JP2000105647A - タイムアウト制御方法および装置 - Google Patents

タイムアウト制御方法および装置

Info

Publication number
JP2000105647A
JP2000105647A JP10275468A JP27546898A JP2000105647A JP 2000105647 A JP2000105647 A JP 2000105647A JP 10275468 A JP10275468 A JP 10275468A JP 27546898 A JP27546898 A JP 27546898A JP 2000105647 A JP2000105647 A JP 2000105647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timeout
time
monitoring time
user
timeout monitoring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10275468A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Ikemoto
浩幸 池本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10275468A priority Critical patent/JP2000105647A/ja
Publication of JP2000105647A publication Critical patent/JP2000105647A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】操作性の良いユーザインタフェースをユーザに
提供し、ユーザの作業負荷を減じ、ユーザの作業効率を
高めることができるようにしたタイムアウト制御方法お
よび装置を提供する。 【解決手段】ユーザの入力操作や対話の状態に基づきタ
イムアウトの有無やタイムアウトの残り時間を対話制御
部3により液晶表示部2に提示し、タイムアウト制御部
9がユーザの特性や対話の状態に応じてタイムアウトの
実行と省略およびタイムアウト時間を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ユーザとの間の
対話処理に際して、予め設定したタイムアウト監視時間
の間該ユーザとの間の対話処理状態を監視し、該タイム
アウト監視時間が経過すると所定のタイムアウト処理を
自動実行するタイムアウト制御方法および装置に関し、
詳しくは、タイムアウト監視時間の間、該タイムアウト
監視時間中であることをユーザに対して表示するととも
に、該タイムアウト監視時間内に上記対話処理状態が変
化した場合は、該タイムアウト監視時間を強制終了する
ように構成することで対話処理を実行する各種機器の操
作性を改善したタイムアウト制御方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報機器や通信機器のユーザイ
ンタフェースでは、ユーザの利便や機器の機密保持のた
めに、いわゆる、タイムアウト機能といわれる機能を有
している。
【0003】このタイムアウト機能の1つとしては、不
確定なユーザからの入力操作をある時点で入力確定また
は入力取消しと見なしたり、正規のユーザからのアクセ
スと不正なユーザからのアクセスとを区別するために、
所定の対話状態にあってユーザが所定の時間内に所定の
操作をしないと、予め定められた別の対話状態に自動的
に移行するものがある。
【0004】また、このタイムアウト機能の別として
は、ユーザが連続的な対話操作を継続する中で、機器か
ら出力された情報をユーザが認識したり確認したりする
ための猶予時間を確保するために、連続的に入力された
次の操作を受理するまでに所定の時間の経過を待つもの
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のタイムアウト機能では、特に、小型機器のユーザイ
ンタフェースにおいて、以下のような問題がある。
【0006】1)ユーザから見て、タイムアウトをする
対話操作とタイムアウトしない対話操作とが区別しにく
く、また、タイムアウトをする対話操作でも、どの程度
の時間でタイムアウトするのかがをユーザが把握できな
いため、ユーザの意図に反して別の対話状態に移行して
しまうことがある。
【0007】このように、機器の状態をユーザに伝達で
きないことおよび意図に反する操作結果をもたらすこと
は、ユーザインタフェースの操作性を低下させる。
【0008】2) 所定のタイムアウト時間を待たなけ
れば対話状態を次に進めることができないために、特
に、操作スキルの高いユーザにおいては、ユーザがタイ
ムアウトの時間経過を無意味に待つ必要があり、作業効
率が悪い。
【0009】3) タイムアウト時間が固定されていて
変更できない。さらに、固定されたタイムアウト時間
が、ユーザの認知特性に対して妥当性を欠いている。す
なわち、ユーザのスキルや運動特性、嗜好に対して、タ
イムアウト時間が短か過ぎたり過剰であったりしてお
り、これを変更し弾力的に運用することができない。ゆ
えに、ユーザの作業負荷が高いという問題がある。
【0010】すなわち、従来のタイムアウト機能の実施
では、特に、小型の機器のユーザインタフェースにおい
て、操作性が悪く、ユーザの作業負荷が高く作業効率が
悪いという問題があった。
【0011】そこで、この発明は、操作性の良いユーザ
インタフェースをユーザに提供し、ユーザの作業負荷を
減じ、ユーザの作業効率を高めることができるようにし
たタイムアウト制御方法および装置を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ユーザとの間の対話処理に
際して、予め設定したタイムアウト監視時間の間該ユー
ザとの間の対話処理状態を監視し、該タイムアウト監視
時間が経過すると所定のタイムアウト処理を自動実行す
るタイムアウト制御方法において、前記タイムアウト監
視時間の間、該タイムアウト監視時間中であることをユ
ーザに対して表示するとともに、該タイムアウト監視時
間内に上記対話処理状態が変化した場合は、該タイムア
ウト監視時間を強制終了することを特徴とする。
【0013】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記タイムアウト監視時間の間、該
タイムアウト監視時間の残り時間を表示することを特徴
とする。
【0014】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記ユーザとの間の所定の対話処理
に関する前記タイムアウト監視時間を、前記ユーザの設
定入力により任意に変更することを特徴とする。
【0015】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記ユーザとの間の対話処理は、携
帯無線機器の表示画面に表示された情報に基づき実行さ
れ、前記タイムアウト監視時間は、上記ユーザが次に何
か入力するかどうか分からない状態や上記携帯無線機器
の表示画面が目に見えない位置にある時の表示画面に対
する第1タイムアウト監視時間、上記表示画面に自動的
に情報を提示するようなユーザ主導の操作がしにくい場
面で該ユーザによる割り込み操作を可能とするための表
示画面に対する第2タイムアウト監視時間、ユーザが携
帯無線機器を手元に置いて画面を見ながら使用すること
が想定される状況でユーザの操作が機器に入力されたこ
とをユーザに認識させるための表示画面に対する第3タ
イムアウト監視時間、表示画面のスクロール操作などユ
ーザが連続的に操作する場合に次々と変化する画面の表
示内容をユーザが目視し認識するための表示画面に対す
る第4のタイムアウトの時間のそれぞれに対して個別に
設定されることを特徴とする。
【0016】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の発明において、前記第2のタイムアウト監視時間
は、前記第1のタイムアウト監視時間より短く設定さ
