JP2000105080A - 逆流式鉱物焼成装置用優先的酸素噴射システム - Google Patents

逆流式鉱物焼成装置用優先的酸素噴射システム

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JP2000105080A
JP2000105080A JP11263430A JP26343099A JP2000105080A JP 2000105080 A JP2000105080 A JP 2000105080A JP 11263430 A JP11263430 A JP 11263430A JP 26343099 A JP26343099 A JP 26343099A JP 2000105080 A JP2000105080 A JP 2000105080A
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outlet
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oxygen
fuel
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JP11263430A
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Ovidiu Marin
オビディウ・マリン
Mahendra L Joshi
マエンドラ・エル・ジョシ
Olivier Charon
オリビエ・シャロン
Jacques Dugue
ジャック・デュゲ
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LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
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Air Liquide SA
LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F27B7/00Rotary-drum furnaces, i.e. horizontal or slightly inclined
    • F27B7/20Details, accessories, or equipment peculiar to rotary-drum furnaces
    • F27B7/34Arrangements of heating devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
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    • F27B7/20Details, accessories, or equipment peculiar to rotary-drum furnaces
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キルン内の装填物を効率的に焼成したい。 【解決手段】ロータリーキルン10内の優れた熱移動
は、好ましくは酸素を含む酸化剤と、二次燃料とをキル
ン内へ放出する少なくとも1つのインジェクタ50を使
用することによって達成される。インジェクタは、キル
ン内の異なった燃料の燃焼によるエネルギーが、耐火壁
にホットスポットを生ずることなしにキルンの特定の領
域を加熱するように設けられる。噴射計画は、装填物に
向かって解放される熱の量の増加を可能とし、キルン効
率と生産物の非常な増加となる、酸素と燃料のために述
べられている。主焔18への逆効果なしで、より吹き込
まれた粉末の使用および/またはリサイクルと同様に、
低品位の燃料も使用できるであろう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリーキルン
に酸素を噴射するための新規な装置と方法に関する。特
に、本発明は、セメント、マチレス(lime)、ドロ
マイト、マグネシア、二酸化チタン、および他の焼成用
材料のような鉱物の焼成用に使用されるロータリーキル
ンの非常に改良された燃焼を提供する。
【0002】
【従来の技術】燃焼空間例えば炉内への酸素の導入は、
燃焼方法の促進のためにいろいろな産業で使用されてい
る。今日まで、ロータリーキルンに酸素を使用すること
は3つの主な方法で適用されてきた。良く書かれたもの
としては;一次空気内すなわち主バーナ内への酸素の導
入;標準的空気バーナに加えたオキシバーナの使用;お
よび、焔の特性改良のための、ロータリーキルン内特に
装填物と焔との間の領域への酸素ランスの挿入、があ
る。ロータリーキルンに酸素を使用することについてさ
らに書かれたものの1つとしては、Wrampe、P.
およびRolseth、H.C.、の「ロータリーキル
ンによる生産物と燃料効率における酸素の効果:理論と
実践」、IEEEのTrans.Ind.App.56
8〜573(1976年11月)があり、これには、キ
ルン内に過剰の温度を生成し、しかしこのレベル以下で
はキルンの操作は大きな問題もなく行われて、生産物が
50%以上も増加したことが示されている。
【0003】焼成プラントに酸素を導入する各方法は、
その利点を有しているが同様にある程度の欠点をも有し
ている。このように、一次空気に導入することができる
全酸素量は制限され、それ故、一次空気タイプのキルン
は近代的ロータリーキルンの比較的少ない割合(5〜1
0%)しか構成していない。従って、キルンに導入され
る酸素の量を大きく増加するために、空気−燃料混合物
