JP2000101918A - 情報送出装置及び情報送出方法 - Google Patents

情報送出装置及び情報送出方法

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JP2000101918A
JP2000101918A JP10266769A JP26676998A JP2000101918A JP 2000101918 A JP2000101918 A JP 2000101918A JP 10266769 A JP10266769 A JP 10266769A JP 26676998 A JP26676998 A JP 26676998A JP 2000101918 A JP2000101918 A JP 2000101918A
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Keizo Nagaishi
敬三 長石
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、簡易な構成で効率良く情報を送出し
得る情報送出装置及び情報送出方法を実現しようとする
ものである。 【解決手段】第1の情報を送出する情報送出装置及び情
報送出方法において、第1の情報の送出中に情報送出時
間が指定されたとき、当該指定されたタイミングでカウ
ントを開始した後、当該カウントの開始に同期して第2
の情報を送出し、カウントの終了に同期して第2の情報
に代えて第1の情報を送出するようにしたことにより、
第1の情報の送出中に、予定時刻の直前に情報送出時間
が指定された場合でも、当該情報送出時間に間に合うよ
うに第2の情報を実時間で送出することができ、かくし
て簡易な構成で効率良く情報を送出し得る情報送出装置
及び情報送出方法を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報送出装置及び情
報送出方法に関し、例えばDVB(Digital Video Broa
dcast )等のディジタル放送システムの送信装置に適用
して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、MPEG2(Moving Picture Exp
ert Group 2)と呼ばれるデータ圧縮符号化方式を用い
て映像データ及び音声データを圧縮符号化して多重化処
理し、これを衛星波を利用して放送するディジタル放送
システムが提案されている。
【0003】このようなディジタル放送システムでは、
圧縮符号化した映像データ及び音声データをそれぞれト
ランスポートストリーム(TS:Transport Stream)と
呼ばれるデータ形式に従って所定単位毎にパケット(以
下、これをTSパケットと呼ぶ)化して多重化処理する
ことにより、1つの回線で複数チャンネル分のテレビジ
ョン番組を放送し得るようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、実際上、こ
れら複数チャンネル分のテレビジョン番組のうち海外の
テレビジョン番組をわが国内の放送局において放送する
場合には、当該海外のテレビジョン番組のうち各スポン
サが提供するCM(Commercial Message)素材をそれぞ
れ国内用のCM素材に置き換えて放送することが要求さ
れる。
【0005】ところが、アメリカ等の海外の放送局で
は、放送直前までCM放送時間帯を販売するようになさ
れており、例えばスポーツ番組の放送途中で人気の高い
選手が出場したことによって、その直後のCM放送時間
帯の購入を望むスポンサの数が増えた場合、当該CM放
送時間帯を延長することになっても複数のスポンサが提
供するCM素材を連続して全て放送する場合がある。
【0006】これに対して、わが国内の放送局では、テ
レビジョン番組ごとにCM放送時間帯が予め設定されて
おり、通常、当該テレビジョン番組の放送日の2日前ま
でに放送局と契約したスポンサがそれぞれCM放送時間
に応じたCM素材を事前に準備しておくようになされて
いる。
【0007】従って、海外のテレビジョン番組をわが国
内の放送局において実時間で放送する場合、当該テレビ
ジョン番組におけるCM放送時間は実際に放送直前にな
らなければ決定しないため、各スポンサは予めどの程度
の素材長のCM素材を用意しておけれは良いのかが分か
らず、この結果、実際の放送開始時に間に合わなくなる
おそれがある。また例え放送開始時に間に合ったとして
も、各スポンサが用意したCM素材の素材長がCM放送
時間よりも短すぎたときには、当該CM放送時間を調整
することが困難になると考えられる。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易な構成で効率良く情報を送出し得る情報送出装
置及び情報送出方法を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、第1の情報を送出する情報送出装