れ、前記第3のタイムアウト監視時間は、前記第2のタ
イムアウト監視時間より短く設定され、前記第4のタイ
ムアウト監視時間は、前記第3のタイムアウト監視時間
より短く設定されることを特徴とする。
【0017】また、請求項6記載の発明は、請求項4記
載の発明において、前記第2のタイムアウト監視時間
は、前記第1のタイムアウト監視時間より長く設定さ
れ、前記第3のタイムアウト監視時間は、前記第2のタ
イムアウト監視時間より長く設定され、前記第4のタイ
ムアウト監視時間は、前記第3のタイムアウト監視時間
より長く設定されることを特徴とする。
【0018】また、請求項7記載の発明は、ユーザとの
間の対話処理に際して、予め設定したタイムアウト監視
時間の間該ユーザとの間の対話処理状態を監視し、該タ
イムアウト監視時間が経過すると所定のタイムアウト処
理を自動実行するタイムアウト制御装置において、前記
タイムアウト監視時間の間、該タイムアウト監視時間中
であることをユーザに対して表示する表示制御手段と、
該タイムアウト監視時間内に上記対話処理状態が変化し
た場合は、該タイムアウト監視時間を強制終了する強制
終了制御手段とを具備することを特徴とする。
【0019】また、請求項8記載の発明は、請求項7記
載の発明において、前記表示制御手段は、前記タイムア
ウト監視時間の間、該タイムアウト監視時間の残り時間
を表示することを特徴とする。
【0020】また、請求項9記載の発明は、請求項7記
載の発明において、前記ユーザとの間の所定の対話処理
に関する前記タイムアウト監視時間を、前記ユーザの設
定入力により任意に変更するタイムアウト監視時間設定
変更手段を更に具備することを特徴とする。
【0021】また、請求項10記載の発明は、請求項7
記載の発明において、前記ユーザとの間の対話処理は、
携帯無線機器の表示画面に表示された情報に基づき実行
され、前記タイムアウト監視時間は、上記ユーザが次に
何か入力するかどうか分からない状態や上記携帯無線機
器の表示画面が目に見えない位置にある時の表示画面に
対する第1タイムアウト監視時間、上記表示画面に自動
的に情報を提示するようなユーザ主導の操作がしにくい
場面で該ユーザによる割り込み操作を可能とするための
表示画面に対する第2タイムアウト監視時間、ユーザが
携帯無線機器を手元に置いて画面を見ながら使用するこ
とが想定される状況でユーザの操作が機器に入力された
ことをユーザに認識させるための表示画面に対する第3
タイムアウト監視時間、表示画面のスクロール操作など
ユーザが連続的に操作する場合に次々と変化する画面の
表示内容をユーザが目視し認識するための表示画面に対
する第4のタイムアウトの時間のそれぞれに対して個別
に設定されることを特徴とする。
【0022】また、請求項11記載の発明は、請求項1
0記載の発明において、前記第2のタイムアウト監視時
間は、前記第1のタイムアウト監視時間より短く設定さ
れ、前記第3のタイムアウト監視時間は、前記第2のタ
イムアウト監視時間より短く設定され、前記第4のタイ
ムアウト監視時間は、前記第3のタイムアウト監視時間
より短く設定されることを特徴とする。
【0023】また、請求項12記載の発明は、請求項1
0記載の発明において、前記第2のタイムアウト監視時
間は、前記第1のタイムアウト監視時間より長く設定さ
れ、前記第3のタイムアウト監視時間は、前記第2のタ
イムアウト監視時間より長く設定され、前記第4のタイ
ムアウト監視時間は、前記第3のタイムアウト監視時間
より長く設定されることを特徴とする。
【0024】また、請求項13記載の発明は、ユーザと
の間の対話処理に際して、予め設定したタイムアウト監
視時間の間該ユーザとの間の対話処理状態を監視し、該
タイムアウト監視時間が経過すると所定のタイムアウト
処理を自動実行するタイムアウト制御であって、前記タ
イムアウト監視時間の間、該タイムアウト監視時間中で
あることをユーザに対して表示し、該タイムアウト監視
時間内に上記対話処理状態が変化した場合は、該タイム
アウト監視時間を強制終了する処理を実行させるための
プログラムを記録したことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るタイムアウ
ト制御方法および装置の一実施の形態を添付図面を参照
して詳細に説明する。
【0026】図1は、この発明に係るタイムアウト制御
方法および装置を適用して構成した携帯無線電話機の一
実施の形態を示すブロック図である。
【0027】図1は、この携帯無線電話機のタイムアウ
ト制御を実行するための要部を示すもので、キーボード
1、液晶表示部(LCD)2、対話制御部3、プログラ
ム格納部4、情報通信処理部5、タイムアウト制御部
6、データ保持部7、時計8、タイムアウト定義データ
格納部9を具備して構成される。
【0028】ここで、 キーボード1は、入力手段を構
成するもので、対話制御部3とタイムアウト制御部6に
接続されている。
【0029】また、液晶表示部2は、出力手段を構成す
るもので、対話制御部3に接続されている。
【0030】対話制御部3は、この携帯無線電話機のユ
ーザインタフェースの対話制御を行なうものであり、プ
ログラム格納部4に格納された対話制御プログラムを読
み出して、情報通信処理部5およびタイムアウト制御部
6からの表示要求に基づき液晶表示部2に情報を出力す
るよう制御を行なうとともに、キーボード1からの入力
情報を情報通信処理部5に送出する。
【0031】プログラム格納部4は、対話制御部3およ
び情報通信処理部5の実行を制御するためのプログラム
を格納するものであり、対話制御部3および情報通信処
理部5に接続されている。
【0032】情報通信処理部5は、プログラム格納部4
に格納された情報通信処理プログラムと時計8からの時
間情報をそれぞれ読み出し、対話制御部3およびタイム
アウト制御部6からの入力情報に基づき、外部機器との
通信、および、データ保持部7への書き込みと読み出し
動作を行ないながら、タイムアウト制御部6に現在の処
理を通知するとともに、必要に応じてタイムアウト定義
データ格納部9に情報を書き込む処理を行なう。
【0033】タイムアウト制御部6は、プログラム格納
部4に格納されたタイムアウト制御プログラムを読み出
し、情報通信処理部5から送出される対話の状態に係わ
る情報に基づき、タイムアウト定義データ格納部9に格
納されたタイムアウト処理に必要な定義データを読み出
して、キーボード1からの入力情報と時計8の時間情報
を参照しつつ、必要に応じてタイムアウトに関する情報
を対話制御部3に対して表示するよう要求を送出し、タ
イムアウトの発生または中断を情報通信処理部5に通知
する処理を行なう。
【0034】データ保持部7は、情報通信処理部5の情
報通信処理によって生ずるデータを一時的または永続的
に格納しておくものであり、情報通信処理部5に接続さ
れている。
【0035】時計8は、現在時刻と各種プログラムの実
行タイミングを計測するためのものであり、情報通信処
理部5およびタイムアウト制御部6に接続されている。
【0036】タイムアウト定義データ格納部9は、タイ
ムアウト制御部6のタイムアウト処理に必要なデータを
格納しており、タイムアウト制御部6と情報通信処理部
5に接続され、情報通信処理部5からの書き込みにより
その格納データを更新することができるように構成され
ている。
【0037】次に、この発明に係わる携帯無線電話機に
おけるタイムアウト制御の具体的動作を図2のフローチ
ャートおよび図3乃至図9を参照しつつ説明する。
【0038】さて、この発明に係る携帯無線電話機にお
いては、ユーザの入力操作や対話の状態に基づきタイム
アウトの有無やタイムアウトの残り時間を対話制御部3
により液晶表示部2に提示し、タイムアウト制御部9が
ユーザの特性や対話の状態に応じてタイムアウトの実行
と省略およびタイムアウト時間を制御するように構成さ
れている。
【0039】図2は、図1に示した携帯無線電話機のタ
イムアウト制御処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0040】図1に示した携帯無線電話機は、電話番号
および発信操作の入力により電話による通話が可能であ
