JP2000102467A - 立体模型の外装用プレート - Google Patents

立体模型の外装用プレート

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JP2000102467A
JP2000102467A JP10274638A JP27463898A JP2000102467A JP 2000102467 A JP2000102467 A JP 2000102467A JP 10274638 A JP10274638 A JP 10274638A JP 27463898 A JP27463898 A JP 27463898A JP 2000102467 A JP2000102467 A JP 2000102467A
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dimensional model
dimensional
operator
unit
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JP10274638A
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Kenichiro Yunoki
健一郎 柚木
Takeyuki Nakai
健之 中井
Yoshinori Murai
芳典 村井
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KYADEIKKUSU MEDIA RABO KK
Minolta Co Ltd
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KYADEIKKUSU MEDIA RABO KK
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】顔の側面の部分又は髪の部分などのように形状
データが不十分であったり又はないためにそれらの部分
を満足のいく形状とすることができない場合でも、ユー
ザに満足度の高い立体模型を提示すること。 【解決手段】立立体模型を嵌め込むための凹部501
と、立体模型を嵌め込んだときに、立体模型の観賞面が
見えるように設けられた窓部502と、立体模型を嵌め
込んだときに、立体模型の観賞面の周囲の少なくとも一
部を覆うように設けられた縁部503とを有して構成さ
れ、縁部503は、頭部の立体模型における髪の一部及
び顔の周辺を覆うように設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体模型を装着し
て観賞するために用いられる外装用プレートに関する。
【0002】
【従来の技術】可搬型の非接触式3次元計測装置(3次
元カメラ)が商品化され、CGシステムやCADシステ
ムへのデータ入力、身体計測、ロボットの視覚認識など
に利用されている。
【0003】このような3次元計測装置には、投光部、
受光部、及び演算部が備えられている。投光部によって
計測対象にスリット光を照射し、その反射光を受光部で
受光することによって計測対象を撮影し、受光部からの
出力などに基づいて演算部で3次元データを算出する。
【0004】一方、利用客の顔写真シールをその場で作
成する一種の自動販売機が人気を集めている。利用客は
料金分のコインを投入し、モニタの表示面を見ながらカ
メラの前で好みのポーズをとる。そして、所定の操作を
行うと、一定数のシールが並んだシートが作成されて取
出口に排出される。
【0005】上述の3次元計測装置によれば、写真をと
るのと同程度の手軽さで人物を含む各種物体の形状をデ
ータ化することができる。非接触式であるので、人物を
計測する場合であっても、計測対象者が煩わしさを感じ
ることはない。そこで、3次元計測装置を用いて計測対
象者を撮影し、得られた3次元データに基づいて計測対
象者の立体模型を製造することが考えられる。
【0006】その場合に、計測対象者のどの部分をどの
ように撮影し、計測対象者の形状をどこまで忠実に再現
するかが問題である。この問題に対して、本願の出願人
は、予め所定のひな型形状に形成された部分を有する加
工用材料を用い、3次元計測装置の撮影によって得られ
た3次元データに基づいて、加工用材料のひな型形状以
外の部分を加工して計測対象者の頭部の立体模型を製造
する方法を、特願平9−327955号として提案し
た。
【0007】それによると、1台の3次元計測装置を用
いて短時間で撮影することが可能であり、装置が複雑化