置において、第2の情報を蓄積する情報蓄積手段と、第
1の情報の送出中に情報送出時間が指定されたとき、当
該指定されたタイミングで情報送出時間のみカウントす
るカウント手段と、当該カウント手段によるカウントの
開始に同期して、情報蓄積手段に蓄積された第2の情報
を読み出して送出し、カウント手段によるカウントの終
了に同期して、情報蓄積手段への読み出しを終了すると
共に第1の情報に切り換えて送出する読出送出手段とを
設けるようにした。
【0010】この結果この情報送出装置では、第1の情
報の送出中において、予定時刻の直前に情報送出時間が
指定された場合でも、当該情報送出時間に間に合うよう
に第2の情報を実時間で送出することができる。
【0011】また本発明においては、第1の情報を送出
する情報送出方法において、第1の情報の送出中に情報
送出時間が指定されたとき、当該指定されたタイミング
でカウントを開始した後、当該カウントの開始に同期し
て第2の情報を送出し、カウントの終了に同期して第2
の情報に代えて第1の情報を送出するようにした。
【0012】この結果この情報送出方法では、第1の情
報の送出中において、予定時刻の直前に情報送出時間が
指定された場合でも、当該情報送出時間に間に合うよう
に第2の情報を実時間で送出することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0014】(1)本実施の形態におけるディジタル放
送システムの構成 図1において、1は全体として本発明を適用したディジ
タル放送システムを示し、送信装置2において複数のテ
レビジョン番組分の映像データ及び音声データ等を多重
化し、得られたディジタル放送信号S1を放送衛星(ト
ランスポンダ)3を介して受信装置4に伝送する一方、
受信装置4において受信したディジタル放送信号S1の
中から所望のテレビジョン番組の映像データ及び音声デ
ータ等のTSパケットを抽出し、これらTSパケットに
記録されている映像データ及び音声データ等に基づいて
映像及び音声を表示し又は放音し得るようになされてい
る。
【0015】(2)本実施の形態による送信装置の構成 実際上このディジタル放送システム1の場合、送信装置
2においては、図2に示すように構成された複数のエン
コーダ5A〜5Dがチャンネル数に応じて設けられてい
る。各エンコーダ5A〜5Dは、それぞれテレビジョン
番組を構成する番組素材の映像データDV1〜DV3及び音
声データDA1〜DA3並びにCM素材の映像データDV4
び音声データDA4が供給されると、CM素材管理部6内
の制御部7から送出される制御信号S2に基づいて圧縮
符号化及びTSパケット化等の処理を実行する。
【0016】これにより送信装置2では、多重化部8に
おいて各TSパケットを多重化処理することにより1つ
のトランスポートストリームを形成して変調器9に送出
した後、当該変調器9においてトランスポートストリー
ムを所定方式(例えばQPSK(Quadrature Phase Shi
ft Keying )等)で変調し、このようにして得られた送
信信号をアンテナ10を介してディジタル放送信号S1
として放送衛星3(図1)に向けて送信する。かくして
この送信装置2は、複数チャンネル分のテレビジョン番
組を放送衛星3を介して同時に放送し得るようになされ
ている。
【0017】かかる構成に加えてCM素材管理部6にお
いて、スケジューラ11では、予め各スポンサが用意し
た全てのCM素材について、オペレータによる操作部1
2の操作に応じて、それぞれ素材長(デュレーシヨン)
を各チャンネルごとにタイムスケールが設定されたスケ
ジュールに順次割り当てることにより、スケジュールを
作成するようになされている。
【0018】これに伴いCM素材テープ13には、スケ
ジューラ11において作成されたスケジュールに従って
連続して繋がれた複数のCM素材(以下、これをアンタ
イムCM素材と呼ぶ)の映像データDV4及び音声データ
A4が記録されており、CM送出部14内に読出し可能
な状態で装填されている。
【0019】ここで海外の放送局(図示せず)では、例
えばスポーツ番組を実時間で放送している途中で、予定
されているCM放送開始時の直前にCM放送時間が決定
されたとき、当該決定されたCM放送時間を表す放送決
定信号S3を発信した後、続いて当該CM放送開始時の
約3秒前に同期したタイミングでネットキュー信号S4
を発信するようになされている。
【0020】このように海外の放送局から発信された放
送決定信号S3及びネットキュー信号S4は、例えば電
話回線や無線通信等を介して送信装置2内のCM素材管
理部6に与えられる。この結果、CM素材管理部6で
は、放送決定信号S3に基づくCM放送時間を表示部
(図示せず)に画面表示すると共に、ネットキュー信号
S4に基づく放送開始直前の合図をスピーカ(図示せ
ず)から放音するようになされている。
【0021】このCM素材管理部6において、操作部1
2には複数の操作ボタンが設けられ、当該各操作ボタン
をオペレータが操作することにより、スケジューラ11
