JP2000106680A - 画像圧縮及び伸長装置 - Google Patents

画像圧縮及び伸長装置

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JP2000106680A
JP2000106680A JP29002198A JP29002198A JP2000106680A JP 2000106680 A JP2000106680 A JP 2000106680A JP 29002198 A JP29002198 A JP 29002198A JP 29002198 A JP29002198 A JP 29002198A JP 2000106680 A JP2000106680 A JP 2000106680A
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Norihiko Matsue
則彦 松江
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一般的なJPEG復号化器との相互性を維持し
つつ、JPEG圧縮画像の画品質を画像伸長装置側で選
択可能にする画像圧縮及び伸長装置を提供する。 【解決手段】画像圧縮装置10は、JPEG符号化器1
1、JPEG復号化器13、色範囲入力/判定手段及び
差分演算器12を有する。また、画像伸長装置20は、
JPEG復号化器21及び差分データ合成器22を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はJPEG(Joint Pho
tographics Experts Group=共同自然画像符号化専門家
グループ)ベースライン・プロセス方式の符号化器及び
復号化器または、同方式で処理を行うプログラムを実行
する画像圧縮及び伸張装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像圧縮装置及び画像伸張装置の
一例が、特開平8−33001号公報に記載されてい
る。図7に示すように、この従来の画像圧縮装置は、D
CT処理回路と、量子化回路と、ハフマン符号化処理回
路と、逆量子化処理回路と、減算器と、誤差データ合成
部とから構成されている。
【0003】このような構成を有する従来の画像圧縮装
置は次のように動作する。すなわち、DCT処理回路か
ら出力したDCT係数を量子化回路によって量子化し、
ハフマン符号化処理回路と逆量子化回路へ入力する。
【0004】DCT処理回路から出力したDCT係数
と、逆量子化回路により復元されたDCT係数との差を
減算器で減算し、誤差データ合成部で誤差データを合成
し、ハフマン符号化処理回路を通してJPEGフォーマ
ットの第4コンポーネントに格納する。
【0005】従来の画像伸張装置は、JPEGフォーマ
ットの第4コンポーネントに格納している誤差データ符
号化データに対してハフマン復号化と誤差データ分解処
理を施して誤差データを復元し、JPEGフォーマット
の第1〜第3コンポーネントに格納されている画像の符
号化データに、ハフマン復号化と逆量子化処理を施した
データと誤差データとを合成することで、画像品質をオ
リジナル原画像になるべく近づける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、ベー
スラインのJPEG符号化方式における画像品質が画像
圧縮処理時に決定されるので、画像伸張処理時には画像
品質を調整できないということである。
【0007】第2の問題点は、量子化によって失われる
データの高周波成分をそのままハフマン符号化すると圧
縮率が低いので、JPEG画像データ全体のデータ量が
多くなるということである。
【0008】第3の問題点は、従来技術の一例の圧縮装
置が出力するJPEG画像が、従来技術の一例のJPE
G伸張装置でしか伸張ができないことから、JPEG画
像の互換性がなくなるということである。
【0009】第4の問題点は、従来技術の一例を使わず
に量子化テーブルを全て1にしてJPEG符号化を行え
ば、画像品質は従来技術の一例と同等の結果を得ること
が可能であるということである。
【0010】第5の問題点は、従来技術の一例が第4コ