することなく、実用的な立体模型を得ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、計測対象者の
頭部を3次元計測装置で形状測定すると、測定方向つま
り撮影方向から見て傾斜が急な部分、例えば計測対象者
の顔の側面の部分については、データの解像度が悪くな
る。したがって、そのような解像度の悪い形状データに
基づいて材料の加工を行うと、その部分の加工が荒くな
り、立体模型の全体の質感を損ねるという問題があっ
た。
【0009】また、光切断法による3次元計測によって
形状測定を行った場合には、計測対象の反射率の低い部
分、例えば髪の部分の測定が行えない。したがって、髪
の部分についてはそのままでは加工が行えないという問
題があった。
【0010】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、顔の側面の部分又は髪の部分などのように形状デ
ータが不十分であったり又はないためにそれらの部分を
満足のいく形状とすることができない場合でも、ユーザ
に満足度の高い立体模型を提示することのできる立体模
型の外装用プレートを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る外
装用プレートは、図23乃至図25に示すように、立立
体模型MSを嵌め込むための凹部501と、前記立体模
型MSを嵌め込んだときに、前記立体模型MSの観賞面
FCが見えるように設けられた窓部502と、前記立体
模型MSを嵌め込んだときに、前記立体模型MSの観賞
面FCの周囲の少なくとも一部を覆うように設けられた
縁部503とを有して構成される。
【0012】請求項2の発明に係る外装用プレートで
は、前記縁部503は、頭部の立体模型における髪の一
部及び顔の周辺を覆うように設けられてなる。請求項3
の発明に係る外装用プレートにおいて、前記立体模型M
Sは、3次元計測によって得られた形状データに基づい
て加工されたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る立体模型を製
作するための人物模型製造システム1の外観を示す図、
図2は人物模型製造装置3の構成を示すブロック図、図
3は操作部13を示す正面図である。
【0014】人物模型製造システム1は、そのユーザで
あり計測対象でもある操作者HMがコインを投入して必
要な操作を行うことにより、操作者HMの頭部の形状を
3次元計測し、その計測結果に基づいてその場で加工用
材料(被加工物)を自動的に加工し、操作者HMの顔を
かたどった立体模型(人物模型)MSを製造して販売す
る装置である。
【0015】図1及び図2において、人物模型製造シス
テム1は、人物模型製造装置3及び背景幕4からなる。
背景幕4は、青色であり、操作者HMの背後に背景とし
て配置されている。
【0016】人物模型製造装置3は、計測部11、制御
部12、操作部13、モニタ部14、スピーカ15、コ
イン投入部16、加工部17、排出部18、材料装着口
30、及びのぞき窓31からなる。これらは、本体ケー
ス10に内蔵され、又はその一部が本体ケース10の表
面に露出するように取り付けられる。
【0017】図2に示すように、計測部11は、3次元
計測部111、2次元撮影部112、及び計測系コント
ローラ113からなる。3次元計測部111は、操作者
HMの頭部、特にそのうちの顔を撮影して3次元データ
を得るためのものである。2次元撮影部112は、操作
者HMの頭部の全体及び胴体部の一部を撮影し、その2
次元データ(カラー画像データ)を得るためのものであ
る。
【0018】3次元計測部111は、参照光を照射する
ための投光窓20a及びその反射光を受光するための受
光窓20bを有する。受光窓20bは2次元撮影部11
2と共用される。投光窓20a及び受光窓20bは、図
1に示すように、本体ケース10の前面であって且つモ
ニタ部14の表示面14aの上辺に沿って、左右に基線
長の分だけ互いに間隔をあけて配置される。
【0019】3次元計測部111は、投光窓20a及び
受光窓20bから一定の距離の範囲内にある計測対象に
対して3次元計測が可能である。この計測可能な距離の
範囲を計測可能距離範囲という。つまり、計測可能距離
範囲の内側の対象物については正常な3次元データを得
ることが可能であり、計測可能距離範囲の外側の対象物
は計測不可能であって3次元データを得ることができな
い。
【0020】人物模型製造システム1において、操作者
HMが操作部13を操作可能な通常の位置にいる限り