において上述のようなスケジュールを作成し得るように
なされている。
【0022】また操作部12には、それぞれ例えば15秒
単位(例えば「1:00」、「1:15」、……、「2:45」、
「3:00」等)で時間が割り当てられた複数のボタン(図
示せず)群からなるCM長さボタン12Aが設けられて
おり、オペレータがCM素材管理部6内の表示部(図示
せず)に画面表示された放送決定信号S3に基づくCM
放送時間を目視確認した後、CM長さボタン12Aの中
から当該CM放送時間に対応するボタンを選択してワン
タッチ操作することにより、操作部12から当該操作結
果としての時間選択信号S5を制御部7に送出するよう
になされている。
【0023】次いで制御部7は、時間選択信号S5に基
づき実際のCM放送時間を決定すると共に、制御信号S
2をエンコーダ5A〜5D及び多重化部9に送出するこ
とにより、現在放送中のテレビジョン番組の番組素材の
映像データDV1〜DV3及び音声データDA1〜DA3をCM
放送開始時からアンタイムCM素材の映像データDV4
び音声データDA4に切り換えて送出させるようになされ
ている。
【0024】また操作部12には、CMテイクボタン1
2Bが設けられ、オペレータはCM素材管理部6内のス
ピーカ(図示せず)からネットキュー信号S4に基づく
音声を聴音したタイミングでCMテイクボタン12Bを
操作することにより、操作部12から制御部7に放送開
始信号S6を送出するようになされている。
【0025】かくして制御部7は、放送開始信号S6を
受けてから約3秒後のCM放送開始時に、CM送出部1
4にデータ送出信号S7を送出する。このCM送出部1
4は、制御部7の制御に応じて、CM素材テープ12に
記録されているアンタイムCM素材の映像データDV4
び音声データDA4を順次読み出して、エンコーダ5Dに
送出するようになされている。
【0026】また制御部7は、タイマ15に2値化信号
からなるトリガ信号S8を送出しており、図3(A)に
示すように、このトリガ信号S8は、放送開始信号S6
を受けてから約3秒後のCM放送開始時t1 に論理
「H」に立ち上がり、CM長さボタン13Aにおいて選
択されたCM放送時間TCMが終了した時点t2 で論理
「L」に立ち下がる。
【0027】このときタイマ15は、トリガ信号S8の
立上り時点(CM放送開始時)t1にカウントを開始
し、トリガ信号S8の立下り時点(CM放送時間TCM
終了した時点)t2 においてタイムアップとなり、この
時点t2 で制御部7にカウント終了信号S9を送出す
る。
【0028】制御部7は、タイマ15からカウント終了
信号S9を受けるタイミングに同期して、制御信号S2
を多重化部9に送出することにより、CM放送時間が終
了した時点t2 において、現在放送中のアンタイムCM
素材の映像データDV4及び音声データDA4を元のテレビ
ジョン番組の番組素材の映像データDV1〜DV3及び音声
データDA1〜DA3に切り換えて送出させる。
【0029】このとき図3(B)に示すように、CM送
出部14においてアンタイムCM素材PCMの素材長T
UTM (例えば4分間)よりも実際のCM放送時間T
CM(例えば3分間)の方が短かった場合、制御部7は表
示部(図示せず)に例えば「オンエアされませんでし
た。」のようなテロップを表示することにより、アンタ
イムCM素材のうち残存するCM素材(その素材長はT
UTM −TCM)がある旨をオペレータに伝えるようになさ
れている。
【0030】一方、CM送出部14においてアンタイム
CM素材の素材長よりも実際のCM放送時間の方が長か
った場合には、制御部7は、アンタイムCM素材の映像
データDV4及び音声データDA4に代えて、例えば「間も
なく再開します。」のような文字列からなる静止画像デ
ータをCM送出部14から送出させることにより、CM
放送時間に空白時間が生じるのを回避し得るようになさ
れている。
【0031】(3)CM素材管理処理手順 ここで海外のテレビジョン番組をわが国の放送局(すな
わち送信装置2)において実時間で放送する場合、当該
テレビジョン番組の放送中において予定時刻の直前にC
M放送時間が決定されたとき、制御部7は当該CM放送
時間に国内用のアンタイムCM素材の映像データDV4
び音声データDA4を送出するための処理を図4に示すC
M素材管理処理手順RT1に従って実行する。
【0032】まず制御部7は、ステップSP0からこの
CM素材管理処理手順RT1に入り、続くステップSP
1において、海外のテレビジョン番組の放送中に予定時
刻の直前にCM放送時間が決定されてその指示が与えら
れると、ステップSP2に進んで、オペレータの操作に
応じて当該CM放送時間に対応するCM長さボタン12
Aが選択され、実際にCM放送時間が決定される。
【0033】続いてステップSP3において、制御部7
は、CM放送開始時の約3秒前に同期したタイミングで
オペレータによってCMテイクボタン12Bが操作され
ると、当該CM放送開始時にCM送出部14からアンタ
イムCM素材の映像データDV4及び音声データDA4を送
