JP2000106253A - コンセントおよび電源接続用タブ - Google Patents

コンセントおよび電源接続用タブ

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JP2000106253A
JP2000106253A JP10292911A JP29291198A JP2000106253A JP 2000106253 A JP2000106253 A JP 2000106253A JP 10292911 A JP10292911 A JP 10292911A JP 29291198 A JP29291198 A JP 29291198A JP 2000106253 A JP2000106253 A JP 2000106253A
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power supply
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switch
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JP10292911A
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Noboru Asaseishi
昇 浅瀬石
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JIASU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源を遮断すべき機器類とそうでない機器類
とを、容易なスイッチ操作によって使い分けること。 【解決手段】 最上流に位置する一対の固定端子よりも
下流に位置する一対の固定端子群のうち、第N番目の固
定端子と第(N+1)番目の固定端子との間に、当該第
(N+1)番目よりも下流に位置する固定端子への給電
を遮断する手動式のスイッチ部材を配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電源用のコンセン
トおよび電源接続用タブの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の電化製品は、屋内のコンセントま
たは当該コンセントから電源用コードを延長させた接続
用タブからその電源をとる。コンセントまたは接続用タ
ブは、基本的には例えば図6に示すように、元電源とな
る給電線1から一対の固定端子2a,3a,4a・・・
(N(a)),2b,3b,4b・・・(N(b))に
電源を供給し、それぞれ第N番目の固定端子(N(a,
b))において各種電化製品の交流プラグに電圧を印加
するようになっている。尚、符号5(a)(b)は各端
子間を接続する金属パネルである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで近時、コンピ
ュータの普及により特に周辺機器の電源を随時オフする
必要が生じている。従来のコンセントや接続用タブは、
装置本体のスイッチオフを前提として設計されているた
め、周辺機器の電源オフは、当該機器が備える基本スイ
ッチをオフ操作するしかない。しかし周辺機器の種類は
年々増加する傾向にあり、例えばプリンタ、スキャナ、
CD−Rのドライブ装置、MO、HD等の外部記録媒体
のドライブ装置など、本体装置とは別に電源を遮断する
必要性がある機器類が少なくない。
【0004】そこで、かかる問題を解決するため、コン
ピュータ周辺機器の電源を一括して制御するためのタブ
スイッチが提案されるに至った。これは、電源接続用の
タブに周辺機器類を一括してオフできるスイッチを配
し、当該スイッチをOFFすることによって、コンピュ
ータ本体に接続している各種の周辺機器をすべてOFF
するものである。
【0005】しかし問題は、電源を遮断すべき装置とそ
うでない機器類とを使用者が自由に設定できない点にあ
る。コンピュータ類であれば、接続タブを複数組み合わ
せて2〜3個のタブを活用することによって対処できる
のであるが、それ以外の一般家庭用電化製品、例えば冷
蔵庫やテレビ等は、これらのタブスイッチによる一括O
FF制御から洩れており、従って、例えばテレビと電子
レンジの主電源を選択的に遮断したい場合でも、結局は
装置本体のスイッチを個別にOFFするか、あるいはタ
ブを複雑に組み合わせて統括制御する以外にないわけで
ある。
【0006】周知のようにコンピュータ類を自由に接続
使用するユーザは、配線とスイッチの組み合わせも比較
的簡単に行う者が多い。しかし冷蔵庫やテレビなどの一
般家庭電化製品まで配線スイッチを複雑に組み合わせて
使用するとなると、子供や高齢者など、入り組んだスイ
ッチ系統や配線構造に慣れない者がいるため、電源をO