は、この計測可能距離範囲の内側に入るようになってお
り、計測を正常に行って3次元データを得ることができ
る。しかし、もし操作者HMが計測可能距離範囲に入っ
ていない場合、例えば遠すぎる場合には、近づくように
警告が発せられる。なお、後述するように、背景幕4は
計測可能距離範囲の外側に配置されている。
【0021】計測部11の光学ユニットが射出するスリ
ット光(所定幅wの帯状のレーザビーム)Uは、投光窓
20aを通って操作者HMに向かう。スリット光の長さ
方向の放射角度φは固定である。操作者HMの表面で反
射したスリット光の一部が受光窓20bを通って光学ユ
ニットに入射する。
【0022】計測系コントローラ113は、3次元計測
部111及び2次元撮影部112を制御するとともに、
それらから得られたデータを処理して3次元データ及び
2次元データを算出する。
【0023】制御部12には、データ処理部121、加
工データ生成部122、特性データ記憶部123が設け
られる。制御部12は、計測部11によって得られた3
次元データ及び2次元データに基づいて、加工部17を
制御し、加工部17において供給される加工用材料に加
工を行って操作者HMの立体模型を製造する。また、撮
像された操作者HMの2次元画像(カラー画像)を確認
のためにモニタ部14に表示し、また、操作者HMの位
置や顔の向きが悪い場合にモニタ部14への表示やスピ
ーカ15による音声によってその旨を警告するように制
御する。さらに、操作部13からの指令に対応して動作
モードを切り換えるなど、人物模型製造装置3の全体を
制御する。なお、制御部12は、種々の電子デバイスを
用いたハードウエア回路、プログラムを実行するコンピ
ュータ又はマイクロプロセッサの機能、又はそれらの組
み合わせなどにより実現することができる。
【0024】操作部13には、図3に示すように、スタ
ートボタン131、確認ボタン(OKボタンともいう)
132、キャンセルボタン(NGボタンともいう)13
3、及びジョイスティック134が備えられる。確認ボ
タン132は、例えばモニタ部14に表示される確認画
面や選択画面でOKを出すときに押され、キャンセルボ
タン133はモニタ部14に表示される操作者HMの画
像が予想と異なる場合に再度別のポーズをとるために押
される。ジョイスティック134は、表示面14aに表
示される複数のボタン又はGUIなどのいずれかを選択
するために用いられる他、表示面14aに表示される画
像を3次元の様々な方向に回転させるために用いられ
る。なお、ジョイスティック134で選択した後は、例
えば確認ボタン132を押すことにより、その選択内容
に対する入力指示が行われる。
【0025】モニタ部14は、表示面14aが、操作者
HMの正面に見えるように本体ケース10の前面ほぼ中
央に臨むように設置された表示システムである。モニタ
部14は、CRT、LCD、又はPDPなどの表示デバ
イスを備えた表示装置、又はこれに光学的機構を加えて
構成される。表示デバイスの表示部分が表示面14aに
一致する場合には、モニタ部14の構造は最も簡単であ
る。表示デバイスを表示面14aよりも奥側に配置し、
表示面14aに透明のガラス板を嵌め込むように構成す
ると、それらの間にミラー又はハーフミラーを配置する
ことができる。特に、表示デバイスの表示面の前方にハ
ーフミラーを配置する場合には、表示デバイスを表示面
14aの奥に配置する必要がある。この場合には、表示
面14aは単なる表示窓と同意である。
【0026】表示面14aには、操作者HMが構図を決
めるための2次元画像、操作者HMの3次元計測を行っ
た結果である3次元画像(3次元形状画像)、操作のた
めのボタン又はGUI、及び操作方法の説明や警告など
が表示される。
【0027】スピーカ15からは、人物模型製造装置3
の操作方法の説明、使用上の注意、操作者HMの撮影位
置及び状態などに対する警告などが、音声で発せられ
る。適宜、効果音や音楽が流される。スピーカ15は、
本体ケース10の前面に配置されているが、本体ケース
10の側面、上面、又は底面などに配置してもよい。
【0028】コイン投入部16は、人物模型製造システ
ム1を使用するために必要な料金を操作者HMが投入す
るためのものである。コインの返却のために返却ボタン
が設けられている。正規のコインが投入されると、その
旨の信号が制御部12に出力され、立体模型MSの製造
に向けて動作が開始される。
【0029】加工部17には、加工系コントローラ17
1、加工機構172、材料固定機構173、材料排出機
構174、Y軸駆動装置175、及び切削屑回収装置1
76などが備えられる。