出させると同時にタイマ15を起動させる。
【0034】やがてステップSP4において、制御部7
は、タイマ15がタイムアップすることによって上述し
たステップSP2で選択されたCM放送時間が終了した
ことを確認した後、続くステップSP5において実際の
CM放送時間がアンタイムCM素材の素材長よりも短い
か否かを判断する。
【0035】このステップSP5において肯定結果を得
ると、このことは実際のCM放送時間内でアンタイムC
M素材の映像データDV4及び音声データDA4を全て送出
し終えたことを表しており、このとき制御部7はステッ
プSP6に進んで、当該アンタイムCM素材の映像デー
タDV4及び音声データDA4が終了した直後に、例えば
「間もなく再開します。」のような文字列を表す画像デ
ータを送出することによってCM放送時間に空白時間が
生じるのを回避することができる。
【0036】これに対してステップSP5において否定
結果を得ると、このことは実際のCM放送時間とアンタ
イムCM素材の素材長とが一致していたか、又は実際の
CM放送時間内にアンタイムCM素材の一部が放送され
ずに残存しているかを表しており、このとき制御部7は
ステップSP7に進んで、元の海外のテレビジョン番組
に放送内容を切り換えた後、そのままステップSP8に
進んで当該CM素材管理処理手順RT1を終了する。
【0037】(4)本実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、この送信装置2では、海外の放送
局から得られるテレビジョン番組を実時間で放送する場
合、当該放送中に予定されているCM放送時間に放送す
るためのアンタイムCM素材を用意しておき、当該アン
タイムCM素材の映像データDV4及び音声データDA4
CM素材テープ13に記録した後、CM素材管理部6内
で読出し可能な状態に設定しておく。
【0038】ここで現在のテレビジョン番組を放送して
いる海外の放送局において、予定されているCM放送開
始時の直前に実際のCM放送時間が決定されたとき、当
該決定されたCM放送時間が送信装置2に通知される。
【0039】この通知が送信装置2内のCM素材管理部
6に与えられると、オペレータは、実際のCM放送時間
の約3秒前にCM素材管理部6内の制御部7にトリガを
与えることにより、当該CM放送時間の開始時点からタ
イマ15を起動させてカウントを開始させると共に、当
該タイマ15のカウントの開始に同期して、CM素材テ
ープ13からアンタイムCM素材の映像データDV4及び
音声データDA4を読み出した後、現在放送中のテレビジ
ョン番組の番組素材の映像データDV1〜DV3及び音声デ
ータDA1〜DA3に代えて実時間でエンコーダ5Dに送出
させる。
【0040】このCM放送時間の終了時点でタイマ15
がカウントを終了(すなわちタイムアップ)すると、制
御部7は、CM素材テープ13からアンタイムCM素材
の映像データDV4及び音声データDA4を読み出してエン
コーダ5Dに送出するのを終了すると共に、多重化部8
において元のテレビジョン番組の番組素材の映像データ
V1〜DV3及び音声データDA1〜DA3に切り換えて送出
する。
【0041】このようにして送信装置2では、海外のテ
レビジョン番組の放送中において、予定されているCM
放送開始時の直前に実際のCM放送時間が決定された場
合でも、当該CM放送時間に間に合うように国内用のア
ンタイムCM素材を実時間で放送することができる。
【0042】以上の構成によれば、この送信装置2にお
いて、海外のテレビジョン番組を実時間で放送する際
に、予め複数のCM素材が連続して繋げられたアンタイ
ムCM素材の映像データDV4及び音声データDA4をCM
素材テープ13に記録しておき、その放送中に予定され
ているCM放送開始時の直前に実際のCM放送時間が決
定されたとき、当該決定されたCM放送時間の開始時点
に同期してCM素材テープ13からアンタイムCM素材
の映像データDV4及び音声データDA4を読み出して当該
アンタイムCM素材を放送した後、当該CM放送時間の
終了時点に同期して元の放送内容に切り換えるようにし
たことにより、予定時刻の直前にCM放送時間が決定し
た場合であっても実時間で当該CM放送時間に間に合う
ようにアンタイムCM素材を放送することができ、かく
して簡易な構成で効率良く情報を送出し得る送信装置2
を実現することができる。
【0043】(5)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、第2の情報としての
アンタイムCM素材を、それぞれ15秒単位で時間が割り
当てられた複数のCM素材から構成するようにした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、当該アンタ
イムCM素材が所定の素材長を有すれば、各CM素材の
素材長は15秒でなくとも、5秒、10秒、20秒及び30秒等
種々の時間に設定するようにしても良い。この場合、各