る。ここで、電話による通話は、先に発信操作をした後
で電話番号を入力することも可能である。しかし、この
場合、電話番号の長さは固定ではないため、電話番号の
入力操作が終わった段階で発信処理に移行するように構
成されている。
【0041】また、この携帯無線電話機においては、こ
の携帯無線電話機の操作をロックするコマンドと予め定
められた暗唱番号とを入力することによって、この携帯
無線電話機の操作をロックすることができるように構成
されている。
【0042】さらに、この携帯無線電話機においては、
この携帯無線電話機が外部機器から入力された伝言メッ
セージを何件か保持することができるように構成されて
おり、伝言を再生するコマンドを入力することによっ
て、保持した伝言メッセージを再生することができるよ
うになっている。
【0043】また、この携帯無線電話機においては、タ
イムアウト実行中に所定の条件を満たせば[実行]キー
を押下することによって強制的に時間が経過したように
してタイムアウトを省略することができるように構成さ
れている。
【0044】図3は、図1に示した携帯無線電話機のタ
イムアウト定義データ格納部9に格納された第1の情報
の例を示す図である。
【0045】すなわち、この携帯無線電話機において
は、タイムアウト定義データ格納部9に、図3に示すよ
うに、タイムアウトが必要な対話の状態301、タイム
アウトを特定の入力操作によって強制的に時間が経過し
たようにして省略することができるかどうかを示すフラ
グ302、タイムアウトの時間規模を示すタイムアウト
ランク303、タイムアウト後に行なう処理304と
が、各タイムアウトがが必要な対話の状態ごとに格納さ
れている。
【0046】図4は、図1に示した携帯無線電話機のタ
イムアウト定義データ格納部9に格納された第2の情報
の例を示す図である。
【0047】すなわち、図4に示すように、この携帯無
線電話機のタイムアウト定義データ格納部9には、タイ
ムアウトランクに対応した記号401とタイムアウト時
間402とタイムアウト時間を変更する際に計算する式
403とが、各タイムアウトランクごとに格納されてい
る。
【0048】なお、このタイムアウト定義データ格納部
9に格納された各タイムアウトランクのタイムアウト時
間は、認知科学や心理学、および、人間工学の知見によ
り、予め以下の規則で設定されている。
【0049】1)Aランクタイムアウト(10秒) ユーザの認証に必要な暗唱番号などを入力する際に機密
を保持するためのタイムアウトであり、タイムアウト時
間の初期値を10秒とする。
【0050】2)Bランクタイムアウト(5秒) ユーザが次に何か入力するかどうか分からない状態での
タイムアウト、または、この携帯無線電話機を目に見え
ない位置に保持している、例えば、この携帯無線電話機
のスピーカ部を耳に当てている局面での使用が想定され
る画面でのタイムアウトで、この場合のタイムアウト時
間は、ユーザが入力内容を思い出したり確認したりする
ための時間やこの携帯無線電話機を目に見える手元に戻
す時間を考慮してその初期値を5秒に設定している。
【0051】3)Cランクタイムアウト(2秒) 携帯無線電話機から自動的に情報を提示するようなユー
ザ主導の操作がしにくい場面で、ユーザによる割り込み
操作を可能とするためのタイムアウトで、機能を実行し
た結果を通知する画面から別の表示状態に移行する時間
や、伝言を再生することを提示してから実際に再生を開
始するまでの時間などがこれにあたり、この場合のタイ
ムアウト時間の初期値は2秒に設定されている。
【0052】4)Dランクタイムアウト(1秒) ユーザが機能を実行している途中で、携帯無線電話機を
手元に置いて画面を見ながら使用することが想定される
状況で、ユーザの入力がこの携帯無線電話機にインプッ
トされたことをユーザに認識させるためのタイムアウト
であり、この場合、暗証番号の最終桁を入力すると入力
した暗唱番号の可否を表示する画面に移行するが、ユー
ザが入力した暗唱番号の全桁を正しく認識できるように
する時間などがこれにあたり、この場合のタイムアウト
時間の初期値は1秒に設定されている。
【0053】5)Eランクタイムアウト(0.5秒) 液晶表示部2の表示画面のスクロール操作などユーザが
連続的に操作する場合のタイムアウトであり、次々と変
化する画面の表示内容をユーザが目視し認識するための
時間で、この場合のタイムアウト時間の初期値は0.5
秒に設定されている。
【0054】図5は、図1に示した携帯無線電話機の液
晶表示部2の表示画面の構成を示す図である。
【0055】すなわち、図1に示した携帯無線電話機の
タイムアウト制御部6では、液晶表示部2に対し、図5
に示すような表示を行なう。図5において、501はL
CD2の表示画面を示す枠である。図5に示す502か
ら507は、図記号を表しており、502は通信の電界
強度を示すアイコン、503は電池残量を示すアイコ
ン、504は通話キーの操作により通話状態となったこ
とを示すアイコン、505は伝言を保持していることを
示すアイコン、506はタイムアウトを特定の入力操作
によって強制的に時間が経過したようにして省略するこ
とができることを示すアイコン、507は機器がタイム
アウト動作中であることとタイムアウトまでの残り時間
を示すアイコンである。508と509は、文字や数字
などによってユーザにメッセージを提示する表示領域で
ある。
【0056】また、図6は、図2に示したフローチャー
トの処理によりこの携帯無線電話機の液晶表示部2に表
示される表示画面と各表示画面の入力操作の具体例を示
す図である。
【0057】さて、図2において、まず、情報通信処理
部5は、プログラム格納部4から情報通信処理部5の実
行を制御するためのプログラムを読み出して実行し、こ
の発明に係わるタイムアウト制御部6の初期化処理を行
なう。そして、電界強度や電池残量などの計測を行なっ
て、図6の601に示すような画面を表示するよう対話
制御部3に指示する。
【0058】これにより、対話制御部3は、プログラム
格納部4から対話制御部3の実行を制御するためのプロ
グラムを読み出して実行し、図6の601に示すような
画面の表示を液晶表示部2に対して行なう。
【0059】また、情報通信処理部5は、対話制御部3
に対し、ユーザからの入力を通知するよう指示を送出す
るとともに、現在の対話の状態が「待ち受け」状態であ
ることをタイムアウト制御部6に通知する(ステップ2
01)。
【0060】次に、タイムアウト制御部6は、タイムア
ウト定義データ格納部9からタイムアウトが必要な対話
の状態301列を読み出し、情報通信処理部5から送出
された現在の対話の状態「待ち受け」においてタイムア
ウトが必要であるかどうかを判断する(ステップ20
2)。
【0061】この場合、タイムアウト定義データ格納部
9に格納されたタイムアウトが必要な対話の状態301
列の中に「待ち受け」が含まれないため、タイムアウト
の必要性が無いと判断し(ステップ202でNo)ステ
ップ210の「操作の入力待ち」に進む。
【0062】ステップ210において、例えば、ユーザ
から[F]キーと[7]キーがキーボード1で押下され
たとする。これにより、キーボード1は押下されたこれ
らの入力を対話制御部3に送出し、対話制御部3は該入
力データを情報通信処理部3に送出する。
【0063】次に、ステップ211において、情報通信
処理部5は、対話制御部3から送出された入力データが
終了操作であるかどうかを判定する。[F]キーと
[7]キーの入力は終了操作ではなく、終了操作でない
と判定して(ステップ211でNo)ステップ201に
進む。
【0064】ステップ201において、情報通信処理部
5は、[F]キーと[7]キーの入力により、この携帯
無線電話機の操作をロックする機能を実行する。
【0065】この携帯無線電話機の操作をロックする機
能では、図6の602に示す画面のうち610のアイコ
ンを除く表示画面を出力して暗唱番号の入力を待つよう
プログラムされている。
【0066】情報通信処理部5は、図6の602に示す
画面のうち610のアイコンを除く画面を表示するよう
対話制御部3に指示する。対話制御部3は、602に示
す画面のうち610のアイコンを除く表示を液晶表示部
