Aの温度も略0℃に冷却さ
れるとともに、熱交換された空気Aは熱交換管5の先端
に設けたノズル部5sから気泡Ab…となって槽部3に
おける底部3d側の水W中に放出される。気泡Ab…は
水W中を浮上し、送出管部14の入口に流入する。よっ
て、送出管部14から送出される空気は、温度が略0℃
に調整され、かつ湿度が100%に近い調整空気Asと
なる。
【0018】そして、調整空気Asは、送出管部14か
ら熱交換管19を流れ、さらに送出管部20を流れて栽
培室Rに供給される。この際、調整空気Asは熱交換管
19内を流れた際に、所定温度に調整された水Waに対
する熱交換が行われることにより目標温度に加熱され
る。即ち、キノコMを栽培する栽培室Rの温度は、通
常、5〜25℃前後に調整されるため、温度センサ38
により検出される栽培室Rの温度が、目標温度よりも低
い場合には、コントローラ41からインバータ36に指
令信号を付与し、加熱ヒータ19…により水Waを加熱
するとともに、目標温度よりも高い場合には、加熱ヒー
タ19…による水Waの加熱を停止する制御を行う。こ
の場合、栽培室Rの温度は5〜25℃前後となるが、キ
ノコMからは培養熱が発生するため、供給する調整空気
Asの温度は5〜10℃前後に調整される。これによ
り、栽培室Rには、例えば、温度0℃湿度100%,温
度4℃湿度75%,温度5℃湿度70%,温度6℃湿度
65%などに調整される調整空気Asが供給される。
【0019】なお、湿度センサ39により栽培室Rの湿
度を検出し、一定の湿度に満たない場合には、コントロ
ーラ41により補助加湿部37を作動させて栽培室Rの
湿度を高めることができる。また、コントローラ41は
計測部40により計測される二酸化炭素排出量を監視
し、エアポンプ35の送風量を可変することにより、栽
培室Rの二酸化炭素濃度が目標濃度になるように制御す
る。
【0020】このように、本実施例に係る植物栽培用環
境調整装置1によれば、貯氷部33に保存した冬期の降
雪による氷又は冬期の天然氷を利用できるとともに、比
較的簡易な構成からなる空気調整槽2により、温度の調
整と同時に高湿度に調整された調整空気Asが得られる
ため、低コスト性及び省エネルギ性に優れ、しかも、温
湿度に対して的確で安定した調整を行うことができる。
【0021】他方、図3及び図4には、図2における空
気調整部30の異なる形態(変更実施例)を示す。
【0022】図3に示す空気調整部30は、前段に配し
た冷却部51と後段に配した加湿加熱部52からなり、
この加湿加熱部52が本発明の要部を構成する空気調整
槽2となる。この場合、冷却部51では前述した加湿冷
却部31とは異なり、熱交換管53内を流れる空気A
は、水Wbに対する熱交換のみが行われ、加湿は行われ
ない。したがって、熱交換管53内を流れることにより
略0℃に冷却された空気Aは、この熱交換管53に連続
する送出管部54を流れ、加湿加熱部52を構成する空
気調整槽2に供給される。
【0023】そして、空気調整槽2では略0℃に冷却さ
れた空気Aに対する加熱と加湿が行われる。この場合、
加熱は加熱機能部8により行われる。即ち、送出管部5
4から供給される空気Aは熱交換管5内を流れ、加熱ヒ
ータ18…で加熱された水Wに対して熱交換されるとと
もに、この熱交換により加熱された空気Aは、熱交換管
5の先端に設けたノズル部5sから気泡Ab…となって
槽部3における底部3d側の水W中に放出される。気泡
Ab…は水W中を浮上し、送出管部14の入口に流入す
る。この際、キノコMを栽培する栽培室Rの温度は、前
述のように、通常、5〜25℃前後に調整されるため、
温度センサ38により検出される栽培室Rの温度が、目
標温度よりも低い場合には、コントローラ41からイン
バータ36に指令信号を付与し、加熱ヒータ18…によ
り水Wを加熱するとともに、目標温度よりも高い場合に
は、加熱ヒータ18…による水Wの加熱を停止する制御
を行う。これにより、送出管部14から栽培室Rに供給
される空気は、目標温度に調整され、かつ湿度が100
%に近い調整空気Asとなる。なお、図3において、図
1と同一部分には同一符号を付すことにより構成を明確
し、その詳細な説明は省略する。
【0024】また、図4に示す空気調整部30は、前段
に配した加湿冷却部55と後段に配した加湿加熱部56
からなり、加湿冷却部55と加湿加熱部56の双方が本
発明の要部を構成する空気調整槽2,2となる。この形
