JP2000101954A - 映像再生システム、送信装置、映像再生装置及び映像再生方法 - Google Patents

映像再生システム、送信装置、映像再生装置及び映像再生方法

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JP2000101954A
JP2000101954A JP10265583A JP26558398A JP2000101954A JP 2000101954 A JP2000101954 A JP 2000101954A JP 10265583 A JP10265583 A JP 10265583A JP 26558398 A JP26558398 A JP 26558398A JP 2000101954 A JP2000101954 A JP 2000101954A
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JP10265583A
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Inventor
Akira Sakuraba
亮 桜庭
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像ソフトの変更が容易で、設置場所の確保
を容易にする。 【解決手段】 本発明の映像再生システムは、送信装置
100と映像再生装置200とから構成される。送信装
置100は、送信データ生成手段120が、記録媒体1
10に記録された映像及び音声データを読み取り、これ
にデータの送信先である画像再生装置の識別コードを付
加して送信データを生成し、送信手段130により送信
する。画像再生装置200は、送信装置100からの送
信データを受信手段220で受信し、判断手段240で
自装置宛に送られたものであるかをチェックし、自装置
宛のものであれば記録手段250に記録する。記録手段
250に記録された映像及び音声データは、映像音声再
生手段260によって再生され、表示及び音声出力され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像再生システムに
関し、特に記録媒体に記録された映像及び音声データを
送信する送信装置と、このデータを受信して記録再生す
る映像再生装置から成る映像再生システム及び映像再生
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】商店あるいは販売店では、販売促進のた
め、店頭等で商品の案内や説明等を行う展示用の映像再
生装置を設置していることが多い。このような映像再生
装置は、ビデオCD、レーザーディスク、VHSビデ
オ、あるいは8mmビデオ等の記録媒体に記録された映
像ソフトの再生を行う再生装置と、再生された映像ソフ
トの信号を音声あるいは映像として出力する出力装置と
から構成されている。例えば、汎用のビデオデッキとモ
ニタディスプレイ及びこれらを接続するケーブルとから
構成されている場合、映像ソフトはビデオデッキにより
再生され、再生された音声信号あるいは映像信号は、ケ
ーブルを経由してモニタディスプレイに送られて表示あ
るいは音声出力される。しかしながら、このような映像
再生装置は、信号伝達用の配線が困難である場合が多
い。この欠点を補うために、映像情報を送信機から無線
伝送で送出し、店頭に置かれた受信機で映像情報を受信
して表示するシステムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の映像再
生システムでは、映像再生装置として、ビデオCD、レ
ーザーディスク、VHDビデオ、あるいは8mmビデオ
等用いた場合、映像ソフトの内容を変更する作業が大変
であるという問題がある。映像ソフトの内容を変更する
場合には、すべての映像再生装置についてビデオ、また
はディスクを用意し、各映像再生装置の配置場所へ行っ
ての交換が必要である。このため、交換店頭の販売促進
用に多数の映像再生装置を設置していた場合、大変な手
間と費用がかかってしまう。
【0004】また、映像情報を送信機から無線伝送で送
出し、店頭に置かれた受信機で映像情報を受信して表示
するシステムでは、送信機と受信機は一対であり、配置
場所が制限されるという問題がある。このようなシステ
ムは、通常映像を送る場合、その情報量が多いために広
い帯域幅を必要とするため、専有帯域幅が広ければ有効
チャンネル数は少なくなる。通常このようなシステムに
用いられる2.4GHz、5.6GHz等の場合、せい
ぜい1〜3チャンネル、混信を考慮すると1チャンネル
程度のチャンネル数になる。このように送信機と受信機
は一対であるため、店頭販売促進用に映像再生装置を設
置する場合、近くに2組の映像再生装置を設置すること
は難しく、設置場所が制限される。また、映像再生装置
を多数設置する場合には、対応する送信機を用意しなけ
ればならず、費用がかかる。さらに、映像ソフトを変更