2に対して行なう。また、情報通信処理部5は、対話制
御部3に対し、ユーザからの入力を通知するよう指示を
送出するとともに、現在の対話の状態が「暗唱番号の入
力中」状態であることをタイムアウト制御部6に通知す
る。
【0067】次に、ステップ202において、タイムア
ウト制御部6は、タイムアウト定義データ格納部9から
タイムアウトが必要な対話の状態301列を読み出し、
情報通信処理部5から送出された現在の対話の状態「暗
唱番号の入力中」においてタイムアウトが必要であるか
どうかを判断する。この場合、タイムアウト定義データ
格納部9に格納されたタイムアウトが必要な対話の状態
301列の中に「暗唱番号の入力中」が含まれているた
め、タイムアウトの必要性が有ると判断し(ステップ2
02でYes)、ステップ203に進む。
【0068】ステップ203において、タイムアウト制
御部6は、タイムアウト定義データ格納部9から310
行に格納されている「暗唱番号の入力中」状態のタイム
アウト省略可否(302)、タイムアウトランク(30
3)、タイムアウト後の処理(304)から、タイムア
ウトの省略が不可であり、タイムアウトランクがAであ
り、タイムアウト後の処理は「待ち受け」であることを
読み出す。
【0069】また、タイムアウト定義データ格納部9か
らタイムアウトランク401列を読み出して、410行
にあるタイムアウトランクAのタイムアウト時間(40
2)と変更式(403)とから、タイムアウト時間の計
算式「10秒×1」を読み出して計算し、タイムアウト
時間が10秒であると決定する。
【0070】そして、対話制御部3に対し、タイムアウ
ト中でありタイムアウトの残り時間が10秒であること
を示すアイコンを表示するよう指示を送出する。対話制
御部3は、図6の602に示す画面上に610で示すア
イコンを液晶表示部2に対して表示する。
【0071】次に、ステップ204において、タイムア
ウト制御部6が、キーボード1に対し入力操作をスキャ
ンする。このとき、ユーザが[1][2][3]の順で
キーを押下したとする。キーボード1は、該入力操作を
対話制御部3およびタイムアウト制御部6に送出する。
【0072】次に、ステップ205において、タイムア
ウト制御部6が、上記入力が終了操作であるかどうかを
判断する。ここで、[1][2][3]の順でのキー操
作は終了操作ではないので、終了ではない(ステップ2
05でNo)と判断し、ステップ206に進む。
【0073】ステップ206において、タイムアウト制
御部6は、上記入力がタイムアウトを省略する操作であ
るかどうかを判断する。ここで、「暗唱番号の入力中」
状態では、ステップ203で判明した通り、タイムアウ
トの省略が不可であるため、該入力がタイムアウトの省
略操作ではないと判定しステップ207に進む。
【0074】ステップ207において、タイムアウト制
御部6は、時計8からの時刻情報に基づき、ステップ2
03で算出したタイムアウト時間と現在までの経過時間
とからタイムアウト終了までの残時間を計算する。そし
て、上記入力操作を終えた時点で5秒を経過しており、
残時間は5秒となり、残時間ありと判定して(ステップ
207でYes)、ステップ208に進む。
【0075】ステップ208において、タイムアウト制
御部6は、ステップ204でのキーボード1に対する入
力操作のスキャンで、入力操作があったかどうかを判定
する。ここで、ステップ204で[1][2][3]の
順でのキー操作があったため、入力操作ありと判定し
(ステップ208でYes)、ステップ201に進む。
【0076】ステップ201において、情報通信処理部
5が、対話制御部3から送出された[1][2][3]
のキー操作入力により、暗唱番号の第1、第2、第3の
桁に、それぞれ、1、2、3の数字が入力されたと解釈
し、入力された暗唱番号を各桁に対応して表示した図6
の603に示す画面のうち611のアイコンを除く表示
画面を表示するよう対話制御部3に指示する。
【0077】これにより、対話制御部3は、図6の60
3に示す画面のうち611のアイコンを除く表示をLC
D2に対して行なう。また、情報通信処理部5は、対話
制御部3に対し、ユーザからの入力を通知するよう指示
を送出するとともに、現在の対話の状態が「暗唱番号の
入力中」状態であることをタイムアウト制御部6に通知
する。
【0078】次に、ステップ202において、タイムア
ウト制御部6は、タイムアウト定義データ格納部9から
タイムアウトが必要な対話の状態301列を読み出し、
情報通信処理部5から送出された現在の対話の状態「暗
唱番号の入力中」においてタイムアウトが必要であるか
どうかを判断する。この場合、タイムアウト定義データ
格納部9に格納されたタイムアウトが必要な対話の状態
301列の中に「暗唱番号の入力中」が含まれているた
め、タイムアウトの必要性が有ると判断し(ステップ2
02でYes)、ステップ203に進む。
【0079】ステップ203において、タイムアウト制
御部6は、時計8からの時刻情報に基づき、先に計算し
たタイムアウト時間10秒と現在までの経過時間とから
タイムアウト終了までの残時間を計算する。そして、上
記入力操作を終えた時点で5秒を経過しており、残時間
は5秒となり、対話制御部3に対し、タイムアウト中で
ありタイムアウトの残り時間が5秒であることを示すア
イコンを表示するよう指示を送出する。対話制御部3
は、603に示す画面上に611で示すアイコンを液晶
表示部2に対して表示する。
【0080】次に、ステップ204において、タイムア
ウト制御部6は、キーボード1に対し入力操作をスキャ
ンする。このとき、ユーザが[4]キーを押下したとす
る。キーボード1は、該入力操作を対話制御部3および
タイムアウト制御部6に送出する。
【0081】次に、ステップ205において、タイムア
ウト制御部6は、上記入力が終了操作であるかどうかを
判断する。ここで、[4]キーの操作は終了操作ではな
いので、終了ではないと判断し(ステップ205でN
o)、ステップ206に進む。
【0082】ステップ206において、タイムアウト制
御部6は、上記入力がタイムアウトを省略する操作であ
るかどうかを判断する。ここで、「暗唱番号の入力中」
状態ではタイムアウトの省略が不可であるため、該入力
がタイムアウトの省略操作ではないと判定し(ステップ
206でNo)、ステップ207に進む。
【0083】ステップ207において、タイムアウト制
御部6は、時計8からの時刻情報に基づき、ステップ2
03で算出したタイムアウト時間と現在までの経過時間
とからタイムアウト終了までの残時間を計算する。そし
て、上記入力操作を終えた時点で1秒を経過しており、
残時間は4秒となり、残時間ありと判定してステップ2
08に進む。
【0084】ステップ208において、タイムアウト制
御部6は、ステップ204でのキーボード1に対する入
力操作のスキャンで、入力操作があったかどうかを判定
する。ここで、ステップ204で[4]キーの操作があ
ったため、入力操作ありと判定し(ステップ208でY
es)、ステップ201に進む。
【0085】ステップ201において、情報通信処理部
5は、対話制御部3から送出された[4]キーの操作入
力により、暗唱番号の第4の桁に4の数字が入力された
と解釈し、入力された第4桁の暗唱番号を表示した図6
の604に示す画面のうち612のアイコンを除く表示
画面を表示するよう対話制御部3に指示する。
【0086】これにより、対話制御部3は、図6の60
4に示す画面のうち612のアイコンを除く表示をLC
D2に対して行なう。また、情報通信処理部5は、対話
制御部3に対し、ユーザからの入力を通知するよう指示
を送出するとともに、現在の対話の状態が「暗唱番号の
入力完了」状態であることをタイムアウト制御部6に通
知する。
【0087】次に、ステップ202において、タイムア
ウト制御部6は、タイムアウト定義データ格納部9から
タイムアウトが必要な対話の状態301列を読み出し、
情報通信処理部5から送出された現在の対話の状態「暗
唱番号の入力完了」においてタイムアウトが必要である
かどうかを判断する。この場合、タイムアウト定義デー
タ格納部9に格納されたタイムアウトが必要な対話の状