CM素材を素材長が長いものを先になるように配列して
おけば、CM放送時間の終了時点におけるCM素材が放
送中断となるのを回避し易くなる。
【0044】また上述の実施の形態においては、所定の
時間単位でそれぞれ時間が割り当てられた複数の操作子
からなるCM長さボタン12Aのうち、CM放送時間に
対応する操作子が操作されたとき、タイマ15をCM放
送時間のみカウントさせる操作手段として、操作部12
及び制御部7を適用した場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、CM放送時間が指定されたときにワン
タッチでタイマ15のカウント時間をCM放送時間に対
応して瞬時に設定し得るものであれば、操作手段として
は、この他種々の構成を広く適用できる。
【0045】さらに上述の実施の形態においては、第2
の情報としてのアンタイムCM素材を蓄積する素材蓄積
手段として、CM素材テープ13を適用した場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、磁気ディスクや光
磁気ディスク等の種々の素材蓄積手段を広く適用するこ
とができる。
【0046】さらに上述の実施の形態においては、海外
から供給される第1の情報としてのテレビジョン番組の
番組素材について、その映像データDV1〜DV3及び音声
データDA1〜DA3の送出中に外部から所定のCM放送時
間(情報送出時間)が指定されたとき、当該指定された
タイミングでCM放送時間のみカウントするカウント手
段としてタイマ15及び制御部7を適用した場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、要は指定されたタ
イミングでCM放送時間のみカウントすることができれ
ばカウント手段としてはその他種々のものを広く適用す
ることができる。
【0047】さらに上述の実施の形態においては、タイ
マ15によるカウントの開始に同期して、CM素材テー
プ13に蓄積されているアンタイムCM素材の映像デー
タDV4及び音声データDA4を読み出しながら、当該タイ
マ15によるカウントの終了に同期して、CM素材テー
プ13への読み出しを終了すると共に送出する読出送出
手段を、制御部7及び操作部12から構成するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この
他種々の構成を広く適用することができる。
【0048】さらに上述の実施の形態においては、CM
放送時間の開始時点から終了時点まで、海外のテレビジ
ョン番組の番組素材(第1の情報)の映像データDV1
V3及び音声データDA1〜DA3に代えて、制御部7によ
って読み出されたアンタイムCM素材(第2の情報)の
映像データDV4及び音声データDA4を送出する読出送出
手段として、CM送出部14及び制御部7を適用した場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種
々の構成を広く適用することができる。
【0049】さらに上述の実施の形態においては、読出
送出手段としてのCM送出部14及び制御部7は、アン
タイムCM素材がCM放送時間内に全て読み出されたと
き、当該CM放送時間の残存時間に第3の情報として
「間もなく再開します。」のような文字列からなる静止
画像データを送出するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、要はCM放送時間に空白時
間が生じるのを回避することができれば、当該CM放送
時間の残存時間には種々の第3の情報を送出するように
しても良い。
【0050】さらに上述の実施の形態においては、読出
送出手段としてのCM送出部14及び制御部7は、アン
タイムCM素材がCM放送時間内に全て読み出されなか
ったとき、CM素材テープ13に残存するアンタイムC
M素材がある旨をCM素材管理部6内の表示部(図示せ
ず)に「オンエアされませんでした。」のようなテロッ
プを表示するようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、要はCM素材テープ13に蓄積された
アンタイムCM素材のうち、読み出されなかったアンタ
イムCM素材がある旨をオペレータに通知することがで
きれば、その旨を表示する以外にも、任意の音声を発生
するようにしても良い。
【0051】この場合、CM素材テープ13に蓄積され
たアンタイムCM素材のうち、読み出されなかったアン
タイムCM素材について、その個数及び又は各素材長を
リストとして表示するようにしても良い。
【0052】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、第1の情
報を送出する情報送出装置において、第2の情報を蓄積
する情報蓄積手段と、第1の情報の送出中に情報送出時
間が指定されたとき、当該指定されたタイミングで情報
送出時間のみカウントするカウント手段と、当該カウン
ト手段によるカウントの開始に同期して、情報蓄積手段