態は、図1の加熱部32を図3の加湿加熱部52により
置換したものである。したがって、栽培室Rには、目標
温度に調整され、かつ湿度が100%に近い調整空気A
sが供給されるとともに、常に、十分な加湿が行われる
ことになる。なお、図4において、図1及び図3と同一
部分には同一符号を付すことにより構成を明確にし、そ
の詳細な説明は省略する。
【0025】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成,形状,材料,数量,数値等において、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除す
ることができる。例えば、氷C…は必ずしも冬期の降雪
から得た氷或いは天然氷を保存して利用することを要せ
ず、製氷機等により製氷してもよい。また、本発明に係
る植物栽培用環境調整装置1はキノコMの栽培以外の他
の任意の植物、特に、菌類にも同様に適用できる。
【0026】
【発明の効果】このように、本発明に係る植物栽培用環
境調整装置は、水を収容した槽部と、水の温度を所定温
度に調整する温度調整部と、槽部の内部に配することに
より、供給された空気を水に対して熱交換し、かつ空気
を先端のノズル部から気泡にして槽部における底部側の
水中に放出する熱交換管と、水中を浮上した調整空気を
送出する調整空気送出部とを有する空気調整槽を備えて
なるため、次のような顕著な効果を奏する。
【0027】 比較的簡易な構成からなる空気調整槽
により、温度の調整と同時に高湿度に調整された調整空
気が得られるため、低コスト性に優れるとともに、温湿
度に対して的確で安定した調整を行うことができる。
【0028】 好適な実施の形態により、貯氷部に保
存した冬期の降雪を用いた氷又は冬期の天然氷を利用で
きるため、省エネルギ性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る植物栽培用環境調
整装置における空気調整部の構成図、
【図2】同植物栽培用環境調整装置の全体のブロック構
成図、
【図3】本発明の変更実施例に係る植物栽培用環境調整
装置に備える空気調整部の構成図、
【図4】本発明の他の変更実施例に係る植物栽培用環境
調整装置に備える空気調整部の構成図、
【符号の説明】
1 植物栽培用環境調整装置 2 空気調整槽 3 槽部 3d 槽部における底部 4 温度調整部 5 熱交換管 5s ノズル部 6 調整空気送出部 7 冷却機能部 8 加熱機能部 C… 氷 W 水 A 空気 Ab… 気泡 As 調整空気 M キノコ(植物) R 栽培室
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月19日(1999.7.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 キノコ栽培用環境調整装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キノコを栽培する
栽培室の温湿度を調整する際に用いて好適なキノコ栽培
用環境調整装置に関する。
【0002】
【従来技術及び課題】一般に、キノコの栽培では栽培室
の栽培環境を最適に維持することが、生産収量を高め、
かつ良質のキノコを生産する上で重要になる。このた
め、従来は、栽培室に空調装置を付設して栽培室の温度
を目標温度に調整するとともに、加湿器を設置すること
により栽培室の内部が常時一定の湿度以上になるように
調整していた。
【0003】しかし、従来の環境調整装置は、冷却及び
加熱ユニットを内蔵する汎用的な空調装置及び独立した
加湿器を使用していたため、全体の設備が大掛かりとな
り、設備全体のコストアップを招くとともに、省エネル
ギ性に劣り、しかも、温湿度に対して的確で安定した調
整を行うことができない問題があった。
【0004】本発明は、このような従来技術に存在する
課題を解決したものであり、低コスト性及び省エネルギ
性に優れるとともに、温湿度に対して的確で安定した調
整を行うことができるキノコ栽培用環境調整装置の提供
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】本発明に
係るキノコ栽培用環境調整装置1(図1)は、水Wを収
容した前段の槽部3に氷C…を入れて水Wの温度を略0