FFするべきではない機器(冷蔵庫等)まで誤ってOF
Fしたり、そのまま長期外出をする等の事故を惹起しか
ねない。
【0007】そこで本発明の目的は、コンピュータ機器
が広く普及した家庭内・オフィス内において、電源を遮
断すべき機器類とそうでない機器類とを、誰もが容易に
区別しつつスイッチ操作ができるようにする点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るコンセントは、最上流に位置する一対
の固定端子よりも下流に位置する一対の固定端子群のう
ち、第N番目の固定端子と第(N+1)番目の固定端子
との間に、当該第(N+1)番目よりも下流に位置する
固定端子への給電を遮断する手動式のスイッチ部材を配
する。
【0009】またコンセントから引き出して使用する配
電器具(電源接続用タブ)もまた、最上流に位置する一
対の固定端子よりも下流に位置する一対の固定端子群の
うち、第N番目の固定端子と第(N+1)番目の固定端
子との間に、当該第(N+1)番目よりも下流に位置す
る固定端子への給電を遮断する手動式のスイッチ部材を
備えるよう構成する。
【0010】
【作用】本発明に係るコンセントは、複数ある差し込み
口の適宜箇所に手動式でON、OFFできるスイッチを
配し、それよりも下(電気的に下流)にあるコンセント
部分を随時OFFできるようにしたものである。本発明
に係るコンセントは、少なくとも1つは、絶対にOFF
しない差し込み口を備える点に特徴がある。スイッチの
配設箇所または配設個数により、必要に応じ、その差し
込み口に接続させている電気機器類を通電遮断できる一
方で、スイッチを操作しても絶対に給電がOFFしない
コンセント差し込み口を設けることで、冷蔵庫や各種セ
ンサや時計類などに対しては、常に給電状態を保つこと
を可能とする。
【0011】請求項2に記載した接続用タブも構成は同
じであり、絶対に遮断できないプラグの差し込み口を設
けることにより、インターネット等の通信ネットワーク
に接続させている装置本体の電源を常時確保するととも
に、随時周辺機器を一括して通電遮断することを可能と
した。
【0012】尚、本明細書の請求項において電気的な上
流、下流の番号を表す符号Nは、自然数(0を除く整
数)であり、Nは1以上の整数の意味である。従ってN
+1は最小値が2である。すでに述べたように、本発明
に係るコンセントおよび接続用タブはスイッチ操作によ
っても通電を絶対に確保する差し込み口を備えるからで
ある。
【0013】
【実施例】図1は、本発明に係るコンセントの一例を示
すものである。このコンセント10は、複数の差し込み
口11,12,13を備えるとともに、差し込み口12
の上の位置に操作スイッチ30を配してなる。
【0014】図2は、このコンセント10の回路を例示
するもので、差し込み口11〜13に対応する一対の固
定端子21(a,b)〜23(a,b)を備えるととも
に、操作スイッチ30の可動端子35を備える。尚、3
7は分電盤(ブレーカ)から分岐させた電源コード、3
8,39はそれぞれ各端子21〜23を接続する金属プ
レートである。
【0015】このコンセント10は、操作スイッチ30
をOFF操作することによって、上から二番目、三番目
のコンセントの差し込み口12,13への通電をOFF
することができる。可動端子35の開成により下流端子
22,23への通電が同時に遮断されるからである。一
番上の差し込み口11は、操作スイッチ30には影響さ
れず、常に通電可能な状態にある。
【0016】従って、例えば図3に示すように、一番上
の差し込み口11に、冷蔵庫、時計、タイマ付き冷暖房
装置、メッセージ電話等、絶えず通電を確保すべき機器
類を接続し、二番目、三番目の差し込み口12,13
に、テレビ、湯沸かし器、キッチン用電化製品等を接続
することによって、外出時や事務所退出時、就寝時な
ど、無用な暗電流を使用する必要のない機器類への通電
を、操作スイッチ30によって随時遮断することが可能
となる。
【0017】図4は、本発明に係る接続用のタブを例示
する。このタブ40は、複数の差し込み口41〜45を
備えるとともに、第二番目、第三番目の上(電気的に上
流)に操作スイッチ46,47を備える。回路の基本原
理はコンセント10と同じである。かかる構造によれ
ば、とくにコンピュータのように、装置本体への暗電流
を確保するとともに、プリンタやスキャナへの通電を随
時一括してOFFすることが可能となる。また操作スイ
ッチを複数設けることにより、ユーザの必要に応じて段
階的に切り換え遮断が可能となるので、使い勝手がさら
に向上する。
【0018】近時、大都市における膨大な電力消費を抑
えるため、テレビや各種のオーディオ機器、浴室や台所
の湯沸かし器、複写機など、無用な暗電流の使用を避け
るべきであるとの認識が高まりつつある。一般家庭にお