態301列の中に「暗唱番号の入力完了」が含まれてい
るため、タイムアウトの必要性があると判断し(ステッ
プ202でYes)、ステップ203に進む。
【0088】ステップ203において、タイムアウト制
御部6は、タイムアウト定義データ格納部9から311
行に格納されている「暗唱番号の入力完了」状態のタイ
ムアウト省略可否(302)、タイムアウトランク(3
03)、タイムアウト後の処理(304)から、タイム
アウトの省略が可能であり、タイムアウトランクがDで
あり、タイムアウト後の処理は「ロック設定通知の表
示」であることを読み出す。
【0089】また、タイムアウト定義データ格納部9か
らタイムアウトランク401列を読み出して、413行
にあるタイムアウトランクDのタイムアウト時間(40
2)と変更式(403)とから、タイムアウト時間の計
算式「1秒+0」を読み出して計算し、タイムアウト時
間が1秒であると決定する。
【0090】そして、対話制御部3に対し、タイムアウ
ト中でありタイムアウトの残り時間が1秒であることを
示すアイコンを表示するよう指示を送出する。これによ
り、対話制御部3は、図6の604に示す画面上に61
2で示すアイコンを液晶表示部2に対して表示する。
【0091】次に、ステップ204において、タイムア
ウト制御部6は、キーボード1に対し入力操作をスキャ
ンする。このとき、ユーザが何も操作していないとす
る。キーボード1は、入力操作なしという情報を対話制
御部3およびタイムアウト制御部6に送出する。
【0092】次に、ステップ205において、タイムア
ウト制御部6は、上記入力が終了操作であるかどうかを
判断する。ここでは、入力操作がないため、終了ではな
いと判断し(ステップ205でNo)ステップ206に
進む。
【0093】ステップ206において、タイムアウト制
御部6は、上記入力がタイムアウトを省略する操作であ
るかどうかを判断する。ここでは、入力操作がないた
め、該入力がタイムアウトの省略操作ではないと判定し
(ステップ206でNo)、ステップ207に進む。
【0094】ステップ207において、タイムアウト制
御部6は、時計8からの時刻情報に基づき、前記ステッ
プ203で算出したタイムアウト時間と現在までの経過
時間とからタイムアウト終了までの残時間を計算する。
ここで、現時点で時間経過はなく、残時間は1秒のまま
であるから、残時間ありと判定して(ステップ207で
Yes)、ステップ208に進む。
【0095】ステップ208において、タイムアウト制
御部6は、ステップ204でのキーボード1に対する入
力操作のスキャンで、入力操作があったかどうかを判定
する。ここで、ステップ204で入力操作がなかったた
め、入力操作なしと判定し(ステップ208でNo)、
ステップ203に進む。
【0096】ステップ203において、タイムアウト制
御部6は、時計8からの時刻情報に基づき、先に計算し
たタイムアウト時間1秒と現在までの経過時間とからタ
イムアウト終了までの残時間を計算する。ここで、現時
点で時間経過はなく、残時間は1秒となり、対話制御部
3に対し、タイムアウト中でありタイムアウトの残り時
間が1秒であることを示すアイコンを表示するよう指示
を送出する。これにより、対話制御部3は、図6の60
5に示す画面上に613と614で示すアイコンを液晶
表示部2に対して表示する。
【0097】次に、ステップ204において、タイムア
ウト制御部6は、キーボード1に対し入力操作をスキャ
ンする。このとき、ユーザが何も操作していないで1秒
を経過したものとする。キーボード1は、入力操作なし
という情報を対話制御部3およびタイムアウト制御部6
に送出する。
【0098】次に、ステップ205において、タイムア
ウト制御部6は、上記入力が終了操作であるかどうかを
判断する。ここでは、入力操作がないため、終了ではな
いと判断し(ステップ205でNo)、ステップ206
に進む。
【0099】ステップ206において、タイムアウト制
御部6は、上記入力がタイムアウトを省略する操作であ
るかどうかを判断する。ここでは、入力操作がないた
め、該入力がタイムアウトの省略操作でないと判定し
(ステップ206でNo)、ステップ207に進む。
【0100】ステップ207において、タイムアウト制
御部6は、時計8からの時刻情報に基づき、前記ステッ
プ203で算出したタイムアウト時間と現在までの経過
時間とからタイムアウト終了までの残時間を計算する。
ここで、現時点で1秒を経過しており、残時間は0秒と
なって、残時間なしと判定して(ステップ207でN
o)、ステップ209に進む。
【0101】ステップ209において、タイムアウト制
御部6は、ステップ203で、タイムアウト定義データ
格納部9から311行に格納されている「暗唱番号の入
力完了」状態のタイムアウト後の処理(304)は、タ
イムアウト後の処理は「ロック設定通知の表示」である
ので、情報通信処理部5に対し、「ロック設定通知の表
示」機能を起動するよう指示を送出する。
【0102】次に、ステップ201において、情報通信
処理部5は、タイムアウト制御部6から送出された「ロ
ック設定通知の表示」機能の起動指示に基づき、既に入
力された暗唱番号が有効であるかどうかを判定した後、
暗唱番号とロックの受理を表示した図6の606に示す
画面のうち615と616のアイコンを除く表示画面を
表示するよう対話制御部3に指示する。
【0103】これにより、対話制御部3は、図6の60
6に示す画面のうち615と616のアイコンを除く表
示を液晶表示部2に対して行なう。また、情報通信処理
部5は、対話制御部3に対し、ユーザからの入力を通知
するよう指示を送出するとともに、現在の対話の状態が
「ロック設定通知の表示」状態であることをタイムアウ
ト制御部6に通知する。
【0104】次に、ステップ202において、タイムア
ウト制御部6は、タイムアウト定義データ格納部9から
タイムアウトが必要な対話の状態301列を読み出し、
情報通信処理部5から送出された現在の対話の状態「ロ
ック設定通知の表示」においてタイムアウトが必要であ
るかどうかを判断する。この場合、タイムアウト定義デ
ータ格納部9に格納されたタイムアウトが必要な対話の
状態301列の中に「ロック設定通知の表示」が含まれ
ているため、タイムアウトの必要性が有ると判断し(ス
テップ202でYes)、ステップ203に進む。
【0105】ステップ203において、タイムアウト制
御部6は、タイムアウト定義データ格納部9から312
行に格納されている「ロック設定通知の表示」状態のタ
イムアウト省略可否(302)、タイムアウトランク
(303)、タイムアウト後の処理(304)から、タ
イムアウトの省略が可能であり、タイムアウトランクが
Cであり、タイムアウト後の処理は「待ち受け」である
ことを読み出す。
【0106】また、タイムアウト定義データ格納部9か
らタイムアウトランク401列を読み出して、412行
にあるタイムアウトランクCのタイムアウト時間(40
2)と変更式(403)とから、タイムアウト時間の計
算式「3秒」を読み出して、タイムアウト時間が3秒で
あると決定する。そして、対話制御部3に対し、タイム
アウト中でありタイムアウトの残り時間が3秒であるこ
とを示すアイコンを表示するよう指示を送出する。これ
により、対話制御部3は、606に示す画面上に615
と616で示すアイコンを液晶表示部2に対して表示す
る。
【0107】次に、ステップ204において、タイムア
ウト制御部6は、キーボード1に対し入力操作をスキャ
ンする。このとき、ユーザが[実行]キーを押下し、か
つ1秒が経過したものとする。該入力操作を対話制御部
3およびタイムアウト制御部6に送出する。
【0108】次に、ステップ205において、タイムア
ウト制御部6は、上記入力が終了操作であるかどうかを
判断する。ここで、[実行]キーの操作は終了操作では
ないので、終了ではないと判断し(ステップ205でN
o)、ステップ206に進む。
【0109】ステップ206において、タイムアウト制
御部6は、上記入力がタイムアウトを省略する操作であ
るかどうかを判断する。ここで、[実行]キーの押下は
タイムアウトの省略操作であり、該入力がタイムアウト
の省略操作であると判定し(ステップ209でYe