℃に調整するとともに、前段の槽部3の内部に配するこ
とにより、供給された空気Aを前段の槽部3の水Wに対
し熱交換し、かつ前段の槽部3における底部3d側の水
W中に対して先端のノズル部5sから空気Aを気泡Ab
…にして放出する熱交換管5を有する加湿冷却部31
と、前段の槽部3の水W中を浮上した調整空気Asを送
出する調整空気送出部6と、後段の槽部15に収容した
水Waを加熱機能部8により加熱して目標温度に調整す
るとともに、後段の槽部15の内部に配することによ
り、前記調整空気送出部6から送出された調整空気As
を後段の槽部15の水Waに対し熱交換してキノコMを
栽培する栽培室Rに送出する熱交換管19を有する加熱
部32とを備えてなることを特徴とする。
【0006】また、本発明の他の形態に係るキノコ栽培
用環境調整装置1(図3)は、水Wbを収容した前段の
槽部に氷C…を入れて水Waの温度を略0℃に調整する
とともに、前段の槽部の内部に配することにより、供給
された空気Aを前段の槽部の水Waに対し熱交換する熱
交換管53を有する加湿冷却部51と、後段の槽部3に
収容した水Wを加熱機能部8により加熱して目標温度に
調整するとともに、後段の槽部3の内部に配することに
より、前段の槽部の内部に配した熱交換管53から送出
される空気Aを後段の槽部3の水Wに対し熱交換し、か
つ後段の槽部3における底部3d側の水W中に対して先
端のノズル部5sから空気Aを気泡Ab…にして放出す
る熱交換管5を有する加熱部52と、後段の槽部3の水
W中を浮上した調整空気Asを栽培室Rに送出する調整
空気送出部6とを備えてなることを特徴とする。
【0007】さらに、本発明の他の形態に係るキノコ栽
培用環境調整装置1(図4)は、水Wを収容した前段の
槽部3に氷C…を入れて水Wの温度を略0℃に調整する
とともに、前段の槽部3の内部に配することにより、供
給された空気Aを前段の槽部3の水Wに対し熱交換し、
かつ前段の槽部3における底部3d側の水W中に対して
先端のノズル部5sから空気Aを気泡Ab…にして放出
する熱交換管5を有する加湿冷却部55と、前段の槽部
3の水W中を浮上した調整空気Asを送出する調整空気
送出部6と、後段の槽部に収容した水を加熱機能部8に
より加熱して目標温度に調整するとともに、後段の槽部
の内部に配することにより、前記調整空気送出部6から
送出された調整空気Asを後段の槽部の水に対し熱交換
し、かつ後段の槽部における底部側の水中に対して先端
のノズル部から空気を気泡にして放出する熱交換管を有
する加熱部56と、後段の槽部の水中を浮上した調整空
気を栽培室Rに送出する調整空気送出部とを備えてなる
ことを特徴とする。
【0008】以上の各形態において、氷C…は、冬期の
降雪から得る氷又は冬期の天然氷を保存して利用するこ
とができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0010】まず、本実施例に係るキノコ栽培用環境調
整装置1の構成について、図1及び図2を参照して説明
する。
【0011】図2中、RはキノコMの栽培室を示し、こ
の栽培室Rにキノコ栽培用環境調整装置1を接続する。
同環境調整装置1は空気調整部30を備え、この空気調
整部30は各種の形態で実施できる。図1(図2)は前
段に加湿冷却部31を配し、後段に加熱部32を配した
基本的な形態を示す。この場合、加湿冷却部31は空気
調整槽2となる。
【0012】図1において、2は空気調整槽(加湿冷却
部31)であり、断熱材で形成した槽部3を備える。槽
部3は上方に開口した槽本体部11と、この槽本体部1
1の開口を覆う槽蓋部12を備え、槽蓋部12には開閉
部13を有する。この開閉部13は閉じることにより槽
部3の内部を密閉する。
【0013】また、空気調整槽2には温度調整部4を備
える。温度調整部4は、槽部3に収容する水Wの温度を
所定温度に調整するもので、図1に示す温度調整部4
は、水W上に氷C…を浮かべ、水Wの温度を略0℃に調
整する冷却機能部7により構成する。この場合、氷C…
は、冬期の降雪から得る氷又は冬期の天然氷を保存して
利用する。即ち、図2に示すように、貯氷部33に、冬
期の降雪を氷として、具体的には氷状又は圧雪状にして
保存し、或いは冬期の天然氷をそのまま保存し、冬期以
外の期間に、保存した氷C…を氷供給部34により取出
すとともに、開閉部13を通して槽部3の内部に投入し
て利用する。槽部3への氷C…の供給方式は、自動供給