【0030】材料排出機構174は、複数種類の加工用
材料の中から操作者HMが予め選択したものを、排出部
18に排出する。操作者HMは、排出部18に加工用材
料が排出されると、そのカバーを開けて加工用材料を取
り出す。そして、取り出した加工用材料を、材料装着口
30から材料固定機構173にセットする。材料固定機
構173は、加工用材料が正しくセットされた場合に、
その加工用材料を固定して位置決めする。材料固定機構
173が着脱位置から加工位置に移動した後、加工機構
172が、計測部11で計測された3次元データに基づ
き、加工系コントローラ171の制御によって、固定さ
れた加工用材料に操作者HMの顔の部分を加工する。こ
れによって、操作者HMの立体模型MSが製作される。
【0031】加工用材料AMの加工が完了し、立体模型
MSが完成すると、材料固定機構173は加工位置から
着脱位置に移動し、そこで加工用材料AM(立体模型M
S)の固定を解除する。操作者HMは、材料装着口30
から完成した立体模型MSを取り出して利用する。
【0032】なお、材料装着口30は、その開口部に透
明のカバー30aが設けられており、そのカバー30a
が自動的に開閉するようになっている。カバー30aが
透明であるので、加工用材料AMの装着状況を容易に確
認することができる。また、カバー30aが開いている
場合に操作者HMの手が中に入いっている状態か否かを
検出するためのセンサが設けられている。もし操作者H
Mの手が材料装着口30の中に入っている場合には、カ
バー30aが閉じたり材料固定機構173が作動したり
しないように、安全のための制御が行われている。ま
た、制御部12と加工系コントローラ171の制御範囲
の受持ちについては、種々の形態を取ることができる。
【0033】背景幕4は、先に述べたように青色であ
り、操作者HMの背後に背景として配置されているが、
その位置は、人物模型製造装置3から見て操作者HMの
後方であって3次元計測部111の計測可能距離範囲の
外側に配置される。また、背景幕4の大きさに関して
は、3次元計測部111及び2次元撮影部112の両方
についての撮影範囲、つまり後述する計測用センサ53
及びカラーセンサ54の視野範囲のほぼ全域をカバーす
るように設けられる。なお、2次元撮影部112は、操
作者HMのみならず、背景幕4も正常に撮像してそれら
のカラー画像データを得ることができる。
【0034】したがって、計測部11によって撮影が行
われると、操作者HMの3次元データと、操作者HM及
び背景幕4の2次元データとが得られる。つまり、背景
幕4は計測可能距離範囲の外側に配置されているので、
3次元計測部111による計測を行った場合に、操作者
HMについてのみ3次元データが得られ、背景幕4の部
分については3次元データを得ることができずエラー情
報となる。
【0035】また、背景幕4が青色であるので、3次元
計測部111の照射する参照光の波長域に対して、背景
幕4による反射率は極めて低く、3次元計測に必要な受
光量が得られない。したがって、背景幕4が青色である
ことのみによっても、背景幕4の部分については3次元
データを得ることはほとんどできず、操作者HMの3次
元データのみが得られる。したがって、背景幕4を仮に
計測可能距離範囲の内側に配置した場合であっても、3
次元計測部111によって操作者HMのみの3次元デー
タが得られる。
【0036】次に、加工用材料AM、及び材料固定機構
173による加工用材料AMの位置決め方法について説
明する。図4は材料固定機構173による加工用材料A
M1の位置決めの様子を示す斜視図、図5は材料固定機
構173による加工用材料AM1の位置決めの様子を示
す正面図、図6は材料固定機構173による加工用材料
AM1の位置決めの様子を示す断面側面図、図7は材料
固定機構173による加工用材料AM1の位置決めの様
子を示す平面図である。
【0037】図4乃至図7において、加工用材料AM1
は、ABS、ポリカーボネート、又はアクリルなどの合
成樹脂からなり、概略長方形の板状を呈している。加工
用材料AM1は、その表面側に円板状の加工領域208
Aが設けられており、その下面及び側面の一部に、表面
側に向かって傾斜するテーパ面TP21,22,23が
設けられ、その上面に同じくテーパ面TP24が設けら
れている。加工領域208Aにおいて、計測により得ら
れた3次元データに基づいて、例えば操作者HMの顔の
画像が彫られる。
【0038】材料固定機構173は、2つのテーパ面保
持部401,402、2つのガイド部403,404、
1つの平面保持部405、及び可動基部材411からな