への酸素の集中を大きくする必要がある。燃料が燃焼空
間に到達する前に非常に濃縮された酸素と接触するの
で、これは潜在的な安全性の問題を導き、それ故、かな
り速く燃えてしまうか、または爆発を引き起こす。オキ
シ(oxy)バーナの使用は、装填物への改良された全
体の熱交換の可能性を提供するが、たとえばクリンカー
構成物のような生産物への大きなインパクトのために、
オキシバーナ内に大量の高品質、高コストの燃料を要求
できる。同時に、主燃料燃焼のオキシ焔のインパクトが
制限される。
【0004】キルン内の一次空気への酸素の導入は、キ
ルン内へ導入できる酸素の量を大きく制限し、そしてま
た単に、キルン容積全体の燃焼を均一に改良する。従っ
て、酸素を使用する利点は、装填物への選択的な熱移動
無しで、キルン容積に対する熱移動の不均一な増加によ
るキルン壁の加熱によって減少される。同様の効果は、
酸素ランスが主バーナ内に挿入された場合に得られる。
【0005】分離オキシバーナの使用は、装填物への熱
的移動を増加するためのよりこみ入った方法を提供し、
それは、一般に天然ガスのような品質の燃料の量の増加
を必要とする。ランスの使用は、潜在的に焔のパターン
の改良に導くが、制限された可能性を有するだけであ
る。それ故、主バーナに配置されたランスを使用する場
合、焔は、熱の多くの部分を直接壁に与えながら全ての
方向へ同じ強さで放射するので、キルンの壁を加熱す
る。オキシ焔によって与えられた程度の高い熱はそれ故
僅かしか使用されず、それに伴いキルンの効率を損失す
る。バーナと焔との間にランスを配置することによって
この問題は一部分修正されたが、しかし、燃料と酸素と
をキルン内で更に混合する結果となり、比較的長く放射
の少ない焔を導く。さらに、焔は、壁を加熱する領域で
キルンの壁に接触しがちで、装填物に大きな熱的インパ
クトを与えない。
【0006】焔と装填物との間でのランスの先行的使用
は、それ故、燃焼空気を濃縮する比較的共通した方法を
提供する。この酸素注入方法は、キルンの燃焼方法に有
利な効果を有することができるけれども、これは、装填
物に対する熱移動を部分的に最適化する可能性がない
が、それは、主として燃料が酸素のないような方法で発
火されるからである。この方法は、また、粉末(dus
t)の絶縁が重要な場所に、または燃料の品質が非常に
劣る場合に限定された効果を有する。ランスは、米国特
許第5、572、938号、米国特許第5、007、8
23号、米国特許第5、580、237号、米国特許第
4、741、649号等の先行特許で研究されている。
ドロマイトキルンに使用される酸素バーナは、米国特許
第3、397、256号に提案されている。最後に、米
国特許第4、354、829号は、分離したパイプ内の
空気と酸素とを混合し、それをロータリーキルンの移動
する壁を通して案内することを述べている。この扱い
は、多くの問題点を有していて、なかでも、キルンと共
に回転する洩れのない充填空間を作り出すのが困難であ
り、また、キルン内にチューブを挿入するのが困難であ
る。事実、空気−酸素混合物を米国特許第4、354、
829号によって示唆された方法で導入することは、好
ましくない燃焼特性の結果となる。それは、混合物が導
入される位置が実際に燃焼工程を妨げるからである。さ
らに、ロータリーキルンに導入された空気は冷たいの
で、非常に高価な構造に損傷を与える等の余分なストレ
スをロータリーキルン内に導入する。
【0007】ロータリーキルンにおける酸素の一般的使
用は、Gaydas、R.A.の研究から始まり、PC
AのR&D研究所の雑誌49〜66(1965年9月)
の「ロータリーキルンにおける燃焼空気の富酸素化」に
ある。この報告書は1960年と1962年との間の試
験結果を表わしている。Gaydasは、クリンカー生
産用に酸素が使用されたのは速くても1903であると
Geisslerが示唆していると述べている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一つの目的
は、酸化剤たとえば酸素または酸素に富んだ空気を、キ
ルンたとえばロータリーキルン内へ、焔の特性と装填物
への熱移動を促進するような方法で導入するための、効
率的な装置と方法とを提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、装填物への増加され
た熱移動と同様に、優れた燃焼方法を提供する装置を提
供することであり、最終製品が約2500°F(137
1°C)で好ましくは3000°F(1649°C)に
加熱されなければならない高温処理方法への特別な応用
を持っている。
【0010】本発明は、オキシ(oxy)燃焼によって
キルン好ましくはロータリーキルンの燃焼を改良するこ
とである。酸素はキルン内に放射され、キルンの壁をそ
れほど加熱することなく増加された熱移動を装填物に導
く。本発明の装置と方法は、また、燃料の節約と放射を
少なくしながら主バーナの燃焼を改良することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の例示的実
施例によれば、クリンカーを生産するのに有用な装置
は、材料入口とクリンカー出口とを有するロータリーキ
ルンと、前記ロータリーキルンの内部を加熱する焔を発
生するために前記クリンカー出口に隣接して位置した主
バーナと、前記主バーナに隣接し長手方向の軸線、酸化
剤入口と二次酸化剤出口とを有しこれらの間に延在した
酸化剤流路、一次酸化剤出口を有する一次酸化剤流路、
二次燃料入口と少なくとも1つの二次燃料出口とを有し
かつこれらの間に延在した少なくとも1つの二次燃料流