方式であるか人為的供給方式であるかを問わない。基本
的には、水Wの温度を不図示の温度センサにより検出
し、設定温度を越えていれば、氷供給部34により槽部
3の内部へ氷C…を供給すればよい。
【0014】さらに、槽部3の内部には熱交換管5を配
設する。熱交換管5はエアポンプ35から供給される空
気(外気)Aを、槽部3内の水Wに対して熱交換し、か
つ熱交換された空気Aを先端のノズル部5sから気泡A
b…にして槽部3の底部3d側の水W中に放出する機能
を有する。熱交換管5は長い管部材をコイル状或いはジ
グザグ状に折曲して、水Wに対する熱交換面積が大きく
なるように考慮する。また、6は水W中を浮上した調整
空気Asを後段の加熱部32へ送出する調整空気送出部
であり、断熱材で覆われた送出管部14を備える。この
送出管部14は、取入口を槽蓋部12から槽部3の内部
に臨むように接続するとともに、吐出口を加熱部32側
に接続する。
【0015】一方、加熱部32は断熱材で形成した槽部
15を備え、この槽部15には水Waを収容する。槽部
15は上方に開口した槽本体部16と、この槽本体部1
6の開口を覆う槽蓋部17を備える。また、槽部15の
内部には水Waを加熱する加熱ヒータ18…(加熱機能
部8)を配設し、この加熱ヒータ18…はインバータ3
6(図2)に接続する。さらに、槽部15の内部には、
送出管部14に連続し、かつ送出管部14から供給され
る調整空気Asを水Waに対して熱交換することにより
温度調整する熱交換管19を配設する。他方、この熱交
換管19の下流側に連続する送出管部20は槽蓋部17
から外部に導出することにより、吐出口を栽培室Rの内
部に臨ませる。この場合、槽部15の内部に配する熱交
換管19は、長い管部材をコイル状或いはジグザグ状に
折曲して、水Wに対する熱交換面積が大きくなるように
考慮するとともに、送出管部20は断熱材で覆う。
【0016】なお、図2中、37は栽培室Rに付設した
補助加湿部であり、必要に応じて使用できる。また、栽
培室Rには、温度センサ38及び湿度センサ39を配設
するとともに、当該栽培室Rから排出される二酸化炭素
の量を計測する流量計及び二酸化炭素濃度計を備える計
測部40を付設する。そして、温度センサ38,湿度セ
ンサ39及び計測部40は、コントローラ41の入力部
に接続するとともに、コントローラ41の出力部には、
前述したエアポンプ35,インバータ36及び補助加湿
部37を接続する。
【0017】次に、本実施例に係るキノコ栽培用環境調
整装置1の動作について、図1及び図2を参照して説明
する。
【0018】まず、槽部3,15には水W,Waをそれ
ぞれ収容するとともに、貯氷部33に保存した氷C…
を、氷供給部34により取出し、取出した氷C…を開閉
部13を通して槽部3の内部に投入する。以後、水Wの
水温は不図示の温度センサにより検出され、設定温度を
越えていれば、槽部3に氷C…が供給される。これによ
り、水Wの水温は常時略0℃に維持される。
【0019】一方、エアポンプ35を作動させ、空気
(外気)Aを熱交換管5に供給する。これにより、空気
Aは熱交換管5内を流れ、略0℃の水Wに対する熱交換
が行われることにより、空気Aの温度も略0℃に冷却さ
れるとともに、熱交換された空気Aは熱交換管5の先端
に設けたノズル部5sから気泡Ab…となって槽部3に
おける底部3d側の水W中に放出される。気泡Ab…は
水W中を浮上し、送出管部14の入口に流入する。よっ
て、送出管部14から送出される空気は、温度が略0℃
に調整され、かつ湿度が100%に近い調整空気Asと
なる。
【0020】そして、調整空気Asは、送出管部14か
ら熱交換管19を流れ、さらに送出管部20を流れて栽
培室Rに供給される。この際、調整空気Asは熱交換管
19内を流れた際に、所定温度に調整された水Waに対
する熱交換が行われることにより目標温度に加熱され
る。即ち、キノコMを栽培する栽培室Rの温度は、通
常、5〜25℃前後に調整されるため、温度センサ38
により検出される栽培室Rの温度が、目標温度よりも低
い場合には、コントローラ41からインバータ36に指
令信号を付与し、加熱ヒータ18…により水Waを加熱
するとともに、目標温度よりも高い場合には、加熱ヒー
タ18…による水Waの加熱を停止する制御を行う。こ
の場合、栽培室Rの温度は5〜25℃前後となるが、キ
ノコMからは培養熱が発生するため、供給する調整空気