ンポーネントに誤差データを格納しているので、CMY
K画像を扱う場合はRGB画像やYcbCr画像に変換
する処理が必要になるということである。
【0011】そこで、本発明の目的は、一般的なJPE
G復号器との互換性を保ちつつ、JPEG圧縮画像の画
品質を画像伸張側で選択可能とするJPEG圧縮装置及
びJPEG伸張装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の画像圧縮装置
は、JPEG符号化器と、JPEG復号化器と、色範囲
入力手段と、色範囲判別手段と、差分演算器を備え、画
像データをJPEG符号化器へ入力する。JPEG符号
化器からの出力は画像圧縮装置の出力データとして出力
すると共に、JPEG復号化器に入力する。差分演算器
には、色範囲入力からの情報と、画像データと、JPE
G復号器からの復号化画像データとを入力し、差分演算
器の出力をJPEG符号器へ入力する。JPEG符号器
から出力した差分データのJPEG符号化データも画像
圧縮装置の出力データとして出力する。差分演算器は、
画像データが入力された色範囲情報の範囲内であるかを
判別し、範囲内であるときに画像データと復号化データ
との差分を演算し出力する。範囲外である場合は、差分
がないデータを出力する。
【0013】本発明の画像伸張装置は、JPEG復号化
器と、差分データ合成器とを備える。差分符号化データ
が入力されない場合は通常のJPEG復号回路としてJ
PEG符号データを入力し、JPEG復号化データを出
力する。JPEG符号データの他に差分符号データが入
力されると、各々の符号データをJPEG復号器により
復号化したデータを差分データ合成器への入力とする。
差分データ合成器により補正された画像データが出力さ
れ、本発明画像伸張装置の出力データとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像圧縮及び伸長
装置の好適実施形態例の構成及び動作を添付図、特に図
1乃至図6を参照して詳細に説明する。
【0015】先ず、図1を参照して本発明の画像圧縮装
置10の好適実施形態例を説明する。図1は、画像圧縮
装置10の概略構成を示すブロック図である。
【0016】画像データVは、先ずJPEG符号化器1
1に入力し、符号化画像データ14を出力する。これは
通常のJPEG符号データなので、一般的なJPEG復
号化器を備えた画像伸張装置で復号化が可能である。こ
の画像圧縮装置10では、JPEG符号データをJPE
G復号化器13で復号化し画像データを得る。
【0017】差分演算器12は、色の範囲と画像データ
Vとを比較して、画像データVが範囲内にあるならば、
画像データと符号化データとの差分データを求める。差
分は負値になり得るので、画像データと符号化データと
の差分に最大階調の半分の値(256階調ならば12
8)を加算し、差分データとする。差分データが0未満
の場合は0とし、最大階調を越えた場合は最大階調の値
とする。差分データはJPEG符号化器11の入力とな
り、JPEG符号化された差分データ15を出力する。
【0018】画像データが範囲外ならば、差分データの
値を最大階調の半分の値とする。差分データの符号化で
は、量子化係数を画像の符号化で用いた量子化係数より
も小さい値の係数を使用しないと、後述する本発明の画
像伸張装置によって伸張された画像品質は向上しない
が、量子化係数を1とした場合は符号化による量子化誤
差がなくなるので、本発明の圧縮装置における色範囲を
狭く設定しないと差分データの符号化データ量が多くな
る。
【0019】色範囲を最大の範囲とした場合、全ての画
像データに対して差分データを演算してJPEG符号化
し、本発明の画像伸張装置により補正された画像データ
品質は、差分データの符号化で用いた量子化テーブルを
用いて画像データを符号化した場合の画像品質と同等と
なるが、符号化した差分データのデータ量も差分データ
の符号化で用いた量子化テーブルを用いて画像データを
符号化した場合のデータ量と大差がなくなる。
【0020】本発明の画像圧縮装置10では、JPEG
復号化した画像を拡大した場合に、ブロックインタリー
ブ8×8画素の対角線の色がピンクと黄緑に見えて気に