いては就寝時に主電源コンセントを抜くなどの対処をす
る場合もあるが、なかなか実行されていない。コンセン
トの引抜きは、コンセントコードの劣化や切断を惹起し
やすく、接触不良や漏電による万一の事故を誰しも懸念
するからである。
【0019】この場合、本発明に係るコンセントおよび
接続用タブをうまく組み合わせることにより、容易に無
用な電力消費を防止することが可能となる。例えば図5
に示すように、常時に通電を確保すべき機器類(X)、
外出時や就寝時にはOFFすることが好ましい機器類
(Y)、必要に応じて自由に使い分ける必要がある機器
類(Z)を、操作スイッチ30,46,47によって構
成する等である。機器類Xは、コンセントの差し込み口
11を使用し、機器類Yは、コンセントの差し込み口1
2,13を使用する。また機器類Zがある場合は、コン
セント10の差し込み口11と、接続用タブ40の差し
込み口42または43の組み合わせ、或いはコンセント
10の差し込み口12,13と、接続用タブ40の差し
込み口41の組み合わせなど、遮断スイッチの使用回数
をより少なくする組み合わせを選んで配線すれば良い。
【0020】従来の接続用タブのように遮断スイッチに
よって全部の通電が止まる構造と異なり、絶対に通電を
確保する差し込み口を備えるので、配線構成も単純化
し、また一回設定すれば、以後は日常のルーチン操作で
一つまたは二つの遮断スイッチをOFFすれば良いだけ
であるから子供や高齢者でも容易に消費電力の低減を図
ることが可能となる。また現代社会では、身の回りに暗
電流の常時通電に基づく低周波障害を生ずる家電品が少
なくない(例えばCDプレーヤやカセットテープ装置の
直流交流変換アダプタなど)が、就寝時に簡単な操作で
確実に通電を遮断することにより、無意識のまま感じて
いる暗電流起因の疲労感をより確実に防止することが可
能となる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るコンセ
ントおよび接続用タブによれば、電源を遮断すべき機器
類とそうでない機器類とを、容易なスイッチ操作によっ
て使い分けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンセントの外観構成を例示する
図である。
【図2】図1に示すコンセントの回路構成を例示する図
である。
【図3】本発明に係るコンセントの使用例を示す図であ
る。
【図4】本発明に係る接続用タブの外観構成を例示する
図である。
【図5】本発明に係るコンセントおよび接続用タブの使
用例を示す図である。
【図6】従来のコンセントの一例を示す図である。
【符号の説明】 10 コンセント 11〜13,41〜45 差し込み口 30,46,47 操作スイッチ 35 可動端子 21,22,23 一対の固定端子 37 電源コード 38,39 接続線 40 接続用タブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の固定端子を複数配列してなる交流電
    源用のコンセントであって、 最上流に位置する一対の固定端子よりも下流に位置する
    一対の固定端子群のうち、第N番目の固定端子と第(N
    +1)番目の固定端子との間に、当該第(N+1)番目
    よりも下流に位置する固定端子への給電を遮断する手動
    式のスイッチ部材を配したことを特徴とするコンセン
    ト。
  2. 【請求項2】一対の固定端子を複数配列してなる交流電
    源用の電源接続用タブであって、 最上流に位置する一対の固定端子よりも下流に位置する
    一対の固定端子群のうち、第N番目の固定端子と第(N
    +1)番目の固定端子との間に、当該第(N+1)番目
    よりも下流に位置する固定端子への給電を遮断する手動
    式のスイッチ部材を備えることを特徴とする電源接続用
    タブ。
JP10292911A 1998-09-29 1998-09-29 コンセントおよび電源接続用タブ Withdrawn JP2000106253A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000036907A (ko) * 2000-03-31 2000-07-05 박순학 절전용 콘센트장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20000036907A (ko) * 2000-03-31 2000-07-05 박순학 절전용 콘센트장치

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JP3059325U (ja) 1999-07-09

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