る。テーパ面保持部401,402は、テーパ面TP2
1と当接するテーパ面TP31,32を有する。ガイド
部403,404は、テーパ面TP22,23と当接し
て仮受けするための仮受け部HP31,32を有する。
【0039】可動基部材411には、加工用材料AM1
のテーパ面TP24に当接するテーパ面TP33、及び
裏面に当接する垂直面SP31が設けられている。加工
用材料AM1を材料固定機構173によって保持するに
は、加工用材料AM1を、これらテーパ面保持部40
1,2、ガイド部403,4、及び平面保持部405に
対して上方から下方へ挿入する。そうすると、まず、加
工用材料AM1の側面がガイド部403,404により
ガイドされて挿入し易くなり、次に加工用材料AM1の
裏面が平面保持部405によってガイドされる。そし
て、加工用材料AM1のテーパ面TP22,23が、ガ
イド部403,4の仮受け部HP31,32によって仮
受けされる。さらに挿入すると、テーパ面TP21がテ
ーパ面保持部401,2のテーパ面TP31,32に当
接する。
【0040】加工用材料AM1が挿入されたことを図示
しないセンサが検出すると、可動基部材411が下降動
作し、そのテーパ面TP33が加工用材料AM1のテー
パ面TP24に当接し、加工用材料AM1を下方へ強く
押し付けて位置決めを行う。加工用材料AM1は、各テ
ーパ面TPによって保持され、押圧することによって楔
状に入り込んで確実に固定されるとともに、精度よく位
置決めされる。
【0041】また、材料固定機構173の配置位置は、
加工用材料AM1の加工領域208Aよりも後退した位
置であるから、切り粉が材料固定機構173に付着しに
くい。しかも、テーパ面保持部401,2はその上面が
テーパ面TP31,32であり、且つ平面保持部405
とは千鳥状にずれて配置されているから、切り粉が付着
した場合でもそれが滞留することがない。付着した切り
粉は、加工用材料AM1を取り外した後に、吸引式の切
削屑回収装置によって回収される。
【0042】また、テーパ面保持部401,2と平面保
持部405とが千鳥状にずれて配置されているので、テ
ーパ面TP21及びテーパ面TP31,32の加工誤差
や配置誤差などが吸収される。つまり、位置決め時にお
いて、加工用材料AM1に適量の撓み又は歪みが生じ、
加工用材料AM1のテーパ面TP21がテーパ面保持部
401,2のテーパ面TP313,32に倣うようにな
って位置決めが確実に行われる。
【0043】また、仮に、操作者HMが加工用材料AM
1の表裏を逆にして挿入しようとした場合であっても、
図7(B)に示すように、加工用材料AM1の側部がガ
イド部403,404の仮受け部HP31,32に当接
してそれ以上挿入することができなくなるので、加工用
材料AM1を誤ってセットすることがない。
【0044】加工用材料AM1は、材料固定機構173
によって固定された状態で、加工機構172によって切
削加工され、これによって立体模型MS1が作製され
る。次に、加工用材料AM1を加工して得られる立体模
型MS1の利用方法について説明する。
【0045】図8は立体模型MS1の例を示す図、図9
は外装用プレートGP1の正面図、図10は外装用プレ
ートGP1に立体模型MS1を装着した状態を示す背面
図、図11は外装用プレートGP1に立体模型MS1を
装着した状態の断面図である。
【0046】図8において、立体模型MS1は、加工用
材料AM1の加工領域208Aに操作者HMの顔FCの
画像が彫られたものである。図9乃至図11において、
外装用プレートGP1は、ABS、ポリカーボネート、
又はアクリルなどの合成樹脂からなり、概略横長の長方
形の板状を呈している。
【0047】外装用プレートGP1には、立体模型MS
1を嵌め込むための各穴である凹部501、立体模型M
S1を嵌め込んだときに、立体模型MS1の加工面(観
賞面)である顔FCが見えるように設けられた窓部50
2、立体模型MS1を嵌め込んだときに立体模型MS1
の顔FCの周辺部を覆う縁部503、及び、立体模型M
S1を嵌め込んだ後で脱落するのを防ぐための固定爪5
04が設けられている。
【0048】縁部503は、立体模型MS1の顔FCに
対して、それを修飾したり、変装したりするような図柄
としておくことができる。例えば、マンガやテレビのキ
ャラクターを模した図柄、種々の職業、国、時代などの
風俗を表した図柄などとすることができる。
【0049】なお、立体模型MS1は、凹部501に嵌
め込んだ際に、加工領域208Aの周囲の平面の部分が
外装用プレートGP1の平面と面一となるように位置決