なる場合に、肌色の色範囲だけを補正して画品質を向上
させることが可能で、このような局面において特に有効
である。
【0021】復号化した画像を通常のサイズで使用する
場合において、画品質が許容範囲外である場合は、本発
明の画像圧縮装置10を採用する前に画像の符号化で用
いる量子化テーブルの再設計を行う必要がある。
【0022】次に、図2は、本発明による画像伸長装置
20の好適実施形態例の簡単なブロック図を示す。
【0023】この画像伸張装置20は、JPEG復号化
器21と、差分データ合成器22とを備える。差分符号
化データが入力されない場合は通常のJPEG復号回路
としてJPEG符号データを入力し、JPEG復号化デ
ータを出力する。復号化した画像を通常のサイズで使用
する場合や画像に充分な階調を保っている場合は、画像
の品質と圧縮率との兼ね合いによって最適な量子化テー
ブルを適応しているので、通常は補正しなくても画品質
が保たれている。画像に充分な階調が保たれていなかっ
たり、拡大して使用する場合は、画質劣化が目立つの
で、本発明の画像伸張装置20に画像のJPEG符号化
データと差分情報のJPEG符号化データを入力し、出
力された補正画像データ23を採用することによって画
品質が許容範囲に保たれた画像を得ることが可能とな
る。
【0024】本発明の画像伸張装置20における差分デ
ータ合成器22は、復号化した画像データに復号化した
差分データを加算し、最大階調の半分の値を減算した値
を出力データとする。演算結果が0未満の場合は出力デ
ータを0に、演算結果が最大階調を越える場合は最大階
調の値を出力データとする。
【0025】図3は、図1に示した本発明の画像圧縮装
置10の具体的構成を示すブロック図である。図3で
は、カラースキャナ31から読取られた256階調のR
GB(赤緑青)画像を本発明の画像圧縮装置10に適用
した例である。この具体例にあっては、JPEG符号化
器11、差分演算器12、JPEG複合化器13に加え
て、スキャナ装置31、記憶媒体A32、色範囲情報3
3、記憶媒体B34、記憶媒体C35を有する。
【0026】次に、この画像圧縮装置の動作を説明す
る。先ず、スキャナ装置31でスキャン(走査)した各
色256階調のRGB画像データを記録媒体A32に保
存する。また、補正したい色範囲情報33をセットする
(1)。
【0027】本発明の画像圧縮装置は、記憶媒体A32
からRGB画像を読み込み(2)、JPEG符号化器1
1で符号化し、記憶媒体B34に記憶する(3)。差分
演算器12が色範囲情報を取り出す(4)。差分演算器
12は記憶媒体B34から画像のJPEG符号化データ
を読み出し(5)、画像の復号化データを得る(6)。
差分演算器12は、記憶媒体AからRGB画像データを
得る(7)。差分演算器12は、色範囲情報33と、R
GB画像データと、画像の復号化データとから差分デー
タを演算し、JPEG符号化器11の入力とする
(8)。このときJPEG符号化器で採用する量子化テ
ーブルは、画像の符号化で採用した量子化テーブルより
も、係数の小さい値のものを採用する。JPEG符号化
器11で符号化した差分データを記憶媒体C35に記憶
する(9)。
【0028】図4と図5は、色情報範囲と、入力画像
と、復号化画像とを入力し、差分データを出力する差分
演算器の動作を説明する流れ図である。先ず、画像サイ
ズや階調数、色数。及び色範囲情報を入力する。画像デ
ータの1画素と復号化データの1画素を入力する。画像
データが色範囲情報の範囲内なら差分データを演算し出
力する。画像データが色範囲情報の範囲外なら階調数の
半分の値を差分データとして出力する。画像データの最
後まで、画像データの1画素入力と復号化データの1画
素入力及び、差分データの出力を繰り返す。
【0029】差分演算器では、画像が256階調のRG
B画像で、画像データが色範囲情報の範囲内なら、差分
データ1画素は次の演算で求める。 差分データR=128+RGB画像のR成分−復号化画
像のR成分 差分データG=128+RGB画像のG成分−復号化画
像のG成分 差分データB=128+RGB画像のB成分−復号化画
像のB成分
【0030】画像が256階調のCMYeK画像で、画像
データが色範囲情報の範囲内なら、差分データの1画素