に蓄積された第2の情報を読み出して送出し、カウント
手段によるカウントの終了に同期して、情報蓄積手段へ
の読み出しを終了すると共に第1の情報に切り換えて送
出する読出送出手段とを設けたことにより、第1の情報
の送出中に、予定時刻の直前に情報送出時間が指定され
た場合でも、当該情報送出時間に間に合うように第2の
情報を実時間で送出することができ、かくして簡易な構
成で効率良く情報を送出し得る情報送出装置を実現でき
る。
【0053】また本発明によれば、第1の情報を送出す
る情報送出方法において、第1の情報の送出中に情報送
出時間が指定されたとき、当該指定されたタイミングで
カウントを開始した後、当該カウントの開始に同期して
第2の情報を送出し、カウントの終了に同期して第2の
情報に代えて第1の情報を送出するようにしたことによ
り、第1の情報の送出中に、予定時刻の直前に情報送出
時間が指定された場合でも、当該情報送出時間に間に合
うように第2の情報を実時間で送出することができ、か
くして簡易な構成で効率良く情報を送出し得る情報送出
方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるディジタル放送システムの
構成を示す略線図である。
【図2】図1に示す送信装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】CM放送時間とアンタイムCM素材との関係の
説明に供するタイミングチャートである。
【図4】CM素材管理処理手順の説明に供するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1……ディジタル放送システム、2……送信装置、3…
…トランスポンダ、4……受信装置、5A〜5D……エ
ンコーダ、6……CM素材管理部、7……制御部、8…
…多重化部、9……変調器、10……アンテナ、11…
…スケジューラ、12……操作部、12A……CM長さ
ボタン、12B……CMテイクボタン、13……CM素
材テープ、14……CM送出部、15……タイマ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/081

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の情報を送出する情報送出装置におい
    て、 第2の情報を蓄積する情報蓄積手段と、 上記第1の情報の送出中に情報送出時間が指定されたと
    き、当該指定されたタイミングで上記情報送出時間のみ
    カウントするカウント手段と、 上記カウント手段によるカウントの開始に同期して、上
    記情報蓄積手段に蓄積された上記第2の情報を読み出し
    て送出し、上記カウント手段によるカウントの終了に同
    期して、上記情報蓄積手段への上記読み出しを終了する
    と共に上記第1の情報に切り換えて送出する読出送出手
    段とを具えることを特徴とする情報送出装置。
  2. 【請求項2】所定の時間単位でそれぞれ時間が割り当て
    られた複数の操作子を有し、当該各操作子のうち上記情
    報送出時間に対応する上記操作子が操作されたとき、上
    記カウント手段を上記情報送出時間のみカウントさせる
    操作手段を具えることを特徴とする請求項1に記載の情
    報送出装置。
  3. 【請求項3】上記読出送出手段は、 上記第2の情報が上記情報送出時間内に全て読み出され
    たとき、当該情報送出時間の残存時間に第3の情報を送
    出することを特徴とする請求項1に記載の情報送出装
    置。
  4. 【請求項4】上記読出送出手段は、 上記第2の情報が上記情報送出時間内に全て読み出され
    なかったとき、上記情報蓄積手段に上記読み出されなか
    った第2の情報が存在する旨を通知することを特徴とす
    る請求項1に記載の情報送出装置。
  5. 【請求項5】第1の情報を送出する素材送出方法におい
    て、 上記第1の情報の送出中に情報送出時間が指定されたと
    き、当該指定されたタイミングでカウントを開始する第
    1のステツプと、 上記カウントの開始に同期して第2の情報を送出し、上
    記カウントの終了に同期して上記第2の情報に代えて上
    記第1の情報を送出する第2のステツプとを具えること
    を特徴とする情報送出方法。
  6. 【請求項6】上記第2のステツプでは、 上記第2の情報が上記情報送出時間内に全て送出された
    とき、当該情報送出時間の残存時間に第3の情報を送出
    することを特徴とする請求項5に記載の情報送出方法。
  7. 【請求項7】上記第2のステツプでは、 上記第2の情報が上記情報送出時間内に全て送出されな
    かったとき、当該送出されなかった第2の情報が存在す
    る旨を通知することを特徴とする請求項5に記載の情報
    送出方法。
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