めされる。
【0050】立体模型MS1を外装用プレートGP1に
装着することによって、顔FCの側面の部分又は髪の部
分などのように、3次元の形状データが不十分であった
り又はないために満足のいく形状とすることができない
部分を縁部503によって旨く隠して目立たなくすると
ともに、縁部503によって好みの装飾を施すことがで
きる。したがって、ユーザである操作者HMに対して、
満足度の高い立体模型MS1を提示することができる。
【0051】また、外装用プレートGP1に、立体模型
MS1を嵌め込む部分とは別に、マンガやテレビのキャ
ラクターを模した立体模型を設けておくと、それらと自
分の顔FCとが並んで配置されることとなり、一層興味
深くなる。
【0052】なお、加工用材料AM1及び外装用プレー
トGP1は、例えば合成樹脂材料を用いた射出成形によ
って製造される。加工用材料AM1の加工領域208A
を除いた表面に、予め所定の色又は模様を付しておくこ
とができる。また、加工領域208Aについては、加工
を行うことによって原料の地の色が現れるので、原料の
色を立体模型MS1に応じた所望の特定の色、例えば
白、黄、赤、茶、黒などとしておけばよい。立体模型M
S1が人物についてのものである場合には、原料を肌の
対象者の色と合わせておけばよい。また、加工用材料A
M1を透明材料を用いて製造してもよい。加工用材料A
M1が透明な場合には、作製された立体模型MS1はク
リスタルのような仕上がりとなる。
【0053】次に、加工部17の構造の例について説明
する。図12は加工部17の構造の例を示す斜視図、図
13は本体ケース10内における加工部17の配置状態
を示す斜視図、図14は本体ケース10内における加工
部17の配置状態を示す断面側面図である。なお、これ
らの図は、本体ケース10に設けられた加工部17の構
成の例を示すものであるから、上に述べた人物模型製造
装置3の構成と異なる場合がある。但し、上に述べた加
工部17の機能と同様の機能を有する部分については同
一の符号を付した。
【0054】図12に示す加工用材料AMは、頭部と胴
体部とからなる人体のひな型であり、その顔の部分には
加工領域208Aに対応して凸状部が設けられている。
凸状部が、加工機構172の刃物ETにより切削加工さ
れ、髪の毛及び耳などの他の部分と連続した顔に形成さ
れる。
【0055】図12において、加工部17として、加工
機構172、材料固定機構173、Y軸駆動装置17
5、切削屑回収装置176、及び材料着脱部177が設
けられる。
【0056】加工機構172には、加工工具としての刃
物ET、刃物ETを支持して回転駆動するスピンドル部
SPD、スピンドル部SPDをX軸方向に移動駆動する
X軸駆動装置1721、及びスピンドル部SPDをZ軸
方向に移動駆動するZ軸駆動装置1722が設けられ
る。X軸駆動装置1721及びZ軸駆動装置1722
は、それぞれサーボモータ又はパルスモータなどにより
駆動され、高精度の位置決めが可能である。Z軸駆動装
置1722は、本体ケース10に対して固定されてい
る。加工機構172の配置されている位置、さらに正確
にいうと刃物ETにより加工可能な位置が、加工位置で
ある。
【0057】加工機構172による加工を行う際には、
図12で示されるように、Z軸駆動装置1722によっ
てスピンドル部SPDが前方に移動し、刃物ETが切削
屑回収装置176の吸引パイプ1761の切削用溝17
62から中に入り込み、刃物ETの先端で加工用材料A
Mを加工する。加工機構172による加工が終了する
と、スピンドル部SPDが後方に移動し、刃物ETが吸
引パイプ1761から離れる。
【0058】材料固定機構173には、基部材342及
び可動基部材345からなる位置決め部FXが設けられ
る。また、加工用材料AMが位置決め部FXに正常にセ
ットされたか否か、及びセットされた加工用材料AMの
種類を検出するための材料センサSA(図示せず)が設
けられる。
【0059】材料固定機構173の全体は、Y軸駆動装
置175によってY軸方向に移動駆動される。Y軸駆動
装置175は、サーボモータ又はパルスモータなどによ
り駆動され、高精度の位置決めが可能である。Y軸駆動
装置175自体は、本体ケース10に対して固定され
る。
【0060】Y軸駆動装置175の駆動によって、材料
固定機構173は、刃物ETによって加工可能な位置で
ある加工位置と、加工位置からは上方に離れた位置であ
って加工用材料AMの着脱を行うための着脱位置とに位
置決めされる。但し、材料固定機構173が加工位置に
位置決めされた後は、加工機構172による加工が開始