は次の演算で求める。 差分データC=128+CMYeK画像のC成分−復号化
画像のC成分 差分データM=128+CMYeK画像のM成分−復号化
画像のM成分 差分データYe=128+CMYeK画像のY成分−復号化
画像のYe成分差分データK=128+CMYeK画像のK
成分−復号化画像のK成分
【0031】画像が256階調のモノクロ画像で、画像
データが色範囲情報の範囲内なら、差分データの1画素
は次の演算で求める。 差分データ1画素=128+画像の1画素−復号化画像
の1画素
【0032】画像が4096階調のRGB画像で、画像
データが色範囲情報の範囲内なら、差分データ1画素は
次の演算で求める。 差分データR=2048+RGB画像のR成分−復号化
画像のR成分 差分データG=2048+RGB画像のG成分−復号化
画像のG成分 差分データB=2048+RGB画像のB成分−復号化
画像のB成分 尚、差分データを演算した結果、0未満となった場合は
差分データを0に、階調の最大値を越えた場合は差分デ
ータを階調の最大値とする。
【0033】次に、図6は、図2に示した本発明の画像
伸長装置20を使用する画像プリントシステム20’の
ブロック図である。この画像プリントシステム20’
は、JPEG複合化器21及び差分データ合成器22に
加えて、記憶媒体51、画質切替えスイッチ52及びプ
リンタ53を有する。先ず、、画像のJPEG符号化デ
ータと、差分情報のJPEG符号化データとが、記憶媒
体51に格納されている。
【0034】画像の拡大率150%までは画像の差分情
報のJPEG圧縮データをこの画像伸張装置20'に出
力しないスイッチ52を実装している。
【0035】差分情報のJPEG画像が入力されない場
合、この画像プリントシステム20'はJPEG符号化
データを復号化したデータのみを出力する。差分情報の
JPEG画像が入力された場合、この画像プリントシス
テム20'は、JPEG符号化データをJPEG復号化
器21で復号化すると共に、差分情報のJPEG復号化
データを伸張し、差分データ合成器22によって画像デ
ータに差分データを合成することで、画像データを補正
する。
【0036】図7は、本発明の差分データ合成器22の
動作を説明するフローチャートで、画像の復号化データ
に差分情報の復号化データを合成し、補正した画像を出
力する。
【0037】画像合成器では、画像が256階調のRG
B画像の場合、補正画像データを次の演算で求める。 補正画像データR=−128+画像データのR成分+差
分情報のR成分 補正画像データG=−128+画像データのG成分+差
分情報のG成分 補正画像データB=−128+画像データのB成分+差
分情報のB成分
【0038】画像が256階調のCMYeK画像の場合、
補正画像データを次の演算で求める。先ず、画像サイズ
や階調数、色数。及び色範囲情報を入力する。画像デー
タの1画素と復号化データの1画素を入力する。画像デ
ータが色範囲情報の範囲内なら差分データを演算し出力
する。画像データが色範囲情報の範囲外なら階調数の半
分の値を差分データとして出力する。画像データの最後
まで、画像データの1画素入力と復号化データの1画素
入力及び、差分データの出力を繰り返す。
【0039】差分演算器では、画像が256階調のRG
B画像で、画像データが色範囲情報の範囲内なら、差分
データ1画素は次の演算で求める。 差分データR=128+RGB画像のR成分−復号化画
像のR成分 差分データG=128+RGB画像のG成分−復号化画
像のG成分 差分データB=128+RGB画像のB成分−復号化画
像のB成分
【0040】画像が256階調のCMYeK画像で、画像
データが色範囲情報の範囲内なら、差分データの1画素
は次の演算で求める。 差分データC=128+CMYeK画像のC成分−復号化
画像のC成分 差分データM=128+CMYeK画像のM成分−復号化
画像のM成分 差分データYe=128+CMYeK画像のY成分−復号化
画像のYe成分 差分データK=128+CMYeK画像のK成分−復号化
画像のK成分
【0041】画像が256階調のモノクロ画像で、画像
データが色範囲情報の範囲内なら、差分データの1画素
は次の演算で求める。 差分データ1画素=128+画像の1画素−復号化画像