導管を有するインジェクタとを備え、前記一次酸化剤流
路出口は、前記長手方向の軸線に対し約−20°から約
90°の範囲の角度αをなすように設定されていて、前
記少なくとも1つの二次燃料出口と二次酸化剤出口と
は、約0°から約−90°の範囲の角度βをなすように
設定されている。
【0012】本発明の第2の例示的実施例によれば、ロ
ータリーキルンでクリンカーを形成する方法は、キルン
を通って材料の出口に延びた材料の経路に沿って材料を
ロータリーキルンを通って移動する工程と、熱を前記材
料に伝達するために、材料の出口の近傍において主バー
ナ焔で前記材料を十分に加熱する工程と、主バーナ焔に
一次酸化剤を放出する工程と、および、材料の出口に隣
接して材料を主バーナ焔から実質的に離間して向けられ
た二次焔で加熱する工程とを備えている。
【0013】本発明は、ロータリーキルン内へ酸素を放
射する方法に関し、そのための装置を含む。本発明によ
る方法と装置は、燃焼と熱移動の点からみて装填物に対
して選択的に、最大の効果で酸素をキルンに供給する。
このように、ここで「一次酸素」として参照する酸化剤
のある量は、主バーナから生じ燃料に向かって放射され
る。酸化剤は少なくとも21%の酸素を有し、好ましく
は少なくとも90%の酸素を有し、より好ましくは少な
くとも99%の酸素を有する。一次酸素は、安定して輝
いていて、また好ましくは比較的短い焔と同様の完全な
燃焼が達成されるように、この燃料の燃焼方法を促進す
る。ここで「二次酸素」として参照する付加的な酸素流
の流れおよび二次燃料は、異なった角度でキルン内へ放
射されるが、それは、クリンカーがロータリーキルンか
ら出る前に焼き固める方法を効率的に補助するために構
成された短い非常に輝いた焔のためである。
【0014】二次酸素の役割は、本来のキルン処理と、
一次燃料の最適な発火と燃焼のために非常に重要であ
る。二次オキシ焔は、一次燃料のために重要な量の熱を
提供し、空気−燃料−一次酸素の混合物の急速な加熱と
発火とを導き、それによって、主焔の効果的で完全な燃
焼方法を確立する。これは、続いて、本発明の装置と方
法とが、同様の流量割合の燃料を使用した従来のキルン
よりも、吹き込まれた粉末の多くの量を処理することを
可能にし、キルンの熱移動割合を維持するために必要な
燃料の量を減少する。
【0015】本発明は従来のキルン構成よりも多くの更
なる利点を有している。本発明の主バーナで使用される
燃料は、品質が劣っていて灰や水が比較的多く含まれて
いるものであっても、熱移動の所望のレベルを維持す
る。燃焼方法は、本発明によって少なくとも2つの方法
で援助されるがそれは、素早い発火のための燃料、一次
空気、および二次空気の予備加熱、および、効果的な燃
焼のための主焔への酸素の供給である。
【0016】さらに、ロータリーキルンは、流れるガス
内へ引かれるようになる粉末をより効果的に循環するこ
とができるが、それは、二次酸素−二次燃料の燃焼によ
ってもたらされた主焔への熱負荷の増加が、主焔燃焼へ
の粉末吹き込みの禁止的効果に反作用するからである。
一次酸素流は、もし本発明の二次酸素−二次燃料流によ
って援助されないと、燃料の発火に先立つ粉末の再循環
が達成されるであろうことを効果的に確立しない。
【0017】さらに、二次酸素と二次燃料とは、キルン
を通るクリンカーの経路に沿った異なった位置での温度
を所望のレベルに増加して、クリンカー形成方法の効果
的な完結を提供する。クリンカー方法の最も遅い段階す
なわちキルンから取り出す直前において熱をクリンカー
装填物に選択的に与えることは、ロータリーキルンに対
する全体的な熱負荷を大きく減少し実質的な燃料の節約
と生産物の増加を伴う。
【0018】本発明はまた、キルン壁の加熱を制限す
る。二次燃料と二次酸素とによって解放された選択的な
熱は、主焔と同様、主バーナの近傍に位置する領域にお
いて、キルンの装填物を局部的に加熱するために特に構
成されている。燃料−一次空気−一次酸素の混合物は、
キルンの上部領域、すなわちキルン装填物の反対の一次
焔の側のキルン壁を、二次燃料−酸素燃焼のオキシ焔に
おいて生じた比較的高い温度レベルから保護する。この
二次燃焼方法はそのほとんどの熱を装填物に向けて解放
し、キルン耐火物にホットスポットが形成されるのを阻
止するが、これは結果として、改良された燃料効率、低
い燃料コスト、および改良された耐火物サービスライフ
となる。キルンの生産割合の増加は25%まで達成する
ことができた。
【0019】本発明のその他の目的、態様、および付随
的利点は、添付した図面と関連して以下に示す実施例の
構成とその詳細な説明から、当業者にとって明らかとな
るであろう。
【0020】
【発明の実施の形態】本出願の発明は、添付した図面と
関連して、装置と方法の例示によってのみ与えられた好
ましい実施例と関連してより詳細に述べられる。
【0021】図面に示された図において、類似した参照
符号がいくつかの図を通して等しいかまたは対応する要
素に付してある。
【0022】図1は本発明をロータリーキルン10に応
用することによる熱処理を概略的に示している。キルン
内に放出された熱は、クリンカーへの一次的インパクト
に関して名付けられた2つの主な段階に分割される。本
発明の例示した実施例に従ってキルンに注入された酸化
剤は、少なくとも約21%の酸素、好ましくは少なくと
も約90%の酸素、そしてより好ましくは少なくとも約
99%の酸素を有している。第1段階12は、本発明の
主バーナ14と一次酸素射出噴射20から始まる燃料−
空気−一次酸素混合物18のの燃焼によってもたらされ
る。第2段階16は、二次燃料−二次酸素噴射22の燃