されると、Y軸駆動装置175は、加工用材料AMに対
する加工形状に応じて材料固定機構173をY軸方向に
移動駆動する。つまり、Y軸駆動装置175は、材料固
定機構173を着脱位置と加工位置との間で移動させる
機能と、加工の際にY軸方向に移動駆動する機能とを兼
用する。これによって、駆動装置の構成がそれだけ簡単
となり、省スペース化が図られる。なお、材料固定機構
173は、加工位置の近辺に原点位置がある。
【0061】切削屑回収装置176は、吸引パイプ17
61、可撓パイプ1763、及び吸引装置1764など
から構成される。吸引パイプ1761は、加工用材料A
Mが加工位置にあるときに、その周囲を覆うことによっ
て、加工により生じる切削屑(切り粉)を空気流によっ
て吸引するためのものである。吸引パイプ1761は固
定されているが、材料固定機構173がY軸駆動装置1
75により移動することにより、吸引パイプ1761の
中に加工用材料AMが入ってくる。吸引パイプ1761
は、アクリルなどの透明な合成樹脂からなる。加工位置
には上に述べた透明ののぞき窓31が設けられ、加工用
材料AMの加工の際には、その様子をのぞき窓31から
観察することができる。
【0062】吸引パイプ1761には、上に述べたよう
に、加工の際に刃物ETが干渉せずに入り込むための切
削用溝1762が設けられている。刃物ETは、X軸方
向及びZ軸方向にのみ移動し、Y軸方向には移動しない
ので、切削用溝1762はX軸方向に長く開口してい
る。可撓パイプ1763は、吸引パイプ1761と吸引
装置1764とを繋ぐ。
【0063】吸引装置1764には、切削屑回収カート
リッジ1765及び吸引ファン1766が備えられる。
切削屑回収カートリッジ1765には、吸引パイプ17
61及び可撓パイプ1763を通って送られてきた切削
屑が溜まる。切削屑回収カートリッジ1765内に切削
屑が満杯になれば、切削屑回収カートリッジ1765を
取り出して切削屑を捨てる。
【0064】材料着脱部177は、上に述べたカバー3
0aの部分を除いて加工用材料AMを囲むように設けら
れた安全カバー1771、及び安全カバー1771の底
面に設けられた通過穴1772を開閉するように設けら
れたシャッター1774から構成される。安全カバー1
771によって、操作者HMが加工用材料AMを着脱す
る際に加工機構172及び切削屑回収装置176から隔
離され、操作者HMの安全が確保されている。
【0065】通過穴1772は、加工用材料AMが着脱
位置と加工位置との間を移動する際に、安全カバー17
71の底面と干渉しないように設けられる。シャッター
1774は、加工用材料AMが底面を通過する際に開
き、通過後に閉じる。シャッター1774の主な機能
は、加工用材料AMの装着時に誤って加工用材料AMが
落下するのを防止すること、及び、操作者HMが通過穴
1772から下方に手を突っ込んで悪戯するのを防止す
ることである。シャッター1774の開いた位置を退避
位置といい、閉じた位置をセット位置という。
【0066】安全カバー1771には、通過穴1772
の他に、位置決め部FXの基部材342及び可動基部材
345が移動する際に干渉しないように、通過穴177
2と連続する通過穴1773が設けられる。なお、上述
の吸引パイプ1761は、その上端が安全カバー177
1の底面の直ぐ近辺まで延びている。
【0067】このように構成された加工部17におい
て、加工用材料AMが装着されていない待ち状態、つま
り初期状態においては、カバー30aは閉位置、シャッ
ター1774は退避位置、可動基部材345は退避位置
(開位置)、材料固定機構173は原点位置(加工位
置)、加工機構172及び吸引装置1764は停止状態
である。
【0068】上述の実施形態においては、加工用材料A
Mとして合成樹脂を成形したものを用いたが、木系の粉
末材料を結着剤とともに成形して固めたものを用いるこ
とも可能である。また、紙、粘土、金属、合成ゴムなど
の材料を用いて成形してもよい。加工用材料AMは、型
を用いて製造することが大量生産の点から有利である
が、必ずしも型を用いる必要はない。
【0069】上述の実施形態において、加工機構172
として、切削加工を行う場合には例えばフライス盤が用
いられる。その刃物として、エンドミル、スローアウエ
イフライスなどが用いられる。切削加工によらない場合
には、積層造形法(光造形法を含む)、レーザ加工(熱
加工)、放電加工、成型加工(加圧など)などの手法を
用いることが可能である。材料固定機構173として種
々の機構を用いることが可能である。例えば多関節のロ