の1画素
【0042】画像が4096階調のRGB画像で、画像
データが色範囲情報の範囲内なら、差分データ1画素は
次の演算で求める。 差分データR=2048+RGB画像のR成分−復号化
画像のR成分 差分データG=2048+RGB画像のG成分−復号化
画像のG成分 差分データB=2048+RGB画像のB成分−復号化
画像のB成分 尚、差分データを演算した結果、0未満となった場合は
差分データを0に、階調の最大値を越えた場合は差分デ
ータを階調の最大値とする。
【0043】以上、本発明の画像圧縮伸長装置の好適実
施形態例及びその応用例を詳述した。しかし、本発明は
斯る特定例のみに限定するべきではなく、特定用途に応
じて種々の変形変更が可能である。
【0044】
【発明の効果】上述の説明から理解される如く、本発明
の画像圧縮及び伸長装置によると、以下の如き種々の顕
著な効果を有する。即ち、本発明の装置によると、画像
を伸長処理した後に、差分情報を伸長処理して画像に合
成することで画像補正を行なう方式である為に、JPE
G画像の画像伸長時や、画像の伸長後に必要に応じて画
像品質を高めることができる。
【0045】また、本発明の画像圧縮装置によると、差
分演算器に色範囲が指定でき、色範囲内の画像データの
み差分演算を行なう為に、画像品質の劣化が目立ち易い
ある特定の色のみの画質を高めることができる。
【0046】更に、本発明の画像圧縮装置における差分
演算器に色範囲が指定でき、この色範囲内の画像データ
のみ差分演算を行なうと、差分データの高周波成分が少
なくなる為に、差分データのJPEG符号化データ量を
少なくすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像圧縮装置の好適実施形態例のブロ
ック図である。
【図2】本発明の画像伸長装置の好適実施形態例のブロ
ック図である。
【図3】図1の画像圧縮装置をカラースキャナからの画
像データに応用した応用例のブロック図である。
【図4】本発明の画像圧縮装置の差分演算器の動作を説
明するフローチャートである。
【図5】本発明の画像圧縮装置の差分演算器の動作を説
明するフローチャートである。
【図6】図2の画像伸長装置を使用する画像プリントシ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の画像伸張装置の差分データ合成器の動
作を説明するフローチャートである。
【図8】従来の画像圧縮伸長装置の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
10 画像圧縮装置 11 JPEG符号化器 12 差分演算器 13、21 JPEG復号化器 20 画像伸長装置 20’ 画像プリントシステム 22 差分データ合成器
フロントページの続き Fターム(参考) 5C057 AA03 AA07 CA01 EA01 EL01 EM09 EM13 EM16 FE03 GG01 GM08 5C059 KK01 MA00 MA23 MA47 MC11 MC38 ME02 PP01 PP15 SS28 UA02 UA05 UA21 UA33 5C078 AA04 AA09 BA21 CA14 CA21 DA00 DA01 DA02 DA17 DA18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】元画像データと、元画像データをJPEG
    ベースライン方式の符号化器で符号化して同方式の復号
    化器で復号化した画像データとの差分データを、同方式
    の符号化器で符号化し、元画像の符号化データの他に符
    号化した差分データを出力することを特徴とする画像圧
    縮装置。
  2. 【請求項2】請求項1によって出力された符号化差分デ
    ータを復号化し、復号化した画像データに合成する機能
    を備えたことを特徴とする画像伸張装置。
  3. 【請求項3】請求項1における差分データの算出につい
    て、画像の1つの色成分が(2^Z)階調であるとき、
    主走査方向xでかつ副走査方向yに位置する色成分cの
    元画像データをDxyc、Dxycに対応する元画像を符号化