焼によってもたらされ、有限の製品の搬出に先立って焼
き固める方法を効果的に完遂するように構成されてい
る。この第2の燃焼方法によってもたらされる加熱部分
は、加熱と点火のために主バーナによってもまた使用さ
れる。二次燃料−二次酸素燃焼からの熱は、主バーナ1
4から流出する反応物を予備加熱する重大な役割を演ず
る。図1からも理解できるように、主燃料−一次空気噴
射18は、ロータリーキルンの耐火壁24用の図示され
た役割を有していて、二次燃料−二次酸素燃焼方法から
解放される熱の重要な量を吸収する。
【0023】図1にさらに示されているように、キルン
10は、キルンを通って材料の流路28に沿って進行す
る焼き固める方法のための未処理材料26が供給され
る。一次空気32は主バーナ14を通ってキルンに導か
れ、付加的に一次空気ブロワー34によって向けられ
る。二次空気36は、キルン10内に流入し、付加的に
二次空気ブロワー36によって向けられる。バーナによ
って生成された煙道ガス30は、上端40でロータリー
キルン10から流失するのに対し、熱いクリンカーは、
キルンの下端42で流路28に沿ってキルンから出る。
【0024】本発明の第2のインジェクタ50は、キル
ン10の下端42に配置されていて、第2の燃料、第2
の酸素及び一次酸素をキルンに供給する。二次燃料−二
次酸素噴射22と一次酸素噴射20は、以下により詳細
に述べるように、インジェクタ50から出る。図1に示
したように、二次燃料−二次酸素噴射22は、流路28
の方に向けられていて、それ故、予備加熱されたクリン
カー(図1には示されていない)はそれに沿って通過す
る。主バーナ14とインジェクタ50の組み合わせから
の熱移動は、流路28に沿って通過する材料に連続した
作用を生成し、その作用はキルン10のつぎに示すゾー
ンによって分類される。すなわち、未処理材料の水分及
び他の揮発性の物質が除去される乾燥ゾーン52;乾燥
ゾーン52からの乾燥した未処理材料の温度が予め定め
た温度まで上昇される予備加熱ゾーン54;焼成ゾーン
56;および、キルンから出るのに先立って最終的クリ
ンカー形成方法が達成される燃焼ゾーン58である。
【0025】図2は、本発明によるインジェクタ50の
第1の例示的実施例を概略的に示している。インジェク
タ50の向きは、図1の向きに関して反対である。イン
ジェクタ50は、その中に形成されいくつかのガス噴射
の流れがその中を通って向けられるいくつかの流路を有
する本体部60を備えている。本体部60は、入口6
4、一次酸素出口66、および二次酸素出口68を有す
る。二次燃料流路70は、例えば、本体部60を通って
延び二次酸素出口68で終わるランスである。
【0026】一次酸素出口66、二次酸素出口68およ
び二次燃料流路70は、好ましくは、本体部60の長手
方向の軸線に関して角度をつけられていて、酸素および
酸素―燃料の噴射を、主バーナ焔と予備加熱されたクリ
ンカーとにそれぞれ向ける。このように、一次酸素は、
インジェクタ50から本体部60の長手方向の軸線に対
しαの角度を成して流出し、その流れの方向は、主バー
ナを通って注入された一次燃料の燃焼方法の最大のイン
パクトを確実にする。二次酸素と二次燃料とは、装置か
ら角度βで出るが、その角度は、それらの燃焼によって
解放された熱が所望の到達点に役立つように、すなわち
熱を装填物に、主燃料に、あるいはその両方に提供する
ように選択される。一次酸素と二次酸素の流量比率は、
本体部60を通る異なった流量割合と同様に、当業者に
とって容易に明らかなように、キルンが使用される特定
の用途と、可能な最小限の流れ割合における最大能率に
基づいて容易に仕立てられる。
【0027】インジェクタ50は、少なくとも2つのは
っきりとした補助的な機能として役立つ。インジェクタ
50の第1の好ましい使用法によれば、二次酸素出口6
8を通る比較的少ない量の酸素流割合(二次燃料の付随
する化学量論による)が、二次焔22(図1参照)を主
焔18のパイロットとして作用することを可能にし、そ
れによって主焔を安定する。従って、比較的高い粉末リ
サイクル(吹き入れ(insufflation))
は、比較的高いキルン製造に導く一次酸素が存在しない
よりも主焔18によって調整できる。酸素流通路62を
通って流れる酸素のバランスは、それ故一次燃料の完全
な燃焼を狙って、一次酸素出口66から流れる。この例
示した機能によって、二次酸素出口68から流れる酸素
の関連する量は、酸素流全体の約1%から約50%の間
で、好ましくは、約10%から約20%の間である。
【0028】インジェクタ50の第2の好ましい使用に
よれば、二次オキシ燃料焔22は、材料を主焔によって
達成された温度以上の最終的所望レベルに加熱するため
に、キルン内の材料と主焔18との両方にかなりの量の
熱伝導を提供する。この第2の機能によれば、二次酸素
は、酸素流通路62を通って流れる酸素の約50%と約
99%との間であり、好ましくは、約80%と約90%
との間である。この第2の機能に従って使用された場
合、かなり高い製品例えばクリンカー温度が、従来のキ
ルンよりも低い全体的燃料消費で達成することができる
が、それは、クリンカー製造に必要とされるかなり高い
温度がキルン容積の狭いスペースに制限されているから
である。さらに、このスペースは、二次酸素焔22の方
向と反対の主焔の側の耐火物を、主焔18によって加熱
から効果的に隔離していて、耐火物のサービスライフを
延ばし、クリンカーへの熱の伝達を集中する。さらに、
二次オキシ燃料焔22による狭い領域で達成された激し
い加熱は、一次酸素、一次空気、および主バーナ14内
にある一次燃料を加熱することによって主焔の安定化を