する場合にも、1組毎に対応しなければならず、手間が
かかる。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、映像ソフトの変更が容易で、設置場所の確保
が容易な映像再生システムを提供することを目的とす
る。また、本発明の他の目的は、映像ソフトの変更が容
易な映像再生方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、記録媒体に記録された映像及び音声デー
タを再生する映像再生システムにおいて、記録媒体に記
録された映像及び音声データを読み出し送出先の識別コ
ードを付加して送信データを生成する送信データ生成手
段と、前記送信データを微弱な電波に変換した信号を送
信する送信手段とを備えた送信装置と、前記送信装置の
送出した信号を受信する受信手段と、前記識別コードに
より前記映像及び音声データを保存するか否かを判断し
記録処理を行う判断手段と、前記映像及び音声データを
記録する記録手段と、前記記録手段に記録された映像及
び音声データを再生する映像音声再生手段とを備えた映
像再生装置と、から構成されることを特徴とする映像再
生システム、が提供される。
【0007】このような構成の映像再生システムでは、
送信装置が、記録媒体に記録された映像及び音声データ
を読み取り、これにデータの送信先である画像再生装置
の識別コードを付加して送信データを生成し、送信す
る。画像再生装置は、この送信装置からの送信データを
受信し、自装置宛に送られたものであるかをチェック
し、自装置宛のものであれば記録手段に記録する。記録
手段に記録された映像及び音声データは、映像音声再生
手段によって再生され、表示及び音声出力される。
【0008】また、記録媒体に記録された映像及び音声
データを送信する送信装置と送信されたデータを受信し
記録再生する映像再生装置から成る映像再生システムの
映像再生方法において、前記送信装置で、記録媒体に記
録された映像及び音声データを読み出し送出先の識別コ
ードを付加して送信データを生成し、前記送信データを
微弱な電波に変換した信号を送信し、前記映像再生装置
で、前記送信装置の送出した信号を受信し、前記識別コ
ードにより前記映像及び音声データを保存するか否かを
判断し、判断の結果に応じて前記映像及び音声データを
記録し、記録された映像及び音声データを再生する手順
とから成ることを特徴とする映像再生方法、が提供され
る。
【0009】このような手順の映像再生方法では、送信
装置で記録媒体に記録された映像音声データを読み出
し、これに送出先の識別コードを付加して送信データを
生成し、送信する。また、映像再生装置で送信装置から
の送信データを受信し、識別コードにより送信データが
自装置宛のものであるかどうかをチェックし、自装置宛
のものであればその映像及び音声データを保存するとい
う判断を行い、記録する。記録された映像及び音声デー
タは、記録が更新されるまで再生され、表示及び音声出
力される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態で
ある映像再生システムの構成図である。本発明の一実施
の形態である映像再生システムは、記録媒体に記録され
た映像及び音声データに識別コード(以下、IDとす
る。)を付加した送信データを送信する送信装置100
と、送信装置100の送信したデータを受信し、映像及
び音声データを再生して出力する映像再生装置200と
から構成される。
【0011】送信装置100は、映像音声データが記録
された記録媒体110と、記録媒体110から映像音声
データを読み出して送出先の映像再生装置のIDを付加
する送信データ生成手段120と、送信データ生成手段
120によりIDが付加された映像音声データを送出す
る送信手段130と、アンテナ140とから構成され
る。記録媒体110は、映像再生装置200で表示及び
音声出力される映像音声データが記録されているメモリ
等である。送信データ生成手段120は、登録されたI
Dに対応する映像音声データを記録媒体110から読み
出し、この映像音声データに該当する映像再生装置のI
Dを付加した送信データを生成する。送信手段130
は、送信データ生成手段120の生成した送信データを
微弱な電波に変換した信号を生成し、アンテナ140に
出力する。アンテナ140は、送信手段130の出力し
た送信データ信号を外部に送出する。
【0012】映像再生装置200は、送信装置100の
送信したIDが付加された映像及び音声データを、アン
テナ210を経由して受信する受信手段220と、自装
置に登録された自装置固有の識別コード(S−ID)2
30と、映像音声データ記録可否の判断及びその判断に
従って記録を行う判断手段240と、記録手段250
と、記録手段250に記録された映像及び音声データを
再生する映像音声再生手段260とから構成される。こ
のような映像再生装置200は、1台の送信装置100
に対して複数配置することができる。
【0013】アンテナ210は、送信装置100の出力