    し復号化して得るデータをdxyc、Dxycに対応する差分
    データをΔdxycとすると、差分データは(Δdxyc=
    (2^(Z−1))+Dxyc − dxyc 、但しdxyc
    < 0の場合はdxyc =0、 dxyc > (2^Z)の場合は dxyc = (2^Z)と
    する。)で演算することを特徴とする画像圧縮装置。
  4. 【請求項4】請求項3における差分データを演算する条
    件として、元画像が単色画像の場合に、元画像データを
    DxyMとし、下限と上限をそれぞれMmin、Mmaxとする
    と、元画像データが(Mmin ≦ DxyM ≦ Mmax )の範
    囲外のときに差分データΔdxygを(Δdxyc = 2^
    (Z−1))とする機能を有することを特徴とする画像
    圧縮装置。
  5. 【請求項5】請求項3における差分データを演算する条
    件として、元画像がRGB画像の場合、元画像の色成分
    RデータをDxyR、色成分GのデータをDxyG、色成分B
    のデータをDxyBとし、色成分Rの下限と上限をそれぞ
    れRmin、Rmax、色成分Gの下限と上限をそれぞれGmi
    n、Gmax、色成分Bの下限と上限をそれぞれBmin、Bm
    axとし、色成分Rの差分データをΔdxyR、色成分Gの
    差分データをΔdxyG、色成分Bの差分データをΔdxyB
    とすると、 ((Rmin≦DxyR≦Rmax )∩(Gmin≦DxyG≦Gmax
    )∩(Bmin≦DxyB≦Bmax )) が成立しないとき、差分データを (ΔdxyR = ΔdxyG = ΔdxyB = 2^(Z
    −1)) とする機能を有することを特徴とする画像圧縮装置。
  6. 【請求項6】請求項3における差分データを演算する条
    件として、元画像がCMYeK画像の場合、元画像色成分
    CデータをDxyC、色成分MデータをDxyM、色成分Yeデ
    ータをDxyYe、色成分KデータをDxyKとし、色成分C
    の下限と上限をそれぞれCmin、Cmax、色成分Mの下限
    と上限をそれぞれMmin、Mmax、色成分Yeの下限と上限
    をそれぞれYemin、Yemax、色成分Kの下限と上限をそれ
    ぞれKmin、Kmaxとし、色成分Cの差分データをΔdxy
    C、色成分Mの差分データをΔdxyM、色成分Yeの差分デ
    ータをΔdxyYe、色成分Kの差分データをΔdxyKとす
    ると、 ((Cmin≦DxyC≦Cmax )∩(Mmin≦DxyM≦Mmax
    )∩(Yemin≦DxyYe≦Yemax )∩(Kmin≦DxyK≦K
    max )) が成立しないとき、差分データを (ΔdxyC = ΔdxyM = ΔdxyYe = ΔdxyK
    = 2^(Z−1)) とする機能を有することを特徴とする画像圧縮装置。
  7. 【請求項7】請求項2における差分データを復号化した
    画像データに合成する演算について、 元画像における任意の色成分データの階調が(2^Z)
    であるとき、主走査方向xでかつ副走査方向yに位置す
    る色成分cを複合化したデータをdxycとし、 dxycの差分データをΔdxyc、dxycの補正画像データ
    をD’xycとすると、 ( D’xyc =−2^(Z−1))+dxyc+Δdxyc
    、但しD’xyc<0の場合は D’xyc =0、D’xyc>
    (2^Z)の場合は D’xyc= 2^Z) とす
    る。))で演算することを特徴とする画像伸張装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104331448A (zh) * 2014-10-29 2015-02-04 上海大学 基于jpeg图像交流系数直方图的密文域图像检索方法
CN107302659A (zh) * 2017-06-19 2017-10-27 成都优孚达信息技术有限公司 一种用于网络传输的数据压缩方法

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