さらに助ける。さらに、本発明によって生成された非常
に熱いクリンカーは、二次空気36によって一部冷却さ
れ、二次空気は従ってクリンカーによって予備加熱さ
れ、完全燃焼と全体のNoの発散を低減する助けを再
びする。
【0029】本発明によれば、αは、約−20°と約9
0°との間であり(マイナス表示は水平すなわち長手方
向の軸線よりも低い角度を示している)、好ましくは約
−10°と約50°との間であり、より好ましくは約−
10°と約+10°との間である。βは、約0°と−9
0°との間であり、好ましくは約−3°と約−75°と
の間であり、最も好ましくは約−3°と約−60°との
間である。図2と3と概略的に示されているが、本体部
60は、キルン内でそれを使用するのに一致したどのよ
うな方法で構成することもできる。例えば、本体部60
は、同軸パイプから形成されても良く、または、通常の
知識を有する当業者にとって容易に明らかになるような
どのような適切な材料でも良い。
【0030】図4は、本発明によるインジェクタの他の
例示的実施例の概略を示している。図4に示されたよう
に、インジェクタ80は、その中にいくつかの流体流路
が規定された本体部82を有する。上述したインジェク
タ50とは異なり、インジェクタ80は、一次酸素と二
次酸素用の分離した流路を有している。分離した通路
は、通常の知識を有する当業者にとって容易に理解でき
るように、そこを通って流れる酸素の流量割合の制御を
容易にすることを可能にする。特に、本体部82は、入
口86と出口88とを有する一次酸素流路84を備えて
いる。簡単にするために、一次酸素出口が角度α=0の
ものが示されているが、αは、上述したように、特定の
キルン構造およびキルン使用に適するようにどのような
角度にも選択することができる。
【0031】本体部82は、入口92と出口94とを有
する分離された二次酸素流路90をさらに備えている。
二次燃料流路96は、本体部82を通って延びた入口9
8と出口100とを有している。図4に示されたよう
に、二次燃料流路96は、二次酸素流路90を通って延
びているが、それからは封止されていて、好ましくは、
実質的にそれと同軸である。あるいは、二次燃料流路9
6は、本体部82を通って延び出口100に隣接したと
ころでのみ二次酸素流路90と一体になることもでき
る。あるいは、通路90は、燃料を導くために使用する
こともでき、また通路90は、酸素を導くために使用す
ることもできる。通路96からの二次燃料と通路90か
らの酸素は、本体部82から出て二次焔22を形成す
る。図5は、一次酸素出口88の端部を示しているのに
対し、図6は、図4の6−6線に沿った二次酸素出口9
4と二次燃料出口100の端部を示している。
【0032】図7は、図6に示したのと類似したインジ
ェクタ102の端部を示していて、インジェクタ80と
ある程度類似している。インジェクタ102は、実質的
に一次酸素流路84と類似した一次酸素流路(図示せ
ず)を有している。インジェクタ102は、実質的に二
次酸素通路90に類似した二次酸素通路104と、直径
的に向き合った1対の出口108、110を有する二次
燃料通路106とを備えている。二次燃料通路106
は、2つの直径的に向き合った出口108、110を除
いて、実質的に二次燃料通路96と類似している。燃料
が出口108、110から外へ流れ、二次酸素通路10
4からの酸素と混合する時、非常に明るい平坦な二次焔
112が集中によって形成され、燃料の噴射が出口10
8、110から出る。平坦焔112は、出口108、1
10からの燃料噴射の集中点からあおられるので、扇形
形状に記述することもできる。二次焔22が一般に円錐
形状またはフラスト円錐(frustoconica
l)形状であるので、平坦焔112は、第1の方向に沿
って比較的小さいが、第2の方向に沿って比較的大き
い。平坦焔112の長い方向1126は、好ましくは、
出口108に指向することによってキルン10の長い軸
線に沿って一部分向けられているが、これは、この分野
の当業者には容易に理解できるできるであろう。このよ
うに、キルン10の長さに沿って向けられた平坦焔11
2により、出口108、110に非常に接近したクリン
カーに衝突する平坦焔の部分によって、比較的強い加熱
が達成され、連続的に加熱してクリンカーがさらにキル
ン内へ戻るのを減少する。平坦な二次焔112は、それ
故、キルンの耐火壁への熱伝導が減少するのに対し、流
路28(図1参照)に沿って移動するクリンカーに対す
る連続的で緩やかな熱伝導の増加に貢献する。
【0033】図8は、クリンカー120を加熱するため
に、内部のインジェクタ50、80、または102と協
働するキルン10の操作および機能を示している。イン
ジェクタ50、80、または102は、好ましくは、第
2の空気入口と主バーナ14との間の領域に設けられて
いるが、それは、焔の負荷および特徴、たとえば長さ、
輝きなど加熱輪郭を最適化するために、都合の良い位置
で酸素を主燃料噴射に提供するためである。角度β(図
2参照)は、二次酸素−二次燃料によって提供された二
次焔22、112の作用が最大になるように、すなわ
ち、装填物に対する熱移動の増大、主焔に対する熱移動
の増大、あるいは両方が最大になるように選択される。
上述したように、インジェクタ50、80、または10
2の位置は、主焔との混合に先立って二次空気をもまた
予備加熱する。本発明において、クリンカーは、クリン
カーが直前に冷却部(図示せず)の方へ出る装填物の方
へ向けられた、二次燃料−二次酸素に依る強烈な加熱を
提供する。同時に、一次酸素は、酸素を燃焼スペース内
で最適な位置に設けることによって、主焔の燃焼方法を
助ける。