した送信データ信号を受信し、受信手段220へと出力
する。受信手段220は、受信した信号をID及び映像
音声データに変換する。S−ID230は、受信したデ
ータが自装置宛のものかどうかをチェックするために登
録された自装置固有のIDである。判断手段240は、
受信手段220よりID及び映像音声データを入力し、
S−ID230より自装置固有のIDを入力する。この
受信したIDと自装置固有のIDとが一致するか否かを
チェックし、一致していれば、受信データは自装置宛の
ものであると判断し、映像音声データを記録手段250
に記録する。記録手段250は、映像音声データを記録
するメモリである。映像音声再生手段260は、記録手
段250に記録された映像音声データを再生し、表示及
び音声出力する。
【0014】このような構成の映像再生システムの動作
及び映像再生方法について説明する。送信装置100
は、記録媒体110に記録された映像音声データを読み
出し、送信データ生成手段120でIDを付加して、
「映像音声データ+ID」の送信データを生成する。こ
の「映像音声データ+ID」は、送信手段130で微弱
な電波信号に変換され、アンテナ140を経由して、送
信される。所定の範囲内に映像再生装置200が設置さ
れていて、送信装置100の送信した「映像音声データ
+ID」信号をアンテナ210を経由して受信手段22
0に取り込む。この信号は、受信手段220により「映
像音声データ+ID」のデジタルデータに変換され、判
断手段240へ送られる。判断手段240は、予め登録
された自装置固有のIDをS−ID230から読み出
し、受信データ中のIDと比較して自装置宛のデータで
あるか否かを判断する。IDが一致し、映像音声データ
が自装置宛のものであると判断した場合には、記録手段
250に映像音声データを記録する。記録手段250に
記録された映像音声データは、映像音声再生手段260
により繰り返し再生され、表示及び音声出力される。
【0015】次に、本発明に係る映像再生システムを店
頭に配置した例について説明する。図2は、本発明の一
実施の形態である映像再生システムの設置例である。こ
の例は、送信装置100と映像再生装置200a、20
0b、200cとから成るシステムである。映像再生装
置200a、200b、200cは、各装置に固有のI
Dが登録されており、送信装置100の送信可能範囲内
に任意に配置される。
【0016】送信装置100は、映像再生装置200
a、200b、200cで再生する映像音声データが記
録媒体に記録され、各映像再生装置のIDが登録されて
いる。映像音声データは、共通にも、個々に異なったも
のとすることもできる。送信装置100は、各映像再生
装置宛の「映像音声データ+ID」の送信データを順
次、微弱な電波に変換して、アンテナ140を経由して
送信する。
【0017】映像再生装置200a、200b、200
cは、送信装置100の送信する「映像音声データ+I
D」を、アンテナ210a、210b、210cを経由
して受信する。映像再生装置200a、200b、20
0cは、受信した「映像音声データ+ID」のIDと、
登録された自装置固有のID(S−ID)とが一致して
いれば、自装置宛の映像音声データであると判断し、記
録手段に記録する。記録された映像音声データは繰り返
し再生され、映像は映像モニタ265a、265b、2
65cに表示される。
【0018】次に、本発明に係る映像再生システムの送
信装置100について詳細に説明する。図3は、本発明
の一実施の形態である映像再生システムにおける送信装
置のブロック図である。
【0019】本発明に係る送信装置100は、記録媒体
110、送信データ生成手段120、送信手段130、
アンテナ140、及び電源150とから構成される。記
録媒体110は、外部から映像音声データを読み込むデ
ータ入力部111と、映像再生装置200へ送信する映
像音声データファイルを記録したメモリ112から成
る。データ入力部111は、必要に応じて外部から映像
音声データを入力する。外部からの入力は、例えばCD
−ROMやフロッピーディスク等の外部記録媒体からの
読み込みや、データ通信による映像音声データの入力等
である。メモリ112は、各映像再生装置の出力する映
像音声データがすべて記録され、例えば、各映像再生装
置毎にメモリ領域が確保され映像音声データが記録され
ている構成や、ファイル番号が付されている等、各映像
再生装置に対応して抽出が可能なように配列されてい
る。
【0020】送信データ生成手段120は、送信データ
生成を行うCPU121と、各再生装置のID等が登録
されたプログラム122とから構成される。CPU12
1は、プログラム122に従って、登録された各映像再
生装置に対して順次、該当する映像音声データファイル
をメモリ112から読み出し、IDを付加し、「映像音
声データ+ID」の送信データを生成する。プログラム
122は、CPU121の実行手順及び、各映像再生装
置のIDと、各映像装置と映像音声ファイルの対応等、