s)、ステップ209に進む。
【0110】ステップ209において、タイムアウト制
御部6は、ステップ203で、タイムアウト定義データ
格納部9から311行に格納されている「ロック設定通
知の表示」状態のタイムアウト後の処理(304)は、
タイムアウト後の処理は「待ち受け」であるので、情報
通信処理部5に対し、「待ち受け」機能を起動するよう
指示を送出する。
【0111】次に、ステップ201において、情報通信
処理部5は、タイムアウト制御部6から送出された「待
ち受け」機能の起動指示に基づき、待ち受けを表示した
表示画面607を表示するよう対話制御部3に指示す
る。これにより、対話制御部3は、図6の607に示す
ような表示をLCD2に対して行なう。また、情報通信
処理部5は、対話制御部3に対し、ユーザからの入力を
通知するよう指示を送出するとともに、現在の対話の状
態が「待ち受け」状態であることをタイムアウト制御部
6に通知する。
【0112】次に、ステップ202において、タイムア
ウト制御部6は、タイムアウト定義データ格納部9から
タイムアウトが必要な対話の状態301列を読み出し、
情報通信処理部5から送出された現在の対話の状態「待
ち受け」においてタイムアウトが必要であるかどうかを
判断する。この場合、タイムアウト定義データ格納部9
に格納されたタイムアウトが必要な対話の状態301列
の中に「待ち受け」が含まれないため、タイムアウトの
必要性がないと判断し(ステップ202でNo)、ステ
ップ210に進む。
【0113】ステップ210において、この時点でユー
ザは[終了]キーを押下したとする。キーボード1は押
下された該入力を対話制御部3に送出し、対話制御部3
は該入力データを情報通信処理部3に送出する。
【0114】次に、ステップ211において、情報通信
処理部5は、対話制御部3から送出された入力データが
終了操作であるかどうかを判定する。ここで、[終了]
キーは一連の対話を終了させる操作であり、終了操作と
判定して(ステップ211でYes)、一連の処理を終
える。
【0115】図7は、図1に示した携帯無線電話機にお
けるタイムアウト制御の動作によって出力される表示画
面と各表示画面の入力操作の他の例を示す図である。
【0116】図7において、701に示す画面が液晶表
示部2の表示画面に表示されている状態において、[発
信]キーを押下すると、液晶表示部2の表示画面は、7
02に示す画面に変わり、ここで、発信相手先電話を入
力するために、[0]、[3]、[3]、[4]、
[5]、[7]、[4]、[0]、[3]とキー入力す
ると、液晶表示部2の表示画面は、702に示す画面に
変わる。
【0117】次に、[5]をキー入力すると、液晶表示
部2の表示画面は、703に示す画面に変わる。ここ
で、次のキー入力がないと、5秒のタイムアウト制御が
スタートし、液晶表示部2の表示画面は、5秒のタイム
アウト制御状態であることを表示する703に示す画面
に変わる。
【0118】そしてキー入力なして4秒経過すると、液
晶表示部2の表示画面は、タイムアウトの残り時間が1
秒であることを表示する705に示す画面に変わる。
【0119】ここで、例えば、[BS]キーが押下され
ると、液晶表示部2の表示画面は、703に示す画面に
戻るが、705に示す画面が表示されている状態におい
て、入力なしで更に1秒経過すると、発信相手先電話
「0334574035」を呼出し中である706に示
す画面に変化する。
【0120】このように、この表示例においては、発信
相手先電話をキー入力すると、5秒のタイムアウト制御
状態であることを表示する703に示す画面が液晶表示
部2の表示画面に表示され、この状態で入力なしで5秒
経過すると、自動的に発信相手先電話「0334574
035」を呼出し、液晶表示部2の表示画面は、発信相
手先電話「0334574035」を呼出し中であるこ
とを表示する706に示す画面に変化する。
【0121】図8は、図1に示した携帯無線電話機にお
けるタイムアウト制御の動作によって出力される表示画
面と各表示画面の入力操作の更に他の例を示す図であ
る。
【0122】図8において、801に示す画面が液晶表
示部2の表示画面に表示されている状態において、[メ
モ]キーを押下すると、液晶表示部2の表示画面は、
「伝言を再生します、メッセージ1」と表示された70
2に示す画面に変わる。
【0123】ここで、次のキー入力がないと、2秒のタ
イムアウト制御がスタートし、2秒のタイムアウト制御
状態であることを表示する803に示す画面に変わる。
【0124】この状態で、入力なしで1秒経過すると、
タイムアウトの残り時間が1秒であることを表示する8
04に示す画面に変わり、更に、入力なしで1秒経過す
ると、自動的に「メッセージ1」の伝言の再生が開始さ
れ、液晶表示部2の表示画面は、「メッセージ1」の伝
言の再生中であることを表示する805に示す画面に変
化する。そして、「メッセージ1」の伝言の再生が終了
すると、液晶表示部2の表示画面は、次のメッセージ
「メッセージ2」の再生を示す「伝言を再生します、メ
ッセージ2」と表示された806に示す画面に変わる。
【0125】しかし、2秒のタイムアウト制御状態であ
ることを表示する803に示す画面が液晶表示部2の表
示画面に表示された状態において、[実行]キーが押下
されると、2秒のタイムアウト制御は省略されて、「メ
ッセージ1」の伝言の再生が開始され、液晶表示部2の
表示画面は、「メッセージ1」の伝言の再生中であるこ
とを表示する805に示す画面に変化する。そして、
「メッセージ1」の伝言の再生が終了すると、液晶表示
部2の表示画面は、次のメッセージ「メッセージ2」の
再生を示す「伝言を再生します、メッセージ2」と表示
された806に示す画面に変わる。
【0126】図9は、図1に示した携帯無線電話機の情
報通信処理部5の機能の実行によってタイムアウト定義
データ格納部にタイムアウトデータの変更値を格納する
ための対話画面の一例を示す図である。
【0127】図9において、所定のキー操作により液晶
表示部2の表示画面には「タイムアウト設定、1.一括
変更」と表示されたタイムアウトの設定を示す901の
画面が表示される。
【0128】この状態で、例えば、「下」方向の矢印の
キーを押下すると、液晶表示部2の表示画面は、「タイ
ムアウト設定、2.自動発信時間」と表示された次のタ
イムアウトの設定を示す902の画面に変化する。
【0129】ここで、[実行]キーを押下すると、液晶
表示部2の表示画面は、「設定方法の選択、1.増減時
間入力」と表示された設定方法の選択を示す903の画
面に変化する。そして、ここで、例えば、「下」方向の
矢印のキーを押下すると、液晶表示部2の表示画面は、
「設定方法の選択、2.倍数入力」と表示された次の設
定方法の選択を示す904の画面に変化する。
【0130】この状態で、[実行]キーを押下すると、
液晶表示部2の表示画面は、「何倍にしますか?」とい
うメッセージが表示された905の画面に変化する。
【0131】ここで、例えば、[2]のキーを押下する
と、液晶表示部2の表示画面は、「何倍にしますか?、
2」と表示された906の画面に変化する。
【0132】そして、ここで、[実行]キーを押下する
と、「自動発信時間変更、10秒に設定」、すなわち、
自動発信時間に係るタイムアウト時間を現在のタイムア
ウト時間「5秒」からその2倍のタイムアウト時間「1
0秒」に変更設定するすることを示す907の画面が表
示される。そして、この状態で、[実行]キーを押下す
ると、自動発信時間に係るタイムアウト時間は、現在の
「5秒」からその2倍の「10秒」に変更設定され、9
08の初期画面に戻る。
【0133】かくして、上記実施の形態の携帯無線電話
機においては、タイムアウトをする対話操作とタイムア
ウトしない対話操作を表示画面上で容易に区別すること
ができ、また、タイムアウトをする対話操作の場合にタ
イムアウトまでの残り時間を表示画面上で容易に把握す
ることができるため、ユーザの意図に反して別の対話状
態に移行してしまうことがなく、機器の状態をユーザに
伝達することができるので、ユーザインタフェースの操
作性が向上する。
【0134】また、対話を進める操作において、所定の