【0034】図9は、インジェクタ50、80、または
102と協働するキルン10の他の実施例を示してい
る。図9に示された実施例において、インジェクタ5
0、80、または102は、主バーナ内に設けられてい
て、好ましくは燃料を減少した量で使用するロータリー
キルンに使用され、キルン燃焼のたとえば天然ガスのよ
うな比較的高い品質の燃料に関する、熱のかなりの量が
点火と良好な焔に要求される。インジェクタ50、8
0、または102を主バーナ内に設置することによっ
て、一次燃料−空気の混合物をもっと激しく加熱するた
めに、二次燃料−二次燃料燃焼内において、二次焔2
2、112は一次燃料のより速い点火を導くが、それ
は、焔より近い接近、および重ね合わせと交差する噴射
経路による。図9に示された実施例は、二次焔22、1
12が、主焔18の安定性に粉末の禁止的効果を反作用
する、好ましくは、強烈な粉末吹き入れとの使用であ
る。図9に示された実施例は、発火方法がかなりの熱入
力を必要とする低品質の燃料(たとえば、再使用タイ
ヤ)を使用するキルンを使用するのにもまた好ましい。
【0035】図10と11とは、本発明によるさらに他
の実施例を概略的に示している。図10に断面を示した
インジェクタ130は、図2と3とに示されたインジェ
クタ50にいくらか類似している。インジェクタ130
は、インジェクタ50、80、または102と類似した
方法で使用することができる。インジェクタ130は、
本体部132を通ったいくつかの流体流路を有してい
る。一次酸素流路134は、酸素入口136と酸素出口
138とを有している。酸素出口138は、本体部13
2から出ている。
【0036】上部の二次酸素流路140は、本体部13
2を通って上部二次酸素入口142から上部二次酸素出
口144に伸びている。上部二次燃料流用導管すなわち
ランス146は、上部二次酸素流路140を通って延び
ていて、入口148と出口150とを有する。上部二次
酸素出口144と上部二次燃料出口150とは、本体部
132から角度γで出ていて、角度γは、本体部132
の長手または水平軸線から、約0°と約90°との間で
あり、好ましくは約3°と約45°との間であり、最も
好ましくは約3°と約25°との間である。
【0037】下部二次酸素流路152は、本体部132
を通って下部二次酸素入口154から下部二次酸素出口
156に伸びている。下部二次燃料流用導管すなわちラ
ンス148は、下部二次酸素流路152を通って延びて
いて、入口160と出口162とを有する。下部二次酸
素出口156と下部二次燃料出口162とは、本体部1
32から角度βで出ていて、角度βは、図2の角度βに
関して上述したのと同様の範囲内で選択される角度であ
る。インジェクタ130は、極端な条件が存在するよう
な、たとえば、主バーナとクリンカー装填物との両方に
高い熱伝導率が要求される用途に使用される。インジェ
クタ130は、二次燃料−二次酸素の2つの分離した噴
射を有していて、インジェクタ50に関して図2で述べ
たように、クリンカーへの熱移動の増加のために、下部
噴射は水平より角度β下方で噴射する。上部噴射は、一
次燃料空気噴射に増加した熱移動を与えるために角度γ
で主焔18に向かって噴射する。さらに他の実施例(図
示しない)によると、上部および/または下部二次燃料
導管すなわちランス146、148は、2つの出口とと
もに形成でき、これらは図7に関して上述した出口10
8、110に類似していて、上述したような理由と利点
のために平坦な二次焔を生成する。
【0038】図10と11とに示された実施例は、好ま
しくは、焔にかなりの冷却効果を有することができるよ
うな、キルンにかなりの量の粉末吹き入れがある主焔用
の反対の燃焼条件を有する用途に使用される。図10と
11とに示された実施例は、酸素と燃料のいくつかの流
量割合をより制御でき、このようにして、酸素と燃料の
消費のより改善された最適化を可能とし、全体の方法を
改良された効率へ導く。さらに、主焔18の安定性が上
部二次酸素と燃料の流れの装置によって促進されるの
で、インジェクタ130が組み込まれたキルンの効率は
非常に促進される。
【0039】図12は、キルン10を概略的に示してい
て、図8と同様の方法で、インジェクタ130がその中
に組み込まれている。主焔−空気噴射の付加的な二次燃
料−二次酸素がはっきりと示されていて、これは、かな
り逆の条件であっても、一次燃料の早急な点火に導く。
2つの二次燃料−二次酸素の流れ割合の比率は、好まし
くは、キルンの出力を最大にするために選択され、この
ようにして、大量の粉末吹き込みまたは低品位の燃料を
必要ととする用途のために、二次酸素と燃料のかなりの
割合が上部二次焔に向けられ配置されている。あるい
は、比較的高い温度と装填物に対する熱伝導を必要とす
る用途のために、下部二次焔は酸素と燃料のかなりの部
分が配置されているようにしても良い。
【0040】一般に、本発明のインジェクタと共に使用
可能な酸素の流れ割合は、かなり広い範囲を超えてまで
変更することができ、特定のキルン構造および操作条件
に基づいて選択される。好ましくは、一次および二次酸
素流路の両方の酸素流割合は、約5000scfh(時
間当たりの標準立方フィート)(135.1Nm
時)と約150、000scfh(4054Nm
時)との間であり、二次燃料の化学量論割合は二次酸素
流に従う。
【0041】本発明を好ましい実施例に基づいて詳細に
述べたが、本発明の範疇を逸脱しないで多くの変更をす
ることができ、等価のものが使用できることが当業者に
とって明らかであろう。米国特許を含む上述した全ての
従来文献は、ここでそれらの全体をこの中に取り込む。
【0042】