CPU121が送信データ生成処理を行うのに必要な情
報が記録されている。
【0021】送信手段130は、変調回路131と、送
信回路132とから構成される。送信データ生成手段1
20の生成した送信データは、変調回路131により変
調され、送信回路132からアンテナ140へ送出され
る。
【0022】アンテナ140は、送信手段130から送
られた信号を、送出する。電源150は、送信装置10
0の各部に電源を供給する。このような構成の送信装置
100の動作を説明する。データ入力部111より最新
の映像ソフトがメモリ112に記録される。プログラム
122に記録された手順に従って、CPU121はメモ
リ112の映像音声ファイルを読み出し、IDを付加し
た送信データ「映像音声データ+ID」を生成する。生
成された送信データは、変調回路131で変調され、送
信回路132により送信される。このように、本発明に
係る送信装置100では、データ入力部111より新た
な映像ソフトを入力すれば、自動的に、この最新の映像
ソフトが各映像再生装置に配布される。また、複数の映
像再生装置に対し、1台の送信装置を準備するだけでよ
く、また、混信することもないため、送信装置及び各映
像再生装置の設置場所の確保が容易である。
【0023】次に、本発明に係る映像再生システムの映
像再生装置200について詳細な説明をする。図4は、
本発明の一実施の形態である映像再生システムにおける
映像再生装置のブロック図である。
【0024】本発明に係る映像再生装置200は、アン
テナ210、受信手段220、S−ID230、判断手
段240、記録手段250、映像再生手段260、及び
電源270とから構成される。
【0025】アンテナ210は、送信装置の送信した
「映像音声データ+ID」の送信信号を受信し、受信手
段220に送る。受信手段220は、同調回路221、
周波数変換部222、及び復調回路223とから構成さ
れる。アンテナ210から入力した信号は、同調回路2
21により取り込まれ、周波数変換部222においてよ
り低い周波数に変換され、増幅後、復調回路223でデ
ジタル信号に復調される。生成された受信データ「映像
音声データ+ID」は、判断手段240に送られる。
【0026】S−ID230は、自装置固有の識別コー
ドが登録されている。例えば、外部よりスイッチ等によ
り設定する構成等である。判断手段240は、CPU2
41とプログラム242とから構成される。CPU24
1は、プログラム242に従って、S−ID230に登
録された自装置固有のIDと、受信手段220より入力
した「映像音声−データ+ID」のIDを比較する。I
Dが一致していれば、自装置宛のデータであると判断
し、送られてきた映像音声データを記録手段250に記
録する。プログラム242は、CPU241の実行手順
が記録されている。
【0027】記録手段250は、映像音声データを映像
音声ファイルとして記録するメモリ251である。映像
再生手段260は、デコード261、音声データのデジ
タル−アナログ変換部(D/A音声)262、映像デー
タのデジタル−アナログ変換部(D/A映像)263、
スピーカ264、及び映像モニタ265とから構成され
る。デコード261は、メモリ251に記録された、例
えばMPEG形式の映像音声データをデコードする。音
声データは、D/A音声262でデジタル信号からアナ
ログ信号に変換され、スピ−カ264により音声出力さ
れる。映像データは、D/A映像263でデジタル信号
からアナログ信号に変換され、映像モニタ265に表示
される。映像モニタ265は、映像を表示する液晶ディ
スプレイ等である。映像再生手段260は、メモリ25
1に記録された映像音声データを始めから再生し、終了
するとまた始めに戻って再生を行う。
【0028】電源270は、映像再生装置200の各部
に電源を供給する。このような構成の映像再生装置20
0の動作を説明する。アンテナ210を経由して受信手
段220に入力した「映像音声データ+ID」は、同調
回路221と周波数変換部222と復調回路223によ
り、デジタル信号に変換され、判断手段240に出力さ
れる。判断手段240のCPU241は、プログラム2
42に記録された手順に従って、受信した「映像音声デ
ータ+ID」のIDとS−ID230に登録された自装
置のIDとを比較し、一致していれば、自装置宛の映像
音声データであると判断し、映像音声データを記録手段
250のメモリ251に記録する。映像再生手段260
は、メモリ251から読み出した映像音声データをデコ
ード261でデコードする。音声は、D/A音声262
で音声信号に変換され、スピーカ264で音声として出
力される。映像は、D/A映像263で映像信号に変換
され、映像モニタ265で表示される。このように、本
発明に係る映像再生装置では、自装置のIDと一致した
映像音声データのみを記録するため、他装置の映像音声
データを誤って記録してしまうことがない。また、CD
−ROMやビデオディスク等の外部記録媒体を保持する
機構を必要としないため、映像再生装置を小型化するこ