Asの温度は5〜10℃前後に調整される。これによ
り、栽培室Rには、例えば、温度0℃湿度100%,温
度4℃湿度75%,温度5℃湿度70%,温度6℃湿度
65%などに調整される調整空気Asが供給される。
【0021】なお、湿度センサ39により栽培室Rの湿
度を検出し、一定の湿度に満たない場合には、コントロ
ーラ41により補助加湿部37を作動させて栽培室Rの
湿度を高めることができる。また、コントローラ41は
計測部40により計測される二酸化炭素排出量を監視
し、エアポンプ35の送風量を可変することにより、栽
培室Rの二酸化炭素濃度が目標濃度になるように制御す
る。
【0022】このように、本実施例に係るキノコ栽培用
環境調整装置1によれば、貯氷部33に保存した冬期の
降雪による氷又は冬期の天然氷を利用できるとともに、
比較的簡易な構成からなる空気調整槽2により、温度の
調整と同時に高湿度に調整された調整空気Asが得られ
るため、低コスト性及び省エネルギ性に優れ、しかも、
温湿度に対して的確で安定した調整を行うことができ
る。
【0023】他方、図3及び図4には、図2における空
気調整部30の異なる形態(変更実施例)を示す。
【0024】図3に示す空気調整部30は、前段に配し
た冷却部51と後段に配した加湿加熱部52からなり、
この加湿加熱部52が本発明の要部を構成する空気調整
槽2となる。この場合、冷却部51では前述した加湿冷
却部31とは異なり、熱交換管53内を流れる空気A
は、水Wbに対する熱交換のみが行われ、加湿は行われ
ない。したがって、熱交換管53内を流れることにより
略0℃に冷却された空気Aは、この熱交換管53に連続
する送出管部54を流れ、加湿加熱部52を構成する空
気調整槽2に供給される。
【0025】そして、空気調整槽2では略0℃に冷却さ
れた空気Aに対する加熱と加湿が行われる。この場合、
加熱は加熱機能部8により行われる。即ち、送出管部5
4から供給される空気Aは熱交換管5内を流れ、加熱ヒ
ータ18…で加熱された水Wに対して熱交換されるとと
もに、この熱交換により加熱された空気Aは、熱交換管
5の先端に設けたノズル部5sから気泡Ab…となって
槽部3における底部3d側の水W中に放出される。気泡
Ab…は水W中を浮上し、送出管部14の入口に流入す
る。この際、キノコMを栽培する栽培室Rの温度は、前
述のように、通常、5〜25℃前後に調整されるため、
温度センサ38により検出される栽培室Rの温度が、目
標温度よりも低い場合には、コントローラ41からイン
バータ36に指令信号を付与し、加熱ヒータ18…によ
り水Wを加熱するとともに、目標温度よりも高い場合に
は、加熱ヒータ18…による水Wの加熱を停止する制御
を行う。これにより、送出管部14から栽培室Rに供給
される空気は、目標温度に調整され、かつ湿度が100
%に近い調整空気Asとなる。なお、図3において、図
1と同一部分には同一符号を付すことにより構成を明確
し、その詳細な説明は省略する。
【0026】また、図4に示す空気調整部30は、前段
に配した加湿冷却部55と後段に配した加湿加熱部56
からなり、加湿冷却部55と加湿加熱部56の双方が本
発明の要部を構成する空気調整槽2,2となる。この形
態は、図1の加熱部32を図3の加湿加熱部52により
置換したものである。したがって、栽培室Rには、目標
温度に調整され、かつ湿度が100%に近い調整空気A
sが供給されるとともに、常に、十分な加湿が行われる
ことになる。なお、図4において、図1及び図3と同一
部分には同一符号を付すことにより構成を明確にし、そ
の詳細な説明は省略する。
【0027】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成,形状,材料,数量,数値等において、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除す
ることができる。例えば、氷C…は必ずしも冬期の降雪
から得た氷或いは天然氷を保存して利用することを要せ
ず、製氷機等により製氷してもよい。また、本発明に係
るキノコ栽培用環境調整装置1は、菌類にも同様に適用
できる。
【0028】
【発明の効果】このように、本発明に係るキノコ栽培用
環境調整装置は、例えば、水を収容した前段の槽部に氷
を入れて水の温度を略0℃に調整するとともに、前段の
槽部の内部に配することにより、供給された空気を前段