【発明の効果】本発明による方法と装置は、燃焼と熱移
動の点からみて装填物に対して選択的に、最大の効果で
酸素をキルンに供給する。一次酸素は、安定して輝いて
いて、また好ましくは比較的短い焔と同様の完全な燃焼
が達成されるように、この燃料の燃焼方法を促進する。
【0043】二次オキシ焔は、一次燃料のために重要な
量の熱を提供し、空気−燃料−一次酸素の混合物の急速
な加熱と発火とを導き、それによって、主焔の効果的で
完全な燃焼方法を確立する。これは、続いて、本発明の
装置と方法とが、同様の流量割合の燃料を使用した従来
のキルンよりも、吹き込まれた粉末の多くの量を処理す
ることを可能にし、キルンの熱移動割合を維持するため
に必要な燃料の量を減少する。
【0044】本発明の主バーナで使用される燃料は、品
質が劣っていて灰や水が比較的多く含まれているもので
あっても、熱移動の所望のレベルを維持する。
【0045】さらに、ロータリーキルンは、流れるガス
内へ引かれるようになる粉末をより効果的に循環するこ
とができる。
【0046】さらに、二次酸素と二次燃料とは、キルン
を通るクリンカーの経路に沿った異なった位置での温度
を所望のレベルに増加して、クリンカー形成方法の効果
的な完結を提供する。
【0047】本発明はまた、キルン壁の加熱を制限す
る。二次燃焼方法はそのほとんどの熱を装填物に向けて
解放し、キルン耐火物にホットスポットが形成されるの
を阻止する。これは結果として、改良された燃料効率、
低い燃料コスト、および改良された耐火物サービスライ
フとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるロータリーキルンの例を示す概略
図。
【図2】本発明による二次バーナの例示的実施例の部分
を示す概略図。
【図3】図2に示されたバーナの端面図。
【図4】本発明による二次バーナの例示的実施例の部分
を示す概略図。
【図5】図4に示されたバーナの端面図。
【図6】図4に示されたバーナの他の端面図。
【図7】図4に示されたバーナの他の実施例の端面図。
【図8】図2〜7に示されたバーナを組み込んだロータ
リーキルンを示す概略図。
【図9】図2〜7に示されたバーナを組み込んだロータ
リーキルンの他の実施例を示す概略図。
【図10】本発明による二次バーナの他の例示的実施例
の部分を示す概略図。
【図11】図10に示されたバーナの端面図。
【図12】図10と11とに示されたバーナを組み込ん
だロータリーキルンを示す概略図。
【符号の説明】
10……ロータリーキルン 12……第1段階 14……主バーナ 16……第2段階 18……燃料−空気−一次酸素混合物 20……一次酸素射出噴射 22、112……二次燃料−二次酸素噴射(平坦な二次
焔) 24……耐火壁 26……未処理材料 28……流路 30……煙道ガス 32……一次空気 34、38……空気ブロワー 36……二次空気 40……上端 42……下端 50……インジェクタ 52……乾燥ゾーン 54……予備加熱ゾーン 56……焼成ゾーン 58……燃焼ゾーン 60、82……本体部 62……酸素通路 64、86、92、98……入口 66、88、94、100……出口 70、96……二次燃料流路 90、104……二次酸素流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マエンドラ・エル・ジョシ アメリカ合衆国、イリノイ州 60561、ダ リアン、リップル・リッジ 8319 (72)発明者 オリビエ・シャロン アメリカ合衆国、イリノイ州 60611、シ カゴ、イー・オンタリオ 401 (72)発明者 ジャック・デュゲ フランス国、モンティニー・ル・ブレトン ヌ、リュ・ドゥ・ブガンビラ 30

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料入口とクリンカー出口とを有するロ
    ータリーキルンと;焔を発生し前記ロータリーキルン内
    の装填物を加熱するために前記クリンカー出口に十分に
    近接して設けられた主バーナと;前記主バーナに隣接し
    長手方向の軸線を有するインジェクタと;を備え、 前記インジェクタは、 酸化剤入口と二次酸化剤出口とを有しこれらの間に延在
    した酸化剤流路と;一次酸化剤出口を有する一次酸化剤
    流路と;二次燃料入口と少なくとも1つの二次燃料出口
    とを有しかつこれらの間に延在した少なくとも1つの二
    次燃料流導管と;を備えていて、 前記一次酸化剤流路出口は、前記長手方向の軸線に対し
    約−20°から約90°の範囲の角度αをなすように設
    定されていて;前記少なくとも1つの二次燃料出口と二
    次酸化剤出口とは、約0°から約−90°の範囲の角度
    βをなすように設定されて;いることを特徴とするクリ
    ンカーを生産するのに有用な装置。
  2. 【請求項2】 角度αが約−10°から約50°の間で
    あることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 角度αが約−10°から約10°の間で
    あることを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 角度βが約−3°から約−75°の間で
    あることを特徴とする請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 角度βが約−3°から約−60°の間で
    あることを特徴とする請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記一次酸化剤流路は、前記酸化剤流路