とができる。
【0029】次に、本発明に係る映像再生システムの送
信装置から映像再生装置へのデータ送信周期について説
明する。図5は、本発明の一実施の形態である映像再生
システムにおける送信装置の送信タイミングチャートで
ある。
【0030】この例では、IDが1、2、3、4、5で
ある5台の映像再生装置に対して、順次、「映像音声デ
ータ+ID」の送信データを送っている。各映像再生装
置に対する送信が一巡すると、また最初の映像再生装置
から送信データを送る。このように、連続して映像音声
データを送信する映像再生システムでは、比較的短い時
間で映像音声データを変更することができる。また、例
えば、通信エラー等により、映像再生装置への送信がで
きなかった場合でも、次の周期で確実に更新することが
できる。
【0031】上記の説明では送信装置から各映像再生装
置への送信データ「映像音声データ+ID」は、送信装
置に登録された映像再生装置に対して順次周期的に送信
されるとしたが、更新が必要な場合にのみ送信を行うよ
うにすることもできる。
【0032】この場合、映像再生装置の映像音声データ
を記録する記録手段は、例えば、バッテリーバックアッ
プされるメモリとし、電源オフでも映像音声データが保
存されるように映像再生装置を構成する。このような構
成の映像再生装置は、一旦記録手段に記録された映像音
声データは、ずっと保存され、映像再生手段により繰り
返し再生される。送信装置は、映像再生装置を新たに設
置した場合及び映像再生装置の映像ソフトを変更する場
合等、新たに映像音声データの記録が必要な場合にのみ
送信データを送信する。このような、構成の映像再生シ
ステムは、送信装置を常時動作させる必要がなく、店頭
で一定期間同一の商品説明やコマーシャル等の映像を表
示することを目的とする映像再生装置に対して特に有効
である。
【0033】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、映像再生シス
テムが有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み
取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述して
おく。そして、このプログラムをコンピュータで実行す
ることにより、上記処理がコンピュータで実現される。
コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気
記録装置や半導体メモリ等がある。市場を流通させる場
合には、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memor
y) やフロッピーディスク等の可搬型記録媒体にプログ
ラムを格納して流通させたり、ネットワークを介して接
続されたコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネッ
トワークを通じて他のコンピュータに転送することもで
きる。コンピュータで実行する際には、コンピュータ内
のハードディスク装置等にプログラムを格納しておき、
メインメモリにロードして実行する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の映像再生シ
ステムでは、送信装置で、映像及び音声データを記録媒
体から読み取り、送信先である画像再生装置の識別コー
ドを付加して送信データを生成して送信する。受信した
画像再生装置では、自装置宛のものであれば記録手段に
記録し、記録された映像及び音声データは、映像音声再
生手段によって繰り返し再生される。このため、本発明
の映像再生システムでは、映像ソフトの変更を、送信装
置の記録媒体に記録された映像音声データを更新するだ
けで、容易に実施することができる。また、送信装置1
台に対して複数の映像再生装置を配置することができ、
送信装置の数は最少にすることができる。また送信装置
の送信可能範囲内であれば、どこであっても映像再生装
置を設置することが可能である等、設置場所の確保が容
易である。
【0035】また、本発明の映像再生方法では、送信装
置で記録媒体から映像音声データを読み出し、送出先の
識別コードを付加して送信データを生成し、送信する。
映像再生装置でこの送信データを受信し、自装置宛のも
のであればその映像及び音声データを記録する。記録さ
れた映像及び音声データは、記録が更新されるまで繰り
返し再生され、表示及び音声出力される。このため、本
発明の映像再生方法は、映像再生装置の映像ソフト変更
時、送信装置の記録媒体に記録された映像音声データを
更新すれば、該当する映像再生装置の映像ソフトは、最
新のものに自動的に更新され、ソフト変更の手間がかか
らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である映像再生システム
の構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態である映像再生システム