ボット又はマニピュレータを用いることも可能である。
【0070】上述の実施形態において、外装用プレート
GP1を横長の長方形状としたが、縦長の長方形状、正
方形状、三角形状、六角形状、その他の多角形状、円形
状、楕円形状、星形状、その他の形状とすることができ
る。
【0071】上述の実施形態では、自動販売機としての
使用を想定した人物模型製造システム1を例示したが、
製造した立体模型MS1及び外装用プレートGP1など
を無償で配付するものであってもよい。立体模型MS1
及び外装用プレートGP1のサイズは、縮小サイズに限
らず、実物大でも拡大サイズでもよい。計測対象は人物
以外の生物でも無生物でもよい。その他、人物模型製造
システム1、人物模型製造装置3、又は加工部17、材
料固定機構173、又は外装用プレートGP1の全体又
は各部の構成、構造、形状、寸法、材質、動作内容、動
作順序、タイミングなどは、本発明の趣旨に沿って適宜
変更することができる。
【0072】
【発明の効果】本発明によると、顔の側面の部分又は髪
の部分などのように形状データが不十分であったり又は
ないためにそれらの部分を満足のいく形状とすることが
できない場合でも、ユーザに満足度の高い立体模型を提
示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】人物模型製造システムの外観を示す図である。
【図2】人物模型製造装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】操作部を示す正面図である。
【図4】他の実施形態による材料固定機構の加工用材料
の位置決めの様子を示す斜視図である。
【図5】材料固定機構による加工用材料位置決めの様子
を示す正面図である。
【図6】材料固定機構による加工用材料の位置決めの様
子を示す断面側面図である。
【図7】材料固定機構による加工用材料の位置決めの様
子を示す平面図である。
【図8】立体模型の例を示す図である。
【図9】外装用プレートの正面図である。
【図10】外装用プレートに立体模型を装着した状態を
示す背面図である。
【図11】外装用プレートに立体模型を装着した状態の
断面図である。
【図12】加工部の構造の例を示す斜視図である。
【図13】本体ケース内における加工部の配置状態を示
す斜視図である。
【図14】本体ケース内における加工部の配置状態を示
す断面側面図である。
【符号の説明】
501 凹部 502 窓部 503 縁部 MS1 立体模型 FC 顔(観賞面) GP1 外装用プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中井 健之 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 村井 芳典 東京都世田谷区桜新町1−12−10 株式会 社キャディックスメディアラボ内 Fターム(参考) 3B111 BB01 CA01 CD05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】立体模型を観賞するために用いられる外装
    用プレートであって、 前記立体模型を嵌め込むための凹部と、 前記立体模型を嵌め込んだときに、前記立体模型の観賞
    面が見えるように設けられた窓部と、 前記立体模型を嵌め込んだときに、前記立体模型の観賞
    面の周囲の少なくとも一部を覆うように設けられた縁部
    と、 を有してなることを特徴とする立体模型の外装用プレー
    ト。
  2. 【請求項2】前記縁部は、頭部の立体模型における髪の
    一部及び顔の周辺を覆うように設けられてなる、 請求項1記載の立体模型の外装用プレート。
  3. 【請求項3】前記立体模型は、3次元計測によって得ら
    れた形状データに基づいて加工されたものである、 請求項1又は請求項2記載の立体模型の外装用プレー
    ト。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100416380B1 (ko) * 2001-12-18 2004-01-31 삼성전자주식회사 플래시 메모리 형성 방법

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KR100416380B1 (ko) * 2001-12-18 2004-01-31 삼성전자주식회사 플래시 메모리 형성 방법

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