の槽部の水に対し熱交換し、かつ前段の槽部における底
部側の水中に対して先端のノズル部から空気を気泡にし
て放出する熱交換管を有する加湿冷却部と、前段の槽部
の水中を浮上した調整空気を送出する調整空気送出部
と、後段の槽部に収容した水を加熱機能部により加熱し
て目標温度に調整するとともに、後段の槽部の内部に配
することにより、調整空気送出部から送出された調整空
気を後段の槽部の水に対し熱交換して栽培室に送出する
熱交換管を有する加熱部とを備えてなるため、次のよう
な顕著な効果を奏する。
【0029】 比較的簡易な構成により、温度の調整
と同時に高湿度に調整された調整空気が得られるため、
低コスト性に優れるとともに、温湿度に対して的確で安
定した調整を行うことができる。
【0030】 キノコ栽培環境に必要な温度0℃湿度
100%,温度4℃湿度75%,温度5℃湿度70%,
温度6℃湿度65%などに調整される調整空気を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係るキノコ栽培用環境
調整装置における空気調整部の構成図、
【図2】同キノコ栽培用環境調整装置の全体のブロック
構成図、
【図3】本発明の変更実施例に係るキノコ栽培用環境調
整装置に備える空気調整部の構成図、
【図4】本発明の他の変更実施例に係るキノコ栽培用環
境調整装置に備える空気調整部の構成図、
【符号の説明】 1 キノコ栽培用環境調整装置 3 槽部 3d 槽部における底部 5 熱交換管 5s ノズル部 6 調整空気送出部 8 加熱機能部 15 槽部 19 熱交換管 31 加湿冷却部 32 加熱部 51 加湿冷却部 52 加熱部 53 熱交換管 55 加湿冷却部 56 加熱部 C… 氷 W 水 Wa 水 Wb 水 A 空気 Ab… 気泡 As 調整空気 M キノコ R 栽培室
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物を栽培する栽培室の温湿度を調整す
    る植物栽培用環境調整装置において、水を収容した槽部
    と、当該水の温度を所定温度に調整する温度調整部と、
    前記槽部の内部に配することにより、供給された空気を
    前記水に対して熱交換し、かつ当該空気を先端のノズル
    部から気泡にして前記槽部における底部側の水中に放出
    する熱交換管と、水中を浮上した調整空気を送出する調
    整空気送出部とを有する空気調整槽を備えてなることを
    特徴とする植物栽培用環境調整装置。
  2. 【請求項2】 前記温度調整部は、前記槽部に氷を入れ
    て前記水の温度を略0℃に調整する冷却機能部であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の植物栽培用環境調整装
    置。
  3. 【請求項3】 前記氷は、冬期の降雪から得る氷又は冬
    期の天然氷を保存して利用することを特徴とする請求項
    2記載の植物栽培用環境調整装置。
  4. 【請求項4】 前記温度調整部は、前記槽部の水を加熱
    することにより目標温度に調整する加熱機能部であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の植物栽培用環境調整装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009034011A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Tsuchiya Tokushu Nokigu Seisakusho:Kk 氷室の冷熱を使用した温室及び温室の使用方法
CN105075666A (zh) * 2015-08-18 2015-11-25 黄旭胜 一种可以活动的菌包灭菌炉

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JP4546507B2 (ja) * 2007-07-31 2010-09-15 株式会社土谷特殊農機具製作所 氷室の冷熱を使用した温室及び温室の使用方法
CN105075666A (zh) * 2015-08-18 2015-11-25 黄旭胜 一种可以活动的菌包灭菌炉

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