タイムアウト時間を待つことなく対話状態を次に進める
ことができるため、操作スキルの高いユーザにとって
も、タイムアウトの時間経過を無意味に待つ必要が無く
なり、作業効率が向上する。さらに、タイムアウト時間
の初期値は、一般的なユーザの人間特性に対して妥当な
数値となっている他、タイムアウトの時間をユーザイン
タフェース全体まはた個々の対話の状態に対して、任意
に変更することができるため、ユーザのスキルや運動特
性、嗜好に対して、初期値としてのタイムアウト時間が
短か過ぎたり過剰であったりした場合も、これを変更し
弾力的に運用することができるので、ユーザの作業負荷
を減じることができる。
【0135】なお、上記実施の形態においては、この発
明の係るタイムアウト制御方法および装置を携帯無線電
話機に適用した場合を示したが、この発明の係るタイム
アウト制御方法および装置は、携帯無線電話機に限ら
ず、情報、通信、家電などの各種機器に同様に適用する
ことができ、これにより、情報、通信、家電などの各種
機器において、操作性の良いユーザインタフェースをユ
ーザに提供し、ユーザの作業負荷を減じ、ユーザの作業
効率を高めることができる。
【0136】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ユーザとの間の対話処理に際して、予め設定したタ
イムアウト監視時間の間該ユーザとの間の対話処理状態
を監視し、該タイムアウト監視時間が経過すると所定の
タイムアウト処理を自動実行するタイムアウト制御方法
において、前記タイムアウト監視時間の間、該タイムア
ウト監視時間中であることをユーザに対して表示すると
ともに、該タイムアウト監視時間内に上記対話処理状態
が変化した場合は、該タイムアウト監視時間を強制終了
するように構成したので、操作性の良いユーザインタフ
ェースをユーザに提供し、ユーザの作業負荷を減じ、ユ
ーザの作業効率を高めることができるようにしたタイム
アウト制御方法および装置を提供することができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るタイムアウト制御方法および装
置を適用して構成した携帯無線電話機の一実施の形態を
示すブロック図。
【図2】図1に示した携帯無線電話機のタイムアウト制
御処理の流れを示すフローチャート。
【図3】図1に示した携帯無線電話機のタイムアウト定
義データ格納部9に格納された第1の情報の例を示す
図。
【図4】図1に示した携帯無線電話機のタイムアウト定
義データ格納部9に格納された第2の情報の例を示す
図。
【図5】図1に示した携帯無線電話機の液晶表示部2の
表示画面の構成を示す図。
【図6】図2に示したフローチャートの処理によりこの
携帯無線電話機の液晶表示部2に表示される表示画面と
各表示画面の入力操作の具体例を示す図。
【図7】図1に示した携帯無線電話機におけるタイムア
ウト制御の動作によって出力される表示画面と各表示画
面の入力操作の他の例を示す図。
【図8】図1に示した携帯無線電話機におけるタイムア
ウト制御の動作によって出力される表示画面と各表示画
面の入力操作の更に他の例を示す図。
【図9】図1に示した携帯無線電話機の情報通信処理部
5の機能の実行によってタイムアウト定義データ格納部
にタイムアウトデータの変更値を格納するための対話画
面の一例を示す図。
【符号の説明】
1 キーボード 2 液晶表示部(LCD) 3 対話制御部 4 プログラム格納部 5 情報通信処理部 6 タイムアウト制御部 7 データ保持部 8 時計 9 タイムアウト定義データ格納部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザとの間の対話処理に際して、予め
    設定したタイムアウト監視時間の間該ユーザとの間の対
    話処理状態を監視し、該タイムアウト監視時間が経過す
    ると所定のタイムアウト処理を自動実行するタイムアウ
    ト制御方法において、 前記タイムアウト監視時間の間、該タイムアウト監視時
    間中であることをユーザに対して表示するとともに、 該タイムアウト監視時間内に上記対話処理状態が変化し
    た場合は、該タイムアウト監視時間を強制終了すること
    を特徴とするタイムアウト制御方法。
  2. 【請求項2】 前記タイムアウト監視時間の間、該タイ
    ムアウト監視時間の残り時間を表示することを特徴とす
    る請求項1記載のタイムアウト制御方法。
  3. 【請求項3】 前記ユーザとの間の所定の対話処理に関
    する前記タイムアウト監視時間を、前記ユーザの設定入
    力により任意に変更することを特徴とする請求項1記載
    のタイムアウト制御方法。
  4. 【請求項4】 前記ユーザとの間の対話処理は、携帯無
    線機器の表示画面に表示された情報に基づき実行され、 前記タイムアウト監視時間は、 上記ユーザが次に何か入力するかどうか分からない状態
    や上記携帯無線機器の表示画面が目に見えない位置にあ
    る時の表示画面に対する第1タイムアウト監視時間、 上記表示画面に自動的に情報を提示するようなユーザ主
    導の操作がしにくい場面で該ユーザによる割り込み操作
    を可能とするための表示画面に対する第2タイムアウト
    監視時間、 ユーザが携帯無線機器を手元に置いて画面を見ながら使
    用することが想定される状況でユーザの操作が機器に入
    力されたことをユーザに認識させるための表示画面に対
    する第3タイムアウト監視時間、 表示画面のスクロール操作などユーザが連続的に操作す
    る場合に次々と変化する画面の表示内容をユーザが目視
    し認識するための表示画面に対する第4のタイムアウト
    の時間のそれぞれに対して個別に設定されることを特徴
    とする請求項1記載のタイムアウト制御方法。
  5. 【請求項5】 前記第2のタイムアウト監視時間は、前
    記第1のタイムアウト監視時間より短く設定され、 前記第3のタイムアウト監視時間は、前記第2のタイム
    アウト監視時間より短く設定され、 前記第4のタイムアウト監視時間は、前記第3のタイム
    アウト監視時間より短く設定されることを特徴とする請
    求項4記載のタイムアウト制御方法。
  6. 【請求項6】 前記第2のタイムアウト監視時間は、前
    記第1のタイムアウト監視時間より長く設定され、 前記第3のタイムアウト監視時間は、前記第2のタイム
    アウト監視時間より長く設定され、 前記第4のタイムアウト監視時間は、前記第3のタイム
    アウト監視時間より長く設定されることを特徴とする請
    求項4記載のタイムアウト制御方法。
  7. 【請求項7】 ユーザとの間の対話処理に際して、予め
    設定したタイムアウト監視時間の間該ユーザとの間の対
    話処理状態を監視し、該タイムアウト監視時間が経過す
    ると所定のタイムアウト処理を自動実行するタイムアウ
    ト制御装置において、 前記タイムアウト監視時間の間、該タイムアウト監視時
    間中であることをユーザに対して表示する表示制御手段
    と、 該タイムアウト監視時間内に上記対話処理状態が変化し
    た場合は、該タイムアウト監視時間を強制終了する強制
    終了制御手段とを具備することを特徴とするタイムアウ
    ト制御装置。
  8. 【請求項8】 前記表示制御手段は、 前記タイムアウト監視時間の間、該タイムアウト監視時
    間の残り時間を表示することを特徴とする請求項7記載
    のタイムアウト制御装置。
  9. 【請求項9】 前記ユーザとの間の所定の対話処理に関
    する前記タイムアウト監視時間を、前記ユーザの設定入
    力により任意に変更するタイムアウト監視時間設定変更
    手段を更に具備することを特徴とする請求項7記載のタ
    イムアウト制御装置。
  10. 【請求項10】 前記ユーザとの間の対話処理は、携帯
    無線機器の表示画面に表示された情報に基づき実行さ
    れ、 前記タイムアウト監視時間は、 上記ユーザが次に何か入力するかどうか分からない状態
    や上記携帯無線機器の表示画面が目に見えない位置にあ