の設置例である。
【図3】本発明の一実施の形態である映像再生システム
における送信装置のブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態である映像再生システム
における映像再生装置のブロック図である。
【図5】本発明の一実施の形態である映像再生システム
における送信装置の送信タイミングチャートである。
【符号の説明】
100・・・ 送信装置、110・・・ 記録媒体、120・・・
送信データ生成手段、130・・・ 送信手段、140・・・
アンテナ、200・・・ 映像再生装置、210・・・ アンテ
ナ、220・・・ 受信手段、230・・・ 自装置固有の識別
コード(S−ID)、240・・・ 判断手段、250・・・
記録手段、260・・・ 映像音声再生手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録された映像及び音声デー
    タを再生する映像再生システムにおいて、 記録媒体に記録された映像及び音声データを読み出し送
    出先の識別コードを付加して送信データを生成する送信
    データ生成手段と、 前記送信データを微弱な電波に変換した信号を送信する
    送信手段とを備えた送信装置と、 前記送信装置の送出した信号を受信する受信手段と、 前記識別コードにより前記映像及び音声データを保存す
    るか否かを判断し記録処理を行う判断手段と、 前記映像及び音声データを記録する記録手段と、 前記記録手段に記録された映像及び音声データを再生す
    る映像音声再生手段とを備えた映像再生装置と、 から構成されることを特徴とする映像再生システム。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は、登録された識別コード
    と前記受信した信号に含まれる識別コードが一致してい
    るかにより前記映像及び音声データを保存するか否かを
    判断する手段であることを特徴とする請求項1記載の映
    像再生システム。
  3. 【請求項3】 送信装置の前記送信データ生成手段及び
    前記送信手段は、指定された映像再生装置に対して周期
    的に、前記送信データを送信することを特徴とする請求
    項1記載の映像再生システム。
  4. 【請求項4】 送信装置の前記送信データ生成手段及び
    前記送信手段は、映像再生装置の前記記録手段に記録さ
    れた映像及び音声データの更新が必要な場合にのみ処理
    を行うことを特徴とする請求項1記載の映像再生システ
    ム。
  5. 【請求項5】 記録媒体に記録された映像及び音声デー
    タを再生する映像再生システムの映像及び音声データを
    送信する送信装置において、 記録媒体に記録された映像及び音声データを読み出し送
    出先の識別コードを付加して送信データを生成する送信
    データ生成手段と、 前記送信データを微弱な電波に変換した信号を送信する
    送信手段と、 を備えたことを特徴とする送信装置。
  6. 【請求項6】 記録媒体に記録された映像及び音声デー
    タを再生する映像再生システムの映像再生装置におい
    て、 映像及び音声データに識別コードを付加した送信データ
    を送信する送信装置の送出した信号を受信する受信手段
    と、 前記識別コードにより前記映像及び音声データを保存す
    るか否かを判断し記録処理を行う判断手段と、 前記映像及び音声データを記録する記録手段と、 前記記録手段に記録された映像及び音声データを再生す
    る映像音声再生手段と、 を備えたことを特徴とする映像再生装置。
  7. 【請求項7】 記録媒体に記録された映像及び音声デー
    タを送信する送信装置と送信されたデータを受信し記録
    再生する映像再生装置から成る映像再生システムの映像
    再生方法において、 前記送信装置で、 記録媒体に記録された映像及び音声データを読み出し送
    出先の識別コードを付加して送信データを生成し、 前記送信データを微弱な電波に変換した信号を送信し、 前記映像再生装置で、 前記送信装置の送出した信号を受信し、 前記識別コードにより前記映像及び音声データを保存す
    るか否かを判断し、 判断の結果に応じて前記映像及び音声データを記録し、 記録された映像及び音声データを再生する手順とから成
    ることを特徴とする映像再生方法。
  8. 【請求項8】 前記映像再生装置で前記受信信号に含ま
    れる前記映像及び音声データを保存するか否かを判断す
    る手順は、 前記受信した信号に含まれる識別コードと登録された自
    装置の識別コードとを比較し、 一致した場合には前記映像及び音声データを保存すると
    いう判断を行う手順であることを特徴とする請求項7記
    載の映像再生方法。
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