    と連通していることを特徴とする請求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つの二次燃料出口は、
    一部分互いに向けられた2つの二次燃料出口を有してい
    て、二次燃料流が前記二次燃料出口から出て酸化剤流が
    前記二次酸化剤出口から出た場合、比較的平坦な焔が生
    成されることを特徴とする請求項1記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記2つの二次燃料出口は、前記比較的
    平坦な焔が長い断面積寸法と短い断面積寸法とを有し、
    前記長い断面積寸法と短い断面積寸法とは、比較的平坦
    な焔が前記キルンの長さ方向の下方に向けられるように
    前記前記キルン内で正しく配置されていることを特徴と
    する請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記インジェクタは、前記主バーナに設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記酸化剤流路は、二次酸化剤流路で
    あって、さらに;上部二次酸化剤入口と上部二次酸化剤
    出口とを有しかつそれらの間に延在した上部上部二次酸
    化剤流路と;を備え、 前記少なくとも1つの二次燃料流導管は、上部二次燃料
    入口と上部二次燃料出口とを有しかつそれらの間に延在
    した上部二次燃料導管と、下部二次燃料入口と下部二次
    燃料出口とを有しかつそれらの間に延在した下部二次燃
    料導管と;を備えたことを特徴とする請求項1記載の装
    置。
  11. 【請求項11】 前記上部二次酸化剤出口と前記上部二
    次燃料出口とは、前記長手方向の軸線に対して約0°か
    ら約90°の間の角度γに設定されていることを特徴と
    する請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記角度γは、約3°から約45°の
    間であることを特徴とする請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記角度γは、約3°から約25°の
    間であることを特徴とする請求項12記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記上部二次燃料導管は上部二次酸化
    剤流路内にあり、前記下部二次燃料導管は前記下部二次
    酸化剤流路内にあることを特徴とする請求項10記載の
    装置。
  15. 【請求項15】 キルンを通って材料の出口に延びてい
    る材料の経路に沿って材料をロータリーキルンを通して
    移動する工程と;熱を前記材料に伝達するために、前記
    材料の出口の近傍において主バーナ焔で前記材料を十分
    に加熱する工程と;前記主バーナ焔に一次酸化剤を放出
    する工程と;および前記材料の出口に隣接して前記材料
    を前記主バーナ焔から実質的に離間して向けられた二次
    焔で加熱する工程と;を備えたことを特徴とするロータ
    リーキルンでクリンカーを形成する方法。
  16. 【請求項16】 前記二次焔は、下部二次焔であり、上
    部二次焔を前記主バーナ焔の方向へ向ける工程をさらに
    有することを特徴とする請求項15記載のロータリーキ
    ルンでクリンカーを形成する方法。
  17. 【請求項17】 前記二次焔は、平坦な焔であり、前記
    材料を加熱する工程は前記材料経路に沿って前記平坦な
    焔によって徐々に前記材料を加熱することを特徴とする
    請求項15記載のロータリーキルンでクリンカーを形成
    する方法。
  18. 【請求項18】 前記一次酸化剤を前記主バーナ焔に放
    出する工程は、時間当たり5000標準立方フィートか
    ら時間当たり150、000標準立方フィートの間の割
    合で酸化剤を放出することを特徴とする請求項15記載
    のロータリーキルンでクリンカーを形成する方法。
  19. 【請求項19】 前記材料を二次焔で加熱する工程は、
    時間当たり5000標準立方フィートから時間当たり1
    50、000標準立方フィートの間の割合で二次酸化剤
    を放出することを特徴とする請求項15記載のロータリ
    ーキルンでクリンカーを形成する方法。
  20. 【請求項20】 前記材料を二次焔で加熱する工程は、
    化学量論的割合で前記二次酸化剤を放出することを特徴
    とする請求項19記載のロータリーキルンでクリンカー
    を形成する方法。
  21. 【請求項21】 前記一次酸化剤を放出する工程は、少
    なくとも約21%の酸素を有する酸化剤を前記主バーナ
    焔に放出することを特徴とする請求項15記載のロータ
    リーキルンでクリンカーを形成する方法。
  22. 【請求項22】 前記一次酸化剤を放出する工程は、少
    なくとも約90%の酸素を有する酸化剤を前記主バーナ
    焔に放出することを特徴とする請求項21記載のロータ
    リーキルンでクリンカーを形成する方法。
  23. 【請求項23】 前記一次酸化剤を放出する工程は、少
    なくとも約99%の酸素を有する酸化剤を前記主バーナ
    焔に放出することを特徴とする請求項23記載のロータ
    リーキルンでクリンカーを形成する方法。
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