    る時の表示画面に対する第1タイムアウト監視時間、 上記表示画面に自動的に情報を提示するようなユーザ主
    導の操作がしにくい場面で該ユーザによる割り込み操作
    を可能とするための表示画面に対する第2タイムアウト
    監視時間、 ユーザが携帯無線機器を手元に置いて画面を見ながら使
    用することが想定される状況でユーザの操作が機器に入
    力されたことをユーザに認識させるための表示画面に対
    する第3タイムアウト監視時間、 表示画面のスクロール操作などユーザが連続的に操作す
    る場合に次々と変化する画面の表示内容をユーザが目視
    し認識するための表示画面に対する第4のタイムアウト
    の時間のそれぞれに対して個別に設定されることを特徴
    とする請求項7記載のタイムアウト制御装置。
  11. 【請求項11】 前記第2のタイムアウト監視時間は、
    前記第1のタイムアウト監視時間より短く設定され、 前記第3のタイムアウト監視時間は、前記第2のタイム
    アウト監視時間より短く設定され、 前記第4のタイムアウト監視時間は、前記第3のタイム
    アウト監視時間より短く設定されることを特徴とする請
    求項10記載のタイムアウト制御装置。
  12. 【請求項12】 前記第2のタイムアウト監視時間は、
    前記第1のタイムアウト監視時間より長く設定され、 前記第3のタイムアウト監視時間は、前記第2のタイム
    アウト監視時間より長く設定され、 前記第4のタイムアウト監視時間は、前記第3のタイム
    アウト監視時間より長く設定されることを特徴とする請
    求項10記載のタイムアウト制御装置。
  13. 【請求項13】 ユーザとの間の対話処理に際して、予
    め設定したタイムアウト監視時間の間該ユーザとの間の
    対話処理状態を監視し、該タイムアウト監視時間が経過
    すると所定のタイムアウト処理を自動実行するタイムア
    ウト制御であって、 前記タイムアウト監視時間の間、該タイムアウト監視時
    間中であることをユーザに対して表示し、 該タイムアウト監視時間内に上記対話処理状態が変化し
    た場合は、該タイムアウト監視時間を強制終了する処理
    を実行させるためのプログラムを記録したことを特徴と
    する記録媒体。
JP10275468A 1998-09-29 1998-09-29 タイムアウト制御方法および装置 Pending JP2000105647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10275468A JP2000105647A (ja) 1998-09-29 1998-09-29 タイムアウト制御方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10275468A JP2000105647A (ja) 1998-09-29 1998-09-29 タイムアウト制御方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000105647A true JP2000105647A (ja) 2000-04-11

Family

ID=17555969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10275468A Pending JP2000105647A (ja) 1998-09-29 1998-09-29 タイムアウト制御方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000105647A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014056546A (ja) * 2012-09-14 2014-03-27 Konica Minolta Inc 情報共有システム及び共有端末並びに共有制御プログラム
WO2019186642A1 (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 三菱電機株式会社 入力制御装置、入力システム、及び入力制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014056546A (ja) * 2012-09-14 2014-03-27 Konica Minolta Inc 情報共有システム及び共有端末並びに共有制御プログラム
US9386051B2 (en) 2012-09-14 2016-07-05 Konica Minolta, Inc. Information sharing system, common terminal and non-transitory computer-readable storage medium
WO2019186642A1 (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 三菱電機株式会社 入力制御装置、入力システム、及び入力制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4790990B2 (ja) 携帯端末
KR100652626B1 (ko) 이동통신단말기의 멀티윈도우 전환 방법
KR101144804B1 (ko) 로터리 키를 구비하는 이동통신 단말기 및 그 동작제어방법
KR100700951B1 (ko) 이동통신 시스템에서 다중 작업 관리를 위한 장치 및 방법
US20180069956A1 (en) Watch phone and method for handling an incoming call in the watch phone
KR101548958B1 (ko) 휴대단말기의 터치스크린 동작 제어 방법 및 장치
KR100689522B1 (ko) 휴대단말기의 아이콘 표시 및 바로가기 제어 방법
KR101568128B1 (ko) 모션 센서 기반의 ui 운용 방법 및 이를 이용한 단말기
US7929986B2 (en) Receipt notifying program, receipt notifying method, and mobile terminal apparatus
JP5921514B2 (ja) 情報共有システム、情報共有方法、端末装置及びプログラム
KR20130023165A (ko) 터치 스크린 장치를 잠금 해제하기 위한 장치 및 방법
KR101102342B1 (ko) 이동통신단말기의 애플리케이션 종료시간 설정방법,이동통신단말기의 애플리케이션 종료방법, 및 이를수행하기 위한 이동통신단말기
KR20030054620A (ko) 멀티윈도우화면을 제공하는 방법, 기록매체와 이를구현하는 휴대전화기
JP2004062369A (ja) マルチタスク携帯端末及び携帯通信端末
JP2002132412A (ja) 携帯電話のアイコンの表示方法
KR100751936B1 (ko) 이동 통신 단말기의 다중 작업 표시 방법
JP2000105647A (ja) タイムアウト制御方法および装置
KR100641223B1 (ko) 사용자 핫키를 구비한 휴대 단말기와 그를 이용한바로실행 방법
KR20130020363A (ko) 휴대 단말기에서 전력을 관리하는 장치 및 방법
KR100393489B1 (ko) 이동통신단말기에서의 다기능 표시 방법
KR101105762B1 (ko) 이동통신 단말기의 메뉴 바로가기 설정 및 실행방법
KR100690864B1 (ko) 다중 작업 표시 기능을 갖는 이동 통신 단말기
KR101196742B1 (ko) 이동통신 단말기에서 다차원 그래픽을 이용하는 계층적인유저인터페이스 제공 장치 및 방법
KR100598963B1 (ko) 기능 모드별 메뉴 제어 장치 및 방법
KR20010036158A (ko) 휴대 단말기에서 아이콘 이동을 위한 사용자 인터페이스 장치 및 그 방법